JPH078609Y2 - 露出給水栓継手用カバー - Google Patents

露出給水栓継手用カバー

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JPH078609Y2
JPH078609Y2 JP1933891U JP1933891U JPH078609Y2 JP H078609 Y2 JPH078609 Y2 JP H078609Y2 JP 1933891 U JP1933891 U JP 1933891U JP 1933891 U JP1933891 U JP 1933891U JP H078609 Y2 JPH078609 Y2 JP H078609Y2
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JP
Japan
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joint
pedestal
cover
fixed
exposed
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JP1933891U
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JPH04117059U (ja
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芳治 金森
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Mirai Kogyo KK
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Mirai Kogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は既設の給水配管が老朽
化し、これを更新する場合に壁内に埋め込まれた既設の
給水管、継手はそのままにして、壁内の配管経路に合わ
せ壁面に沿って新たに給水配管を行う際に使用される露
出給水栓継手用カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、既設の給水配管の老朽化に対し、
新規に給水配管される継手を取付ける場合には、図10
に示すように、壁内に埋め込まれた既設の継手の給水栓
取付用の雌ねじ106を利用して、この雌ねじ106に
対応する雄ねじ101とビス取付用のねじ孔102とを
有する取付台100を螺着して固定し、ビス挿入孔10
5を有する取付片104が固着された継手103を、取
付台100のねじ孔102にビス止めすることにより固
定していた。
【0003】しかしながら、かかる従来の取付台100
にあっては、壁内に埋め込まれた既設の継手の雌ねじ1
06に雄ねじ101を螺着後、継手103を取付けるた
めのねじ孔102が所定の向きに位置しない場合があ
り、継手103が傾いて取付けられるという問題があっ
た。このため、継手103の傾きをなくすように取付台
100を少しゆるめて取付けた場合には、継手103の
固定が不安定となって具合いが悪い。
【0004】又、従来の給水配管においては、継手10
3は露出させたまま、これに給水栓を取付けるものであ
ったので、見栄えが悪く、室内の美観を損ねるという問
題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、このよう
な事情に鑑みなされたものであり、その目的とするとこ
ろは、継手を傾かせることなく確実に固定することがで
きると共に、美観を向上させることができる露出給水栓
継手用カバーを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案が採った手段は、「壁面に当接し、その当接面に
固定プラグ挿通孔を有する台座と、台座を壁面とで挟持
する鍔部と、壁に埋め込まれた旧継手の雌ねじに螺着す
るための螺着部とを有する固定プラグと、台座に取付け
られて台座上に固定される継手を覆う保護カバーと、を
備えたことを特徴とする露出給水栓継手用カバー」を、
その要旨としている。
【0007】
【作用】この考案に係る露出給水栓継手用保護カバーに
あっては、台座の固定プラグ挿通孔を壁に埋め込まれた
旧継手の雌ねじに合わせた後、固定プラグの螺着部を台
座の固定プラグ挿通孔に挿通し、旧継手の雌ねじに螺着
して固定プラグの鍔部で台座を壁面との間に挟持するこ
とにより、台座を所定位置においた状態にして強固に固
定することができる。かかる台座に新たに給水配管する
継手を固定することにより継手を傾かせることなく所定
位置に固定することができるようになっている。又、台
座へは保護カバーを取付けることにより、露出した継手
を内部に収納し、美観を向上させることができるように
なっている。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがってこの考
案を詳細に説明する。図1及び図2に示すように、台座
10はその中央部に凹所12が形成され、L字形の継手
30が給水栓取付用の雌ねじ31を表向きにして嵌め込
まれ、継手30をビス16止めするための固定具15が
取付けられるようになっている。又、台座10の四隅に
はビス17を挿通する挿通孔14が設けられている。こ
の台座10の壁面への当接面には固定プラグ挿通孔11
が形成されている。
【0009】固定プラグ20は、壁60に埋め込まれた
旧継手50の雌ねじ51に螺着するための螺着部21
と、台座10を壁面61とで挟持する鍔部22とを有し
ている。23は、六角レンチ挿し込み用の孔であり、固
定プラグ20の螺着部21を旧継手50の雌ねじ51に
螺着する際に、固定プラグ20を回動させるためのもの
である。
【0010】台座10には、継手30の雌ねじ31を臨
ませる開口41を有する保護カバー40が取付けられる
ようになっている。保護カバー40の台座10への取付
けは、嵌め込みであってもよく、凹凸部による係合であ
ってもよく、ビス止めであってもよい。
【0011】かかる露出給水栓継手用カバーは、図3に
示すように固定プラグ20の鍔部22が台座10を壁面
61との間に挟持した状態で、壁60に取付けられるよ
うになっている。
【0012】なお、台座10の四隅に設けられた挿通孔
14は、固定プラグ20を使用せずに台座10を直接壁
面61にビス17で取付けるためのものであり、本考案
にあっては特に必要ない。しかしながら、かかる挿通孔
14が設けられていることにより、固定プラグ20によ
る台座10の固定ができない場合にも固定することが可
能となり、給水配管の施工において、台座10の壁面へ
の取付位置が任意となり、又、新規の給水配管の施工に
も使用することができ便利である。
【0013】図4は、露出給水栓保護カバーの他の実施
例を示したものであり、給水管が左右両側に設けられる
場合にはT字形の継手30が使用される場合があり、か
かる場合の例を示したものである。
【0014】次に、このような露出給水栓継手用カバー
を用いて、給水配管の施工を行なう場合には、まず、図
5に示すように、台座10の固定プラグ挿通孔11を壁
60に埋め込まれた旧継手50の雌ねじ51に合わせて
台座10を壁面61に当接させ、固定プラグ20の螺着
部21を固定プラグ挿通孔11に挿通し、螺着部21を
旧継手50の雌ねじ51に螺着して台座10を固定プラ
グ20の鍔部22と壁面61との間に挟持固定する。こ
の場合、台座10を所定位置に配置した状態で固定プラ
グ20を強く締め付けて固定することができる。
【0015】なお、台座10を固定するのに旧継手50
の雌ねじ51が利用できないような場合、あるいは新規
で給水配管の施工を行う場合、図1及び図2に示す実施
例においては、図6に示すように、台座10の四隅に設
けられた挿通孔14にビス17を挿通し、壁面61にビ
ス止めして台座10を固定する。
【0016】台座10を固定したら、次に、図7に示す
ように、給水管の配管箇所に給水管を被覆するための被
覆カバーを取付けるベース部材70を壁面61に取付け
る。そして、図8に示すように給水管80と継手50と
を接続したものをベース部材70及び台座10に嵌め込
み、固定具15により固定する。
【0017】次に、図9に示すように、ベース部材70
に被覆カバー71を取付け、台座10に保護カバー40
を取付け、最後に継手30の雌ねじ31に給水栓90を
取付ける。なお、この施工例においては、給水管80、
継手30を被覆カバー71、保護カバー40によって被
覆するので、配管を外気にさらすことがなく、保温性を
保たせることができる。
【0018】以上、この考案に係る露出給水栓保護カバ
ーは、継手30を所定位置に固定することができるもの
であるが、その構成要素について、継手30を台座10
に固定する場合、固定具15による場合に限らず、嵌め
込みにより固定してもよく、他の固定手段を用いてもよ
い。又、固定プラグ20には鍔部22に指かけ部を設け
て、手指でもって旧継手50の雌ねじ51に螺着し得る
ようにしてもよい。又、固定プラグ20は、螺着部21
と鍔部22とが別体で構成され、鍔部22に螺着部21
の螺孔を設けたものであってもよい。
【0019】
【考案の効果】以上、説明したように、この考案に係る
露出給水栓継手用カバーは、台座を固定プラグにより壁
面との間に挟持固定するものであるから、台座を所定位
置に配置した状態で強固に固定することができる。そし
て、台座上に継手が固定されるため、継手が傾いて取り
付けられることがない。また、従来のように、継手が雌
ねじに完全に螺着されずに不安定な状態で固定されると
いうこともない。又、保護カバーにより継手を外部に露
出させることがないので、美観を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例の部分分解斜視図である。
【図2】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例の分解斜視図である。
【図3】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について壁に埋め込まれた継手に取付けた状態を示す
断面図である。
【図4】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの他の実
施例を示す分解斜視図である。
【図5】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について給水配管の施工例を示す斜視図である。
【図6】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について給水配管の施工例を示す斜視図である。
【図7】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について給水配管の施工例を示す斜視図である。
【図8】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について給水配管の施工例を示す斜視図である。
【図9】本考案に係る露出給水栓継手用カバーの一実施
例について給水配管の施工例を示す斜視図である。
【図10】従来の給水配管における継手の固定構造を示
す斜視図である。
【符号の説明】
10 台座 11 挿通孔 15 固定具 20 固定プラグ 21 螺着部 22 鍔部 30 継手 40 保護カバー 50 旧継手 51 雌ねじ 60 壁 61 壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に当接し、その当接面に固定プラグ
    挿通孔を有する台座と、台座を壁面とで挟持する鍔部
    と、壁に埋め込まれた旧継手の雌ねじに螺着するための
    螺着部とを有する固定プラグと、台座に取付けられて台
    座上に固定される継手を覆う保護カバーと、を備えたこ
    とを特徴とする露出給水栓継手用カバー。
JP1933891U 1991-03-28 1991-03-28 露出給水栓継手用カバー Expired - Lifetime JPH078609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1933891U JPH078609Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 露出給水栓継手用カバー

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JP1933891U JPH078609Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 露出給水栓継手用カバー

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Publication Number Publication Date
JPH04117059U JPH04117059U (ja) 1992-10-20
JPH078609Y2 true JPH078609Y2 (ja) 1995-03-01

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ID=31905633

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JP1933891U Expired - Lifetime JPH078609Y2 (ja) 1991-03-28 1991-03-28 露出給水栓継手用カバー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4846319B2 (ja) * 2005-09-27 2011-12-28 未来工業株式会社 継手収容ボックスおよびボックス装置
JP5220579B2 (ja) * 2008-12-19 2013-06-26 未来工業株式会社 拡径スペーサ

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JPH04117059U (ja) 1992-10-20

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