JPH078013B2 - Tv中継放送装置における自動利得制御回路 - Google Patents
Tv中継放送装置における自動利得制御回路Info
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- JPH078013B2 JPH078013B2 JP60247998A JP24799885A JPH078013B2 JP H078013 B2 JPH078013 B2 JP H078013B2 JP 60247998 A JP60247998 A JP 60247998A JP 24799885 A JP24799885 A JP 24799885A JP H078013 B2 JPH078013 B2 JP H078013B2
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- carrier signal
- output
- amplifier
- agc
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- Details Of Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、TV中継放送装置における自動利得制御(以下
AGCと略する)回路に関するものであり、映像搬送波信
号と音声搬送波信号の合成信号に基づいてAGCを行う場
合、映像搬送波信号のレベル対音声搬送波信号のレベル
の比が著しく異なる時に生じる出力レベルの上昇を制御
するAGC回路に関するものである。
AGCと略する)回路に関するものであり、映像搬送波信
号と音声搬送波信号の合成信号に基づいてAGCを行う場
合、映像搬送波信号のレベル対音声搬送波信号のレベル
の比が著しく異なる時に生じる出力レベルの上昇を制御
するAGC回路に関するものである。
(従来技術) 第2図は、従来のTV中継放送装置におけるAGC回路の構
成を示すブロック図であり、IF INはIF信号入力端子、A
GC AMPはAGC用増幅器、RF CONVは高周波変換部、LO OSC
は局部発振器、PAは電力増幅器、BPFは出力用バンドパ
スフィルタ、BEFは音声搬送波除去フィルタ、DETはピー
ク検波回路、DC AMPはAGC用誤差増幅器、OUTは送信信号
出力端子である。このような構成において、IF信号入力
端子IF INよりのIF TV変調信号はAGC用増幅器AGC AMPを
通り、高周波変換部RF CONV及び局部発振器LO OSCによ
る所定の送信チャネルの信号に変換される。この変換後
の信号は電力増幅器PAで増幅され、バンドパスフィルタ
BPFで送信チャネルのみ選択して送信信号出力端子OUTよ
り出力される。この出力信号は一部音声搬送波除去フィ
ルタBEFを通り、音声搬送波信号を減衰させ、映像搬送
波信号がピーク検波回路DETにてピーク検波される。さ
らにこの検波された情報はAGC用誤差増幅器DC AMPを通
り、AGC用増幅器AGC AMPの利得を制御し、出力の信号レ
ベルを一定に保つよう動作している。
成を示すブロック図であり、IF INはIF信号入力端子、A
GC AMPはAGC用増幅器、RF CONVは高周波変換部、LO OSC
は局部発振器、PAは電力増幅器、BPFは出力用バンドパ
スフィルタ、BEFは音声搬送波除去フィルタ、DETはピー
ク検波回路、DC AMPはAGC用誤差増幅器、OUTは送信信号
出力端子である。このような構成において、IF信号入力
端子IF INよりのIF TV変調信号はAGC用増幅器AGC AMPを
通り、高周波変換部RF CONV及び局部発振器LO OSCによ
る所定の送信チャネルの信号に変換される。この変換後
の信号は電力増幅器PAで増幅され、バンドパスフィルタ
BPFで送信チャネルのみ選択して送信信号出力端子OUTよ
り出力される。この出力信号は一部音声搬送波除去フィ
ルタBEFを通り、音声搬送波信号を減衰させ、映像搬送
波信号がピーク検波回路DETにてピーク検波される。さ
らにこの検波された情報はAGC用誤差増幅器DC AMPを通
り、AGC用増幅器AGC AMPの利得を制御し、出力の信号レ
ベルを一定に保つよう動作している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、入力信号の映像搬送波成分がなくなる
と、出力信号は音声搬送波信号のみとなり、音声搬送波
除去フィルタBEF出力は無信号状態となるため、AGC用増
幅器AGC AMPが最大利得となり、音声搬送波信号が規定
値以上送出されるばかりではなく、電力増幅器PAにも悪
い影響を与えるという問題点があった。また、音声搬送
波除去フィルタBEFがチャネルごとに異なり、高価にな
るという問題点があった。
と、出力信号は音声搬送波信号のみとなり、音声搬送波
除去フィルタBEF出力は無信号状態となるため、AGC用増
幅器AGC AMPが最大利得となり、音声搬送波信号が規定
値以上送出されるばかりではなく、電力増幅器PAにも悪
い影響を与えるという問題点があった。また、音声搬送
波除去フィルタBEFがチャネルごとに異なり、高価にな
るという問題点があった。
この問題点を解決するために、音声搬送波除去フィルタ
BEFを取り除き、AGC回路を構成することも考えられる
が、本構成では入力信号の映像搬送波信号レベル対音声
搬送波信号レベル(FA/FV比)が変化すると出力レベル
が変化する欠点があった。
BEFを取り除き、AGC回路を構成することも考えられる
が、本構成では入力信号の映像搬送波信号レベル対音声
搬送波信号レベル(FA/FV比)が変化すると出力レベル
が変化する欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明のTV中継放送装置
における自動利得制御回路は、変調信号を映像搬送波信
号と音声搬送波信号に分離する通過フィルタと、映像搬
送波信号を基準としてこの映像搬送波信号と音声搬送波
信号の出力レベルの比を一定にする受信系の増幅器と、
この出力レベルの比が一定となった映像搬送波信号と音
声搬送波信号を合成して合成信号を作成する合成器と、
この合成器から出力された合成信号の増幅を行う送信系
の増幅器とから構成されている。そして、音声搬送波信
号が検出できるときは合成信号の出力の大きさに基づい
て送信系の利得制御用増幅器の利得の制御を行ない、音
声搬送波信号が検出できないときは送信系の利得制御用
増幅器の利得を合成信号の出力の大きさに基づいた場合
の利得よりも下げるように動作するものである。
における自動利得制御回路は、変調信号を映像搬送波信
号と音声搬送波信号に分離する通過フィルタと、映像搬
送波信号を基準としてこの映像搬送波信号と音声搬送波
信号の出力レベルの比を一定にする受信系の増幅器と、
この出力レベルの比が一定となった映像搬送波信号と音
声搬送波信号を合成して合成信号を作成する合成器と、
この合成器から出力された合成信号の増幅を行う送信系
の増幅器とから構成されている。そして、音声搬送波信
号が検出できるときは合成信号の出力の大きさに基づい
て送信系の利得制御用増幅器の利得の制御を行ない、音
声搬送波信号が検出できないときは送信系の利得制御用
増幅器の利得を合成信号の出力の大きさに基づいた場合
の利得よりも下げるように動作するものである。
(作用) 音声搬送波信号がある時はAGCのための利得制御用増幅
器は通常の設定点を保持しているが、音声搬送波信号が
ない時はAGCのための利得制御用増幅器の設定点を下
げ、映像搬送波信号のレベルが誤って大きくならないよ
うに制御する。
器は通常の設定点を保持しているが、音声搬送波信号が
ない時はAGCのための利得制御用増幅器の設定点を下
げ、映像搬送波信号のレベルが誤って大きくならないよ
うに制御する。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示すブロック回路図である。
同図(a)は受信系AGC回路を表わし、(b)は送信系A
GC回路を表わしている。図中、IFINはIF信号入力端子、
AGCAMP1は第1のAGC用増幅器、FVBPFおよびFABPFはそれ
ぞれ映像搬送波通過フィルタおよび音声搬送波通過フィ
ルタ、AGCAMP2は第2のAGC用増幅器、DET1は映像搬送波
検波回路、DET2は音声搬送波検波回路、DCAMP1は第1の
誤差増幅回路、DCAMP2は第2の誤差増幅回路、ADDは合
成器、SQはスケルチ回路、IFOUTはIF信号出力端子、CON
Tは制御用端子、AGCAMP3は第3のAGC用増幅器、RFCONV
は高周波変換部、LOOSCは局部発振器、DET3は第3の検
出回路、DCAMP3は第3の誤差増幅回路、PAは電力増幅
器、BPFは出力用バンドパスフィルタ、OUTは出力端子で
ある。
同図(a)は受信系AGC回路を表わし、(b)は送信系A
GC回路を表わしている。図中、IFINはIF信号入力端子、
AGCAMP1は第1のAGC用増幅器、FVBPFおよびFABPFはそれ
ぞれ映像搬送波通過フィルタおよび音声搬送波通過フィ
ルタ、AGCAMP2は第2のAGC用増幅器、DET1は映像搬送波
検波回路、DET2は音声搬送波検波回路、DCAMP1は第1の
誤差増幅回路、DCAMP2は第2の誤差増幅回路、ADDは合
成器、SQはスケルチ回路、IFOUTはIF信号出力端子、CON
Tは制御用端子、AGCAMP3は第3のAGC用増幅器、RFCONV
は高周波変換部、LOOSCは局部発振器、DET3は第3の検
出回路、DCAMP3は第3の誤差増幅回路、PAは電力増幅
器、BPFは出力用バンドパスフィルタ、OUTは出力端子で
ある。
IF信号入力端子IFINは第1のAGC用増幅器AGCAMP1と接続
し、第1のAGC用増幅器AGCAMP1は映像搬送波通過フィル
タFVBPFと音声搬送波通過フィルタFABPFと第1の誤差増
幅回路DCAMP1とに接続している。映像搬送波通過フィル
タFVBPFは映像搬送波検波回路DET1と合成器ADDに接続さ
れている。一方、音声搬送波通過フィルタFABPFは第2
のAGC用増幅器AGCAMP2に接続し、第2のAGC用増幅器AGC
AMP2は音声搬送波検波回路DET2と合成器ADDと第2の誤
差増幅回路DCAMP2とに接続している。さらに映像搬送波
検波回路DET1は第1の誤差増幅回路DCAMP1と第2の誤差
増幅回路DCAMP2、スケルチ回路SQとに接続し、音声搬送
波検波回路DET2は第2の誤差増幅回路DCAMP2に接続し合
成器ADDはスケルチ回路に接続している。スケルチ回路S
Qと第2の誤差増幅器DCAMP2はそれぞれIF信号出力端子I
FOUTと制御用端子CONTに接続している。
し、第1のAGC用増幅器AGCAMP1は映像搬送波通過フィル
タFVBPFと音声搬送波通過フィルタFABPFと第1の誤差増
幅回路DCAMP1とに接続している。映像搬送波通過フィル
タFVBPFは映像搬送波検波回路DET1と合成器ADDに接続さ
れている。一方、音声搬送波通過フィルタFABPFは第2
のAGC用増幅器AGCAMP2に接続し、第2のAGC用増幅器AGC
AMP2は音声搬送波検波回路DET2と合成器ADDと第2の誤
差増幅回路DCAMP2とに接続している。さらに映像搬送波
検波回路DET1は第1の誤差増幅回路DCAMP1と第2の誤差
増幅回路DCAMP2、スケルチ回路SQとに接続し、音声搬送
波検波回路DET2は第2の誤差増幅回路DCAMP2に接続し合
成器ADDはスケルチ回路に接続している。スケルチ回路S
Qと第2の誤差増幅器DCAMP2はそれぞれIF信号出力端子I
FOUTと制御用端子CONTに接続している。
IF信号出力端子IFOUTは第3のAGC用増幅器AGCAMP3に接
続し、制御用端子CONTは第3の誤差増幅回路DCAMP3に接
続している。第3のAGC用増幅器AGCAMP3は高周波変換部
RFCONV及び局部発振器LOOSCと第3の誤差増幅器DCAMP3
に接続している。高周波変換部RFCONV及び局部発振器LO
OSCは電力増幅器PAと第3の検波回路DET3に接続し、第
3の検波回路DET3は第3の誤差増幅器DCAMP3に接続して
いる。電力増幅器PAは出力用バンドパスフィルタBPFに
接続し、さらに出力用バンドパスフィルタBPFは出力端
子OUTに接続している。
続し、制御用端子CONTは第3の誤差増幅回路DCAMP3に接
続している。第3のAGC用増幅器AGCAMP3は高周波変換部
RFCONV及び局部発振器LOOSCと第3の誤差増幅器DCAMP3
に接続している。高周波変換部RFCONV及び局部発振器LO
OSCは電力増幅器PAと第3の検波回路DET3に接続し、第
3の検波回路DET3は第3の誤差増幅器DCAMP3に接続して
いる。電力増幅器PAは出力用バンドパスフィルタBPFに
接続し、さらに出力用バンドパスフィルタBPFは出力端
子OUTに接続している。
次に、以上の構成に従って動作を説明する。IF信号出力
端子IFINよりのIFTV変調信号は第1のAGC用増幅器AGCAM
P1を通り、映像搬送波,音声搬送波それぞれの通過フィ
ルタ、FVBPF,FABPFにより、映像搬送波信号,音声搬送
波信号に分離される。映像搬送波信号は映像搬送波検波
回路DET1にてピーク検波される。さらにこの検波された
情報は第1のAGC用誤差増幅器DCAMP1を通り第1のAGC用
増幅器AGCAMP1を制御し出力の信号レベルを一定に保つ
ように動作する。次に音声搬送波通過フィルタFABPFを
通ったIFTV変調信号は音声搬送波信号のみとなり、第2
のAGC用増幅器AGCAMP2を通り、音声搬送波検波回路DET2
によりピーク検波される。この検波された音声搬送波情
報と、映像搬送波検波回路DET1により検波された映像搬
送波情報とを第2のAGC用誤差増幅器DCAMP2へ入力す
る。このAGC用誤差増幅器DCAMP2は、映像搬送波信号を
基準に映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル
(FA/FV比)を一定に保つように第2のAGC用増幅器AGC
AMP2の利得を制御する。この2つの利得制御ループによ
り映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル(FA/
FV比)が一定となった映像搬送波信号と音声搬送波信号
は合成器ADDで合成され、合成信号であるIFTV変調信号
となる。このIFTV変調信号は、映像搬送波信号レベル対
音声搬送波信号レベル(FA/FV比)と出力信号レベルが
一定となっており、出力端子IFOUTから出力される。
端子IFINよりのIFTV変調信号は第1のAGC用増幅器AGCAM
P1を通り、映像搬送波,音声搬送波それぞれの通過フィ
ルタ、FVBPF,FABPFにより、映像搬送波信号,音声搬送
波信号に分離される。映像搬送波信号は映像搬送波検波
回路DET1にてピーク検波される。さらにこの検波された
情報は第1のAGC用誤差増幅器DCAMP1を通り第1のAGC用
増幅器AGCAMP1を制御し出力の信号レベルを一定に保つ
ように動作する。次に音声搬送波通過フィルタFABPFを
通ったIFTV変調信号は音声搬送波信号のみとなり、第2
のAGC用増幅器AGCAMP2を通り、音声搬送波検波回路DET2
によりピーク検波される。この検波された音声搬送波情
報と、映像搬送波検波回路DET1により検波された映像搬
送波情報とを第2のAGC用誤差増幅器DCAMP2へ入力す
る。このAGC用誤差増幅器DCAMP2は、映像搬送波信号を
基準に映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル
(FA/FV比)を一定に保つように第2のAGC用増幅器AGC
AMP2の利得を制御する。この2つの利得制御ループによ
り映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル(FA/
FV比)が一定となった映像搬送波信号と音声搬送波信号
は合成器ADDで合成され、合成信号であるIFTV変調信号
となる。このIFTV変調信号は、映像搬送波信号レベル対
音声搬送波信号レベル(FA/FV比)と出力信号レベルが
一定となっており、出力端子IFOUTから出力される。
まず、受信系AGC回路により映像搬送波信号レベル対音
声搬送波信号レベル(FA/FV比)を一定に制御されたIF
信号は第3のAGC用増幅器AGCAMP3を通り、高周波変換部
RFCONV及び局部発振器LOOSCにより所定の送信チャネル
の信号に変換される。この信号の一部は第3の検波回路
DET3で検波される。ここで検波された信号は映像搬送波
成分と音声搬送波成分を含んでいるが、映像搬送波信号
レベル対音声搬送波信号レベル(FA/FV比)は常に一定
のため問題はない。しかしながら受信系AGC回路におい
て、映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル(FA
/FV比)が一定に補正できないほどの著しい変化があっ
た場合、第3の検波回路DET3の検波出力は適正値でなく
なり、高周波変換部RFCONVの出力を一定に制御できな
い。この対策として、受信系AGC回路の第2のAGC用増幅
器AGCAMP2の出力における音声搬送波信号の著しい変化
を検出している。音声搬送波の信号入力が著しく減少し
た場合を考えると、音声搬送波通過フィルタFABPFの出
力はそれに比例して減少し、音声搬送波検波回路DET2の
検出出力も減少する。このため第2のAGC用誤差増幅器D
CAMP2の出力も減少することになる。この第2のAGC用誤
差増幅器DCAMP2の出力を検出してある値以下になった時
には、第3のAGC用増幅器AGCAMP3の利得が最大利得にな
らないように、第3のAGC用誤差増幅器DCAMP3で第3のA
GC用増幅器AGCAMP3を制御する。
声搬送波信号レベル(FA/FV比)を一定に制御されたIF
信号は第3のAGC用増幅器AGCAMP3を通り、高周波変換部
RFCONV及び局部発振器LOOSCにより所定の送信チャネル
の信号に変換される。この信号の一部は第3の検波回路
DET3で検波される。ここで検波された信号は映像搬送波
成分と音声搬送波成分を含んでいるが、映像搬送波信号
レベル対音声搬送波信号レベル(FA/FV比)は常に一定
のため問題はない。しかしながら受信系AGC回路におい
て、映像搬送波信号レベル対音声搬送波信号レベル(FA
/FV比)が一定に補正できないほどの著しい変化があっ
た場合、第3の検波回路DET3の検波出力は適正値でなく
なり、高周波変換部RFCONVの出力を一定に制御できな
い。この対策として、受信系AGC回路の第2のAGC用増幅
器AGCAMP2の出力における音声搬送波信号の著しい変化
を検出している。音声搬送波の信号入力が著しく減少し
た場合を考えると、音声搬送波通過フィルタFABPFの出
力はそれに比例して減少し、音声搬送波検波回路DET2の
検出出力も減少する。このため第2のAGC用誤差増幅器D
CAMP2の出力も減少することになる。この第2のAGC用誤
差増幅器DCAMP2の出力を検出してある値以下になった時
には、第3のAGC用増幅器AGCAMP3の利得が最大利得にな
らないように、第3のAGC用誤差増幅器DCAMP3で第3のA
GC用増幅器AGCAMP3を制御する。
映像搬送波の信号入力が減少した場合は映像搬送波検波
回路DET1の検波出力が減少し、この検波出力がある設定
値以下になるとスケルチ回路SQによりIF信号出力を切断
するように動作する。IF信号出力がなくなった場合、第
3のAGC用増幅器AGCAMP3は最大利得になるが、電力増幅
器PAに入力される信号は存在しないので電力増幅器PAに
は影響を与えない。
回路DET1の検波出力が減少し、この検波出力がある設定
値以下になるとスケルチ回路SQによりIF信号出力を切断
するように動作する。IF信号出力がなくなった場合、第
3のAGC用増幅器AGCAMP3は最大利得になるが、電力増幅
器PAに入力される信号は存在しないので電力増幅器PAに
は影響を与えない。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、映像搬送波信号と音声搬送
波信号との合成信号に基づいてAGCを行う際に、音声搬
送波信号の有無検知によって、AGCのための利得制御用
増幅器の設定点を制御することで、映像搬送波・音声搬
送波合成形のAGC回路が可能となった。このため、チャ
ネル毎に必要であった音声搬送波除去フィルタBEFが不
要となりすべてのチャネルに対応するAGC回路が実現で
きる。
波信号との合成信号に基づいてAGCを行う際に、音声搬
送波信号の有無検知によって、AGCのための利得制御用
増幅器の設定点を制御することで、映像搬送波・音声搬
送波合成形のAGC回路が可能となった。このため、チャ
ネル毎に必要であった音声搬送波除去フィルタBEFが不
要となりすべてのチャネルに対応するAGC回路が実現で
きる。
また、音声搬送波信号がないときは、AGCのための利得
制御用増幅器の設定点を下げるので、映像搬送波信号の
出力が誤って大きくならない。
制御用増幅器の設定点を下げるので、映像搬送波信号の
出力が誤って大きくならない。
なお、映像搬送波信号がないときは、合成信号の出力が
なくなり、出力用増幅器PAへ悪影響を与えないことが期
待される。
なくなり、出力用増幅器PAへ悪影響を与えないことが期
待される。
第1図は本発明による実施例を示すブロック図、第2図
は従来のAGC回路を示すブロック図である。 IFIN…IF信号入力端子、FVBPF…映像搬送波通過フィル
タ、FABPF…音声搬送波通過フィルタ、AGCMP1,AGCMP2,A
GCMP3…AGC用増幅器、DET1…映像搬送波検波回路、DET2
…音声搬送波検波回路、DCAMP1,DCAMP2,DCAMP3…誤差増
幅回路、ADD…合成器、IFOUT…IF信号出力端子、CONT…
制御用端子、SQ…スケルチ回路、RFCONV…高周波変換
部、LOOSC…局部発振器、PA…電力増幅器、BPF…出力用
バンドパスフィルタ、DET3…検波回路、OUT…送信信号
出力端子。
は従来のAGC回路を示すブロック図である。 IFIN…IF信号入力端子、FVBPF…映像搬送波通過フィル
タ、FABPF…音声搬送波通過フィルタ、AGCMP1,AGCMP2,A
GCMP3…AGC用増幅器、DET1…映像搬送波検波回路、DET2
…音声搬送波検波回路、DCAMP1,DCAMP2,DCAMP3…誤差増
幅回路、ADD…合成器、IFOUT…IF信号出力端子、CONT…
制御用端子、SQ…スケルチ回路、RFCONV…高周波変換
部、LOOSC…局部発振器、PA…電力増幅器、BPF…出力用
バンドパスフィルタ、DET3…検波回路、OUT…送信信号
出力端子。
Claims (1)
- 【請求項1】変調信号を映像搬送波信号と音声搬送波信
号に分離する通過フィルタと、 前記映像搬送波信号を基準として前記映像搬送波信号と
前記音声搬送波信号の出力レベルの比を一定にする受信
系の増幅器と、 前記出力レベルの比が一定となった映像搬送波信号と音
声搬送波信号を合成して合成信号を作成する合成器と、 前記合成器から出力された合成信号の増幅を行う送信系
の増幅器とを有し、 前記音声搬送波信号が検出できるときは合成信号の出力
の大きさに基づいて前記送信系の利得制御用増幅器の利
得の制御を行ない、前記音声搬送波信号が検出できない
ときは前記送信系の利得制御用増幅器の利得を前記合成
信号の出力の大きさに基づいた場合の利得よりも下げる
ことを特徴とするTV中継放送装置における自動利得制御
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247998A JPH078013B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | Tv中継放送装置における自動利得制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60247998A JPH078013B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | Tv中継放送装置における自動利得制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62109476A JPS62109476A (ja) | 1987-05-20 |
JPH078013B2 true JPH078013B2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=17171667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60247998A Expired - Lifetime JPH078013B2 (ja) | 1985-11-07 | 1985-11-07 | Tv中継放送装置における自動利得制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078013B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS609393A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-18 | Hitachi Ltd | 正弦波駆動形サイリスタモ−タ装置 |
-
1985
- 1985-11-07 JP JP60247998A patent/JPH078013B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62109476A (ja) | 1987-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |