JPH0788721A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents
ワイヤ放電加工装置Info
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- JPH0788721A JPH0788721A JP35204293A JP35204293A JPH0788721A JP H0788721 A JPH0788721 A JP H0788721A JP 35204293 A JP35204293 A JP 35204293A JP 35204293 A JP35204293 A JP 35204293A JP H0788721 A JPH0788721 A JP H0788721A
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Abstract
よく、高精度に加工するワイヤ放電加工装置を提供す
る。 【構成】 X、Y、Z軸方向に移動するワークヘッド12
にチャック13を介してワーク11を懸垂把持する。ワイヤ
供給ボビン17から繰り出したワイヤ41を第1走行ガイド
27、当てガイド29、第2走行ガイド31を経て牽引し、ワ
イヤ巻付けボビン37に回収するワイヤ走行装置15と、加
工槽9とをC軸方向に旋回および割出し可能なテーブル
5上に取付ける。ワーク11と走行するワイヤ41との間で
相対移動を行ってワークを所望形状に加工する。
Description
をワークの加工形状に対応した形状にして、ワークを所
望形状に加工するワイヤ放電加工装置に関する。
や図6の11に示すような円弧状の座11a (カキアゲ部)
の付いたR座付きパンチ(通称カキアゲパンチ)があ
る。このような形状の硬い材質でなるワークを加工する
のは、従来、プロファイルグラインダによる研削加工が
用いられていた。
された、プーリ等の支持体によりガイドされたワイヤ電
極(以下ワイヤという)とワークとの間で放電加工を行
わせ、上記のR座付きパンチのような形状のワークを成
形する放電加工装置がある。
示のワークのオーバーハング部の加工用のワイヤ放電加
工装置においては、ワイヤガイドがワークと干渉しない
ように、前記ガイドがワークの外周に対し常時、旋回移
動できるように加工アームに取り付けられた回転基体
に、前記ワイヤガイド部、ワイヤ走行装置、ワイヤの供
給、回収機構を取り付けた放電加工装置が提案されてい
る。
は、上記加工手段のためのワイヤの供給、回収機構を回
転基(筒)体の外に取り付け、また、漏斗を介してワイ
ヤ周辺に沿ってワーク加工部に加工液を供給するように
したワイヤ放電加工装置が開示されている。
インダにより研削加工する場合、研削抵抗によりワーク
が変形し高精度な加工ができなかった。特公平4−28
486号公報に開示の放電加工装置は、その第1図
(a)で垂直に支持されたワークの軸線と直角な水平方
向にワイヤ電極を走行させてワークに対面させ放電加工
を行う構成になっている。この機構では第1図(b)に
示すように加工部は点となり、加工能率が悪く、ワーク
の軸線方向の加工面の面粗度が良好とはならない。
示のワイヤ放電加工装置は、ワイヤ走行装置が急速旋回
するような加工の場合、慣性力により瞬間的にワイヤが
たるみ、張力変動が発生することがあった。また、ワイ
ヤ走行装置の放電加工部及びワークを固定式の加工槽の
加工液に浸漬して放電加工を行う場合、ワイヤ走行装置
が旋回すると、ワイヤが加工液を撹拌することになり、
その負荷抵抗が外乱となってワイヤ張力の変動が発生す
ることがあった。これらのワイヤ張力変動は、加工精度
や加工面品位を低下させる問題がある。
示のワイヤ放電加工装置は、ワイヤの供給、牽引機構を
ワイヤ走行装置を載置した回転基体の外側に設けてある
ため、回転基体を旋回させてもワイヤがねじれないため
の機構を余分に設けなくてはならず、構造が複雑になっ
ていた。また、上記のワイヤ放電加工装置のワイヤがガ
イドから脱落すると、ワークとガイドとが接触してしま
い破損する。
くし、R座付きパンチのような加工形状のワークを比較
的簡単な構成で、能率よくしかも高精度に加工するワイ
ヤ放電加工装置を提供する。
工液浸漬形であっても、ワイヤ張力変動が少ないワイヤ
放電加工装置を提供することを目的とする。更に、ガイ
ドがワークと干渉して破損する事故が生じないように、
または前記事故の発生を少なくして破損から保護するた
めの装置を提供すると共に、放電加工のためのワイヤ走
行径路を可及的に短くし、ワークの加工精度を維持する
ことができるワイヤ放電加工装置を提供することを目的
とする。
め、本発明は、次のような構成にした。 (1) 走行するワイヤ電極とワークとの間で微少間隙
を介して放電加工を行うワイヤ放電加工装置において、
ベース、コラム等からなる機械のフレームと、前記フレ
ームにX、Y、Zの直交3軸方向に移動可能に設けら
れ、前記ワークを懸垂把持するワークヘッドと、前記フ
レームに設けられ、加工槽を載置するテーブルと、前記
テーブルに取付けられ、ワイヤ電極を放電加工部へ供給
するワイヤ電極供給手段と、前記加工槽の内部に取付け
られ、前記放電加工部の前後でワイヤ電極の走行経路を
規定する一対の走行ガイドと前記一対の走行ガイドの間
で前記ワークにワイヤ電極を当接する当てガイドとから
なるワイヤ電極ガイド手段と、前記テーブルに取付けら
れ、前記放電加工部を通過したワイヤ電極を牽引するワ
イヤ電極牽引手段と、を具備し、前記ワイヤ電極が前記
ワークの下方から上方へ向けて走行するように構成した
ワイヤ放電加工装置。
ークヘッドは、前記フレームに上下のZ軸方向に移動可
能に設けられ、前記テーブルは、前記フレームに対して
X、Yの水平直交2軸方向に移動可能に設けられた上記
(1)に記載のワイヤ放電加工装置。
記ワークは回転しないで、前記テーブルは前記フレーム
に対してZ軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可能
に回転するように構成された上記(1)または(2)に
記載のワイヤ放電加工装置。
記ワークは、前記フレームに対してZ軸まわりのC軸方
向に旋回および割出し可能に回転し、前記テーブルは回
転しないように構成された上記(1)または(2)に記
載のワイヤ放電加工装置。
間で微小間隙を介して放電加工を行うワイヤ放電加工装
置において、ベース、コラム等からなる機械のフレーム
と、前記フレームに設けられ、前記ワークを立設把持す
るテーブルと、前記フレームにX、Y、Zの直交3軸方
向に移動可能に設けられた主軸ヘッドと、前記主軸ヘッ
ドに取付けられ、ワイヤ電極を放電加工部へ供給するワ
イヤ電極供給手段、前記放電加工部の前後でワイヤ電極
の走行経路を規定する一対の走行ガイドと前記一対の走
行ガイドの間で前記ワークにワイヤ電極を当設する当て
ガイドとからなるワイヤ電極ガイド手段、および前記放
電加工部を通過したワイヤ電極を牽引するワイヤ電極牽
引手段を有したワイヤ電極走行装置と、を具備し、前記
ワイヤ電極が前記ワークの上方から下方へ向けて走行す
るように構成したワイヤ放電加工装置。
ーブルは、前記フレームにX、Yの水平直交2軸方向に
移動可能に設けられ、前記ワイヤ電極走行装置は、前記
フレームに対して上下のZ軸方向に移動可能に設けられ
た上記(5)に記載のワイヤ放電加工装置。
ーブルは、Z軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可
能に設けられ、前記ワイヤ電極走行装置はC軸方向に回
転しないように前記主軸ヘッドに取付けられた上記
(5)または(6)に記載のワイヤ放電加工装置。
ーブルは、回転しないように設けられ、前記ワイヤ電極
走行装置はZ軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可
能に前記主軸ヘッドに取付けられた上記(5)または
(6)に記載のワイヤ放電加工装置。
ガイドは、その先端幅が前記走行するワイヤ電極の直径
より狭く形成されてなる上記(1)から(8)のいずれ
か1項に記載のワイヤ放電加工装置。
ワイヤ電極が前記当てガイドから脱落したことを検出す
る導電性の接触検出板と、前記接触検出板と前記ワイヤ
電極とが接触したことを感知する接触検出回路と、を更
に具備した(1)から(9)のいずれか1項に記載のワ
イヤ放電加工装置。
イヤ電極供給ボビンと、前記ワイヤ電極供給ボビンから
繰り出されるワイヤ電極に付与する張力を発生させるワ
イヤ電極張力発生部と、その張力の大きさを検出するワ
イヤ電極張力検出部とからなり、前記ワイヤ電極張力発
生部は、前記ワイヤ電極供給ボビンの慣性モーメントよ
り大きな慣性モーメントを有し、前記ワイヤ電極張力検
出部の検出値と指令張力とを比較してワイヤ電極の張力
を所定値に維持するよう前記ワイヤ電極張力発生部を制
御するようにした上記(1)から(10)のいずれか1
項に記載のワイヤ放電加工装置。
状をしたワークの加工形状に沿わせてワイヤを案内しつ
つ走行させ、かつX,Y,ZおよびC軸を適宜移動させ
て、ワークの1回の段取りで全工程の加工を行うことが
できる。
段、ワイヤガイド手段、ワイヤ牽引手段をすべて取付け
たので、ワイヤがねじれないようにする機構が不要で全
体構成が簡素化した。ワイヤ走行系の方を旋回させず
に、ワーク側をC軸方向に旋回させる構成の場合は、更
に構成が簡素化する。
位置関係を天地逆さまにし、ワイヤがワークの上方から
下方へ走行するように構成しても作用は同じである。ま
た、ワイヤが当てガイドの先端面から脱落すると、当て
ガイドと走行ガイドとの間に配置した導電性の接触検知
板と前記ワイヤとが接触し、ワイヤを通じて給電子と前
記接触検知板との間に接触信号が流れるので、前記接触
信号によって加工を停止する等の所望の措置をとる。
度等の変化が発生した時に、ワイヤ張力発生部でワイヤ
張力の変化を吸収でき、ワイヤ張力の変化が減少し、加
工精度の向上を得ることが可能となるのである。更に、
加工槽を設けて、放電加工部に十分な加工液が供給でき
るようになっている。
について図面に沿って説明するが、本発明装置を組立て
ている各部材の具体的構成は、本出願当時の当業界にお
ける技術水準の範囲内で、適宜の設計変更が可能である
から、格別の理由を示すことなく、本実施例の形状・構
造のみに基づいて本発明の要旨を限定的に解釈すべきで
はない。
構成の正面断面図、図2は、図1の実施例のワイヤ走行
装置の概略斜視図、図3は、図2の実施例の張力発生ギ
ャードモータの制御ダイヤグラム、図4は、図1の実施
例のワイヤ脱線検出回路の概略図、図5は、図4のワイ
ヤ脱線検出センサ部の拡大図を示し、(a)はその正面
図、(b)は平面図、図6は本発明装置で放電加工する
ワークの一例、図7は本発明装置の第2実施例の全体構
成の正面断面図である。
のベッド、コラム等でなるフレーム1の上方部分にサド
ル10がX,Yの水平直交2軸方向に移動可能に設けられ
る。サドル10には上下のZ軸方向に移動可能なワークヘ
ッド12が案内支持されており、ワークヘッド12の下端の
チャック13にワーク11が懸垂把持されている。
台2は、回転駆動機構3によってZ軸まわりのC軸旋回
および割出しが可能になった旋回台4と、旋回台4の上
端に取付けられたテーブル5とでなる。テーブル5上に
はH形をしたブラケット7が取付けられる。テーブル5
上には更にブラケット7を介して加工槽9が固定され
る。加工槽9の内部には加工槽底面から立設された取付
けブロック24(図4参照)があり、この取付けブロック
24には下から順にガイドプーリ25、給電子53、第1走行
ガイド27、当てガイド29、第2走行ガイド31、給電子54
が取付けてある。
下から順にワイヤ供給ボビン17、プーリ21およびその押
付けプーリ22、ガイドプーリ20、張力検出プーリ23が取
付けられている。ブラケット7の右側部分には、下から
順にワイヤ巻付けボビン37、ガイドプーリ36,34、プー
リ35およびその押付けプーリ32、ガイドプーリ30が取付
けられている。
転軸に設けられ、押付けプーリ22と協働してワイヤ41に
所定の張力を発生させる。プーリ35はワイヤ巻取りギャ
ードモータ33の回転軸に設けられ、押付けプーリ32と協
働してワイヤ41を牽引する。ワイヤ巻付けボビン37はワ
イヤ巻付けトルクモータ39の回転軸に設けられ、放電加
工部を通過したワイヤ41を巻取り回収する。
され、図1に示す走行経路をたどりワイヤ巻付けボビン
37に回収される。ここで供給ボビン17から第1走行ガイ
ド27までの構成をワイヤ供給手段、第1走行ガイド27か
ら第2走行ガイド31までの構成をワイヤガイド手段、第
2走行ガイド31からワイヤ巻付けボビン37までの構成を
ワイヤ牽引手段と呼ぶ。ここでワイヤ供給手段、ワイヤ
ガイド手段およびワイヤ牽引手段を総称してワイヤ走行
装置15と呼ぶ。
第2走行ガイド31の少し上まで供給し、ワーク11の浸漬
加工が行えるようにしてある。加工液の排出は、加工液
排出孔40から行う。浸漬加工に代えて、放電加工部へ加
工液を噴出させる方式の場合は、加工槽9はスプラッシ
ュガードの役目をする。
部であり、加工すべきワーク11のカキアゲ部11a に沿っ
た形にワイヤ走行経路を形成するのが当てガイド29であ
る。当てガイド29は4隅が円弧形状をしており、丁度ワ
ーク11のカキアゲ部11a の円弧と対応する。第1走行ガ
イド27を通過するワイヤ41の軸線がテーブル5のC軸回
転中心と一致するように構成される。
電源装置65から加工用の電圧パルスが供給される。ワー
ク11にも同様にNC・電源装置65から加工用の電圧パル
スが供給され、ワイヤ41との間で放電加工が行われる。
このとき、NC・電源装置65は、X,Y,ZおよびC軸
の送り制御も行う。
ヤ41は、プーリ21、張力検出プーリ23、ガイドプーリ25
を経て第1走行ガイド27を通る。第1走行ガイド27を通
ったワイヤ41は、当てガイド29と第2走行ガイド31とに
よって加工すべきワーク形状に対応した形に曲げられ
る。その後、ワイヤ41はワイヤ巻取りギャードモータ33
によって駆動されるプーリ35によって牽引され、最後段
に位置するワイヤ巻付けトルクモータ39によって回転さ
れるワイヤ巻付けボビン37に巻取り回収される。
間が加工部であり、この加工部のワイヤ41とワーク11と
の間でX,Y,Z軸方向の送りとテーブル5のC軸方向
の送りとを与え、ワーク11を所望形状に放電加工する。
なわち加工形状の長手方向に走行するので、いわばワー
ク11に対して線接触式に放電加工でき加工能率が良い。
又、第1、第2走行ガイド27,31および当てガイド29と
でワーク形状に規定されたワイヤ41で加工するので、加
工中はZ軸の送り制御が不要で、プログラミングが簡単
である。この装置は、プレス加工に用いるカキアゲパン
チと呼ばれる金型などの加工に適する。
33の牽引力によってワイヤ供給ボビン17から繰り出され
るが、張力発生ギャードモータ19によってブレーキをか
け、加工部におけるワイヤ41の張力が適正値になるよう
に制御される。張力検出プーリ23は、例えば支持軸にひ
ずみゲージを貼ることによってワイヤ41の張力を検出で
きるように構成されている。この張力検出プーリ23によ
る張力検出値と予め指令される張力指令値とが等しくな
るように張力発生ギャードモータへの電流が制御され
る。更に張力発生ギャードモータの回転軸に設けられた
タコジェネレータによって回転速度が検出され、回転速
度も所定値になるようにフィードバック制御される。
らかの張力変動要因が作用すると、張力制御が追従でき
ないことがある。この現象は、張力発生ギャードモータ
23の代わりにパウダクラッチなどの慣性モーメントの小
さなブレーキ手段を用いると顕著になる。よって本発明
は、ワイヤ供給ボビン17の慣性モーメントより大きな慣
性モーメントを有する張力発生ギャードモータ19をブレ
ーキ手段に用い、張力変動要因を吸収できるようにし、
加工部におけるワイヤ張力を常に指令値に維持してい
る。
り、ガイドプーリ25、第1走行ガイド27、当てガイド2
9、第2走行ガイド31及びワーク11は加工液に浸漬され
ている。加工槽9及びワイヤ走行装置15は共にテーブル
5上に設けられているので、両者間にC軸方向の相対運
動は生ぜず、ワイヤ41が加工液を撹拌することはない。
また、ワイヤ41に対し直角方向の振動は加工液により制
動されるので、加工領域におけるワイヤ41の振動が生ぜ
ず、さらに、走行中、ワイヤ41の捩れがないから、それ
らに基づくトラブルが生じる恐れがない。このため、ワ
ーク11の加工面に凹凸ができることがなく、ワークの加
工精度が向上する。
を示すもので、図中、41はワイヤ、11はワーク、27は第
1走行ガイド、29は当てガイド、31は第2走行ガイド
で、当てガイド29の一実施例の構造は後に説明するが、
要するに先端ガイド部がワイヤ41をガイドする細い面を
なし、その横平面がワーク11の一部に対応する形状を備
えている。ワイヤ41は、第1走行ガイド27のV溝、当て
ガイド29の先端面、第2走行ガイド31のV溝を案内とし
て矢印方向に走行し、走行経路を湾曲させると共に、そ
の間をワーク11に対する加工部とする。そして、上述の
ワイヤ41の走行形状が、すなわち、ワーク11の加工外形
に相当する。
てガイド29と第2走行ガイド31との間でワイヤ走行経路
側に延長して装着し、ワイヤ41が当てガイド29先端面か
ら脱落して第1走行ガイド27と第2走行ガイド31との間
に張架されたときには常に接触し、両者間に導通が生じ
るようにされている。53は、給電子の一つでワイヤ41に
接触し、加工用の電圧パルスをワイヤ41に給電する。
,PTr2 で、これらは給電板53と接触検出板51との間を
つなぐ検出回路に、それぞれ直列に挿入されている。59
は検出パルス発生回路で、パルストランス55に結合され
ている一方、それぞれNC・電源装置65と比較判定回路
61とに連結されている。パルストランス57は検出パルス
増幅回路63と結合し、同回路63は、また、比較判定回路
61を介してNC・電源装置65に連結されている。
65により、ワイヤ張力発生と同時に検出パルス発生回路
59をONする。それにより検出回路にパルストランス55を
介して交流パルスが発生する。ワイヤ41と接触検出板51
とが非接触、つまり、ワイヤ41が正常に案内されている
場合には検出回路に電流が流れず、したがって、パルス
トランス57に電流は流れない。
イヤ41が接触検出板51に接触し、検出回路に電流が流
れ、パルストランス57を介して検出パルス増幅部63に検
出信号が入力される。検出された信号は、比較判定回路
61により出力した検出パルスによる接触検出か、否かを
判定される。ワイヤ41と接触検出板51との接触を検出し
た信号は、NC・電源装置65へ送られる。NC・電源装
置65は、入力された検出信号により「ワイヤ脱線」の異
常を表示し、加工やワイヤ走行を停止させる。ワイヤ41
の当てガイド29からの脱線検出は、加工時だけでなく常
時行う。
し、その(a)は側面図、(b)は、一部を切り欠いた
平面図である。図中、41はワイヤ、27は第1走行ガイ
ド、29は当てガイド、31は第2走行ガイド、51は接触検
出板で、その内、第2走行ガイド31には、図5(b)に
みられるように周方向にワイヤ41を案内するV形溝が設
けられているが、ワイヤ41を案内する当てガイド29の先
端面部の幅は、加工条件に制約されてワイヤ41の直径と
略同一か、それよりも僅かに狭い間隔、たとえば、0.
2mm幅でしかない。
イヤ41を受け入れる凹面が形成されており、また、常に
ワーク11の加工方向に対向してワイヤ41が相対移動する
よう当てガイド29の向きをC軸制御しているにしても、
なんらかの外乱により、ワイヤ41が当てガイド29の先端
面から脱落する恐れがあることは否定できない。そし
て、ワイヤ41が当てガイド29の先端面から脱落したまま
加工を続行すると、ワーク11と当てガイド29の先端面と
が干渉して、事故を起こすことになる。
テーブル5の回転中心線に沿って走行し、当てガイド29
の先端面に接触してカーブし、第2走行ガイド31のV形
溝に納まり移動する。また、少なくとも、第2走行ガイ
ド31のあたりまでは加工液に漬かっており、第1走行ガ
イド27とをつなぐワイヤ41の区間が加工領域となる。接
触検出板51の延長先端部は、第1走行ガイド27と第2走
行ガイド31の外周面とを結ぶ直線領域よりも僅かに突出
し、また、第2走行ガイド31のV形溝に対し、やや幅広
く形成するが、必ずしも中央部に切り溝を施すことを要
さない。ただし、検出板先端部は、正常なワイヤ走行経
路までは延長されることなく、また、ワイヤ41の接触が
予定される部分については滑らかにして、仮にも接触ワ
イヤが切断することのないよう成形する必要がある。
トラブルによって、ワイヤ41が当てガイド29の先端面か
ら脱落すると、張力によりワイヤ41は第1走行ガイド27
と第2走行ガイド31の外周面とを結ぶ直線に沿って走行
するようになるから、その中途に配置された接触検出板
51の延長先端部に接触し、両者の間に導通が生じるの
で、それによってワイヤ41が当てガイド29の先端面から
脱線したことを検出することができる経緯は、前述した
とおりである。なお、当てガイド29は左右同形状に作ら
れており、先端面が摩耗した場合は、左右反転して取り
付け替えればよい。
ド12側にC軸方向(図1の点線矢印)に旋回、割出し可
能なC軸送り機構を設け、ワイヤ走行装置15を載置する
基台2をフレーム1に固定して回転しないようにし、ワ
ーク11の方を回転しても良い。これにより第1走行ガイ
ド27を通過するワイヤ41の中心とC軸中心とを厳密に一
致させてワイヤ走行装置15を製作しなければならない難
しさがなくなり、取扱いが簡単になる。また、ワイヤ走
行装置15および加工槽9が旋回することにより、複雑で
あった給電線や加工液の給排管類の配線、配管処理が簡
易化した。
設けられていることにより、連続回転も可能であり、R
座付きの丸パンチの加工が簡単に行える。更にサドル10
のX、Y軸方向の動きを固定し、ワークヘッド12はZ軸
方向にのみ移動するようにし、基台2がフレーム1上を
X、Yの水平直交2軸方向に移動可能にした構成でも同
様の作用、効果が得られる。
いて説明する。第2実施例は第1実施例のワーク11とワ
イヤ走行装置15の上下の位置関係が天地逆さまになった
場合である。すなわちフレーム1上に基台2が固着さ
れ、回転駆動機構を内蔵した旋回台4上のテーブル5に
チャック13が取付けられ、チャック13にワーク11が立設
把持されている。ワーク11は回転駆動機構によってC軸
方向に旋回および割出し可能になっている。
交2軸方向に移動可能なサドル10が設けられ、サドル10
内を上下のZ軸方向に移動可能な主軸ヘッド73が設けら
れている。主軸ヘッド73の下端にはH形のブラケット7
が固着されており、第1実施例と同様のワイヤ供給手
段、ワイヤガイド手段、ワイヤ牽引手段が取付けられて
おり、ワイヤ走行装置15を構成している。
ワーク11が加工されるのであるが、そのとき加工液がノ
ズル75、76から噴出され、加工液受け77で回収される。
このようにワーク11を上方から下方へ走行するワイヤ41
によって加工しても良い。また、サドル10がフレーム1
に固着され、主軸ヘッド73がZ軸方向にのみ移動し、基
台2がX,Y軸方向に移動する態様もある。更に、テー
ブル5が回転しないで、主軸ヘッド73がC軸回転(図7
の点線矢印)を行う機構にすることもできる。
パンチのような形状のワークをワイヤ放電加工するに当
って、ワークの軸線方向の加工形状に沿ってワイヤを曲
線状にガイドしつつ走行させ、その走行するワイヤとワ
ークとをX,Y,Z軸方向、また必要に応じてC軸方向
に相対移動させることにより、比較的簡単な構造で能率
よくしかも高精度に放電加工を行うことができる。1回
のワーク把持でワークの全周を荒加工から仕上げ加工ま
で全工程を施すことができる。
の加工部とワークとを浸漬させて放電加工する場合は、
加工部へ加工液を噴流させる機構が不要で、加工部まわ
りの構造が単純化できる。また加工液の温度を一定に維
持する液温制御を行えば熱変位の少い高精度加工ができ
る。また回転する基台上にワイヤ走行装置全体を載置し
た形式は、外部のワイヤ供給、回収装置との間でワイヤ
の掛け渡しがないので、ワイヤのねじれや構造が複雑化
するといった問題がない。更にワイヤ走行装置と加工槽
を回転テーブル上に設けると、C軸回転送りを行っても
ワイヤが加工液を撹拌せず、ワイヤの張力変動は生じな
い。
狭く形成すれば、当てガイドとワークとが干渉してしま
うことがない。またワイヤの脱線検出により、万一ワイ
ヤが当てガイドから脱落しても当てガイドとワークとの
干渉事故を防止でき、当てガイドの破損が大幅に低下す
る。
性モーメントより大きな慣性モーメントを有して張力変
動要因を吸収できるようにし、しかも張力一定制御を行
うことによって、放電加工部におけるワイヤ張力を常に
指令値に維持できる。
加工故、ワークに力が作用せず、従来のプロファイルグ
ラインダによる研削加工に比べ、薄く剛性の小さなワー
クの加工が大幅に高精度化できた。
ある。
視図である。
の制御ダイヤグラムである。
す概略図である。
図であり、(a)はその正面図、(b)は平面図であ
る。
斜視図である。
ある。
Claims (11)
- 【請求項1】 走行するワイヤ電極とワークとの間で微
少間隙を介して放電加工を行うワイヤ放電加工装置にお
いて、 ベース、コラム等からなる機械のフレームと、 前記フレームにX、Y、Zの直交3軸方向に移動可能に
設けられ、前記ワークを懸垂把持するワークヘッドと、 前記フレームに設けられ、加工槽を載置するテーブル
と、 前記テーブルに取付けられ、ワイヤ電極を放電加工部へ
供給するワイヤ電極供給手段と、 前記加工槽の内部に取付けられ、前記放電加工部の前後
でワイヤ電極の走行経路を規定する一対の走行ガイドと
前記一対の走行ガイドの間で前記ワークにワイヤ電極を
当接する当てガイドとからなるワイヤ電極ガイド手段
と、 前記テーブルに取付けられ、前記放電加工部を通過した
ワイヤ電極を牽引するワイヤ電極牽引手段と、を具備
し、前記ワイヤ電極が前記ワークの下方から上方へ向け
て走行するように構成したことを特徴とするワイヤ放電
加工装置。 - 【請求項2】 前記ワークを懸垂把持する前記ワークヘ
ッドは、前記フレームに上下のZ軸方向に移動可能に設
けられ、前記テーブルは、前記フレームに対してX、Y
の水平直交2軸方向に移動可能に設けられた請求項1に
記載のワイヤ放電加工装置。 - 【請求項3】 前記ワークヘッドに把持される前記ワー
クは回転しないで、前記テーブルは、前記フレームに対
してZ軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可能に回
転するように構成された請求項1または2に記載のワイ
ヤ放電加工装置。 - 【請求項4】 前記ワークヘッドに把持される前記ワー
クは、前記フレームに対してZ軸まわりのC軸方向に旋
回および割出し可能に回転し、前記テーブルは回転しな
いように構成された請求項1または2に記載のワイヤ放
電加工装置。 - 【請求項5】 走行するワイヤ電極とワークとの間で微
小間隙を介して放電加工を行うワイヤ放電加工装置にお
いて、 ベース、コラム等からなる機械のフレームと、 前記フレームに設けられ、前記ワークを立設把持するテ
ーブルと、 前記フレームにX、Y、Zの直交3軸方向に移動可能に
設けられた主軸ヘッドと、 前記主軸ヘッドに取付けられ、ワイヤ電極を放電加工部
へ供給するワイヤ電極供給手段、前記放電加工部の前後
でワイヤ電極の走行経路を規定する一対の走行ガイドと
前記一対の走行ガイドの間で前記ワークにワイヤ電極を
当設する当てガイドとからなるワイヤ電極ガイド手段、
および前記放電加工部を通過したワイヤ電極を牽引する
ワイヤ電極牽引手段を有したワイヤ電極走行装置と、を
具備し、前記ワイヤ電極が前記ワークの上方から下方へ
向けて走行するように構成したことを特徴とするワイヤ
放電加工装置。 - 【請求項6】 前記ワークを立設把持する前記テーブル
は、前記フレームにX、Yの水平直交2軸方向に移動可
能に設けられ、前記ワイヤ電極走行装置は、前記フレー
ムに対して上下のZ軸方向に移動可能に設けられた請求
項5に記載のワイヤ放電加工装置。 - 【請求項7】 前記ワークを立設把持する前記テーブル
は、Z軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可能に設
けられ、前記ワイヤ電極走行装置はC軸方向に回転しな
いように前記主軸ヘッドに取付けられた請求項5または
6に記載のワイヤ放電加工装置。 - 【請求項8】 前記ワークを立設把持する前記テーブル
は、回転しないように設けられ、前記ワイヤ電極走行装
置はZ軸まわりのC軸方向に旋回および割出し可能に前
記主軸ヘッドに取付けられた請求項5または6に記載の
ワイヤ放電加工装置。 - 【請求項9】 前記ワイヤ電極ガイド手段の当てガイド
は、その先端幅が前記走行するワイヤ電極の直径より狭
く形成されてなる請求項1から8のいずれか1項に記載
のワイヤ放電加工装置。 - 【請求項10】 前記ワイヤ電極ガイド手段は、ワイヤ
電極が前記当てガイドから脱落したことを検出する導電
性の接触検出板と、前記接触検出板と前記ワイヤ電極と
が接触したことを感知する接触検出回路と、を更に具備
した請求項1から9のいずれか1項に記載のワイヤ放電
加工装置。 - 【請求項11】 前記ワイヤ電極供給手段は、ワイヤ電
極供給ボビンと、前記ワイヤ電極供給ボビンから繰り出
されるワイヤ電極に付与する張力を発生させるワイヤ電
極張力発生部と、その張力の大きさを検出するワイヤ電
極張力検出部とからなり、 前記ワイヤ電極張力発生部は、前記ワイヤ電極供給ボビ
ンの慣性モーメントより大きな慣性モーメントを有し、 前記ワイヤ電極張力検出部の検出値と指令張力とを比較
してワイヤ電極の張力を所定値に維持するよう前記ワイ
ヤ電極張力発生部を制御するようにした請求項1から1
0のいずれか1項に記載のワイヤ放電加工装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP35204293A JP2932340B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-12-31 | ワイヤ放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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JP5-203775 | 1993-07-27 | ||
JP20377593 | 1993-07-27 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0788721A true JPH0788721A (ja) | 1995-04-04 |
JP2932340B2 JP2932340B2 (ja) | 1999-08-09 |
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ID=26514113
Family Applications (1)
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JP35204293A Expired - Lifetime JP2932340B2 (ja) | 1993-07-27 | 1993-12-31 | ワイヤ放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2932340B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105171152A (zh) * | 2015-10-09 | 2015-12-23 | 安徽省振泉数控科技有限公司 | 一种超高效节能型电火花线切割机床 |
CN111482669A (zh) * | 2019-01-25 | 2020-08-04 | 施耐宝公司 | 制造冲孔件的方法 |
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-
1993
- 1993-12-31 JP JP35204293A patent/JP2932340B2/ja not_active Expired - Lifetime
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