JPH0789619A - 券類処理装置 - Google Patents

券類処理装置

Info

Publication number
JPH0789619A
JPH0789619A JP23695493A JP23695493A JPH0789619A JP H0789619 A JPH0789619 A JP H0789619A JP 23695493 A JP23695493 A JP 23695493A JP 23695493 A JP23695493 A JP 23695493A JP H0789619 A JPH0789619 A JP H0789619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
original
ticket
weight
container
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23695493A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nakao
政弘 中尾
Harumi Tejima
春己 手島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23695493A priority Critical patent/JPH0789619A/ja
Publication of JPH0789619A publication Critical patent/JPH0789619A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ticket-Dispensing Machines (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、原券供給部に積み重ねて収
納される原券が最上部のものに押し当てられる重錘を外
に取り出さずに原券を補給できるとともに、重錘の装填
忘れや紛失が回避できる券類処理装置を提供することに
ある。 【構成】上記原券供給部の容器146 ,150 内に積層して
収納した原券の最上部のものに載置する重錘61と、上記
原券供給部の容器146 ,150 の側壁に形成した上下方向
に沿うガイド溝62と、上記重錘61に突設され上記ガイド
溝62に嵌め込んでスライド自在に係合するガイドピン63
と、上記ガイド溝62の上端から屈曲して連設されたロッ
ク用溝部64と、このロック用溝部64に上記ガイドピン63
が嵌まり込んで係止したときに上記重錘61が立ち上がろ
うとする端部を受け止めるストッパ65とを具備した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、鉄道業務に
使用される自動券売機や自動精算機等に内蔵され、定期
券、普通乗車券、プリペイドカード等の券類を処理する
券類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の券類処理装置として、例えば、
鉄道業務に使用される自動精算機に内蔵されたものが知
られている。この種の券類処理装置は、例えば、普通乗
車券、定期券、プリペイドカード等のように幅の異なる
複数の券類を投入口から投入される。この投入された券
類は、搬送機構により印字記録部に送られ、磁気ヘッド
による磁気情報の読み取り、書き込み処理、印字ヘッド
による印字処理等を受けた後、再び投入口を通して返却
される。また、新券の発行もなされる。
【0003】この新券を発行する際に使用する原券、つ
まり、何等情報の印字および記録のされていない券を供
給するための原券供給部が設けられている。そして、原
券供給部に積み重ねて収納された原券を繰出しローラに
よって最下部のものから必要に応じて一枚づつ送り出す
ようになっている。
【0004】ところで、原券供給部に積み重ねて収納さ
れる原券が最下部のものから一枚づつ繰り出されるに従
って積み重ねられた原券の全体が追従的に降下しなけれ
ば、繰出し不良となる。このため、積層した原券の再上
面に重錘を載せ、その積層した原券の全体の円滑的な追
従的降下を促進するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原券供給部
に原券を補給する場合には、券類処理装置の裏面にある
扉を開けて原券供給部の容器内に積み重ねた原券をまと
めて差し込むが、この際、重錘が邪魔になる。そこで、
原券を差し込む前にその重錘を取り出し、原券を装填後
に再度、取り出してあった重錘を載せるようにしてい
た。このため、原券の補給作業が繁雑で面倒である。ま
た、重錘は外に取り出せるため、装填し忘れることが多
く、扉を閉じてから、再度、扉を開けて装填する等の無
駄な作業を招きやすい。また、重錘を装填し忘れたまま
使用することもあり、この場合には券類処理装置の正常
な作動を妨げ、また故障を招きかねない。さらには、外
に取り出した重錘を紛失してしまう虞れもあった。
【0006】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、原券供給部に積み重ねて収納される原
券が最上部のものに押し当てられる重錘を外に取り出さ
ずに原券を補給できるとともに、重錘の装填忘れや紛失
が回避できる券類処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、新券を発行
する際に使用する原券を積み重ねて収納する原券供給部
を有し、この原券供給部に積層して収納した原券を最下
部のものから必要に応じて一枚づつ送り出すようにした
券類処理装置において、上記原券供給部の容器内に積層
して収納した原券の最上部のものに載置する重錘と、上
記容器内で上記重錘を上下方向へ移動自在に案内すると
ともに上記容器と上記重錘との係合状態を維持するガイ
ド手段とを具備した。上記ガイド手段は、上記原券供給
部の容器の側壁に形成した上下方向に沿うガイド溝と、
上記重錘に突設され上記ガイド溝に嵌め込んでスライド
自在に係合するガイドピンとを有する。上記ガイド手段
で上記原券供給部の容器内の上部位置に上記重錘を退避
させた位置においてその重錘を仮止め保持するロック手
段とを具備した。上記ロック手段のロック状態を、上記
原券供給部の容器に原券を補給する供給口を開閉する扉
を閉じたとき、その扉で解除する解除手段を具備した。
また、上記原券供給部の容器内に積層して収納した原券
の最上部のものに載置する重錘と、上記原券供給部の容
器の側壁に形成した上下方向に沿うガイド溝と、上記重
錘に突設され上記ガイド溝に嵌め込んでスライド自在に
係合するガイドピンと、上記ガイド溝の上端から屈曲し
て連設されたロック用溝部と、このロック用溝部に上記
ガイドピンが嵌まり込んで係止したときに上記重錘の端
部を受け止めるストッパとを具備した。また、上記原券
供給部の容器に原券を補給する供給口を開閉する扉と、
上記容器内に積層して収納した原券の最上部のものに載
置する重錘と、上記原券供給部の容器の側壁に形成した
上下方向に沿うガイド溝と、上記重錘に突設され上記ガ
イド溝に嵌め込んでスライド自在に係合するガイドピン
と、上記ガイド溝の上端から上記扉側へ屈曲して連設さ
れたロック用溝部と、このロック用溝部に上記ガイドピ
ンが嵌まり込んで係止したときに上記重錘の端部を受け
止めるストッパと、上記ロック用溝部に上記ガイドピン
が嵌まり込んで係止したときに上記重錘の扉側端縁がそ
の扉を閉じたときに扉に押されて上記ガイドピンが上記
ロック用溝部から外れて上記重錘の下降を自由にするロ
ック解除手段とを具備した。さらに、上記重錘につまみ
部を形成した。
【0008】
【作用】上記各構成によれば、原券供給部に積み重ねて
収納される原券が最上部のものに押し当てられる重錘を
外に取り出さずに原券を補給できるから、重錘の装填忘
れや紛失が回避できる。上記原券供給部の容器内の上部
位置に上記重錘を退避させた位置においてその重錘を仮
止め保持するロック手段を設けたものでは、原券の補給
の際、重錘を上部へ退避させておけるので、その重錘が
邪魔にならない。また、扉でそのロック手段のロックを
解除するようにしたものでは、扉を閉じれば、ロックが
自動的に解除できるので、解除し忘れても、不都合はな
い。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明に係る
券類処理装置を交通機関の駅業務において使用される自
動精算機に組み込んだ実施例について詳細に説明する。
図1に示すように、自動精算機は筐体10を備え、この筐
体10内には、硬貨や紙幣等を扱う紙幣処理装置12と、普
通乗車券(エドモンソン券)、定期乗車券、プリペイド
カード等の券類を扱う券類処理装置14が収納されてい
る。
【0010】筐体10の前面には、接客部15が設けられて
いる。この接客部15は、利用客に対して不足金額等の案
内表示や操作指示等を行なう表示部16と、使用路線ある
いは乗継ぎ経路等の情報を入力するための多数の操作キ
ー17aを有する操作部17と、を有している。また、接客
部15において操作部17の下方には、硬貨投入口18、紙幣
投入口19、および普通乗車券、定期乗車券、プリペイド
カード等の投入/返却口22が設けられている。
【0011】なお、普通乗車券、定期乗車券、プリペイ
ドカードは、所定の情報が印字された表面と、対応する
情報が磁気的に記録された磁気コーティングが施されて
いる裏面との、それぞれを有している。普通乗車券の場
合、例えば、発券駅名、発行日、料金等が印字および記
録され、定期乗車券の場合、乗車区間、有効期限、使用
者の性別、年齢等が印字および記録される。更に、プリ
ペイドカードの場合には、残高が2進法のコードに変換
されて磁気的に記録されている。また、定期乗車券およ
びプリペイドカードの長手方向の長さ(第1の長さ)は
ほぼ等しいとともに、普通乗車券の長手方向の長さ(第
2の長さ)よりも長く形成されている。そして、これら
定期乗車券およびプリペイドカードは、この発明におけ
る第1の券類に相当し、普通乗車券は、第2の券類に相
当している。
【0012】次に、自動精算機における券類処理装置14
について説明する。まず、図2に示す全体の構成につい
て概略的に説明すると、券類処理装置14は後述する種々
の機構を収容したハウジング20を備え、このハウジング
20は自動精算機の筐体10内にレール部23を介して支持さ
れ、後述する扉を開くことにより自動精算機の後部から
引出し可能となっている。
【0013】券類の投入/返却口22には、この投入/返
却口22への券類の投入および返却をガイドする投入ガイ
ド24が設けられている。この投入ガイド24は、自動精算
機の筐体10を貫通して外方へ突き出している。投入/返
却口22に隣接して、整位部26が設けられ、この整位部26
は、投入/返却口22を通して投入された券類を装置内に
取り込んで所定の位置に整位するとともに、処理の終了
した複数枚の券類を返却する際、これらの券類を重ね合
わせて投入/返却口22に返却する。
【0014】投入/返却口22に投入された券類を整位部
26に取り込むため、その間には、ローラ84aに掛け渡さ
れたベルト84bとこれに転接するローラ84cとからなる
取込み部85が設けられている。投入/返却口22には投入
された券類を検出する第1および第2の投入センサ67、
68、69が設けられている。そして、これらはそれぞれ光
学センサで構成されていて、券類の搬入状態を検知する
ようになっている。
【0015】ハウジング20内には、整位部26に続いて、
プリペイドカードに対して使用残高の目安を示す穴を開
けるパンチ部28、および記録印字部30が順に設けられて
いる。記録印字部30は、投入された券類および後述する
発券部から発券された新しい券類に対して使用残高等の
所定の情報を印字する印字ヘッド32と、券類に対して磁
気情報の読み取りおよび書き込みを行なうコンビネーシ
ョン型の磁気ヘッド34とを備えている。
【0016】印字ヘッド32は、プラテンローラ35に当接
する印字位置とプラテンローラ35から離間する開放位置
との間を移動自在に設けられ、通常、図示しないばねに
より開放位置に付勢されている。そして、印字時には、
ソレノイド36により印字位置へ移動される。
【0017】印字記録部30に続いて、使用済みの普通乗
車券を回収する廃券回収部38、使用済みの定期乗車券、
プリペイドカードを回収するカード回収部40、複数のカ
ード類が連続して投入された場合において1つのカード
に対する処理を実施している際に残りのカードを一時的
に保留するカード保留部42が並列に設けられている。
【0018】更に、カード保留部42の上方には、新券を
発行する際に使用する原券、つまり、何等情報の印字お
よび記録のされていない券を供給する第1および第2の
原券供給部44、46が設けられている。
【0019】上述した複数の機構部は搬送路50を介して
接続されており、この搬送路50は複数の搬送ガイドおよ
び多数の送りローラ、ガイドローラにより形成されてい
る。印字記録部30と、廃券回収部38、カード回収部40、
カード保留部42との間には搬送路を切換える切換えゲー
ト51、52、53が設けられている。そして、印字記録部30
を通過した券類は、切換えゲート51で搬送方向が切換え
られた後、更に、切換えゲート52により種類に応じて廃
券回収部38あるいはカード収容部40に振り分けられる。
また、印字記録部30とカード保留部42との間にはカード
反転部54が設けられている。カードの裏面(磁気面)に
印字する際、印字記録部30を通過したカードは切換えゲ
ート53によりカード反転部54に送られ、ここで反転され
た後、印字記録部へ送られる。
【0020】なお、切換えゲート51、52、53は、ソレノ
イド55 56 によって駆動される。また、図2において、
参照符号58は、整位部26、パンチ部28、印字記録部30、
廃券回収部38およびカード収容部40に付随する送りロー
ラを駆動するための可逆回転型の第1の駆動モータを示
し、参照符号60は、カード保留部42、第1および第2の
原券供給部44、46に付随する送りローラを駆動するため
の可逆回転型の第2の駆動モータを示している。
【0021】次に、この発明の要部である第1および第
2の原券供給部44、46の構成について詳細に説明する。
図3および図4に示すように、第1の原券供給部44の上
方に第2の原券供給部46が配置されており、これらは略
同様な構成となっている。
【0022】第1の原券供給部44は、多数の原券を上下
に積み重ねた積層状態で収容する第1の容器(ホッパ)
146 を有し、この第1の容器146 の下方には上下に移動
自在に設けられた送り出しローラ147 とを備えている。
この送り出しローラ147 は、原券を送り出すとき、ソレ
ノイド148 により、第1の容器146 の底に設けられた図
示しない開口を通じて、第1の容器146 内の最下部の原
券に当接する位置に上昇移動される。また、第1の容器
146 の原券出口部145 には、原券1枚の厚さよりも多少
広く、かつ原券2枚分の厚さよりも狭く形成され、1枚
の原券のみが通過出来るように形成されている。そし
て、送り出しローラ147 により第1の容器146 から送り
出された原券は、一対の取出しローラ149 により印字記
録部30に送られる。
【0023】また、第2の原券供給部46は、原券を収容
した第2の容器150 、送り出しローラ151 、送り出しロ
ーラを移動させるソレノイド152 、および一対の取出し
ローラ153 を備え、第1の原券供給部44と同様に構成さ
れている。
【0024】各容器146 、150 の後ろ側はそれぞれ開口
されており、1枚の扉80を開くことにより容器146 、15
0 の後ろ側を同時に開放できる。そして、後述するよう
に容器146 、150 に積み重ねた原券を差し込んで収納さ
せることができる。なお、扉80はヒンジ81によって筐体
10に枢着されている。また、扉80には取手83が設けられ
ている。
【0025】さらに、各容器146 ,150 に上下に積み重
ねて収納される原券が最下部のものから一枚づつ繰り出
されるに従ってその積層した原券全体が追従的に降下促
進するため、積層して収納した原券の最上部のものに載
置する重錘61が設けられている。この重錘61は比較的厚
い板状の部材によって比較的重いものとして形成されて
いる。
【0026】また、容器146 ,150 の左右の側壁には上
下方向へ直線的に沿うガイド溝62が同じようにそれぞれ
形成されている。上記重錘61の左右縁部には上記ガイド
溝62に嵌め込んでスライド自在に係合するガイドピン63
が設けられている。このため、重錘61はそのガイド溝62
にガイドピン63を沿わして上下方向へ移動自在である。
【0027】上記ガイド溝62の上端には上記扉80側へ屈
曲するロック用溝部64が連設されている。また、ガイド
ピン63は重錘61の前後方向の重心位置より上記扉80側へ
位置するように後方へ偏って設けられている。このた
め、ロック用溝部64にガイドピン63を嵌め込んで支えれ
ば、重錘61は前端側が下がり、後端側が持ち上がるよう
になる。そして、重錘61の後端側部分の上端面が容器14
6 ,150 側に設けたストッパ65に当たり係止し、重錘61
は略水平な状態に保持される。
【0028】つまり、上記原券供給部44、46の容器146
,150 内の上部位置に上記重錘61を退避させた位置に
おいてその重錘61を仮止め保持するロック手段を構成し
ている。このように重錘61を仮止め保持しておけば、容
器146 ,150 内に積み重ねた原券を差し込んで収納させ
る際にその重錘61が邪魔にならない。
【0029】また、図4で示すように、重錘61の扉側端
部には、例えば切欠き孔や凹部によって形成したつまみ
部67を設ける。これにより重錘61の取り扱え操作が容易
かつ確実に行うことができる。
【0030】なお、第1の原券供給部44側のストッパ65
は、第2の原券供給部46の容器150の底板を立ち下げ延
出してその下端により形成し、第2の原券供給部46側の
ストッパ65は、容器150 または筐体10の部材の一部を利
用して形成されている。そして、回動しようとする重錘
61の端部を上側から押さえてその重錘61の回動を阻止す
る。
【0031】また、上記原券供給部44、46の容器146 ,
150 内の上部位置に上記重錘61を退避させた位置におい
てその重錘61を仮止め保持した状態では、その重錘61の
後端は、閉めた扉80の内面位置よりもロック用溝部64の
長さ以上に後方へ突出している。このため、扉80を開か
なければ、重錘61を仮止め保持できない。また、扉80を
閉じれば、重錘61はその扉で押し込まれ、その仮止めロ
ック状態が解除される。扉10を閉じれば、あらかじめ仮
止めロック状態を解除しておかなくても、そのロック状
態は自動的に解除され、重錘61は容器146 ,150 内で自
由に降下できる状態になる。
【0032】ところで、上記構成においてはロック用溝
部64は上記ガイド溝62の上端から扉80側へ屈曲するが、
逆に向きに屈曲して連設してもよい。もっとも、この場
合には上述したような扉10を閉じたときのロック状態の
解除はできない。また、ガイドピン63とこれを嵌め込む
ロック用溝部64との関係を、重錘61に固定したガイドピ
ン63が回転できない形状にすれば、ストッパ65は必ずし
も必要でない。
【0033】図2において、参照符号154 、155 は、第
1および第2の容器146 、150 から取り出された原券を
検出する原券検知センサを、参照符号156 は、印字操作
時に原券を含む券類の先端を検知するタイミングセンサ
をそれぞれ示している。
【0034】図5に示すように、自動精算機14の制御系
は主制御部としてのCPU160 を備えている。CPU16
0 には入力インターフェース162 を介して、操作部17の
操作キー17a、投入/返却口22に設けられた第1ないし
第3の投入センサ67、68、69、位置センサ91、原券検知
センサ154 、155 およびタイミングセンサ156 や図示し
ない圧力スイッチ85が接続されている。
【0035】また、CPU160 には、出力インターフェ
ース164 を介して、メカコントローラ165 、印字コント
ローラ167 、操作コントローラ171 が接続されている。
入力コントローラ165 には第1および第2の駆動モータ
58、60、パンチ部28、およびソレノイド36、55、56、14
8 、152 が接続されている。印字コントローラ167 に
は、印字アンプ166 を介して印字ヘッド32が接続され、
操作コントローラ173 には、アンプ172 を介して磁気ヘ
ッド34が接続されている。
【0036】更に、CPU160 には入出力インターフェ
ース170 が接続され、この入出力インターフェース170
には磁気コントローラ173 およびアンプ172 を介して磁
気ヘッド34が接続されている。入出力インターフェース
170 には操作コントローラ171 、操作アンプ168 を介し
て表示部16が接続されている。
【0037】次に、以上のように構成された券類処理装
置14の動作について説明する。まず、券類として例えば
乗越し普通乗車券が投入/返却口22に投入され、第1の
投入センサ67により検出されると、図示しないソレノイ
ドにより図示しない搬送路遮断シャッタが挙げられて搬
送路が開放される。同時に、第1および第2のの駆動モ
ータ58、60が作動され、ベルト84bとこれに転接するロ
ーラ84cとからなる取込み部85を通じて整位部26の送り
ローラやベルト、その他の搬送用部材により取り込まれ
て整位される。つまり、普通乗車券は取込み部84のベル
ト84bとこれに転接するローラ84cの間に挟持され、整
位部26内に取り込まれる。その後、第1および第3の投
入センサ67、69により同時に普通乗車券が検出される
と、CPU160 により正規の普通乗車券であることが判
別され、普通乗車券は整位部26のガイド側板80および整
位板90により整位された後、パンチ部28へ送られる。
【0038】また、仮に、普通乗車券が横向き、つま
り、長手方向が挿入方向と直交する方向に向いた状態
で、投入/返却口22に投入された場合、この普通乗車券
は第1および第2の投入センサ67、68によって検出され
るため、一旦整位部26側に取り込まれるが、その後、挿
入方向の長さが短いために、普通乗車券が第1および第
3の投入センサ67、69によって同時に検出されることは
ない。そのため、CPU160 は、普通乗車券が正規の向
きに挿入されていないことを判別し、第1の駆動モータ
58を反転させて普通乗車券を投入/返却口22から返却す
る。
【0039】従って、ガイド溝63に合わせて正しい向き
に投入された普通乗車券のみが自動精算機14内に取り込
まれパンチ部28へ送られる。また、投入/返却口22には
厚さ規制機構70が設けられているため、一枚の普通乗車
券のみが投入可能であり、複数枚の普通乗車券が重ねて
投入された場合には、厚さ規制機構によりその投入が防
止される。
【0040】取り込まれた普通乗車券は、ベルトと従動
ローラ89との間に挟持されてパンチ部28へ送られる。そ
の際、普通乗車券は、整位部26の整位板とにより普通乗
車券の長手方向が搬送方向と一致するように整位され
る。なお、整位板の位置は位置センサにより常に監視さ
れており、整位板が整位位置にある場合、CPU160 は
整位部26を通過する券類が普通乗車券であることを検知
する。そして、CPU160 は、位置センサに基づく検出
結果と、第1ないし第3の投入センサ67、68、69による
検出結果とを比較し、これらの検出結果が相違している
場合には、例えば、第1ないし第3の投入センサにより
カードの挿入が検出されたにも拘らず、位置センサから
の信号に基づいて整位板が整位位置にあることが検出さ
れた場合、第1の駆動モータ58を反転し、取り込まれた
券類を投入/返却口22に返却する。
【0041】そして、普通乗車券は、パンチ部28を通過
した後に印字記録部30に送られる。ここで、磁気ヘッド
34により普通乗車券から運賃、乗車駅名等が読み取ら
れ、読み取られた情報はCPU160 へ送られる。CPU
160 は入力された情報から精算金額を算出し、その算出
結果を表示部16に表示する。また、普通乗車券は、切換
えゲート51、52により搬送路が切換えられ廃券回収部38
に回収される。
【0042】上述した精算金額を精算するために投入ガ
イド24を介してプリペイドカードが投入され、第1およ
び第2の投入センサ67、68により検出されると、搬送路
遮断シャッタが挙げられて搬送路が開放される。同時
に、第1および第2の駆動モータ58、60が作動され、プ
リペイドカードは取り込みローラ83a、83bに巻回され
たベルト84と従動ローラ85との間に挟持され、整位部26
内に取り込まれる。その後、第1ないし第3の投入セン
サ67、68、69により同時にプリペイドカードが検出され
ると、CPU160 により正規のカードであることが判別
され、プリペイドカードは整位部26のガイド側板により
整位された後パンチ部28へ送られる。整位部26を通る
際、プリペイドカードは一対のガイド側板によりカード
の長手方向が搬送方向と一致するように整位される。こ
の際、整位板はカードにより押上られて回動し搬送路か
ら退避する。
【0043】第1ないし第3の投入センサ67、68、69に
よって同時にカードが検出されない場合、例えば、正規
のカードよりも長さの小さいカードが投入され、第1お
よび第2の投入センサ67、68によってカードが検出され
た後、僅かな時間経過後に第3のの投入センサ69のみに
よってカードが検出された場合、CPU160 は投入され
たカードが正規のカードでないと判別し、第1の駆動モ
ータ58を反転させてカードを投入/返却口22から返却す
る。また、第1ないし第3の投入センサ67、68、69によ
る検出結果と位置センサ91の検出結果とが異なる場合
も、投入された券類は返却される。
【0044】なお、投入/返却口22には厚さ規制機構70
が設けられているため、一枚のプリペイドカードのみが
投入可能であり、複数枚の普通乗車券が重ねて投入され
た場合には、厚さ規制機構によりその投入が防止され
る。従って、複数枚のプリペイドカードを投入する場合
には、一枚づつ順番に投入する必要がある。
【0045】また、取り込まれた正規のプリペイドカー
ドは、パンチ部28を通過した後、印字記録部30に送られ
る。この印字記録部30において、磁気ヘッドにより、プ
リペイドカードから磁気情報が読取られる。磁気情報が
正しく読取れた場合、プリペイドカードは切換えゲート
51、53を介してカード保留部42の第1の収容部118 内に
一旦保留される。同時に、読取った磁気情報はCPU16
0 に送られ、次の指令を持つ。
【0046】プリペイドカードから磁気情報が正しく読
取れなかった場合は、第1の駆動モータ58が逆転され、
プリペイドカードは投入/返却口22を介して返却され
る。
【0047】CPU160 から指令信号が出力されると、
第1および第2の駆動モータ58、60が逆転され、カード
保留部42内に保留されていたプリペイドカードは、印字
記録部30へ送られる。プリペイドカードに所定の情報の
印字が必要な場合、つまり、精算後の残高等を印字する
場合、印刷開始タイミングを取る為のタイミングセンサ
ー156 によりプリペイドカードの先端が検出された後、
一定時間経過後、印字ヘッド動作用のソレノイド36がO
Nされる。それにより、プラテンローラ35に印字ヘッド
32を押付けながら所定の情報がプリペイドカードに印字
される。印字終了後、ソレノイド36がOFFにされ、印
字ヘッド32がプラテンローラ35から開放される。
【0048】その後、第1の駆動モータ58が逆転(すな
わち正転)され、プリペイドカードは磁気ヘッド34へ送
り込まれ、磁気情報、例えば残高の書き替えが行なわれ
る。書換え終了後、再度第1の駆動モータ58が逆転さ
れ、プリペイドカードは再び磁気ヘッド34へ送られる。
そして、磁気ヘッド34により、書替えた磁気情報が読取
られ、正しく書替えられたかどうかをチェックする。磁
気情報が正しく書替えられていた場合、プリペイドカー
ドはそのままパンチ部28へ送られる。残高等の目安を示
す穴を開ける必要がある場合、プリペイドカードが所定
の位置に到達した時点で第1の駆動モータ58が一旦停止
され、パンチ部28のソレノイド180 をONすることによ
りプリペイドカードの所定位置に穴明が行われる。
【0049】穴明終了後、パンチ穴が正しく開けられて
いるかをチェックするため、第1の駆動モータ58を正転
方向に回転させることにより、プリペイドカードは磁気
ヘッド34に送られ、磁気ヘッドによりパンチ穴の正誤チ
ェックが行なわれる。パンチ穴が正しく開けられている
場合は、第1の駆動モータ58が逆転され、プリペイドカ
ードは投入/返却口22を介して返却される。
【0050】前述した様に、プリペイドカードの書替え
られた磁気情報をチェックした結果、誤って書替えられ
た等で正しく読取られなかった場合、プリペイドカード
は再び磁気ヘッド58へ送り込まれ再度磁気情報の書替え
及び読取チェックが行われる。この場合、磁気情報の書
替は行なわず、読取だけでも良い。すなわち、磁気ヘッ
ド58は単一のため、磁気情報の書込みと読取りは磁気ヘ
ッドに対して双方向で行る。そのため、読取ミスの発生
確率が高い場合もあるので、再度のチャックを行なう。
再度の読取チェックの結果、磁気情報を正しく読めなか
った場合、プリペイドはカード回収部40へ送り込まれ回
収される。また、パンチ穴のチェック時にエラーが発生
した場合も同様に、プリペイドカードはカード回収部40
に回収される。
【0051】前述した一連のカード処理動作は処理され
るカードが一枚の場合を示したが、複数枚のカードが連
続して投入された場合には以下の処理がなされる。例え
ば二枚のプリペイドカードが連続して投入された場合、
最初に挿入されたプリペイドカードがカード保留部42に
保留され、その後、二枚のプリペイドカードの投入が受
付けられる。つまり、最初に投入されたプリペイドカー
ドが印字記録部30にて磁気情報が読み取られカード保留
部42のに到達するまでの間は、投入/返却口22に他のカ
ードを挿入しても取り込まれることなく無視される。そ
して、最初のプリペイドカードの収容後、二枚目のプリ
ペイドカードは券類処理装置内に取り込まれ、印字記録
部30にて磁気情報が読み取られた後、カード保留部42に
収容される。
【0052】その後、CPU160 からの指示信号に従
い、後から入れたプリペイドカードがカード保留部42か
ら先に取り出され、上述したカード一枚の場合と同様の
処理がなされる。但し、処理の終了した一枚目のプリペ
イドカードは、二枚目のプリペイドカード(すなわち、
先に投入したプリペイドカード)の処理が終了するま
で、保留機構92により整位部26に保留される。そして、
2枚目のプリペイドカードは、カード保留部42から取り
出され、上記と同様の所定の処理が施された後整位部26
に送られ、図9に示すように、整位部26に保留されてい
る一枚目のプリペイドカード上に重ねられる。二枚のプ
リペイドカードが重なった時点で保留機構92の回動板94
が解除位置に回動され、これらのプリペイドカードは重
なった状態で一括して投入/返却口22へ返却される。
【0053】なお、三枚のカードを処理する場合、二枚
迄はカード保留部42に保留され、三枚目のカードは磁気
情報の読取終了時点で搬送路上に停止される。そして、
CPU160 からの指令信号に従い、各カードについて上
述した処理が行なわれる。この場合、最後に投入された
カードから順に処理され、整位部26に三枚重ね合わせた
状態に保留された後、三枚同時に投入/返却口22に一括
返却される。
【0054】次に、カード発行動作について説明する。
カード発行は新規に発行する場合と、カード処理時の磁
気情報書込み不良およびパンチ穴開不良の際に自動再発
行する場合等があるが、発行動作自身は同一である。
【0055】すなわち、CPU160 からの発券指令に応
じて第1および第2の駆動モータ58、60が駆動されると
ともに、例えば、第1の原券供給部44のソレノイド148
が励磁される。すると、送り出しローラ147 により第1
の容器146 から一枚の原券が送り出され、一対の取出し
ローラ149 により挟持されて搬送される。原券検知セン
サー154 に原券が到達した時点で、ソレノイド148 がO
FFにされ、原券の送り出し動作が停止される。一方、
取出された原券が磁気ヘッド34を通過し、先端がタイミ
ングセンサー156 に到達すると、原券の先端の検出後、
一定時間経過後にソレノイド36が励磁される。それによ
り、プラテンローラ35に印字ヘッド32を押付ながら必要
な目視情報が原券に印字される。
【0056】印字終了後、ソレノイド36がOFFされる
とともに第2の駆動モータ60が停止される。また、第1
の駆動モータ58が逆転され、印字済の原券は磁気ヘッド
34に送り込まれる。そして、磁気ヘッド34により必要な
磁気情報が原券に書込まれ、その後、第1の駆動モータ
58が再度逆転され、書込みされた磁気情報が磁気ヘッド
34により読取られ、正誤がチェックされる。チェック
後、磁気情報が正しい場合には、所定の情報が印字およ
び記録されたカードは投入/返却口22へ送出され、磁気
情報が誤りの場合は、再度読取チェックをした後、更に
誤りの場合はカード回収部40に回収される。
【0057】以上のように構成された券類処理装置の第
1の原券供給部44と第2の原券供給部46において、上記
容器146 、150 内で上記重錘61を上下方向へ移動自在に
案内するとともに上記容器61と上記重錘61との係合状態
を維持するガイド手段を設けたから、原券供給部に積み
重ねて収納される原券が最上部のものに押し当てられる
重錘を外に取り出さずに原券を補給でき、このため、重
錘の装填忘れや紛失が回避できる。
【0058】上記原券供給部44、46の容器146 ,150 内
の上部位置に上記重錘61を退避させた位置においてその
重錘61を仮止め保持するロック手段を構成している。こ
のように重錘61を仮止め保持しておけば、容器146 ,15
0 内に積み重ねた原券を差し込んで収納させる際にその
重錘61が邪魔にならない。また、ロック用溝部64にガイ
ドピン63を嵌め込んで支えれば、重錘61は前端側が下が
り、後端側が持ち上がるようになる。そして、重錘61の
後端側部分の上端面が容器146 ,150 側に設けたストッ
パ65に当たり係止し、重錘61は略水平な状態に保持さ
れ、邪魔になりにくい。
【0059】また、扉80を閉じれば、それでロック手段
のロックを解除するようにしたものでは、扉を閉じるだ
けで、ロックが自動的に解除できるので、解除し忘れて
も、不都合はない。
【0060】また、重錘61の扉80側端部には、例えば切
欠き孔や凹部によって形成したつまみ部67を設ける。こ
れにより重錘61の取り扱え操作が容易かつ確実に行うこ
とができる。
【0061】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲ないで種々変形可能であ
る。この発明は、自動精算機に内蔵される券類処理装置
に限定されることなく、複数種類の券類を扱う他の券類
処理装置にも適用することができる。また、対象とする
券類は、普通乗車券、定期乗車券、プリペイドカードに
限らず、他の券類にも適用できることは言うまでもな
い。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、原券供給部の容器内に積み重ねて収納される原券が
最上部のものに押し当てられる重錘を外に取り出さずに
原券供給部の容器内に原券を補給できるから、重錘の装
填忘れや紛失が回避できる。上記原券供給部の容器内の
上部位置に上記重錘を退避させた位置においてその重錘
を仮止め保持するロック手段を設けたものでは、原券の
補給の際、重錘を上部へ退避させておけるので、その重
錘が邪魔にならない。また、扉でそのロック手段のロッ
クを解除するようにしたものでは、解除を忘れても扉を
閉じれば、ロックが自動的に解除できるので、仮に解除
し忘れても、不都合はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る券類処理装置を内蔵
した自動精算機の外観を示す斜視図。
【図2】上記券類処理装置全体の概略的な構成を示す断
面図。
【図3】上記券類処理装置の原券供給部の構成を示す断
面図。
【図4】図3の線A−Aに沿った断面図。
【図5】上記券類処理装置の制御系を示すブロック図。
【符号の説明】
10…筐体、22…投入/返却口、44、46…原券供給部、61
…重錘、62…ガイド溝、63…ガイドピン、65…ストッ
パ、67…つまみ部、80…扉、146 ,150 …容器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】新券を発行する際に使用する原券を積み重
    ねて収納する原券供給部を有し、この原券供給部の容器
    内に上下に積み重ねて収納した原券を最下部のものから
    必要に応じて一枚ずつ送り出すようにした券類処理装置
    において、 上記原券供給部の容器内に積層して収納した原券の最上
    部のものに載置する重錘と、上記容器内で上記重錘を上
    下方向へ移動自在に案内するとともに上記容器に対して
    上記重錘を所定の係合状態に保持するガイド部とを具備
    したことを特徴とする券類処理装置。
  2. 【請求項2】上記ガイド手段は、上記原券供給部の容器
    の側壁に形成した上下方向に沿うガイド溝と、上記重錘
    に突設され上記ガイド溝に嵌め込んでスライド自在に係
    合するガイドピンとを有することを特徴とする請求項1
    に記載の券類処理装置。
  3. 【請求項3】上記ガイド手段で上記原券供給部の容器内
    の上部に上記重錘を退避させた位置においてその重錘を
    仮止め保持するロック手段とを具備したことを特徴とす
    る請求項1に記載の券類処理装置。
  4. 【請求項4】上記ロック手段のロック状態を、上記原券
    供給部の容器に原券を補給する供給口を開閉する扉を閉
    じたとき、その扉で解除する解除手段を具備したことを
    特徴とする請求項3に記載の券類処理装置。
  5. 【請求項5】新券を発行する際に使用する原券を積み重
    ねて収納する原券供給部を有し、この原券供給部の容器
    内に上下に積み重ねて収納した原券を最下部のものから
    必要に応じて一枚づつ送り出すようにした券類処理装置
    において、 上記原券供給部の容器内に積層して収納した原券の最上
    部のものに載置する重錘と、上記原券供給部の容器の側
    壁に形成した上下方向に沿うガイド溝と、上記重錘に突
    設され上記ガイド溝に嵌め込んでスライド自在に係合す
    るガイドピンと、上記ガイド溝の上端から屈曲して連設
    されたロック用溝部と、このロック用溝部に上記ガイド
    ピンが嵌まり込んで係止したときに上記ガイドピンを中
    心として回動する重錘の端部を受け止めるストッパとを
    具備したことを特徴とする券類処理装置。
  6. 【請求項6】新券を発行する際に使用する原券を積み重
    ねて収納する原券供給部を有し、この原券供給部の容器
    内に上下に積み重ねて収納した原券を最下部のものから
    必要に応じて一枚づつ送り出すようにした券類処理装置
    において、 上記原券供給部の容器に原券を補給する供給口を開閉す
    る扉と、上記容器内に積層して収納した原券の最上部の
    ものに載置する重錘と、上記原券供給部の容器の側壁に
    形成した上下方向に沿うガイド溝と、上記重錘に突設さ
    れ上記ガイド溝に嵌め込んでスライド自在に係合するガ
    イドピンと、上記ガイド溝の上端から上記扉側へ屈曲し
    て連設されたロック用溝部と、このロック用溝部に上記
    ガイドピンが嵌まり込んで係止したときに上記ガイドピ
    ンを中心として回動する重錘の端部を受け止めるストッ
    パと、上記ロック用溝部に上記ガイドピンが嵌まり込ん
    で係止したときに上記重錘の扉側端縁がその扉を閉じた
    ときに扉に押されて上記ガイドピンが上記ロック用溝部
    から外れて上記ガイド溝に位置させ、上記重錘の下降を
    自由にするロック解除手段とを具備したことを特徴とす
    る券類処理装置。
  7. 【請求項7】上記重錘につまみ部を形成したことを特徴
    とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の券類
    処理装置。
JP23695493A 1993-09-22 1993-09-22 券類処理装置 Pending JPH0789619A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23695493A JPH0789619A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 券類処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23695493A JPH0789619A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 券類処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0789619A true JPH0789619A (ja) 1995-04-04

Family

ID=17008227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23695493A Pending JPH0789619A (ja) 1993-09-22 1993-09-22 券類処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789619A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221022A (ja) * 2009-07-06 2009-10-01 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体カセット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009221022A (ja) * 2009-07-06 2009-10-01 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体カセット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0130081B1 (en) Apparatus for dealing with bills
JP2685290B2 (ja) 帳票取扱い装置
JPH0789619A (ja) 券類処理装置
JPH07200887A (ja) 券類処理装置
JPH0773345A (ja) 券類処理装置
JPH0773347A (ja) 券類処理装置
KR20090065950A (ko) 티켓 회수 처리장치
JPH0773348A (ja) 券類処理装置
JP4149206B2 (ja) カード収納カセット及びこれを用いる発券装置、カード確認装置
JPH0773349A (ja) 券類処理装置
JPH0793616A (ja) 券類処理装置
CN210836312U (zh) 一种现金处理设备
JP3044664B2 (ja) 紙幣入出金装置
JP5058650B2 (ja) 券類供給装置
JP2614330B2 (ja) 現金入出金装置
JP2565722Y2 (ja) 紙幣自動支払い装置
JP2615197B2 (ja) 現金入出金装置
JPH0773346A (ja) 券類処理装置
JP2598519B2 (ja) 現金入出金装置の一括収納庫
JPH0239831B2 (ja)
JPH11259731A (ja) 自動取引装置およびその制御方法
JPH0816831A (ja) 券類処理装置
JP2577810B2 (ja) 現金入出金装置
JPH0750383Y2 (ja) シート搬送装置
JPH063490Y2 (ja) シ−ト処理装置