JP3143930B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3143930B2
JP3143930B2 JP03028102A JP2810291A JP3143930B2 JP 3143930 B2 JP3143930 B2 JP 3143930B2 JP 03028102 A JP03028102 A JP 03028102A JP 2810291 A JP2810291 A JP 2810291A JP 3143930 B2 JP3143930 B2 JP 3143930B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理装置に係
り、詳細には所定の業務範囲(業務のまとまり)を個々
の業務単位でシステム化し、業務単位でのデータの授受
を容易にしたデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】業務処理システムは、産業の業種、業態
ごとに存在し、例えば金融業界における勘定系処理のた
めの金融端末、小売業界における商品管理、売上管理、
顧客管理などの処理のためのPOS端末、小売業におけ
る補充発注や種々の業界におけるセールスマンを支援す
る相談端末などの目的で利用されているポータブル端
末、製造業界における生産管理処理のための生産管理用
端末等がある。この種の業務処理システムを構築する場
合にはシステム化の対象とする業務をいくつかの集団と
してまとめ、システム、サブシステムという単位で、ア
プリケーション・システム構築を行なうものがある。例
えば、受注関連業務を行なう受注関連業務プログラムで
は、受注受付業務や回答納期設定業務、出荷業務等の受
注関連業務が一連のプログラムで構成されており、この
プログラムのために所定のファイルが用意されていてそ
のファイルを基にデータ処理が実行される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ処理装置にあっては、関連業務を一連
のプログラムにより一括したファイルで処理する構成と
なっていたため、各処理単位においてどのデータがどの
業務で使えるデータかということが管理できないという
問題点があった。すなわち、従来、一連の処理を分割し
て処理できるようにしたものはあるが、データ管理は各
処理単位毎に明確に区分されていなかったため、各処理
単位においては、どのデータが処理可能であるか、また
はどのデータを処理すべきであるかが不明になることが
あり、スムーズな業務運用ができない問題点があった。
してみれば、アプリケーション・システムがシステム化
の対象とする業務範囲(業務のまとまり)の中で、個々
の業務単位にシステム化をさせ、そのデータを表示し、
所定の処理単位で処理すべきデータのみを保持すること
ができれば、システムの運用が非常に容易になることは
明らかである。本発明の課題は、所定の処理単位で処理
すべきデータのみを保持させ、そのデータを表示できる
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一連
の業務を複数の業務処理ユニットに分割し、各業務処理
ユニットを個々のユニット毎の接続定義で連結すること
でデータ処理を行うデータ処理装置であって、各業務処
理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定義内容
と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象データを
記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処理すべ
き次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段と、上
記各業務処理ユニットにおける上記接続定義の定義内容
を任意に設定する設定手段と、上記複数の業務処理ユニ
ットの内で処理対象となる業務処理ユニットを指定する
指定手段と、上記指定の業務処理ユニットにおいて、そ
の業務処理ユニットに対応する指示ファイルにそのユニ
ットで処理すべき処理対象データが記憶されているか否
かを判別する判別手段と、上記判別でそのユニットで処
理すべき処理対象データが記憶されていれば、その処理
対象データに対するデータ処理を実行するデータ処理手
段と、上記指定の業務処理ユニットに対して予め設定さ
れた次ユニットへの接続定義を読み出し、上記データ処
理手段で処理された処理済データを、上記接続定義によ
る次の業務処理ユニットの指示ファイルに対して処理対
象データとして記憶させる記憶制御手段と、を具備した
ことを特徴とする。請求項2の発明は、一連の業務を複
数の業務処理ユニットに分割し、各業務処理ユニットを
個々のユニット毎の接続定義で連結することでデータ処
理を行うデータ処理装置であって、各業務処理ユニット
毎に、そのユニットにおける処理定義内容と、そのユニ
ットにおいて処理すべき処理対象データを記憶する指示
ファイルと、そのユニットの次に処理すべき次ユニット
への接続定義とを記憶する記憶手段と、上記複数の業務
処理ユニットの内で処理対象として指定された業務処理
ユニットにおいて、その業務処理ユニットに対応する指
示ファイルに処理対象データが記憶されているか否かを
判別する判別手段と、上記処理対象データが記憶されて
いれば、その処理対象データの中で任意に選択された処
理対象データに対するデータ処理を実行するデータ処理
手段と、上記業務処理ユニットに対して予め設定された
次ユニットへの接続定義を読み出し、上記データ処理手
段におい て選択されて処理された処理済データを、上記
接続定義による次の業務処理ユニットの指示ファイルに
対して処理対象データとして記憶させ、自己の業務処理
ユニットの指示ファイルから削除する記憶制御手段と、
を具備したことを特徴とする。
【0005】
【機能ブロック図の説明】図1は機能ブロック図であ
り、処理単位ユニット1と、そのユニットに対する定義
1aと、そのユニットに対する指示ファイル2と、その
ユニットに対する接続定義手段3と、指示ファイル2か
ら読み出されたデータを表示する表示手段4と、その表
示されたデータの中で所望するデータを選択する選択手
段5とよりなる。
【0006】
【実施例】以下、図2〜図12を参照して実施例を説明
する。図2〜図12はデータ処理装置の一実施例を示す
図である。先ず、構成を説明する。図2はデータ処理装
置10のブロック図であり、この図において、11は装
置全体の制御、並びに後述する業務ユニット処理および
システム設計処理を含む各種のデータ処理を行なうCP
Uであり、CPU11は図示しないROMに格納されて
いるマイクロプログラムに従ってデータ処理装置の各種
の動作を制御する。CPU11には、関連業務ユニット
グループ(例えば、受注関連業務ユニットグループ、売
上関連業務ユニットグループ、請求関連業務ユニットグ
ループ。図3〜図6参照)別のファイルからなるユニッ
トグループ別ファイル12、演算処理中のデータを一時
的に記憶するワークメモリ13、ファイル変更処理を行
なう場合に用いられるマスタファイル、台帳ファイル、
集計ファイル、販売管理ファイル等の各種更新ファイル
14、グループNo.に対する先頭ユニットNo.がテ
ーブルの形で格納され、最初に処理すべきユニットN
o.が何であるかが検索可能なグループ別テーブル1
5、各種データ入力のためのキーおよび表示部に表示さ
れたデータから処理すべきデータを選択する機能キー等
を備えたキーボードからなる入力部16、入力データ、
印刷データ等の処理データを一覧表示可能な表示部1
7、印刷データを印刷出力する印字部18がそれぞれ接
続されている。
【0007】上記更新ファイル14内の指示ファイルに
は、ある業務から出力された接続情報が、指示レコード
という形態で格納されている。次の業務の処理は、通
常、一覧表示可能な表示部17の主画面によって行なわ
れるが、指示ファイルの内容を参照する必要があるとき
は表示部17に表示されている補助画面を一時的に重ね
合わせ表示(サブウィンド表示)する。ユーザは補助画
面に表示された指示レコードの一覧から、入力部16の
キー操作によってどの情報の次の業務に取込むかを指定
することができる。
【0008】図3〜図6は関連業務ユニットグループの
構造を示す図であり、図3は受注関連業務ユニットグル
ープを、図4は売上関連業務ユニットグループを、図5
は請求関連業務ユニットグループを、図6は受注関連帳
票印刷ユニットグループをそれぞれ示している。上記各
関連業務ユニットグループのデータは図2に示したユニ
ットグループ別ファイル12の各ファイルに格納されて
いる。
【0009】上記関連業務ユニットグループは、処理内
容が定義された複数の関連業務ユニットにより構成され
ており、その1ユニットの構造は図7で示される。図7
に示すように関連業務ユニット21は、そのユニットに
おける基本的な処理プログラムを記憶したユニット22
と、各ユニット22に一対一に対応して設けられた指示
ファイル23と、各ユニット22に対応して設けられ、
データを伝達すべき任意ユニットの指示ファイルを定義
する接続定義表24と、そのユニット22でデータ処理
に使用される所定の定義、例えば入力定義25、表示定
義26、ファイル定義27、帳票定義28とを備え、関
連業務ユニット21は、自らの指示ファイル23内のデ
ータを処理する機能と、処理されたデータを接続定義表
24で定義された指示ファイルに書込むとともに、上記
自らの指示ファイル23のデータを削除する機能とを有
するように構成されている。すなわち、関連業務ユニッ
トグループを構成する複数の関連業務ユニット21は、
各ユニット毎にそのユニットで処理された処理済データ
が伝達される指示ファイル23と処理済データをどのユ
ニットに伝達するかを定義する接続定義表24とを備え
ていて、各ユニットの処理済データを上記接続定義によ
ってつないでいくようにするものである。この場合、各
ユニットでデータ処理する際には表示部17の所定表示
領域に指示ファイル23の内容を一覧表示できる。
【0010】例えば、図3に示す受注関連業務ユニット
グループを例に採り説明すると、受注関連業務は一般に
受注受付があってからそれに対しての管理業務、すなわ
ち回答納期設定や出荷手配、検収等の業務を行なうもの
で、従来はこれら関連業務を受注関連プログラムとして
一連の(1つの)プログラムにより作成していたが、本
実施例では図3に示すようにこの関連業務を受注受付業
務、回答納期設定業務、出荷手配業務、出荷業務、検収
業務、受注取消業務というように処理内容が定義された
1つ1つの単位ユニット毎に分け、その1つの単位ユニ
ット毎に指示ファイルと接続定義表を設けるようにして
いる。例えば、図3の受注受付業務単位ユニットの接続
定義表の接続定義に回答納期設定業務単位ユニットが設
定されている場合には、受注受付業務単位ユニットで処
理されたデータは次の業務単位である回答納期設定業務
単位ユニットの指示ファイルに格納され、このデータを
基に回答納期設定業務単位ユニットで回答納期に関する
情報が付加される。このように1つ1つの単位ユニット
が自由に組み合わされて受注関連業務ユニットグループ
となっているから、例えば納期管理を必要としない場合
には納期管理に関する単位ユニットを組み込まなければ
(すなわち、接続定義表で該当する単位ユニットの指示
ファイルを設定しなければ)よく、ユニット間の接続関
係の変更が容易で多重分岐接続が可能となる。
【0011】ここで、データを指示ファイルに伝達する
接続関連を決定する接続定義表が設定されていれば、順
次所定の関連業務が処理されることとなるが、この場合
でも一番初めの単位ユニットを指定しなければ関連業務
の処理を開始することができない。本実施例では、一番
初めに処理すべきユニットNoが何であるかということ
を前記図2のグループ別テーブル15に記憶するように
している。このグループ別テーブル15には関連業務ユ
ニットグループ別に最初に処理すべき先頭ユニットN
o.が記憶されており、例えば受注関連業務の処理をし
ようとすると、先ずこのグループ別テーブル15が検索
されて受注関連業務の先頭ユニットNo.がルックアッ
プされる。先頭ユニットNo.が分かればその後は接続
定義表の接続情報に従って次の単位ユニットの指示ファ
イルにデータが伝達される。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。図8は
データ処理装置のシステム設計のフローチャートであ
り、同図中、符号Sn(n=1,2,…)はフローの各
ステップを示している。先ず、ステップS1でどの関連
業務ユニットグループについての設計を行なうかを決定
し、設計しようとするグループの指定を行なってその結
果をグループ別テーブル15に入力する。次いで、ステ
ップS2で関連業務ユニットグループ内のユニット候補
の読出しを行ない、ステップS3で先頭ユニットの指定
を行なって先頭ユニットNo.としてグループ別テーブ
ル15に入力する。例えば、図3の例ではユニット候補
は6つあり、これをシステムエンジニア(SE)等の設
計者が確認しながら先頭ユニットを指示するとそれがグ
ループNo.に対応する先頭ユニットNo.としてグル
ープ別テーブル15に記憶される。次いで、ステップS
4で指定ユニット内の定義表の読出しを行なって、ステ
ップS5ですべての定義についての定義表の設定を行な
う。即ち、システム設計であるから図7の接続定義表2
4のみならず、指定ユニット全体の定義(入力定義2
5、表示定義26、ファイル定義27、帳票定義28
等)を設定する。次いで、ステップS6で接続定義があ
るか否かを判別し、接続定義があるときはステップS7
で接続定義表24に基づくユニットの指定を行なってス
テップS4に戻り、接続定義がなければシステム設計を
終了する。例えば、図9に示すようにユニットAの接続
定義の内容として“B1”,“B2”から設定されている
場合には、それに対応するユニットB1とユニットB2
指定してユニットB1,B2の定義表を読出してそのユニ
ットに対しての定義を行なう。このように設計されたユ
ニットの接続構造は図9で示される。図9に示すように
このユニットAの接続定義の内容は“B1”,“B2”で
あるからユニットB1とユニットB2の指示ファイルに対
してレコード(処理データ)が分岐して流れ、夫々のユ
ニットで所定の処理が実行される。そして、ユニットB
1におけるレコードはユニットCの指示ファイルに伝達
される。ここで、ユニットB2の指示定義には何も定義
がされていないから、ユニットB2で処理されたデータ
は他のユニットに伝達されることはない。
【0013】図9の接続構造を変更した場合の例が図1
0で示されている。図10に示すようにユニットAの処
理データをユニットB1に出力することなくユニットC
に伝達させたいときにはユニットAの接続定義表のうち
の“B1”を“C”に変更すればよく、ユニット間の接
続関係の変更が極めて容易となり、多重分岐接続も簡単
に行なうことができる。
【0014】図11は1つの業務ユニット処理を示すフ
ローチャートであり、例えば図3の受注関連業務ユニッ
トグループのうちの受注受付業務処理フローを示してい
る。先ず、ステップS11で対応する指示ファイル23
内のデータを読み出し、ステップS12で対応する指示
ファイル23にデータがあるか否かを判別する。処理す
べきデータ(レコード)がないときはそのまま処理を終
え、データがあるときはステップS13で表示部17の
所定表示領域にデータ一覧をウィンドウイメージで表示
する。次いで、ステップS14でウィンドウ表示された
データ一覧の中から処理しようとするデータを例えばキ
ー操作により選択し、ステップS15でその選択データ
を表示部17の主画面に表示する。次いで、ステップS
16で主画面に表示されたデータについて所定のデータ
処理を行なう。このデータ処理としては、例えば受注受
付台帳に対して受付けられた日付や受注状況等の更新処
理や、帳票印刷処理として、受注業務の場合、受注受付
決済がOKされた段階で帳票定義28に従ったフォーマ
ットで受注伝票を印刷する帳票印刷処理等がある。次い
で、ステップS17で当該単位ユニットの接続定義表2
4の接続定義によって指定された次の業務となる次ユニ
ットの指示ファイルに当該単位ユニットで処理された処
理済データ(レコード)を伝達して書込み、ステップS
18で自らのユニットの指示ファイル内の選択データ
(レコード)を削除する。次いで、ステップS19で上
記処理が終了したか否かを判別し、終了した場合は処理
を終え、終了していなければステップS11に戻る。
【0015】このように、各処理単位ユニット22毎に
指示ファイル23を設け、各処理単位ユニット22でデ
ータ処理する際には指示ファイル23の内容を一覧表示
できるようにする。この指示ファイル23にはそのユニ
ットにおいて処理すべきデータ(レコード)しか入って
いないので、一覧表示されたものは全てそのユニットに
おいて処理可能なデータのみとなる。すなわち、各処理
単位ユニット22に一対一に対応して指示ファイル23
を持っているから、図12に示すようにデータ処理が実
行されたレコードだけが次の単位ユニットの指示ファイ
ル23に保存され、そのレコードの元のレコードは元の
指示ファイル23から削除される。従って、次回処理を
行なおうとした場合には指示ファイルに入っている一覧
表示を見るだけで処理すべきレコードがわかることにな
り、従来のように一括したファイルを使用している場合
のようにどのデータがどの業務で使えるデータか管理で
きなくなるといった不具合を解消することができる。
【0016】図12を用いて具体的に説明すると、図1
2はユニット化された処理単位1、処理単位2、処理単
位3…において情報伝達を行なう場合の接続形態を示す
図である。この図において、処理単位1(業務A)の処
理結果として処理単位2(業務B)に伝達すべき情報が
作成された場合、指示ファイル23に対して出力を行な
う。一方、処理単位2(業務B)では指示ファイル23
の内容を参照しながら、必要な情報を選択し、入力を行
なう。指示ファイル23には、処理単位1(業務A)か
ら出力された接続情報が、指示レコードという形態で格
納されている。処理単位2(業務B)の処理は、通常、
表示部17の主画面によって行なわれるが、指示ファイ
ルの内容を参照する必要があれば、表示部17の補助画
面を一時的に重ね合わせ表示(サブウィンド表示)す
る。ユーザは補助画面に表示された指示レコードの一覧
からどの情報を処理単位2(業務B)に取込むかを指定
することができる。処理単位2の処理が完了した時点
で、対象となった指示レコードの削除を行なう。これに
より、指示ファイル23には、常に処理単位2(業務
B)の処理待ちのレコードだけが保持される。従って、
補助画面に表示される情報は、すべて処理単位2(業務
B)の処理対象の候補として位置付けられることにな
る。
【0017】以上説明したように、本実施例のデータ処
理装置10は、業務単位に処理内容が定義された複数の
処理単位ユニット22と、各処理単位ユニット22に一
対一に対応して設けられた指示ファイル23と、各処理
単位ユニット22に対応して設けられ、データを伝送す
べきユニットの指示ファイル23を定義する接続定義表
24と、1つの処理単位ユニット22が指定された際
に、その処理単位ユニットに対応する指示ファイルに保
持されたデータを読み出して一覧表示する表示部17
と、表示部17に表示されたデータから処理すべきデー
タを選択するキー入力部16とを備え、各処理単位ユニ
ット22は、ユーザのキー操作により選択されたデータ
について指示ファイル23内のデータを処理し、処理さ
れたデータを接続定義表24で定義された指示ファイル
23に書き込むとともに、その処理されたデータを自ら
の処理単位ユニット22の指示ファイルから削除するよ
うにしているので、各指示ファイル内の処理すべきデー
タのみが一覧表示されることとなり、各処理単位ユニッ
ト毎にその時点で処理すべき情報を直ちに確認すること
ができる。また、ユニット化された業務間の接続情報を
補助画面によって参照できるので、対象となる候補の情
報のみをリアルタイムに確認し、そこから処理対象を抽
出することによりスムーズな運用が可能となる。
【0018】また、本実施例のデータ処理装置10は、
ユニットを組み合わせてシステムを構築できることから
既に作成してあるユニットの再利用が容易である。ま
た、実際の業務と、システム化する単位、すなわちユニ
ットの単位が一対一となっているため、システム全体と
して見た場合に、最終利用者に判り易い形でシステムを
構築することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、一連の業務を複数の業
務単位に分割した各業務処理ユニット毎に、そのユニッ
トにおける処理定義内容と、そのユニットにおいて処理
すべき処理対象データを記憶する指示ファイルと、その
ユニットの次に処理すべき次ユニットへの接続定義とを
記憶するようにしたので、各業務処理ユニットで区分さ
れる業務単位において、その業務単位で処理すべき処理
対象データがあればその処理対象データに対するデータ
処理を迅速に行え、またその処理済データは接続定義で
接続される次の業務処理ユニットでの処理対象データと
して自動的に記憶させることができるものであり、一連
の複数の業務を各業務単位で区分される個々の業務処理
ユニットに分割したとしても、各業務処理ユニット間で
の処理対象データの受け渡しを確実に行えるものであ
る。またこの複数の業務処理ユニットの連結による一連
の業務の流れのシステム構築は、個々の業務処理ユニッ
トにおける接続定義に対する定義内容の設定により所望
するシステムを構築できるものである。特に本発明の請
求項1によれば、指定された業務処理ユニットに対応す
る指示ファイルに処理対象データが記憶されている場合
に、その処理対象データに対するデータ処理を行うよう
にしたので、指定された業務処理ユニットにおいて処理
すべき処理対象データを見落とすことなく、その処理対
象データに対するデータ処理が可能となる。また本発明
の請求項2によれば、指定された業務処理ユニットに対
応する指示ファイルに処理対象データが記憶されている
場合には、その中から任意に選択された処理対象データ
を対象にしてデータ処理を行ってその処理済みデータを
次ユニットの指示ファイルに記憶させるようにし、処理
対象として選択されていない処理対象データについては
そのまま自己のユニットの指示ファイル内に残るように
したので、指定された業務処理ユニットにおいて処理す
べき処理対象データを見落とすことなく、その処理対象
データに対するデータ処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】データ処理装置のデータ処理装置である。
【図3】データ処理装置の受注関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図4】データ処理装置の売上関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図5】データ処理装置の請求関連業務ユニットグルー
プの構造を示す図である。
【図6】データ処理装置の受注関連帳票印刷業務ユニッ
トグループの構造を示す図である。
【図7】データ処理装置の1ユニットの構造を示す図で
ある。
【図8】データ処理装置のシステム設計のフローチャー
トである。
【図9】データ処理装置のユニットの接続構造を説明す
るための図である。
【図10】データ処理装置のユニットの接続構造を説明
するための図である。
【図11】データ処理装置の1つの業務ユニット処理を
示すフローチャートである。
【図12】データ処理装置の情報伝達を行なう場合の接
続形態を説明するための図である。
【符号の説明】
10 データ処理装置 11 CPU 12 ユニットグループ別ファイル 13 ワークメモリ 14 各種更新ファイル 15 グループ別テーブル 16 入力部 17 表示部 18 印字部 21 関連業務ユニット 22 ユニット 23 指示ファイル 24 接続定義表

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の業務を複数の業務処理ユニットに分
    割し、各業務処理ユニットを個々のユニット毎の接続定
    義で連結することでデータ処理を行うデータ処理装置で
    あって、 各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定
    義内容と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象デ
    ータを記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処
    理すべき次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段
    と、 上記各業務処理ユニットにおける上記接続定義の定義内
    容を任意に設定する設定手段と、 上記複数の業務処理ユニットの内で処理対象となる業務
    処理ユニットを指定する指定手段と、 上記指定の業務処理ユニットにおいて、その業務処理ユ
    ニットに対応する指示ファイルにそのユニットで処理す
    べき処理対象データが記憶されているか否かを判別する
    判別手段と、 上記判別でそのユニットで処理すべき処理対象データが
    記憶されていれば、その処理対象データに対するデータ
    処理を実行するデータ処理手段と、 上記指定の業務処理ユニットに対して予め設定された次
    ユニットへの接続定義を読み出し、上記データ処理手段
    で処理された処理済データを、上記接続定義による次の
    業務処理ユニットの指示ファイルに対して処理対象デー
    タとして記憶させる記憶制御手段と、 を具備したことを 特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】一連の業務を複数の業務処理ユニットに分
    割し、各業務処理ユニットを個々のユニット毎の接続定
    義で連結することでデータ処理を行うデータ処理装置で
    あって、 各業務処理ユニット毎に、そのユニットにおける処理定
    義内容と、そのユニットにおいて処理すべき処理対象デ
    ータを記憶する指示ファイルと、そのユニットの次に処
    理すべき次ユニットへの接続定義とを記憶する記憶手段
    と、 上記複数の業務処理ユニットの内で処理対象として指定
    された業務処理ユニットにおいて、その業務処理ユニッ
    トに対応する指示ファイルに処理対象データが記憶され
    ているか否かを判別する判別手段と、 上記処理対象データが記憶されていれば、その処理対象
    データの中で任意に選択された処理対象データに対する
    データ処理を実行するデータ処理手段と、 上記業務処理ユニットに対して予め設定された次ユニッ
    トへの接続定義を読み出し、上記データ処理手段におい
    て選択されて処理された処理済データを、上記接続定義
    による次の業務処理ユニットの指示ファイルに対して処
    理対象データとして記憶させ、自己の業務処理ユニット
    の指示ファイルから削除する記憶制御手段と、 を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6528129B1 (en) 1999-02-15 2003-03-04 Konica Corporation Surface treatment method, production method for ink jet recording medium, and ink jet recording medium

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US6528129B1 (en) 1999-02-15 2003-03-04 Konica Corporation Surface treatment method, production method for ink jet recording medium, and ink jet recording medium

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