JPH0778062A - コメント表示方法及び文書処理装置 - Google Patents

コメント表示方法及び文書処理装置

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JPH0778062A
JPH0778062A JP5161382A JP16138293A JPH0778062A JP H0778062 A JPH0778062 A JP H0778062A JP 5161382 A JP5161382 A JP 5161382A JP 16138293 A JP16138293 A JP 16138293A JP H0778062 A JPH0778062 A JP H0778062A
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JP5161382A
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Yasuhiro Okuno
泰弘 奥野
Takayuki Sasaki
貴幸 佐々木
Masaaki Nagashima
正明 長島
Tadashi Yamakawa
正 山川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コメント表示部分に表示されたコメントの付
与位置が文書表示部分の範囲外にあるとき、コメント表
示部分と文書表示部分との間の対応づけの表示において
これを示して表示することにより、コメント表示部と文
書表示部との対応が容易に把握できるようにする。 【構成】 対応づけ表示処理部41はコメント位置エリ
ア43とコメントウインドウ位置エリア44とに格納さ
れている位置情報を用いて文書ウインドウとコメントウ
インドウとを線で結ぶ。このとき、コメントの付与位置
が、表示された文書の範囲内にあれば、そのコメントの
付与位置に基づいた位置情報がコメント付与位置エリア
43に格納される。また、コメントの付与位置が表示さ
れた文書の範囲外にあれば、特定の位置情報をコメント
位置エリアに格納し、対応づけ表示変更処理部42によ
り両ウインドウを結ぶ線を破線で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作成された文書及びこ
れに付与されたコメントを表示するコメント表示方法及
び文書処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、文書処理装置において保存されて
いる文書にコメントを付け、これを表示することが提案
されている。この1例を図12及び図13を参照して説
明する。図12は一般的な文書処理装置における文書と
コメントの表示方法を表す図である。又、図13は文書
ウィンドウもしくはコメントウィンドウを移動したとき
の表示の追従を表す図である。
【0003】この例では、文書とコメントは別々のウィ
ンドウ(文書ウィンドウ111,コメントウィンドウ1
12)に表示される。文書ウィンドウ111中でコメン
トが付けられた部分は枠が付けられ、この部分とコメン
トウィンドウ112が実線113によって結ばれて表示
されている。これによって、使用者は容易に本文とコメ
ントの関係を把握することが出来る。
【0004】コメントウィンドウ112の表示の開始
は、例えばまず文書ウィンドウ111だけが表示され、
コメントが付けられた部分をマウスなどでクリックする
ことによってコメントウィンドウ112が開き、両者を
実線113でつなぐという方法をとる。もちろん、コメ
ントが付けられた部分が最初に表示された時点で自動的
にコメントウィンドウ112を生成するという方法を用
いてもよい。
【0005】文書ウィンドウ111やコメントウィンド
ウ112が移動したり、文書ウィンドウ111のスクロ
ールなどを行うと、図12に示すように、両ウィンドウ
を結ぶ実線113も両者の位置を追従して再描画され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、文書
表示部分中のコメント付けされた部分とコメント表示部
分とを単純に実線によって結び、その後は両者の位置関
係の変化のみに追従していく、という方法をとってい
る。このため、文書ウィンドウ111中にあるコメント
付けされた部分がウィンドウのスクロールなどによって
文書ウィンドウ111の範囲外に移動した場合、コメン
トウィンドウ111と文書ウィンドウ112を結んでい
た実線113の表示が消えてしまい、文書とコメントと
のつながりを示す表示がなくなり、コメント表示部分だ
けが残るということになる。このため、例えば複数のコ
メントつき文書を同時に画面上に表示させて読む場合、
文書とコメントとのつながりがわからなくなるという問
題がある。
【0007】また、コメントが付けられた部分が文書表
示部分の範囲を出入りするたびに、コメント表示部分を
生成したり削除する方法も考えられるが、処理速度的に
不利であり、文書スクロール等に支障をきたすという問
題がある。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、コメント表示部分に表示されたコメントの付
与位置が文書表示部分の範囲外に移動した場合、コメン
ト表示部分と文書表示部分との間の対応づけの表示にお
いてこれを示して表示することにより、コメント表示部
と文書表示部との対応が容易に把握できるコメント表示
方法及び文書処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの文書処理装置は以下の構成を備えるものである。即
ち、文書とともにコメントを表示する機能を有する文書
処理装置において、表示されたコメントの付与位置が表
示された文書の範囲内に存在するかどうかを判定する判
定手段と、前記判定手段において存在すると判定された
場合、前記コメントの付与位置に基づいて前記表示され
た文書とコメントとを対応づける表示を行う第1の表示
手段と、前記判定手段において存在しないと判定された
場合、コメントの付与位置が表示範囲外であることを示
すとともに前記表示された文書とコメントとを対応づけ
る表示を行う第2の表示手段と、を備える。
【0010】また、上記の目的を達成する本発明による
コメント表示方法は以下の行程を備えるものである。即
ち、文書とともにコメントを表示するコメント表示方法
において、表示されたコメントの付与位置が表示された
文書の範囲内に存在するかどうかを判定する判定行程
と、前記判定行程において存在すると判定された場合、
前記コメントの付与位置に基づいて前記表示された文書
とコメントとを対応づける表示を行う第1の表示行程
と、前記判定行程において存在しないと判定された場
合、コメントの付与位置が表示範囲画であることを示す
とともに前記表示された文書とコメントとを対応づける
表示を行う第2の表示行程と、を備える。
【0011】
【作用】上述の構成において、画面に表示されているコ
メントの付与位置が、表示された文書の範囲内に存在す
れば、そのコメントの付与位置に基づいて文書とコメン
トとを対応づける表示を行う。また、表示されたコメン
トの付与位置が表示された文書の範囲外にある場合は、
範囲外であることを示しながら表示された文書とコメン
トとを対応づける表示を行う。
【0012】
【実施例】以下に添付の図面を参照して、本発明の好適
な実施例について説明する。
【0013】<実施例1>図1は実施例1による文書処
理装置の概略構成を表すブロック図である。
【0014】1はコンソールで、入力装置及び出力装置
を備える。図2はコンソール1の装置構成を表す図であ
る。図2においては、入力装置としてキーボード12及
びマウス13が示されている。また、出力装置として画
面表示装置(CRT)11を備えている。2はCPUで
あり、本文書処理装置の全体の制御を行う。3はROM
であり、CPU2が実行する各種処理プログラム等が格
納されている。4は作業用メモリであり、5はファイル
用メモリである。そして、上記の各構成は計算機バス6
に接続され、相互にデータの授受を行う。
【0015】次に作業用メモリ4の備える構成について
説明する。対応づけ表示処理部41には、表示されてい
る文書とコメントとの対応付け表示を実行するための処
理プログラムが格納されている。対応づけ表示変更処理
部42には、表示されているコメントの付与位置が表示
されている文書の範囲に存在するかしないかによりその
表示方法を変更するためのプログラムが格納されてい
る。これら対応づけ表示処理部41及び対応づけ表示変
更処理部42については後に詳述する。コメント位置エ
リア43には、表示された文書におけるコメントの付与
位置を表すための座標が格納される。コメントウィンド
ウ位置エリア44には、表示されたコメントウィンドウ
の位置を表すための座標が格納される。線種エリア45
には、文書ウィンドウとコメントウィンドウとを対応づ
ける線分の線種が格納される。
【0016】また、ファイル用メモリ5の備える構成は
次の通りである。文書ファイル51は文書そのものを格
納する領域である。また、コメントファイル52は文書
ファイル51に対するコメントを格納する領域である。
【0017】次に、本実施例1における文書及びコメン
トの表示方法について説明する。図3は文書及びコメン
トの表示状態を表す図である。
【0018】本実施例1では、文書表示部分とコメント
表示部分はそれぞれ別のウィンドウ(文書ウィンドウ1
1a,コメントウィンドウ11b)に表示するものとす
る。この例では、文書ウィンドウ11aの右辺の一点を
始点とし、コメントウィンドウ11bの左辺の中点を終
点として実線11cで結んだものである。文書ウィンド
ウ11aの右辺の一点(実線11cの始点)は、コメン
トが付けられている行が表示されている位置と同じ高さ
にある位置(コメントが付けられている行を右に伸ばし
たときに右辺と交わる位置)を選ぶ。もちろん、実線1
1cを結ぶための始点及び終点の選び方はこれに限られ
るものではない。
【0019】次に、本実施例における文書データ及び文
書データに対するコメントの付け方について説明する。
図4は文書ファイルのフォーマットを表す図である。ま
た、図5はコメントファイルのフォーマットを表す図で
ある。
【0020】本実施例における文書データにコメントを
つける方法としては、ひとつのコメントをひとつのファ
イル(コメントファイル)に格納し、このコメントファ
イルを文書ファイルの特定の行に対応づける方法をと
る。
【0021】例えば、文書ファイルは図4のようなフォ
ーマットにし、ファイルの最後にコメントが付けられて
いたのが何行目にあたるのかという位置情報(ここでは
1行目)と、これに対応するコメントファイルのパスネ
ーム(ここでは/comment/cl)を書くように
する。位置情報及びパスネームから構成されるコメント
情報は<comment>と</comment>には
さまれて記述されている。このような方法によって、文
書ファイルを見れば、どの行が、どのコメントファイル
に対応づけられているのかがわかる。そして、/com
ment/c1というコメントファイルには図5に示さ
れるように1つのコメントの内容を表す文字列が格納さ
れている。これらの文書ファイル及びコメントファイル
を用いて文書及びコメントの表示を実行すると図3のよ
うな表示画面が得られる。
【0022】そして、文書ウィンドウの右辺のうち、コ
メントが付けられた行がある高さに相当する位置の情報
(実線11cの始点の位置情報)と、コメントウィンド
ウの左辺の中点を表す位置情報(実線11cの終点の位
置情報)は、ウィンドウが移動されたときや、文書ウィ
ンドウ内の表示が変わったときなどにその都度再計算さ
れ、それぞれ、コメント位置43,コメントウィンドウ
位置44に格納される。そして、これらのデータを用い
て実線11cの描画が実行される。
【0023】以上のような構成及び機能を備える本文書
処理装置における対応づけ表示処理について図6及び図
7のフローチャートを用いて説明する。尚、以下に示す
処理手順を記述するプログラムは対応づけ表示処理部4
1及び対応づけ表示変更処理部42に格納されており、
CPU2により実行される。
【0024】図6は対応づけ表示処理部41の処理手順
を表すフローチャートである。
【0025】まず、ステップS51で、文書ウィンド
ウ、コメントウィンドウの座標をチェックし、両ウィン
ドウの位置に変化があったかどうかを判断する。また、
文書ウィンドウ内でスクロール等の処理が行われ、コメ
ントが付与された行が移動したかどうかを判断する。各
ウィンドウ及びコメントの付与された行の位置情報に変
化がなければ、再びステップS51に戻る。
【0026】ステップS51において位置情報に変化が
あった場合、ステップS52へ進む。ステップS52で
コメント位置(実線11cの始点座標),コメントウィ
ンドウ位置(実線11cの終点座標)を計算し、コメン
ト位置エリア43,コメントウィンドウ位置エリア44
を更新する。ここで、コメント位置エリア43には実線
11cの始点座標データが、コメントウィンドウ位置エ
リア44には実線11cの終点座標データが格納され
る。もし、コメント位置が文書ウィンドウに表示された
範囲の外である場合、コメント位置エリア44には特定
の位置情報が格納される。例えば、文書ウィンドウ11
aのタイトルバー(ウィンドウ上部にあり、ウィンドウ
のタイトルがかかれている部分)の右端部分などを指定
する座標を格納する。
【0027】次に、ステップS53で、対応づけ表示処
理部42を起動する。ここで、線種エリア45の内容が
更新される。これについては図7のフローチャートを用
いて後述する。最後に、ステップS54において、更新
された位置情報、線種などにより再描画し、文書ウィン
ドウ11aとコメントウィンドウ11bとの対応づけ表
示を行う。そしてステップS51に戻り上述の処理を繰
り返す。
【0028】ここで、上述のステップS52における位
置情報の計算方法について図8を用いて説明する。図8
は、対応づけ表示を行うための位置情報の算出方法を説
明する図である。
【0029】対応づけ表示のための位置情報は、ルート
ウィンドウと各ウィンドウの位置関係、各ウィンドウ中
の所望の部分までの相対位置などから計算する。
【0030】例えば、ルートウィンドウ81の左下隅を
原点a1 (0,0)とし、各ウィンドウもその左下隅を
原点とした場合を考える。文書ウィンドウ82では、自
らのウィンドウの大きさ(縦幅h1 ,横幅w1 )、ルー
トウィンドウ81の原点a1からの位置、文書の一行の
幅、現在何行目から何行目を表示しているか、などの情
報が管理されている。これらの情報により、コメントが
文書ウィンドウ82中の何行目に表示されているかが判
定でき、文書ウィンドウ中でのコメント位置は文書ウィ
ンドウの左下隅を原点として、計算できる。また、文書
ウィンドウ82とルートウィンドウ81の位置関係も分
かっているので、コメント位置がルートウィンドウ81
の座標のどこにあるのかも計算できる。
【0031】例えば、文書ウィンドウ82の原点の座標
がルートウィンドウ81中の(x1,y1 )であり、文
書ウィンドウのサイズ(縦,横)が(h1 ,w1 )であ
るとする。また、文書ウィンドウ内の行間隔がzであ
り、文書のn行目からm行目までが文書ウィンドウに表
示されているものとする。コメントが付けられているの
が文書のi行目だとすると、n<=i<=mの時、コメ
ントが付けられた行と同じ高さにある文書ウィンドウ右
辺の座標b1 (即ちコメント位置)は、 (p1 ,q1 )=(x1 +w,y1+h−(i−n)×
z) で表される。
【0032】また、n>i,i>mのときは、コメント
が付けられた位置にあたる文書は文書ウィンドウ82中
には表示されていないことが知れる。このとき、コメン
ト位置のデータは文書ウィンドウ右辺のタイトルバーの
高さの座標b3 を用いる。このb3 の位置座標は、ウィ
ンドウ中のタイトルバーの相対的な位置関係とa2 の位
置座標により求めることができる。
【0033】コメントウィンドウ位置のほうも、ルート
ウィンドウ81に対するコメントウィンドウ83の位置
が分かっており、コメントウィンドウ83の大きさも分
かっているので、容易に計算できる。例えば、コメント
ウィンドウ83の原点の座標がルートウィンドウ81に
おける(x2 ,y2 )であり、コメントウィンドウ83
のサイズ(縦,横)が(h2 ,w2 )なら、コメントウ
ィンドウ83の左辺の中点は(x2 ,y2 +h/2)で
表される。
【0034】以上により、コメント位置及びコメントウ
ィンドウ位置が算出され、それぞれコメント位置エリア
43、コメントウィンドウ位置エリア44に格納され
る。
【0035】そして、ステップS54における対応づけ
表示は、線種エリア45により指定された種類の線を用
いて、2つの位置情報(コメント位置エリア43,コメ
ントウィンドウ位置エリア44)から得られる2点を両
端とする線を描く。この対応付けの線は、各ウィンドウ
が移動したり、文書ウィンドウがスクロールされるなど
して、コメント位置43,コメントウィンドウ位置44
の内容が変更するような操作が行われるたびに、その時
点での線種を用いて再描画される。
【0036】次に、対応づけ表示変更処理部による処理
手順を図7のフローチャートを用いて説明する。
【0037】まず、ステップS61で、その時点でのコ
メント位置エリア43に格納された位置情報から、文書
中のコメント付けされた部分が現在表示されているかど
うかを判断する。もし、コメント付けされている部分が
表示されていれば、ステップS62で線種エリア45に
「実線」を格納し、終了する。もし、コメント位置43
が、文書ウィンドウの表示範囲外である場合、ステップ
S63で線種エリア45に「破線」を格納し、終了す
る。
【0038】以上述べてきたような構成により、CRT
11の表示画面上における表示は以下のようになる。図
9は文書ウィンドウ中にコメント付けされた位置が表示
されている場合の画面表示状態を表す図である。また、
図10は文書ウィンドウ中にコメント付けされた位置が
表示されていない場合の画面表示状態を表す図である。
尚、これらの画面表示は図4及び5で示される文書ファ
イル及びコメントファイルを表示したものである。
【0039】図9において、文書ウィンドウ11a中に
コメント付けされた位置(「この文書には…」の行)が
表示されており、文書ウィンドウ11aとコメントウィ
ンドウ11bは実線11dによって結ばれて対応づけ表
示されている。そして、実線11dの始点であるコメン
ト位置が「この文書には…」の行を表し、コメント付け
された位置を示している。また、図10に示されるよう
に、文書ウィンドウ11a中にコメント付けされた位置
が表示されていない場合は、文書ウィンドウ11aのタ
イトルバーとコメントウィンドウ11bが破線11eで
結ばれて表示される。そして、コメント付けされた部分
が再び表示されれば、自動的にもとの実線による表示に
戻る。
【0040】以上説明したように、実施例1の文書処理
装置によれば文書及びコメントをウィンドウにて表示
し、文書中のコメント付与位置とコメントとを実線によ
り対応づける表示がなされる。そして、コメント付与位
置が文書ウィンドウの範囲外にでた場合は、破線を用い
て、更にウィンドウのタイトルバーと対応づける表示を
実行するので、コメント付与位置がウィンドウ外にある
ことが即座に知れるとともに、どの文書に対応したコメ
ントであるかがわかる。従って、コメントを有する文書
を一度に複数表示しても文書とコメントとの対応がわか
らなくなるようなことはない。
【0041】<実施例2>実施例1の対応づけ表示変更
処理部42による処理のステップS63(図7)におい
て、コメント付与位置が文書ウィンドウの範囲外にある
ときに、線種を別種類のもの(破線)としているがこれ
に限られるものではない。例えば、線種を別種類にする
のではなく、透明な線にすることで、コメント付けされ
ている部分が表示されているときのみ線でつながり、表
示されていない時はコメントウィンドウと文書ウィンド
ウの間に線を表示しない、という画面表示をすることも
可能である。また、常時、線種エリア45の内容を破線
とするか透明とするかを選択できるような手段を設けれ
ば、文書ウィンドウの範囲外に付与されているコメント
ファイルとの対応づけ表示を、必要なときのみに破線で
表示させることが可能となるので、表示画面がすっきり
し、より使いやすくなる。
【0042】<実施例3>また、実施例1の対応づけ表
示変更処理部42による処理のステップS61(図7)
においては、コメントを付与した位置が表示されている
か否かの判断による分岐で対応づけ表示を変更するがこ
れに限られるものではない。例えば、文書ウィンドウに
表示されている部分とコメント位置がどれくらい離れて
いるかを計算し、この結果に基づいた複数の分岐を持つ
ようにする。そして、それぞれの分岐先において、それ
ぞれ異なった線種を線種45に格納する。それ以外の構
成は実施例1と同様である。これにより、コメントが付
けられている位置によってバラエティーに富んだ表示を
行うことができ、文書ウィンドウ外にあるコメントの付
与位置をある程度知ることができる。実施例3による対
応づけ表示変更処理部42による処理手順の1例を図1
1を用いて説明する。
【0043】図11は、実施例3の対応づけ表示変更処
理部42の処理手順を表すフローチャートである。本対
応づけ表示変更処理部42は実施例1と同様に対応づけ
表示処理部41のステップS53(図6)より起動され
る。
【0044】ステップS81において、コメントを付与
した位置(行)が文書ウインドウ内に表示されているか
どうかを判定し、表示されていればステップS82へ進
み、線種エリア45に「実線」を格納する。また、表示
されていない場合は、ステップS83へ進み、表示され
ている先頭或いは最終の行より何行離れているかを算出
する。ここで、表示されている先頭の行から算出された
行数と、最終の行から算出された行数のうち小さい方を
用いるものとする。
【0045】次に、ステップS84では、ステップS8
3において算出された行数が10行以内であるかどうか
を判断し、10行以内であればステップS85へ進み、
線種エリア45に「破線」を格納する。また、算出され
た行数が10行より大きければステップS86へ進み、
この行数が20行以内であるかどうかを判断する。そし
て、20行以内であればステップS87へ進み、「1点
鎖線」を線種エリア45に格納する。また、選出された
行数が20行を越える場合はステップS88へ進み、
「2点鎖線」を線種エリア45に格納する。
【0046】以上説明したように、実施例3によれば、
コメントの付与位置が文書ウインドウの表示範囲から1
0行以内にあるときは破線で、10行を越えて20行以
内にあるときは1点鎖線で、20行を越える位置にある
ときは2点鎖線により対応づけの表示がなされる。従っ
て、この線種をみることによりコメントの付与位置をあ
る程度知ることができる。
【0047】尚、上記実施例3において、コメントの付
与位置を線種により区別しているがこれに限られない。
例えば、コメント付与位置が表示範囲外であるときにコ
メント位置エリア43に格納する特定の座標データを複
数用意しておき、コメント付与位置に応じてコメント位
置とする座標データを選択するようにしてもよい。
【0048】更に、文書の表示範囲外にあるコメント付
与位置が、表示範囲の前方にあるか後方にあるかで表示
を区別するようにしてもよい。
【0049】尚、上記の各実施例における線種の変更
は、表示装置がカラーであれば線の色を変化させること
によって区別してもよい。
【0050】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコメント
表示方法及び文書処理装置によれば、コメント表示部分
に表示されたコメントの付与位置が文書表示部分の範囲
外に移動した場合、コメント表示部分と文書表示部分と
の間の対応づけの表示においてこれを示して表示するこ
とことを可能とし、コメント表示部と文書表示部との対
応が容易に把握できるという効果がある。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の文書処理装置の概略構成を表すブロ
ック図である。
【図2】コンソールの装置構成を表す図である。
【図3】文書及びコメントの表示状態を表す図である。
【図4】文書ファイルのフォーマットを表す図である。
【図5】コメントファイルのフォーマットを表す図であ
る。
【図6】実施例1における対応づけ表示処理の手順を表
すフローチャートである。
【図7】実施例1における対応づけ表示変更処理の手順
を表すフローチャートである。
【図8】対応づけ表示を行うための位置情報の算出方法
を説明する図である。
【図9】文書ウィンドウ中にコメント付けされた位置が
表示されている場合の画面表示状態を表す図である。
【図10】文書ウィンドウ中にコメント付けされた位置
が表示されていない場合の画面表示状態を表す図であ
る。
【図11】実施例3の対応づけ表示変更処理の手順を表
すフローチャートである。
【図12】一般的な文書処理装置における文書とコメン
トの表示方法を表す図である。
【図13】文書ウィンドウもしくはコメントウィンドウ
を移動したときの表示の追従を表す図である。
【符号の説明】
1 コンソール 2 CPU 3 ROM 4 作業用メモリ 5 ファイル用メモリ 6 計算機バス 41 対応づけ表示処理部 42 対応づけ表示変更処理部 43 コメント位置エリア 44 コメントウィンドウ位置エリア 45 線種エリア 51 文書ファイル 52 コメントファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山川 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書とともにコメントを表示する機能を
    有する文書処理装置において、 表示されたコメントの付与位置が表示された文書の範囲
    内に存在するかどうかを判定する判定手段と、 前記判定手段において存在すると判定された場合、前記
    コメントの付与位置に基づいて前記表示された文書とコ
    メントとを対応づける表示を行う第1の表示手段と、 前記判定手段において存在しないと判定された場合、コ
    メントの付与位置が表示範囲外であることを示すととも
    に前記表示された文書とコメントとを対応づける表示を
    行う第2の表示手段と、 を備えることを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の表示手段は、前記判定手段に
    おいて存在すると判定された場合、前記コメントの付与
    位置の存在する行を示す位置と前記コメントの所定位置
    とを結ぶ線分を用いることにより前記文書とコメントと
    を対応づける表示を行い、 前記第2の表示手段は、前記判定手段により存在しない
    と判定された場合、前記文書の表示領域内の特定の位置
    と前記コメントの所定位置とを結ぶ線分を用いることに
    より前記文書とコメントとを対応づける表示を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の表示手段と前記第2の表示手
    段において前記線分の線種を変更する線種変更手段を更
    に備えることを特徴とする請求項2に記載の文書処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記判定手段により存在しないと判定さ
    れた場合、表示されたコメントの付与位置が表示された
    文書の範囲より離れている量を算出する算出手段を更に
    備え、 前記第2の表示手段は、前記判定手段により存在しない
    と判定された場合、前記算出手段により算出された量に
    基づいて前記表示された文書とコメントとを対応づける
    表示を行うことを特徴とする請求項1に記載の文書処理
    装置。
  5. 【請求項5】 文書とともにコメントを表示するコメン
    ト表示方法において、 表示されたコメントの付与位置が表示された文書の範囲
    内に存在するかどうかを判定する判定行程と、 前記判定行程において存在すると判定された場合、前記
    コメントの付与位置に基づいて前記表示された文書とコ
    メントとを対応づける表示を行う第1の表示行程と、 前記判定行程において存在しないと判定された場合、コ
    メントの付与位置が表示範囲画であることを示すととも
    に前記表示された文書とコメントとを対応づける表示を
    行う第2の表示行程と、 を備えることを特徴とするコメント表示方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の表示行程は、前記判定行程に
    おいて存在すると判定された場合、前記コメントの付与
    位置の存在する行を示す位置と前記コメントの所定位置
    とを結ぶ線分を用いることにより前記文書とコメントと
    を対応づける表示を行い、 前記第2の表示行程は、前記判定行程により存在しない
    と判定された場合、前記文書の表示領域内の特定の位置
    と前記コメントの所定位置とを結ぶ線分を用いることに
    より前記文書とコメントとを対応づける表示を行うこと
    を特徴とする請求項5に記載のコメント表示方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の表示行程と前記第2の表示行
    程において前記線分の線種を変更する線種変更行程を更
    に備えることを特徴とする請求項6に記載のコメント表
    示方法。
  8. 【請求項8】 前記判定行程により存在しないと判定さ
    れた場合、表示されたコメントの付与位置が表示された
    文書の範囲より離れている量を算出する算出行程を更に
    備え、 前記第2の表示行程は、前記判定行程により存在しない
    と判定された場合、前記算出行程により算出された量に
    基づいて前記表示された文書とコメントとを対応づける
    表示を行うことを特徴とする請求項5に記載のコメント
    表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018139039A (ja) * 2017-02-24 2018-09-06 ブラザー工業株式会社 非常駐プログラム、常駐プログラム、及び情報処理装置
CN111415398A (zh) * 2019-01-08 2020-07-14 杭州海康威视数字技术股份有限公司 一种在显示屏上显示批注的方法及装置

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