JPH0773347A - 券類処理装置 - Google Patents

券類処理装置

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Publication number
JPH0773347A
JPH0773347A JP5221906A JP22190693A JPH0773347A JP H0773347 A JPH0773347 A JP H0773347A JP 5221906 A JP5221906 A JP 5221906A JP 22190693 A JP22190693 A JP 22190693A JP H0773347 A JPH0773347 A JP H0773347A
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JP
Japan
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magnetic head
ticket
card
roller
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP5221906A
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English (en)
Inventor
Harumi Tejima
春己 手島
Masahiro Nakao
政弘 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明の目的は、搬送速度の変動を生じるこ
となく、長さの異なる複数種類の券類を安定して搬送す
ることのできる券類処理装置を提供することにある。 【構成】カードの搬送方向に沿って磁気ヘッド34の両側
にそれぞれ磁気ヘッドからカードの長さとほぼ等しい第
1の間隔離間した一対の第1の駆動ローラ104 と、カー
ドの搬送方向に沿って磁気ヘッドの両側にそれぞれ磁気
ヘッドから第1の間隔よりも短い第2の間隔離間した一
対の第2の駆動ローラ106 と、が設けられている。磁気
ヘッドにには第3の駆動ローラ102 が転接し、第1の駆
動ローラにはそれぞれ第1の従動ローラ100 が転接し、
また、各第2の駆動ローラは第2の従動ローラ110 が転
接している。そして、第2の従動ローラは、第2の駆動
ローラに転接する搬送位置と第2の駆動ローラから離間
する退避位置との間を移動可能に設けられ、カードを搬
送する際に、退避位置に移動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、鉄道業務に
使用される自動券売機や自動精算機等に内臓され、定期
券、普通乗車券、プリペイドカード等の大きさの異なる
複数種類の券類を処理する券類処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】券類処理装置として、例えば、鉄道業務
に使用される自動精算機に内蔵されたものが知られてい
る。この種の券類処理装置は、券類として、例えば、普
通乗車券、定期券、プリペイドカードを投入可能な投入
口を備えている。投入口を通して挿入された券類は搬送
機構により印字記録部に送られ、磁気ヘッドによる磁気
情報の読み取り、書き込み処理、印字ヘッドによる印字
処理等を受けた後、再び投入口を通して返却される。
【0003】券類を搬送する搬送機構として、回転駆動
される駆動ローラとこれに転接した従動ローラとの間に
券類を挟持して搬送するものが知られている。磁気ヘッ
ドを通して長さの異なる2種類の券類、例えば、プリペ
イドカードとこれよりも短い普通乗車券とを搬送する場
合、これらの券類を確実に搬送できるように、この種の
搬送機構は、磁気ヘッドに転接した駆動ローラと、磁気
ヘッドの一方のサイドに設けられたプリペイドカード搬
送用の駆動ローラおよび普通乗車券搬送用の駆動ローラ
と、を備えている。そして、プリペイドカード搬送用の
駆動ローラは、磁気ヘッドから所定の間隔離間して設け
られているとともに、普通乗車券搬送用の駆動ローラ
は、ピリペイドカード搬送用の駆動ローラと磁気ヘッド
との間に設けられ上記所定の間隔よりも短い間隔だけ磁
気ヘッドから離間して配置される。そして、プリペイド
カード搬送用の駆動ローラおよび普通乗車券搬送用の駆
動ローラにそれぞれ転接して従動ローラが設けられてい
る。また、券類を磁気ヘッドに対して双方向に搬送する
場合には、磁気ヘッドの他方のサイドにも上記と同様の
配置関係をもってプリペイドカード搬送用の駆動ローラ
および普通乗車券搬送用の駆動ローラが配設される。
【0004】例えば、磁気ヘッドによりプリペイドカー
ドに磁気情報を記録する場合、プリペイドカードは、一
方のサイドに設けられたプリペイドカード搬送用の駆動
ローラと従動ローラとの間に挟持され磁気ヘッドに向か
って搬送される。そして、プリペイドカードの先端部
は、普通乗車券搬送用の駆動ローラと従動ローラとの間
を通過した後、磁気ヘッドとこれに転接した駆動ローラ
との間に挟持され、以後この駆動ローラにより搬送され
ながら磁気情報の書き込みが行なわれる。そして、更に
搬送されると、プリペイドカードの先端は磁気ヘッドの
他方のサイドに設けられた普通乗車券搬送用の駆動ロー
ラと従動ローラとの間に侵入した後、磁気ヘッドの他方
のサイドに設けられたプリペイドカード搬送用の駆動ロ
ーラと従動ローラとの間に至る。また、プリペイドカー
ドの後端は、磁気ヘッドの一方のサイドに設けられた普
通乗車券搬送用の駆動ローラと従動ローラとの間を離脱
し、磁気ヘッドに至る。その間、プリペイドカードに対
して、磁気ヘッドによる磁気情報の書き込みが行なわれ
る。プリペイドカードから磁気情報を読み取る場合も上
記と同様の工程で搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように磁気ヘッドにより券類に対して磁気情報の書き込
みあるいは読み取りを行なっている最中に券類の先端部
が他の駆動ローラと従動ローラとの間に侵入する場合、
侵入の際の抵抗により券類の搬送速度が一時的に変動す
る。同様に、磁気情報の書き込みあるいは読み取りを行
なっている最中に、券類の後端部が他の駆動ローラと従
動ローラとの間から離脱する際、券類の搬送速度が変動
する。
【0006】そして、磁気情報の書き込みあるいは読み
取り中に券類の搬送速度が変動すると、磁気情報の書き
込みエラーあるいは読み取りエラーが発生する恐れがあ
る。このようなエラーが生じた場合には、券類に対する
以後の処理が困難となり、券類処理装置の信頼性が低下
する。
【0007】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、搬送速度の変動を生じることなく、長
さの異なる複数種類の券類を安定して搬送することので
きる券類処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る券類処理装置によれば、券類に対し
て磁気情報処理を行なう磁気ヘッドと、搬送方向に沿っ
た第1の長さを有する第1の券類と、上記第1の長さよ
りも短い搬送方向に沿った第2の長さを有する第2の券
類と、を上記磁気ヘッドを通して搬送する搬送手段と、
を備えている。搬送手段は、券類の搬送方向に沿って上
記磁気ヘッドの両側にそれぞれ上記磁気ヘッドから第1
の所定間隔離間して設けられた一対の第1の駆動ローラ
と、券類の搬送方向に沿って上記磁気ヘッドの両側にそ
れぞれ上記磁気ヘッドから上記第1の所定間隔よりも短
い第2の所定間隔離間して設けられた第2の駆動ローラ
と、上記磁気ヘッドに転接した第3の駆動ローラと、そ
れぞれ上記第1の駆動ローラに転接した一対の第1の従
動ローラと、それぞれ上記第2の駆動ローラに転接する
搬送位置と第2の駆動ローラから離間する退避位置との
間を移動可能に設けられた一対の第2の従動ローラと、
上記磁気ヘッドを通して第1の券類が搬送される際に上
記第2の従動ローラを上記退避位置に移動させる切換え
手段と、を有している。そして、上記第1の所定間隔は
上記第1の長さ以下に設定され、上記第2の所定間隔は
上記第2の長さ以下に設定されている。
【0009】また、この発明に係る他の券類処理装置に
よれば、第2の駆動ローラに転接する第2の従動ローラ
は、それぞれ可動ガイドに支持されている。そして、可
動ガイドは、第2の券類をガイドするガイド位置と搬送
路から離間する退避位置との間を移動自在に設けられ、
第2の従動ローラは可動カイドの移動に応じて第2の駆
動ローラに転接、離間される。
【0010】
【作用】上記のように構成された券類処理装置によれ
ば、第1の券類は、第1の駆動ローラと第1の従動ロー
ラとの間に挟持されて磁気ヘッドと第3の駆動ローラと
の間に搬送される。この際、一対の第2の従動ローラは
退避位置に移動される。そのため、第1の券類は、磁気
ヘッドと第3の駆動ローラとの間を通過する間、つま
り、第1の券類に対して磁気ヘッドによる磁気情報処理
が行なわれている間、第2の駆動ローラと第2の従動ロ
ーラとの間に挟持されることなく、かつ、これらのロー
ラの間から離脱することなく、搬送される。
【0011】第2の券類に対して磁気情報処理を行なう
際、第2の従動ローラは第2の駆動ローラに転接する搬
送位置に移動される。そして、第2の券類は、第2の駆
動ローラと第2の従動ローラとの間に挟持されて磁気ヘ
ッドと第3の駆動ローラとの間に搬送される。
【0012】また、この発明によれば、第2の従動ロー
ラは可動カイドに支持されており、第2の券類を搬送す
る際、可動カイドは第2の券類をガイドするガイド位置
に移動さえる。そして、可動カイドの移動に伴い、第2
の従動ローラも第2の駆動ローラに転接する位置に移動
される。
【0013】
【実施例】以下図面を参照しながら、この発明に係る券
類処理装置を交通機関の駅業務において使用される自動
精算機に組み込んだ実施例について詳細に説明する。図
1に示すように、自動精算機は筐体10を備え、この筐体
内には、硬貨や紙幣等を扱う紙幣処理装置12と、普通乗
車券(エドモンソン券)、定期乗車券、プリペイドカー
ド等の券類を扱う券類処理装置14が収納されている。
【0014】筐体10の前面には接客部15が設けられ、こ
の接客部は、利用客に対して不足金額等の案内表示や操
作指示等を行なう表示部16と、使用路線あるいは乗継ぎ
経路等の情報を入力するための多数の操作キー17aを有
する操作部17と、を有している。また、接客部15におい
て操作部17の下方には、硬貨投入口18、紙幣投入口19、
および普通乗車券、定期乗車券、プリペイドカード等の
投入/返却口20が設けられている。
【0015】なお、普通乗車券、定期乗車券、プリペイ
ドカードは、所定の情報が印字された表面と、対応する
情報が磁気的に記録された磁気コーティングが施されて
いる裏面と、それぞれを有している。普通乗車券の場
合、例えば、発券駅名、発行日、料金等が印字および記
録され、定期乗車券の場合、乗車区間、有効期限、使用
者の性別、年齢等が印字および記録される。更に、プリ
ペイドカードの場合には、残高が2進法のコードに変換
されて磁気的に記録されている。また、定期乗車券およ
びプリペイドカードの長手方向の長さ(第1の長さ)は
ほぼ等しいとともに、普通乗車券の長手方向の長さ(第
2の長さ)よりも長く形成されている。そして、これら
定期乗車券およびプリペイドカードはこの発明における
第1の券類に相当し、普通乗車券は第2の券類に相当し
ている。
【0016】次に、自動精算機における券類処理装置14
について説明する。まず、全体の構成について概略的に
説明すると、図2に示すように、券類処理装置14は後述
する種々の機構を収容したハウジング20を備え、このハ
ウジングは自動精算機の筐体10内にレール部23を介して
支持され、自動精算機の後部から引出し可能となってい
る。
【0017】券類の投入/返却口22には、この投入/返
却口への券類の投入および返却をガイドする投入ガイド
24が設けられている。投入ガイド24は、自動精算機の筐
体10を貫通して外方へ突出している。投入/返却口22に
隣接して整位部26が設けられ、この整位部は、投入/返
却口を通して投入された券類を装置内に取り込んで所定
の位置に整位するとともに、処理の終了した複数枚の券
類を返却する際、これらの券類を重ね合わせて返却す
る。
【0018】ハウジング14内には、整位部26に続いて、
プリペイドカードに対して使用残高の目安を示す穴を開
けるパンチ部28、および記録印字部30が順に設けられて
いる。記録印字部30は、投入された券類および後述する
発券部から発券された新しい券類に対して使用残高等の
所定の情報を印字する印字ヘッド32と、券類に対して磁
気情報の読み取りおよび書き込みを行なうコンビネーシ
ョン型の磁気ヘッド34とを備えている。印字ヘッド32
は、プラテンローラ35に当接する印字位置とプラテンロ
ーラから離間する開放位置との間を移動自在に設けら
れ、通常、図示しないばねにより開放位置に付勢されて
いる。そして、印字時には、ソレノイド36により印字位
置へ移動される。
【0019】印字記録部30に続いて、使用済みの普通乗
車券を回収する廃券回収部38、使用済みの定期乗車券、
プリペイドカードを回収するカード回収部40、複数のカ
ード類が連続して投入された場合において1つのカード
に対する処理を実施している際に残りのカードを一時的
に保留するカード保留部42が並列に設けられている。更
に、カード保留部42の上方には、新券を発行する際に使
用する原券、つまり、何等情報の印字および記録のされ
ていない券を供給する第1および第2の原券供給部44、
46が設けられている。
【0020】上述した複数の機構部は搬送路50を介して
接続されており、この搬送路は複数の搬送ガイドおよび
多数の送りローラ、ガイドローラにより形成されてい
る。印字記録部30と、廃券回収部38 カード回収部40、
カード保留部42と、の間には搬送路を切換える切換えゲ
ート51、52、53が設けられている。そして、印字記録部
30を通過した券類は、切換えゲート51で搬送方向が切換
えられた後、更に、切換えゲート52により種類に応じて
廃券回収部38あるいはカード収容部40に振り分けられ
る。また、印字記録部30とカード保留部42との間にはカ
ード反転部54が設けられている。カードの裏面(磁気
面)に印字する際、印字記録部30を通過したカードは切
換えゲート53によりカード反転部54に送られ、ここで反
転された後、印字記録部へ送られる。
【0021】なお、切換えゲート51、52、53は、ソレノ
イド55 56 によって駆動される。また、図2において、
参照符号58は、整位部26、パンチ部28、印字記録部30、
廃券回収部38およびカード収容部40に付随する送りロー
ラを駆動するための可逆回転型の第1の駆動モータを示
し、参照符号60は、カード保留部42、第1および第2の
原券供給部44、46に付随する送りローラを駆動するため
の可逆回転型の第2の駆動モータを示している。
【0022】次に、券類処理装置14の各部の構成につい
て詳細に説明する。図3ないし図5に示すように、投入
/返却口22から延出した投入ガイド24は、ほぼ水平に延
出した矩形状の底壁24aと、底壁の両側縁に立設された
一対のガイド壁24bとを有している。ガイド壁24b間の
幅Cは、プリペイドカードあるいは定期乗車券等のカー
ド62の幅とほぼ等しく形成されている。また、底壁24a
の上面には、片側のガイド壁24bに隣接して位置したガ
イド溝63が形成されている。このガイド溝63は、投入/
返却口22から投入ガイド24の延出端に向かって下方に傾
斜して形成されているとともに、普通乗車券64とほぼ等
しい幅Dに形成されている。なお、底壁24aの上面に
は、使用者にカード62および普通乗車券64の投入位置を
表示するための表示板65a、65bが埋め込まれている。
【0023】カード62を投入する場合には、カードの長
手方向を挿入方向に一致させた状態で、カードを投入ガ
イド24の底壁24a上に沿って挿入する。それにより、カ
ード62が一対のガイド壁24bによりガイドされ投入/返
却口22へ導かれる。また、普通乗車券64を投入する場合
には、普通乗車券の長手方向を挿入方向に一致させた状
態で、普通乗車券をガイド溝63に合わせて挿入する。そ
れにより、普通乗車券64は一方のガイド壁24b側に片寄
せされた状態で投入/返却口22へ導かれる。
【0024】投入ガイド24の基端部には規制板66が固定
され、投入ガイドの底壁24aと所定の間隔を置いて対向
している。そして、これらの規制板66と投入ガイド24と
により所定の厚さ、例えば、約カード2枚分の厚さを有
する投入/返却口22が形成されている。また、図2およ
び図3に示すように、投入/返却口22には投入された券
類を検出する第1および第2の投入センサ67、68が設け
られている。第1の投入センサ67は、ガイド溝63側のガ
イド壁24bに隣接して位置し、第2の投入センサ68は他
方のガイド壁24bに隣接して位置している。また、第1
の投入センサ67から券類の挿入方向下流側に所定距離離
間した位置に、第3の投入センサ69が設けられている。
これら第1ないし第3の投入センサ67、68、69はそれぞ
れ光学センサで構成されている。
【0025】また、投入/返却口22には、投入時に1枚
の券類のみの投入を許容し、返却時には複数枚重なった
券類の返却を許容する厚さ規制機構70が設けられてい
る。図3および図5に示すように、厚さ規制機構70は、
規制板66のほぼ中央にねじ込まれて先端が投入/返却口
22に突出した厚さ規制ねじ71と、投入ガイド24の底壁24
aに回動自在に取り付けられた規制レバー72と、を備え
ている。厚さ規制ねじ71は、規制板66側からねじ込まれ
たロックナット73により所望のねじ込み位置に固定され
ている。
【0026】厚さ規制ねじ71に対向して、底壁24aには
開口74が形成されている。規制レバー72は底壁24aから
延出した支持板75に、枢軸76を介して回動自在に取り付
けられている。規制レバー72の一端部は開口74内に延出
しているとともに、円弧状の規制面72aを有している。
そして、規制レバー72は、開口74を規定している底壁24
aの係止面78に当接する図5に示す規制位置と、規制位
置から図において反時計方向に回動した開放位置との間
を回動可能となっている。規制位置において、規制レバ
ー72の規制面72aは規制ねじ71の先端と対向して位置す
る。そして、規制ねじ71の先端と規制面72aとの間隔
は、規制ねじを調整することにより、カード62一枚分の
厚さとほぼ等しく設定されている。また、規制レバー72
の他端と支持板75との間には引っ張りばね77が架設され
おり、規制レバーは、通常この引っ張りばねにより付勢
されて係止面78に当接し、規制位置に保持されている。
【0027】図5に矢印Eで示すように、投入ガイド24
を介して例えばカード62が挿入された場合、カードの先
端は規制レバー72の規制面72aに当接し、規制レバーを
時計方向に押圧する。しかしながら、規制レバー72は係
止面78により時計方向の回動が規制され、図示の規制位
置に保持される。そのため、投入/返却口22の最小の厚
さは、規制ねじ71の先端と規制レバー72の規制面72aと
によりカード一枚分の厚さに規定されている。従って、
投入時には、一枚のカードの通過のみが許容され、2枚
以上のカードを重ねて投入した場合には、これらのカー
ドの先端が規制ねじ71の先端および規制面72aに衝突し
て挿入が規制される。
【0028】逆に、図5に矢印Fで示すように、投入/
返却口22を通してカード62を返却する際、カードの先端
が規制レバー72の規制面72aに当接すると規制レバーは
引っ張りばね75の付勢力に抗して開放位置方向へ回動す
る。そのため、規制ねじ71の先端と規制面72aとの間
隔、つまり、投入/返却口22の最小厚さが大きくなる。
従って、例えば2枚のカード62が重なって返却される場
合においても、これらのカードは投入/返却口22の通過
することができ、複数枚のカードの一括返却が可能とな
る。
【0029】図2、図6および図7に示すように、整位
部26は、ほぼカード62の幅C分だけ離間して設けられた
一対のガイド側板80、81と、これらのガイド側板間に架
設されたガイド下板82とを有し、これらにより搬送路の
一部が規定されている。また、券類の搬送方向に沿って
離間して位置した一対の取り込みローラ83a、83bが投
入/返却口22に隣接して設けられているとともに、搬送
路の幅方向ほぼ中央に位置している。これらの取り込み
ローラ83a、83bにはベルト84が巻回されていととも
に、ベルト84を介して従動ローラ85がそれぞれ転接して
いる。また、カードの搬送方向に沿って離間した一対の
送りローラ86a、86bが設けられ、それぞれ枢軸を介し
てガイド側板80に回転自在に支持されている。送りロー
ラ86a、86bにはベルト87が巻回されているとともに、
ベルト87を介して従動ローラ89がそれぞれ転接してい
る。そして、一方の送りローラ86aは、取り込みローラ
83bと共通の枢軸により支持されている。また、これら
の送りローラ86a、86bは、搬送路の幅方向中央よりも
ガイド側板80側にずれて配置されている。
【0030】整位部26は、アーム88を介してガイド側板
81に回動自在に取り付けられた整位板90を備えている。
整位板90は、一対の送りローラ86a、86b間に設けら
れ、通常、自重により回動しガイド下板82の上面に当接
した図7に示す整位位置に保持されている。整位位置に
おいて、整位板90は、普通乗車券64の幅Dとほぼ等しい
距離だけ離間してガイド側板80と平行に対向して位置す
る。また、ガイド側板81bには、整位板90の回動位置を
検出する位置センサ91が設けられている。
【0031】投入/返却口22を通して投入された券類
は、ベルト84と従動ローラ85との間に挟持されて搬送路
内に取り込まれ、更に、ベルト87と従動ローラ89との間
に挟持されてパンチ部28へ送られる。その際、普通乗車
券64については、ガイド側板80と整位板90とにより普通
乗車券の長手方向が搬送方向と一致するように整位され
る。また、カード62が投入された場合、このカードは一
対のガイド側板80、81によりカードの長手方向が搬送方
向と一致するように整位される。この際、整位板90はカ
ード62により押上られて回動し搬送路から退避する。
【0032】図8および図9に示すように、整位部26
は、複数枚のカードを一括返却する際にカードを一時的
に保留する保留手段としての保留機構92を備えている。
保留機構92は、ガイド下板82の僅かに下方において枢軸
(枢支部)93の回りで回動自在に配設された回動板94を
備えている。回動板94は、投入/返却口22側の端部を上
方に折曲げて形成されたストッパ部95と、パンチ部28側
の端部により形成されたガイド部96とを有している。そ
して、回動板94は駆動手段としてのソレノイド97に接続
されており、このソレノイドにより、ストッパ部95が搬
送路から退避するとともにガイド部96が搬送路の一部を
規定する図8に示す解除位置と、ストッパ部95が搬送路
内に突出するとともにガイド部96が搬送路から離間する
図9に示す保留位置との間を回動される。
【0033】券類を投入する際、回動板94は解除位置に
保持され、ストッパ部95は搬送路から退避している。そ
のため、券類はストッパ部95により邪魔されることな
く、かつ、ガイド部96によりガイドされてパンチ部28へ
送られる。複数のカードを一括返却する場合、回動板94
はソレノイド97により保留位置に回動され、ストッパ部
95は搬送路内に突出する。そのため、パンチ部28側から
搬送され来たカード62は、その先端がストッパ部95に当
接して停止し、最後のカードが搬送されて来るまでガイ
ド下板82とベルト87との間に保留される。この際、ベル
ト87は保留されているカード62上をスリップして走行す
る。そして、返却される全てのカード62が整位部26に到
達すると、ソレノイド97により回動板94が解除位置に回
動され、ストッパ部95が搬送路から退避する。それによ
り、保留されていた複数枚のカードは、互いに重なった
状態で投入/返却口22から一括返却される。
【0034】図10ないし図11に示すように、印字記
録部30は、カード62の幅とほぼ等しい距離離間して互い
に対向した一対のガイド側板98、99と、ガイド側板98に
固定されたガイド下板100 と、ガイド側板98、99間に架
設されたガイド上板103 と、を備え、これらにより搬送
路の一部を規定している。ガイド下板100 は、普通乗車
券64の幅Dとほぼ等しい幅に形成されている。また、印
字記録部30は、磁気ヘッド34に当接したピンチローラ
(第3の駆動ローラ)102 を備え、搬送方向に沿って磁
気ヘッド34の両側には、一対の第1の駆動ローラ104 が
設けられている。ピンチローラ102 と各第1の駆動ロー
ラ104 との間には、第2の駆動ローラ106が設けられて
いる。これらピンチローラ102 、第1の駆動ローラ104
、第2の駆動ローラ106 は、それぞれ枢軸を介してガ
イド側板98に回転自在に支持されているとともに、搬送
方向に沿って一列に配設されている。ピンチローラ102
あるいは磁気ヘッド34と各第1の駆動ローラ104 との間
隔L1(第1の所定間隔)は、カード62の長さ(第1の
長さ)以下、実施例いおいてはほぼ等しく設定され、ピ
ンチローラ102 あるいは磁気ヘッドと各第2の駆動ロー
ラ106 との間隔L2(第2の所定間隔)は、普通乗車券
64の長さ(第2の長さ)以下、実施例においてはほぼ等
しく設定されている。
【0035】それぞれ第1の駆動ローラ104 に転接した
一対の第1の従動ローラ108 が設けられ、これら第1の
従動ローラは枢軸を介してガイド側板98、99に回転自在
に支持されている。また、それぞれ第2の駆動ローラ10
6 に転接した一対の第2の従動ローラ110 が設けられて
いる。各第2の従動ローラ110 は枢軸を介して可動ガイ
ド板112 に回転自在に取り付けられている。可動ガイド
板112 はアーム114 を介してガイド側板98に回動自在に
支持されているとともに、切換え手段としてのソレノイ
ド116 に接続されている。可動ガイド板110 は、ソレノ
イド116 により、搬送路内に突出するとともにガイド側
板98と平行に対向する図示のガイド位置と、搬送路から
退避する退避位置との間を回動される。ガイド位置にお
いて、可動ガイド板112 は普通乗車券64の幅Dとほぼ等
しい距離だけガイド側板98と離間しているとともに、第
2の従動ローラ110 は第1の駆動ローラ106 に転接する
搬送位置に位置する。また、退避位置において、第2の
従動ローラ110 は搬送路から退避し第2の駆動ローラ10
6 から離間する離間位置に移動される。そして、第1お
よび第2の駆動ローラ104 、106 、ピンチローラ102 、
および第1および第2の従動ローラ100 、110 はこの発
明における搬送手段を構成している。
【0036】例えば、図10における矢印H方向に沿っ
て磁気ヘッド34を通して普通乗車券64を搬送する場合、
各可動ガイド板112 はガイド位置に回動され、各第2の
従動ローラ110 は対応する第2の駆動ローラ106 に転接
する。それにより、普通乗車券64は、第1の駆動ローラ
104 と第1の従動ローラ108 との間、および第2の駆動
ローラ106 と第2の従動ローラ110 との間に挟持されて
磁気ヘッド34とピンチローラ102 との間を搬送される。
この際、普通乗車券64は、ガイド側板98と可動ガイド板
112 とによりガイドされ、磁気ヘッド34に対して所定の
位置を通って搬送される。そして、各第2の駆動ローラ
106 と磁気ヘッド34との間隔L2は普通乗車券の長さを
ほぼ等しく設定されていることから、普通乗車券の先端
部がピンチローラ102 と磁気ヘッド34との間に侵入した
時点で、普通乗車券の後端部は磁気ヘッドの左側に位置
した第2の駆動ローラ106 と第2の従動ローラ110 との
間から離脱する。また、普通乗車券64の先端部は、普通
乗車券の後端がピンチローラ102 と磁気ヘッド34との間
から離脱するまで磁気ヘッドの右側に位置した第2の駆
動ローラ106 と第2の従動ローラ110 との間に侵入しな
い。そのため、普通乗車券64が磁気ヘッド34とピンチロ
ーラ102 との間を移動して磁気情報の書き込みあるいは
読み取りが行なわれている最中に、普通乗車券が第2の
駆動ローラと第2の従動ローラとの間に侵入しあるいは
これらのローラの間から離脱することはない。
【0037】また、例えば、図10における矢印H方向
に沿って磁気ヘッド34を通してカード62を搬送する場
合、各可動ガイド板112 はソレノイド116 により退避位
置に回動される。それにより、各可動ガイド板112 は搬
送路から退避するとともに、第2の従動ローラ110 は第
2の駆動ローラ106 から離間する。それにより、カード
62は第1の駆動ローラ104 と第1の従動ローラ108 との
間に挟持されてピンチローラ102 と磁気ヘッド34との間
を搬送される。この際、カード62は一対のガイド側板9
8、99によりガイドされながら搬送されるとともに、可
動ガイド板112 および第2の従動ローラ110 に接触する
ことなく搬送される。そして、各第1の駆動ローラ104
と磁気ヘッド34との間隔L1はカード62の長さをほぼ等
しく設定されていることから、カードの先端部がピンチ
ローラ102 と磁気ヘッド34との間に侵入した時点で、カ
ードの後端部は磁気ヘッドの左側に位置した第1の駆動
ローラ104 と第1の従動ローラ108 との間から離脱す
る。また、カード64の先端部は、カードの後端がピンチ
ローラ102 と磁気ヘッド34との間から離脱するまで磁気
ヘッドの右側に位置した第1駆動ローラ104 と第1の従
動ローラ108 との間に侵入しない。そのため、カード64
が磁気ヘッド34とピンチローラ102 との間を移動して磁
気情報の書き込みあるいは読み取りが行なわれている最
中に、カードが第1の駆動ローラと第1の従動ローラと
の間、および第2の駆動ローラ106 と第2の従動ローラ
110 との間に侵入しあるいはこれらのローラの間から離
脱することはない。従って、カード62は搬送速度が変動
されうことなく安定して搬送され、磁気ヘッド34により
所望の磁気情報処理を受けることができる。
【0038】図2に示すように、第1の原券供給部44
は、原券を積層状態で収容した第1の容器146 と、第1
の容器の下方に移動自在に設けられた送り出しローラ14
7 とを備えている。送り出しローラ147 は、ソレノイド
148 により、第1の容器146 の底に設けられた図示しな
い開口を通して、第1の容器内の最下部の原券に当接す
る位置に移動される。また、第1の容器146 の原券出口
は原券1枚の厚さよりも多少広くかつ原券2枚分の厚さ
よりも狭く形成され、1枚の原券のみが通過出来るよう
に形成されている。第1の容器146 から送り出された原
券は、一対の取出しローラ149 により印字記録部30に送
られる。
【0039】第2の原券供給部46は、原券を収容した第
2の容器150 、送り出しローラ151、送り出しローラを
移動させるソレノイド152 、および一対の取出しローラ
153を備え、第1の原券供給部44と同様に構成されてい
る。
【0040】図2において、参照符号154 、155 は、第
1および第2の容器146 、150 から取り出された原券を
検出する原券検知センサを、参照符号156 は、印字操作
時に原券を含む券類の先端を検知するタイミングセンサ
をそれぞれ示している。
【0041】図12に示すように、自動精算機14の制御
系は主制御部としてのCPU160 を備えている。CPU
160 には入力インターフェース162 を介して、操作部17
の操作キー17a、投入/返却口20に設けられた第1ない
し第3の投入センサ67、68、69、位置センサ91、原券検
知センサ154 、155 およびタイミングセンサ156 が接続
されている。
【0042】また、CPU160 には、出力インターフェ
ース164 を介して、メカコントローラ165 、印字コント
ローラ167 、操作コントローラ170 が接続されている。
目かコントローラ165 には第1および第2の駆動モータ
58、60、パンチ部28、およびソレノイド36、55、56、9
7、116 、148 、152 が接続されている。印字コントロ
ーラ167 には、印字アンプ166 を介して印字ヘド32が接
続され、操作コントローラ173 には、アンプ172 を介し
て磁気ヘッド34が接続されている。
【0043】更に、CPU160 には入出力インターフェ
ース170 が接続され、この入出力インターフェースには
磁気コントローラ173 およびアンプ172 を介して磁気ヘ
ッド34が接続されている。
【0044】次に、以上のように構成された券類処理装
置14の動作について説明する。まず、券類として例えば
乗越し普通乗車券64が投入ガイド24のガイド溝63に合わ
せて投入/返却口22に投入され、第1の投入センサ67に
より検出されると、図示しないソレノイドにより図示し
ない搬送路遮断シャッタが挙げられて搬送路が開放され
る。同時に、第1および第2のの駆動モータ58、60が作
動され、整位部26の取り込みローラ82a、83b、送りロ
ーラ86a、86b、その他の搬送用のローラが回転駆動さ
れる。それにより、普通乗車券64は取り込みローラ83
a、83bに巻回されたベルト84と従動ローラ85との間に
挟持され、整位部26内に取り込まれる。その後、第1お
よび第3の投入センサ67、69により同時に普通乗車券64
が検出されると、CPU160 により正規の普通乗車券で
あることが判別され、普通乗車券は整位部26のガイド側
板80および整位板90により整位された後パンチ部28へ送
られる。
【0045】誤って普通乗車券64がガイド溝63に合わせ
ないで投入され、第1の投入センサ67により検出されな
い場合、搬送路遮断シャッタは開放されず、普通乗車券
の取り込みは行なわれない。また、普通乗車券64が横向
き、つまり、長手方向が挿入方向と直交する方向に向い
た状態で投入/返却口22に投入された場合、この普通乗
車券は第1および第2の投入センサ67、68によって検出
されるため一旦整位部26側に取り込まれるが、その後、
挿入方向の長さが短いために、普通乗車券が第1および
第3の投入センサ67、69によって同時に検出されること
はない。そのため、CPU160 は、普通乗車券64が正規
の向きに挿入されていないことを判別し、第1の駆動モ
ータ58を反転させて普通乗車券を投入/返却口22から返
却する。
【0046】従って、ガイド溝63に合わせて正しい向き
に投入された普通乗車券64のみが自動精算機14内に取り
込まれパンチ部28へ送られる。また、投入/返却口22に
は厚さ規制機構70が設けられているため、一枚の普通乗
車券のみが投入可能であり、複数枚の普通乗車券が重ね
て投入された場合には、厚さ規制機構によりその投入が
防止される。
【0047】取り込まれた普通乗車券64は、ベルト87と
従動ローラ89との間に挟持されてパンチ部28へ送られ
る。その際、普通乗車券64は、整位部26のガイド側板80
と整位位置に保持されている整位板90とにより普通乗車
券の長手方向が搬送方向と一致するように整位される。
なお、整位板90の位置は位置センサ91により常に監視さ
れており、整位板90が整位位置にある場合、CPU160
は整位部26を通過する券類が普通乗車券であることを検
知する。そして、CPU160 は、位置センサ91に基づく
検出結果と、第1ないし第3の投入センサ67、68、69に
よる検出結果とを比較し、これらの検出結果が相違して
いる場合には、例えば、第1ないし第3の投入センサに
よりカードの挿入が検出されたにも拘らず、位置センサ
からの信号に基づいて整位板が整位位置にあることが検
出された場合、第1の駆動モータ58を反転し、取り込ま
れた券類を投入/返却口22に返却する。
【0048】そして、普通乗車券64は、パンチ部28を通
過した後に印字記録部30に送られる。ここで、磁気ヘッ
ド34により普通乗車券64から運賃、乗車駅名等が読み取
られ、読み取られた情報はCPU160 へ送られる。CP
U160 は入力された情報から精算金額を算出し、その算
出結果を表示部16に表示する。また、普通乗車券64は、
切換えゲート51、52により搬送路が切換えられ廃券回収
部38に回収される。
【0049】上述した精算金額を精算するために投入ガ
イド24を介してプリペイドカードが投入され、第1およ
び第2の投入センサ67、68により検出されると、搬送路
遮断シャッタが挙げられて搬送路が開放される。同時
に、第1および第2の駆動モータ58、60が作動され、プ
リペイドカードは取り込みローラ83a、83bに巻回され
たベルト84と従動ローラ85との間に挟持され、整位部26
内に取り込まれる。その後、第1ないし第3の投入セン
サ67、68、69により同時にプリペイドカードが検出され
ると、CPU160 により正規のカードであることが判別
され、プリペイドカードは整位部26のガイド側板80、81
により整位された後パンチ部28へ送られる。整位部26を
通る際、プリペイドカード62は一対のガイド側板80、81
によりカードの長手方向が搬送方向と一致するように整
位される。この際、整位板90はカード62により押上られ
て回動し搬送路から退避する。
【0050】第1ないし第3の投入センサ67、68、69に
よって同時にカード62が検出されない場合、例えば、正
規のカードよりも長さの小さいカードが投入され、第1
および第2の投入センサ67、68によってカードが検出さ
れた後、僅かな時間経過後に第3のの投入センサ69のみ
によってカードが検出された場合、CPU160 は投入さ
れたカードが正規のカードでないと判別し、第1の駆動
モータ58を反転させてカードを投入/返却口22から返却
する。また、第1ないし第3の投入センサ67、68、69に
よる検出結果と位置センサ91の検出結果とが異なる場合
も、投入された券類は返却される。
【0051】なお、投入/返却口22には厚さ規制機構70
が設けられているため、一枚のプリペイドカードのみが
投入可能であり、複数枚の普通乗車券が重ねて投入され
た場合には、厚さ規制機構によりその投入が防止され
る。従って、複数枚のプリペイドカードを投入する場合
には、一枚づつ順番に投入する必要がある。
【0052】また、取り込まれた正規のプリペイドカー
ドは、パンチ部28を通過した後、印字記録部30に送られ
る。印字記録部30において、磁気ヘッド6により、プリ
ペイドカードから磁気情報が読取られる。磁気情報が正
しく読取れた場合、プリペイドカードは切換えゲート5
1、53を介してカード保留部42の第1の収容部118 内に
一旦保留される。同時に、読取った磁気情報はCPU16
0 に送られ、次の指令を持つ。
【0053】プリペイドカードから磁気情報が正しく読
取れなかった場合は、第1の駆動モータ58が逆転され、
プリペイドカードは投入/返却口22を介して返却され
る。CPU160 から指令信号が出力されると、第1およ
び第2の駆動モータ58、60が逆転され、カード保留部42
内に保留されていたプリペイドカードは、送りローラ13
6 および取り込みローラ122 により取り出され、印字記
録部30へ送られる。プリペイドカードに所定の情報の印
字が必要な場合、つまり、精算後の残高等を印字する場
合、印刷開始タイミングを取る為のタイミングセンサー
156 によりプリペイドカードの先端が検出された後、一
定時間経過後、印字ヘッド動作用のソレノイド36がON
される。それにより、プラテンローラ35に印字ヘッド32
を押付けながら所定の情報がプリペイドカードに印字さ
れる。印字終了後、ソレノイド36がOFFにされ、印字
ヘッド32がプラテンローラ35から開放される。
【0054】その後、第1の駆動モータ58が逆転(すな
わち正転)され、プリペイドカードは磁気ヘッド34へ送
り込まれ、磁気情報、例えば残高の書き替えが行なわれ
る。書換え終了後、再度第1の駆動モータ58が逆転さ
れ、プリペイドカードは再び磁気ヘッド34へ送られる。
そして、磁気ヘッド34により、書替えた磁気情報が読取
られ、正しく書替えられたかどうかをチェックする。磁
気情報が正しく書替えられていた場合、プリペイドカー
ドはそのままパンチ部28へ送られる。残高等の目安を示
す穴を開ける必要がある場合、プリペイドカードが所定
の位置に到達した時点で第1の駆動モータ58が一旦停止
され、パンチ部28のソレノイド180 をONすることによ
りプリペイドカードの所定位置に穴明が行われる。
【0055】穴明終了後、パンチ穴が正しく開けられて
いるかをチェックするため、第1の駆動モータ58を正転
方向に回転させることにより、プリペイドカードは磁気
ヘッド34に送られ、磁気ヘッドによりパンチ穴の正誤チ
ェックが行なわれる。パンチ穴が正しく開けられている
場合は、第1の駆動モータ58が逆転され、プリペイドカ
ードは投入/返却口22を介して返却される。
【0056】前述した様に、プリペイドカードの書替え
られた磁気情報をチェックした結果、誤って書替えられ
た等で正しく読取られなかった場合、プリペイドカード
は再び磁気ヘッド58へ送り込まれ再度磁気情報の書替え
及び読取チェックが行われる。この場合、磁気情報の書
替は行なわず、読取だけでも良い。すなわち、磁気ヘッ
ド58は単一のため、磁気情報の書込みと読取りは磁気ヘ
ッドに対して双方向で行る。そのため、読取ミスの発生
確率が高い場合もあるので、再度のチャックを行なう。
再度の読取チェックの結果、磁気情報を正しく読めなか
った場合、プリペイドはカード回収部40へ送り込まれ回
収される。また、パンチ穴のチェック時にエラーが発生
した場合も同様に、プリペイドカードはカード回収部40
に回収される。
【0057】前述した一連のカード処理動作は処理され
るカードが一枚の場合を示したが、複数枚のカードが連
続して投入された場合には以下の処理がなされる。例え
ば二枚のプリペイドカードが連続して投入された場合、
最初に挿入されたプリペイドカードがカード保留部42に
保留され、その後、二枚のプリペイドカードの投入が受
付けられる。つまり、最初に投入されたプリペイドカー
ドが印字記録部30にて磁気情報が読み取られカード保留
部42のに到達するまでの間は、投入/返却口22に他のカ
ードを挿入しても取り込まれることなく無視される。そ
して、最初のプリペイドカードの収容後、二枚目のプリ
ペイドカードは券類処理装置内に取り込まれ、印字記録
部30にて磁気情報が読み取られた後、カード保留部42に
収容される。
【0058】その後、CPU160 からの指示信号に従
い、後から入れたプリペイドカードがカード保留部42か
ら先に取り出され、上述したカード一枚の場合と同様の
処理がなされる。但し、処理の終了した一枚目のプリペ
イドカードは、二枚目のプリペイドカード(すなわち、
先に投入したプリペイドカード)の処理が終了するま
で、保留機構92により整位部26に保留される。そして、
2枚目のプリペイドカードは、カード保留部42から取り
出され、上記と同様の所定の処理が施された後整位部26
に送られ、図9に示すように、整位部26に保留されてい
る一枚目のプリペイドカード上に重ねられる。二枚のプ
リペイドカードが重なった時点で保留機構92の回動板94
が解除位置に回動され、これらのプリペイドカードは重
なった状態で一括して投入/返却口22へ返却される。こ
の場合、厚さ規制機構70の規制レバー72は、その規制面
74がプリペイドカードの先端に押されて開放位置へ回動
されることから、2枚のプリペイドカードは規制面によ
って邪魔されることなく、円滑に一括返却される。
【0059】なお、三枚のカードを処理する場合、二枚
迄はカード保留部42に保留され、三枚目のカードは磁気
情報の読取終了時点で搬送路上に停止される。そして、
CPU160 からの指令信号に従い、各カードについて上
述した処理が行なわれる。この場合、最後に投入された
カードから順に処理され、整位部26に三枚重ね合わせた
状態に保留された後、三枚同時に投入/返却口22に一括
返却される。
【0060】次にカード発行動作について説明する。カ
ード発行は新規に発行する場合と、カード処理時の磁気
情報書込み不良およびパンチ穴開不良の際に自動再発行
する場合等があるが、発行動作自身は同一である。
【0061】すなわち、CPU160 からの発券指令に応
じて第1および第2の駆動モータ58、60が駆動されると
ともに、例えば、第1の原券供給部44のソレノイド148
が励磁される。すると、送り出しローラ147 により第1
の容器146 から一枚の原券が送り出され、一対の取出し
ローラ149 により挟持されて搬送される。原券検知セン
サー154 に原券が到達した時点で、ソレノイド148 がO
FFにされ、原券の送り出し動作が停止される。一方、
取出された原券が磁気ヘッド34を通過し、先端がタイミ
ングセンサー156 に到達すると、原券の先端の検出後、
一定時間経過後にソレノイド36が励磁される。それによ
り、プラテンローラ35に印字ヘッド32を押付ながら必要
な目視情報が原券に印字される。
【0062】印字終了後、ソレノイド36がOFFされる
とともに第2の駆動モータ60が停止される。また、第1
の駆動モータ58が逆転され、印字済の原券は磁気ヘッド
34に送り込まれる。そして、磁気ヘッド34により必要な
磁気情報が原券に書込まれ、その後、第1の駆動モータ
58が再度逆転され、書込みされた磁気情報が磁気ヘッド
34により読取られ、正誤がチェックされる。チェック
後、磁気情報が正しい場合には、所定の情報が印字およ
び記録されたカードは投入/返却口22へ送出され、磁気
情報が誤りの場合は、再度読取チェックをした後、更に
誤りの場合はカード回収部40に回収される。
【0063】以上のように構成された券類処理装置によ
れば、印字記録部30において磁気ヘッド34によりカード
34に対して磁気情報処理を行なう際、第2の従動ローラ
110は離間位置に移動されて第2の駆動ローラ106 から
離間する。そのため、カード62は、磁気ヘッド34とピン
チローラ102 との間を通過する間、第2の駆動ローラ10
6 と第2の従動ローラ110 との間に挟持されることがな
く、不必要なローラとカードとの接触を防止してカード
のカール、撓み等を防止することができる。
【0064】また、各第1の駆動ローラ104 と磁気ヘッ
ド34との間隔L1はカード62の長さをほぼ等しく設定さ
れていることから、カードの先端部がピンチローラ102
と磁気ヘッド34との間に侵入した時点で、カードの後端
部は磁気ヘッドの左側に位置した第1の駆動ローラ104
と第1の従動ローラ108 との間から離脱する。また、カ
ード64の先端部は、カードの後端がピンチローラ102 と
磁気ヘッド34との間から離脱するまで磁気ヘッドの右側
に位置した第1駆動ローラ104 と第1の従動ローラ108
との間に侵入しない。そのため、カード64が磁気ヘッド
34とピンチローラ102 との間を移動して磁気情報の書き
込みあるいは読み取りが行なわれている最中に、カード
が第1の駆動ローラと第1の従動ローラとの間、および
第2の駆動ローラ106 と第2の従動ローラ110 との間に
侵入しあるいはこれらのローラの間から離脱することは
ない。従って、カード62は搬送速度が変動することなく
安定して搬送され、その結果、磁気ヘッド34によりエラ
ーを生じることなく所望の磁気情報処理を受けることが
できる。
【0065】更に、磁気ヘッド34を通して普通乗車券62
を搬送する際、第2の従動ローラとともに可動ガイド板
112 がガイド位置に移動され、普通乗車券はこの可動ガ
イド板にガイドされながら搬送される。そのため、幅の
小さい普通乗車券を磁気ヘッド34に対して所定の位置に
搬送することができ、エラーのない正確な磁気情報処理
を行なうことができる。
【0066】なお、この発明は上述した実施例に限定さ
れることなく、この発明の範囲ないで種々変形可能であ
る。例えば、この発明は、自動精算機に内蔵される券類
処理装置に限定されることなく、複数種類の券類を扱う
他の券類処理装置にも適用することができる。また、対
象とする券類は、普通乗車券、定期乗車券、プリペイド
カードに限らず、他の券類にも適用できることは言うま
でもない。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る券
類処理装置によれば、搬送速度の変動を生じることな
く、長さの異なる複数種類の券類を安定して搬送するこ
とのでき、券類に対して正確な磁気情報処理の可能な券
類処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る券類処理装置を内蔵
した自動精算機の外観を示す斜視図。
【図2】上記券類処理装置全体の断面図。
【図3】投入/返却口および投入ガイドを示す斜視図。
【図4】図3の線A−Aに沿った断面図。
【図5】図3の線B−Bに沿った断面図。
【図6】整位部を示す斜視図。
【図7】図6の線G−Gに沿った断面図。
【図8】保留機構の回動板が解除位置に回動した状態に
おける整位部の断面図。
【図9】保留機構の回動板が保留位置に回動した状態に
おける整位部の断面図。
【図10】印字記録部の断面図。
【図11】上記印字記録部の平面図。
【図12】図11の線K−Kに沿った断面図。
【図13】券類処理装置の制御系を示すブロック図。
【符号の説明】
22…投入/返却口、24…投入ガイド、26…整位部、30…
印字記録部、34…磁気ヘッド、102 …ピンチローラ(第
3の駆動ローラ)、104 …第1の駆動ローラ、106 …第
2の駆動ローラ、108 …第1の従動ローラ、110 …第2
の従動ローラ、112 …可動ガイド板、116 …ソレノイ
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G07B 15/00 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 券類に対して磁気情報処理を行なう磁気
    ヘッドと、 搬送方向に沿った第1の長さを有する第1の券類と、上
    記第1の長さよりも短い搬送方向に沿った第2の長さを
    有する第2の券類と、を上記磁気ヘッドを通して搬送す
    る搬送手段と、を備え、 上記搬送手段は、券類の搬送方向に沿って上記磁気ヘッ
    ドの両側にそれぞれ上記磁気ヘッドから第1の所定間隔
    離間して設けられた一対の第1の駆動ローラと、 券類の搬送方向に沿って上記磁気ヘッドの両側にそれぞ
    れ上記磁気ヘッドから上記第1の所定間隔よりも短い第
    2の所定間隔離間して設けられた第2の駆動ローラと、 上記磁気ヘッドに転接した第3の駆動ローラと、 それぞれ上記第1の駆動ローラに転接した一対の第1の
    従動ローラと、 それぞれ上記第2の駆動ローラに転接する搬送位置と第
    2の駆動ローラから離間する離間位置との間を移動可能
    に設けられた一対の第2の従動ローラと、 上記磁気ヘッドを通して第1の券類が搬送される際に上
    記第2の従動ローラを上記離間位置に移動させる切換え
    手段と、を有し、 上記第1の所定間隔は上記第1の長さ以下に設定され、
    上記第2の所定間隔は上記第2の長さ以下に設定されて
    いることを特徴とする券類処置装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の所定間隔は上記第1の長さと
    ほぼ等しく設定され、上記第2の所定間隔は上記第2の
    長さとほぼ等しく設定されていることを特徴とする請求
    項1に規制の券類処置装置。
  3. 【請求項3】 券類に対して磁気情報処理を行なう磁気
    ヘッドと、 搬送方向に沿った第1の長さを有する第1の券類と、上
    記第1の長さよりも短い搬送方向に沿った第2の長さを
    有する第2の券類と、を上記磁気ヘッドを通して搬送す
    る搬送手段と、を備え、 上記搬送手段は、上記第2の券類の搬送をガイドするガ
    イド位置と搬送路から離間する退避位置との間を移動自
    在に設けられた一対の可動ガイドと、 券類の搬送方向に沿って上記磁気ヘッドの両側にそれぞ
    れ上記磁気ヘッドから第1の所定間隔離間して設けられ
    た一対の第1の駆動ローラと、 券類の搬送方向に沿って上記磁気ヘッドの両側にそれぞ
    れ上記磁気ヘッドから上記第1の所定間隔よりも短い第
    2の所定間隔離間して設けられた第2の駆動ローラと、 上記磁気ヘッドに転接した第3の駆動ローラと、 それぞれ上記第1の駆動ローラに転接した一対の第1の
    従動ローラと、 それぞれ上記可動ガイドに支持され、上記可動ガイドの
    ガイド位置において上記第2の駆動ローラに転接し、上
    記可動ガイドの退避位置において第2の駆動ローラから
    離間する一対の第2の従動ローラと、 上記磁気ヘッドを通して第1の券類が搬送される際に上
    記可動ガイドを上記退避位置に移動させる切換え手段
    と、を有し、 上記第1の所定間隔は上記第1の長さ以下に設定され、
    上記第2の所定間隔は上記第2の長さ以下に設定されて
    いることを特徴とする券類処置装置。
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