JPH078157U - ステアリングホイールの位置調節装置 - Google Patents

ステアリングホイールの位置調節装置

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JPH078157U
JPH078157U JP4381493U JP4381493U JPH078157U JP H078157 U JPH078157 U JP H078157U JP 4381493 U JP4381493 U JP 4381493U JP 4381493 U JP4381493 U JP 4381493U JP H078157 U JPH078157 U JP H078157U
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steering column
column
steering
support bracket
fixed
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栄 松本
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コラプシブルステアリングコラムを含んで構成
される衝撃緩衝装置の作動を安定させる。 【構成】ステアリングコラム1は、アウターコラム27
とインナーコラム28とをテレスコープ状に組み合わせ
て成るコラプシブル構造を有する。アウターコラム27
の外周面にはストッパ部材31を固定している。二次衝
突時にはこのストッパ部材31が受具3の後端縁に衝合
し、ステアリングコラム1全体が前方に変位する事を防
止する。以後は、このステアリングコラム1が衝撃エネ
ルギを吸収しつつ全長を縮める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案のステアリングホイールの位置調節装置は、運転者の体格や運転姿勢に 応じてステアリングホイールの高さ位置や前後位置を調節する為、自動車の操舵 装置に組み込んだ状態で利用する。
【0002】
【従来の技術】
ステアリングホイールの位置調節装置は、従来から種々の構造のものが知られ ているが、例えば実公平2−24366号公報にその基本構造が記載された位置 調節装置として、図6〜9図に示す様な構造のものが、従来から知られている。 この従来構造は、円管状のステアリングコラム1を有する。下部支持ブラケット 2は、このステアリングコラム1の前端部(図6の左端部)に対応する位置で車 体に固定される。
【0003】 この下部支持ブラケット2には、円筒状の受具3が、溶接等により固定されて いる。この受具3の内周面には、その全周に亙って球状凹面4が形成されている 。又、前記受具3の内側には保持筒5が、揺動自在に支持されている。この保持 筒5は、全体を円筒状に造られており、その外周面を前記球状凹面4と摺接する 球状凸面6としている。この球状凸面6の中央部には、全周に亙って凹溝7を形 成しており、この凹溝7内に、Oリング等の弾性リング8を装着している。前記 ステアリングコラム1の前端部は、前記保持筒5の内側に摺動自在に挿通してい る。
【0004】 一方、上部支持ブラケット9が、前記ステアリングコラム1の中間部に対応す る位置で車体に固定されている。そして、この上部支持ブラケット9と前記ステ アリングコラム1との間に固定位置調節装置10を設けている。この固定位置調 節装置10は、前記上部支持ブラケット9に対する前記ステアリングコラム1の 取付固定位置を調節自在とするもので、従来から各種構造のものが広く知られて いる。
【0005】 例えば図6〜7に示した構造の場合には、前記上部支持ブラケット9に設けた 左右1対の支持壁11、11に上下方向に長い長孔12、12を、前記ステアリ ングコラム1の中間部下面に固定した変位ブラケット13に前後方向に長い長孔 14、14を、それぞれ形成している。そして、両長孔12、14を挿通した調 整ボルト15の頭部16に形成した平坦部17を一方の支持壁11に形成した長 孔12の縁部に係合させて、この調整ボルト15の回転防止を図っている。
【0006】 又、前記調整ボルト15の先端部で他方の支持壁11の外側面から突出した部 分に調整ナット18を螺合させている。19はワッシャである。更に、調整レバ ー20の基端部を、前記調整ナット18に、ねじ21により固定している。前記 調整ボルト15の頭部16と調整ナット18との間隔は、この調整レバー20を 操作する事により拡縮自在である。
【0007】 従って、調整レバー20を所定方向に操作する事により前記間隔を広げ、前記 変位ブラケット13の左右両側面と前記1対の支持壁11、11の内側面との間 に働く摩擦力を軽減した状態で、前記調整ボルト15に対して前記長孔12、1 4を変位させれば、前記上部支持ブラケット9に対する前記ステアリングコラム 1の取付固定位置を調節できる。
【0008】 例えば、前記調節ボルト15を長孔12、12の内側で変位させると、ステア リングコラム1の後端側が昇降する。この際、前記保持筒5が前記受具3の内側 で揺動する事により、前記ステアリングコラム1がその前端部を中心に揺動する 事を許容する。又、前記調整ボルト15を長孔14、14の内側で変位させる( 実際には調整ボルト15が不動のまま、変位ブラケット13を動かす)と、ステ アリングコラム1が前後方向に動く。この際、ステアリングコラム1の前端部外 周面が前記保持筒5の内周面に対し摺動する。
【0009】 調節後に前記調節レバー20を逆方向に操作すれば、前記変位ブラケット13 の左右両側面と前記1対の支持壁11、11の内側面との間に働く摩擦力を増大 させて、前記上部支持ブラケット9に対する前記ステアリングコラム1の取付固 定位置を固定できる。前記ステアリングコラム1の内側にはステアリングシャフ ト22が回転自在に支持されており、ステアリングホイール(図示せず)はこの ステアリングシャフト22の後端部に固定される。従って、上述の様にステアリ ングコラム1の後端部の位置調節により、ステアリングホイールの上下位置並び に前後位置を調節できる。
【0010】 尚、図示の例では、前記ステアリングシャフト22として、インナーシャフト 23とチューブ状のアウターシャフト24とをスプライン係合部25により結合 する事で、伸縮自在としたものを使用している。但し、前記公報に記載された構 造の様に、自在継手26を介して前記ステアリングシャフト22と連結される中 間伝達軸(図示せず)を伸縮自在とする代わりに、このステアリングシャフト2 2を伸縮しない構造とする場合もある。
【0011】
【従来技術から本考案に至る過程】
ところで、衝突事故の際、運転者の身体がステアリングホイールに衝突する、 所謂二次衝突の際に運転者の体に加わる衝撃力を緩和する為、前記ステアリング コラム1を、衝撃エネルギを吸収しつつ全長を縮める、所謂コラプシブルステア リングコラムとする場合が多い。上述した従来構造に於いて、前記ステアリング コラム1をコラプシブルステアリングコラムとする場合には、図6に示す様に、 前端側に位置するアウターコラム27と後端側に位置するインナーコラム28と をテレスコープ状に組み合わせる。
【0012】 そして、アウターコラム27の後部内周面とインナーコラム28の前部外周面 との間に、摩擦係合部等の結合手段を設けて、軸方向に亙って強い力が加わった 場合にステアリングコラム1の全長を縮める様にする。インナーコラム28の前 端部外周面と前記アウターシャフト24の外周面との間にはニードル軸受29を 設ける。このニードル軸受29によって、前記アウターシャフト24をインナー コラム28の内側に回転自在に支持すると共に、二次衝突の際にこれら両部材2 4、28同士が軸方向に変位する事を許容する。
【0013】 即ち、二次衝突の際には、運転者の身体からステアリングホイールの加えられ た衝撃力に基づいて、先ず前記上部支持ブラケット9が車体から外れ、前記イン ナーコラム28が前方へ変位する事を許容自在な状態となる。次いで、前記ステ アリングコラム1が衝撃エネルギを吸収しつつその全長を縮め、前記ステアリン グホイールを前方に変位させる。この結果、このステアリングホイールに衝突し た運転者の身体に加わる衝撃力が緩和される。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述の様に構成され作用する従来のステアリングホイールの位置調 節装置の場合、ステアリングコラム1としてコラプシブルステアリングコラムを 使用する事に起因して、次に述べる様な解決すべき問題が生じる。
【0015】 即ち、ステアリングコラム1の前端部外周面と保持筒5の内周面との間に作用 する摩擦力は、前記ステアリングコラム1の全長を縮める為に要する力よりも遥 かに小さい。従って、二次衝突に伴ってステアリングコラム1に前方に向いた衝 撃力が加わった場合には、このステアリングコラム1の全長が縮まる以前に、こ のステアリングコラム1全体が、図8に示す状態から図9に示す状態に迄、前方 に変位する。そしてこのステアリングコラム1の全長は、図9に示す様に、アウ ターコラム27がその前端開口縁を自在継手26のヨーク30に衝突させた以後 、縮み始める。従って、運転者の身体がステアリングホイールに衝突してからア ウターコラム27の前端開口縁がヨーク30に衝突する迄の間は、ステアリング コラム1による衝撃吸収機能は働かない。
【0016】 アウターコラム27の前端開口縁がヨーク30に衝突した後は、ステアリング コラム1による衝撃吸収機能が働き始めるが、それ迄の間にこのステアリングコ ラム1の前方への移動速度が高くなっている為、このステアリングコラム1の全 長が縮み始める瞬間に、前記ステアリングホイールに当たっている運転者の身体 に大きな衝撃が加わる可能性が生じる。
【0017】 これらの理由により、コラプシブルステアリングコラムを含んで構成される衝 撃緩和装置の機能が不安定となる可能性があり、実際の自動車に組み付ける場合 には改良が望まれている。本考案のステアリングホイールの位置調節装置は、こ の様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本考案のステアリングホイールの位置調節装置は、前述した従来のステアリン グホイールの位置調節装置と同様に、円管状のステアリングコラムと、このステ アリングコラムの前端部に対応する位置で車体に固定される下部支持ブラケット と、この下部支持ブラケットに固定された円筒状の受具と、この受具の内周面に その全周に亙って形成された球状凹面と、全体を円筒状に造られて、その外周面 をこの球状凹面と摺接する球状凸面とし、その内側に前記ステアリングコラムの 前端部を摺動自在に挿通した保持筒と、前記ステアリングコラムの中間部若しく は後端部に対応する位置で車体に固定される上部支持ブラケットと、この上部支 持ブラケットと前記ステアリングコラムとの間に設けられ、前記上部支持ブラケ ットに対する前記ステアリングコラムの取付固定位置を調節自在な固定位置調節 装置と、前記ステアリングコラムの内側に回転自在に支持され、その後端部にス テアリングホイールを固定するステアリングシャフトとを備えている。
【0019】 特に、本考案のステアリングホイールの位置調節装置に於いては、前記ステア リングコラムは、前端側に位置するアウターコラムと後端側に位置するインナー コラムとをテレスコープ状に組み合わせて成り、軸方向に亙って強い力が加わっ た場合にその全長を縮めるコラプシブルステアリングコラムであり、前記アウタ ーコラムの外周面で前記受具の後端縁と近接する位置には、前記ステアリングコ ラムの前方への移動に伴ってこの後端縁と衝合自在なストッパ部材を備えている 事を特徴としている。
【0020】
【作用】
上述の様に構成される本考案のステアリングホイールの位置調節装置により、 ステアリングホイールの前後位置或は上下位置の調節を行なう際の作用は、前述 した従来装置の場合と同様である。
【0021】 特に、本考案のステアリングホイールの位置調節装置の場合には、二次衝突に 伴ってステアリングコラムに前方に向かう衝撃力が加わり、このステアリングコ ラム全体が前方に変位する際にも、変位量は少なくて済む。即ち、アウターコラ ム外周面のストッパ部材が受具の後端縁に衝合した以後は、このアウターコラム が前方に変位する事はなくなり、ステアリングコラムの全長が縮み始める。この 結果、コラプシブルステアリングコラムを含んで構成される衝撃緩和装置の作用 が安定する。
【0022】
【実施例】
図1〜4は本考案の第一実施例を示している。尚、本考案の特徴は、ステアリ ングコラム1としてコラプシブルステアリングコラムを使用して衝撃緩和装置を 構成した場合に、二次衝突時に於けるアウターコラム27の前方への移動を制限 して、前記衝撃緩和装置の作動を安定させる点に特徴があり、その他の構成及び 作用は、前述の従来技術、或は従来技術から本考案に至る過程での技術と同様で ある。よって、重複部分の説明を省略し、以下、本考案の特徴部分を中心に説明 する。
【0023】 コラプシブルステアリングコラムであるステアリングコラム1を構成するアウ ターコラム27の外周面で、受具3の後端縁と近接する位置には、ストッパ部材 31を固定している。このストッパ部材31は、鋼板等、十分な剛性を有する板 材を打ち抜き成形する事により、C字形に造られており、その内周縁に複数個( 図示の例では3個)の係止突片32、32を有する。又、このストッパ部材31 の外径寸法は、前記保持筒5の内径寸法よりも十分に大きくしている。
【0024】 一方、前記アウターコラム27の一部で互いに同一円周上位置には、前記各係 止突片32、32を圧入自在な係止孔33、33を形成している。前記ストッパ 部材31を前記アウターコラム27の外周面に固定する場合には、ストッパ部材 31をその内径を広げる方向に、アウターコラム27をその外径を縮める方向に 、それぞれ弾性変形させつつ、前記ストッパ部材31をアウターコラム27に外 嵌する。そして、前記各係止突片32、32を前記各係止孔33、33内に圧入 して、ストッパ部材31の固定作業を完了する。尚、本実施例の場合、この様に アウターコラム27の外周面にストッパ部材31を固定する作業は、このアウタ ーコラム27を保持筒5の内側に挿通した後に行なう。
【0025】 この様にして前記ストッパ部材31を前記アウターコラム27の外周面に固定 した状態では、前記ステアリングコラム1の前方への移動に伴ってこのストッパ 部材31が、前記保持筒5の後端縁と衝合する。尚、前記アウターコラム27の 前半部で、前記ストッパ部材31を固定する部分の直径は、このアウターコラム 27の後半部でインナーコラム28の前半部と嵌合する部分の直径よりも大きく している。又、前記各係止突片32、32の内接円の直径は、前記インナーコラ ム28の外径よりも十分に大きくしている。この為、前記各係止突片32、32 の端部と前記インナーコラム27とが衝合する事はない。
【0026】 上述の様に構成される本考案のステアリングホイールの位置調節装置の場合に は、二次衝突に伴ってステアリングコラム1に前方に向かう衝撃力が加わり、こ のステアリングコラム1全体が前方に変位する際にも、変位量は少なくて済む。 即ち、二次衝突が発生すると前記ステアリングコラム1は、全長が縮まるのに先 立って、図1に示した状態から図4に示した状態迄、全体が前方に変位する。そ して、図4に示す様に、アウターコラム27の外周面に固定したストッパ部材3 1の前側面が、下部支持ブラケット2を介して車体に固定された受具3の後端縁 に衝合する。
【0027】 そして、この様にストッパ部材31の前側面が受具3の後端縁に衝合した以後 は、前記アウターコラム27がそれ以上前方に変位する事はなくなり、前記イン ナーコラム28のみが前方に変位する事で、前記ステアリングコラム1の全長が 縮み始める。この結果、コラプシブルステアリングコラムであるこのステアリン グコラム1を含んで構成される衝撃緩和装置の作用が安定する。
【0028】 次に、図5は本考案の第二実施例を示している。本実施例の場合、アウターコ ラム27の外周面に、円環状のストッパ部材31aを、溶接等により固定してい る。又、このストッパ部材31aの前側面に、ゴム等の弾性材34を添設してい る。更に、本実施例の場合には、上述した第一実施例の場合とは事なり、前記ア ウターコラム27の前端部を拡径せず、ストレートな形状にしている。従って、 このアウターコラム27の前端部を保持筒5の内側に挿通する作業は、前記スト ッパ部材31aをアウターコラム27の外周面に固定した後でも行なえる。
【0029】 本実施例の基本的作用は、前述した第一実施例と同様である。特に本実施例の 場合には、ストッパ部材31aの前側面に弾性材34を添設しているので、この ストッパ部材31aと受具3の後端縁とが衝合する瞬間の緩衝作用を期待できる 。
【0030】
【考案の効果】
本考案のステアリングホイールの位置調節装置は、以上に述べた通り構成され 作用するので、コラプシブルステアリングコラムを含んで構成される緩衝装置の 作動を安定させる事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を、二次衝突発生以前の状
態で示す要部縦断側面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】ストッパ部材の斜視図。
【図4】本考案の第一実施例を、二次衝突発生以後の状
態で示す要部縦断側面図。
【図5】本考案の第二実施例を、二次衝突発生以前の状
態で示す要部縦断側面図。
【図6】従来構造に衝撃緩衝装置を組み込んだステアリ
ングホイールの位置調節装置を、二次衝突発生以前の状
態で示す、一部を縦断した状態で示す側面図。
【図7】図6の拡大B−B断面図。
【図8】図6の左部拡大断面図。
【図9】二次衝突発生以後の状態で示す、図8と同様の
図。
【符号の説明】
1 ステアリングコラム 2 下部支持ブラケット 3 受具 4 球状凹面 5 保持筒 6 球状凸面 7 凹溝 8 弾性リング 9 上部支持ブラケット 10 固定位置調節装置 11 支持壁 12 長孔 13 変位ブラケット 14 長孔 15 調整ボルト 16 頭部 17 平坦部 18 調整ナット 19 ワッシャ 20 調整レバー 21 ねじ 22 ステアリングシャフト 23 インナーシャフト 24 アウターシャフト 25 スプライン係合部 26 自在継手 27 アウターコラム 28 インナーコラム 29 ニードル軸受 30 ヨーク 31、31a ストッパ部材 32 係止突片 33 係止孔 34 弾性材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円管状のステアリングコラムと、このス
    テアリングコラムの前端部に対応する位置で車体に固定
    される下部支持ブラケットと、この下部支持ブラケット
    に固定された円筒状の受具と、この受具の内周面にその
    全周に亙って形成された球状凹面と、全体を円筒状に造
    られて、その外周面をこの球状凹面と摺接する球状凸面
    とし、その内側に前記ステアリングコラムの前端部を摺
    動自在に挿通した保持筒と、前記ステアリングコラムの
    中間部若しくは後端部に対応する位置で車体に固定され
    る上部支持ブラケットと、この上部支持ブラケットと前
    記ステアリングコラムとの間に設けられ、前記上部支持
    ブラケットに対する前記ステアリングコラムの取付固定
    位置を調節自在な固定位置調節装置と、前記ステアリン
    グコラムの内側に回転自在に支持され、その後端部にス
    テアリングホイールを固定するステアリングシャフトと
    を備えたステアリングホイールの位置調節装置に於い
    て、前記ステアリングコラムは、前端側に位置するアウ
    ターコラムと後端側に位置するインナーコラムとをテレ
    スコープ状に組み合わせて成り、軸方向に亙って強い力
    が加わった場合にその全長を縮めるコラプシブルステア
    リングコラムであり、前記アウターコラムの外周面で前
    記受具の後端縁と近接する位置には、前記ステアリング
    コラムの前方への移動に伴ってこの後端縁と衝合自在な
    ストッパ部材を備えている事を特徴とするステアリング
    ホイールの位置調節装置。
JP4381493U 1993-07-19 1993-07-19 ステアリングホイールの位置調節装置 Pending JPH078157U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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