JPH0785174A - データ集計方法及び装置 - Google Patents

データ集計方法及び装置

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JPH0785174A
JPH0785174A JP5180679A JP18067993A JPH0785174A JP H0785174 A JPH0785174 A JP H0785174A JP 5180679 A JP5180679 A JP 5180679A JP 18067993 A JP18067993 A JP 18067993A JP H0785174 A JPH0785174 A JP H0785174A
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JP5180679A
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Inventor
Naoya Uematsu
直也 植松
Ichiro Hirota
一郎 廣田
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JustSystems Corp
Original Assignee
JustSystems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集計行の提示状態を変更する際の集計処理の
やり直しを不要とし、高速に集計結果の提示状態を変更
することを可能とする。 【構成】 表示出力用に作成されたテンポラリファイル
4bは、設定された順番にレコードを並べ替えるととも
に、各区分の区切りには集計結果を格納するレコードが
格納される。テンポラリファイル4bにおいて、種別情
報51はレコードの種別を表す。例えば、種別情報51
が「R」のレコードはデータベースに格納された1レコ
ード分のレコードデータを格納し、種別情報が「1」も
しくは「2」のレコードは、それぞれ第1レベル、第2
レベルの集計結果を格納する。テンポラリファイル4b
の各レコードの格納順序はそのまま出力時の順序を表
し、表示すべきレコードの種別情報を指定することによ
り、レコードが抽出されて表示出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの集計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ集計装置では、設定された
集計条件に基づいてデータベースに格納された各レコー
ドを分類し、それぞれの分類毎にデータの集計を行い、
これを出力する。レコードの内容を提示する行をレコー
ド行、集計結果を提示する行を集計行という。一般にこ
のようなデータ集計装置では、分類されたレコード行の
区切り毎に集計行を挿入してレコードと集計結果を提示
する方法と、集計行のみを抽出して集計結果のみを提示
する方法とが用意されている。そして、集計を行う際に
どちらかをオペレータが指定して集計結果の提示を行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のデ
ータ集計装置において、レコード行と集計行とを表示し
た状態から集計行の表示を抑制してレコードのみを表示
するなど、表示内容を変更したい場合には集計条件の設
定を変更しなければならない。例えば、集計行がレコー
ド行の間に集計行を挿入する場合でも、その都度集計条
件を設定し直す必要がある。このように集計条件を設定
し直すと、直前の集計結果は破棄されてしまうので、再
びレコード行の間に集計行を挿入するという場合には、
集計処理をやり直さなければならない。また、レコード
と分類毎の集計結果及び全データの総計が表示されてい
る状態から、レコードと全データの総計のみを表示する
ように切り替えたい場合は、全データの総計のみを集計
するように集計条件を設定し直す。このため、その直前
の分類毎の集計結果と全データの総計が破棄されてしま
い、全データの総計の集計計算をやり直すことになる。
【0004】このように、従来のデータ集計装置では、
集計結果の表示の一部分を抑制する等の単なる表示の切
り替えにおいても集計計算をやり直すことになり、集計
結果の再表示に時間がかかるという問題がある。本発明
は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、集計行
の表示状態を変更する際の集計処理のやり直しを不要と
し、高速かつ簡易に集計結果の表示方法を変更すること
ができるデータ集計方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のデータ集計装置は、以下の構成を備えるも
のである。すなわち、複数のデータ集計を行うデータ集
計装置であって、データの集計条件を指定する指定手段
と、前記集計条件に基づいてデータを集計する集計手段
と、集計の対象であるデータと前記集計手段による集計
の結果とその出力順序を保ちながら格納する格納手段
と、前記格納手段により格納されたデータの中から出力
すべきデータを指定する指定手段と、前記指定手段によ
り指定されたデータを前記出力順序を保ちながら出力す
る出力手段と、を備える。
【0006】また、上記の目的を達成するために本発明
のデータ集計方法は、以下の工程を備えるものである。
すなわち、複数のデータ集計を行うデータ集計方法であ
って、データの集計条件を指定する指定工程と、前記集
計条件に基づいてデータを集計する集計工程と、集計の
対象であるデータと前記集計工程による集計の結果とそ
の出力順序を保ちながら格納する格納工程と、前記格納
工程により格納されたデータの中から出力すべきデータ
を指定する指定工程と、前記指定工程により指定された
データを前記出力順序を保ちながら出力する出力工程
と、を備える。
【0007】
【作用】上記の構成により、指定された集計条件に基づ
いてデータの集計が実行され、集計結果がその出力順序
を保ちながら格納される。この格納されたデータの中か
ら表示すべきデータを指定することにより、指定された
データが保たれている出力順序に従って出力される。
【0008】
【実施例】図1は、本実施例のデータ出力装置の概略の
構成を表すブロック図である。同図において、1はCP
Uであり、ROM2もしくはRAM3に格納された制御
プログラムを実行することにより本装置全体の制御を行
う。2はROMであり、CPU1が実行する制御プログ
ラムや各種データが格納される。3はRAMであり、外
部記憶装置4により読み出されたアプリケーションプロ
グラムを格納するほか、CPU1が処理を実行する際に
データを一時的に格納するための作業領域を提供する。
4は外部記憶装置であり、各種アプリケーションプログ
ラムや、各種データを格納する。外部記憶装置4には複
数のレコードデータから構成されるデータベース4aが
格納されている。また、外部記憶装置4は、データベー
ス4aの各レコードを分類し、集計した内容を格納する
テンポラリファイル4bを作成するための領域を有す
る。5は、ディスプレイであり、読み出したデータや設
定した内容などを表示する。6はキーボードであり、使
用者による各種設定の指示入力などを行う。7はプリン
タであり、指定されたデータの印刷を行う。
【0009】図2はデータベース4aの一例を表す図で
あり、各レコードは「地区」、「事業所」、「商品I
D」、「数量」、「単価」、「価格」というデータ項目
を有している。以下に、このデータベース4aを用いて
本実施例のデータ集計装置の動作を説明する。図3は本
実施例のデータ集計装置における集計処理の手順を表す
フローチャートである。ステップS11において、デー
タベース4aのレコードの集計の条件を設定する。条件
設定の入力はキーボード6よりなされるが、条件設定時
のディスプレイ5上の表示の一例を図4に示す。41は
レコードの分類条件を設定するためのレベル指定であ
る。ここでは、項目「地区」による分類を大区分(第1
レベル)とし、「事業所」による分類を小区分(第2レ
ベル)として指定している。ここでは、第1レベル及び
第2レベルともにコード順、昇順でデータの並び替えを
実行する。さらに43は集計内容であり、レベル指定4
1で指定された分類毎に行われる集計の方法を各データ
項目毎に設定する。本例では各分類のレベル(第1レベ
ル、第2レベル)毎に価格を集計するように指定されて
いる。44は項目名であり、レコードの有するデータ項
目を表示する。
【0010】ステップS12では、上述の分類条件、集
計条件の設定に従ってテンポラリファイルを作成する。
図5は作成されたテンポラリファイル4bのデータ構成
を説明する図である。ソーティング指定42により設定
された順番にデータベース4aのレコードを並び替える
とともに、各区分の区切りには集計結果を格納するレコ
ードが格納される。図5のテンポラリファイル4bにお
いて、51はレコードの種別を表す情報(種別情報)で
あり、テンポラリファイル4bに格納される際に各レコ
ードに付加される。種別情報51の欄「H」のレコード
の内容は、各レコードの有するデータの項目名を表すデ
ータであり、種別情報51の欄「R」のレコードはデー
タベースに格納された1レコード分のレコードデータを
格納する。種別情報51の欄が「1」もしくは「2」の
レコードは、それぞれ第1レベル、第2レベルの集計結
果を格納する。
【0011】なお、各分類レベルの集計結果を格納する
集計行(種別情報が「1」、「2」のレコード)には、
指定された集計結果とともに、その集計条件として指定
されたデータ項目の内容が格納される。従って本例で
は、第1レベルの集計行においては集計結果を示す「価
格」と、第1レベルの分類である「地区」のデータ項目
にはそれぞれ対応するデータが格納される。また、第2
レベルの集計行においては集計結果を示す「価格」と、
第1レベルの分類である「地区」、さらに第2レベルの
分類である「事業所」の各データ項目に対応するデータ
が格納される。
【0012】ステップS13では、テンポラリファイル
4b内のレコードの全てを表示するべく設定する。即
ち、種別情報「H」、「R」、「1」、「2」の全ての
レコードを表示すべき行データとして設定する。なお、
ステップS13における表示すべき行データの設定は自
動的に行われる。ステップS14では、テンポラリファ
イルにより表示すべき行データとして指定されているレ
コードを抽出し、ステップS15でこれをディスプレイ
6に表示する。このようにして表示された結果を図6に
示す。
【0013】図6において、左端に2と出ているのはレ
ベル2の集計行である。レベル2は各事業書毎の注文の
合計価格である。同様に左端に1と出ているのは、レベ
ル1の集計、即ち各地区毎の集計である。最終行で左端
がTとなっている行は総計行であり、全項目の価格合計
値が示されている。更に、行間の罫線はレコードの区切
りを示し、罫線が破線となっているのはその行間が分類
条件による区切りではないことを表す。また、上矢印
(↑)は同一分類グループに属していることを示す。更
に、集計行における「地区」や「事業所」の内容は表示
されない。これらの表示処理は、CPU1がテンポラリ
ファイル4bから各データを読み出す際に自動的に行う
ものである。
【0014】ステップS16では本処理の終了を指示す
る入力があった否かを判断し、終了の指示があれば本処
理を終了する。終了の指示がなされていなければステッ
プS17へ進み、表示内容の変更指示があるか否かを判
断する。変更指示がなければステップS16へ戻り、上
述の処理を繰り返す。一方、変更の指示があればステッ
プS18へ進み、表示すべき行データの指定を行う。表
示すべき行データの指定方法及び変更後の表示状態の一
例を図7に示す。同図(a)において、71は対応する
行内容を表示するか否かを設定する表示欄であり、
「×」は表示しないことを、「○」は表示することを表
す。行内容72は、種別情報51に対応する名称が表示
される。例えば「レコード行」は種別情報が「R」のレ
コードを、「レベル1 地区」は、種別情報が「1」の
レコードを表す。図7(a)に示される設定では、総計
(種別情報が「T」のレコード)、レベル1の集計行
(種別情報が「1」1のレコード)、レベル2の集計行
(種別情報が「2」のレコード)を表示すべき行データ
として指定している。
【0015】以上のような表示変更の設定を終了する
と、ステップS14へ戻る。そしてステップS14にお
いて、表示する行データとして指定された種別情報を有
するレコードをテンポラリファイル4bより抽出して、
表示していく。この結果、図7(b)に示されるような
表示を得ることができる。
【0016】なお、図7(b)のようにレコード行を表
示せずに集計行(レベル1またはレベル2)を表示する
場合は、テンポラリファイル中の集計行に格納された地
区及び事業所の欄のデータも表示される。表示変更の例
を図8及び図9により更に説明する。図8においては、
レベル2のデータのみを表示する設定がなされている。
従って、テンポラリファイル4bから種別情報51が
「2」のレコードだけが抽出されて表示される。また、
図9においては、レコード行のみを表示する設定がなさ
れている。従って、テンポラリファイル4bからは種別
情報51が「R」のレコードだけが抽出されt表示され
る。
【0017】以上のように図7から図9のような表示の
変更は、テンポラリファイル4bから抽出するレコード
を変更するのみで実行されるので、高速に処理され得
る。以上説明したように、本実施例によれば、表示の変
更操作において集計結果が破棄されないので、集計行の
表示を行ったり禁止したりする場合にも高速に表示の切
り替えを行うことが可能である。また、その表示の変更
の指定方法も表示すべきレコードの種別を指定するのみ
となり、操作性が向上する。なお、上記実施例ではデー
タベースの出力をディスプレイ5への表示用としている
が、これに限らない。例えば、プリンタ7への記録用の
出力としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータ集計方法
及び装置によれば、集計行の提示状態を変更する際の集
計処理のやり直しを不要とし、高速に集計結果の提示状
態を変更することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のデータ出力装置の概略の構成を表す
ブロック図である。
【図2】データベースの一例を表す図である。
【図3】本実施例のデータ集計装置における集計処理の
手順を表すフローチャートである。
【図4】条件設定時のディスプレイ上の表示の一例を表
す図である。
【図5】テンポラリファイル4bのデータ構成を説明す
る図である。
【図6】データベースの集計結果の表示例を表す図であ
る。
【図7】表示する行データの指定方法及び変更後の表示
状態の一例を示す図である。
【図8】表示する行データの指定方法及び変更後の表示
状態の一例を示す図である。
【図9】表示する行データの指定方法及び変更後の表示
状態の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 外部記憶装置 4a データベース 4b テンポラリファイル 5 ディスプレイ 6 キーボード 7 プリンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ集計を行うデータ集計装置
    であって、データの集計条件を指定する指定手段と、 前記集計条件に基づいてデータを集計する集計手段と、 集計の対象であるデータと前記集計手段による集計の結
    果とその出力順序を保ちながら格納する格納手段と、 前記格納手段により格納されたデータの中から出力すべ
    きデータを指定する指定手段と、 前記指定手段により指定されたデータを前記出力順序を
    保ちながら出力する出力手段と、 を備えることを特徴とするデータ集計装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ集計を行うデータ集計方
    法であって、データの集計条件を指定する指定工程と、 前記集計条件に基づいてデータを集計する集計工程と、 集計の対象であるデータと前記集計工程による集計の結
    果とその出力順序を保ちながら格納する格納工程と、 前記格納工程により格納されたデータの中から出力すべ
    きデータを指定する指定工程と、 前記指定工程により指定されたデータを前記出力順序を
    保ちながら出力する出力工程と、 を備えることを特徴とするデータ集計方法。
JP5180679A 1993-06-26 1993-06-26 データ集計方法及び装置 Pending JPH0785174A (ja)

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