JPH0780653B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents
エレベータ制御装置Info
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- JPH0780653B2 JPH0780653B2 JP1132848A JP13284889A JPH0780653B2 JP H0780653 B2 JPH0780653 B2 JP H0780653B2 JP 1132848 A JP1132848 A JP 1132848A JP 13284889 A JP13284889 A JP 13284889A JP H0780653 B2 JPH0780653 B2 JP H0780653B2
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- car
- floor
- current position
- power failure
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
- B66B1/34—Details, e.g. call counting devices, data transmission from car to control system, devices giving information to the control system
- B66B1/3492—Position or motion detectors or driving means for the detector
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B1/00—Control systems of elevators in general
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Elevator Control (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明はエレベータ制御装置に関するものであり、特
に、かごが走行中に停電が発生したときでも、当該かご
の現在位置を正確に演算できるようにされたエレベータ
制御装置に関するものである。
に、かごが走行中に停電が発生したときでも、当該かご
の現在位置を正確に演算できるようにされたエレベータ
制御装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、マイクロコンピュータやLSIの技術的な発展によ
り、これらが安価かつ大量に市場に出回るようになっ
て、エレベータ制御装置にもこれらが採用されてきてい
る。
り、これらが安価かつ大量に市場に出回るようになっ
て、エレベータ制御装置にもこれらが採用されてきてい
る。
エレベータのかごの現在位置の検出装置や演算装置に
も、これらのICが用いられているけれども、従来の機械
的な検出装置と比べたときの最大の欠点は、停電時の検
出や演算が不可能になることである。
も、これらのICが用いられているけれども、従来の機械
的な検出装置と比べたときの最大の欠点は、停電時の検
出や演算が不可能になることである。
以下、従来のエレベータ制御装置について、第8図ない
し第13図を参照しながら説明する。
し第13図を参照しながら説明する。
第8図は、従来のエレベータ制御装置の全体的な構成の
例示図である。この第8図において、ロープ(13)の一
方の端部には釣り合いオモリ(12)が係合され、その他
方の端部にはかご(11)が係合されていて、これらの釣
り合いオモリ(12)およびかご(11)は、モータ(15)
で駆動されるシーブ(14)を介して懸垂されている。パ
ルスジェネレータ(16)からは、モータ(15)の回転数
に応じたパルスが発生されて、後段の計数回路(17)に
加えられる。この計数回路(17)からの信号(17a)は
マイクロコンピュータ(18)に加えられて、所要の処理
が施される。そして、モータ(15)、パルスジェネレー
タ(16)、計数回路(17)、マイクロコンピュータ(1
8)等からなるエレベータ制御装置には、電源(19)か
ら所要の電力が加えられる。また、(20)はプレートで
あり、(21)は第1位置検出器(DZD)、(22)は第2
位置検出器(DZU)であって、かご(11)に関連されて
おり、それぞれの信号(21a)および(22a)は、いずれ
も計数回路(17)およびマイクロコンピュータ(18)に
加えられている。また、(23)はある所定の階床であ
り、(24)は最下階の階床である。そして、(25)は最
下階検出器であって、これからの信号(25a)もマイク
ロコンピュータ(18)に加えられている。なお、(26)
はかご(11)に対するカムである。
例示図である。この第8図において、ロープ(13)の一
方の端部には釣り合いオモリ(12)が係合され、その他
方の端部にはかご(11)が係合されていて、これらの釣
り合いオモリ(12)およびかご(11)は、モータ(15)
で駆動されるシーブ(14)を介して懸垂されている。パ
ルスジェネレータ(16)からは、モータ(15)の回転数
に応じたパルスが発生されて、後段の計数回路(17)に
加えられる。この計数回路(17)からの信号(17a)は
マイクロコンピュータ(18)に加えられて、所要の処理
が施される。そして、モータ(15)、パルスジェネレー
タ(16)、計数回路(17)、マイクロコンピュータ(1
8)等からなるエレベータ制御装置には、電源(19)か
ら所要の電力が加えられる。また、(20)はプレートで
あり、(21)は第1位置検出器(DZD)、(22)は第2
位置検出器(DZU)であって、かご(11)に関連されて
おり、それぞれの信号(21a)および(22a)は、いずれ
も計数回路(17)およびマイクロコンピュータ(18)に
加えられている。また、(23)はある所定の階床であ
り、(24)は最下階の階床である。そして、(25)は最
下階検出器であって、これからの信号(25a)もマイク
ロコンピュータ(18)に加えられている。なお、(26)
はかご(11)に対するカムである。
このような従来の装置において、かご(11)の移動にと
もなう距離に関する情報は、シーブ(14)→モータ(1
5)→パルスジェネレータ(16)なる経路で伝達され
る。そして、このパルスジェネレータ(16)からはかご
(11)の移動距離に正確に比例した個数のパルスが発生
される。次いで、このパルスジェネレータ(16)からの
パルスは、計数回路(17)で計数されて、信号(17a)
としてマイクロコンピュータ(18)に取り込まれる。そ
して、このマイクロコンピュータ(18)においては、受
け入れた信号(17a)に基づいてかご(11)の現在位置
が演算される。
もなう距離に関する情報は、シーブ(14)→モータ(1
5)→パルスジェネレータ(16)なる経路で伝達され
る。そして、このパルスジェネレータ(16)からはかご
(11)の移動距離に正確に比例した個数のパルスが発生
される。次いで、このパルスジェネレータ(16)からの
パルスは、計数回路(17)で計数されて、信号(17a)
としてマイクロコンピュータ(18)に取り込まれる。そ
して、このマイクロコンピュータ(18)においては、受
け入れた信号(17a)に基づいてかご(11)の現在位置
が演算される。
ここに、前記のマイクロコンピュータ(18)において
は、ある一定の演算期間(例えば50msec)毎にある所定
の演算が実行される。また、このマイクロコンピュータ
(18)においては、かご(11)の現在位置の演算だけで
はなく、乗り場からの呼び、かご(11)からの呼び、ド
アの制御、全般的な運行管理等のための所要のシーケン
ス制御、モータ(15)の速度制御等のための演算も実行
される。
は、ある一定の演算期間(例えば50msec)毎にある所定
の演算が実行される。また、このマイクロコンピュータ
(18)においては、かご(11)の現在位置の演算だけで
はなく、乗り場からの呼び、かご(11)からの呼び、ド
アの制御、全般的な運行管理等のための所要のシーケン
ス制御、モータ(15)の速度制御等のための演算も実行
される。
かご(11)の現在位置に関する情報は、いうまでもな
く、エレベータを制御するための基本的な情報であっ
て、ある所定の呼び階までの残距離を検出したり、当該
呼び階までの基準速度指令信号を発生させるために必要
なものである。また、かご(11)や乗り場における各種
インジケータの点灯制御もこの情報に基づいて行われ
る。
く、エレベータを制御するための基本的な情報であっ
て、ある所定の呼び階までの残距離を検出したり、当該
呼び階までの基準速度指令信号を発生させるために必要
なものである。また、かご(11)や乗り場における各種
インジケータの点灯制御もこの情報に基づいて行われ
る。
第9図は、上記第8図におけるマイクロコンピュータ
(18)を示す詳細ブロック図である。この第9図におい
て、(91)はCPU(中央処理装置)、(92)は入力ポー
ト、(93)は出力ポート、(94)はROM、(95)はRAMで
あって、これらはバス(97)によって相互に接続されて
いる。また、(96)はRAM(95)のバックアップ用電源
部であって、例えば、適当な電池によって構成されてい
る。
(18)を示す詳細ブロック図である。この第9図におい
て、(91)はCPU(中央処理装置)、(92)は入力ポー
ト、(93)は出力ポート、(94)はROM、(95)はRAMで
あって、これらはバス(97)によって相互に接続されて
いる。また、(96)はRAM(95)のバックアップ用電源
部であって、例えば、適当な電池によって構成されてい
る。
このような構成のマイクロコンピュータ(18)におい
て、ROM(94)に格納されているものは、エレベータの
運行管理用プログラム、モータ(15)の速度制御用プロ
グラム、かご(11)の現在位置に関する演算用プログラ
ム等である。また、入力ポート(92)に加えられる信号
は、計数回路(17)からの信号(17a)、第1位置検出
器(DZD)(21)からの信号(21a)、第2位置検出器
(DZU)(22)からの信号(22a)、および、最下階検出
器(25)からの信号(25a)である。
て、ROM(94)に格納されているものは、エレベータの
運行管理用プログラム、モータ(15)の速度制御用プロ
グラム、かご(11)の現在位置に関する演算用プログラ
ム等である。また、入力ポート(92)に加えられる信号
は、計数回路(17)からの信号(17a)、第1位置検出
器(DZD)(21)からの信号(21a)、第2位置検出器
(DZU)(22)からの信号(22a)、および、最下階検出
器(25)からの信号(25a)である。
第10図は、前記第9図におけるRAM(95)を部分的に示
す詳細フォーマット図である。なお、この第10図におい
て建物の階数はNであるものとする。そして、各階につ
いて下記のように規定される。
す詳細フォーマット図である。なお、この第10図におい
て建物の階数はNであるものとする。そして、各階につ
いて下記のように規定される。
FLHD(0)〜FLHD(N−1): 第0階(最下階)から第(N−1)階(最上階)までに
ついての、各階床での第1位置検出器(DZD)(21)の
動作点。
ついての、各階床での第1位置検出器(DZD)(21)の
動作点。
FLHU(0)〜FLHU(N−1): 第0階(最下階)から第(N−1)階(最上階)までに
ついての、各階床での第2位置検出器(DZU)(22)の
動作点。
ついての、各階床での第2位置検出器(DZU)(22)の
動作点。
FLHL(0)=FLHL(N−1): FLHD(0)〜FLHD(N−1)とFLHU(0)〜FLHU(N−
1)とについて、下記の演算式によって求めた値。
1)とについて、下記の演算式によって求めた値。
I=0〜N−1について: FLHL(I)=1/2[FLHD(I)+FLHU(I)] ここで、 FLHDおよびFLHU: それぞれに、最下階を基準として、かごを当該最下階か
ら上昇走行させたときの、パルスジェネレータ(16)か
ら発生されたパルス数の積算値に相当するもの SYNC: かごの現在位置(パルスジェネレータ(16)のパルス数
を基準としている)。いま、例えば、かごの移動距離1m
m毎にパルスジェネレータ(16)から1個のパルスが発
生されるものとする。そして、かごが最下階から12,385
mの位置を走行しているとすると、このときのSYNCの値
は12,385ということになる。
ら上昇走行させたときの、パルスジェネレータ(16)か
ら発生されたパルス数の積算値に相当するもの SYNC: かごの現在位置(パルスジェネレータ(16)のパルス数
を基準としている)。いま、例えば、かごの移動距離1m
m毎にパルスジェネレータ(16)から1個のパルスが発
生されるものとする。そして、かごが最下階から12,385
mの位置を走行しているとすると、このときのSYNCの値
は12,385ということになる。
FSY: かごの現在階(建物の階床(0〜N−1)に対応してい
る)。即ち、建物の階床に対応するかごの現在階を示す
ものである。例えば、対象の建物の階床数がNであると
すれば、FSY=0〜N−1なる値をとることになる。
る)。即ち、建物の階床に対応するかごの現在階を示す
ものである。例えば、対象の建物の階床数がNであると
すれば、FSY=0〜N−1なる値をとることになる。
第11図は、各階床についての階床レベル(11B)、FLHD
に相当する位置点(11A)、および、FLHUに相当する位
置点(11C)の相互関係を例示するグラフ図である。こ
こに、例えば、第2位置検出器(DZU)(22)からの出
力に関する動作点は、低下150mm〜床上250mmであり、ま
た、第1位置検出器(DZD)(21)からの出力に関する
動作点は、床下250mm〜床上150mmである。
に相当する位置点(11A)、および、FLHUに相当する位
置点(11C)の相互関係を例示するグラフ図である。こ
こに、例えば、第2位置検出器(DZU)(22)からの出
力に関する動作点は、低下150mm〜床上250mmであり、ま
た、第1位置検出器(DZD)(21)からの出力に関する
動作点は、床下250mm〜床上150mmである。
第12図は、前記第9図におけるROM(94)に格納されて
いるプログラムの実行を説明するためのフローチャート
図であって、かごの現在位置を演算するための手法が示
されている。この第12図において、SYNCおよびFSYにつ
いては前記第10図で説明されており、ここでは改めて説
明しない。
いるプログラムの実行を説明するためのフローチャート
図であって、かごの現在位置を演算するための手法が示
されている。この第12図において、SYNCおよびFSYにつ
いては前記第10図で説明されており、ここでは改めて説
明しない。
DP: マイクロコンピュータ(18)に入力されるパルス数。い
ま、このマイクロコンピュータ(18)が、例えば、50ms
ecの周期で演算しているものとすると、この50msecの間
にパルスジェネレータ(16)→計数回路(17)→マイク
ロコンピュータ(18)の経路で入力されるパルス数を表
す。
ま、このマイクロコンピュータ(18)が、例えば、50ms
ecの周期で演算しているものとすると、この50msecの間
にパルスジェネレータ(16)→計数回路(17)→マイク
ロコンピュータ(18)の経路で入力されるパルス数を表
す。
以下、第12図のフローチャート図に即して、ROM(94)
に格納されているプログラムの実行を説明する。まず、
ステップ(S121)において、かご(11)が走行中である
か否かの判定がなされる。ここで、かご(11)が走行中
であると判定されたときには、ステップ(S122)に移行
して、当該かご(11)が上昇(UP)走行中か下降(DOW
N)走行中かが判定される。ここで上昇走行中であると
判定されたときにはステップ(S123)に移行し、これに
対して、下降走行中であると判定されたときにはステッ
プ(S126)に移行する。
に格納されているプログラムの実行を説明する。まず、
ステップ(S121)において、かご(11)が走行中である
か否かの判定がなされる。ここで、かご(11)が走行中
であると判定されたときには、ステップ(S122)に移行
して、当該かご(11)が上昇(UP)走行中か下降(DOW
N)走行中かが判定される。ここで上昇走行中であると
判定されたときにはステップ(S123)に移行し、これに
対して、下降走行中であると判定されたときにはステッ
プ(S126)に移行する。
いま、かご(11)が上昇走行中であると判定されたとす
ると、ステップ(S123)において、次の演算を実行する
ことにより、かご(11)の現在位置SYNCが求められる。
ると、ステップ(S123)において、次の演算を実行する
ことにより、かご(11)の現在位置SYNCが求められる。
SYNC←SYNC+DP 次のステップ(S124)においては、次の演算を実行する
ことにより、SYNCが各階床の中間点を越えたか否かが判
定される。
ことにより、SYNCが各階床の中間点を越えたか否かが判
定される。
SYNC=(1/2)[FLHL(FSY)+FLHL(FSY+1)] そして、SYNCが各階床の中間点を越えたと判定されたと
きには、次のステップ(S125)に移行して、かご(11)
の現在階を下記のようにする。
きには、次のステップ(S125)に移行して、かご(11)
の現在階を下記のようにする。
FSY←FSY+1 これに対して、かご(11)が下降走行中であると判定さ
れたときにはステップ(S126)に移行して、かご(11)
の現在位置SYNCが次のようにして求められる。
れたときにはステップ(S126)に移行して、かご(11)
の現在位置SYNCが次のようにして求められる。
SYNC←SYNC-DP 次のステップ(S127)においては、次の演算を実行する
ことにより、SYNCが各階床の中間点を越えたか否かが判
定される。
ことにより、SYNCが各階床の中間点を越えたか否かが判
定される。
SYNC=1/2[FLHL(FSY−1)+FLHL(FSY)] そして、SYNCが各階床の中間点を越えたと判定されたと
きには、次のステップ(S128)に移行して、かご(11)
の現在階を下記のようにする。
きには、次のステップ(S128)に移行して、かご(11)
の現在階を下記のようにする。
FSY←FSY−1 第13図は、従来のエレベータ制御装置における欠点を原
理的に示すグラフ図である。この第13図において、横軸
は時間(t)軸であり、また、縦軸はかご(11)の速度
(Vt)軸である。いま、時点t0でかご(11)が動き始め
て時点t1まで加速され、この時点t1以降は一定速度で移
動しているものとする。ところが、何等かの理由によ
り、時点t2において停電が発生したとすると、この時点
t2以降は減速されて、例えば、時点t3において停止する
ことになる。また、エレベータ制御装置への給電も即座
に断たれ、この結果として、当該エレベータ制御装置の
主要部としてのパルスジェネレータ(16)、計数回路
(17)およびマイクロコンピュータ(18)も直ちにその
動作を停止してしまうことになる。従って、この第13図
に示されているように、かご(11)が速度(Vt)で走行
しているときに停電が発生したとすると、斜線で示す面
積(131)が、かご(11)の現在位置の演算には反映さ
れなくなる。このため、前記の停電以前におけるかご
(11)の現在位置に対応するSYNC値を、RAM(95)(電
池電源(96)でバックアップされている)に格納してあ
ったとしても、この値を電源(19)の復旧時に使用すれ
ば、前記の斜線による面積(131)分だけの狂いが生じ
てしまうことになる。
理的に示すグラフ図である。この第13図において、横軸
は時間(t)軸であり、また、縦軸はかご(11)の速度
(Vt)軸である。いま、時点t0でかご(11)が動き始め
て時点t1まで加速され、この時点t1以降は一定速度で移
動しているものとする。ところが、何等かの理由によ
り、時点t2において停電が発生したとすると、この時点
t2以降は減速されて、例えば、時点t3において停止する
ことになる。また、エレベータ制御装置への給電も即座
に断たれ、この結果として、当該エレベータ制御装置の
主要部としてのパルスジェネレータ(16)、計数回路
(17)およびマイクロコンピュータ(18)も直ちにその
動作を停止してしまうことになる。従って、この第13図
に示されているように、かご(11)が速度(Vt)で走行
しているときに停電が発生したとすると、斜線で示す面
積(131)が、かご(11)の現在位置の演算には反映さ
れなくなる。このため、前記の停電以前におけるかご
(11)の現在位置に対応するSYNC値を、RAM(95)(電
池電源(96)でバックアップされている)に格納してあ
ったとしても、この値を電源(19)の復旧時に使用すれ
ば、前記の斜線による面積(131)分だけの狂いが生じ
てしまうことになる。
そこで、この種の従来のエレベータ制御装置において
は、かごを一旦最下階まで運行するようにされており、
この最下階に向かうときの減速は、所定の終端階減速装
置(図示されない)によって実行される。そして、かご
が最下階に着床すると、前記第8図における最下階検出
器(25)がかご(11)のカム(26)と係合し、これに対
応する信号がマイクロコンピュータ(18)に入力され
る。
は、かごを一旦最下階まで運行するようにされており、
この最下階に向かうときの減速は、所定の終端階減速装
置(図示されない)によって実行される。そして、かご
が最下階に着床すると、前記第8図における最下階検出
器(25)がかご(11)のカム(26)と係合し、これに対
応する信号がマイクロコンピュータ(18)に入力され
る。
そして、 SYNC←FLHL(0) FSY←0 なる操作を施すことにより、かご(11)の現在位置およ
びこのかご(11)に対応する現在階が修正されることに
なる。
びこのかご(11)に対応する現在階が修正されることに
なる。
もっとも、このような従来のエレベータ制御装置におい
ても、かごの停止中に停電が発生したときには、前記第
13図に示されているような狂いを生じることはない。従
って、このようなときには、電源が復旧した時点におけ
るSYNCおよびFSYの値(第10図)をそのままで使用する
ことができる。
ても、かごの停止中に停電が発生したときには、前記第
13図に示されているような狂いを生じることはない。従
って、このようなときには、電源が復旧した時点におけ
るSYNCおよびFSYの値(第10図)をそのままで使用する
ことができる。
以上の説明から認められるように、この種の従来のエレ
ベータ制御装置には次のような幾つかの欠点がある。即
ち、 (1) かごの走行中に停電が発生すると、電源が復旧
したときの当該かごの現在位置および対応の現在階に関
する情報に狂いを生じる。
ベータ制御装置には次のような幾つかの欠点がある。即
ち、 (1) かごの走行中に停電が発生すると、電源が復旧
したときの当該かごの現在位置および対応の現在階に関
する情報に狂いを生じる。
(2) 前記(1)における狂いを補正するためには、
かごを一旦基準階(例えば最下階)まで運行して、この
基準階におけるかごの現在位置および対応の現在階に関
する情報を修正せねばならない。このために、電源が復
旧しても、これに応じて即座にエレベータを通常のサー
ビス業務に復帰させることができず、基準階までの無用
の運行が強制されることになる。
かごを一旦基準階(例えば最下階)まで運行して、この
基準階におけるかごの現在位置および対応の現在階に関
する情報を修正せねばならない。このために、電源が復
旧しても、これに応じて即座にエレベータを通常のサー
ビス業務に復帰させることができず、基準階までの無用
の運行が強制されることになる。
[発明が解決しようとする課題] 上記された従来のエレベータ制御装置においては、 (1):かごの走行中に停電が発生すると、電源が復旧
したときの当該かごの現在位置および対応の現在階に関
する情報に狂いを生じること; (2):前記された狂いを補正するためには、かごを一
旦基準階(例えば最下階)まで運行して、この基準階に
おけるかごの現在位置および対応の現在階に関する情報
を修正せねばならず、電源が復旧しても、これに応じて
即座にエレベータを通常のサービス業務に復帰させるこ
とが不可能であって、基準階までの無用の運行が強制さ
れること; (3):かごが走行中に停電が発生したときに、当該か
ごが完全に停止するまでの、相当に高価なバックアップ
用電源装置を付設する必要があること; という問題点があった。
したときの当該かごの現在位置および対応の現在階に関
する情報に狂いを生じること; (2):前記された狂いを補正するためには、かごを一
旦基準階(例えば最下階)まで運行して、この基準階に
おけるかごの現在位置および対応の現在階に関する情報
を修正せねばならず、電源が復旧しても、これに応じて
即座にエレベータを通常のサービス業務に復帰させるこ
とが不可能であって、基準階までの無用の運行が強制さ
れること; (3):かごが走行中に停電が発生したときに、当該か
ごが完全に停止するまでの、相当に高価なバックアップ
用電源装置を付設する必要があること; という問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たものであって、停電から復旧したとき、かごの現在位
置およびこの現在位置に対応する階高に関する情報に狂
いが発生せず、また、即座にエレベータを通常のサービ
ス業務に復帰させることのできるエレベータ制御装置を
得ることを目的とする。
たものであって、停電から復旧したとき、かごの現在位
置およびこの現在位置に対応する階高に関する情報に狂
いが発生せず、また、即座にエレベータを通常のサービ
ス業務に復帰させることのできるエレベータ制御装置を
得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るエレベータ制御装置は、 かごの走行にともなって、かごの走行距離に比例した数
のパルスを発生するパルスジェネレータ; パルスジェネレータからのパルス数を計算することによ
り、かごの現在位置を演算するかご現在位置演算手段; かごの移動速度と停電が発生して空走するかごの移動距
離との対応関係を予め記憶した空走距離メモリ手段; かごの走行中に停電が発生したとき、かごのパルス数お
よび空走距離メモリ手段に記憶されている対応関係に基
づいてかごの空走距離を求めて、かごの現在位置に加算
することにより空走するかごの予測停止位置を演算する
予測停止位置演算手段; 予測停止位置演算手段からの出力であるかごの予測停止
位置データを記憶させておく、電源によりバックアップ
され停電時にもデータ保持可能な読み取り書き込み型メ
モリとしての第1メモリ手段; パルスジェネレータからのパルス数を基準として、建物
に対するエレベータの階床毎の階床位置データを予め記
憶させておく階高メモリとしての第2メモリ手段;およ
び、 電源が復旧してかごが停止していることを確認した後に
第1メモリ手段および第2メモリ手段からのデータに基
づいて、かごの現在位置およびかごの現在位置に対応す
る階高を求める停電時かご位置算出手段を備えたもので
ある。
のパルスを発生するパルスジェネレータ; パルスジェネレータからのパルス数を計算することによ
り、かごの現在位置を演算するかご現在位置演算手段; かごの移動速度と停電が発生して空走するかごの移動距
離との対応関係を予め記憶した空走距離メモリ手段; かごの走行中に停電が発生したとき、かごのパルス数お
よび空走距離メモリ手段に記憶されている対応関係に基
づいてかごの空走距離を求めて、かごの現在位置に加算
することにより空走するかごの予測停止位置を演算する
予測停止位置演算手段; 予測停止位置演算手段からの出力であるかごの予測停止
位置データを記憶させておく、電源によりバックアップ
され停電時にもデータ保持可能な読み取り書き込み型メ
モリとしての第1メモリ手段; パルスジェネレータからのパルス数を基準として、建物
に対するエレベータの階床毎の階床位置データを予め記
憶させておく階高メモリとしての第2メモリ手段;およ
び、 電源が復旧してかごが停止していることを確認した後に
第1メモリ手段および第2メモリ手段からのデータに基
づいて、かごの現在位置およびかごの現在位置に対応す
る階高を求める停電時かご位置算出手段を備えたもので
ある。
[作用] この発明においては、かごの走行中に停電が発生したと
き、かごのパルス数および空走距離メモリ手段に予め記
憶されているかごの移動速度と停電が発生して空走する
かごの移動距離との対応関係に基づいてかごの空走距離
を求め、かごの現在位置に加算することにより、空走す
るかごの予測停止位置を求めることができる。
き、かごのパルス数および空走距離メモリ手段に予め記
憶されているかごの移動速度と停電が発生して空走する
かごの移動距離との対応関係に基づいてかごの空走距離
を求め、かごの現在位置に加算することにより、空走す
るかごの予測停止位置を求めることができる。
また、かごの走行中に停電が発生しても、かごを建物の
基準階(例えば最下階)まで移動させることを必要とす
ることなく、電源が復旧してかごが停止していることを
確認した後に、かごの現在位置およびかごの現在位置に
対応する階高を求めることができる。
基準階(例えば最下階)まで移動させることを必要とす
ることなく、電源が復旧してかごが停止していることを
確認した後に、かごの現在位置およびかごの現在位置に
対応する階高を求めることができる。
[実施例] 第1図は、この発明の実施例であるエレベータ制御装置
の主要部を原理的に示すブロック図である。この第1図
において、予測停止位置演算手段(1)はかごの予測さ
れる停止位置データを算出するためのものである。第1
メモリ手段(2)は前記予測停止位置演算手段(1)で
算出された予測停止位置データを記憶しておくためのRA
Mであって、適当な電池電源(2A)によってバックアッ
プされている。そして、第2メモリ手段(3)は階高メ
モリとしての機能を果たすものであって、これらの詳細
は後述の第3図に示されている。停電時かご位置修正演
算手段(4)は、その運行中に停電が発生したときのか
ごの位置を修正する演算を行うためのものである。そし
て、かごの現在位置演算手段(5)は前記の停電時かご
位置修正演算手段(4)による修正演算の結果に基づい
て、かごの現在位置を演算するためのものである。
の主要部を原理的に示すブロック図である。この第1図
において、予測停止位置演算手段(1)はかごの予測さ
れる停止位置データを算出するためのものである。第1
メモリ手段(2)は前記予測停止位置演算手段(1)で
算出された予測停止位置データを記憶しておくためのRA
Mであって、適当な電池電源(2A)によってバックアッ
プされている。そして、第2メモリ手段(3)は階高メ
モリとしての機能を果たすものであって、これらの詳細
は後述の第3図に示されている。停電時かご位置修正演
算手段(4)は、その運行中に停電が発生したときのか
ごの位置を修正する演算を行うためのものである。そし
て、かごの現在位置演算手段(5)は前記の停電時かご
位置修正演算手段(4)による修正演算の結果に基づい
て、かごの現在位置を演算するためのものである。
第2図は、この発明の実施例であるエレベータ制御装置
の全体的な構成の例示図である。そして、この第2図に
示されているものは、最下階検出器(25)が設けられて
いないこと、および、かご(11)にカム(26)が備えら
れていないことを除き、前記第8図における従来例装置
と同様のものである。また、この第2図のものにおける
マイクロコンピュータ(18A)に加えられる信号は、計
数回路(17)からの信号(17a)、第1位置検出器(DZ
D)(21)からの信号(21a)、および、第2位置検出器
(DZU)(22)からの信号(22a)だけである。
の全体的な構成の例示図である。そして、この第2図に
示されているものは、最下階検出器(25)が設けられて
いないこと、および、かご(11)にカム(26)が備えら
れていないことを除き、前記第8図における従来例装置
と同様のものである。また、この第2図のものにおける
マイクロコンピュータ(18A)に加えられる信号は、計
数回路(17)からの信号(17a)、第1位置検出器(DZ
D)(21)からの信号(21a)、および、第2位置検出器
(DZU)(22)からの信号(22a)だけである。
第3図は、前記第1図における第1メモリ手段(2)お
よび第2メモリ手段(3)を部分的に示す詳細フォーマ
ット図である。そして、この第3図においても建物の階
数はNであるものとされており、また、PRESがかごの予
測停止位置を表わすデータであることを除き、前記第10
図の場合と同様な規定がなされている。
よび第2メモリ手段(3)を部分的に示す詳細フォーマ
ット図である。そして、この第3図においても建物の階
数はNであるものとされており、また、PRESがかごの予
測停止位置を表わすデータであることを除き、前記第10
図の場合と同様な規定がなされている。
第4図は、上記実施例における予測停止位置演算手段
(1)の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。なお、ここでの動作のために使用されるプログラム
は所定のROMに格納されているものであり、また、ここ
での動作は、前記第12図におけるかごの現在位置の演算
に続けて実行されるものである。
(1)の動作を説明するためのフローチャート図であ
る。なお、ここでの動作のために使用されるプログラム
は所定のROMに格納されているものであり、また、ここ
での動作は、前記第12図におけるかごの現在位置の演算
に続けて実行されるものである。
以下に、前記予測停止位置演算手段(1)の動作につい
て説明する。まず、ステップ(S41)において、かご(1
1)が走行中であるか否かが判定される。ここで、かご
(11)が走行中であると判定されたときには、次のステ
ップ(S42)において、かご(11)が上昇走行中である
か否かが判定される。そして、上昇走行中であると判定
されたときにはステップ(S43)へ移行して、このとき
の予測停止位置PRESは次のようにして演算される。
て説明する。まず、ステップ(S41)において、かご(1
1)が走行中であるか否かが判定される。ここで、かご
(11)が走行中であると判定されたときには、次のステ
ップ(S42)において、かご(11)が上昇走行中である
か否かが判定される。そして、上昇走行中であると判定
されたときにはステップ(S43)へ移行して、このとき
の予測停止位置PRESは次のようにして演算される。
PRES←SYNC+SL(DP) これに対して、下降走行中であると判定されたときには
ステップ(S44)へ移行して、このときの予測停止位置P
RESは次のようにして演算される。
ステップ(S44)へ移行して、このときの予測停止位置P
RESは次のようにして演算される。
PRES←SYNC-SL(DP) なお、この第4図において: SYNC:前記第12図におけるフローチャートに基づいて
(かごの現在位置演算手段により)求めたもの。
(かごの現在位置演算手段により)求めたもの。
SL:第2図におけるマイクロコンピュータ(18A)内の所
定のROMに格納されたテーブル・データ。
定のROMに格納されたテーブル・データ。
DP:前記第2図において、パルスジェネレータ(16)→
計数回路(17)→マイクロコンピュータ(18A)の経路
で取り込まれた、当該マイクロコンピュータ(18A)の
演算周期毎のパルス数。
計数回路(17)→マイクロコンピュータ(18A)の経路
で取り込まれた、当該マイクロコンピュータ(18A)の
演算周期毎のパルス数。
SL(DP):DPをパラメータとした関数テーブル(前記所
定のROMに格納されている)を示す記号表示。
定のROMに格納されている)を示す記号表示。
ただし、電源が正常であるときには、この演算は常時実
行されている。
行されている。
第5図は、前記第4図におけるSL(DP)の意味に関する
説明図である。
説明図である。
まず、その中の第5図(A)についてみると: (1) 横軸のDPは、マイクロプロセッサの演算周期
(例えば50msec)毎のパルス数を表わすものであり、従
ってかごの移動速度に対応している。
(例えば50msec)毎のパルス数を表わすものであり、従
ってかごの移動速度に対応している。
(2) 縦軸のSLは、速度DPでかごが移動している時点
で停電が発生したときの、停電中に空走するかごの移動
距離が対応している。
で停電が発生したときの、停電中に空走するかごの移動
距離が対応している。
(3) 従って、一般的には、かごの移動中に停電が作
動すると、これに応じて機械的なブレーキが作動して、
一定減速度βで減速するので、次の関係式が成立する。
動すると、これに応じて機械的なブレーキが作動して、
一定減速度βで減速するので、次の関係式が成立する。
S=Vt 2/2β ただし、 S:かごの空走距離、 β:ブレーキの減速度、 Vt:かごの走行速度。
(4) そして、上式は次のように変形される。
SL=(K/2β)・(DP)2 (5) この第5図(A)のグラフ図は、上記の変形さ
れた式に基づいて描かれたものである。
れた式に基づいて描かれたものである。
次に、その中の第5図(B)についてみると: (1) これは、第5図(A)に示されているグラフ図
における関係式について、テーブル式に所定のROMに格
納したときのフォーマット例示図である。
における関係式について、テーブル式に所定のROMに格
納したときのフォーマット例示図である。
(2) 即ち、当該テーブルのアドレス(番地)が対応
のDPとして指定されることになる。
のDPとして指定されることになる。
第6図は、上記実施例における停電時かご位置修正演算
手段(4)により実行される動作を示すフローチャート
図である。
手段(4)により実行される動作を示すフローチャート
図である。
まず、ステップ(S61)において、停電が終わり、電源
が復旧した直後であるか否かの判定がなされる。そし
て、電源が復旧した直後であると判定されたときには、
次のステップ(S62)に移行して、DP(かごの走行パル
ス)が0になるまで、即ち、かごが停止していることが
確認されるまで待機する。このようにする理由は、かご
の走行中に瞬時停電が発生して、その直後に復旧したと
しても、当該かごの現在位置に狂いが生じないようにす
るためである。このステップ(S62)においてDPが0に
なったと判定されたときには、次に続くステップ(S6
3)に移行して、 SYNC←PRES FSY←FSY とすることにより、かごの現在位置を復旧させる(ここ
でのPRES、FSY等は、前記第3図に示されているよう
な、所定のRAMに格納されているものとする)。
が復旧した直後であるか否かの判定がなされる。そし
て、電源が復旧した直後であると判定されたときには、
次のステップ(S62)に移行して、DP(かごの走行パル
ス)が0になるまで、即ち、かごが停止していることが
確認されるまで待機する。このようにする理由は、かご
の走行中に瞬時停電が発生して、その直後に復旧したと
しても、当該かごの現在位置に狂いが生じないようにす
るためである。このステップ(S62)においてDPが0に
なったと判定されたときには、次に続くステップ(S6
3)に移行して、 SYNC←PRES FSY←FSY とすることにより、かごの現在位置を復旧させる(ここ
でのPRES、FSY等は、前記第3図に示されているよう
な、所定のRAMに格納されているものとする)。
第7図は、上記実施例における停電時かご位置修正演算
手段(4)により実行される動作を示す別のフローチャ
ート図である。
手段(4)により実行される動作を示す別のフローチャ
ート図である。
一般に、停電によってかごが階間に停止した場合には、
最寄り階までかごを低速で自動的に走行させている。そ
こで、当該かごが最寄り階に停止した後でなされる動作
の実行過程について、前記第7図のフローチャート図に
即して説明する。
最寄り階までかごを低速で自動的に走行させている。そ
こで、当該かごが最寄り階に停止した後でなされる動作
の実行過程について、前記第7図のフローチャート図に
即して説明する。
この第7図において: まず、ステップ(S71)において次の判定がなされる。
即ち、かごが停止しており、かつ、このかごが第2位置
検出器DZU(22)と第1位置検出器DZD(21)とのAND[D
ZU∧DZD]ゾーンにあるか否かの判定がなされる。
即ち、かごが停止しており、かつ、このかごが第2位置
検出器DZU(22)と第1位置検出器DZD(21)とのAND[D
ZU∧DZD]ゾーンにあるか否かの判定がなされる。
一般に、かごが[DZU∧DZD]のゾーンにあるときには、
ドアが開閉動作できるゾーンにあることであり、従って
乗客の出入りは可能である。また、このゾーンから起動
するときには高速運転が可能である。即ち、このような
状態にあるときには、通常の運行サービスをすることが
できる。
ドアが開閉動作できるゾーンにあることであり、従って
乗客の出入りは可能である。また、このゾーンから起動
するときには高速運転が可能である。即ち、このような
状態にあるときには、通常の運行サービスをすることが
できる。
そして、先のステップ(S71)で、かごが[DZU∧DZD]
のゾーンにあると判定されたときには、後続のステップ
(S72)に移行するが、このときの、停電が回復した後
での低速の自動運転によるかごの移動距離は、前記第12
図におけるかごの現在位置演算の手法によって得られた
値に相当するものである。
のゾーンにあると判定されたときには、後続のステップ
(S72)に移行するが、このときの、停電が回復した後
での低速の自動運転によるかごの移動距離は、前記第12
図におけるかごの現在位置演算の手法によって得られた
値に相当するものである。
そして、ここでのSYNCおよびFSYはこのステップ(S72)
において次のように求められる。
において次のように求められる。
ここで、FSYについてみると、‖SYNC-FLHL(I)‖を、
I=0〜N−1についてそれぞれに比較し、その絶対値
が最小となるIを求める。
I=0〜N−1についてそれぞれに比較し、その絶対値
が最小となるIを求める。
そして、、上記FSYに対応する階高メモリ値FLHL(FSY)
をSYNCに修正する。(結局、低速の自動運転後に、階高
メモリの中からかごに最も近い階をFSYに、その階床位
置をSYNCに修正する。) また、かごの走行中に停電があったときには、当該かご
が停止すると予測される位置を予め演算で求めてあるこ
とから、実際のかごの停止位置とは正確には一致しない
(その主たる原因は、機械的ブレーキによる減速度のバ
ラツキ(摩擦係数の変化)にある)ために、このような
修正が必要となってくる。
をSYNCに修正する。(結局、低速の自動運転後に、階高
メモリの中からかごに最も近い階をFSYに、その階床位
置をSYNCに修正する。) また、かごの走行中に停電があったときには、当該かご
が停止すると予測される位置を予め演算で求めてあるこ
とから、実際のかごの停止位置とは正確には一致しない
(その主たる原因は、機械的ブレーキによる減速度のバ
ラツキ(摩擦係数の変化)にある)ために、このような
修正が必要となってくる。
(1) なお、上記実施例においては、 PRES←SYNC+SL(DP) なる操作により予測停止位置を求める場合について説明
したけれども、ここでのDPに代えて基準速度指令値PAT
を用いることもできる。
したけれども、ここでのDPに代えて基準速度指令値PAT
を用いることもできる。
一般に、エレベータのかごは、基準速度指令値PATとか
ごの速度との偏差に基づき、フィードバック制御をされ
て走行するものである。また、ここでの基準速度指令値
PATは、マイクロコンピュータによる所定の演算の実行
で得られることから、このマイクロコンピュータからの
基準速度指令値PATを直接用いることもできる。
ごの速度との偏差に基づき、フィードバック制御をされ
て走行するものである。また、ここでの基準速度指令値
PATは、マイクロコンピュータによる所定の演算の実行
で得られることから、このマイクロコンピュータからの
基準速度指令値PATを直接用いることもできる。
(2) また、前記第7図においては、低速自動運転の
終了後に、かごの現在位置、かごの現在階を修正するも
のとして説明されているけれども、これに代えて次のよ
うにすることもできる。
終了後に、かごの現在位置、かごの現在階を修正するも
のとして説明されているけれども、これに代えて次のよ
うにすることもできる。
即ち、かごが低速で自動的に走行しているときに、第2
位置検出器DU(または第1位置検出器DZD)からの信号
を用いて、DZU信号(またはDZD信号)の立ち上がりを検
出し、 FSY←{I|0≦I≦N−1, Min‖SYNC-FLHU(I)‖} または、 FSY←{I|0≦I≦N−1, Min‖SYNC-FLHD(I)‖} SYNC←FLHU(I) または、 SYNC←FLHD(I) のようにして修正することもできる。
位置検出器DU(または第1位置検出器DZD)からの信号
を用いて、DZU信号(またはDZD信号)の立ち上がりを検
出し、 FSY←{I|0≦I≦N−1, Min‖SYNC-FLHU(I)‖} または、 FSY←{I|0≦I≦N−1, Min‖SYNC-FLHD(I)‖} SYNC←FLHU(I) または、 SYNC←FLHD(I) のようにして修正することもできる。
(3) 更に、前記第5図におけるSL対DPの関係は、よ
り細分化して求めることも考えられる。
り細分化して求めることも考えられる。
即ち、 (i) ブレーキのデッドタイムも含めて、 S=Vt 2+Vttd(tdはデッドタイム) とし、また、 (ii) エレベータの加速中/減速中に分けて、制御系
の遅れ時間を加味する、 ようにすることもできる。
の遅れ時間を加味する、 ようにすることもできる。
更に、かごの走行中の停電がある所定の許容された回数
を超えて発生したときには、前記かごを基準階(例えば
最下階)まで移動させて、前記基準階に対応する前記か
ごの現在位置および現在階に関するデータを対応のメモ
リに改めて設定することもできる。
を超えて発生したときには、前記かごを基準階(例えば
最下階)まで移動させて、前記基準階に対応する前記か
ごの現在位置および現在階に関するデータを対応のメモ
リに改めて設定することもできる。
[発明の効果] この発明によれば、 前記かごの移動速度と停電が発生して空走する前記かご
の移動距離との対応関係を予め記憶した空走距離メモリ
手段;および 前記かごの走行中に停電が発生したとき、前記かごのパ
ルス数および前記空走距離メモリ手段に記憶されている
対応関係に基づいて前記かごの空走距離を求めて、前記
かごの現在位置に加算することにより空走する前記かご
の予測停止位置を演算する予測停止位置演算手段を備え
たので、停電から復旧したときにも、かごの現在位置お
よびこの現在位置に対応する階高に関する情報に狂いが
発生しない。
の移動距離との対応関係を予め記憶した空走距離メモリ
手段;および 前記かごの走行中に停電が発生したとき、前記かごのパ
ルス数および前記空走距離メモリ手段に記憶されている
対応関係に基づいて前記かごの空走距離を求めて、前記
かごの現在位置に加算することにより空走する前記かご
の予測停止位置を演算する予測停止位置演算手段を備え
たので、停電から復旧したときにも、かごの現在位置お
よびこの現在位置に対応する階高に関する情報に狂いが
発生しない。
また、かごが停止していることを確認した後に前記第1
メモリ手段および第2メモリ手段からのデータにも基づ
いて、前記かごの現在位置および前記かごの現在位置に
対応する階高を求める停電時かご位置算出手段を備えた
ので、 電源が復旧したとき、かごを一旦基準階まで走行させ
て、この基準階においてかごの現在位置を修正するとい
う無駄な動作が排除され、即座にエレベータを通常のサ
ービス業務に復帰させることができる。
メモリ手段および第2メモリ手段からのデータにも基づ
いて、前記かごの現在位置および前記かごの現在位置に
対応する階高を求める停電時かご位置算出手段を備えた
ので、 電源が復旧したとき、かごを一旦基準階まで走行させ
て、この基準階においてかごの現在位置を修正するとい
う無駄な動作が排除され、即座にエレベータを通常のサ
ービス業務に復帰させることができる。
第1図は、この発明の実施例であるエレベータ制御装置
の主要部を原理的に示すブロック図、第2図は、この発
明の実施例であるエレベータ制御装置の全体的な構成の
例示図、第3図は、前記第1図における第1、第2メモ
リ手段(2)、(3)を部分的に示す詳細フォーマット
図、第4図は、上記実施例における予測停止位置演算手
段(1)の動作を説明するためのフローチャート図、第
5図は、前記第4図におけるSL(DP)の意味に関する説
明図、第6図および第7図は、上記実施例における停電
時かご位置修正演算手段(4)により実行される動作を
示すフローチャート図、第8図は、従来のエレベータ制
御装置の全体的な構成の例示図、第9図は、上記第8図
におけるマイクロコンピュータ(18)を示す詳細ブロッ
ク図、第10図は、前記第9図におけるRAM(95)を部分
的に示す詳細フォーマット図、第11図は、各階床につい
ての階床レベル、FLHDに相当する位置点およびFLHUに相
当する位置点の相互関係を例示するグラフ図、第12図
は、前記第9図におけるROM(94)に格納されているプ
ログラムの実行を説明するためのフローチャート図、第
13図は、従来のエレベータ制御装置における欠点を原理
的に示すグラフ図である。 (1)は予測停止位置演算手段、(2)は第1メモリ手
段(読み書き可能メモリ)、(2A)はバックアップ用
(電池)電源、(3)は第2メモリ手段(階高メモ
リ)、(4)は停電時かご位置修正演算手段、(5)は
かご現在位置演算手段。 なお、図中で同一符号が付されたものは同一または相当
のものを示す。
の主要部を原理的に示すブロック図、第2図は、この発
明の実施例であるエレベータ制御装置の全体的な構成の
例示図、第3図は、前記第1図における第1、第2メモ
リ手段(2)、(3)を部分的に示す詳細フォーマット
図、第4図は、上記実施例における予測停止位置演算手
段(1)の動作を説明するためのフローチャート図、第
5図は、前記第4図におけるSL(DP)の意味に関する説
明図、第6図および第7図は、上記実施例における停電
時かご位置修正演算手段(4)により実行される動作を
示すフローチャート図、第8図は、従来のエレベータ制
御装置の全体的な構成の例示図、第9図は、上記第8図
におけるマイクロコンピュータ(18)を示す詳細ブロッ
ク図、第10図は、前記第9図におけるRAM(95)を部分
的に示す詳細フォーマット図、第11図は、各階床につい
ての階床レベル、FLHDに相当する位置点およびFLHUに相
当する位置点の相互関係を例示するグラフ図、第12図
は、前記第9図におけるROM(94)に格納されているプ
ログラムの実行を説明するためのフローチャート図、第
13図は、従来のエレベータ制御装置における欠点を原理
的に示すグラフ図である。 (1)は予測停止位置演算手段、(2)は第1メモリ手
段(読み書き可能メモリ)、(2A)はバックアップ用
(電池)電源、(3)は第2メモリ手段(階高メモ
リ)、(4)は停電時かご位置修正演算手段、(5)は
かご現在位置演算手段。 なお、図中で同一符号が付されたものは同一または相当
のものを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】かごの走行にともなって、前記かごの走行
距離に比例した数のパルスを発生するパルスジェネレー
タ; 前記パルスジェネレータからのパルス数を計算すること
により、前記かごの現在位置を演算するかご現在位置演
算手段; 前記かごの移動速度と停電が発生して空走する前記かご
の移動距離との対応関係を予め記憶した空走距離メモリ
手段; 前記かごの走行中に停電が発生したとき、前記かごのパ
ルス数および前記空走距離メモリ手段に記憶されている
対応関係に基づいて前記かごの空走距離を求めて、前記
かごの現在位置に加算することにより空走する前記かご
の予測停止位置を演算する予測停止位置演算手段; 前記予測停止位置演算手段からの出力である前記かごの
予測停止位置データを記憶させておく、電源によりバッ
クアップされ停電時にもデータ保持可能な読み取り書き
込み型メモリとしての第1メモリ手段; 前記パルスジェネレータからのパルス数を基準として、
建物に対するエレベータの階床毎の階床位置データを予
め記憶させておく階高メモリとしての第2メモリ手段;
および、 電源が復旧してかごが停止していることを確認した後に
前記第1メモリ手段および第2メモリ手段からのデータ
に基づいて、前記かごの現在位置および前記かごの現在
位置に対応する階高を求める停電時かご位置算出手段を
備えたことを特徴とするエレベータ制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132848A JPH0780653B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | エレベータ制御装置 |
| KR1019900002215A KR930000588B1 (ko) | 1989-05-29 | 1990-02-22 | 엘리베이터제어장치 |
| CN90101834A CN1022677C (zh) | 1989-05-29 | 1990-03-30 | 电梯控制装置 |
| US07/528,844 US5085294A (en) | 1989-05-29 | 1990-05-25 | Elevator control apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132848A JPH0780653B2 (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | エレベータ制御装置 |
Publications (2)
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