JPH02106226A - ワイヤ電極供給確認方法 - Google Patents
ワイヤ電極供給確認方法Info
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- JPH02106226A JPH02106226A JP25932788A JP25932788A JPH02106226A JP H02106226 A JPH02106226 A JP H02106226A JP 25932788 A JP25932788 A JP 25932788A JP 25932788 A JP25932788 A JP 25932788A JP H02106226 A JPH02106226 A JP H02106226A
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- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 24
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 15
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 8
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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- 239000007921 spray Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、走行するワイヤ電極と工作物との間で放電
を発生させて放電エネルギーによって工作物を放電加工
するワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極供給確認方法
に関する。
を発生させて放電エネルギーによって工作物を放電加工
するワイヤ放電加工機におけるワイヤ電極供給確認方法
に関する。
一般に、ワイヤ放電加工方法については、ワイヤ電極が
垂直方向、言い換えれば、上下方向に走行している部分
を使用して工作物を加工しているのが現状である。ワイ
ヤ電極は、ワイヤ放電加工機本体側に取付けられている
ワイヤ走行系の各種のローラに案内されてワイヤガイド
を有するワイヤヘッドに供給されている。一方、工作物
を取付けているテーブルは、NC装置からの指令で工作
物の加工状況に応じてX軸方向及びY軸方向に移動し、
ワイヤヘッドに供給されたワイヤ電極との間でサーボ機
能を繰り返し、工作物に対する放電加工が進行している
。言い換えれば、ワイヤ電極は、ワイヤ放電加工中に相
対的に加工方向に進むだけでなく、加工屑等の状況に応
じて放電加工が不安定になると、短絡解消のため瞬時の
間、加工軌跡に沿って工作物に対して相対的に後退もし
、次いで、再び前進してワイヤ放電加工が行われている
。そして、NC装置からの指令を受けて、工作物が水平
方向即ちX軸方向及びY軸方向に移動して、両者の移動
が合成されて、両者の相対的運動によって工作物は所定
の加工形状にワイヤ放電加工されている。
垂直方向、言い換えれば、上下方向に走行している部分
を使用して工作物を加工しているのが現状である。ワイ
ヤ電極は、ワイヤ放電加工機本体側に取付けられている
ワイヤ走行系の各種のローラに案内されてワイヤガイド
を有するワイヤヘッドに供給されている。一方、工作物
を取付けているテーブルは、NC装置からの指令で工作
物の加工状況に応じてX軸方向及びY軸方向に移動し、
ワイヤヘッドに供給されたワイヤ電極との間でサーボ機
能を繰り返し、工作物に対する放電加工が進行している
。言い換えれば、ワイヤ電極は、ワイヤ放電加工中に相
対的に加工方向に進むだけでなく、加工屑等の状況に応
じて放電加工が不安定になると、短絡解消のため瞬時の
間、加工軌跡に沿って工作物に対して相対的に後退もし
、次いで、再び前進してワイヤ放電加工が行われている
。そして、NC装置からの指令を受けて、工作物が水平
方向即ちX軸方向及びY軸方向に移動して、両者の移動
が合成されて、両者の相対的運動によって工作物は所定
の加工形状にワイヤ放電加工されている。
ところで、ワイヤ放電加工機において、ワイヤ電極のワ
イヤ供給の確認方法としては、従来、自動ワイヤ供給装
置に組み込んだタイマを利用して検出するワイヤ供給の
確認方法、或いは自動ワイヤ供給装置によるワイヤ電極
の送り込み量を検出するワイヤ供給の確認方法があった
。
イヤ供給の確認方法としては、従来、自動ワイヤ供給装
置に組み込んだタイマを利用して検出するワイヤ供給の
確認方法、或いは自動ワイヤ供給装置によるワイヤ電極
の送り込み量を検出するワイヤ供給の確認方法があった
。
また、自動ワイヤ供給装置におけるワイヤ断線検出方法
としては、ローラ上を走行するワイヤ電極のテンション
を利用して、リミットスイッチ等を使用し、機械的に検
出する方法が採用されてきた0例えば、第4図に示すよ
うに、ワイヤ電極1をローラ22上に走行させ、該ロー
ラ22に固定した接触棒29の端部にリミットスイッチ
23等の検出センサーを接続し、該ローラ22によって
ワイヤ電極1を偏倚させてテンションTをかけ、ワイヤ
電極1にかかっているテンションTを利用して、リミッ
トスイッチ23等を使用してワイヤ電極lの断線状態を
機械的に検出する方法が採用されている。
としては、ローラ上を走行するワイヤ電極のテンション
を利用して、リミットスイッチ等を使用し、機械的に検
出する方法が採用されてきた0例えば、第4図に示すよ
うに、ワイヤ電極1をローラ22上に走行させ、該ロー
ラ22に固定した接触棒29の端部にリミットスイッチ
23等の検出センサーを接続し、該ローラ22によって
ワイヤ電極1を偏倚させてテンションTをかけ、ワイヤ
電極1にかかっているテンションTを利用して、リミッ
トスイッチ23等を使用してワイヤ電極lの断線状態を
機械的に検出する方法が採用されている。
また、特公昭62−16771号公報には、第5図に示
すようなワイヤ断線検出装置が開示されている。該ワイ
ヤ断線検出装置は、接触棒24を支点26において支持
し、接触棒24の一端をばね27によってリミットスイ
ッチ25側へ付勢して、他端をワイヤ電極1に接触させ
てワイヤ電極1にテンションTをかける。このような状
態でワイヤ電極1が断線した場合には、ばね27によっ
て接触棒24の端部の端子28がリミットスイッチ25
をオンさせるように構成されている。
すようなワイヤ断線検出装置が開示されている。該ワイ
ヤ断線検出装置は、接触棒24を支点26において支持
し、接触棒24の一端をばね27によってリミットスイ
ッチ25側へ付勢して、他端をワイヤ電極1に接触させ
てワイヤ電極1にテンションTをかける。このような状
態でワイヤ電極1が断線した場合には、ばね27によっ
て接触棒24の端部の端子28がリミットスイッチ25
をオンさせるように構成されている。
しかしながら、ワイヤ放電加工機において、タイマを利
用したり、ワイヤ電極の送り込み量を検出してワイヤ供
給状態の確認を行うワイヤ電極供給確認方法では、ワイ
ヤの供給状態を直接検出するものではなく、確実に且つ
正確にワイヤ電極の供給完了等の供給状態を確認するこ
とは困難であった。
用したり、ワイヤ電極の送り込み量を検出してワイヤ供
給状態の確認を行うワイヤ電極供給確認方法では、ワイ
ヤの供給状態を直接検出するものではなく、確実に且つ
正確にワイヤ電極の供給完了等の供給状態を確認するこ
とは困難であった。
また、第4図に示すように、ワイヤ電極1にかかってい
るテンションTを、ローラ22、接触棒29及びリミッ
トスイッチ23等の検出センサーを利用して検出してい
るが、該ローラ22はワイヤ電極1にテンションを付与
するためであり、ローラ22の回転数を検出してワイヤ
電極1の供給状態を検出するものではなく、ローラ22
はワイヤ電極lの断線状態を機械的に検出するワイヤ断
線検出装置に適用したものである。また、前掲特公昭6
2−16771号公報に開示したものも、上記と同様に
ワイヤ電極の断線状態を検出するものである。
るテンションTを、ローラ22、接触棒29及びリミッ
トスイッチ23等の検出センサーを利用して検出してい
るが、該ローラ22はワイヤ電極1にテンションを付与
するためであり、ローラ22の回転数を検出してワイヤ
電極1の供給状態を検出するものではなく、ローラ22
はワイヤ電極lの断線状態を機械的に検出するワイヤ断
線検出装置に適用したものである。また、前掲特公昭6
2−16771号公報に開示したものも、上記と同様に
ワイヤ電極の断線状態を検出するものである。
この発明の目的は、上記の課題を解決することであり、
ワイヤ電極と工作物との間で極間電圧を印加して工作物
を放電加工する場合に、自動ワイヤ供給装置によってワ
イヤ電極が放電加工部位に既に供給された状態であるか
否かを検出するため、ワイヤ電極に不要なテンションを
掛けずに、従ってワイヤ電極にテンション変動を与える
ことなく、ワイヤ電極をガイドするローラの回転を通じ
てワイヤ電極の供給速度を節単に検出し、それによって
、前記ワイヤ電極の供給状態、例えば、供給完了時点を
確実に且つ正確に検出し、引き続くワイヤ放電加工の加
工工程を直ちにスムースに行うことができるワイヤ放電
加工方法を達成するためのワイヤ電極供給確認方法を提
供することである。
ワイヤ電極と工作物との間で極間電圧を印加して工作物
を放電加工する場合に、自動ワイヤ供給装置によってワ
イヤ電極が放電加工部位に既に供給された状態であるか
否かを検出するため、ワイヤ電極に不要なテンションを
掛けずに、従ってワイヤ電極にテンション変動を与える
ことなく、ワイヤ電極をガイドするローラの回転を通じ
てワイヤ電極の供給速度を節単に検出し、それによって
、前記ワイヤ電極の供給状態、例えば、供給完了時点を
確実に且つ正確に検出し、引き続くワイヤ放電加工の加
工工程を直ちにスムースに行うことができるワイヤ放電
加工方法を達成するためのワイヤ電極供給確認方法を提
供することである。
この発明は、上記の目的を達成するために、次のように
構成されている。即ち、この発明は、ワイヤ電極と工作
物との間に加工電源より極間電圧を印加して工作物を放
電加工するワイヤ放電加工機におけるワイヤ走行系に配
設した回転検出器によって該ワイヤ電極の走行速度に応
じる即ち対応する回転数を検出し、前記回転検出器で検
出された回転数を、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及
びワイヤ供給完了後のワイヤ電極の各走行速度に応じる
即ち対応する各回転数と比較判断し、前記ワイヤ電極の
ワイヤ供給状態を確認することを特徴とするワイヤ電極
供給確認方法に関する。
構成されている。即ち、この発明は、ワイヤ電極と工作
物との間に加工電源より極間電圧を印加して工作物を放
電加工するワイヤ放電加工機におけるワイヤ走行系に配
設した回転検出器によって該ワイヤ電極の走行速度に応
じる即ち対応する回転数を検出し、前記回転検出器で検
出された回転数を、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及
びワイヤ供給完了後のワイヤ電極の各走行速度に応じる
即ち対応する各回転数と比較判断し、前記ワイヤ電極の
ワイヤ供給状態を確認することを特徴とするワイヤ電極
供給確認方法に関する。
この発明によるワイヤ電極供給61認方法ば、上記のよ
うに構成されており、次のように作用する。
うに構成されており、次のように作用する。
即ち、この発明は、ワイヤ電極をガイドするワイヤ電極
走行系に配設されたローラを介してワイヤ電極の走行系
に設置された回転検出器によって回転数を検出し、該回
転数を所定の状態における時の回転数と比較し、前記ワ
イヤ電極の供給状態を検出するので、前記ワイヤ電極の
走行速度の変化を直接検出でき、前記ワイヤ電極の供給
状態が確実に且つ瞬時に検出でき、引き続くワイヤ放電
加工工程にスムースに移行することができ、従って、ワ
イヤ電極供給の自動化を良好にしてワイヤ放電加工を行
うことができる。
走行系に配設されたローラを介してワイヤ電極の走行系
に設置された回転検出器によって回転数を検出し、該回
転数を所定の状態における時の回転数と比較し、前記ワ
イヤ電極の供給状態を検出するので、前記ワイヤ電極の
走行速度の変化を直接検出でき、前記ワイヤ電極の供給
状態が確実に且つ瞬時に検出でき、引き続くワイヤ放電
加工工程にスムースに移行することができ、従って、ワ
イヤ電極供給の自動化を良好にしてワイヤ放電加工を行
うことができる。
以下、図面を参照して、この発明によるワイヤ電極供給
確認方法を達成できるワイヤ放電加工機の一実施例を説
明する。第1図はこの発明によるワイヤ電極供給確認方
法を達成できるワイヤ放電加工装置を示す正面図、第2
図は第1図の供給ヘッド部のワイヤ走行系を示す拡大正
面図、及び第3図はこの発明によるワイヤ電極供給確認
方法を説明するための供給ヘッド部を示す斜視図である
。
確認方法を達成できるワイヤ放電加工機の一実施例を説
明する。第1図はこの発明によるワイヤ電極供給確認方
法を達成できるワイヤ放電加工装置を示す正面図、第2
図は第1図の供給ヘッド部のワイヤ走行系を示す拡大正
面図、及び第3図はこの発明によるワイヤ電極供給確認
方法を説明するための供給ヘッド部を示す斜視図である
。
このワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極1と工作物との間
に加工電源より極間電圧を印加して工作物を放電加工す
るものであり、一般に、クロススライドに対して工作物
が設置され、該クロススライドは水平方向に移動できる
ように構成されている。工作物を取付けているクロスス
ライドは、NC装置からの指令で工作物の加工状況に応
じてX軸方向及びY軸方向に移動し、上ワイヤへラド5
に供給されたワイヤtitとの間でサーボモータにより
駆動されるサーボ送り機構によってサーボ移動を繰り返
し進行し、両者の移動が合成された相対的運動によって
工作物は所定の加工形状に放電加工されている。
に加工電源より極間電圧を印加して工作物を放電加工す
るものであり、一般に、クロススライドに対して工作物
が設置され、該クロススライドは水平方向に移動できる
ように構成されている。工作物を取付けているクロスス
ライドは、NC装置からの指令で工作物の加工状況に応
じてX軸方向及びY軸方向に移動し、上ワイヤへラド5
に供給されたワイヤtitとの間でサーボモータにより
駆動されるサーボ送り機構によってサーボ移動を繰り返
し進行し、両者の移動が合成された相対的運動によって
工作物は所定の加工形状に放電加工されている。
また、ワイヤ放電加工機は、ワイヤ電極1をガイドする
ため、各種のローラがら成るワイヤ走行系を有している
。また、工作物に対して上下にワイヤヘッド5.6が設
けられ、これらのワイヤヘッド5.6は、給電子、給電
子押え部材、ダイスガイド部材、加工液噴射ノズル等を
有している。
ため、各種のローラがら成るワイヤ走行系を有している
。また、工作物に対して上下にワイヤヘッド5.6が設
けられ、これらのワイヤヘッド5.6は、給電子、給電
子押え部材、ダイスガイド部材、加工液噴射ノズル等を
有している。
このワイヤ放電加工機における自動ワイヤ供給装置は、
ワイヤ放電加工機を無人加工作動をスムースに行うこと
を可能にするが、加工中のワイヤ断線を自動的に再結線
することができ、ワイヤ供給を失敗したとしても再トラ
イ機能を有し、繰り返し通線トライを行いワイヤ結線を
達成できるものである0機台フレーム11には、各種の
ワイヤ電極1が巻き上げられているソースボビン2が配
設されている。ソースボビン2から送り出すれたワイヤ
電極lは、ワイヤ走行系における複数個の方向変換ロー
ラ3を通ってヘッド支持フレーム19に取付けたテンシ
ョンローラ4に送り込まれる。
ワイヤ放電加工機を無人加工作動をスムースに行うこと
を可能にするが、加工中のワイヤ断線を自動的に再結線
することができ、ワイヤ供給を失敗したとしても再トラ
イ機能を有し、繰り返し通線トライを行いワイヤ結線を
達成できるものである0機台フレーム11には、各種の
ワイヤ電極1が巻き上げられているソースボビン2が配
設されている。ソースボビン2から送り出すれたワイヤ
電極lは、ワイヤ走行系における複数個の方向変換ロー
ラ3を通ってヘッド支持フレーム19に取付けたテンシ
ョンローラ4に送り込まれる。
ワイヤ電極1は、テンションローラ4によっテ最適状態
のテンションが与えられる。テンションローラ4の下流
のワイヤ走行系にも複数個の方向変換ローラ3及びフェ
ルトブレーキローラ12が配設されている。また、テン
ションローラ4の下流のワイヤ走行系における方向変換
ローラ3間にはワイヤ電極1の断線検出センサー9が設
けられており、供給中のワイヤ電極lの断線を検出でき
るように構成されている。ワイヤ電極1はこれらの方向
変換ローラ3及びフェルトブレーキローラ12を通って
ヘッド20に設けたワイヤ供給ヘッド10へと送り込ま
れる。ワイヤ供給ヘッド10には、スレッドガイド13
、パイプホルダ14、供給バイブ15が設けられている
。ワイヤ電極1は、スレッドガイド13、パイプホルダ
14、供給バイブ15を順次通過して上ワイヤへラド5
へと送り込まれる。工作物は、上ワイヤヘッド5と下ア
ーム7に取付けられた下ワイヤヘッド6との間に設定さ
れるが、ワイヤ電極1が上ワイヤヘッド5における内側
筒体内に設置されたダイスガイド部材を通って工作物を
放電加工し、放電加工によって消耗したワイヤ電極1は
、下ワイヤヘッド6における内側筒体内に設置されたダ
イスガイド部材、ローラを通って巻取リール、使用済ワ
イヤ溜り部等に排出される。なお、図中、8は自動ワイ
ヤ供給制御装置を示し、電極であるワイヤを上ワイヤヘ
ソFの上ガイドから下ワイヤヘッドの下ガイドまで自動
的に供給する機能を有するものである。
のテンションが与えられる。テンションローラ4の下流
のワイヤ走行系にも複数個の方向変換ローラ3及びフェ
ルトブレーキローラ12が配設されている。また、テン
ションローラ4の下流のワイヤ走行系における方向変換
ローラ3間にはワイヤ電極1の断線検出センサー9が設
けられており、供給中のワイヤ電極lの断線を検出でき
るように構成されている。ワイヤ電極1はこれらの方向
変換ローラ3及びフェルトブレーキローラ12を通って
ヘッド20に設けたワイヤ供給ヘッド10へと送り込ま
れる。ワイヤ供給ヘッド10には、スレッドガイド13
、パイプホルダ14、供給バイブ15が設けられている
。ワイヤ電極1は、スレッドガイド13、パイプホルダ
14、供給バイブ15を順次通過して上ワイヤへラド5
へと送り込まれる。工作物は、上ワイヤヘッド5と下ア
ーム7に取付けられた下ワイヤヘッド6との間に設定さ
れるが、ワイヤ電極1が上ワイヤヘッド5における内側
筒体内に設置されたダイスガイド部材を通って工作物を
放電加工し、放電加工によって消耗したワイヤ電極1は
、下ワイヤヘッド6における内側筒体内に設置されたダ
イスガイド部材、ローラを通って巻取リール、使用済ワ
イヤ溜り部等に排出される。なお、図中、8は自動ワイ
ヤ供給制御装置を示し、電極であるワイヤを上ワイヤヘ
ソFの上ガイドから下ワイヤヘッドの下ガイドまで自動
的に供給する機能を有するものである。
ワイヤ放電加工機は、上記のように構成されているが、
この発明によるワイヤ電極供給確認方法を達成するため
、このワイヤ放電加工機は、第3図に示すように構成さ
れている。ヘッド20に配設した最終段に位置する方向
変換ローラ3に対して回転検出器16が設けられている
。この回転検出n16は、ワイヤ電極1の走行速度を検
出することができるものであり、該回転検出器16の検
出信号はパルス整形器17に入力され、該パルス整形器
■7で整形された信号は回転数弁別回路18に入力され
、次いでCP U IIHI装置21へ入力される。C
PU制御装置21には、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了
時及びワイヤ供給完了後のワイヤの各走行速度に対応す
る即ち応じる各回転数が予め入力されている。そこで、
CPU制御装置21において、回転検出器16で検出さ
れたワイヤ電極1の走行速度に対応する即ち応じる回転
数を、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及びワイヤ供給
完了後のワイヤの各走行速度に対応する即ち応じる各回
転数と比較し、現在のワイヤ電極1の走行速度が如何な
る状態の走行速度に相当するかを判断する。即ち、ワイ
ヤ電極lの放電加工部位への供給動作中に、ワイヤ電極
1の走行速度の逐次の変化を、直接的に瞬時に検出し、
ワイヤ電極1のワイヤ供給状態を検出し、特に、ワイヤ
電極1のワイヤ供給完了状態を確認することができる。
この発明によるワイヤ電極供給確認方法を達成するため
、このワイヤ放電加工機は、第3図に示すように構成さ
れている。ヘッド20に配設した最終段に位置する方向
変換ローラ3に対して回転検出器16が設けられている
。この回転検出n16は、ワイヤ電極1の走行速度を検
出することができるものであり、該回転検出器16の検
出信号はパルス整形器17に入力され、該パルス整形器
■7で整形された信号は回転数弁別回路18に入力され
、次いでCP U IIHI装置21へ入力される。C
PU制御装置21には、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了
時及びワイヤ供給完了後のワイヤの各走行速度に対応す
る即ち応じる各回転数が予め入力されている。そこで、
CPU制御装置21において、回転検出器16で検出さ
れたワイヤ電極1の走行速度に対応する即ち応じる回転
数を、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及びワイヤ供給
完了後のワイヤの各走行速度に対応する即ち応じる各回
転数と比較し、現在のワイヤ電極1の走行速度が如何な
る状態の走行速度に相当するかを判断する。即ち、ワイ
ヤ電極lの放電加工部位への供給動作中に、ワイヤ電極
1の走行速度の逐次の変化を、直接的に瞬時に検出し、
ワイヤ電極1のワイヤ供給状態を検出し、特に、ワイヤ
電極1のワイヤ供給完了状態を確認することができる。
この発明によるワイヤ電極供給確認方法は、上記のよう
に構成されており、次のような効果を有する。即ち、こ
の発明は、ワイヤ電極と工作物との間に加工電源より極
間電圧を印加して工作物を放電加工するワイヤ放電加工
機におけるワイヤ走行系に配設した回転検出器によって
該ワイヤ電極の走行速度に応じる回転数を検出し、前記
回転検出器で検出された回転数を、ワイヤ供給時、ワイ
ヤ供給完了時及びワイヤ供給完了後の前記ワイヤ電極の
各走行速度に応じる各回転数と比較判断し、前記ワイヤ
電極のワイヤ供給状態を検出するので、前記ワイヤ電極
の逐次の走行速度の変化を前記回転検出器で直接的に瞬
時に検出でき、該ワイヤ電極の走行速度を予め入力され
たワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及びワイヤ供給完了
後の前記ワイヤ電極の各走行速度に応じる各回転数と比
較するので、現時点の前記ワイヤ電極の速度変化が如何
なる供給状態における速度かが直ちに且つ確実に検出で
きる。即ち、前記回転検出器によって前記ワイヤ電極の
放電加工部位への供給走行状態を直接検出することがで
き、例えば、放電加工部位への前記ワイヤ電臘のワイヤ
供給完了時を瞬時に検出でき、直ちに次のワイヤ放電加
工工程へスムースに移行することができる。しかも、既
存の方向変換ローラを利用して、該ローラの回転数から
前記ワイヤ電極の走行速度を検出するので、部品点数を
それほど増加させることもなり、簡単に検出手段を組み
込むことができ、製作コストも低くて済み、また、前記
ワイヤ電極に余分のテンションをかける必要もなく、前
記ワイヤ電極と検出手段との摩擦が少なく、摩擦等によ
って前記ワイヤ電極を断線させるようなこともない。
に構成されており、次のような効果を有する。即ち、こ
の発明は、ワイヤ電極と工作物との間に加工電源より極
間電圧を印加して工作物を放電加工するワイヤ放電加工
機におけるワイヤ走行系に配設した回転検出器によって
該ワイヤ電極の走行速度に応じる回転数を検出し、前記
回転検出器で検出された回転数を、ワイヤ供給時、ワイ
ヤ供給完了時及びワイヤ供給完了後の前記ワイヤ電極の
各走行速度に応じる各回転数と比較判断し、前記ワイヤ
電極のワイヤ供給状態を検出するので、前記ワイヤ電極
の逐次の走行速度の変化を前記回転検出器で直接的に瞬
時に検出でき、該ワイヤ電極の走行速度を予め入力され
たワイヤ供給時、ワイヤ供給完了時及びワイヤ供給完了
後の前記ワイヤ電極の各走行速度に応じる各回転数と比
較するので、現時点の前記ワイヤ電極の速度変化が如何
なる供給状態における速度かが直ちに且つ確実に検出で
きる。即ち、前記回転検出器によって前記ワイヤ電極の
放電加工部位への供給走行状態を直接検出することがで
き、例えば、放電加工部位への前記ワイヤ電臘のワイヤ
供給完了時を瞬時に検出でき、直ちに次のワイヤ放電加
工工程へスムースに移行することができる。しかも、既
存の方向変換ローラを利用して、該ローラの回転数から
前記ワイヤ電極の走行速度を検出するので、部品点数を
それほど増加させることもなり、簡単に検出手段を組み
込むことができ、製作コストも低くて済み、また、前記
ワイヤ電極に余分のテンションをかける必要もなく、前
記ワイヤ電極と検出手段との摩擦が少なく、摩擦等によ
って前記ワイヤ電極を断線させるようなこともない。
第1図はこの発明によるワイヤ電極供給確認方法を達成
できるワイヤ放電加工機を示す正面図、第2図は第1図
の供給ヘッド部のワイヤ走行系を示す拡大正面図、第3
図はこの発明によるワイヤ電極供給確認方法を説明する
ための供給ヘッド部を示す斜視図、第4図は従来のワイ
ヤ断線検出装置とワイヤ電極との関係の一例を示す説明
図、及び第5図は従来のワイヤ断線検出装置とワイヤ電
極との関係の別の例を示す説明図である。 1・・・・・・・ワイヤ電極、2・−・−・−ソースボ
ビン、3−方向変換ローラ、4−・・・テンションロー
ラ、16・−・−・回転検出器、17−・−−−−−パ
ルス整形器、18回転数弁別回路、21−・・−・・C
PU制御装置。
できるワイヤ放電加工機を示す正面図、第2図は第1図
の供給ヘッド部のワイヤ走行系を示す拡大正面図、第3
図はこの発明によるワイヤ電極供給確認方法を説明する
ための供給ヘッド部を示す斜視図、第4図は従来のワイ
ヤ断線検出装置とワイヤ電極との関係の一例を示す説明
図、及び第5図は従来のワイヤ断線検出装置とワイヤ電
極との関係の別の例を示す説明図である。 1・・・・・・・ワイヤ電極、2・−・−・−ソースボ
ビン、3−方向変換ローラ、4−・・・テンションロー
ラ、16・−・−・回転検出器、17−・−−−−−パ
ルス整形器、18回転数弁別回路、21−・・−・・C
PU制御装置。
Claims (1)
- ワイヤ電極と工作物との間に加工電源より極間電圧を印
加して工作物を放電加工するワイヤ放電加工機における
ワイヤ走行系に配設した回転検出器によって前記ワイヤ
電極の走行速度に応じる回転数を検出し、前記回転検出
器で検出された回転数を、ワイヤ供給時、ワイヤ供給完
了時及びワイヤ供給完了後のワイヤ電極の各走行速度に
応じる各回転数と比較判断し、前記ワイヤ電極のワイヤ
供給状態を検出することを特徴とするワイヤ電極供給確
認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259327A JP2684392B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | ワイヤ電極供給確認方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259327A JP2684392B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | ワイヤ電極供給確認方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106226A true JPH02106226A (ja) | 1990-04-18 |
JP2684392B2 JP2684392B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=17332550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259327A Expired - Fee Related JP2684392B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | ワイヤ電極供給確認方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2684392B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02198718A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-08-07 | Amada Washino Co Ltd | ワイヤカット放電加工機及びそのワイヤ挿通確認方法 |
US7255259B2 (en) * | 2004-09-04 | 2007-08-14 | Texas Instruments Incorporated | Operator-serviceable wire feed sensor guide for use in semiconductor package fabrication |
CN109834349A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-04 | 南京航空航天大学 | 一种高速往复走丝线切割机床电极丝张力检测装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198021U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP63259327A patent/JP2684392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62198021U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-16 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02198718A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-08-07 | Amada Washino Co Ltd | ワイヤカット放電加工機及びそのワイヤ挿通確認方法 |
US7255259B2 (en) * | 2004-09-04 | 2007-08-14 | Texas Instruments Incorporated | Operator-serviceable wire feed sensor guide for use in semiconductor package fabrication |
CN109834349A (zh) * | 2019-03-29 | 2019-06-04 | 南京航空航天大学 | 一种高速往复走丝线切割机床电极丝张力检测装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2684392B2 (ja) | 1997-12-03 |
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