JP2505198Y2 - ティルトロックの操作ハンドル - Google Patents
ティルトロックの操作ハンドルInfo
- Publication number
- JP2505198Y2 JP2505198Y2 JP1990099017U JP9901790U JP2505198Y2 JP 2505198 Y2 JP2505198 Y2 JP 2505198Y2 JP 1990099017 U JP1990099017 U JP 1990099017U JP 9901790 U JP9901790 U JP 9901790U JP 2505198 Y2 JP2505198 Y2 JP 2505198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- bracket
- lever
- pivotally attached
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ティルトキャブにおけるティルトロックの
操作ハンドルに関する。
操作ハンドルに関する。
[従来の技術] かかる操作ハンドルは、例えば実開昭53-91115号公報等
で種々提案されている。
で種々提案されている。
[考案が解決しようとする課題] この種のハンドルにおいては、ハンドルで直接にロッ
ク作動リンクを駆動しているので、ロック及び解除位置
でのハンドルの付勢力が無く、自重等でガタツキやす
い。
ク作動リンクを駆動しているので、ロック及び解除位置
でのハンドルの付勢力が無く、自重等でガタツキやす
い。
本考案は、ロック及びロック解除位置でハンドルに付
勢力を与えガタツキを防止するティルトロックの操作ハ
ンドルを提供することを目的としている。
勢力を与えガタツキを防止するティルトロックの操作ハ
ンドルを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、シャシに固定された固定ブラケット
にはシャフトが立設され、そのシャフトにはハンドルレ
バーがレバーブラケットを介して枢着され、そのレバー
ブラケットにはピンによりティルトロックを行う作動リ
ンクが枢着され、そしてスプリングリンクの一端が前記
ブラケットのピンの付近に設けた別のピンに枢着され、
他端が固定ブラケットの長孔に設けたスライドシャフト
に枢着され、そのシャフトと固定ブラケットから突設し
たフックとの間にはスライドシャフトをシャフト側に付
勢するコイルスプリングが介装されており、そのスプリ
ングによりハンドルレバーを中立位置を越えて回動した
時にロック時はロック方向に付勢し、解除時は解除方向
に付勢している。
にはシャフトが立設され、そのシャフトにはハンドルレ
バーがレバーブラケットを介して枢着され、そのレバー
ブラケットにはピンによりティルトロックを行う作動リ
ンクが枢着され、そしてスプリングリンクの一端が前記
ブラケットのピンの付近に設けた別のピンに枢着され、
他端が固定ブラケットの長孔に設けたスライドシャフト
に枢着され、そのシャフトと固定ブラケットから突設し
たフックとの間にはスライドシャフトをシャフト側に付
勢するコイルスプリングが介装されており、そのスプリ
ングによりハンドルレバーを中立位置を越えて回動した
時にロック時はロック方向に付勢し、解除時は解除方向
に付勢している。
[作用] 上記のように構成されたティルトロックの操作ハンド
ルにおいては、固定ブラケットの長孔に設けられたスラ
イドシャフトは、コイルスプリングによりレバーブラケ
ットを枢着したシャフトの方向に付勢されており、ハン
ドルレバーをロック方向又はロック解除方向に回動する
と、レバーブラケットに設けられたピンはこのスプリン
グの作用力の方向から偏奇し、スプリングの作用力の分
力がスプリングリンクによりピンに作用してレバーブラ
ケットには前記シャフトまわりにロック方向又はロック
解除方向のモーメントを生ずる。したがって、このモー
メントによりハンドルレバーはロック位置またはロック
解除位置に保持される。
ルにおいては、固定ブラケットの長孔に設けられたスラ
イドシャフトは、コイルスプリングによりレバーブラケ
ットを枢着したシャフトの方向に付勢されており、ハン
ドルレバーをロック方向又はロック解除方向に回動する
と、レバーブラケットに設けられたピンはこのスプリン
グの作用力の方向から偏奇し、スプリングの作用力の分
力がスプリングリンクによりピンに作用してレバーブラ
ケットには前記シャフトまわりにロック方向又はロック
解除方向のモーメントを生ずる。したがって、このモー
メントによりハンドルレバーはロック位置またはロック
解除位置に保持される。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第3図において、図示しないシャシに固
定された固定ブラケット1には、シャフト2が立設さ
れ、そのシャフト2にはハンドルレバー10がレバーブラ
ケット11の透孔11aを介して枢着されている。このレバ
ーブラケット11の下端部には、ピン12により図示しない
フックを回動してティルトロックを行う作動リンク13が
枢着されている。そして、ピン12とシャフト2との間の
ピン12に近い部分には、ピン14によりスプリングリンク
15の一端が枢着され、他端には、透孔16が穿設されてい
る。
定された固定ブラケット1には、シャフト2が立設さ
れ、そのシャフト2にはハンドルレバー10がレバーブラ
ケット11の透孔11aを介して枢着されている。このレバ
ーブラケット11の下端部には、ピン12により図示しない
フックを回動してティルトロックを行う作動リンク13が
枢着されている。そして、ピン12とシャフト2との間の
ピン12に近い部分には、ピン14によりスプリングリンク
15の一端が枢着され、他端には、透孔16が穿設されてい
る。
他方、固定ブラケット1の下部には、上方から見てコ
字状のブラケット8が固設され、両者1、8には、縦長
の長孔3、9が形成されている。これらの長孔3、9に
は、スライドシャフト4が摺動自在に挿通され、そのシ
ャフト4には、スプリングリンク15が透孔16により枢着
されている。そして、シャフト4と固定ブラケット1か
ら突設したフック5との間には、スライドシャフト4を
シャフト2側に付勢するコイルスプリング6が介装され
ている。
字状のブラケット8が固設され、両者1、8には、縦長
の長孔3、9が形成されている。これらの長孔3、9に
は、スライドシャフト4が摺動自在に挿通され、そのシ
ャフト4には、スプリングリンク15が透孔16により枢着
されている。そして、シャフト4と固定ブラケット1か
ら突設したフック5との間には、スライドシャフト4を
シャフト2側に付勢するコイルスプリング6が介装され
ている。
したがって第1図に示すように、ハンドルレバー10を
中立位置N(この状態では、シャフト4は略直線2、7
上にある)からロック位置L側に回動すると、シャフト
4に作用するスプリング6の付勢力Fのリンク方向分力
F1 と、シャフト2とリンク15との距離Dとの積のモー
メントがレバーブラケットに作用し、更に、他のリンク
直交方向分力F2によりリンク15に時計方向のモーメント
が作用し、両モーメントが協働してハンドルレバー10を
ロック方向に付勢し、そして、回動角α(例えば7°)
のロック位置Lにおいて、その付勢力が最大となる。
中立位置N(この状態では、シャフト4は略直線2、7
上にある)からロック位置L側に回動すると、シャフト
4に作用するスプリング6の付勢力Fのリンク方向分力
F1 と、シャフト2とリンク15との距離Dとの積のモー
メントがレバーブラケットに作用し、更に、他のリンク
直交方向分力F2によりリンク15に時計方向のモーメント
が作用し、両モーメントが協働してハンドルレバー10を
ロック方向に付勢し、そして、回動角α(例えば7°)
のロック位置Lにおいて、その付勢力が最大となる。
ロック解除時は第4図に示すように、ハンドルレバー
10をロック位置Lから中立位置Nを越えて解除位置R側
に回動すると、前記と同様にスプリング6の付勢力の分
力F1、F2によりハンドルレバー10が解除位置R方向に付
勢され、回動角β(例えば63.5°でその付勢力が最大と
なる。) [考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、
下記の優れた効果を奏する。
10をロック位置Lから中立位置Nを越えて解除位置R側
に回動すると、前記と同様にスプリング6の付勢力の分
力F1、F2によりハンドルレバー10が解除位置R方向に付
勢され、回動角β(例えば63.5°でその付勢力が最大と
なる。) [考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているので、
下記の優れた効果を奏する。
(a)スプリングリンクとコイルスプリングとによりハ
ンドルレバーはロック又はロック解除位置に保持され、
走行時にガタついて振動、騒音が発生するのが防止でき
る。
ンドルレバーはロック又はロック解除位置に保持され、
走行時にガタついて振動、騒音が発生するのが防止でき
る。
(b)コイルスプリングの諸元、およびピンの位置の設
定を適宜選択することで、ロック状態と解除状態とが明
確に確認でき、操作フィーリングのすぐれたものに容易
にすることができる。
定を適宜選択することで、ロック状態と解除状態とが明
確に確認でき、操作フィーリングのすぐれたものに容易
にすることができる。
第1図は本考案の一実施例を示すロック状態の正面図、
第2図は側面図、第3図は分解説明図、第4図はロック
解除状態の正面図である。 1……固定ブラケット、2……シャフト、3、9……長
孔、4……スライドシャフト、6……コイルスプリン
グ、10……ハンドルレバー、11……レバーブラケット、
15……スプリングリンク
第2図は側面図、第3図は分解説明図、第4図はロック
解除状態の正面図である。 1……固定ブラケット、2……シャフト、3、9……長
孔、4……スライドシャフト、6……コイルスプリン
グ、10……ハンドルレバー、11……レバーブラケット、
15……スプリングリンク
Claims (1)
- 【請求項1】シャシに固定された固定ブラケット(1)
にはシャフト(2)が立設され、そのシャフト(2)に
はハンドルレバー(10)がレバーブラケット(11)を介
して枢着され、そのレバーブラケット(11)にはピン
(12)によりティルトロックを行う作動リンク(13)が
枢着され、そしてスプリングリンク(15)の一端が前記
ブラケット(11)のピン(12)の付近に設けた別のピン
(14)に枢着され、他端が固定ブラケット(1)の長孔
(3)に設けたスライドシャフト(4)に枢着され、そ
のシャフト(4)と固定ブラケット(1)から突設した
フック(5)との間にはスライドシャフト(4)をシャ
フト(2)側に付勢するコイルスプリング(6)が介装
されており、そのスプリング(6)によりハンドルレバ
ー(10)を中立位置(N)を越えて回動した時にロック
時はロック方向に付勢し、解除時は解除方向に付勢する
ことを特徴とするティルトロックの操作ハンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990099017U JP2505198Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ティルトロックの操作ハンドル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990099017U JP2505198Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ティルトロックの操作ハンドル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0456586U JPH0456586U (ja) | 1992-05-14 |
JP2505198Y2 true JP2505198Y2 (ja) | 1996-07-24 |
Family
ID=31840637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990099017U Expired - Lifetime JP2505198Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | ティルトロックの操作ハンドル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505198Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101657349B (zh) * | 2007-04-16 | 2011-06-22 | 五十铃自动车株式会社 | 用于车辆的驾驶室锁定装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6385463U (ja) * | 1986-11-21 | 1988-06-03 | ||
JPS63102582U (ja) * | 1986-12-24 | 1988-07-04 |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP1990099017U patent/JP2505198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101657349B (zh) * | 2007-04-16 | 2011-06-22 | 五十铃自动车株式会社 | 用于车辆的驾驶室锁定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0456586U (ja) | 1992-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |