JP3156242B2 - 帳票出力装置 - Google Patents
帳票出力装置Info
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- JP3156242B2 JP3156242B2 JP10689693A JP10689693A JP3156242B2 JP 3156242 B2 JP3156242 B2 JP 3156242B2 JP 10689693 A JP10689693 A JP 10689693A JP 10689693 A JP10689693 A JP 10689693A JP 3156242 B2 JP3156242 B2 JP 3156242B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票を出力する装置に
関する。一般的な業務過程においては、種々の帳票が、
日、月、または年単位に作成される。帳票は、日報一つ
をとっても、数種類のものが存在するが、各帳票の出力
条件等は、帳票ごとに行なう必要があるので、そのオペ
レーション負荷は大きい。また月報や年報を出力する場
合、ユーザによって締日が異なることから、帳票出力装
置は、ユーザごとにその仕様を変更する必要がある。
関する。一般的な業務過程においては、種々の帳票が、
日、月、または年単位に作成される。帳票は、日報一つ
をとっても、数種類のものが存在するが、各帳票の出力
条件等は、帳票ごとに行なう必要があるので、そのオペ
レーション負荷は大きい。また月報や年報を出力する場
合、ユーザによって締日が異なることから、帳票出力装
置は、ユーザごとにその仕様を変更する必要がある。
【０００２】
【従来の技術】従来の帳票出力装置では、一つの帳票を
選択し、その条件を指示し、帳票を出力した後、次の帳
票を選択し、その条件を指示して帳票出力を行なってい
た。そして、処理対象とするデータ範囲についても、出
力条件の指示に合わせて、一帳票づつその範囲を指示し
ていた。
選択し、その条件を指示し、帳票を出力した後、次の帳
票を選択し、その条件を指示して帳票出力を行なってい
た。そして、処理対象とするデータ範囲についても、出
力条件の指示に合わせて、一帳票づつその範囲を指示し
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが特定業務、特
に統計処理等では、複数帳票を一度に出力する機会がた
いへん多いが、そこで処理対象とするデータ範囲は、各
帳票間で共通である場合が多い。従って、従来技術に
は、出力条件の指定を帳票の数だけ繰り返すため処理時
間がかかるという問題や、オペレーションミスが多くな
り、作業効率が低下するという問題があった。
に統計処理等では、複数帳票を一度に出力する機会がた
いへん多いが、そこで処理対象とするデータ範囲は、各
帳票間で共通である場合が多い。従って、従来技術に
は、出力条件の指定を帳票の数だけ繰り返すため処理時
間がかかるという問題や、オペレーションミスが多くな
り、作業効率が低下するという問題があった。
【０００４】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
て為されたものであり、複数帳票を一度のオペレーショ
ンで指示し、一度に作成することを可能とする手段を提
供することにより、処理対象となるデータ範囲を、一回
のみ指示すれば足りるようにして、処理時間を短縮し、
オペレーション負荷を軽減することを目的とする。
て為されたものであり、複数帳票を一度のオペレーショ
ンで指示し、一度に作成することを可能とする手段を提
供することにより、処理対象となるデータ範囲を、一回
のみ指示すれば足りるようにして、処理時間を短縮し、
オペレーション負荷を軽減することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成
される。
目的は、前記特許請求の範囲に記載した手段により達成
される。
【０００６】すなわち、請求項１の発明は、日ごとに作
成される入出庫データを格納するファイルと、月ごとに
作成される月時棚卸データを格納するファイルと、帳票
の種類毎に参照されるパラメータを記憶するパラメータ
ファイルとを備え、出力を指定された帳票種類に対応す
るパラメータを前記パラメータファイルより読み出し
て、前記入出庫データファイルと前記月時棚卸データと
を格納するファイルから前記読み出されたパラメータを
参照して指定された種別の帳票を作成し、出力する装置
であって、帳票出力するデータの時期的範囲を、任意の
期間を指定することによって限定する手段と、複数種類
の帳票名の一覧を画面表示し、該一覧表示より出力すべ
き帳票の種類の指示入力を受け付けることにより出力す
べき複数種類の帳票を同時に選択する手段と、前記指定
された時期的範囲と、前記パラメータファイルより読み
出される選択された帳票の種別に対応するパラメータと
に基づいて、指定された種類の帳票前記入出庫データフ
ァイルと前記月時棚卸データとを格納するファイルから
選択された種類毎の帳票データを作成し、該作成された
種類毎の帳票データを一時記憶する手段と、前記一時記
憶手段に記憶された種類毎の帳票データを連続して出力
する手段とを具備する帳票出力装置である。
成される入出庫データを格納するファイルと、月ごとに
作成される月時棚卸データを格納するファイルと、帳票
の種類毎に参照されるパラメータを記憶するパラメータ
ファイルとを備え、出力を指定された帳票種類に対応す
るパラメータを前記パラメータファイルより読み出し
て、前記入出庫データファイルと前記月時棚卸データと
を格納するファイルから前記読み出されたパラメータを
参照して指定された種別の帳票を作成し、出力する装置
であって、帳票出力するデータの時期的範囲を、任意の
期間を指定することによって限定する手段と、複数種類
の帳票名の一覧を画面表示し、該一覧表示より出力すべ
き帳票の種類の指示入力を受け付けることにより出力す
べき複数種類の帳票を同時に選択する手段と、前記指定
された時期的範囲と、前記パラメータファイルより読み
出される選択された帳票の種別に対応するパラメータと
に基づいて、指定された種類の帳票前記入出庫データフ
ァイルと前記月時棚卸データとを格納するファイルから
選択された種類毎の帳票データを作成し、該作成された
種類毎の帳票データを一時記憶する手段と、前記一時記
憶手段に記憶された種類毎の帳票データを連続して出力
する手段とを具備する帳票出力装置である。
【０００７】また、請求項２の発明は、前記帳票出力す
るデータの時期的範囲を限定する手段において、月跨り
の期間が指定されたことを検出する手段と、指定された
期間に係る前記月時棚卸データ、及び前記入出庫データ
を条件制御し、抽出する手段とを設ける帳票出力装置で
ある。
るデータの時期的範囲を限定する手段において、月跨り
の期間が指定されたことを検出する手段と、指定された
期間に係る前記月時棚卸データ、及び前記入出庫データ
を条件制御し、抽出する手段とを設ける帳票出力装置で
ある。
【０００８】
【作用】本発明は、出力すべき帳票を、一つずつ選択・
出力するのではなく、複数帳票を一度に選択・出力する
ように動作する。また、日ごとに生成される入出庫デー
タ、及び月ごとに生成される月次棚卸データを条件制御
し、条件指定された期間のデータを抽出した後、出力動
作をとるように動作する。以下、実施例に基づいて、本
発明の作用を詳細に説明する。
出力するのではなく、複数帳票を一度に選択・出力する
ように動作する。また、日ごとに生成される入出庫デー
タ、及び月ごとに生成される月次棚卸データを条件制御
し、条件指定された期間のデータを抽出した後、出力動
作をとるように動作する。以下、実施例に基づいて、本
発明の作用を詳細に説明する。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示す図である。
図１において、帳票出力装置１は、日ごとに生成される
データを蓄積するデータベース、月ごとに生成されるデ
ータを蓄積するデータベース、中間ファイル、パラメー
タファイルを含む記憶部２と、データ抽出部３と、帳票
選択部４と、出力部５とを有している。
図１において、帳票出力装置１は、日ごとに生成される
データを蓄積するデータベース、月ごとに生成されるデ
ータを蓄積するデータベース、中間ファイル、パラメー
タファイルを含む記憶部２と、データ抽出部３と、帳票
選択部４と、出力部５とを有している。
【００１０】図中、データ抽出部３は、処理対象とする
データ範囲の指定を受け、記憶部２のデータベースか
ら、指定を受けた範囲のデータを条件制御しながら抽出
し、各種の帳票ごとに中間ファイルを作成し、これを記
憶部２に格納するジョブを起動するものである。
データ範囲の指定を受け、記憶部２のデータベースか
ら、指定を受けた範囲のデータを条件制御しながら抽出
し、各種の帳票ごとに中間ファイルを作成し、これを記
憶部２に格納するジョブを起動するものである。
【００１１】記憶部２のデータベースには、日ごとに生
成される入出庫データと、月ごとに生成される月次棚卸
データとが含まれるので、期間の指定が月跨りになる場
合には、その点を加味して条件制御を行なう。データ範
囲を、ここで一度だけ指定すれば、各種の帳票出力に必
要な共通のデータを抽出できる。
成される入出庫データと、月ごとに生成される月次棚卸
データとが含まれるので、期間の指定が月跨りになる場
合には、その点を加味して条件制御を行なう。データ範
囲を、ここで一度だけ指定すれば、各種の帳票出力に必
要な共通のデータを抽出できる。
【００１２】帳票選択部４は、各種の帳票出力で参照さ
れるパラメータを必要に応じて変更すると共に、帳票出
力の指示を行なうものである。特定の操作（マウス等）
を行なうことにより、出力対象とする帳票を選択し、ま
た、パラメータマスタの内容を必要に応じて変更（出力
範囲の変更等）する。
れるパラメータを必要に応じて変更すると共に、帳票出
力の指示を行なうものである。特定の操作（マウス等）
を行なうことにより、出力対象とする帳票を選択し、ま
た、パラメータマスタの内容を必要に応じて変更（出力
範囲の変更等）する。
【００１３】また、パラメータの変更を省略した場合
は、予めパラメータマスタに登録されている条件で帳票
出力を行なう。出力部５は、帳票選択部４で選択した帳
票種別を認識し、前述の中間ファイルからデータを読み
込み、帳票出力を行なうジョブを起動するものである。
は、予めパラメータマスタに登録されている条件で帳票
出力を行なう。出力部５は、帳票選択部４で選択した帳
票種別を認識し、前述の中間ファイルからデータを読み
込み、帳票出力を行なうジョブを起動するものである。
【００１４】図２は、データ範囲の指定、及び帳票の選
択を行なうための画面例を示している。これは、物流シ
ステムにおける統計帳票作成に係るものである。図２に
おいて、画面のタイトルとして「累計報作成処理」の文
字が表示されている。また、画面右上には、どの倉庫に
関連する在庫情報かを示す「中央倉庫」の文字が表示さ
れている。
択を行なうための画面例を示している。これは、物流シ
ステムにおける統計帳票作成に係るものである。図２に
おいて、画面のタイトルとして「累計報作成処理」の文
字が表示されている。また、画面右上には、どの倉庫に
関連する在庫情報かを示す「中央倉庫」の文字が表示さ
れている。
【００１５】処理対象データを指定する場合には、「対
象範囲日付」の欄に、開始年月日と終了年月日を入力す
る。ここで指示した内容に基づいてデータの抽出処理が
行なわれる。ここで、開始年月日と終了年月日とが月跨
りになる場合には、月次棚卸データの処理を考慮する必
要がある。
象範囲日付」の欄に、開始年月日と終了年月日を入力す
る。ここで指示した内容に基づいてデータの抽出処理が
行なわれる。ここで、開始年月日と終了年月日とが月跨
りになる場合には、月次棚卸データの処理を考慮する必
要がある。
【００１６】図２の表中にある帳票一覧には、上から、
業者別購入実績表、業者別購入台帳、業者別購入集計
表、メーカ別物品購入表、メーカ別購入集計表、購入額
物品順位表、購入額業者順位表、購入額メーカ順位表、
分類別部門別購入実績表、分類別部門別消費実績表、分
類別受払残高表、部門別分類別購入実績表、部門別分類
別消費実績表、というように多様な帳票の表示がある。
業者別購入実績表、業者別購入台帳、業者別購入集計
表、メーカ別物品購入表、メーカ別購入集計表、購入額
物品順位表、購入額業者順位表、購入額メーカ順位表、
分類別部門別購入実績表、分類別部門別消費実績表、分
類別受払残高表、部門別分類別購入実績表、部門別分類
別消費実績表、というように多様な帳票の表示がある。
【００１７】ユーザは、この中から、出力したい帳票を
一度に複数個選択することができる。また、不図示の画
面より出力条件パラメータの変更指示を行なうこともで
きる。データ範囲の指定、帳票の選択、パラメータの変
更が終了した後、出力命令を実行すると、画面の右下に
表示されているとおり、「ラインプリンタ」から、複数
の帳票が連続して出力されることとなる。
一度に複数個選択することができる。また、不図示の画
面より出力条件パラメータの変更指示を行なうこともで
きる。データ範囲の指定、帳票の選択、パラメータの変
更が終了した後、出力命令を実行すると、画面の右下に
表示されているとおり、「ラインプリンタ」から、複数
の帳票が連続して出力されることとなる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数帳票を連続して出力できるので、帳票出力のオペレ
ーションが一回だけで済む。従って、処理時間の短縮、
及び作業効率の向上が期待できる。しかも、本発明の場
合、処理対象データの範囲を任意に指定することによっ
て、月度、年度が変わっても柔軟に対応できるという利
点がある。
複数帳票を連続して出力できるので、帳票出力のオペレ
ーションが一回だけで済む。従って、処理時間の短縮、
及び作業効率の向上が期待できる。しかも、本発明の場
合、処理対象データの範囲を任意に指定することによっ
て、月度、年度が変わっても柔軟に対応できるという利
点がある。
【図１】本発明の一実施例を示す図である。
【図２】ユーザ・インタフェースの一例を示す図であ
る。
る。
１ 帳票出力装置 ２ 記憶部 ３ データ抽出部 ４ 帳票選択部 ５ 出力部
Claims (2)
- 【請求項１】 日ごとに作成される入出庫データを格納
するファイルと、月ごとに作成される月時棚卸データを
格納するファイルと、帳票の種類毎に参照されるパラメ
ータを記憶するパラメータファイルとを備え、出力を指
定された帳票種類に対応するパラメータを前記パラメー
タファイルより読み出して、前記入出庫データファイル
と前記月時棚卸データとを格納するファイルから前記読
み出されたパラメータを参照して指定された種別の帳票
を作成し、出力する装置であって、 帳票出力するデータの時期的範囲を、任意の期間を指定
することによって限定する手段と、複数種類の帳票名の一覧を画面表示し、該一覧表示より
出力すべき帳票の種類の指示入力を受け付けることによ
り出力すべき 複数種類の帳票を同時に選択する手段と、前記指定された時期的範囲と、前記パラメータファイル
より読み出される選択された帳票の種別に対応するパラ
メータとに基づいて、指定された種類の帳票前記入出庫
データファイルと前記月時棚卸データとを格納するファ
イルから選択された種類毎の帳票データを作成し、該作
成された種類毎の帳票データを一時記憶する手段と、 前記一時記憶手段に記憶された 種類毎の帳票データを連
続して出力する手段とを具備することを特徴とする帳票
出力装置。 - 【請求項２】 前記帳票出力するデータの時期的範囲を
限定する手段において、 月跨りの期間が指定されたことを検出する手段と、 指定された期間に係る前記月時棚卸データ、及び前記入
出庫データを条件制御し、抽出する手段とを設ける請求
項１記載の帳票出力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689693A JP3156242B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 帳票出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10689693A JP3156242B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 帳票出力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06318143A JPH06318143A (ja) | 1994-11-15 |
| JP3156242B2 true JP3156242B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=14445238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10689693A Expired - Fee Related JP3156242B2 (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 帳票出力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156242B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4936832B2 (ja) * | 2006-09-19 | 2012-05-23 | 株式会社ブロードリーフ | 印刷情報管理システム、および印刷情報管理方法 |
| JP5159910B2 (ja) * | 2011-04-11 | 2013-03-13 | 株式会社堀場製作所 | 運行管理のデータ処理システム |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP10689693A patent/JP3156242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06318143A (ja) | 1994-11-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010116 |
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