JP3509705B2 - 交換システムにおける自動再開処理システム及び再開処理方法 - Google Patents

交換システムにおける自動再開処理システム及び再開処理方法

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JP3509705B2 JP2000184338A JP2000184338A JP3509705B2 JP 3509705 B2 JP3509705 B2 JP 3509705B2 JP 2000184338 A JP2000184338 A JP 2000184338A JP 2000184338 A JP2000184338 A JP 2000184338A JP 3509705 B2 JP3509705 B2 JP 3509705B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換システムにおけ
る自動再開処理システム及び再開処理方法に係り、特に
磁気ディスク装置のイニシャルプログラムロード(IP
L)を実行し、再開処理を自動的に行う交換システムに
おける自動再開処理システム及び再開処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、高信頼性を要求される交換シ
ステムにおいて、プロセッサ及び磁気ディスク装置(以
下、DKともいう)の系を二重化し、自系(現用系)の
緊急障害発生時に他系(予備系)を初期設定し、予め設
定されている順序で系構成を行い、磁気ディスク装置の
IPL(DK−IPL)を実行して再開処理を行う。こ
こで、磁気ディスク装置には、DK−IPL時に使用さ
れる再開ファイルが、最新のファイルである第1世代、
その次に新しい第2世代、...というように世代別に
格納されている。
【0003】このような数世代の再開ファイルが磁気デ
ィスク装置に格納されている二重化可能な交換システム
において、従来はDK−IPL再開時には、最も新しい
世代の再開ファイルにて再開を行い、再開が完了しなか
った場合、次に新しい世代の再開ファイルにて再開を行
い、これを再開が完了するまで繰り返し行っている。し
かし、DK−IPL再開には時間がかかるため、再開が
完了するのに数世代前の再開ファイルに遡る必要があっ
た場合は、再開完了までにかなりの時間を要するという
問題がある。
【0004】また、従来、メモリを備えたセルフ系プロ
セッサとスタンバイ系プロセッサとで二重化されたプロ
セッサと、交換呼処理を制御する呼処理制御手段と、バ
ックアップファイル(再開ファイル)を蓄積する磁気記
憶手段を有する交換システムであって、システムを2つ
の系に切り分け、片方の系で独立して再開処理を行い、
再開ファイルの検証を行う再開処理方法が知られている
(特許第2624106号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の特許
第2624106号公報記載の従来の再開処理方法は、
片方の系による再開ファイルの検証にすぎず、また、も
う一方の系ではサービスが継続中であり、DK−IPL
再開時の再開処理を行うものではない。
【0006】一方、前記した従来のDK−IPL再開で
は、最新でない再開ファイルによるDK−IPL処理で
は、システムを片系毎に交互に使用し(以後、系切り替
えと呼ぶ)、DK−IPL処理を行っており、また、D
K−IPL再開の前に試行されているメモリ再開処理に
おいても、同様にシステムを片系毎に交互に使用してい
る。
【0007】本発明は上記の点に着目してなされたもの
で、DK−IPL再開発生以降は、系切り替えによるシ
ステム復旧の可能性よりも、再開ファイルを数世代前に
戻すことによるシステム復旧の可能性が高いと判断し、
システムを2つの系に切り分け、それぞれ異なる世代の
再開ファイルにて再開を行い、DK−IPL再開発生か
らシステム復旧までの時間を短縮するようにした、交換
システムにおける自動再開処理システム及び再開処理方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、それぞれ第1のメモリと複数の世代の再
開ファイルが記憶されている記憶装置に接続された自系
のプロセッサと、それぞれ第2のメモリと複数の世代の
再開ファイルが記憶されている記憶装置に接続された他
系のプロセッサとが、自系及び他系の各呼処理用のプロ
セッサにハブ装置を介して接続されている二重化された
交換システムにおける自動再開処理システムにおいて、
IPL再開発生時に、自系の記憶装置から読み出して第
1のメモリにロードさせる第1の再開ファイルと、他系
の記憶装置から読み出して第2のメモリにロードさせる
第2の再開ファイルの世代を異ならせ、自系のプロセッ
サと他系のプロセッサとにより独立して再開処理を開始
させる再開処理開始手段と、自系のプロセッサによる再
開処理完了後、第1の再開ファイルと第2の再開ファイ
ルの世代を比較する比較手段と、比較手段により新しい
方の世代の再開ファイルを使用して再開処理を完了した
方の系にてサービスを再開する再開手段とを有すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明は上記の目的を達成するた
め、それぞれ第1のメモリと複数の世代の再開ファイル
が記憶されている記憶装置に接続された自系のプロセッ
サと、それぞれ第2のメモリと複数の世代の再開ファイ
ルが記憶されている記憶装置に接続された他系のプロセ
ッサとが、自系及び他系の各呼処理用のプロセッサにハ
ブ装置を介して接続されている二重化された交換システ
ムにおける自動再開処理方法において、IPL再開発生
時に、自系と他系のそれぞれは、自系の記憶装置と他系
の記憶装置からそれぞれ読み出した、互いに世代の異な
る第1の再開ファイルと第2の再開ファイルを使用し
て、独立して再開処理を開始する第1のステップと、第
1又は第2のプロセッサによる再開処理完了後、第1の
再開ファイルと第2の再開ファイルの世代を比較する第
2のステップと、第2のステップにより新しい方の世代
の再開ファイルを使用して再開処理を完了した方の系に
てサービスを再開する第3のステップとを含むことを特
徴とする。
【0010】本発明の自動再開処理システム及び自動再
開処理方法では、IPL再開発生時に、自系と他系に分
けて世代の異なる第1、第2の再開ファイルを使用して
独立に再開を行い、再開ファイルを使用した再開処理完
了後に自系の再開ファイルと他系の再開ファイルを比較
し、新しい方の世代の再開ファイルを使用して再開処理
を完了した方の系にてサービスを再開するものである。
【0011】ここで、上記の比較手段により、第1の再
開ファイルの世代よりも第2の再開ファイルの世代の方
が新しいとき、又は上記の第2のステップにより、第1
の再開ファイルの世代よりも第2の再開ファイルの世代
の方が新しいときは、一定時間内に他系が再開処理を完
了したかどうか判定し、一定時間内に他系が再開処理を
完了しない時には自系にてサービスを再開し、一定時間
内に他系が再開処理を完了したときには、他系にてサー
ビスを再開する。一定時間内に他系が再開処理を完了し
たときは他系の再開ファイルの世代の方が自系の再開フ
ァイルのそれよりも新しいからである。
【0012】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、自系と他系のそれぞれは、第1の再開ファイル、第
2の再開ファイルを使用した再開処理が完了しないとき
には、現在の世代よりも2世代古い再開ファイルを自系
の記憶装置、他系の記憶装置から読み出して再開処理に
使用することを特徴とする。この発明では、現在の再開
ファイルでの再開処理が完了しないときには、自系と他
系のそれぞれは他方の系と異なる古い世代の再開ファイ
ルを使用して新たに再開処理が行える。
【0013】また、本発明は、上記の目的を達成するた
め、再開処理開始手段が、IPL再開発生時に、IPL
再開の前に自系の記憶装置が主に使用されていたときに
は第1の再開ファイルの世代を第一世代とし、かつ、第
2の再開ファイルの世代を第二世代とし、他系の記憶装
置が主に使用されていたときには第1の再開ファイルの
世代を第二世代とし、かつ、第2の再開ファイルの世代
を第一世代として、自系のプロセッサと他系のプロセッ
サとにより独立して再開処理を開始させることを特徴と
する。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる交換システ
ムにおける自動再開処理方法の一実施の形態のフローチ
ャート、図2は本発明方法が適用される交換システムの
一例のブロック図を示す。図2と共に本発明が適用され
る交換システムについて説明する。交換システムは、プ
ロセッサ31、32、33及び34と、プロセッサ31
及び32にそれぞれ接続されているメモリ21及び22
と、プロセッサ33及び34にそれぞれ接続されている
メモリ23及び24と、プロセッサ31〜34間で通信
を行うためのハブ(HUB)装置11及び12と、プロ
セッサ33及び34にそれぞれ接続されている磁気ディ
スク装置(以下、DKともいう)41及び42とから構
成されている。
【0015】DK41及び42のそれぞれには、DK−
IPL時に使用される再開ファイルが、最新のファイル
である第1世代、その次に新しい第2世代、...とい
うように世代別に格納されている。この交換システム
は、例えば、プロセッサ31及び33、メモリ21及び
23、HUB装置11並びにDK41が一つの系を構成
し、プロセッサ32及び34、メモリ22及び24、H
UB装置12並びにDK42がもう一つの系を構成して
おり、一方の系が現用系として用いられ、他方の系が予
備系として用いられる。ただし、予備系も現用系と同様
の動作を現用系と並列に行っている。
【0016】プロセッサ31及び32はメモリ21及び
22の記憶プログラムに従い、呼処理を行い、その呼処
理の際にメモリ21及び22を作業領域として用いる。
プロセッサ33及び34は、例えば図示しない保守用端
末からのIPLコマンドを受信したときや障害検出時あ
るいはシステム立ち上げ時などでは、DK41及び42
のそれぞれ記憶されている、再開ファイルを使用し、ま
たメモリ23及び24を作業領域として使用してDK−
IPL処理を行ったり、HUB装置11、12を介して
プロセッサ31、32に再開の信号を送出したりする。
【0017】次に、この数世代の再開ファイルを持つ交
換システムにおける本実施の形態の自動再開処理方法の
動作について、図1のフローチャートと共に説明する。
DK−IPL再開に先立って行われるメモリ再開におい
て、システムの復旧が実現できなかった場合、本処理が
開始される。DK−IPL再開時、システムは2つの系
に分かれて再開処理を行うが、この際各系に対し、DK
−IPLする再開ファイルの世代として、プロセッサ3
3又は34から再開ファイルの世代が指示される(ステ
ップS1)。
【0018】ここでは、メモリ21及び23、HUB装
置11、プロセッサ31及び33、DK41が一つの系
(これを自系とする)に割り当てられ、残りのメモリ2
2及び24、HUB装置12、プロセッサ32及び3
4、DK42がもう一つの系(これを他系と呼ぶ)に割
り当てられたものとする。以下の処理については自系を
例にとって説明するが、他系についても自系と同様の処
理が行われている。
【0019】上記のステップS1で指示される再開ファ
イルの世代は、DK−IPL前にDK41が主として使
用されている場合、第一世代が指定され、DK42が主
として使用されている場合は第二世代が指定される。す
なわち、各系では異なる世代の再開ファイルが指定され
ることとなる。
【0020】続いて、プロセッサ33は指示された世代
の再開ファイルをDK41から読み出してメモリ23へ
ロードし再開処理を開始する(ステップS2)。また、
プロセッサ33は、HUB装置11を介してプロセッサ
31に対しても再開処理を行う。再開処理開始後、プロ
セッサ33は自系の再開処理が完了したか否か判定する
(ステップS3)。
【0021】プロセッサ33は自系の再開処理がまだ完
了していないと判定したときには、再開ファイルの世代
カウンタの値Nを更に「2」だけ増加してその値を自系
のメモリ23に書き込み、続けて自系に対し世代カウン
タの値に合った世代の再開ファイルによるDK−IPL
再開処理を指示し、ステップS2に戻る(ステップS
4)。
【0022】従って、自系が最初に第一世代の再開ファ
イルに基づくDK−IPL再開処理を行ったが、再開処
理が完了しない場合は、次に第三世代の再開ファイルに
基づくDK−IPL再開処理が開始されることとなる
(ステップS4、S2)。同様に、自系が最初に第二世
代の再開ファイルに基づくDK−IPL再開処理を行っ
たが、再開処理が完了しない場合は、次に第四世代の再
開ファイルに基づくDK−IPL再開処理が開始される
こととなる(ステップS4、S2)。
【0023】上記のステップS3で自系の再開処理が完
了したと判定されたときには、メモリ23にロードした
再開ファイルの世代を自系と他系とで比較する(ステッ
プS5)。前述したように、他系でも自系と同様にDK
−IPL再開処理を実行しているが、自系の再開ファイ
ルの世代の方が他系の再開ファイルの世代よりも新しい
場合は、再開が完了した系、すなわち自系のプロセッサ
33からHUB装置11、12を介して他系のプロセッ
サ34に対し自動再開終了を割り込みによって通知し、
同時に自系にてサービスを開始する(ステップS6)。
【0024】一方、ステップS5の比較の結果、他系に
ロードした再開ファイルの方が自系にロードした再開フ
ァイルよりも新しかった場合は、プロセッサ33は一定
時間内に他系のDK−IPL再開処理が完了したかどう
か判定する(ステップS7)。一定時間待つのは、自系
のDK−IPL再開処理と他系のDK−IPL再開処理
とは非同期で行われているので、自系のDK−IPL再
開処理が完了したからといって他系のDK−IPL再開
処理が同時に完了するわけではなく、他系のDK−IP
L再開処理の方が遅い場合があることを考慮したためで
ある。
【0025】ステップS7での判定の結果、一定時間内
に他系のDK−IPL再開処理が完了しない場合、プロ
セッサ33は他系の再開ファイルの世代が他系でのステ
ップS4と同様の処理により、他系で現在よりも古い世
代の再開ファイルによるDK−IPL再開処理が開始さ
れるため、自系の再開ファイルの世代の方が他系のそれ
よりも新しいと予測されるので、ステップS6に進み、
自系のプロセッサ33からHUB装置11、12を介し
て他系のプロセッサ34に対し自動再開終了を割り込み
によって通知し、同時に自系にてサービスを開始する。
【0026】一方、ステップS7での判定の結果、一定
時間内に他系のDK−IPL再開処理が完了した場合、
自系の再開ファイルの世代の方が他系のそれよりも古い
ので、自系は他系からの自動再開終了割り込みを受ける
まで、プロセッサ33は処理を中断する(ステップS
8)。この場合は、他系のプロセッサ34からHUB装
置12、11を介して自系のプロセッサ33に対し自動
再開終了が割り込みによって通知され、同時に他系にて
サービスが開始される。なお、図1中、ステップS1及
びS6は、セパレート自動再開制御プログラムの手順P
1を示し、それ以外のステップは、自動再開実行プログ
ラムの手順P2を示す。
【0027】このように、本実施の形態によれば、DK
−IPL再開処理時、二重化された交換システムを2つ
の系に切り分け、各系にて世代の異なる再開ファイルに
よる再開処理を行い、再開が完了した新しい世代の方の
再開ファイルの系にてサービスを再開するようにしたた
め、DP−IPL再開発生からシステム復旧までの時間
を短縮することができる。
【0028】なお、本発明は上記の実施の形態に限定さ
れるものではなく、例えば再開ファイルは磁気ディスク
装置41、42以外の光ディスク装置その他の記憶装置
に記憶するようにしてもよいことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IPL再開発生時に、自系と他系に分けて世代の異なる
第1、第2の再開ファイルを使用して独立に再開を行
い、再開ファイルを使用した再開処理完了後に自系の再
開ファイルと他系の再開ファイルを比較し、新しい方の
世代の再開ファイルを使用して再開処理を完了した方の
系にてサービスを再開するようにしたため、IPL再開
処理開始から交換システム復旧までの時間を従来に比べ
て短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のフローチャートであ
る。
【図2】本発明が適用される交換システムの一例のブロ
ック図である。
【符号の説明】
P1 セパレート自動再開制御プログラム P2 自動再開実行プログラム 11、12 ハブ(HUB)装置 21〜24 メモリ 31〜34 プロセッサ 41、42 磁気ディスク装置(DK)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 13/00 H04M 3/00 E H04M 3/00 G06F 9/06 610J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/00 G06F 1/16 - 1/18 G06F 9/06 G06F 9/44 - 9/445 G06F 9/48 - 9/54 G06F 11/00 G06F 11/16 - 11/20 G06F 11/36 G06F 12/16 H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/40 H04M 7/00 - 7/16 H04Q 3/54 - 3/56

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ第1のメモリと複数の世代の再
    開ファイルが記憶されている記憶装置に接続された自系
    のプロセッサと、それぞれ第2のメモリと前記複数の世
    代の再開ファイルが記憶されている記憶装置に接続され
    た他系のプロセッサとが、自系及び他系の各呼処理用の
    プロセッサにハブ装置を介して接続されている二重化さ
    れた交換システムにおける自動再開処理システムにおい
    て、 IPL再開発生時に、前記自系の記憶装置から読み出し
    て前記第1のメモリにロードさせる第1の再開ファイル
    と、前記他系の記憶装置から読み出して前記第2のメモ
    リにロードさせる第2の再開ファイルの世代を異なら
    せ、前記自系のプロセッサと前記他系のプロセッサとに
    より独立して再開処理を開始させる再開処理開始手段
    と、 前記自系のプロセッサによる再開処理完了後、前記第1
    の再開ファイルと前記第2の再開ファイルの世代を比較
    する比較手段と、 前記比較手段により新しい方の世代の再開ファイルを使
    用して再開処理を完了した方の系にてサービスを再開す
    る再開手段とを有することを特徴とする交換システムに
    おける自動再開処理システム。
  2. 【請求項2】 前記比較手段により、前記第1の再開フ
    ァイルの世代よりも前記第2の再開ファイルの世代の方
    が新しいときは、一定時間内に他系が再開処理を完了し
    たかどうか判定する判定手段を有し、前記再開手段は、
    前記判定手段により前記一定時間内に前記他系が再開処
    理を完了しない時には前記自系にてサービスを再開し、
    前記一定時間内に前記他系が再開処理を完了したときに
    は、前記他系にてサービスを再開することを特徴とする
    請求項1記載の交換システムにおける自動再開処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記自系と他系のそれぞれは、前記第1
    の再開ファイル、第2の再開ファイルを使用した再開処
    理が完了しないときには、現在の世代よりも2世代古い
    再開ファイルを前記自系の記憶装置、前記他系の記憶装
    置から読み出して再開処理に使用することを特徴とする
    請求項1記載の交換システムにおける自動再開処理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記再開処理開始手段は、IPL再開発
    生時に、該IPL再開の前に前記自系の記憶装置が主に
    使用されていたときには前記第1の再開ファイルの世代
    を第一世代とし、かつ、前記第2の再開ファイルの世代
    を第二世代とし、前記他系の記憶装置が主に使用されて
    いたときには前記第1の再開ファイルの世代を第二世代
    とし、かつ、前記第2の再開ファイルの世代を第一世代
    として、前記自系のプロセッサと前記他系のプロセッサ
    とにより独立して再開処理を開始させることを特徴とす
    る請求項1記載の交換システムにおける自動再開処理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 それぞれ第1のメモリと複数の世代の再
    開ファイルが記憶されている記憶装置に接続された自系
    のプロセッサと、それぞれ第2のメモリと前記複数の世
    代の再開ファイルが記憶されている記憶装置に接続され
    た他系のプロセッサとが、自系及び他系の各呼処理用の
    プロセッサにハブ装置を介して接続されている二重化さ
    れた交換システムにおける自動再開処理方法において、 IPL再開発生時に、前記自系と他系のそれぞれは、 前記自系の記憶装置と前記他系の記憶装置からそれぞれ
    読み出した、互いに世代の異なる第1の再開ファイルと
    第2の再開ファイルを使用して、独立して再開処理を開
    始する第1のステップと、 前記第1又は第2のプロセッサによる再開処理完了後、
    前記第1の再開ファイルと前記第2の再開ファイルの世
    代を比較する第2のステップと、 前記第2のステップにより新しい方の世代の再開ファイ
    ルを使用して再開処理を完了した方の系にてサービスを
    再開する第3のステップとを含むことを特徴とする交換
    システムにおける自動再開処理方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のステップにより、前記第1の
    再開ファイルの世代よりも前記第2の再開ファイルの世
    代の方が新しいときは、一定時間内に他系が再開処理を
    完了したかどうか判定する第4のステップを更に有し、
    前記第3のステップは、前記第4のステップにより前記
    一定時間内に前記他系が再開処理を完了しない時には前
    記自系にてサービスを再開し、前記一定時間内に前記他
    系が再開処理を完了したときには、前記他系にてサービ
    スを再開することを特徴とする請求項5記載の交換シス
    テムにおける自動再開処理方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のステップにおいて前記第1の
    再開ファイル、第2の再開ファイルを使用した再開処理
    が完了しないときには、現在の世代よりも2世代古い再
    開ファイルを前記自系の記憶装置、前記他系の記憶装置
    から読み出す第5のステップを更に有し、前記第1のス
    テップは前記第5のステップにより読み出された新たな
    再開ファイルを使用して再開処理することを特徴とする
    請求項5記載の交換システムにおける自動再開処理方
    法。
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