JP2008237119A - ソフトアイス飲料製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフトアイス飲料の製造にかかる手間が少ないソフトアイス飲料製造装置を提供する。
【解決手段】スライス用モータ15を駆動することによって氷粉末が製造される氷削機構10と、受容器21内に設けられた回転刃22を回転させるためのミキシング用モータ26が設けられたミキシング機構20と、スライス用モータ15と第2駆動モータとを制御する制御手段とを備えている。制御手段は、第1駆動モータとミキシング用モータ26とを複数の制御プログラムから選択して制御することが可能とされており、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、直近に行われた制御プログラムが自動的に選択される。
【選択図】図1

Description

本発明は、氷削機付のソフトアイス飲料製造装置に関する。
従来、ジュース等の飲料に極めて微細な氷が混合され、滑らかな舌触りを楽しむことができるようにしたソフトアイス飲料が一般に愛飲されている。そして、このソフトアイス飲料を製造するための装置として、小さい氷の塊から氷粉末を作る氷削機構と、氷削機で作られた氷粉末及びジュース等の飲料を回転する切削刃で破砕・撹拌してソフトアイス飲料とするミキシング機構と、を備えたソフトアイス飲料製造装置が知られている(特許文献1)。このソフトアイス飲料製造装置は、図10に示すように、切削刃111を臨ませたスリット112が設けられた氷削室113と、該氷削室113内に投入された氷を回転させるための回転翼114と、該回転翼114を回転させるための第1駆動モータ115とが設けられている。このソフトアイス飲料製造装置では、第1駆動モータ115を駆動させることにより氷削室113内の氷が回転翼114によって回転し、遠心力によって切削刃111によって切削されてスリット112から氷粉末116が放出される。こうして放出された氷粉末116は、スリット112の下方に設けられたソフトアイス飲料用の液状物117を収容する受容器118に投入される。そして、さらに受容器118内に設置された回転刃119を回転させるための第2駆動モータ120を駆動することにより、回転刃119が回転し、受容器118内の液状物117及び氷粉末116が切削・混合される。こうして製造されたソフトアイス飲料は、ジュース等の飲料に極めて微細な氷が混合されているため、滑らかな舌触りを楽しむことができる。
さらには、上記のような従来のソフトアイス飲料製造装置では、ソフトアイス飲料を製造する量に合わせて、第1駆動モータ115と第2駆動モータ120とを異なるプログラムで制御することも行われており、これにより1人分〜多人数分まで、自由に選択してソフトアイス飲料を製造することが可能とされていた。
実用新案出願公告平1−14148号公報
しかし、上記従来のソフトアイス飲料製造装置では、装置を停止した後、再び立ち上げる毎に、複数の制御プログラムの中から所望の制御プログラムを選択しなければならず、手間がかかるとともに、制御の選択を間違えることも多かった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、ソフトアイス飲料の製造にかかる手間が少なく、制御プログラムの選択を間違えることも少ないソフトアイス飲料製造装置を提供することを解決すべき課題とする。
本発明のソフトアイス飲料製造装置は、切削刃を臨ませたスリットが設けられた氷削室と、該氷削室内に投入された氷を回転させるための回転翼と、該回転翼を回転させるための第1駆動モータとが設けられた氷削機構と、
該スリットの下方に脱着可能に設置され、該スリットから放出される氷粉末を受けるとともにソフトアイス飲料用の液状物を収容する受容器と、該受容器内に設置され、該氷粉末と該液状物を混合するとともに該氷粉末をさらに細かくするための回転刃と、該回転刃を回転させるための第2駆動モータとが設けられたミキシング機構と、
該第1駆動モータと該第2駆動モータとを制御する制御手段と、を備えたソフトアイス飲料製造装置において、
前記制御手段は、前記第1駆動モータ及び前記第2駆動モータの制御を複数の制御プログラムから選択して行い、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、直前に行われた該制御プログラムが自動的に選択されることを特徴とする。
本発明のソフトアイス飲料製造装置では、第1駆動モータを駆動させることによって氷削機構によって氷粉末が製造され、ミキシング機構の受容器内にその氷粉末が投入される。そして、第2駆動モータを駆動させることによってミキシング機構の回転刃が回転し、受容器内のソフトアイス飲料の原液と氷粉末とが撹拌・混合・切削されソフトな舌触りのソフトアイス飲料が製造される。ここで、第1駆動モータと第2駆動モータの制御は、制御手段によって複数の制御プログラムの中から選択して行われる。例えば1人分という少ない量のソフトアイスドリンクを製造する場合には、氷粉末の量は少なくて済むため、第1駆動モータの駆動時間は短くされる。そして、第2駆動モータの駆動による撹拌・混合・切削も短時間で済むため、第2駆動モータの駆動時間も短くされる。また、多人数分のソフトアイス飲料を製造する場合には、第1駆動モータの駆動時間及び第2駆動モータの駆動時間が長くされる。あるいは、間欠的に交互に駆動される。このため、人数分に応じた、適切な量のソフトアイス飲料が適切な量だけ製造される。
しかも、本発明のソフトアイス飲料製造装置では、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、直前に行われた該制御プログラムが自動的に選択される。このため、前回と同じ制御を行う場合には、多くの制御プログラムから所定の制御プログラムを選択する必要がない。このため、装置の立ち上げ時において、ソフトアイス飲料の製造にかかる手間が少なくなる。また、通常の稼動状態においては、毎回同じ制御プログラムで制御することが多いため、制御プログラムの選択のミスを少なくすることができる。
なお、本発明のソフトアイス飲料製造装置において、回転翼を回転させるための第1駆動モータと、回転刃を回転させるための第2駆動モータとを、ただ1つのモータで行わせることもできる。この場合において、記制御手段は、ただ1つのモータを制御することとなる。
複数の制御プログラムは、1バッチで製造するソフトアイス飲料の製造量に対応して定めることができる。こうであれば1人分〜多人数分まで、高品質のソフトアイス飲料を安定的に1バッチで製造することができる。
ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときに前記制御プログラムの1つが選択されていないときには、制御手段は、制御プログラムのうちの1つを強制的に選択することができる。これにより、ソフトアイス飲料製造装置の立ち上げ時におけるプラグラムの暴走を防止することができ、ソフトアイス飲料製造装置の確実な作動を確保することができる。
以下、本発明を具体化した実施例について詳述する。
(実施例1)
実施例1のソフトアイス飲料製造装置は、図1に示すように、ブロック状の氷を切削して氷粉末とする氷削部10と、氷削部10から放出される氷粉末をジュース等の飲料と混合してソフトアイス飲料とするミキシング部20とから構成されている。
氷削部10内には、氷が投入されて貯留するための氷ストッカー11が設けられている。氷ストッカー11の内部下方には、連通するすり鉢形状の氷削室12が固定されており、氷削室12の底にはベアリング12aが嵌合されている。ベアリング12aには軸13が嵌められており、軸13はプーリー機構14を介してスライス用モータ15によって回転可能とされている。このスライス用モータ15が第1駆動モータである。
軸13の上端は、氷削室12のテーパ面12bに沿って回転翼16が取付けられており、回転翼16の上端には回転ホッパー17が固定され、回転翼16とともに回転可能とされている。回転ホッパー17の上端は開放されており、回転ホッパー17の上端周縁と僅かな隙間を介して、円筒状の氷ストッカー11が被せられている。
また、氷削室12のテーパ面12bには切削刃18が取付けられたスリット12cが傾斜方向に延在するように開けられており、スリット12cには氷出口カバー12dがテーパ面12bに対して垂直方向に突出して設けられている。
氷出口カバー12dの下には、取手の付いたジョッキ形状の受容器21が着脱可能に設置されており、受容器21内にはミキシング用のカッター翼22がベアリング22aを介して回転可能に取付けられている。カッター翼22の軸下端はベアリング22aから下方に突出してタービン翼形状のカップリングギア23が嵌められている。そして、カップリングギア23と噛合するカップリングギア24が、プーリー機構25を介してミキシング用モータ26によって回転可能に取付けられている。このミキシング用モータ26が第2駆動モータである。また、受容器21の側面の取手と反対側の位置には、径外方向に突出する凸部21aが設けられており、凸部21aと整合する位置には、ボトルスイッチ30が氷削部10の外郭に取付けられている。
次に、このソフトアイス飲料製造装置の制御について説明する。
図2は、このソフトアイス飲料製造装置の電気的接続図である。マイクロコンピュータ(以下「マイコン」と省略)40には、ソフトアイス飲料を作るためのSTARTスイッチ43、一人分のソフトアイス飲料(1DR)と二人分のソフトアイス飲料(2DR)とを切換える切換スイッチ44、スライス用モータ15を強制的に駆動させるためのSHVスイッチ45、ミキシング用モータ26を強制的に駆動させるためのMIXスイッチ46、及び受容器21が装着されていない状態でのモータの駆動を防止するためのボトルスイッチ30が入力インターフェース41を介して接続されている。各スイッチ43、44、45、46、30は、押されている時だけON又はOFFとなるモーメンタリースイッチである。各スイッチ43、44、45、46が押されることにより、及びボトルスイッチ30がボトル無しを検知することにより、各入力信号がマイコン40に入力される。入力インターフェース41は、各スイッチ43、44、45、46、30のチャタリングを吸収するとともに波形整形してマイコン40に入力するものである。ここで、マイコン40が「制御手段」である。
また、マイコン40には、モータ駆動回路47、48を介して、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26が接続されている。スライス用モータ15及びミキシング用モータ26はインダクションモータである。モータ駆動回路47、48は、マイコン40からの指令によりスライス用モータ15及びミキシング用モータ26を回転可能にするものである。なお、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26として、例えば、隈取りモータ、DCモータ等のインダクションモータ以外のモータを採用することができる。また、モータ駆動回路47、48として、位相制御回路、インバータ制御回路、PWM制御回路等を備えるものを採用することができる。
さらに、マイコン40には、出力インターフェース49を介して、STOP・LED53、1DR・LED54、2DR・LED55、SHV・LED56及びMIX・LED57が接続されている。各LED53、54、55、56、57のアノードは、プルアップ抵抗を介して電源に接続されている。出力インターフェース49は、トランジスタアレイである。
マイコン40は、CPU40a、ROM40b及びRAM40cを備えている。CPU40aは、後述する図3、4、5、7、9等に示す制御プログラムを実行して、ソフトアイス飲料製造装置を制御するものである。ROM40bは同制御プログラムや定数データ等を記憶するものであり、RAM40cは同制御プログラムの実行に必要な変数データ等、例えば、切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)を示す切換カウンタの内容を記憶するものである。このRAM40cはバッテリーバックアップされており、ソフトアイス飲料製造装置の電源が切られてもRAM40cの内容は保持されるようになっている。これにより、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、CPU40aは切換カウンタの内容により直前の切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)を知ることができる。なお、RAM40cとして不揮発性RAMを使用することもできる。
次に、このソフトアイス飲料製造装置における制御プログラムの概要を説明する。制御プログラムは、図3に示すメインプログラムと割り込みプログラムとからなっている。また、割り込みプログラムは、図4、9に示すSTARTプログラム、ボトルプログラム及び図示しないSHVプログラム、MIXプログラムを有している。メインプログラムは、図示しない電源スイッチがONにされることにより実行が開始され、切換カウンタの内容により直前の切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)を復活させる。ここで、切換カウンタは、その値が0のとき1DRを表し、1のとき2DRを表している。また、切換スイッチ44が押されるごとに、1DRと2DRとを切換えてRAM40cの切換カウンタに記憶するとともに、1DR・LED54と2DR・LED55とを切換えて点灯している。そして、スイッチ43、45、46が押されておらず、かつボトルスイッチ40がボトル有りを検知している間、制御状態を待機状態としている。
STARTプログラムは、STARTスイッチ43が押された場合、割り込み処理により実行される。このSTARTプログラムでは、RAM40cの切換カウンタに記憶されている切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)により、1DRプログラム又は2DRプログラムが実行される。1DRプログラムは1人分のソフトアイス飲料を製造するものであり、2DRプログラムは2人分のソフトアイス飲料を製造するものである。また、ボトルプログラムは、ボトルスイッチ30がボトル無しを検知した場合、割り込み処理により実行される。このボトルプログラムは、ボトルスイッチ30によりボトル無しが検知されると、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26を直ちに停止して、制御状態を待機状態とするものである。さらに、SHVプログラムはスライス用モータ15を強制的に駆動させるものであり、MIXプログラムはミキシング用モータ26を強制的に駆動させるためのものである。ただし、STARTプログラム実行中においては、ボトルスイッチ30以外のスイッチによる割り込みは禁止され、ボトルプログラム以外の割り込みプログラムが実行されることはない。ボトルプログラムは、他の割り込みプログラムよりも優先順位が高く設定されており、ボトルスイッチ30がボトル無しを検知した場合、他の割り込みプログラムの実行中であってもボトルプログラムが優先的に実行される。
次に、制御プログラムのうちメインプログラム、STARTプログラム及びボトルプログラムを詳細に説明する。最初に、図3に示すメインプログラムを説明する。POWERスイッチがONにされると、メインプログラムの実行が開始される。まず、ステップS10において、マイコン40は初期設定を行い、すべての出力をOFFにする。そして、ステップS11において、STOP・LED53が点灯される。
ステップS111においては、RAM40cの切換カウンタにより、直前にソフトアイス飲料製造装置の電源が切られたときの切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)が調べられる。切換カウンタの値が0、すなわち、1DRが選択されていた場合(YES)、ステップS114が実行される。切換カウンタの値が0でない場合(NO)、ステップS112が実行される。ステップS112においては、切換カウンタの値が1か否かが調べられる。切換カウンタの値が1、すなわち、2DRが選択されていた場合(YES)、ステップS115が実行される。また、切換カウンタの値が0でも1でもない場合、すなわち、1DR、2DRともに選択されていなかった場合(NO)、ステップS113が実行される。ステップS113においては、強制的に切換カウンタの値が0にされた後、ステップS114が実行される。ステップS114においては、1DR・LED54が点灯された後、ステップS12が実行される。また、ステップS115においては、2DR・LED55が点灯された後、ステップS12が実行される。
ステップS12においては、切換スイッチ44が押されているか否かが調べられる。切換スイッチ44が押されている場合は、ステップS13において、RAM40cに設けられた切換カウンタの値を切換えるとともに、1DR・LED54と2DR・LED55とを切換えて点灯する。具体的には、切換スイッチ44が押されるごとに、切換カウンタの値を0と1との間で切換えている。また、切換カウンタの値が0にされると1DR・LED54が点灯され、切換カウンタの値が1にされると2DR・LED55が点灯される。この状態がループとして実行されて、制御状態が待機状態とされる。
上記のように、直前の状態が1DRであった場合、ステップS111、S114により1DR・LED54が点灯される。また、直前の状態が2DRであった場合、ステップS112、S115により2DR・LED55が点灯される。これらの処理により、直前にソフトアイス飲料製造装置の電源が切られたときの切換スイッチ44の状態(1DR又は2DR)が復活される。
さらに、直前の状態が1DRでも2DRでもない場合、ステップS112、S113、S114により、強制的に1DRの状態とされ、1DR・LED54が点灯される。このように直前の状態が1DRでも2DRでもない場合として、例えば、ソフトアイス飲料製造装置に初めて電源が供給された場合や、故障によりマイコン40が搭載されたプリント基板が交換された場合があり得る。この処理により、ソフトアイス飲料製造装置に初めて電源が供給された場合や、故障によりマイコン40が搭載されたプリント基板が交換された場合であっても、安定した作動が確保される。
次に、図4に示すSTARTプログラムを説明する。STARTプログラムは、マイコン40の待機状態において、STARTスイッチ43が押されると実行される。ステップS15においては、RAM40cの切換カウンタが調べられる。切換カウンタの値が0、すなわち、1DRが選択されていた場合(YES)、ステップS16において図5に示す1DRプログラムが実行された後、メインプログラムに制御が戻される。また、切換カウンタの値が0でない場合(NO)、ステップS17が実行され、切換カウンタが調べられる。そして、切換カウンタの値が1、すなわち、2DRが選択されていた場合(YES)、ステップS18において図7に示す2DRプログラムが実行された後、メインプログラムに制御が戻される。また、切換カウンタの値が0又は1でない場合(NO)、エラーであり、メインプログラムに制御が戻される。
1DRプログラムを図5に示すフローチャートと、図6に示すタイミングチャートとを用いて説明する。ステップS20においては、スライス用モータ15が駆動され、STOP・LED53が消灯される。また、1DR・LED54及びSHV・LED56が点灯される。ステップS21においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS22においては、マイコン40は時間T1が経過するまで待つ。
ステップS23においては、ミキシング用モータ26が駆動され、MIX・LED57が点灯される。ステップS24においては、マイコン40は時間T2が経過するまで待つ。
ステップS25においては、スライス用モータ15が停止され、SHV・LED56が消灯される。ステップS26においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS27においては、マイコン40は時間T3が経過するまで待つ。
ステップS28においては、ミキシング用モータ26が停止され、MIX・LED57が消灯される。また、STOP・LED53が点灯される。こうして、1人分のソフトアイス飲料が製造される。その後、制御がSTARTプログラムに戻される。
2DRプログラムを図7に示すフローチャートと、図8に示すタイミングチャートとを用いて説明する。ステップS30においては、スライス用モータ15が駆動され、STOP・LED53が消灯される。また、2DR・LED55及びSHV・LED56が点灯される。ステップS31においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS32においては、マイコン40は時間T1が経過するまで待つ。
ステップS33においては、ミキシング用モータ16が駆動され、MIX・LED57が点灯される。ステップS34においては、マイコン40は時間T2が経過するまで待つ。
ステップS35においては、スライス用モータ15が停止され、SHV・LED56が消灯される。ステップS36においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS37においては、マイコン40は時間T3が経過するまで待つ。
ステップS38においては、スライス用モータ15が再び駆動され、1DR・LED54及びSHV・LED56が点灯される。また、2DR・LED55が消灯される。ステップS39においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS40においては、マイコン40は時間T2が経過するまで待つ。
ステップS41においては、スライス用モータ15が停止され、SHV・LED56が消灯される。ステップS42においては、ソフトウェア・タイマがクリアされた後、スタートされる。ステップS43においては、マイコン40は時間T3が経過するまで待つ。
ステップS44においては、ミキシング用モータ26が停止され、1DR・LED54及びMIX・LED57が消灯される。また、STOP・LED53が点灯される。こうして、2人分のソフトアイス飲料が製造される。その後、制御がSTARTプログラムに戻される。
なお、本実施例においては、ソフトウェア・タイマにより時間T1〜T3の測定を行っているが、ディップスイッチ等を用いて外部より時間T1〜T3の設定を変更できるようにしてもよい。このようにすれば、プログラムを変更することなく、簡単に時間T1〜T3の設定を変更することができる。また、出力インターフェース49に接続されるLED、及びSTARTプログラムにおける処理プログラムを追加して、3人分のソフトアイス飲料を製造するもの、異なる容量のソフトアイス飲料を製造するもの等にも対応することができる。この際、切換スイッチ44が押されるごとに、切換カウンタの値を順に切換えるようにする。これにより、STARTスイッチ43が押されると、対応する処理プログラムが実行可能にされる。
ボトルプログラムを図9に示すフローチャートを用いて説明する。ボトルプログラムは、ボトルスイッチ30によりボトル無しが検知された場合、他の割り込みプログラムの実行中であっても直ちに実行される。ステップS65においては、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26が停止され、すべてのLED53、54、55、56、57が消灯される。ステップS66においては、マイコン40はボトルスイッチ30によりボトル有が検知されるまで待つ。
ステップS67においては、メインプログラムのステップS10にジャンプする。こうして、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26が直ちに停止され、制御状態が待機状態とされる。なお、ボトルスイッチ30をマイコン40に接続せず、ボトルスイッチ30によりボトル無しが検知された場合、ソフトアイス飲料製造装置への電源の供給を停止するようにしてもよい。
このソフトアイス飲料製造装置によれば、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、直前に行われた該制御プログラムが自動的に選択される。このため、前回と同じ制御を行う場合には、多くの制御プログラムから所定の制御プログラムを選択する必要がない。このため、装置の立ち上げ時において、ソフトアイス飲料の製造にかかる手間が少なくなる。また、通常の稼動状態においては、毎回同じ制御プログラムで制御することが多いため、制御プログラムの選択のミスを少なくすることができる。
また、制御プグラムは、1バッチで製造するソフトアイス飲料の製造量に対応して定められているため、1人分〜多人数分まで、高品質のソフトアイス飲料を安定的に1バッチで製造することができる。
また、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときに前記制御プログラムの1つが選択されていないときには、制御手段は、制御プログラムのうちの1つを強制的に選択するため、ソフトアイス飲料製造装置の立ち上げ時におけるプラグラムの暴走を防止することができ、ソフトアイス飲料製造装置の確実な作動を確保することができる。
さらに、このソフトアイス飲料製造装置によれば、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26を停止状態とするボトルスイッチ30が設けられているため、スライス用モータ15及びミキシング用モータ26の無駄な駆動を防止することができる。また、受容器21が設置されていないときにスライス用モータ15が駆動して、氷粉末の放出によって周囲を汚染するという不具合を防止できる。
この発明は、上記発明の実施例の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
本発明のソフトアイス飲料製造装置はソフトアイス飲料の製造に用いることができる。
実施例のソフトアイス飲料製造装置の断面図である。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の電気的接続図である。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムのフローチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおけるSTARTプログラムのフローチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおける1DRプログラムのフローチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおける1DRプログラムのタイムチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおける2DRプログラムのフローチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおける2DRプログラムのタイムチャートである。 実施例のソフトアイス飲料製造装置の制御プログラムにおけるボトルプログラムである。 従来のソフトアイス飲料製造装置の断面図である。
符号の説明
18、12c、12、16、15…氷削機構(18…切削刃、12c…スリット、12…氷削室、16…回転翼、15…スライス用モータ(第1駆動モータ))
21、22、26…ミキシング機構(21…受容器、22…回転刃、26…ミキシング用モータ(第2駆動モータ))
40…制御手段(マイコン)
30…ボトルスイッチ

Claims (3)

  1. 切削刃を臨ませたスリットが設けられた氷削室と、該氷削室内に投入された氷を回転させるための回転翼と、該回転翼を回転させるための第1駆動モータとが設けられた氷削機構と、
    該スリットの下方に脱着可能に設置され、該スリットから放出される氷粉末を受けるとともにソフトアイス飲料用の液状物を収容する受容器と、該受容器内に設置され、該氷粉末と該液状物を混合するとともに該氷粉末をさらに細かくするための回転刃と、該回転刃を回転させるための第2駆動モータとが設けられたミキシング機構と、
    該第1駆動モータと該第2駆動モータとを制御する制御手段と、を備えたソフトアイス飲料製造装置において、
    前記制御手段は、前記第1駆動モータ及び前記第2駆動モータの制御を複数の制御プログラムから選択して行い、ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときには、直前に行われた該制御プログラムが自動的に選択されることを特徴とするソフトアイス飲料製造装置。
  2. 前記複数の制御プログラムは、1バッチで製造するソフトアイス飲料の製造量に対応して定められていることを特徴とする請求項1記載のソフトアイス飲料製造装置。
  3. ソフトアイス飲料製造装置を立ち上げたときに前記制御プログラムの1つが選択されていないときには、前記制御手段は、前記制御プログラムのうちの1つを強制的に選択することを特徴とする請求項1又は2記載のソフトアイス飲料製造装置。
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