JPH0789308B2 - コンピュ−タの自動再スタ−ト方法 - Google Patents

コンピュ−タの自動再スタ−ト方法

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JPH0789308B2
JPH0789308B2 JP62119108A JP11910887A JPH0789308B2 JP H0789308 B2 JPH0789308 B2 JP H0789308B2 JP 62119108 A JP62119108 A JP 62119108A JP 11910887 A JP11910887 A JP 11910887A JP H0789308 B2 JPH0789308 B2 JP H0789308B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電源停止と復旧の検出機能及び電源停止後或
る一定時間の補助電源持続機能を有するコンピュータシ
ステムにおける電源復旧後の自動再スタート方法に関す
る。
〈従来の技術〉 コンピュータシステムにおいて、予期しない停電等が発
生すると、コンピュータの主記憶装置上の情報が破壊さ
れる。そのため、停電までの処理結果を得ることができ
ないばかりか、補助記憶装置上の情報も破壊され、コン
ピュータシステムが致命的なダメージを受ける可能性が
あった。
そこで、少なくとも致命的なダメージを避けるために、
従来の方法として、電源が停止すると一定時間電源が持
続する補助電源装置を備えておき、この一定時間の間
に、それ迄の情報(ファイルなど、プログラムが処理す
る目的の情報)を主記憶装置から補助記憶装置に待避し
且つ、処理プログラムを予め規定した手順で強制的に終
了させていた。その結果、補助記憶装置に待避したそれ
迄の情報は不完全なものとして残る。
従って、電源が復旧すると、再び予め規定した手順で処
理プログラムを最初から再開させ、停電前の状態まで戻
していた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上述の如く停電対策を施したコンピュータシステムで
は、電源復旧後に強制終了した処理プログラムの処理を
最初からやり直すので、最終的な情報を得るに必要な処
理時間が長いプログラムであった場合は、時間ロスが多
大になるという問題があった。
なお、電源復旧後に全ての処理プログラムについて、停
電により中断された処理から再開することが望ましい
が、停電時に強制的とはいえ、処理プログラムが一旦終
了した形になっているので、中断された処理からの再開
は非常に難しい。
また、最初からの処理再開を避けるために、何らかのチ
ェックポイントを設け、一番最近のチェックポイントの
処理から再開することにより、時間ロスを最小限に抑え
る方法もあるが、処理のアルゴリズムが複雑化するとい
う欠点と、全ての処理プログラムに適用するには限度が
あるという欠点がある。
本発明の目的は上述した従来技術の問題点に鑑み、停電
時に中断した処理から電源復旧後に再開することを簡単
に実現する方法を提供するとにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明によるコンピュータの自動再スタート方法は、コ
ンピュータシステムが保有するスワップアウト/スワッ
プイン機能を利用し、且つ、オペレーティングシステム
(OS)が保有するスワップアウト/スワップインの制御
情報を補助記憶空間に待避させることにより、上記目的
を達成する。
本発明の原理を第1図に基づいて説明する。
一般にコンピュータシステムは、実メモリ制御、仮想メ
モリ制御いずれの方式においても、主記憶空間のユーザ
プログラムの処理情報を補助記憶空間に待避し(スワッ
プアウト)、また、補助記憶空間に待避したユーザプロ
グラムの処理情報を再び主記憶空間に展開して待避直前
の処理から再開する(スワップイン)というスワッピン
グ機能を保有している。
即ち、コンピュータのオペレーティングシステム(以
下、OSと略称する)は第1図中の主記憶空間マップ10か
ら判るように、主記憶空間のOS制御情報部20にユーザプ
ログラム管理テーブル21を保有しており、主記憶空間の
ユーザプログラム部30に展開された個々のユーザプログ
ラムの処理情報のアドレスを当該のユーザプログラム管
理テーブル21内の或るエリア22で管理している。
そして、もし主記憶空間のユーザプログラム部30が他の
ユーザプログラムの展開にとって不足すると、既に展開
されているユーザプログラムの処理情報をOSのスケジュ
ーラが或るアルゴリズムによって選択し、そのユーザプ
ログラムの処理を中断させて補助記憶空間のスワップエ
リア41にスワップアウトし、これによって空いたユーザ
プログラム部30を他のユーザプログラムのために解放す
る。40は補助記憶空間マップである。
その際、当該のユーザプログラム管理テーブル21の或る
エリア23に、ユーザプログラムの処理情報をスワップア
ウトした補助記憶空間におけるアドレス43を記録してお
き、スワップアウトしたユーザプログラム42を次に主記
憶空間のユーザプログラム部30に展開して再スタートさ
せるためのスワップイン情報として備える。また、ユー
ザプログラム管理テーブル21のエリア24には、スワップ
イン情報として、スワップアウトサイズを記録してお
く。
他のユーザプログラムの処理が終了したら、スワップア
ウトしたユーザプログラムの処理情報をユーザプログラ
ム管理テーブル21中のアドレス情報とスワップイン情報
とに基づいて主記憶空間のユーザプログラム部30にスワ
ップインする。これにより、スワップアウトで一時中断
した所から処理が再開する。
そこで、停電発生をスワップアウト指令の1つとしてと
らえ、停電発生時に主記憶空間のユーザプログラム部30
にあるユーザプログラムの処理情報を全て補助記憶空間
のスワップエリア41にスワップアウトし、且つ、電源復
旧をスワップイン指令の1つとしてとらえ、スワップア
ウトしたユーザプログラムの処理情報を電源復旧後にス
ワップインして主記憶空間のユーザプログラム部30に展
開することにより、停電により中断した処理から自動的
に再スタートできる。
但し、停電によるスワップアウトであるから、このとき
スワップアウトしたユーザプログラムまたは既にスワッ
プアウトしてあったユーザプログラムの処理情報が直ぐ
にスワップインされないように、スワップイン機能を停
止しておく必要がある。
また、停電であるからOSのユーザプログラム管理テーブ
ル21の各エリア22〜24の情報を含むOS制御情報部20の各
種制御情報が破壊されないように、これらのOS制御情報
をユーザプログラムの処理情報のスワップアウトが終っ
たら、同じく補助記憶空間の特定のエリア44に待避して
おく必要がある。
更に、電源復旧後には、主記憶空間のOS制御情報部20に
OSの正しい制御情報がないのでこのままではスワップイ
ン機能が動作しないから、まず補助記憶空間のOS制御情
報待避エリア44に待避したOS制御情報45を主記憶空間の
OS制御情報部20にロードする必要がある。
その後、停止しておいたスワップイン機能を再開させる
ことにより、補助記憶空間のスワップエリア41に待避し
たユーザプログラムの全ての処理情報が主記憶空間のユ
ーザプログラム部30に展開され、スワップアウト直前の
状態即ち停電で中断した状態から処理が再スタートす
る。
本発明によるコンピュータの自動再スタート方法は、上
述した考察に基づいてなされたものであり、電源停止を
検出後、スワップイン機能を停止し、次いで主記憶空間
の処理情報をスワップアウト機能により補助記憶空間に
待避し、次いでオペレーティングシステムの制御情報を
補助記憶空間に待避し、 電源復旧を検出後、補助記憶空間に待避していたオペレ
ーティングシステムの制御情報を主記憶空間にロード
し、次いでスワップイン機能の停止を解除し、次いで補
助記憶空間にスワップアウトされていた処理情報をスワ
ップイン機能により主記憶空間に展開することにより、
電源停止直前の状態から再スタートすることを特徴とす
る。
〈作用〉 コンピュータシステムのOSに本来備えられているスワッ
プアウト/スワップイン機能を利用したことにより、ユ
ーザプログラムには停電対策としての特別な機能を組込
むことなく、簡単な処理で、停電により中断した処理か
らスタートすることができる。
〈実施例〉 第2図〜第4図に基づいて本発明の一実施例を説明す
る。
第2図において、主記憶空間マップ10から判るように、
主記憶空間のユーザプログラム部30には2件のユーザプ
ログラム31,32が展開しており、いずれのユーザプログ
ラムも第1図にて説明した如く主記憶空間に割付けたア
ドレスがOS制御情報部20のユーザプログラム管理テーブ
ル21により管理されている。50は主記憶空間のOSプログ
ラム部である。
また、第2図において、補助記憶空間マップ40から判る
ように、補助記憶空間にはスワップエリア41とOS制御情
報待避エリア44とがある。また、OSを含むオリジナルプ
ログラムエリア46には、システムを作った時最初に、オ
リジナルのOSプログラム部47と、オリジナルのOS制御情
報部48がストアされている。
今、停電検出信号が入ったとして、第3図のフローによ
り、待避処理を説明する。この処理は、例えばバッテリ
ーバックアップによって保証される。
まず、スワップイン機能を停止しておく。これは、
今後にスワップアウトされた、または既にスワップアウ
トされているユーザプログラムがスワップインされない
ようにするためである。
ユーザプログラム管理テーブル21に基づいて、主記
憶空間に存在する全てのユーザプログラム31,32をスワ
ップアウトする。この機能は、通常主記憶空間の空サイ
ズが足りなくなった時に、OSによって働くものであるか
ら、停電発生を擬似的に空サイズ不足とする制御によ
り、簡単に実現できる。例えば、停電検出信号が入って
来たことにより、停電を表わす情報(例えば内部処理ス
イッチをオンにする)を持たせておく。この停電情報か
否かにより、全プログラムをスワップアウトするのか、
または通常のスワップアウトか判別する。
なお、スワップアウトのアドレスはユーザプログラム管
理テーブル21に記録される。
全てのユーザプログラム31,32をスワップアウトし
たら、最後に、スワップアウト/スワップイン機能の制
御を行なっているOS制御情報部20を補助記憶空間のOS制
御情報待避エリア44へ出力し、待避させる。このOS制御
情報部20には、ユーザプログラム管理テーブル21の他、
制御上の重要な情報が含まれている。なお、OSプログラ
ム部50は通常変数域でないため、待避する必要はない。
以上で、OSの機能が停止する。
次に、電源が復旧したこととして、第4図のフローによ
り、再スタート処理を説明する。
まず、補助記憶空間のオリジナルプログラムエリア
46からオリジナルなOSプログラムとOS制御情報とを一体
にして主記憶空間のOSプログラム部50とOS制御情報部20
に再ロードする。これはオリジナルのものであり、シス
テムの初期立上げの初期ロードと同じである。
次に、もし自動再スタートしないものであれば、OS
制御情報をオリジナルのままにして、従来の起動処理へ
移行する。
また、もし自動再スタートするのであれば、停電時
でのOS制御情報が必要であるから、先の待避処理により
OS制御情報待避エリア44に待避していたOS制御情報を
でロードしたオリジナル部分へオーバーロードし、再ス
タートの準備をする。
上述の,,項までは、ローダと呼ばれる、本
来のOS以外の機能で動作していたので、OS制御情報をオ
ーバーロードした時点で、ローダからOSへ制御権を移行
する。
次に、これまで停止していたスワップインの機能を
再開する。この場合当然ながら、停電発生によりスワッ
プアウトしたときに主記憶空間の空サイズが既に不足し
ていたならば、主記憶空間をその状態に解放する。
最後に、スケジューラに制御が移り、コンピュータ
システムが元来保有しているスワップイン機能が働き、
補助記憶空間のスワップエリア41のユーザプログラム3
1,32が自動的に主記憶空間に展開され、更に、待避直前
の状態からの処理がスタートする。
〈発明の効果〉 本発明によるコンピュータの自動再スタート方法によれ
ば、次のような効果がある。
バッチ処理を主とするユーザプログラムには、電源
の停止と復旧に対して特別な機能を組込む必要がない。
本来OSに備えられているスワップイン/スワップア
ウトの機能を利用したため、停電対策処理が簡単であ
る。
ユーザプログラムの停電により中断していた処理か
ら再スタートするので、従来の最初からのやり直しに対
し、時間的ロスがなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明のための待避概念図、第2図
は補助記憶空間に対するOS制御情報及びユーザプログラ
ムの処理情報の待避の一実施例を示す待避概念図、第3
図は停電発生時における待避処理の一実施例を示すフロ
ー図、第4図は電源復旧時における再スタート処理の一
実施例を示すフロー図である。 図面中、20はOS制御情報部、21はユーザプログラム管理
テーブル、30はユーザプログラム部、31と32はユーザプ
ログラム、41はスワップエリア、44はOS制御情報待避エ
リア、50はOSプログラム部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源停止の検出機能と、電源復旧の検出機
    能と、電源停止後或る時間の補助電源持続機能と、スワ
    ップアウト及びスワップイン機能とを有するコンピュー
    タシステムにおいて、 電源停止を検出後、スワップイン機能を停止し、次いで
    主記憶空間の処理情報をスワップアウト機能により補助
    記憶空間に待避し、次いでオペレーティングシステムの
    制御情報を補助記憶空間に待避し、 電源復旧を検出後、補助記憶空間に待避していたオペレ
    ーティングシステムの制御情報を主記憶空間にロード
    し、次いでスワップイン機能の停止を解除し、次いで補
    助記憶空間にスワップアウトされていた処理情報をスワ
    ップイン機能により主記憶空間に展開することにより、
    電源停止直前の状態から再スタートする方法。
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