JP3251662B2 - データ表示処理システム - Google Patents

データ表示処理システム

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JP3251662B2
JP3251662B2 JP27980092A JP27980092A JP3251662B2 JP 3251662 B2 JP3251662 B2 JP 3251662B2 JP 27980092 A JP27980092 A JP 27980092A JP 27980092 A JP27980092 A JP 27980092A JP 3251662 B2 JP3251662 B2 JP 3251662B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,編集中の文書データや
図解データを表示装置に表示するデータ表示処理システ
ムに関する。
【0002】計算機を用いた発想支援システム等におい
ては,全体の概要を把握できるようにするとともに,関
心のある部分については,さらに詳細な内容を簡単に知
ることができるようにする必要がある。
【0003】
【従来の技術】計算機を用いる際の問題の一つとして,
計算機の画面の大きさと解像度が限られていることに起
因する問題がある。表示対象,すなわち表示したい文書
や図解が大量または大規模になると,その全体を詳細に
は表示しきれないという問題である。別の言い方をすれ
ば,計算機の画面上での表示の仕方に対して,ユーザは
基本的に, (a) 詳細表示 (b) 全体表示 の二種類を要求するが,それらを同時に満たすことは一
般的には難しいということである。
【0004】このような問題に対して従来から広く使わ
れている方法として,(1) スクロール機能,(2) 拡大率
の変更機能,の提供がある。
【0005】スクロール機能とは,表示対象の詳細を部
分的に表示しておき,ユーザの必要に応じて,画面を縦
や横にスクロールして表示部分を移動することにより,
全体を眺めることを可能にする機能である。スクロール
機能に基づく表示方式では,表示対象の詳細を見ること
はできるが,全体を一度に眺めることはできない。
【0006】拡大率の変更機能では,表示の拡大率を変
更することによって,表示を必要なだけ詳細にすること
や,または全体が表示できるように縮小することが可能
である。拡大率の変更機能を備えていても,一般的に
は,詳細表示と全体表示を同時に得ることはできない。
ただし,この欠点は拡大率の変更機能をマルチウインド
ウ表示機能と組み合わせて,詳細表示と全体表示を異な
るウインドウで同時に表示することにより解決できる。
【0007】しかし,その場合には,同じものが複数表
示されるので,それらの間でどことどこが同じかを判断
する,すなわち同一性の判定をユーザが行なわなければ
ならないという別の問題が発生する。
【0008】これらの問題に対して,すでに我々が提案
している技術として,特殊な写像で表示対象を変形する
方式がある。 〔参考文献〕 [1]三末和男,杉山公造:図的思考支援を目的とした
多視点遠近画法について,情報処理学会論文誌,Vol.3
1, No.8, pp.997-1006 (1991). [2]特開平3−113578号公報(図形出力処理方
式). この方式を用いると,表示対象の詳細と全体を同時に見
ることができ,また表示物は唯一であることから,同一
性の判定が不要である。この方式は,詳細な表示が必要
とされるのは表示対象の全体ではなく,ユーザが着目し
ている点(視点)およびその付近であるという仮定に基
づく。そして,仮想平面上に一度表示された表示対象
を,特殊な写像で変形し,視点付近を詳細になるよう拡
大し,それ以外を全体が表示できるように縮小して表示
する。
【0009】この方式の欠点は,表示対象を2次元平面
上の単なる絵として取り扱うため,表示対象が本来持つ
構造情報などが変形された表示に反映されない点であ
る。例えば,表示対象の二つの離れた部分を詳細に見た
い場合には,たとえそれらが構造的には密接な関係にあ
っても(例えば,連結線などで結合されていても),両
方の部分に陽に視点を置かなければならない。一方に視
点を置いただけでは,それらの位置関係によっては他方
が縮小される可能性がある。
【0010】また,文書画像情報の表示において,個々
の情報を相対的な重要度に基づいて管理・制御するため
の技術として,特開平3−202957号公報に示され
ているものがある。
【0011】この技術では,あらかじめ各処理モードに
おいて各表示要素ごとの重要度を設定しておく。それと
同時に,重要度に対して表示サイズや配置を設定してお
くことによって,適切な大きさで表示させることができ
るようようにしている。これらの値は,ユーザが設定可
能であるが,通常はデフォルト値が使用される。これら
は,全要素の重要度,全重要度に対する表示サイズや位
置の値であり,すべて用意しておく必要がある。
【0012】このため,要素数が増加し,大規模な表示
対象となった場合には,適用不可能である。また,動的
に表示対象が変化する場合にも,適用できないものとな
っている。
【0013】
〔参考文献〕
[3]三末和男:図の概略化と発想支援への応用,情報
処理学会ヒューマンインタフェース研究会,90-HI-31-1
(1990). この技術では,ユーザが必要とする詳細と全体を同時
に,かつ唯一の表示物として表示し,その表示物が表示
対象の持つ多様な情報を反映した概略表示となるように
することを図っている。しかし,表示要素の重要度を決
めるためのいくつかの関数を結び付ける重み係数が固定
的であり,ユーザの個性に合わせて重要度のルールを変
えることはできなかった。
【0014】本発明は上記問題点の解決を図り,構造・
意味・視点などからの総合的な関心度(重要度)に応じ
て,表示要素のサイズや見やすさが決定され,その表示
対象には制限がなく,表示対象に動的変化がある場合に
も対処可能であって,ユーザの感覚に適合したものとな
るような概略表示を可能とする手段を提供することを目
的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は,本発明の原理説
明図である。図1において,処理装置10は,CPUお
よびメモリなどからなり,データを編集処理する装置で
ある。入力装置19は,キーボードやマウスなどのデー
タ編集情報を入力する装置であり,表示装置20は,C
RTや液晶ディスプレイなどの,編集されたデータを表
示する装置である。
【0016】編集処理部11は,表示対象となる意味の
あるデータの単位であるデータ要素の集合に関する編集
処理を行う処理手段である。編集データ記憶部14は,
編集対象および表示対象の文書や図解データを記憶する
手段である。重み係数記憶部15は,あらかじめ定めら
れたいくつかの基本重要度関数の結合に用いる重み係数
を記憶する手段である。
【0017】重要度計算部16は,表示対象となる各デ
ータ要素ごとの重要度を,基本重要度関数を重み係数に
基づいて結合した関数により計算する処理手段である。
重み付け描画処理部17は,計算した各データ要素の重
要度に応じて,各データ要素の表示サイズまたは表示可
否を決定し,各データ要素の表示レイアウトを行って表
示データを作成する処理手段である。表示制御部18
は,重み付け描画処理部17が作成した表示データを,
表示装置20に表示する制御を行う。
【0018】編集処理部11は,重み係数記憶部15が
記憶する各基本重要度関数対応の重み係数を,入力装置
19からの入力により変更する重み係数変更手段12を
持つ。
【0019】また,機械学習処理部13があり,機械学
習処理部13は,編集処理部11から通知されたユーザ
が指示した表示サイズの変更等を伴う操作情報をもと
に,重み係数記憶部15が記憶する重み係数を学習によ
って自動的に変更する処理を行うようになっている。
【0020】重み付け描画処理部17は,各データ要素
の重要度に応じて,可視性型重み付け描画処理,2値サ
イズ型重み付け描画処理,比例サイズ型重み付け描画処
理またはこれらのいくつかを組み合わせた重み付け描画
処理を行う。
【0021】重要度計算部16が重要度の計算に用いる
基本重要度関数としては,各データ要素間の関係によっ
て値が定まる構造的重要度関数,各データ要素の意味に
よって値が定まる意味的重要度関数または表示装置の画
面において指示された視点との関係によって値が定まる
視点重要度関数がある。
【0022】重み付け描画処理部17は,重要度の変化
によって表示が変化する場合に,変化が起きたところ
を,変化が起きないところと区別できる色により描画す
る手段を持つ。また,重み付け描画処理部17は,重要
度の変化によって表示が変化する場合に,変化前の表示
から変化後の表示まで,表示が徐々に変化するように動
画を用いて描画する手段を持つ。
【0023】
【作用】図2は本発明の作用説明図である。本発明は,
ユーザが必要とする詳細と全体を同時に,かつ唯一の表
示物として表示し,その表示物が表示対象の持つ多様な
情報を反映し,ユーザの感覚に適合したものとなるよう
な概略表示とする。しかも,表示要素の重要度を決める
いくつかの重要度関数を結び付ける重み係数を,パラメ
ータとして可変とし,ユーザの個性に合わせて重要度の
ルールを変えることができるようにする。
【0024】概略表示は,重要度関数(importance fun
ction )とその関数の与える値を利用する重み付け描画
法(weighted drawing method )により得られる。より
具体的には,表示対象を構成要素に分解し,各構成要素
の重要度を基準に,重要な要素は大きく,重要でない要
素は小さくまたは見えなくすることにより,全体が画面
に収まるような概略表示を得ることができるようにす
る。
【0025】特に,エディタ等による表示対象の編集に
より,重要度に影響する修正があると,機械学習によっ
て,重要度関数を結合する際のパラメータである重み係
数を自動更新するので,ユーザが重み係数を意識しない
場合でも,概略表示がユーザの表示に対する要求にマッ
チするように,重み係数の学習がなされる。
【0026】本発明の構成に関係する技術的概念の要素
は,以下のとおりである。 〔基本重要度関数〕表示対象の構成要素に,単一の性質
から重要度を与える基本(primitive )重要度関数を複
数用意する。それらにより,構成要素に様々な観点から
重要度を与えることができる。
【0027】基本重要度関数をJで表すことにすると,
構成要素xの基本重要度jは,一般に, j=J(x) …式(1) のように表される。基本重要度は実数とする。また,基
本重要度が視点に依存する場合には j=J(x;y1 ,…,yn ) …式(2) のように表される。ここでy1 ,…,yn (n≧0)
は,視点を置く構成要素である。
【0028】〔総合重要度関数〕一つ以上の基本重要度
関数を結合関数を用いて組み合わせて,総合重要度関数
を作る。結合関数を一般にHで表すことにすると,m個
の基本重要度関数J1 ,…,Jm (m≧1)を組み合わ
せた総合重要度関数Iは I(x)=H(J1 (x) ,J2 (x) ,…,Jm (x)) …式(3) のように表される。また,一つ以上の基本重要度関数が
視点に依存する場合(ここでは全ての基本重要度関数が
視点に依存するとする)には I(x;y1 ,…, yn ) =H(J1 (x;y1 ,…,yn ),…, Jm (x;y1 ,…,yn )) …式(4) のように表される。視点は一般に0以上であるので,式
(4) を総合重要度関数の一般形として用いても一般性は
失われない。
【0029】〔重要度の計算〕視点を用いる場合には視
点の集合をあらかじめ定め,表示対象の構成要素すべて
についてそれぞれ総合重要度(以下,単に「重要度」と
呼ぶ)を計算する。
【0030】〔重み付け描画・表示〕各構成要素の重要
度を重みとして,その重みをもとに構成要素を拡大,縮
小または消去して,表示対象のレイアウトや表示を行な
う。
【0031】
【実施例】図3は,図1に示す処理装置10の実施例処
理フローチャートを示す。以下の説明における(a) 〜
(k) は,図3に示す(a) 〜(k) に対応する。
【0032】(a) 編集データ記憶部14の文書または図
解データを,表示装置20に表示する場合,まず,重要
度計算部16は,構造的重要度関数,意味的重要度関
数,視点重要度関数といった基本重要度関数を重み係数
によって結合した総合重要度関数を用い,各データ要素
ごとの重要度を計算する。
【0033】(b) 重み付け描画処理部17は,重要度計
算部16が計算した重要度に応じて,各データ要素の表
示サイズまたは各データ要素を表示するかしないかを決
める。
【0034】(c) そして,表示するデータ要素の表示サ
イズをもとに,それを画面のどの位置に表示するかの表
示レイアウトを行う。 (d) 表示レイアウトを行った表示データを,表示制御部
18により,表示装置20に表示する。
【0035】(e) 編集処理部11は,ユーザが入力装置
19から何らかの指示入力をするのを待つ。 (f) 入力装置19から入力があった場合,その指示は,
データ要素の表示サイズを変更するものであるかどうか
を判定する。そうでない場合,処理(i) へ進む。
【0036】(g) 指示が表示サイズ変更に関するもので
ある場合,指定された表示サイズにより,各データ要素
についての再レイアウトを行う。 (h) 再レイアウトをしたならば,機械学習処理部13に
よって,例えば最急降下法を用いた学習アルゴリズムに
より重み係数等を機械学習し,その値を変更する。そし
て,処理(d) へ戻り,再レイアウトの結果を表示する。
【0037】(i) ユーザからの指示が一般のデータ編集
であるかどうかを判定する。一般のデータ編集ではない
場合,その指示に応じた処理を行う。 (j) 文書テキストの編集や図解データの編集などの一般
のデータ編集の場合,その指示に応じて編集データ記憶
部14中のデータを編集する。
【0038】(k) 再レイアウトが必要かどうかを判定す
る。データ編集の結果,データの構造や意味が変わると
いうような場合には,再レイアウト要となる。再レイア
ウト要の場合,処理(a) へ戻り,重要度の計算を行う。
再レイアウトが不要である場合,処理(d) へ戻って編集
結果を表示する。
【0039】次に,重み付け描画処理部17において実
行される各種の重み付け描画法の例を説明する。 [重み付け描画法に関する実施例]重み付け描画法の例
として,可視性型,多値サイズ型,比例サイズ型,複合
型などがある。ここではこれらの例を,グラフ構造図解
と木構造文書を表示対象の例として説明する。
【0040】グラフ構造図解は,グラフ構造を持つ図解
であり,家系図,鉄道の路線図,プログラムのフローチ
ャートなどがこの図解の例である。図4(A)に,グラ
フ構造図解の例を示す。ここでの構成要素は,各長方形
(すなわちノード)とする。重み付け描画法の説明のた
めに,構成要素である各長方形は,その中に示された数
を重要度として持つとする。
【0041】木構造文書とは,木構造を持つ文書であ
る。章,節の構造を持つ通常の文書は,全て木構造文書
とみなすことができる。アウトライン・プロセッサと呼
ばれるソフトウェアは,文書をこの木構造で管理するも
のである。図4(B)に,木構造文書のアウトライン・
プロセッサによる表示例を示す。こちらも説明のために
構成要素である各行は,最後に付けられた括弧内の数を
重要度として持つとする。
【0042】〔可視性型重み付け描画法〕可視性型重み
付け描画法は,重要度の閾値を一つ使用し,その閾値よ
り重要度が大きい要素は表示するが,それ以外の要素は
表示しない方法である。可視性型重み付け描画法によっ
て,図4(A)の図解を表示した例を図5(A)に,図
4(B)の木構造文書を表示した例を図5(B)に示
す。ここでの閾値は4である。
【0043】〔多値サイズ型重み付け描画法〕多値サイ
ズ型重み付け描画法は,複数の閾値t1 ,…tn と,段
階的に大きくなるサイズS0 ,S1 ,…Sn を用意し,
重要度が閾値t1 以下の要素は,最も小さいサイズS0
で表示され,重要度がti より大きくti+1 以下の要素
は,サイズSi で表示され,重要度がtn より大きい要
素は,最も大きいサイズSn で表示されるようにした方
法である。
【0044】特に,閾値を一つだけ使用し,二つのサイ
ズで表示を行なうものを2値サイズ型重み付け描画法と
呼ぶ。その特殊な場合として,サイズがゼロの要素を表
示しないとすると,可視性型は2値サイズ型の一つとも
言える。2値サイズ型重み付け描画法によって,図4
(A)の図解を表示した例を図6(A)に,図4(B)
の木構造文書を表示した例を図6(B)に示す。ここで
の閾値は4である。
【0045】〔比例サイズ型重み付け描画法〕 比例サイズ型重み付け描画法は,各要素をその重要度に
比例したサイズで表示する方法である。比例サイズ型重
み付け描画法によって,図4(A)の図表を表示した例
を図(A)に,図4(B)の木構造文書を表示した例
を図7(B)に示す。
【0046】〔複合型重み付け描画法〕複合型重み付け
描画法は,上記の可視性型,多値サイズ型(2値サイズ
型),比例サイズ型や,その他の型の重み付け描画法を
複合したものである。
【0047】例えば,重要度の閾値を二つ使用し,大き
いほうの閾値より重要度が大きい要素は,大きいサイズ
で表示され,それ以外の要素で,小さいほうの閾値より
重要度が大きい要素は,小さいサイズで表示され,それ
以外の要素は表示されないような複合型も可能である。
これは可視性2値サイズ複合型と呼ぶことができる。こ
の可視性2値サイズ複合型重み付け描画法によって,図
4(A)の図解を表示した例を図8(A)に,図4
(B)の木構造文書を表示した例を図8(B)に示す。
ここでは大きい閾値が6,小さい閾値が4である。
【0048】また,重要度の閾値を一つ使用し,その閾
値より重要度が大きい要素は,重要度に比例したサイズ
で,それ以外の要素は小さいサイズで表示するような複
合型も可能である。これは2値サイズ比例サイズ複合型
と呼ぶことができる。この2値サイズ比例サイズ複合型
重み付け描画法によって図4(A)の図解を表示した例
を図9(A)に,図4(B)の木構造文書を表示した例
を図9(B)に示す。ここでの閾値は4である。
【0049】[基本重要度関数に関する実施例] 〔構造的重要度〕基本重要度関数として表示対象の構造
情報から重要度を計算する。構造情報から計算される基
本重要度を構造的重要度と呼び,構造的重要度関数をI
s で表す。
【0050】木構造 表示対象の構造が木構造をなす場合,または木構造とみ
なせる場合に,木構造の各ノードを構成要素とすると,
次のように重要度を定める関数を構造的重要度関数とし
て利用することができる。
【0051】{深さ/浅さ}木における構成要素xの深
さ(構成要素の根からのグラフ上の距離)または浅さを
重要度とする。または,深さや浅さの関数を重要度とす
る。
【0052】{子の数}構成要素xから根と逆の方向に
向かって1回でたどることができる構成要素(子)の数
を重要度とする。または,子の数の関数を重要度とす
る。例えば,子の数の少ない構成要素ほど重要度を高く
するためには子の数の符号を変えたものを重要度とす
る。
【0053】{子孫の数(部分木の大きさ)}構成要素
xを根とする部分木に含まれる構成要素(子孫)の数を
重要度とする。または,子孫の数の関数を重要度とす
る。例えば,子孫の数の少ない構成要素ほど重要度を高
くするためには子孫の数の符号を変えたものを重要度と
する。
【0054】グラフ構造 表示対象の構造がグラフ構造をなす場合,またはグラフ
構造と見なせる場合に,グラフ構造の各ノードを構成要
素とすると,次のように重要度を定める関数を構造的重
要度関数として利用することができる。
【0055】{結合するエッジの数}構成要素xに結合
するエッジの数を重要度とする。また,エッジが有向の
場合には,特に,構成要素xに結合するエッジのうち,
xを始点とするエッジの数,またはxを終点とするエッ
ジの数を重要度とする。または,それらエッジの数の関
数を重要度とする。
【0056】〔意味的重要度〕基本重要度関数として,
表示対象の構成要素が表す意味から重要度を計算する。
意味から計算される基本重要度を,意味的重要度(sema
ntic importance )と呼び,意味的重要度関数をIm
表す。
【0057】意味的重要度の一例を挙げておく。いま表
示対象が都市間の交通網であり,その図解はグラフ構造
を持ち,ノードが都市を,エッジが交通手段を表すとす
る。その図解において一つのノードの意味は一つの都市
であり,例えばその都市の人口などはその意味から計算
できる意味的重要度であるといえる。
【0058】〔視点重要度〕基本重要度関数として表示
対象に対するユーザの視点情報から重要度を計算する。
視点情報から計算される基本重要度を,視点重要度(fo
cal importance)と呼び,視点重要度関数をIf で表
す。
【0059】グラフ構造 表示対象の構造がグラフ構造(木構造を含む)をなす場
合,またはグラフ構造とみなせる場合に,グラフ構造の
各ノードを構成要素とすると,次のように重要度を定め
る関数を視点重要度関数として利用することができる。
【0060】{視点からの距離}視点をy1 ,…,yn
とするとき,構成要素xから視点までのグラフ上での距
離を重要度とする。または距離の関数を重要度とする。
例えば,視点に近い構成要素の重要度を高くするために
は,視点までの距離の符号を変えたものを重要度とす
る。
【0061】複数の視点に対しては,最も近い視点まで
の距離,最も遠い視点までの距離,または全ての視点ま
での距離の相加平均等,またはそれらの関数を重要度と
する方法が可能である。
【0062】[結合関数に関する実施例] 〔線形結合〕結合関数として線形結合を用いる。結合関
数Hは次のように表すことができる。
【0063】 H(j1,, m )=Σwk ・jk …式(5) このとき,w1,, m は,各基本重要度の重み係数で
ある。なお,ここのΣは,k=1からmまでの総和を表
す。
【0064】例えば,構造的重要度関数Is ,意味的重
要度関数Im ,視点重要度関数Ifを線形結合関数で結
合すると,総合重要度関数は次のようになる。 I(x;y1,, n )=ws ・Is (x)+wm ・Im (x) +wf ・If (x;y1,, n ) …式(6) この時,ws ,wm ,wf はそれぞれ構造的重要度,意
味的重要度,視点重要度の重み係数である。
【0065】すでに,関心度関数(DOI:Degree of
Interest関数)と呼ばれる式(6) の関数に類似の関数
が,Furnasによって提案されている。 〔参考文献〕 [4]Furnas,G.W.: Generalized Fisheye Views, Proc
essings of Human Factors in Computing Systems, pp.
16-23 (1986). ただし,関心度関数では重み係数はなく,視点は唯一
で,構造的重要度と意味的重要度が区別されず先験的重
要度として表されている。
【0066】〔対数関数〕線形結合を部分的に対数関数
を用いて変形した次の形とする。 H(j1 , …, jm )=Σwk ・jk +Σwk ・log jk …式(7) このとき,w1 ,…,wm は重み係数である。右辺第1
項のΣは,k=1からiまでの総和,右辺第2項のΣ
は,k=i+1からmまでの総和を表す。
【0067】対数関数を利用することにより,特定の基
本重要度が極端に大きくなっても,総合的には大きく影
響を与えないようにできる。例えば,構造的重要度関数
s,意味的重要度関数Im ,視点重要度関数If を結
合する場合に,構造的重要度と視点重要度に対数関数を
用いると,総合重要度関数は次のようになる。
【0068】 I(x;y1,, n )=ws ・log Is (x)+wm ・Im (x) +wf ・log If (x;y1,, n ) …式(8) この時,ws ,wm ,wf はそれぞれ構造的重要度,意
味的重要度,視点重要度の重み係数である。
【0069】[結合関数のパラメータ指定に関する実施
例]結合関数が式(5) や式(7) のような形をしていると
き,重み係数wk (1≦k≦m;m>0)の値は,概略
表示をユーザの感覚に適合したものとするための重要な
パラメータである。そのパラメータの指定の仕方に,い
くつかの方法がある。
【0070】〔スライダ〕スライド式の入力装置(スラ
イダ)を真似たユーザインタフェースを利用してユーザ
に入力させる方式である。この方式では,例えば図10
に示すようなスライダを,ポップアップウインドウの画
面に表示し,スライダのつまみ部分をマウス等のポイン
ティング・デバイスによってドラッグすることにより,
各重み係数ws ,wm ,wf を0から100までの間で
可変にしている。各基本重要度がどれくらいの重みで影
響しているかを視覚的に認識でき,値の増減を直接的に
行うことができるという特長がある。
【0071】〔機械学習〕ユーザに,パラメータの変更
を直接させず,各時点で構成要素の重要度の修正を行わ
せる。その修正情報を用いてユーザの望むパラメータを
計算機に学習させる方式である。学習の仕方としては,
最急降下法等を利用することができる。以下に,その最
急降下法を用いた学習アルゴリズムを示す。
【0072】(1) 初期値の設定:w1 ,…,wm に適当
な初期値を設定する。 (2) 学習サンプルの入力:視点がy1 ,…,yn のとき
ユーザが構成要素xの重要度をiからi′に修正した。
【0073】(3) パラメータの修正:Δwk =−μ(i
−i′)・Jk (x;y1,, n)で,各wk を修正
する。ただし,Jk (x;y1,, n )は視点がy1,
,n のときの構成要素xの基本重要度である。
【0074】(4) 上記ステップ(2) へ戻る。 [視点の指定法に関する実施例]視点重要度関数の利用
する視点をユーザに指定させる方法がいくつか考えられ
る。
【0075】〔マーカ〕ポインティング・デバイスやカ
ーソル・キーで視点を置く要素を直接指定するのでな
く,視点を表すマーカ(要素とは別の特別な表示物)を
利用し,それをポインティング・デバイスやカーソル・
キー等で移動させることにより,視点を指定する。ポイ
ンティング・デバイス等で直接視点を指定しないので,
操作対象と視点を区別して取り扱うことが可能になる。
【0076】図11にマーカを用いた視点の指定例を示
す。ここでは図中,虫眼鏡の印がマーカであり,ポイン
ティング・デバイスで移動することができる。 [変化の見せ方に関する実施例]概略表示が対話式のシ
ステムで使われる場合,通常の表示から概略表示に変え
るとき,その逆のとき,または視点や重要度関数を変え
て概略表示を変化させるときなど,表示を瞬間的に変化
させると,ユーザにとってはどのように変化したかが分
かりにくい。極端な場合には,何が起こったかさえ分か
らなくなることもある。そのような問題点を解決するた
めに次のような方法がある。
【0077】〔色の利用〕変化の起こった要素の色を他
と異なる色に変えて表示することにより,変化を分かり
やすくする。
【0078】〔アニメーション〕表示の変化を動画にし
て見せることにより,変化の内容をユーザが把握しやす
くなる。
【0079】[本発明の実施の態様]以上のように,本
発明は次の種々の態様で実施することが可能である。 (1) 複数の基本重要度関数を結合関数で組み合わせた総
合重要度関数と重み付け描画法を用いて概略表示を作成
する。
【0080】(2) 上記(1) において,重み付け描画法
に,可視性型重み付け描画法を用いる。 (3) 上記(1) において,重み付け描画法に,2値サイズ
型重み付け描画法を用いる。
【0081】(4) 上記(1) において,重み付け描画法
に,比例サイズ型重み付け描画法を用いる。 (5) 上記(1) において,重み付け描画法に,可視性2値
サイズ複合型重み付け描画法を用いる。
【0082】(6) 上記(1) において,重み付け描画法
に,2値サイズ比例サイズ複合型重み付け描画法を用い
る。 (7) 上記(1) において,基本重要度関数の一つに構造的
重要度関数を用いる。
【0083】(8) 上記(7) において,表示対象の構造が
木構造である場合,または木構造とみなすことができる
場合,各ノードを構成要素とし,構造的重要度関数とし
て木における構成要素の深さまたは浅さの関数を用い
る。
【0084】(9) 上記(7) において,表示対象の構造が
木構造である場合,または木構造とみなすことができる
場合,各ノードを構成要素とし,構造的重要度関数とし
て木における構成要素の子の数の関数を用いる。
【0085】(10)上記(7) において,表示対象の構造が
木構造である場合,または木構造とみなすことができる
場合,各ノードを構成要素とし,構造的重要度関数とし
て木における構成要素の子孫の数の関数を用いる方式。
【0086】(11)上記(7) において,表示対象の構造が
グラフ構造である場合,またはグラフ構造とみなすこと
ができる場合,各ノードを構成要素とし,構造的重要度
関数として構成要素に結合するエッジの数の関数を用い
る。
【0087】(12)上記(7) において,表示対象の構造が
有向グラフ構造である場合,または有向グラフ構造とみ
なすことができる場合,各ノードを構成要素とし,構造
的重要度関数として構成要素を始点とするエッジの数,
または構成要素を終点とするエッジの数の関数を用い
る。
【0088】(13)上記(1) において,基本重要度関数の
一つに意味的重要度関数を用いる。 (14)上記(1) において,基本重要度関数の一つに視点重
要度関数を用いる。 (15)上記(14)において,表示対象の構造がグラフ構造で
ある場合,またはグラフ構造とみなすことができる場
合,各ノードを構成要素とし,視点重要度関数として視
点から構成要素までのグラフ上の距離の関数を用いる。
【0089】(16)上記(15)において,視点が複数ある場
合に,視点重要度関数を,最も近い視点までのグラフ上
の距離,最も遠い視点までのグラフ上の距離,または全
ての視点までのグラフ上の距離の相加平均の関数とす
る。
【0090】(17)上記(14)において,ユーザに視点重要
度関数の利用する視点の指定をマーカを用いて行なわせ
る。 (18)上記(1) において,結合関数を実施例の説明で述べ
た式(5) のように線形結合関数とする。
【0091】(19)上記(18)において,実施例の説明で述
べた式(6) のように,基本重要度関数に構造的重要度関
数,意味的重要度関数,視点重要度関数を用いる。 (20)上記(1) において,結合関数を実施例の説明で述べ
た式(7) のように対数関数を用いたものとする。
【0092】(21)上記(20)において,実施例の説明で述
べた式(8) のように,基本重要度関数に, 構造的重要度
関数,意味的重要度関数,視点重要度関数を用い,構造
的重要度と視点重要度に対数関数を適用する。
【0093】(22)上記(18)または上記(20)において,実
施例の説明で述べた式(5) または式(7) に現われる重み
係数を, スライダを真似たユーザインタフェースを利用
してユーザに入力させる。
【0094】(23)上記(18)または上記(20)において,実
施例の説明で述べた式(5) または式(7) に現われる重み
係数を,ユーザが行なう重要度の修正情報を用いて,計
算機が自動的に学習するようにする。
【0095】(24)上記(1) における概略表示方式を,木
構造による文書表示管理に利用したアウトライン・プロ
セッサに適用する。 (25)上記(1) における概略表示方式で,概略表示の利用
や,視点等の変化に伴う重要度の変化によって起こる表
示の変化を,変化の起こったところだけ特別な色を用い
ることにより認識しやすくする。
【0096】(26)上記(1) における概略表示方式で,概
略表示の利用や,視点等の変化に伴う重要度の変化によ
って起こる表示の変化を, 動画を用いて示すことにより
認識しやすくする。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
大量または大規模な表示対象が,その概略表示を作成す
ることによって,大きさの限られた表示領域において表
示可能になる。その際,適切な重要度関数を用いること
により,作成された概略表示には表示対象の全体やユー
ザの着目する部分の詳細等を同時に含ませることができ
るが,特に, 様々な基本重要度関数を利用し,それらを
結合して総合重要度関数を作るときの各基本重要度関数
の重み係数を, 可変とすることにより,表示対象の多様
な情報を活かし,ユーザの感覚に適合した概略表示を作
成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【図3】本発明の実施例処理フローチャートである。
【図4】本発明における表示対象の例を示す図である。
【図5】本発明の実施例に係る可視性型重み付け描画法
による表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る2値サイズ型重み付け描
画法による表示例を示す図である。
【図7】本発明の実施例に係る比例サイズ型重み付け描
画法による表示例を示す図である。
【図8】本発明の実施例に係る可視性2値サイズ複合型
重み付け描画法による表示例を示す図である。
【図9】本発明の実施例に係る2値サイズ比例サイズ複
合型重み付け描画法による表示例を示す図である。
【図10】本発明の実施例に係る重み係数の変更に用い
るスライダの表示例を示す図である。
【図11】本発明の実施例に係るマーカを用いた視点指
定の例を示す図である。
【符号の説明】
10 処理装置 11 編集処理部 12 重み係数変更手段 13 機械学習処理部 14 編集データ記憶部 15 重み係数記憶部 16 重要度計算部 17 重み付け描画処理部 18 表示制御部 19 入力装置 20 表示装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/00 - 5/42 G06F 17/30 CS

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを編集処理する処理装置と,編集
    されたデータを表示する表示装置と,データ編集情報を
    入力する入力装置とを備えたデータ表示処理システムに
    おいて, 表示対象となる意味のあるデータの単位であるデータ要
    素の集合に関する編集処理を行う編集処理部と, あらかじめ定められたいくつかの基本重要度関数の結合
    に用いるパラメータであって,書き換え可能である重み
    係数を記憶する重み係数記憶部と, 前記表示対象となる各データ要素ごとの重要度を,前記
    基本重要度関数を前記重み係数に基づいて結合した関数
    により計算する重要度計算部と, 計算した各データ要素の重要度に応じて,各データ要素
    の表示サイズまたは表示可否を決定し,各データ要素の
    表示レイアウトを行う重み付け描画処理部と, 前記重み付け描画処理部が作成した表示データを前記表
    示装置に表示する表示制御部と, 前記重み係数記憶部が記憶する前記各基本重要度関数対
    応の重み係数を,ユーザが指示した表示サイズの変更等
    を伴う操作情報をもとに学習によって自動的に変更する
    機械学習処理部 とを備えたことを特徴とするデータ表示
    処理システム。
  2. 【請求項2】 データを編集処理する処理装置と,編集
    されたデータを表示する表示装置と,データ編集情報を
    入力する入力装置とを備えたデータ表示処理システムに
    おいて, 表示対象となる意味のあるデータの単位であるデータ要
    素の集合に関する編集処理を行う編集処理部と, あらかじめ定められたいくつかの基本重要度関数の結合
    に用いるパラメータであって,書き換え可能である重み
    係数を記憶する重み係数記憶部と, 前記表示対象となる各データ要素ごとの重要度を,前記
    基本重要度関数を前記重み係数に基づいて結合した関数
    により計算する重要度計算部と計算した各データ要素の重要度に応じて,各データ要素
    の表示サイズまたは表示可否を決定し,各データ要素の
    表示レイアウトを行う重み付け描画処理部と, 前記重み付け描画処理部が作成した表示データを前記表
    示装置に表示する表示制御部とを備え, かつ,前記重み付け描画処理部は,前記重要度の変化に
    よって表示が変化する場合に,変化前の表示から変化後
    の表示まで,表示が徐々に変化するように動画を用いて
    描画する手段を持つ ことを特徴とするデータ表示処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のデータ表
    示処理システムにおいて, 前記編集処理部は,前記重み係数記憶部が記憶する前記
    各基本重要度関数対応の重み係数を,前記入力装置か
    の入力により変更する重み係数変更手段を持つことを特
    徴とするデータ表示処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1,請求項2または請求項3記載
    のデータ表示処理システムにおいて, 前記重み付け描画処理部は,各データ要素の重要度に応
    じて,可視性型重み付け描画処理,2値サイズ型重み付
    け描画処理,比例サイズ型重み付け描画処理またはこれ
    らのいくつかを組み合わせた重み付け描画処理を行うこ
    とを特徴とするデータ表示処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1,請求項2,請求項3または請
    求項4記載のデータ表示処理システムにおいて, 前記基本重要度関数として,前記各データ要素間の関係
    によって値が定まる構造的重要度関数,前記各データ要
    素の意味によって値が定まる意味的重要度関数または前
    記表示装置の画面において指示された視点との関係によ
    って値が定まる視点重要度関数が含まれることを特徴と
    するデータ表示処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1,請求項2,請求項3,請求項
    4または請求項5記載のデータ表示処理システムにおい
    て, 前記重み付け描画処理部は,前記重要度の変化によって
    表示が変化する場合に,変化が起きたところを,変化が
    起きないところと区別できる色により描画する手段を持
    つことを特徴とするデータ表示処理システム。
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