JPH0776215A - 自動車用トリムアセンブリ - Google Patents

自動車用トリムアセンブリ

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JPH0776215A
JPH0776215A JP22185193A JP22185193A JPH0776215A JP H0776215 A JPH0776215 A JP H0776215A JP 22185193 A JP22185193 A JP 22185193A JP 22185193 A JP22185193 A JP 22185193A JP H0776215 A JPH0776215 A JP H0776215A
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JP
Japan
Prior art keywords
trim
core plate
trim core
opening
contact portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP22185193A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuko Nagashima
節子 長嶋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0776215A publication Critical patent/JPH0776215A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 緩衝部材を有するトリムアセンブリの組立作
業性を向上してコストの低減を図ると共にアームレスト
上部の自由度を増すことのできる自動車用トリムアセン
ブリとする。 【構成】 車体8の室内PR側を覆うと共にアームレス
ト部3を突出するトリム芯板22と、トリム芯板22と
車体8との間に配設される緩衝部材23とを有するトリ
ムアセンブリにおいて、トリム芯板22のアームレスト
部3の上部に開口部24を形成し、化粧部材7と化粧部
材7が固着された緩衝部材23からなる中接部21をト
リム芯板22の開口部24に挿入嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用トリムアセン
ブリの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の技術としては、例えば図7及び
図8(実開平1−144112号公報参照)に示すよう
に、自動車用トリムアセンブリ1は、「車体」としての
ドアインナパネル8の室内PR側を覆うと共にアームレ
スト部3を突出した合成樹脂材よりなるトリム芯板2を
有する。トリム芯板2は、アームレスト部3の上部に少
なくとも上下に離間した溝部4,5で囲繞された中接部
6を備え、中接部6の溝部4、5間には意匠的効果と乗
員の上腕との接触部との感触を兼ねて、布、織物、編み
物等よりなるクロス材製の化粧部材7が相込されて位置
付けられる。また、トリム芯板2の表面には表皮10が
覆われる。トリム芯板2の中接部6の裏面には、側突時
の乗員の保護、衝撃値を和らげるための緩衝部材9が接
着剤によって装着される。ドアインナパネル8は組み立
て作業用の作業穴8aを有し、作業穴8aには、穴から
の埃や水の侵入を防止するためのカバー12がドアイン
ナパネル8の裏面に配されたシーリングスクリーン11
に渡って配される。尚、13は前記アームレスト部3の
上面に形成されたプルハンドル用開口、14は前記トリ
ム芯板2に配設されたウエザーストリップ、15は前記
アームレスト部3の下位に配設されたポケットである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動車用トリムアセンブリにあっては、緩衝部材9をト
リム芯板2に接着するため、手間がかかり、緩衝部材9
を大きくすればその分接着工数がさらに多くなりコスト
上昇を招くという問題がある。また、緩衝部材9のトリ
ム芯板2の裏面に接着するための位置決めが必要となる
ので、緩衝部材9の形状が変更になった場合に位置決め
ボス等前記トリム芯板2の裏面形状の変更が必要とな
り、手間がかかるという問題もある。さらに、緩衝部材
9はトリム芯板2に組立られて、自動車の組立ライン
で、ドアインナパネル8に組み付ける場合にドアインナ
パネル8の作業穴8aを利用することになるが、かかる
作業穴8aには大きさに制約がある為、組付け作業性が
悪く、且つ作業穴8aの大きさによって緩衝部材9の大
きさも制限されるという問題がある。そのため、可能な
限り緩衝部材9を配設しようとすれば、図8に示したよ
うに厚さの異なる緩衝部材9を複数使用しなければなら
ず、コスト上昇及び工数増加の原因になるという問題が
ある。
【0004】また、作業穴8aには作業穴8aの形状に
合わせて前述のカバー12を必要とする為、その分だ
け、コスト上昇の一原因になるおそれがあり、またカバ
ー12と緩衝部材9との間で擦れ音が生じるおそれもあ
る。さらには、中接部6を囲繞する溝部4,5の深さが
十分でないと、化粧部材7の表面が浮き上がってしまい
見栄えを悪くするため、トリム芯板2を成形する際にそ
の溝部4,5の設定に制約を受けるという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、緩衝部材
を有するトリムアセンブリの組立作業性を向上してコス
トの低減を図ると共にアームレスト上部の自由度を増す
ことのできる自動車用トリムアセンブリを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車用トリムアセンブリは、車体の室内
側を覆うと共にアームレスト部を突出するトリム芯板
と、該トリム芯板と車体との間に配設される緩衝部材と
を有する自動車用トリムアセンブリにおいて、前記トリ
ム芯板のアームレスト部の上部に開口部を形成し、化粧
部材と該化粧部材が固着された前記緩衝部材からなる中
接部を前記トリム芯板の前記開口部に挿入嵌合してな
る。また、前記トリム芯板の開口部の縁部が、前記中接
部に食込むことにより、トリム芯板と中接部とを嵌合す
るように構成することができる。また、前記中接部と前
記トリム芯板の開口部のいずれか一方に、溝部を形成
し、他方に、該溝部に嵌合する突起を形成して、溝部と
突起との嵌合によりトリム芯板と中接部とを嵌合するよ
うに構成することができる。
【0006】
【作 用】本発明の自動車用トリムアセンブリによれ
ば、緩衝部材と緩衝部材が固着された化粧部材からなる
中接部をトリム芯板と別部材とし、中接部を前記トリム
芯板に形成した開口部に嵌合することにより組立を行う
ことが可能になるので、緩衝部材の取り付けの作業性が
著しく向上する。また、中接部をトリム芯板と別部材と
したことで、トリム芯板に中接部のための溝部が必要な
くなり、アームレスト上部の自由度を増すことができ
る。さらに、緩衝部材の形状の変更が容易にできるよう
になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と用いて詳述
し、従来例と同一の構造は同一符号を用いる。図1乃至
図3は本発明の一実施例を示し、自動車用トリムアセン
ブリ20は、「車体」としてのドアインナパネル8の室
内PR側を覆うと共にアームレスト部3を突出した合成
樹脂材よりなるトリム芯板22を有する。トリム芯板2
2には、該アームレスト部3の上部に後述の中接部21
を収容するための開口部24が形成される。中接部21
は、化粧部材7と、化粧部材7の裏面と固着される緩衝
部材23とからなる。化粧部材7は、意匠的効果と乗員
の上腕との接触部との感触を兼ねて、布、織物、編み物
等よりなるクロス材からなる。一方、緩衝部材23は、
その断面がおおよそ前記開口部24の形状と等しいか、
又は開口部24より大きく成形されると共に、所望の側
突保護形状を有するべく熱可塑性樹脂(熱硬化発泡体)
によって成形される。化粧部材7は、バキューム、接着
等の手段により緩衝部材23の表面に貼り込むようにし
て固着される。尚、化粧部材7と緩衝部材23との間に
は、ウレタン等の部材を介在しても良い。
【0008】化粧部材7と緩衝部材23が固着された中
接部21は、前記トリム芯板22の開口部24にトリム
芯板22の裏側(図1によれば、ドアインナパネル8
側)より挿入嵌合される。図2に、中接部21とトリム
芯板22の開口部24との嵌合を表す一例を示し、図4
及び図5並びに図6には、中接部21とトリム芯板22
の開口部24との嵌合を表す他の例を示す。図2では、
トリム芯板22の開口部24の縁部22aが表皮10と
共に内側に折れ曲がるフランジを構成している。室内P
R側より中接部21を開口部24へ圧入することによ
り、縁部22aが中接部21のラップ代に食込み、両者
21、22が嵌合される。また、図4及び図5の例で
は、緩衝部材23の縁部23bに溝部27が形成され、
中接部21の開口部の縁部には表皮10と共に溝部27
に嵌合する突起29が形成される。中接部21を開口部
24へ圧入する際に、緩衝部材23の弾力を利用して、
溝部27に突起29を嵌合することにより、両者21、
22が嵌合される。尚、溝部27は両者21,22の嵌
合を確実にするためにその入口を狭く奥を広く形成する
と良い。図6の例では、緩衝部材23がややトリム芯板
22の開口部24より大きく形成されており、その緩衝
部材の上下端部23cには溝部32が形成され、トリム
芯板22の開口部24には表皮10と共に溝部32に嵌
合する突起35が形成されてなる。室内PR側より中接
部21を開口部24の中に、緩衝部材23の弾力を利用
して圧入し、溝部32に突起35を嵌合することによ
り、両者21、22が嵌合される。
【0009】中接部21とトリム芯板22の嵌合は、ト
リム芯板22をドアインナパネル8に取り付けた後に、
行うことができる。この中接部21の嵌合の際に、図3
に示すように、ドアインナパネル8の作業穴8aにも前
記緩衝部材23の凸部23aを圧入するようにすれば、
特別なカバー12を備えなくとも、作業穴8aからの埃
や水の侵入を防ぐことができる。以上の実施例によれ
ば、化粧部材7と緩衝部材23とからなる中接部21
を、トリム芯板22と別部材として挿入嵌合することか
ら、作業性が著しく向上するだけでなく、化粧部材7の
浮き上がりもなくなり、見栄えも向上する。また、緩衝
部材23の大きさの自由度が大きくなり、また、緩衝部
材23の厚みの変更をトリム芯板22の変更なしに簡単
にでき、さらに中接部21の位置決めもトリム芯板22
の開口部24で行うため、特別な位置決めボス等が必要
なくなる。また、トリム芯板22のアームレスト部3の
上部に中接部のための溝部4、5を形成する必要がなく
なるため、成形上の制約が少なくなり、自由度を増すこ
とができる。このように、簡単で安価で自由度の大きい
構造が実現できる。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明の自動車用トリムア
センブリによれば、本発明の自動車用トリムアセンブリ
によれば、緩衝部材と緩衝部材が固着された化粧部材か
らなる中接部をトリム芯板と別部材とし、中接部を前記
トリム芯板に形成した開口部に嵌合することにより組立
を行うことが可能になるので、緩衝部材の取り付けの作
業性が著しく向上することができる。また、中接部をト
リム芯板と別部材としたことで、トリム芯板に中接部の
ための溝部が必要なくなり、アームレスト上部の自由度
を増すことができる。さらに、緩衝部材の形状の変更が
容易にできるようになるという従来にない優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す自動車用トリムアセン
ブリの要部断面図である。
【図2】図1のB部拡大断面図である。
【図3】図1の異なる部位の断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す自動車用トリムアセ
ンブリの図1のB部の拡大断面図である。
【図5】図4の斜視説明図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示す自動車用トリム
アセンブリの図1のC部の拡大断面図である。
【図7】従来例の自動車用トリムアセンブリの正面図で
ある。
【図8】図7のSA−SA線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 自動車用トリムアセンブリ 3 アームレスト部 8 車体としてのドアインナパネル 20 自動車用トリムアセンブリ 21 中接部 22 トリム芯板 22aトリム芯板の開口部の縁部 23 緩衝部材 24 トリム芯板の開口部 27 溝部 32 溝部 29 突起 35 突起 PR 室内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の室内側を覆うと共にアームレスト
    部を突出するトリム芯板と、該トリム芯板と車体との間
    に配設される緩衝部材とを有する自動車用トリムアセン
    ブリにおいて、 前記トリム芯板のアームレスト部の上部に開口部を形成
    し、化粧部材と該化粧部材が固着された前記緩衝部材か
    らなる中接部を前記トリム芯板の前記開口部に挿入嵌合
    してなることを特徴とする自動車用トリムアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記トリム芯板の開口部の縁部が、前記
    中接部に食込むことにより、トリム芯板と中接部とが嵌
    合されることを特徴とする請求項1記載の自動車用トリ
    ムアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記中接部と前記トリム芯板の開口部の
    いずれか一方に、溝部が形成され、他方に、該溝部に嵌
    合する突起が形成されてなり、溝部と突起との嵌合によ
    りトリム芯板と中接部とが嵌合されることを特徴とする
    請求項1記載の自動車用トリムアセンブリ。
JP22185193A 1993-09-07 1993-09-07 自動車用トリムアセンブリ Pending JPH0776215A (ja)

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JP22185193A JPH0776215A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 自動車用トリムアセンブリ

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JP22185193A JPH0776215A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 自動車用トリムアセンブリ

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JPH0776215A true JPH0776215A (ja) 1995-03-20

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ID=16773185

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JP22185193A Pending JPH0776215A (ja) 1993-09-07 1993-09-07 自動車用トリムアセンブリ

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JP (1) JPH0776215A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007190959A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Suzuki Motor Corp 車両用ドアの内装材構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007190959A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Suzuki Motor Corp 車両用ドアの内装材構造

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