JPH0784A - 釣糸巻取装置 - Google Patents

釣糸巻取装置

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Publication number
JPH0784A
JPH0784A JP14524293A JP14524293A JPH0784A JP H0784 A JPH0784 A JP H0784A JP 14524293 A JP14524293 A JP 14524293A JP 14524293 A JP14524293 A JP 14524293A JP H0784 A JPH0784 A JP H0784A
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JP
Japan
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rotation control
fishing line
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stored
rotation
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Application number
JP14524293A
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English (en)
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Hideaki Takahashi
秀明 高橋
Haruo Uetsuki
治雄 植月
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0784A publication Critical patent/JPH0784A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤操作等を含むシャクリ動作から必要なシャ
クリ動作のみ記憶し、記憶容量を効率的に使用できる電
動リールを提供する。 【構成】 動作方向変更検出手段6は、動作方向検出手
段5からの出力に基づき、釣糸の動作方向の変化を検出
し、これを受けて、記憶決定判断手段9は、釣糸の計測
動作量が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断す
る。前記計測動作量が予め設定した設定値を越えたこと
が検出されると、回転制御情報記憶制御手段10は、前記
計測動作量、前記計測動作時間、または前記動作速度の
いずれか1つ以上を前記回転手段制御情報として前記回
転制御情報記憶手段11に記憶させる。予め設定した設定
値を越える場合にのみ、前記回転制御情報として記憶す
るので、記憶手段11の記憶領域をより効率的に使用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動リールに関する
ものであり、特に電動動作を記憶させる記憶領域の使用
効率向上に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船上において行う海釣等においては、水
面より海底等の所定の水深(棚)まで繰り出された釣糸
を、対象の魚等の種類に応じて異なるパターンで巻取、
停止、繰り出しさせるいわゆるシャクリ動作を行うこと
がある。
【0003】シャクリ動作については、そのタイミング
に経験が必要であり、また実際この動作を長期間繰り返
すことは疲労が伴う。このような現状から今日、マイコ
ンを組合せた電動リールが実用化されている。
【0004】具体的には、魚を誘うためのシャクリ動作
において、釣糸の繰り出し量、巻取量、その速度等をあ
らかじめ、読み出し専用メモリ(ROM)に記憶させて
おき、実際の釣において、メモリに記憶されている情報
から自動的にシャクリ動作を行うようにしている。
【0005】さらに、最近では書込可能メモリ(RA
M)の機能を活用し、実際に行っているシャクリ動作
(釣糸の巻取量、巻取速度等)をメモリへ記憶させて、
現実に行ったシャクリの動作をパターンとして記憶可能
な電動リールが実用化されている。
【0006】図13を用いて記憶方法を説明する。図13
は、あるシャクリ動作における時間と水深の関係を示す
図である。図においては釣パターンでは、時点t0〜時点
t1まで釣糸の繰り出しが水深d1まで行われている。これ
は一般に棚取りと呼ばれている。棚取り終了後、シャク
リ動作に入る。時点t1において、シャクリパターン記憶
の指示がなされると、時点T1における巻取速度、時点T2
における巻取速度、時点T3における巻取速
度、....、シャクリ動作終了の指示がなされた時点
Tnにおける巻取速度という形で、実際に行ったシャクリ
動作を、スプールの回転状態が変化する毎のスプールの
回転状態としてメモリに記憶する。
【0007】また、時点t2〜t3の間は、釣糸が水深d2に
おいて停止している。この場合は、巻取速度「0」とし
て記憶する。また、時点t3〜t4の間は、釣糸が水深d2か
らd3まで繰り出されている。釣糸を繰り出す場合には、
スプールはフリー状態になっている。したがって、繰り
出された量を記憶する。
【0008】記憶したデータからシャクリ動作を再現す
る場合には、メモリに記憶されているデータを順次読み
出す。読み出したデータによって、スプールを回転させ
るモータまたはスプールへの駆動力を伝達・遮断するク
ラッチ機構などをマイコンが制御する。これにより、釣
糸をスプールに巻取ったり、繰り出したりすることがで
きる。このように、実際に行っているシャクリ動作をマ
イコンで制御することにより、先に釣れた同一の棚を再
度同一のシャクリ動作で狙うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような電動リールにおいては、次のような問題があっ
た。
【0010】第1の問題として、シャクリ動作におい
て、ハンドルやボタンの操作を誤る(以下誤操作とい
う)事がある。この場合、操作者は当該操作をすぐに中
止し、正しい操作を行なう。
【0011】しかし、スプールの回転状態は全てデータ
として記憶されるので、正しいシャクリ動作以外に誤っ
た動作をもシャクリ動作として記憶される事になる。ま
た、シャクリ動作中にハンドルがじゃまになった場合、
操作者がハンドルを半回転ほど回してしまうことがあ
る。このような動作も、不要な動作である。
【0012】このような誤った動作をシャクリ動作とし
て記憶すると、その分メモリ容量が必要となる。たとえ
ば、メモリに記憶できるシャクリ動作変化項目が7項目
分であるとする。しかし、前述のような誤った動作を2
回行なったとすると、メモリに記憶できるシャクリ動作
変化項目は5項目となる。
【0013】このような欠点を防止する為、メモリの容
量を大きくすることも考えられる。しかし、電動リール
の場合、サイズ的な制約からメモリの容量を大きくする
ことは困難である。
【0014】第2の問題として、シャクリ動作記憶中
に、電動巻上げの最低速度より低い巻上げ速度で手動巻
上げを行なわれることがある。しかし、このような動作
を記憶しても、再現することができない。すなわち、無
駄なデータを記憶することとなる。
【0015】この発明は、上記のような問題点を解決
し、誤操作等を含むシャクリ動作から必要なシャクリ動
作のみ記憶する事により、少ない記憶容量で、再現希望
のシャクリ動作を記憶することができる釣糸巻取装置を
提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の釣糸巻取装置
においては、前記回転制御情報記憶手段に記憶させるシ
ャクリ動作の回転制御情報を学習する回転制御情報学習
手段であって、 1)前記釣糸の動作時間を計測動作時間として計測する
動作時間計測手段、 2)前記釣糸の動作量を計測動作量として計測する動作
量計測手段、 3)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 4)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
手段、 5)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
の変化が検出されると、 a)前記計測動作時間、 b)前記計測動作量、 c)前記計測動作時間および計測動作量に基づいて求め
た動作速度、 のいずれかがが、予め設定した設定値を越えたか否かを
判断する記憶決定判断手段、 6)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作時
間、前記計測動作量、前記動作速度のいずれかが予め設
定した設定値を越えたことが検出されると、前記計測動
作量、前記計測動作時間、または前記動作速度のいずれ
か1つ以上を前記回転手段制御情報として前記回転制御
情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手段、
を有する回転制御情報学習手段を備えたことを特徴とす
る。
【0017】請求項2の釣糸巻取装置においては、前記
回転制御情報記憶手段に記憶させるシャクリ動作の回転
制御情報を学習する回転制御情報学習手段であって、 1)前記釣糸の動作時間を計測動作時間として計測する
動作時間計測手段、 2)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 3)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
手段、 4)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
の変化が検出されると、前記計測動作時間が、予め設定
した設定値を越えたか否かを判断する記憶決定判断手
段、 5)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作時間
が予め設定した設定値を越えたことが検出されると、前
記計測動作時間を前記回転手段制御情報として前記回転
制御情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手
段、を有する回転制御情報学習手段を備えたことを特徴
とする。
【0018】請求項3の釣糸巻取装置においては、前記
回転制御情報記憶手段に記憶させるシャクリ動作の回転
制御情報を学習する回転制御情報学習手段であって、 1)前記釣糸の動作量を計測動作量として計測する動作
量計測手段、 2)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 3)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
手段、 4)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
の変化が検出されると、前記計測動作量が、予め設定し
た設定値を越えたか否かを判断する記憶決定判断手段、 5)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作量が
予め設定した設定値を越えたことが検出されると、前記
計測動作量を前記回転手段制御情報として前記回転制御
情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手段、
を有する回転制御情報学習手段、を備えたことを特徴と
する。
【0019】
【作用】請求項1の釣糸巻取装置においては、前記記憶
決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によって釣
糸の動作方向の変化が検出されると、a)前記計測動作
時間、b)前記計測動作量、c)前記計測動作時間およ
び計測動作量に基づいて求めた動作速度、のいずれかが
が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断する。回
転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手段によ
って、前記計測動作時間、前記計測動作量、前記動作速
度のいずれかが予め設定した設定値を越えたことが検出
されると、前記計測動作量、前記計測動作時間、または
前記動作速度のいずれか1つ以上を前記回転手段制御情
報として前記回転制御情報記憶手段に記憶させる。
【0020】したがって、前記計測動作時間、前記計測
動作量、または前記動作速度が予め設定した設定値を越
えない動作については、記憶しない。これにより、不要
なデータが記憶されることがなく、領域領域を効率的に
使用することができる。
【0021】請求項2の釣糸巻取装置においては、前記
記憶決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によっ
て釣糸の動作方向の変化が検出されると、前記計測動作
時間が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断す
る。回転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手
段によって、前記計測動作時間が予め設定した設定値を
越えたことが検出されると、前記計測動作時間を前記回
転手段制御情報として前記回転制御情報記憶手段に記憶
させる。
【0022】したがって、計測動作時間が予め設定した
設定値を越えない動作については、記憶しない。これに
より、不要なデータが記憶されることがなく、領域領域
を効率的に使用することができる。
【0023】請求項3の釣糸巻取装置においては、前記
記憶決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によっ
て釣糸の動作方向の変化が検出されると、前記計測動作
量が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断する。
回転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手段に
よって、前記計測動作量が予め設定した設定値を越えた
ことが検出されると、前記計測動作量を前記回転手段制
御情報として前記回転制御情報記憶手段に記憶させる。
【0024】したがって、計測動作量が予め設定した設
定値を越えない動作については、記憶しない。これによ
り、不要なデータが記憶されることがなく、領域領域を
効率的に使用することができる。
【0025】
【実施例】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [目次] 1.釣糸巻取装置1 2.釣糸巻取装置31の全体構成 2−1.CPUを中心としたハードウェア構成 2−2.シャクリ動作の記憶方法の概略 2−3.シャクリ動作の再現方法の概略 2−4.シャクリ動作の記憶方法 2−5.シャクリ動作の記憶および再現の具体例 2−6.クラッチ駆動機構60について 3.他の応用例 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 1.釣糸巻取装置1 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1に本
発明の一実施例による釣糸巻取装置1を示す。
【0026】釣糸巻取装置1は、回転制御情報学習手段
16a、回転制御情報記憶手段11、回転制御手段12、回転
手段13およびスプール21を備えている。
【0027】回転制御情報記憶手段11は、シャクリ動作
の回転制御情報を記憶する。回転制御手段12は、回転情
報記憶手段11に記憶された回転制御情報に基づき、回転
制御信号を出力する、回転手段13は、前記回転制御信号
を受けて、釣糸を巻取るスプール21を正逆方向に回転さ
せる。なお、回転手段13は、スプール21を正転させる駆
動手段およびスプール21を負荷状態または無負荷状態に
する断絶手段を備えている。
【0028】前記駆動手段は、制御手段10から出力され
る正転制御信号に基づいて、スプール21を正転させる。
スプール21が正転することにより釣糸が巻取られる。ま
た、前記断続手段は、制御手段10から出力される無負荷
状態制御信号に基づいて、スプールを逆転可能状態とす
る。これにより、釣糸に接続されている重りの重量によ
ってスプール21が逆方向に回転し、釣糸が繰り出され
る。このようにして、スプール21の回転が正逆方向に制
御させる。なお、スプール21が回転しない場合は、前記
断絶手段が連結状態とされ、釣糸は停止状態となる。
【0029】なお、本実施例においては、断続手段とし
てクラッチ45(図10,図11参照)を用いたが、断続手段
として摩擦ブレーキ、ワンウェイクラッチ等をもちいて
もよい。
【0030】回転制御情報学習手段16aは、動作量計測
手段3a、動作時間計測手段3b、動作方向検出手段
5、動作方向変更検出手段6、記憶決定判断手段9、お
よび回転制御情報記憶制御手段10を備えており、以下の
様にして、回転手段13を制御する回転制御情報を求め、
求めた回転制御情報を回転制御情報記憶手段11に記憶さ
せる。
【0031】動作量計測手段3aは、スプール21の釣糸
の動作量を計測動作量として計測する。動作時間計測手
段3bは、スプール21の釣糸の動作時間を計測動作時間
として計測する。動作方向検出手段5は、スプール21の
釣糸の動作方向を検出する。動作方向変更検出手段6
は、動作方向検出手段5からの出力に基づき、釣糸の動
作方向が変化したか否かを検出する。
【0032】記憶決定判断手段9は、動作方向変更検出
手段6によって釣糸の動作方向の変化が検出されると、
a)前記計測動作時間、b)前記計測動作量、c)前記
計測動作時間および計測動作量に基づいて求めた動作速
度、のいずれかがが、予め設定した設定値を越えたか否
かを判断する。
【0033】記憶決定判断手段9によって、前記計測動
作時間、前記計測動作量、前記動作速度のいずれかが予
め設定した設定値を越えたことが検出されると、回転制
御情報記憶制御手段10は、前記計測動作量、前記計測動
作時間、または前記動作速度のいずれか1つ以上を前記
回転手段制御情報として前記回転制御情報記憶手段11に
記憶させる。
【0034】例えば、釣糸を巻取る方向にスプールを回
転制御する回転制御情報については、前記計測動作時
間、前記計測動作量、前記動作速度のいずれか2つ記憶
する。また、釣糸を繰り出す方向にスプールを回転制御
する回転制御情報については、前記計測動作時間または
前記計測動作量を記憶する。また、釣糸を停止する方向
にスプールを回転制御する回転制御情報については、前
記計測動作時間を記憶する。
【0035】回転制御情報学習手段16により学習された
回転制御情報に基づき、回転制御手段12が回転手段13を
制御することにより、シャクリ動作を再現することがで
きる。
【0036】このように、本実施例においては、前記計
測動作時間、前記計測動作量、前記動作速度のいずれか
が予め設定した設定値を越えたことが検出された場合の
み、前記計測動作量、前記計測動作時間、または前記動
作速度のいずれか1つ以上を前記回転制御情報として回
転制御情報記憶手段11に記憶させている。
【0037】したがって、前記計測動作量、前記計測動
作時間、または前記動作速度のいずれかが予め設定した
設定値を越えないような動作は、誤操作等であるとして
シャクリ動作から除いて記憶することができる。すなわ
ち、必要なシャクリ動作のみ記憶する事ができる。
【0038】2.釣糸巻取装置31の全体構成 図2に、図1に示す釣糸巻取装置1を、より具体的に構
成した釣糸巻取装置31を示す。釣糸巻取装置31は、駆動
手段であるモータ23、スプール21、コントロールパネル
25、ハンドル24、およびバッテリ27を備えている。
【0039】スプール21は、釣糸巻取装置本体32に回転
自在に設けられている。モータ23は、スプール21を回転
させ、これにより、釣糸15をスプール21の外周へ巻取る
ことができる。
【0040】コントロールパネル25について図5を用い
て説明する。図に示すように、コントロールパネル25に
は、液晶表示部26および各種のスイッチが設けられてい
る。駆動/変速スイッチ41は、モータ23を駆動して釣糸
15の巻取をおこない、停止スイッチ42は、モータ23の駆
動を停止して釣糸15の巻取を停止させるスイッチであ
る。なお、駆動/変速スイッチ41は、短時間に多量の釣
糸15を巻取ることができる高速モードと、少量づつ釣糸
15を巻取る低速モードを選択するロータリースイッチで
もある。低速モードを選択した場合には、アップダウン
スイッチ38,39を操作することによりモータ23の回転速
度、即ち釣糸15の巻取速度を変化させることもできる。
【0041】シャクリスイッチ36は、あらかじめ、記憶
している三種類のシャクリパターンを呼出すとともに、
シャクリパターンの入力開始を指示するスイッチであ
る。設定スイッチ37は、入力したシャクリパターンを登
録するスイッチである。
【0042】液晶表示部26には、釣糸15のスプール21か
らの現在の繰り出し量や各種のスイッチなどによって入
力・検出されたデータ等の表示を行う。
【0043】なお、釣糸巻取装置31は、釣糸15をモータ
23を介さず手動で巻取ることができる。この場合は、操
作者はハンドル24(図2参照)を回転させることにより
行なう。
【0044】また、スプール21には、図10,図11に示す
ようなクラッチ45が設けられており、釣糸巻取装置本体
32には、クラッチ45のオン状態(接続状態)、オフ状態
(切状態)を切り換えるためのクラッチレバー28が設け
られている。
【0045】図2に戻って、クラッチレバー28がオフ状
態であればスプール21は、無負荷なフリー状態となって
おり、モータ23、ハンドル24に関係なく、釣糸15を繰り
出すことができる。クラッチレバー28をオフ状態からオ
ン状態にするには、駆動/変速スイッチ41を押すか、ま
たは、ハンドル24を正転させることにより行なわれる。
クラッチレバー28をオン状態からオフ状態にするには、
クラッチレバー28を回動させることにより行われる。
【0046】なお、クラッチレバー28は、後述するクラ
ッチ駆動機構60(図10参照)の第2モーター75の正逆転
によってもオン状態からオフ状態に、あるいはオフ状態
からオン状態にすることができる。
【0047】釣糸巻取装置本体32には、動作量計測手段
および動作方向検出手段である計測ユニット33が設けら
れている。
【0048】図4に示すように、計測ユニット33は、ス
プール21に巻取られた釣糸15の外周に接するよう構成さ
れたローラ127を有する。なお、釣糸15をスプール21に
セッティングする場合には、ローラ127があるとセッテ
ィングが行いにくい。したがって、計測ユニット33を矢
印α方向に動かすことにより、釣糸15を巻いたスプール
21の外周から、ローラ127を離すことができる。
【0049】計測ユニット33においては、ローラ127の
回転をローラ128a〜128eを介して、ホイール129に伝え
る。ホイール129が回転すると円周上に設けられた磁石1
24がホール素子121、122を通過し、図3に示すような位
相ズレのあるパルス信号H1,H2が出力される。この
パルスの個数が釣糸15の動作量であり、パルス信号H1
とH2のいずれのパルスが先に検出されたかで、動作方
向を検出することができる。例えば、図において、パル
ス信号H1は、パルス信号H2より時間βだけ先に検出
されたこととなる。
【0050】なお、ホール素子のかわりにリードスイッ
チ等を用いてもよい。また、信号発生部は、ローラの回
転方向およびローラの回転数を検出できるものであれば
どのようなものであってもよく、例えば光電スイッチ等
を用いてもよい。
【0051】なお、本実施例においては、ホイール129
に磁石を設け、その対向する面へ2つのホール素子121、
122を設け、ホイール129の回転に基づいて、スプール21
の回転方向および動作量を検出するようにしたが、計測
ユニット33が計測する対象をスプール21の回転数及び回
転方向としてもよい。この場合、スプール21の円周上に
磁石124を設け、その対向する面へホール素子121、122を
設けるようにすればよい。
【0052】図2に戻って、バッテリ27は、釣糸巻取装
置本体32と接続されることにより、電気系各部へ電力を
供給する。釣糸巻取装置31は、釣竿34に取り付けられて
使用される。釣糸巻取装置本体32の内部には、各種の演
算及び制御を行なうCPU51が設けられている。
【0053】2−1.CPUを中心としたハードウェア
構成 図6を参照にして、各機能をCPUを用いて実現した釣
糸巻取装置31のハードウェア構成を説明する。
【0054】CPU51には、ROM52、記憶手段11であ
るRAM53a,53b、タイマ55、シャクリスイッチ36、駆
動/変速スイッチ41、計測ユニット33が接続されてい
る。CPU51は、これらの入力信号に基づき、ドライバ
54を介して、回転手段13であるモータ23の回転を制御す
るとともに、後述するクラッチ駆動機構60(図10〜図12
参照)を介して、クラッチ45を制御する。なお、クラッ
チ駆動機構60は、図12に示すように、ドライバ(図示せ
ず)、第2モータ75、およびメカ部分からなる。
【0055】ROM52は、データの読み出しのみ可能で
あり、CPU51のオペレーションシステム、シャクリ動
作の記憶、再現を行うための制御プログラム、制御デー
タ、あらかじめ記憶させたシャクリパターンのデータ、
後述する設定値等が記憶されている。
【0056】RAM53は、データの読み出し、書き込み
双方とも可能であり、第1記憶部53aおよび第2記憶部5
3bを備えている。第1記憶部53aは、CPU51が組合わ
せデータを演算するのに、必要な基礎データを一時的に
記憶する。
【0057】具体的には、計測ユニット33によって検出
された釣糸の動作方向(繰り出し、停止、巻取)と実施
動作量、タイマ55によって計測されたその動作方向にお
ける時間等が記憶される。
【0058】第2記憶部53bは、第1記憶部53aからのデ
ータに基づき、CPU51が演算した組合わせデータを記
憶する。組合わせデータとは、シャクリ動作を再現する
のに必要なモータ23の回転、およびクラッチ45のオン,
オフを制御するデータである。 動作方向が[巻取]、
すなわち、釣糸を巻取る方向にスプールを回転制御する
という動作方向においては、組合わせデータは、動作量
および継続時間である。また、動作方向が[停止]、す
なわち、スプールを停止状態に制御するという動作方向
においては、組合わせデータは、継続時間である。ま
た、動作方向が[繰り出し]、すなわち、釣糸を繰り出
す方向にスプールを回転制御するという動作方向におい
ては、組合わせデータは動作量である。このように、動
作方向毎にその動作量、継続時間、又はその双方が記憶
される。本実施例においては、継続時間が計測動作時間
に該当する。
【0059】なお、クラッチ45のオン,オフを制御する
データは、クラッチ45の状態(オン,またはオフ)が変
化する場合に、記憶するようにしている。
【0060】なお、釣糸巻取装置31のサイズに問題がな
く、さらに防水手段が確保できるのであればROM52、
RAM53にICメモリカード等を用いてもよい。
【0061】2−2.シャクリ動作の記憶方法の概略 図6に戻って、CPU51は、タイマ55から発信される0.
2秒毎の信号の都度、計測ユニット33からのローラある
いはスプールの回転方向,回転数,回転速度に基づくパ
ルス信号を受信し続ける。
【0062】CPU51は、前記パルス信号に変化があっ
た場合は、当該変化が、ROM52に予め記憶した設定値
を越えたか否かを判断する。予め設定した設定値を越え
たか否かの判断については後述する。
【0063】CPU51は、前記計測動作量が予め設定し
た設定値を越えたと判断した場合は、次のパルス信号に
変化があるまでの時間を、タイマ55の信号に基づき演算
し、演算結果を第1記憶部53aに記憶する。さらに、C
PU51は、計測ユニット33からの、パルス信号に基づ
き、釣糸15の動作量を演算し、演算結果を第1記憶部53
aに記憶する。
【0064】このようにして、CPU51は、各動作方向
ごとの継続時間および釣糸15の動作量を得ることができ
る。
【0065】つぎに、CPU51は第1記憶部53aに記憶
されたデータから、上述の組合わせデータの演算をおこ
なう。CPU51は、演算結果を第2記憶部53bに記憶す
る。
【0066】CPU51は、回転制御情報を学習する際に
は、図1に示す動作方向変更検出手段6、記憶決定判断
手段9、回転制御情報記憶制御手段10として機能する。
【0067】このような組合わせデータを各動作方向ご
とに記憶する前に、前記計測動作量が予め設定した値を
越えたか否かを判断して、前記計測動作量が予め設定し
た値を越えた場合には、シャクリ動作における回転制御
情報が記憶される。
【0068】2−3.シャクリ動作の再現方法の概略 シャクリスイッチ36により実施した釣糸15のシャクリ動
作を再現する指示が入力されると、CPU51は、第2記
憶部53bの記憶データを読み出す。
【0069】つぎに、駆動/変速スイッチ41が入力され
ると、CPU51は、読み出した記憶データに基づいて、
ドライバ54を介して回転手段であるモータ23を制御する
とともに、クラッチ駆動機構60を介してクラッチ45の作
動を制御する。これにより、実際のシャクリ動作を再現
することができる。
【0070】このようにCPU51は、シャクリ動作を再
現する際には、図1に示す回転制御手段12として機能す
る。
【0071】2−4.シャクリ動作の記憶方法 具体的に、図7を用いて、釣りのシャクリパターンの記
憶動作開始の指示がシャクリスイッチ36から入力された
場合について説明する。図7は、ROM52に格納されて
いるプログラムのフローチャートを示す。
【0072】釣りのシャクリパターンの記憶動作開始の
指示が、シャクリスイッチ36から入力されると(ステッ
プS100)、CPU51は、ROM52から制御プログラムを
読み出し、RAM53の記憶データおよび液晶表示部26の
表示を初期化する(ステップS102)。
【0073】準備完了後、CPU51は、計測ユニット33
から出力されるパルス信号の変化を検出し、現在の動作
方向を得る。本実施例においては、スプール21が正回転
であれば、現在の動作方向は[巻取]、逆回転であれば
[繰り出し]、回転していなければ[停止]とした。検
出された動作方向は、基礎データーとしてRAM53の第
一記憶部53aに、記憶される(ステップS104)。
【0074】CPU51は、同時に計測ユニット33からの
パルス信号のカウント数及びタイマ55からのタイマ値を
各々「0」として、計測を開始する(ステップS106)。
【0075】つぎに、CPU51は、基礎データとして記
憶されている状態から、パルス信号が変化していないか
をチェックする(ステップS108)。CPU51は、パルス信
号が変化するまで、チェックを繰り返し、パルス信号が
変化した場合には、ステップS109に進む。
【0076】ステップS109において、CPU51は、当該
変化がROM52に予め記憶した設定値を越えたか否かを
判断する。例えば、現実のシャクリ動作として[巻取]
を行なった後[停止]を行なった場合に、ギアの噛み合
わせ等から、動作方向[巻取]を示すパルスと動作方向
[停止]を示すパルスとの間に、誤って、動作方向[繰
り出し]を示すパルスが検出されることがある。図8に
示すパルス信号H1,H2においては、パルスP1・P
11が動作方向[巻取]を示すパルスであり、パルスP
2・P12が動作方向[繰り出し]を示すパルスであ
る。
【0077】本実施例においては、「前記設定値」を二
個以上のパルスがあることとし、このような誤操作の動
作をシャクリ動作として記憶しないようにした。すなわ
ち、前記パルスP2・P12があっても、前記設定値
(二個以上のパルス)を越えていないとして、記憶しな
い。このように、動作量が短い動作方向の動作について
は記憶しない為、メモリ領域をより効率的に利用するこ
とができる。
【0078】なお、ここでは、動作方向[巻取]を示す
パルスと動作方向[停止]を示すパルスとの間に、誤っ
て、動作方向[繰り出し]を示すパルスが検出された場
合を例として説明したが、他の場合も同様に判断するよ
うにすればよい。
【0079】ステップS109において、CPU51は、当該
変化が予め設定した範囲内の変化であると判断した場合
は、ステップS110に進み、計測されたパルス信号のカウ
ント数およびタイマ値を計測動作量および計測動作時間
として読取る(ステップS110)。
【0080】なお、本実施例においては、単位時間当り
のパルス信号の数の変化、即ち回転速度が変化した場合
も、動作方向の変化としてしている。このように構成す
ることにより、後述する巻取動作中の巻取速度の変化に
対応することができる。具体的には、単位時間内のパル
ス信号の数の変化を検出することにより、釣糸15の動作
速度の変化を検出すればよい。
【0081】このように、ごく小さな巻取速度の変化等
では、巻取速度が多少変動しても、動作方向が変化して
いないと判断するようにしている。これにより、第2記
憶部53bの記憶領域を効率的に使用することができる。
【0082】例えば、モータ23の回転誤差による巻取速
度の変化、巻取開始時における大きな負荷による巻上げ
速度の変化、および、巻上げの途中において釣り上げら
れている魚が暴れたことによる速度変化等の場合であ
る。
【0083】なお、自動巻取の場合、巻取速度が変化す
るのは、駆動/変速スイッチ41またはアップダウンスイ
ッチ38,39が押された場合である(図5参照)。したが
って、駆動/変速スイッチ41またはアップダウンスイッ
チ38,39が押された場合は、巻取速度が変化すると判断
するようにしてもよい。
【0084】これに対し、手動で巻取る場合は、自動巻
取する場合と比べて巻取速度の変化が大きくなる。この
ため、本実施例においては、ハンドル24によって手動巻
取を行なった場合には、自動巻取する場合と比べて、
「前記設定値」を大きくしている。これにより、手動巻
取中に多少巻取速度が変動しても、動作方向が変化して
いないと判断することができ、第2記憶部53bの記憶領
域を効率的に使用することができる。
【0085】図7に戻って、読取られたデータは、前記
動作方向とともに第一記憶部53aに記憶される(ステップ
S112)。第一記憶部53aに記憶されたデータ(動作量と継
続時間)に基づき、この動作方向における組合わせデー
タが演算され、演算された組合わせデータは、第二記憶
部53bに記憶される(ステップS114)。
【0086】第二記憶部53bに記憶される組合わせデー
タは、動作方向[巻取]の場合は、当該動作方向におけ
る継続時間および動作量であり、動作方向[繰り出し]
の場合は、当該動作方向における動作量であり、動作方
向[停止]の場合は、当該動作方向における継続時間で
ある。
【0087】このように、前記パルス信号の変化が予め
設定した設定値を越えたことが検出された場合には、動
作方向に応じて、前記計測動作量、前記計測動作時間、
または前記動作速度のいずれか1つ以上を第二記憶部53
bに記憶させている。したがって、第二記憶部53bを効率
的に使用することができる。
【0088】なお、その際記憶する一つの組合わせデー
タは極めて少量のデータ量であり、経時的な一連の現在
動作量を記憶しておくのと異なり、パルス信号が変化す
るまでの長時間のデータをデータ量の少ない組合せデー
タとして記憶させておくことができる。
【0089】組合わせデータを第2記憶部に53bに記憶
すると、CPU51は、S112で第一記憶部53aに記憶させ
た動作方向とパルス信号の数、タイマ値の基礎データを
クリアする(ステップS116)。この後、CPU51は、設定
スイッチ37による釣りのシャクリパターンの学習動作の
終了指示があったか、または第2記憶部がフル容量に達
したか否かを判断する(ステップS118)。釣りのシャクリ
パターンの記憶動作を継続する場合は、ステップS104に
戻り、次のパルス信号の変化の状況に基づいて、上記一
連の動作を繰り返す。
【0090】設定スイッチ37をオンにすることにより、
釣りのシャクリパターンの学習終了指示があった場合、
または第2記憶部がフル容量に達したと判断した場合
は、記憶動作を終了する(ステップS120)。
【0091】この後、記憶されている釣りのシャクリパ
ターンを再現する指示が、シャクリスイッチ36と駆動/
変速スイッチ41によりCPU51に与えられた場合は、C
PU51は、第二記憶部に記憶されている組合わせデータ
を、記憶されている順番に順次読み出し、この組合わせ
データどおりに、スプール21の回転を制御する。これに
より、同一パターンの釣りのシャクリを再現することが
できる。
【0092】2−5.シャクリ動作の記憶および再現の
具体例 つぎに、シャクリ動作の記憶とその再現動作におけるデ
ータ処理について、具体例を用いて説明する。図9は、
時間に対する釣糸15の先端(仕掛け)の水深を示すタイ
ムチャートである。
【0093】図9に示す釣りのシャクリパターンでは、
時点t0〜時点t1まで釣糸15の繰り出しが水深d1まで行わ
れている。これは一般に棚取りと呼ばれている。具体的
に説明すると、まず、棚/底切換スイッチ43を押して、
棚設定状態とする。つぎに、クラッチレバー28をオフに
することにより、スプール21は回転自由状態になり、釣
糸15は重り(図示せず)の重力により、繰り出される。
重りが海底に到達した後に重りを所望の位置まで巻き上
げ、設定機能をもつアップダウンスイッチ38をオンにし
て棚水深d1を設定する。
【0094】スプール21の回転に伴い、計測ユニット33
からのパルス信号がカウントされ、繰り出された釣糸15
の長さが計測される。この値をRAM53に記憶する。
【0095】棚取りの再現は、次の様に行われる。クラ
ッチレバー28をオフ状態とし、スプール21の自由回転に
より記憶された水深まで釣糸15が繰り出される。記憶さ
れた水深(この場合はd1)に到達した時点で、制御手段
10からのクラッチ作動信号により、クラッチ駆動機構60
を介して自動的にクラッチレバー28がオン状態となり、
釣糸15の繰り出しが停止する。これにより、仕掛けを投
入する度に、底から何mという棚取りをする必要がなく
なる。
【0096】次に、シャクリ動作の記憶データ処理を説
明する。シャクリスイッチ36を押して、シャクリパター
ンの入力開始を指示した後に、時点t1〜t2の間には、釣
糸15が水深d1からd2まで巻取られている。CPU51は、
動作方向[巻取]を、第一記憶部53aに記憶させるとと
もに、動作量のカウント値である水深d1および、タイマ
55の値を夫々「0」としてカウントを開始する。時点t2
では、停止スイッチ42がオンとなり釣糸15の巻取が停止
する。
【0097】これにより、計測ユニット33からのパルス
信号が変化する。CPU51は、動作方向の変化と判断
し、そのときのカウント値、タイマ値を読取り、第1記
憶部53aに記憶する。さらに、第1記憶部53aに記憶され
たカウント値に基づき、釣糸の繰り出し量を演算する。
演算結果と、タイマ値に基づき、時点t2において動作方
向[巻取]、動作量[L2]、継続時間[T1]という
組合わせデータが第2記憶部53bに記憶される。
【0098】時点t2〜t3の間には、釣糸15が水深d2に
て、停止している。CPU51は、動作方向[停止]を、
第一記憶部53aに記憶させるとともに、タイマ55を
「0」としてカウントを開始する。時点t3では、クラッ
チレバー28がオフとなり釣糸15が繰り出される。これに
より、計測ユニット33からのパルス信号が変化する。C
PU51は、動作方向の変化と判断し、そのときのタイマ
値を読取り、第1記憶部53aに記憶する。第一記憶部53a
に記憶されたタイマ値に基づき、時点t3において動作方
向[停止]、継続時間[T3]という組合わせデータが
第2記憶部53bに記憶される。
【0099】このように、動作方向[停止]において
は、動作量(釣糸15の繰り出し量)は「0」であるか
ら、停止時間のみ記憶するようにしている。
【0100】時点t3〜t4の間には、釣糸15が水深d2から
d3まで繰り出されている。CPU51は、動作方向[繰り
出し]を第一記憶部53aに記憶させるとともに、動作量
カウント値を「0」としてカウントを開始する。時点t4
では、クラッチ45及び駆動/変速スイッチ41がオンとな
り釣糸が巻取られる。これにより、計測ユニット33から
のパルス信号が変化する。CPU51は、動作方向の変化
と判断し、そのときの動作量カウント値を読取り、第1
記憶部53aに記憶する。さらに、第1記憶部53aに記憶さ
れたカウント値に基づき、釣糸の繰り出し量を演算す
る。時点t4において動作方向[繰り出し]と動作量[L
3]という組合わせデータが第2記憶部53bに記憶され
る。
【0101】このように、動作方向[繰り出し]におい
ては、釣糸15の繰り出しが、重りの重量により行われる
ので繰り出し速度がほぼ一定である為、釣糸15の繰り出
し量のみ記憶するようにしている。
【0102】時点t4〜t8の間、釣糸15が水深d3からd7ま
で巻取られている為、時点t1〜時点t2と同様に処理され
る。ただ、この場合には、時点t4〜t8の間、巻取速度は
途中から変化しているが、動作方向[巻取]は共通であ
る。したがって、このような場合は、第2記憶部53bに
動作方向を省略して記憶させてもよい。
【0103】具体的には、その前の動作方向が共通であ
る場合には、動作方向[巻取]動作量[L4]継続時間
[T4][L5][T5][L6][T6][L7]
[T7]というふうに記憶される。これにより、巻取速
度のみが変化した場合は、動作方向[巻取]の記憶が不
必要となり、第二記憶部53bの記憶容量を、より効率的
に使用することができる。
【0104】もちろん、このような構成でなく、各動作
方向毎に動作方向を記憶させるようにしても、各動作を
経時的に記憶しているのではない為、記憶領域を効率的
に使用することができる。
【0105】時点t8〜t9の間には、釣糸15が水深d7に
て、停止している。CPU51は、時点t2〜時点t3と同様
にして、時点t9において動作方向[停止]、動作量[T
8]という組合わせデータを第2記憶部53bに記憶す
る。ここで、設定スイッチ37により記憶動作終了の指示
がなされ、記憶動作が終了する。
【0106】時点t9〜t10の間には、公知の舟べり停止
機構により釣糸15が水深d7から水面まで手動で巻取られ
ている。なお、記憶動作終了の指示を巻上げ完了後、行
うことにより、最後の巻上げ動作も記憶させてもよい。
【0107】以上述べたように組合わせデータの作成に
ついて、ある動作方向において2つのデータが不要な場
合は、1つのデータのみ記憶するようにしている。この
ように構成したことにより、第2記憶部53bの記憶領域
をより効率的に使用することができる。もちろん、全て
の動作方向において、上記2つのデータを記憶してもよ
い。
【0108】図9に示す釣りのシャクリパターンの再現
は次の手順で行われる。まず、棚取り機構により水深d1
まで繰り出されてクラッチレバー28がオンされた状態
で、シャクリスイッチ36を押し、シャクリ動作の再現モ
ードにする。つぎに、駆動/変速スイッチ41をオンにす
ると、CPU51は、第2記憶部53bに記憶されたデータ
により、モータ23を駆動制御する。これによりシャクリ
動作が開始される。
【0109】まず、CPU51は、第2記憶部53bに記憶
された動作量として設定されている値[L]と計測ユニ
ット33からの動作量のカウンタ値が一致するまで、タイ
マ値[T1]により制御された巻取速度で、モータ23を
駆動させる。両値が一致するとCPU51は、駆動/変速
スイッチ41をオフにする。これにより、モータ23が停止
する。
【0110】この状態で、タイマ55は、CPU51から、
動作方向が[停止]の信号を受けてタイマ55がカウント
を始める。タイマ55の値が第2記憶部53bに記憶された
継続時間[T3]の値と一致すると、CPU51は、次の
動作方向である[繰り出し]の信号をうけ、後述するク
ラッチ駆動機構60によって、クラッチレバー28をオフに
する。これにより、釣糸15が繰り出されるとともに、動
作量のカウントを始める。
【0111】CPU51は、駆動量のカウンタ値が第2記
憶部53bに記憶された[L3]と一致すると、後述する
クラッチ駆動機構60によって、クラッチレバー28をオン
にする。これにより、釣糸の繰り出しが停止する。同時
に、CPU51は、次の動作方向[巻取]の信号により、
駆動/変速スイッチ41をオンにする。これにより、釣糸
15の巻取が開始される。以後同様の動作が繰り返され
る。
【0112】2−6.クラッチ駆動機構60について 図10〜図12を用いてクラッチ45を自動制御するクラッチ
駆動機構60を説明する。図10は、クラッチ45がオン状態
である場合を示す。クラッチ駆動機構60は、図10に示す
クラッチカム61、クラッチバー62、及び前述のクラッチ
レバー28と一体的に結合されたクラッチレバーB63、ピ
ニオンギヤ64、スプールシャフト65、蓋66、クラッチバ
ネ67を備えており、さらに図10に示すように第2モータ
75に連結されたモータギヤ71、第1連結ギヤ72、第2連
結ギヤ73も備えている。
【0113】クラッチカム61には、傾斜凸部68が設けら
れている。クラッチレバーB63と第2連結ギヤ73は、固
定されており、第2連結ギヤ73が回転すると、クラッチ
レバーB63も回転する。クラッチレバーB63には、突起
74が設けられており、突起74は、クラッチカム61の長穴
70に、はまり込んでいる。
【0114】クラッチ45が、オン状態であれば、図10に
示すように、クラッチバー62は、クラッチカム61の傾斜
凸部68に乗り上げない状態となっている。この状態で
は、ピニオンギヤ64とスプールシャフト65とが接続状態
となる。ここで、ピニオンギヤ64は、モータ23及びハン
ドル24に接続されており、スプールシャフト65は、スプ
ール21と接続されている。したがって、モータ23また
は、ハンドル24を回転させると、ピニオンギヤ64および
スプールシャフト65を介して、スプール21も回転する。
【0115】次に、CPU51が、クラッチ45をオン状態
からオフ状態とする動作について説明する。図12Aは、
クラッチ45がオンの状態を示す。同図において、CPU
51が無負荷状態制御信号を出力すると、これを受けて、
第2モータ75が矢印Aの方向に回転する。これにより、
モータギヤ71が矢印Aの方向に回転し、第1連結ギヤ72
が矢印Bの方向に回転し、第2連結ギヤ73は、矢印Cの
方向に回転する。クラッチレバーB63と、第2連結ギヤ
73とは、固定されているので、クラッチレバーB63も矢
印Cの方向に回転する。
【0116】クラッチレバーB63が矢印Cの方向に回転
することにより、クラッチレバーB63に設けられている
突起74も矢印Cの方向に回転する。突起73は、クラッチ
カム61の長穴70にはまり込んでいるため、クラッチカム
61が、矢印Dの方向へ回転し、図12Bに示す状態とな
る。これにより、図11に示すように、クラッチバー62
は、クラッチカム61の傾斜凸部68に乗り上げた状態とな
り、ピニオンギヤ64とスプールシャフト65が断絶状態す
なわち、クラッチ45がオフの状態となる。この状態で
は、モータ23または、ハンドル24の回転は、スプール21
に伝わらない。
【0117】なお、クラッチ45がオフ状態からオン状態
となる動作は、クラッチ45がオフ状態からオン状態とな
る動作と反対の動作であるので説明は省略する。
【0118】このようなクラッチ駆動機構60を設けたこ
とにより、断続手段であるクラッチ45の制御を自動的に
行い、スプールを逆転可能状態とすることができる。し
たがって、以下に述べる手動操作の場合に比べて、繰り
出しのタイミングがずれることもなく、シャクリ動作の
再現も容易となる。
【0119】クラッチ駆動機構60は、省略してもよい。
この場合は、CPU51は、操作者にクラッチレバー28を
操作する様、たとえば液晶表示部26に指示をおこなう。
この指示に基づき、操作者自らがクラッチレバー28を作
動させる。
【0120】5.他の応用例 なお、本実施例は、釣糸の巻取速度が制御可能な電動リ
ールにおいて説明しているが、巻取速度が一定である電
動リールを用いてもよい。この場合は、動作方向[巻
取]において、巻取速度や継続時間を記憶することな
く、巻取量を記憶するだけで、シャクリ動作の再現が可
能となる。これにより、第2記憶部に、より多くのデー
タを記憶することができる。また、シャクリ動作中に釣
糸の巻取速度をCPU51によって変化させることができ
ない電動リールであってもよい。この場合も、動作方向
[巻取]において、巻取量だけを記憶することによりシ
ャクリ動作の再現が可能となる。
【0121】また、本実施例においては、釣糸の繰り出
し動作を行うには、クラッチ45をオフ状態にし、スプー
ル21をフリー状態とすることにより行っている。しか
し、モータ23に正逆回転可能なモータを用いてもよい。
このように構成すれば、少なくともシャクリ制御時にお
けるクラッチ機構は不要となる。
【0122】なお、本実施例では、巻取の場合は、[動
作方向]、[動作量]、[継続時間]を、停止の場合は
[動作方向]、[継続時間]を、繰り出しの場合は[動
作方向][動作量]を記憶している。しかし、[動作
量]の数字だけで、いずれの動作方向であるか判断する
ことも可能である。例えば、巻取の場合は、[動作量]
にプラスの数字が入る。停止の場合は、[動作量]に
「0」が入る。繰り出しの場合は、[動作量]にマイナ
スの数字が入る。
【0123】したがって、巻取の場合は、[動作量]
(+)と[継続時間]、停止の場合は、[動作量]
(0)と[継続時間]、繰り出しの場合は[動作量]
(−)と[継続時間]を夫々記憶するだけで、シャクリ
動作の再現が可能である。すなわち、動作量を絶対値部
分と符号部分に分け、符号部分を動作方向として用いて
もよい。このように、動作量の符号から、動作方向を判
断させるようにすることにより、すべての動作方向にお
いて[動作方向]を記憶する必要がなくなる。これによ
り、第2記憶部53bにより多くのデータを記憶すること
ができる。
【0124】なお、動作量ではなく、動作速度を記憶す
るようにしている場合も同じように対応することができ
る。
【0125】また、動作方向[巻取]において、巻取速
度は途中から変化する場合には、動作量および継続時間
を記憶しているが、動作速度の変化率および継続時間を
記憶するようにしてもよい。
【0126】具体的には、動作方向[巻取]動作速度
[S100]継続時間[T100]動作速度変化率[M
101][T101][M102][T102]・・・
というふうに記憶すればよい。
【0127】なお、本実施例においては、前記設定値と
して最低動作量をROM52に記憶しておき、前記計測動
作量が最低動作量を越えたか否か、すなわち、パルス信
号の個数が予め設定した設定値(2つ)を越えたか否か
を判断するようにしている。しかし、これに限られるこ
となく、前記設定値として最低継続時間をRAM53に
記憶しておき、タイマ55およびCPU51によって、継
続時間(計測動作時間)を計測し、前記継続時間が「前
記最低継続時間」を越えるか否かで判断してもよい。
【0128】また、前記設定値として最低動作速度をR
AM53に記憶しておき、計測ユニット33、タイマ55か
ら、計測動作量および継続時間(計測動作時間)を得
て、CPU51がこれらの値に基づいて動作速度を求め、
求めた動作速度が前記最低動作速度を越えるか否かで判
断してもよい。
【0129】例えば、最低動作速度をモータ23の巻取可
能最低速度としておくことにより、電動巻上げの最低速
度より低い巻上げ速度で手動巻上げを行なわった場合、
再現不能なデータを除いて、必要なシャクリ動作のみ記
憶することができる。
【0130】また、本来シャクリ動作の記憶は、棚取り
後開始するのであるが、操作者が棚取り前からシャクリ
動作記憶スイッチを操作した場合でも、このような構成
にすることにより、操作者が海底からの糸張り、海底か
らの巻上げ等のハンドル操作等の動作を記憶しないよう
にすることができる。
【0131】また、本実施例においては、各動作方向に
おける組合わせデータとしては、次の様である。
【0132】動作方向[巻取]・・・・・組合わせデー
タ[動作量および継続時間] 動作方向[停止]・・・・・組合わせデータ[継続時
間] 動作方向[繰り出し]・・・組合わせデータ[動作量] しかし、これに限られることなく、動作方向[巻取]に
おいて、組合わせデータを[動作速度および継続時間]
または[動作量および動作速度]としてもよく、動作方
向[繰り出し]については、組合わせデータ[継続時
間]としてもよい。
【0133】なお、本実施例においては、ROM52に前
記設定値を記憶するようにしたが、不揮発性RAM等に
前記設定値を記憶させ、内容を変更できるようにしても
よい。
【0134】さらに、上記実施例では、図1の機能を実
現する為に、CPU51を用い、ソフトウェアによってこ
れを実現している。しかし、その一部もしくは全てを、
ロジック回路によって実現してもよい。
【0135】
【発明の効果】請求項1の釣糸巻取装置においては、前
記記憶決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によ
って釣糸の動作方向の変化が検出されると、a)前記計
測動作時間、b)前記計測動作量、c)前記計測動作時
間および計測動作量に基づいて求めた動作速度、のいず
れかがが、予め設定した設定値を越えたか否かを判断す
る。回転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手
段によって、前記計測動作時間、前記計測動作量、前記
動作速度のいずれかが予め設定した設定値を越えたこと
が検出されると、前記計測動作量、前記計測動作時間、
または前記動作速度のいずれか1つ以上を前記回転手段
制御情報として前記回転制御情報記憶手段に記憶させ
る。
【0136】したがって、前記計測動作時間、前記計測
動作量、または前記動作速度が予め設定した設定値を越
えない動作については、記憶しない。これにより、少な
い記憶容量で、再現希望のシャクリ動作を記憶すること
ができる釣糸巻取装置を提供することができる。
【0137】請求項2の釣糸巻取装置においては、前記
記憶決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によっ
て釣糸の動作方向の変化が検出されると、前記計測動作
時間が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断す
る。回転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手
段によって、前記計測動作時間が予め設定した設定値を
越えたことが検出されると、前記計測動作時間を前記回
転手段制御情報として前記回転制御情報記憶手段に記憶
させる。
【0138】したがって、計測動作時間が予め設定した
設定値を越えない動作については、記憶しない。これに
より、少ない記憶容量で、再現希望のシャクリ動作を記
憶することができる釣糸巻取装置を提供することができ
る。
【0139】請求項3の釣糸巻取装置においては、前記
記憶決定判断手段は、前記動作方向変更検出手段によっ
て釣糸の動作方向の変化が検出されると、前記計測動作
量が、予め設定した設定値を越えたか否かを判断する。
回転制御情報記憶制御手段は、前記記憶決定判断手段に
よって、前記計測動作量が予め設定した設定値を越えた
ことが検出されると、前記計測動作量を前記回転手段制
御情報として前記回転制御情報記憶手段に記憶させる。
【0140】したがって、計測動作量が予め設定した設
定値を越えない動作については、記憶しない。これによ
り、少ない記憶容量で、再現希望のシャクリ動作を記憶
することができる釣糸巻取装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例である釣糸巻取装置1
の機能ブロック図である。
【図2】釣糸巻取装置31の全体構成を示す図である。
【図3】ホール素子121、122から出力されるパルス信号
H1、H2を示す図である。
【図4】計測ユニット33の構造を説明する図である。
【図5】釣糸巻取装置31のコントロール部を示す平面図
である。
【図6】釣糸巻取装置31のハードウェア構成図である。
【図7】本実施例における動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】誤ったパルス信号が出力される状況を示す図で
ある。
【図9】釣糸巻取装置31のシャクリ動作における時間と
水深の関係を示す図である。
【図10】クラッチ45がオン状態であることを示す図で
ある。Aは、斜視図であり、Bは断面図である。
【図11】クラッチ45がオフ状態であることを示す図で
ある。Aは、斜視図であり、Bは断面図である。
【図12】自動制御機構60の構造を示す図である。A
は、オン状態のクラッチ45を示す図であり、Bはオフ状
態のクラッチ45を示す図である。
【図13】従来の釣糸巻取装置のシャクリ動作における
時間と水深の関係を示す図である。
【符号の説明】
3a・・・動作量計測手段 3b・・・動作時間計測手段 5・・・動作方向検出手段 6・・・動作方向変更検出手段 9・・・記憶決定判断手段 10・・・回転制御情報記憶制御手段 11・・・回転制御情報記憶手段 12・・・回転制御手段 13・・・回転手段 16・・・回転制御情報学習手段 21・・・スプール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャクリ動作の回転制御情報を記憶する回
    転情報記憶手段、 前記回転制御情報に基づき、回転制御信号を出力する回
    転制御手段、 前記回転制御信号を受けて、釣糸を巻取るスプールを正
    逆方向に回転させる回転手段、を備えた釣糸巻取装置に
    おいて、 前記回転制御情報記憶手段に記憶させるシャクリ動作の
    回転制御情報を学習する回転制御情報学習手段であっ
    て、以下の1)〜6)を有する回転制御情報学習手段、
    を備えたことを特徴とする釣糸巻取装置。 1)前記釣糸の動作時間を計測動作時間として計測する
    動作時間計測手段、 2)前記釣糸の動作量を計測動作量として計測する動作
    量計測手段、 3)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 4)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
    動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
    手段、 5)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
    の変化が検出されると、 a)前記計測動作時間、 b)前記計測動作量、 c)前記計測動作時間および計測動作量に基づいて求め
    た動作速度、のいずれかがが、予め設定した設定値を越
    えたか否かを判断する記憶決定判断手段、 6)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作時
    間、前記計測動作量、前記動作速度のいずれかが予め設
    定した設定値を越えたことが検出されると、前記計測動
    作量、前記計測動作時間、または前記動作速度のいずれ
    か1つ以上を前記回転手段制御情報として前記回転制御
    情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手段。
  2. 【請求項2】シャクリ動作の回転制御情報を記憶する回
    転制御情報記憶手段、 前記回転制御情報に基づき、回転制御信号を出力する回
    転制御手段、 前記回転制御信号を受けて、釣糸を巻取るスプールを正
    逆方向に回転させる回転手段、を備えた釣糸巻取装置に
    おいて、 前記回転制御情報記憶手段に記憶させるシャクリ動作の
    回転制御情報を学習する回転制御情報学習手段であっ
    て、以下の1)〜5)を有する回転制御情報学習手段、
    を備えたことを特徴とする釣糸巻取装置。 1)前記釣糸の動作時間を計測動作時間として計測する
    動作時間計測手段、 2)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 3)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
    動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
    手段、 4)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
    の変化が検出されると、前記計測動作時間が、予め設定
    した設定値を越えたか否かを判断する記憶決定判断手
    段、 5)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作時間
    が予め設定した設定値を越えたことが検出されると、前
    記計測動作時間を前記回転手段制御情報として前記回転
    制御情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手
    段。
  3. 【請求項3】シャクリ動作の回転制御情報を記憶する回
    転情報記憶手段、 前記回転制御情報に基づき、回転制御信号を出力する回
    転制御手段、 前記回転制御信号を受けて、釣糸を巻取るスプールを正
    逆方向に回転させる回転手段、を備えた釣糸巻取装置に
    おいて、 前記回転制御情報記憶手段に記憶させるシャクリ動作の
    回転制御情報を学習する回転制御情報学習手段であっ
    て、以下の1)〜5)を有する回転制御情報学習手段、
    を備えたことを特徴とする釣糸巻取装置。 1)前記釣糸の動作量を計測動作量として計測する動作
    量計測手段、 2)前記釣糸の動作方向を検出する動作方向検出手段、 3)前記動作方向検出手段からの出力に基づき、釣糸の
    動作方向が変化したか否かを検出する動作方向変更検出
    手段、 4)前記動作方向変更検出手段によって釣糸の動作方向
    の変化が検出されると、前記計測動作量が、予め設定し
    た設定値を越えたか否かを判断する記憶決定判断手段、 5)前記記憶決定判断手段によって、前記計測動作量が
    予め設定した設定値を越えたことが検出されると、前記
    計測動作量を前記回転手段制御情報として前記回転制御
    情報記憶手段に記憶させる回転制御情報記憶制御手段。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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