JPH078171U - キャブチルトレバー - Google Patents

キャブチルトレバー

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Publication number
JPH078171U
JPH078171U JP4415493U JP4415493U JPH078171U JP H078171 U JPH078171 U JP H078171U JP 4415493 U JP4415493 U JP 4415493U JP 4415493 U JP4415493 U JP 4415493U JP H078171 U JPH078171 U JP H078171U
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JP
Japan
Prior art keywords
cab
lever
operating
operating position
arrow
Prior art date
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Pending
Application number
JP4415493U
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English (en)
Inventor
弘成 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP4415493U priority Critical patent/JPH078171U/ja
Publication of JPH078171U publication Critical patent/JPH078171U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通常は操作レバーを邪魔にならないようにキ
ャブ内に格納し、キャブのチルト時に操作レバーをキャ
ブから突出させて広い作業領域を確保してチルト操作を
容易にかつ安全に行うことができるようにする。 【構成】 操作レバーを作動位置と非作動位置とに回動
自在に構成すると共に、非作動位置においては操作レバ
ーをキャブ内に格納し、作動位置においては操作レバー
をキャブから突出させて操作レバーの周囲に十分な作業
領域を確保できるようにした構成を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、キャブオーバエンジン型車輛用のキャブチルトレバーに係り、特に キャブのチルト時に操作レバーをキャブから突出させることにより作業領域を広 げてチルト操作を容易に行うことができ、かつ非作動時には操作レバーをキャブ 内に格納して邪魔にならないようにしたキャブチルトレバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャブオーバエンジン型車輛においては、運転席下方にエンジン、クラッチ、 トランスミッション、補機類等の機構部品が配置されているため、これらの機構 部品の整備の際にはキャブをチルトする必要があり、このチルト作業は中型以下 の車輛においては、油圧によることなく、手動操作で行うようになっていた。
【0003】 このような手動操作式のキャブのチルト装置は、キャブの後部下端に設けられ た操作レバーを腕力により持ち上げて行うようになっているが、従来の操作レバ ーは、固定式のものであったため、該操作レバーの周囲に十分な作業スペースを 確保することができず、チルト操作がしづらいという欠点があった。
【0004】 またチルト操作をし易くするためには、操作レバーをある程度車輛の側面から 外部に突出させることが必要になるが、これでは車輛の走行に支障を来すことと なり新たな問題を生ずる。このため、操作レバーに十分な力が入るように、換言 すれば操作レバーを持ちやすく設置することが困難であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は,上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その 目的とするところは、操作レバーを作動位置と非作動位置とに回動自在に構成す ると共に、非作動位置においては該操作レバーをキャブ内に格納し、作動位置に おいては該操作レバーをキャブから突出させることにより、通常は操作レバーが 邪魔にならず、作動時には操作レバーの周囲に十分な作業スペースを設けること ができるようにすることであり、またこれによってチルト操作を安全かつ容易に 行うことができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
要するに本考案は、キャブ内に格納される非作動位置と前記キャブから突出す る作動位置とに回動自在に構成され前記非作動位置又は前記作動位置において係 合する係合部が形成された操作レバーと、手動操作によって回動して前記係合部 と係合し又は該係合部から離脱するように構成された係止部材とを備えたことを 特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。図1から図3において、本 考案に係るキャブチルトレバー1は、操作レバー2と、係止部材3とを備えてい る。
【0008】 キャブオーバエンジン型車輛4のキャブ5は、図1において、キャブ5の前部 下端にチルトヒンジ(図示せず)が設けられてシャシフレーム6に回動自在に連 結されており、キャブ5を矢印A方向にチルトしてエンジン等の機構部品(図示 せず)を露出させて、これらの機構部品の整備を容易に行うことができるように 構成されている。
【0009】 操作レバー2は、キャブ5を矢印A又はB方向に回動させる際、手動操作する ためのものであって、キャブ5の下部5aに、両端に大径のつば部等(図示せず )が形成されたピン8によって矢印C又はD方向に回動自在に装着されている。
【0010】 操作レバー2は、キャブ5の形状に沿って略L字形に成形されており、一端に はピン8を嵌合させるための穴2aが設けられ、また操作レバー2の非作動位置 において係合する第1係合部2b及び操作レバー2の作動位置において係合する 第2係合部2cが形成されている。
【0011】 通常、操作レバー2は、矢印D方向に回動させられて非作動状態となり、該非 作動状態においては、操作レバー2はキャブ5の形状に沿ってキャブ5内に格納 されるようになっている。
【0012】 そしてキャブ5を矢印A又はB方向に回動させる場合は、操作レバー2を矢印 C方向に回動させて作動状態とし、該作動状態において操作レバー2は、キャブ 5から側方に突出してチルト操作に十分な作業スペースが確保できるようになっ ている。
【0013】 係止部材3は、操作レバー2に係合して該操作レバー2を非作動状態又は作動 状態で固定するためのものであって、中央に嵌合穴3aが設けられ、該嵌合穴3 aに嵌合するピン9によってキャブ5に、ピン9の両端に形成された、該ピンよ りも大径のつば部等(図示せず)によって落下しないように回動自在に装着され ている。
【0014】 係止部材3の一端には、第1係合部2b又は第2係合部2cと係合する突起部 3bが形成され、他の一端には手動操作用の把持部3cが設けられている。
【0015】 把持部3cに設けられたばね掛け3dとキャブ5との間には引張ばね10が配 設され、係止部材3を常に矢印E方向に付勢し、突起部3bを矢印F方向に回動 させて第1係合部2b又は第2係合部2cと係合させるようになっている。
【0016】 本考案は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図 1から図4において、通常キャブ5は矢印B方向に回動した非チルト状態、即ち 走行状態にあり、操作レバー2は矢印D方向に回動し、図2において仮想線で示 すようにキャブ5内に格納されているので車輛の走行上、何ら障害となることは ない。
【0017】 係止部材3の突起部3bは、引張ばね10の作用により矢印F方向に付勢され て操作レバー2の第1係合部2bと係合し、操作レバー2を図3又は図4に示す 非作動位置に固定しているため、キャブオーバエンジン型車輛4の走行による振 動等によっても格納位置から飛び出すおそれは全くない。
【0018】 エンジンの整備などのためにキャブ5を矢印A方向にチルトするには、まず引 張ばね10の矢印E方向への力に抗して係止部材3の把持部3cを手動により矢 印H方向に操作して第1係合部2bと係合している突起部3bを矢印G方向に移 動させて突起部3bと第1係合部2bとの係合を解除する。
【0019】 次いで、図5に示すように、操作レバー2を矢印C方向に回動させ、図2の仮 想線で示す非作動位置から実線で示す作動位置まで回動させると、図6に示すよ うに、引張ばね10の作用により突起部3bが矢印F方向に移動して第2係合部 2cと係合し、操作レバー2を作動位置で固定する。
【0020】 作動位置において、操作レバー2は、図2に示すように、キャブ5から側方に 突出しているため、操作レバー2の周囲には十分な作業空間が生じ、操作レバー 2は非常に持ち易い状態となっている。
【0021】 ここで操作レバー2を把持してキャブ5を矢印A方向にチルトするが、この場 合、操作レバー2が持ち易いので十分な力が入り、キャブ5のチルト操作を容易 にかつ安全に行うことができる。
【0022】 キャブ5を通常位置に戻す場合には、上記したと同様に操作レバー2を把持し てキャブ5を矢印B方向に回動させ、次いで係止部材3の把持部3cを手動で矢 印H方向に操作して第2係合部2cと係合していた突起部3bの係合を解除した 後、操作レバー2を突起部3bが第1係合部2bと係合するまで矢印D方向に回 動させて該操作レバー2をキャブ5内に格納する。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、上記のように操作レバーを作動位置と非作動位置とに回動自在に構 成すると共に、非作動位置においては該操作レバーをキャブ内に格納し、作動位 置においては該操作レバーをキャブから突出させるようにしたので、通常は操作 レバーが邪魔にならず、作動時には操作レバーの周囲に十分な作業スペースを確 保することができる効果があり、またこの結果チルト操作を安全かつ容易に行う ことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャブチルトレバーが装着されたキャブオーバ
エンジン型車輛の側面図である。
【図2】作動状態におけるキャブチルトレバーの斜視図
である。
【図3】非作動状態におけるキャブチルトレバーの斜視
図である。
【図4】図4から図6はキャブチルトレバーの作用を示
し、図4は非作動状態を示す平面図である。
【図5】非作動状態から作動状態への切換え途中の状態
を示す平面図である。
【図6】作動状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 キャブチルトレバー 2 操作レバー 2b 係合部 2c 係合部 3 係止部材 5 キャブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ内に格納される非作動位置と前記
    キャブから突出する作動位置とに回動自在に構成され前
    記非作動位置又は前記作動位置において係合する係合部
    が形成された操作レバーと、手動操作によって回動して
    前記係合部と係合し又は該係合部から離脱するように構
    成された係止部材とを備えたことを特徴とするキャブチ
    ルトレバー。
JP4415493U 1993-07-20 1993-07-20 キャブチルトレバー Pending JPH078171U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4415493U JPH078171U (ja) 1993-07-20 1993-07-20 キャブチルトレバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4415493U JPH078171U (ja) 1993-07-20 1993-07-20 キャブチルトレバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078171U true JPH078171U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12683712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4415493U Pending JPH078171U (ja) 1993-07-20 1993-07-20 キャブチルトレバー

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JP (1) JPH078171U (ja)

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