JP2001051854A - 情報管理システム - Google Patents

情報管理システム

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JP2001051854A
JP2001051854A JP11228659A JP22865999A JP2001051854A JP 2001051854 A JP2001051854 A JP 2001051854A JP 11228659 A JP11228659 A JP 11228659A JP 22865999 A JP22865999 A JP 22865999A JP 2001051854 A JP2001051854 A JP 2001051854A
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general
storage device
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dedicated
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Koji Matsubara
康治 松原
Osamu Tomita
理 冨田
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用OSが不意に停止し、再起動を余儀なく
されても、専用OS上で動作するアプリケーションの各
種取得情報を喪失することなく確実に管理することがで
きる情報管理システムを提供すること。 【解決手段】 主記憶装置2と、補助記憶装置3と、主
記憶装置2にロードされて動作する汎用OS4と、主記
憶装置2にロードされて汎用OS4とともにかつ独立に
動作し汎用OS4の停止又は再起動時にも外部割り込み
を可能とする専用OS5とを備えており、専用OS5上
で動作するアプリケーション6の情報管理を汎用OS4
のファイルシステム40を介して行う情報管理システム
である。主記憶装置2にアプリケーション6の取得情報
を記憶する主記憶領域20を、補助記憶装置3に、汎用
OS4を再起動させた後に主記憶領域20に記憶した取
得情報をファイルシステム40を介して記憶する記憶領
域30を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの装置内にお
いて同時かつ独立に動作する二つのオペレーティングシ
ステムを備えた情報管理システムに係わり、特に、一方
のオペレーティングシステム上で動作するアプリケーシ
ョンの情報管理に他方のオペレーティングシステム側の
ファイルシステムを利用して情報管理を行う情報管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】優れたGUI(Graphical User Inter
face)を備えているが、実時間処理性能を十分に備えて
いない汎用のオペレーティングシステム(以下、単に
「汎用OS」ともいう。)に、実時間処理性能に優れた
オペレーティングシステム(以下、単に「専用OS」と
もいう。)を導入し、GUIにも実時間処理にも優れた
情報処理システムを構築する手法が知られている。例え
ば、WindowsNT(WindowsNTは米国マイクロソフト社の登
録商標。)等の汎用OSと同時かつ独立に機能するモジ
ュールを主体として構成し、当該汎用OSの停止・再起
動時にも外部割り込み処理を可能とするシステムとし
て、特開平11−24943号公報(以下、従来技術1
という。)や特開平11−149385号公報(以下、
従来技術2という。)に開示された技術により実現可能
なシステムがある。
【0003】上記従来技術1は、特定のモジュール(専
用OS)をカーネル(汎用OS)から独立した無停止モ
ジュールとし、この無停止モジュールに係るアドレス領
域に対する仮想アドレス変換テーブルと、主記憶装置内
の無停止モジュールに係るアドレス領域の記憶内容と、
無停止モジュールが処理する外部割り込みに対する割り
込み処理ハンドラの登録内容とを、カーネルの再起動ロ
ーダーの再起動対象から外して再起動し、カーネルの再
起動時においても、特定のモジュールを安定的に動作さ
せる技術である。
【0004】また、上記従来技術2は、第1のOS(汎
用OS)の起動時に、第2のOS(専用OS)が必要と
する物理メモリ、外部デバイスなどのリソースを第1の
OSからは分離して予約し、第1,第2のOSで共有す
る共有アドレス空間に両OSに共通の割り込み処理部を
配置し、割り込み処理部が各OSの実行をスケジュール
することにより、第1、第2のOSを同時かつ独立に動
作させ、さらに第1のOSの停止をその状態変数を導入
し、これを監視することによってOSの切り替えを行
い、第1のOSの停止がしたときにも第2のOSに切り
替えて動作させる技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、斯かるシス
テムにおいて用いられる専用OSは、それ自身にファイ
ルシステムを備えていないため、当該専用OS上で動作
するアプリケーションの動作状況や当該アプリケーショ
ンに対する入力情報等の各種取得情報の管理は、汎用O
S側のファイルシステムを介して行っている。
【0006】かかる汎用OSにおいて使用されるファイ
ルシステムは、通常は主としていわゆるキャッシュメモ
リ上での管理にとどめ、固定ディスク等の補助記憶装置
への入出力は、実際の操作から遅延して行っている。
【0007】したがって、汎用OSが当該汎用OS上の
アプリケーションソフトフォルトにより不意に停止して
しまい、汎用OSの再起動を余儀なくされた場合には、
キャッシュメモリ上のみにしか記録されていなかった各
種取得情報が失われてしまったり、ファイルそのものが
壊れてしまったり、あるいは汎用OSが停止している間
にはファイルシステムも停止しているため、その間に当
該アプリケーションにおいて新たに取得した情報を補助
記憶装置内に記録できなかったりする問題がある。
【0008】本発明の目的は、汎用OSが不意に停止
し、再起動を余儀なくされても、専用OS上で動作する
アプリケーションの取得情報を喪失することなく確実に
管理することができる情報管理システムを提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、主記憶装置と、補助記憶装置と、前記主記
憶装置にロードされて動作する汎用OSと、前記主記憶
装置にロードされて前記汎用OSとともにかつ独立に動
作し前記汎用OSの停止又は再起動時にも外部割り込み
を可能とする専用OSとを備えており、該専用OS上で
動作するアプリケーションの情報管理を前記汎用OSの
ファイルシステムを介して行う情報管理システムにおい
て、前記主記憶装置に、前記専用OSが管理する記憶領
域であって前記汎用OSの動作中における前記アプリケ
ーションの取得情報を記憶する第1の主記憶領域を備え
ており、前記補助記憶装置に、前記汎用OSを再起動さ
せた後に、前記第1の主記憶領域に記憶した前記取得情
報を、前記ファイルシステムを介して記憶する補助記憶
領域を備えていることを第1の特徴としている。
【0010】また、前記第1の特徴を有する情報管理シ
ステムにおいて、前記主記憶装置に、前記専用OSが管
理する記憶領域であって前記汎用OSの停止中における
前記アプリケーションの取得情報を記憶する第2の主記
憶領域を備えていることを第2の特徴としている。
【0011】また、前記第1または第2の特徴を有する
情報管理システムにおいて、前記アプリケーションの前
記取得情報を記憶する不揮発記憶装置を備えていること
を第3の特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、本発明は、本実施形態
に限定されるものではない。図1は、本発明の情報管理
システムの一実施形態を示したものである。同図におい
て、符号1は情報管理システムを示している。図1に示
したように、情報管理システム1は、主記憶装置2と、
補助記憶装置3と、主記憶装置2にロードされて動作す
る汎用OS4と、主記憶装置2にロードされて汎用OS
4とともにかつ独立して動作し汎用OS4の停止又は再
起動時にも外部割り込みを可能とする専用OS5とを備
えている。
【0013】情報管理システム1は、また、プロセッサ
101、読みとり専用記憶装置102、外部デバイス1
03、クロック割り込み生成器104、及び割り込みコ
ントローラ105並びにバス106、割り込み信号バス
107を備えている。
【0014】プロセッサ101内には、演算装置101
1、割り込みテーブルレジスタ1012、ページテーブ
ルレジスタ1013、アドレス変換装置1014を備え
ている。
【0015】割り込みテーブルレジスタ1012は、割
り込みテーブルの仮想アドレス(開始アドレス)を格納
している。また、ページテーブルレジスタ1013は、
ページテーブルの開始アドレスを格納している。さら
に、アドレス変換装置1014は、演算装置が要求する
命令アドレス又はオペランドが格納されているアドレス
を受け取り、ページテーブルレジスタの有している開始
アドレスに対応するページテーブルの内容に基づいて、
仮想−実アドレス変換を行い、変換により得られた実ア
ドレスに基づいて、プロセッサ101が主記憶装置2内
を参照できるように構成されている。
【0016】読み取り専用記憶装置102は、プロセッ
サ101がリセットされたときに実行されるプログラム
を格納しており、プロセッサ101がリセットされたと
きにこのプログラムに制御を移せるように物理アドレス
空間にマップされている。
【0017】外部デバイス103は、キーボード、マウ
ス、外部記憶装置等の入出力機器である。
【0018】クロック割り込み生成器104は、周期的
な割り込みを生成するクロックである。
【0019】割り込みコントローラ105は、割り込み
マスクレジスタ及び選択装置を備えており、補助記憶装
置3や外部デバイス103からの割り込み要求を受付け
て要求元に従って数値化した割り込み信号を生成し、後
述の割り込み信号バス107を介してプロセッサ101
に送信するほか、プロセッサ101からの指示により、
特定の割り込み信号をプロセッサ101に通知しないよ
うにするいわゆるマスク処理を行う。
【0020】上記割り込みテーブルは、プロセッサ10
1が割り込みコントローラ105からの受け取る割り込
み番号毎の割り込みハンドラの仮想アドレスを記録して
いる。そして、プロセッサ101が割り込みコントロー
ラ105から割り込み要求を受けると、割り込み番号に
対応する割り込みハンドラのアドレスを割り込みテーブ
ルレジスタのアドレスに対応する割り込みテーブルから
取得し、そのアドレスに制御を移すことで割り込み処理
を開始するように構成されている。
【0021】バス106は、主記憶装置2、補助記憶装
置3、プロセッサ101、読みとり専用記憶装置10
2、外部デバイス103、クロック割り込み生成器10
4、割り込みコントローラ105間を接続する信号線で
ある。
【0022】割り込み信号バス107は、補助記憶装置
3、外部デバイス103、クロック割り込み生成器10
4及び割り込みコントローラ105を接続している信号
線であり、外部デバイス103が割り込みを発生する
と、割り込み信号バス107を経由して割り込みコント
ローラ105が割り込み信号を受信し、これを数値化し
て割り込みバス108を介してプロセッサ101に通知
する。割り込み順位は、割り込み信号バス107への接
続により決定される。
【0023】図2に示したように、主記憶装置2には、
汎用OS4の動作又は停止中に、専用OS5上で動作す
るアプリケーション6にて入力された情報や、アプリケ
ーション6の動作状況等当該アプリケーション6の取得
情報を記憶する記憶領域であって、専用OS5が管理す
る主記憶領域(第1、第2の主記憶領域)20を備えて
いる。
【0024】補助記憶装置3は、汎用OS4を再起動さ
せた後に主記憶領域20に記憶した取得情報を汎用OS
4のファイルシステム40を介して記憶する補助記憶領
域30を備えており、この補助記憶領域30には、ファ
イルシステム40に従った情報記録ファイル31が形成
されている。
【0025】汎用OS4は、ファイルシステム40の他
に、後述のファイル処理部50からの取得情報をシステ
ムキャッシュにキャッシュするキャッシュ処理部41を
備えている。
【0026】専用OS5は、ファイル処理部50と、メ
モリ処理部51と、データチェック処理部52と、監視
処理部53と、再起動処理部54とを備えている。
【0027】ファイル処理部50は、アプリケーション
6の記録指示処理部からの指示により取得情報を汎用O
S4内のメモリ管理部に渡したり、ファイルシステム4
0を介して情報記録ファイル31の読み込みを行うモジ
ュールである。
【0028】メモリ処理部51は、主記憶領域20への
取得情報の入出力処理を行うモジュールである。
【0029】データチェック処理部52は、汎用OS4
の再起動後において情報記録ファイル31の内容と主記
憶領域20の内容とを比較するモジュールである。
【0030】監視処理部53は、汎用OS4の生死(汎
用OS4が停止しているか否か)の監視を行うモジュー
ルである。このモジュールは、汎用OS4の停止モジュ
ール又は汎用OS4が停止する際にその停止処理過程で
実行される特定のモジュールに制御が渡り当該汎用OS
4の状態変数が設定された場合にその設定から汎用OS
4の生死を検知し、停止を検知した場合に再起動処理部
54に制御を引き渡すように構成されたモジュールであ
る。
【0031】再起動処理部54は、汎用OS4の再起動
を行う再起動ローダであり、専用OS5のメモリ空間に
作成された再起動モジュール管理テーブルと、無停止モ
ジュール管理テーブルとに基づいて、再起動ローダは汎
用OS4の再起動時において、再起動モジュール管理テ
ーブルに登録された再起動対象である各再起動モジュー
ルのみを再起動し、無停止モジュール管理テーブルに登
録された無停止モジュールは再起動せずにそのままの状
態を維持するモジュールである。
【0032】専用OS5は、再起動処理部54によって
汎用OS4を主記憶装置2に再ロードする際に、その処
理環境、具体的には、専用OS5、主記憶領域20及び
アプリケーション6が配置される仮想アドレス、それら
に対応するアドレス変換テーブル、専用OS5、主記憶
領域20及びアプリケーション6が格納される物理メモ
リ、並びに専用OS5が処理する外部割り込みに対する
割り込みハンドラの設定については、再起動対象外とし
て主記憶装置2に維持したままとなる。これにより、汎
用OS4が不意に停止し、再起動を余儀なくされた場合
にも、専用OS5はそのまま継続して動作し、アプリケ
ーション6の取得情報を継続して管理できるようになし
てある。
【0033】専用OS5上で動作するアプリケーション
6は、少なくとも、情報取得処理部60と、記録指示処
理部61とを備えており、情報取得処理部60にて情報
を取得すると記録指示処理部61が専用OS5のファイ
ル処理部50に対して専用OS4の補助記憶領域30内
の情報記録ファイル31へ取得情報を記録する指示を発
行するようになっている。
【0034】次に、上記構成の情報管理システム1の動
作について説明する。
【0035】まず、専用OS5による汎用OS4の生死
の監視について、図3のフローチャートに基づいて説明
する。
【0036】汎用OS4が動作中は、専用OS5は、監
視処理部53によって汎用OS4の停止モジュール又は
停止過程に実行されるモジュールへ制御が渡った時に設
定される当該汎用OS4の状態変数を監視し(ステップ
31)、設定が正常動作の場合はファイルアクセス許可
情報21にアクセス許可をセットし(ステップ32)、
監視を継続する。状態変数の停止設定を検知した場合
は、ファイルアクセス許可情報21にアクセス禁止をセ
ットし(ステップ33)、再起動処理部53に制御を渡
して汎用OS4を再起動させる(ステップ34)。そし
て、汎用OS4の再起動後は、再び汎用OS4の監視を
継続する。
【0037】次に、図4のフローチャートに基づいて、
専用OS5上で動作するアプリケーション6からの取得
情報を補助記憶装置3の情報記録ファイル31への書き
込み及び主記憶領域20への書き込み手順について説明
する。
【0038】汎用OS4及び専用OSが正常に動作して
いる場合、専用OS5上で動作するアプリケーション6
は、情報取得処理部60にて情報を取得する毎に、ファ
イル記録指示処理部61から専用OS5に取得情報の記
録指示を発行する。
【0039】ファイル記録指示処理部61からの情報記
録ファイル31への記録指示の発行を受けた専用OS5
のファイル処理部52は、ファイルアクセス許可情報2
1の判定を行い(ステップ41)、ファイルアクセス許
可ならば、ファイル処理部50にてアプリケーション6
の取得情報を汎用OS4のキャッシュ処理部41に渡
し、ファイルシステム40を介して補助記憶領域30の
情報記録ファイル31に書き込む(ステップ42)とと
もに、メモリ処理部51にて取得情報を主記憶領域20
に書き込む(ステップ43)。ファイルアクセス禁止な
らば情報記録ファイル31への書き込みをスキップし、
主記憶領域20に取得情報のファイルを書き込む(ステ
ップ43)。上記の処理をアプリケーション6の情報取
得処理部60が情報を取得する毎に行う。
【0040】次に、図5のフローチャートに基づいて、
汎用OS4の再起動後における補助記憶装置3内の情報
記録ファイル31の修復処理について説明する。
【0041】汎用OS4の再起動後、専用OS5が動作
を開始すると、まず、ファイル処理部50が汎用OS4
のファイルシステム40を介して報記録ファイル31の
内容を読み込み(ステップ51)及びメモリ処理部51
による主記憶領域20の内容の読み込みを行う(ステッ
プ52)。
【0042】次に、情報記録ファイル31の内容の読み
込みが正常に行われたかにより処理を変更し(ステップ
53)、正常に行われた場合はメモリ処理部51による
主記憶領域20の内容の読み込みを行ってデータの有無
により処理を変更し(ステップ54)、データがある場
合には、データチェック処理部52によって情報記録フ
ァイル31の内容と主記憶領域20の内容を比較し(ス
テップ55)、内容不一致の場合にはメモリ処理部51
で読み込んだ主記憶領域20の内容をファイルシステム
40を介して情報記録ファイル31に書き込む(ステッ
プ56)。情報記録ファイル31と主記憶領域20の内
容が一致した場合には、情報記録ファイルの修復処理を
終了する。
【0043】情報記録ファイル31の破壊などによって
その内容の読み込みが行えなかった場合は(ステップ5
3)、メモリ処理部52による主記憶領域20の内容の
読み込みを行ってデータの有無により処理を変更し(ス
テップ57)、データがある場合はファイル処理部50
によってその内容をファイルシステム40を介して情報
記録ファイル31に書き込み(ステップ56)、データ
がない場合は情報記録ファイル31の修復処理を終了す
る。
【0044】情報記録ファイル31の読み込みに成功し
ても(ステップ53)、主記憶領域20にデータがない
場合は(ステップ54)、情報記録ファイル31の内容
を主記憶領域20に書き込む(ステップ58)。
【0045】このように、本実施形態の情報管理システ
ム1によれば、汎用OS4が不意に停止し、再起動を余
儀なくされても、当該汎用OS4の動作又は停止中にお
いて専用OS5上で動作するアプリケーション6の取得
情報を喪失することなく補助記憶装置3へ確実に記録し
て管理することが可能である。
【0046】なお、本発明の他の実施形態として、上記
実施形態の情報管理システム1にフラッシュロム等の不
揮発記憶装置109(図1参照)を搭載するとともに、
専用OSに当該不揮発記憶装置への情報の入出力処理を
行う処理部を付加し、上記実施形態における専用OS4
上で動作するアプリケーション6の取得情報を主記憶装
置2の主記憶領域20に記録することに代えて又はこれ
に加えて、アプリケーション6の各種取得情報をこの不
揮発記憶装置109に記録するように構成してもよい。
これにより、仮に補助記憶装置3に何らかの損傷を受け
て交換の必要が生じた場合においても、当該不揮発憶装
置109の記録内容を交換後の補助記憶装置に記録する
ことにより、交換前の記録内容を引き継いでシステムを
安定的に動作させることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果を奏するこ
とができる。
【0048】上記第1の特徴を有する情報管理システム
によれば、汎用OSが停止して再起動を余儀なくされて
も、当該汎用OSの動作中において専用OS上で動作す
るアプリケーションの取得情報を喪失することなく補助
記憶装置へ確実に記録して管理することが可能である。
【0049】上記第2の特徴を有する情報管理システム
によれば、汎用OSが停止して再起動を余儀なくされて
も、当該汎用OSの停止中において専用OS上で動作す
るアプリケーションの取得情報を喪失することなく補助
記憶装置へ確実に記録して管理することが可能である。
【0050】上記第3の特徴を有する情報管理システム
によれば、補助記憶装置が損傷しても、新たに交換した
補助記憶装置に不揮発記憶装置内に記録した各種情報を
記録することにより、当該OSの停止中又は再起動中に
おいて専用OS上で動作するアプリケーションの取得情
報を喪失することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示す概略ブロック
図。
【図2】同実施形態の要部構成を示す概略ブロック図。
【図3】同実施形態における汎用OSの監視と停止時の
動作を示すフローチャート。
【図4】同実施形態における専用OSのファイルと主記
憶装置への情報取得の動作を示すフローチャート。
【図5】同実施形態における汎用OS再起動後のファイ
ル管理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1:情報管理システム、2:主記憶装置、3:補助記憶
装置、4:汎用OS、5:専用OS、6:アプリケーシ
ョン、20:主記憶領域(第1、第2の主記憶領域)、
30:補助記憶領域、109:不揮発記憶装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置と、補助記憶装置と、前記主
    記憶装置にロードされて動作する汎用OSと、前記主記
    憶装置にロードされて前記汎用OSとともにかつ独立に
    動作し前記汎用OSの停止又は再起動時にも外部割り込
    みを可能とする専用OSとを備えており、該専用OS上
    で動作するアプリケーションの情報管理を前記汎用OS
    のファイルシステムを介して行う情報管理システムにお
    いて、 前記主記憶装置に、前記専用OSが管理する記憶領域で
    あって前記汎用OSの動作中における前記アプリケーシ
    ョンの取得情報を記憶する第1の主記憶領域を備えてお
    り、前記補助記憶装置に、前記汎用OSを再起動させた
    後に前記第1の主記憶領域に記憶した前記取得情報を前
    記ファイルシステムを介して記憶する補助記憶領域を備
    えていることを特徴とする情報管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報管理システムにお
    いて、前記主記憶装置に、前記専用OSが管理する記憶
    領域であって前記汎用OSの停止中における前記アプリ
    ケーションの取得情報を記憶する第2の主記憶領域を備
    えていることを特徴とする情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の情報管理システ
    ムにおいて、前記アプリケーションの前記取得情報を記
    憶する不揮発記憶装置を備えていることを特徴とする情
    報管理システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008251000A (ja) * 2007-03-16 2008-10-16 Symantec Corp フェイルセーフ式コンピュータ支援アシスタント
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