JPH0774922A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH0774922A JPH0774922A JP5159559A JP15955993A JPH0774922A JP H0774922 A JPH0774922 A JP H0774922A JP 5159559 A JP5159559 A JP 5159559A JP 15955993 A JP15955993 A JP 15955993A JP H0774922 A JPH0774922 A JP H0774922A
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Abstract
た、領域指定のモザイクでの、副走査の切り換えタイミ
ングの制限をなくすことができ、また、部分領域内に複
数の処理を行なう際に、処理順によって出力結果が異な
る組み合せを、部分領域外の周辺の処理により、出力結
果を選択し好ましい出力画像を得ることができる画像処
理装置を提供する。 【構成】 主走査モザイクを形成する主走査モザイク手
段501と、少なくとも画像データを1ライン以上蓄える
ことが可能な記憶手段と、この記憶手段の入力と出力
に、主走査モザイク手段501を配置して、処理を行なう
処理手段と、記憶手段を制御することにより、副走査モ
ザイクを形成する副走査モザイク手段と、記憶手段の入
力または出力タイミングを変えることにより、斜体化す
る斜体化手段とを備えた。
Description
置に係り、特に、加工編集に有効な画像処理装置に関す
る。
称する)には、1ライン毎又は複数ライン毎にシフトす
る技術が開示されている。特開平3−65873号公報(第2
従来例と称する)には、モザイク処理に関する技術が開
示されている。特開平2−294161号公報(第3従来例と
称する)には、モザイクに似た効果を生む方法が開示さ
れている。
は、モザイクと斜体は、モザイク後、斜体を施すように
している。ところが、操作者は、斜体後、モザイクを要
求するように操作する場合があるが、このような要求に
は対応できなかった。また、前記第2従来例では、領域
指定のモザイクは、副走査の切り換えタイミングに制限
があった。また、前記第3従来例では、部分領域内に複
数の処理を行なう際に、処理順によって出力結果が異な
ると、出力画像が劣化していた。
クを施すと図51のようになる。上記従来技術を組み合
せて、斜体(斜体量は、副走査が2ラインに対し、主走
査1画素シフトする。)+モザイク処理を行なうと、図
52または図53のようになる。図52は斜体時の画像
シフト量に応じて、読出アドレス変換部でのアドレス変
換のタイミングを変化させた場合である。このように行
うと、モザイク後斜体となる。図53は、読出アドレス
変換部でのアドレス変換のタイミングを同期信号(基準
位置)に対して行なうと、このようになり、モザイクは
形成されない。また、上記従来例と、上述した斜体を組
み合せると、図52または図53のようになる。図52
は、斜体時の画像シフト量に応じてレジスタの取り込み
タイミングを変化させた場合である。このように行う
と、モザイク後斜体となる。図53は、出力レジスタの
取り込みタイミングを同期信号(基準位置)に対して行な
うとこのようにモザイクは形成されない。
処理を施すことができる画像処理装置を提供することに
ある。本発明の第2の目的は、領域指定のモザイクで
の、副走査の切り換えタイミングの制限をなくすことが
できる画像処理装置を提供することにある。本発明の第
3の目的は、部分領域内に複数の処理を行なう際に、処
理順によって出力結果が異なる組み合せを、部分領域外
の周辺の処理により、出力結果を選択し好ましい出力画
像を得ることができる画像処理装置を提供することにあ
る。
後モザイク効果を得る画像処理装置において、主走査モ
ザイクを形成する主走査モザイク手段と、少なくとも画
像データを1ライン以上蓄えることが可能な記憶手段
と、この記憶手段の入力と出力に、前記主走査モザイク
手段を配置して、処理を行なう処理手段と、前記記憶手
段を制御することにより、副走査モザイクを形成する副
走査モザイク手段と、前記記憶手段の入力または出力タ
イミングを変えることにより、斜体化する斜体化手段と
を備えた第1の手段により達成される。上記第2の目的
は、モザイク効果を得る画像処理装置において、領域を
指定する領域指定手段と、主走査モザイクを形成する主
走査モザイク手段と、少なくとも画像データを1ライン
以上蓄えることが可能な記憶手段と、前記記憶手段の入
力と出力に、前記主走査モザイク手段を配置して、処理
を行なう処理手段と、前記記憶手段を制御することによ
り、副走査モザイクを形成する副走査モザイク手段とを
備えた第2の手段により達成される。上記第3の目的
は、領域の内と外と異なる処理を行なう画像処理装置に
おいて、領域内に複数の処理を行なう処理手段と、領域
内と外に共通した処理があるときには、領域内の複数の
処理の中で、上記共通した処理の処理を後に施した出力
効果を出力する出力手段とを備えた第3の手段により達
成される。
段を斜体化手段の前後に入れることにより、斜体後、モ
ザイク処理を実現する。前記第2の手段にあっては、主
走査モザイク手段を副走査モザイク手段の前後に入れる
ことにより、副走査の切り換えタイミングの制限を解消
する。前記第3の手段にあっては、部分領域内に複数の
処理を行なう際に、処理順によって出力結果が異なる組
み合せを、部分領域外の周辺の処理により、出力結果を
選択し好ましい出力画像を得る。
する。本発明の第1の実施例のベースとなる技術を図1
〜図3を参照して説明する。図1は本装置の構造を説明
するブロック図で、原稿像を走査しながらデジタルデー
タとして読み取る画像読取部1と、前記画像データに所
定の処理・加工を施す画像処理部2と、該画像処理部2
より供給される画像データを転写紙上にプリントする画
像記録部3とにより電子画像プリント手段が構成されて
いる。
ロック図で、301及び302は夫々第1及び第2系統用メモ
リで、夫々に主走査方向の1ライン分の画像データを貯
蔵する機能をもち、一方に画像データを書き込み中は、
他の一方からは同データの読出しが行われる。即ち、第
1、第2系統用メモリ301及び302は交互に交換しながら
書込み及び読出しの機能を果たす。101,102は夫々第
1、第2系統用の入力レジスタで、入力する画像データ
を1ライン分ずつ一時貯蔵し、夫々第1、第2系統用メ
モリ301,302へ出力する。201は画素クロック(以下「CL
K」と記す)に応答して第1、第2系統用メモリ301,302
の書込みアドレスを計数する書込アドレスカウンタ、同
様に202は読出しアドレスを係数する読出アドレスカウ
ンタである。103,104は夫々第1、第2系統用書込アド
レスバッファ、105,106は夫々第1、第2系統用の読出
アドレスバッファ、502は読出アドレスカウンタ202の出
力値を所定回数ごとに間引いて抽出する(以下「サンフ゜ル」
するという)読出アドレス変換部である。また、107,108
は夫々第1、第2系統用出力レジスタ、109は107,108よ
りの読出値の何れか一方を選択して次工程(この場合は
図1に示す画像記録部3)へ供給するセレクタである。
また、402は画像処理部全体の動作を規制するメモリ制
御部である。
を解除した場合(通常の画像記録の場合)の動作を説明す
る。このときは読出アドレス変換部502の機能は解除さ
れ、読出アドレスカウンタ202の出力はそのまま第1、
第2系統用読出アドレスバッファ105,106へ入力する。
前述した通り、第1系統用メモリ301へデータの書込み
進行中の場合は、第2系統用メモリ302より既に貯蔵さ
れているデータの読出しが行われ、またその機能は所定
期間ごとに交換するので、以下これら両系統の動作を並
行的に説明する。
の符号1)によりデジタルデータとして読取られ、入力
レジスタ101(102)を経由してメモリ301(302)に順次貯蔵
される。1画素分のデータが貯蔵されるごとに書込アド
レスカウンタ201は1カウントし、書込アドレスバッフ
ァ103(104)を経由して計数値(読出アト゛レス)をメモリ301(3
02)へ送り、301(302)の書込アドレスは1番地ずつ前進
する。これと並行してメモリ302(301)では、データの読
出しが行われる。すなわち、読出アドレスカウンタ202
は、書込アドレスカウンタ201と同様に、CLKパルスに応
答してカウント動作を繰り返し、その計数値は、読出ア
ドレス変換部502(機能停止中)をそのまま通過し、読出
アドレスバッファ106(105)を経由してメモリ302(301)へ
伝達される。従って、メモリ302(301)の読出アドレスは
1番地ずつ前進する。これにより、メモリ302(301)への
データ書込みと並行して、メモリ302(301)よりのデータ
読出しが行われる。メモリ302(301)より1画素分ずつ読
みだされたデータは出力レジスタ108(107)を経由し、更
にセレクタ109を経由して次工程(画像記録部3)へ向け
て出力される。セレクタ109はメモリ302(301)からデー
タが読出されているときは出力レジスタ108(107)を選択
する。1ライン分のデータの読出が終了すると、セレク
タ109は切り替り、出力レジスタ107(108)を選択する。
上述の全動作はメモリ制御部402より各部へ向けて出力
される制御信号により制御される。また、この動作のタイ
ミンク゛チャートは図5の上段((1)を付した部分)に示す通りで
ある。
な格子状のモザイクパターンを得る場合について説明す
る。この場合、読出アドレス変換部502は本来の機能を
復帰する。ここで、図4のパターンのモザイクサイズ
(矩形状小面積、単位ブロック)をN×M(主走査方向に
N画素、副走査方向にM画素)に設定する。この場合、
読出アドレス変換部502は、自己がNカウントするごと
に、読出アドレスカウンタ202の計数値を取り込む。換
言すれば、読出アドレス変換部502は読出アドレスカウ
ンタ202の計数値をN番地おきにサンプルし、読出アド
レスバッファ106(105)を経由してN回繰り返してメモリ
302(301)へ送出する。従ってメモリ302(301)からはN回
繰り返して同一番地の画像データが読出され、レジスタ
108(107)及びセレクタ109を経由して画像記録部3へ向
けて出力される。1ライン分のデータ処理(読出し)が終
了してもメモリ301,302の書込/読出動作の切替は行わ
ず、メモリ302(301)から再びデータを読出す。この間、
メモリ301(302)には原稿像の次のラインのデータが書き
込まれる(旧データは消去される)。
すなわち、メモリ301(302)はM回目(Mライン目)のデータ
が貯蔵されている。ここでメモリ301,302の書込/読出
操作の切替を行い、上述の操作を反復する。以下、Mラ
インごとにメモリの操作の切替を行いながらデータ処理
を続ける。これにより、第1図に示すように、N×M画
像を単位ブロックとするモザイク画像を形成することが
できる。 N=M=4 とした場合の上述の動作タイミンク゛チャートは図5の下段((2)
を付した部分)及び図6に示す通りである。また、メモ
リ301,302の書込/読出操作を切替えるごとに、読出ア
ドレス変換部502で読出アドレスを変化させるタイミン
グを調整することにより、図8に示すモザイクパターン
を得ることができる。
明する。この図に示す構成は、図2のそれと概略相似的
であるが、この場合は図2の読出アドレス変換部502が
なく、代わって出力レジスタ制御部401が設けられ、第
1、第2系統用出力レジスタ107,108の動作を制御す
る。メモリ301(302)へのデータの書込みは図2の場合と
変わりない。また、読出アドレスカウンタ202の出力は
直接に第1、第2系統用読出アドレスバッファ108(107)
へ供給されるから、メモリ302(301)からのデータの読出
しは、図2の構成でモザイク機能を解除した場合(通常
の画像記録の場合)と同じく、このメモリに貯蔵された
全画像データごとに逐次進行する(読出アドレスは1番
地ずつ増加する)。前述の場合と同じく、N×M画素を
単位ブロックとする図4に示すような格子状のパターン
を得ようとする場合は、出力レジスタ制御部401よりの
指令により、出力レジスタ108(107)はN回に1度ずつデ
ータを取り込み、その後はこのデータをN回繰り返して
セレクタ109へ送出する。図2の場合と同様に、1ライ
ン分のデータ処理が完了しても、メモリ301(302)の書込
/読出操作の切替し行わず、Mライン分のデータが302
(301)より繰り返し読出され、次工程(画像記録部3)へ
送出される。また、 N=M=4 の場合について、上述の一連の動作のタイミンク゛チャートを示し
たものが図7である。また、出力レジスタ108及び107よ
りのデータ出力のタイミングを適当にずらすことによ
り、図8に示すモザイクパターンを形成することができ
る。
て説明する。図9及び図10に示す第1の実施例は前記
図2、図3の構成に、主走査モザイク手段501を追加し
たものであり、同一部分には同一符号を付して詳細な説
明を省略する。図11は、図50のデータを主走査モザ
イク手段501により、主走査モザイクを施した例で、5
画素のうち1画素をサンプルしている。この主走査モザ
イク手段501を追加することにより、図53の出力結果
は、図12に示すように、斜体後モザイク処理となる。
なお、斜体処理は、同期信号(基準位置)に対して、出力
画像の位置を1ライン毎又は、複数ライン毎に変化させ
るることにより達成できる。画像位置は、1ライン蓄え
るメモリを用いて、読み出しアドレス又は書き込みアド
レスを変化させて移動する。
像シフト量に応じて、読出アドレス変換部502でのアド
レス変換のタイミングを変化させた場合(図52)の詳細
のタイミンク゛チャート(モサ゛イクサイス゛4)、図14は、図2に示す構
成での読出アドレス変換部502でのアドレス変換を同期
信号(基準位置)に対して行なった場合(図53)の詳細の
タイミンク゛チャート(モサ゛イクサイス゛4)、図15は、図3に示す構成
での斜体時のシフト量に応じて、出力レジスタ108(107)
の取り込みタイミングを変化させた場合(図52)の詳細
のタイミンク゛チャート(モサ゛イクサイス゛4)、図16は、図3に示す構
成での出力レジスタ108(107)の取り込みタイミングを同
期信号(基準位置)に対して行なった場合(図53)の詳細
のタイミンク゛チャートである(モサ゛イクサイス゛4)。また、図17は、
図9の読出アドレス変換部502でのアドレス変換を同期
信号(基準位置)に対して行なった場合(図12)の詳細タイ
ミンク゛チャートである。主走査モザイク手段501を追加するこ
とにより、斜体後モザイクの出力が可能となる。従来技
術であれば、1,5,9となるが、主走査モザイク手段50
1により0,4,8のデータになる(モサ゛イクサイス゛4)。また、
図18は、図10の出力レジスタ108(107)の取り込みタ
イミングを同期信号(基準位置)に対して行なった場合
(図12)の詳細タイミンク゛チャートである。主走査モザイク手段
501を追加することにより、斜体後モザイクの出力が可
能となる。また、操作者の意図に応じてモザイク後斜体
と斜体後モザイクの処理を選択することも可能である。
ては、斜体後モザイク効果を得る画像処理装置におい
て、主走査モザイクを形成する主走査モザイク手段501
と、少なくとも画像データを1ライン以上蓄えることが
可能な記憶手段と、この記憶手段の入力と出力に、前記
主走査モザイク手段501を配置して、処理を行なう処理
手段と、前記記憶手段を制御することにより、副走査モ
ザイクを形成する副走査モザイク手段と、前記記憶手段
の入力または出力タイミングを変えることにより、斜体
化する斜体化手段とを備えたため、斜体後、モザイク処
理を実現できる。
する。ところで、画像処理装置には、図23に示すよう
に、原稿画像内に設定された矩形状領域(モサ゛イク領域)に
モザイク画像を形成し、残余の領域(ノーマル領域)に通常の
態様で画像を記録しようとするものである。この例を図
24から図26にかけて例示してある。
び図3のそれと基本的には変りなく、同一の符号により
表示された構成要素の構造・機能も図2、図3の場合と
変りないので説明を省略する。相違する点は図24、図
25の構成では、出力レジスタ制御部401及びメモリ制
御部402には夫々領域信号が供給される点である。領域
信号がHの場合には、これらの構成のモザイク機能が作
動し、同信号がLの場合には同機能は解除される。図2
4、図25の構成のモザイク機能そのものは、夫々図
2、図3の構成と異なるところはない。
する回路図である。603〜606は比較器で、便宜上、P端
子及びQ端子の入力を夫々P及びQにより表示すれば、
P>QならLを、P>QならHを夫々出力する。607はN
AND回路、608はOR回路であり、また、609は排他的論
理和回路で、周知の通り、片側の入力がH、残る片側の
入力がLの場合に限りHを出力し、それ以外の入力に対
しては常にLを出力する。203はライン同期信号(LSYMC)
を計数する副方向アドレスカウンタである。
ク方向)のアドレスをx、同副走査方向(ラインクロック方向)の
アドレスをyとすることにする。これに対応して、図2
3に示すモザイク領域のx方向のスタートアドレスをx
1、同エンドアドレスをx2により表示し、また、y方向
のスタートアドレスをy1、同エンドレスアドレスをy2
により表示することとする。また、現に読出中の主走査
方向及び副走査方向のアドレスは夫々x及びyにより表
す。従って、xは図24または図25の読出アドレスカ
ウンタ202の計数値であり、yは前述の副走査方向アド
レスカウンタ203の計数値である。
限り、NAND回路607はHを出力し、他の場合の出力はL
となる。また、図26において、MODE1,2はモー
ド信号を完成する1ビットの指令信号(装置使用者によ
り選択される)である。この回路構成から明らかな通
り、 MODE1=L,MODE2=L の場合には、図23に示す通りの態様で画像記録が行わ
れる。
入れ替る。更に、 MODE1=H,MODE2=H の場合には、x1,x2,y1,y2の値を如向に設定しても
領域・信号は常にLになり、従って全面にわたりモザイ
ク処理は行われず、通常の態様で画像記録が行われる。
最後に MODE1=H,MODE2=L の場合には、NAND回路607の出力値にかかわらず、領域
信号はHとなる。すなわち、仮にx1,x2,y1,y2の値
を設定しなくても、全面にわたりモザイク処理が行われ
る。
で、画像記録態様に種々のバラエティを持たせることが
できる。
り図29にかけて示されている。
て、モザイク処理を終了するラインは、モザイク領域時
とノーマル領域時の書き込んでいるメモリが同一のメモ
リでないと、終了時のデータがおかしくなる。
いて説明する。第2の実施例の回路図を図30〜図32
に示してある。まず、基本的な動作を説明する。第2の
実施例に係る画像処理装置は、図1のブロック図に示す
ように原稿を走査しながら(または、記憶手段より順次)
デジタルデータとして読み取る画像読み取り部1と、画
像データに所定の処理、加工を施す画像処理部2と、画
像処理部2により、処理されたデータを用紙上にプリン
ト(または、記憶手段に記憶)する画像記録部3とから構
成されている。図33は領域信号を基に画像データと付
加情報を選択するブロック図であり、11,12はライ
ンメモリ、13,14はセレクタである。
て、21は画像読み取り部1のR(レット゛)、G(ク゛リーン)、B(フ
゛ルー)データのγ補正を行うRGBγ補正部、22はR,G,Bそ
れぞれ独立にエッジ強調または平滑化を行うRGBフイル
タ、23はマスキング方程式により、R,G,BのデータをC
(シアン)、M(マセ゛ンタ)、Y(イエロー)、K(フ゛ラック)に変換する色変換
部、24は主走査の変倍を行う変倍部である。なお、副
走査の変倍は画像読み取り部1で行う。25はミラー、
斜体、影付け、モザイクなどの加工処理を行うクリエイ
ト部、26はC,M,Y,Kの任意の1色に対してエッジ強調
または平滑化を行うCMYKフイルタ、27は画像記録のγ
特性に合ったγ補正を行うCMYKγ補正部、28は中間調
処理を行いC,M,Y,K,C′,M′,Y′,K′(但しビット数は、
C>C′,M>M′,Y>Y′,K>K′)に変換するデイザ処理部
である。ここでは、R,G,Bデータを受け取り、色補正に
てY,M,C,Kの任意の1色を作り、画像記録部3へ出力す
る。つまり、Y,M,C,K面順次出力なので、4スキャン必
要となる。
段により発生し、画像処理各ブロックに直列(カスケー
ド)接続をしている。つまり、各画像処理ブロックは、
画像データと領域信号がずれないように同期をとり、次
ブロックに渡す。領域信号は画像処理のモードを切り換
えるためのもので、例えば、0番は通常処理、1番はリ
ピート、2番はミラー、3番は斜体などと、任意に定義
することが可能である。
及び図35ないし図38に基づいて説明する。図30〜
図31及び図38はトグルメモリと制御手段の詳細ブロ
ック図、図32はトグルメモリの基本制御ブロック図、
図35は全体ブロック図、図36はデータ変換手段のブ
ロック図、図37はデータ変換手段のブロック図であ
る。
リ、33は制御手段、34データ変換手段、35はデー
タ選択手段である。図36において、41は遅延回路、
42は領域データ、43は斜体データ制御部、44はセ
レクタである。図37において、51は遅延回路、52
は平均化手段、53は一定色データ、54は斜体色モー
ド、55,56はセレクタである。図32において、6
1はライトアドレス発生手段、62はリードアドレス発
生手段、63〜66はレジスタ、67〜70はバッフ
ア、71〜74はメモリ、75,76はセレクタであ
る。
全面アドレス、82は部分加算アドレス、83は拡張加
算アドレスであり、これらはライン同期信号に同期し
て、図示せぬCPUにより、1ラインまたは複数ラインご
とにデータを書き換えることが可能なレジスタであり、
全面アドレス81は全面のシフト量の制御とカウンタの
アップダウン制御を行う。また部分加算アドレス82は
部分モード時に全面シフト量に加減算を行う。84,8
5は交換部であり、S=Lの時、XはAを出力する。Y
はBを出力する。またS=Hの時、XはBを出力する。
YはAを出力する。86〜89はセレクタ、90は部分
モードセレクタであり、S=Lの時、YはAを出力す
る。またS=Hの時、YはBを出力する。91,92は
加算器であり、ΣはA+Bを出力する。93〜97はコ
ンパレータであり、A=Bの時、CはLを出力する。9
8は斜体アドレス制御部であり、S=Lの時、Yは0を
出力する。またS=Hの時、YはAを出力する。99は
後述する制御部である。800はアッフ゜タ゛ウンカウンタであり、〈U
D〉(〈 〉は反転記号 ̄を示す。以下同様)がLの時、Q
はDを出力する。またU/〈D〉がHの時、カウントアッ
プ、Lの時、カウントダウンする。Qはクロック(画素
同期信号)のカウントを出力する。801はタ゛ウンアッフ゜カウンタ
で、D/〈U〉がLの時、カウントアップ、Hの時、カウ
ントダウンする。それ以外はアッフ゜タ゛ウンカウンタと同じであ
る。802〜807は部分斜体・ミラーモードの変化点を一時
記憶するメモリである。
領域信号発生手段により発生する信号をデコード〔本実
施例では、0:通常モード(全面)モード、1:リピート
(部分)モード、2:ミラー(部分)モード、3:斜体(部分)
モード、4:リピート+ミラー(部分)、5:リピート+斜
体(部分)、6:ミラー(部分)+斜体(部分)、7:モザイク
処理とする〕する。
時で、ミラーモザイクまたは斜体が選択された時、(1)
メモリ802,806にライトアドレスと処理コード〔ミラーモサ゛イ
クまたは斜体信号(2ヒ゛ット)〕を所定の番号のエリアに記
憶すると同時に、モザイク処理領域ならば、モザイク処
理許可信号MZSLをONにする。(2)次に、ミラーまたは
斜体の選択が終了したら、メモリ804にライトアドレス
データとエリア番号を記憶する。同様の処理をラインの
終わりまで繰り返す。エリア番号は0から順次カウント
アップする。(3)ライン同期信号が発生することによ
り、メモリ802,804,806は読み出し動作を行う。U/〈D〉
がHの時はエリア番号0(最初)を出力して、エリア番号
0に対応するメモリアドレスに応じてメモリ802,804,80
6に記憶してあるライトアドレスをセレクタ87〜89
を介して、MSAD,SHMout,MRout,MEADとして出力する。
SHin,MRinのどちらかがL→H→Lになると、エリ
ア番号は0から1になり(カウントアッフ゜する)、同様の処理を
繰り返す。
(2)の動作を行う。そして同様の処理をRLDまたはライ
ンの終わりまで繰り返す。
の初期値(0)に戻す。LSYNCが発生したら、U/〈D〉=H
なら初期値(0)から繰り返す。またU/〈D〉がLの時は
エリア番号の最後に記憶したエリア番号(例えば3)はS
Hin,MRinのどちらかがL→H→Lになると、順次カ
ウントダウンを行う。RLDが発生したら、エリア番号を
現ラインの初期値(3)に戻す。それ以外は、U/〈D〉が
H時と同じであるので省略する。また、このメモリ802
〜807はライン同期信号で読み出しから書き込みモード
に変化する際、初期化(全て0)する。(4)ライン同期信
号が発生すると、メモリ802,804,806とメモリ803,805,8
07は読み出し動作と記憶動作(書き込み動作)を逆に行い
トグルに動作する。セレクタ87〜89はメモリの読み
出しの方の出力をYに出力する。R/Wはメモリ802,804,8
06に関して同一信号であり、R/Wはメモリ803,805,807に
関して同一信号である。R/W,S信号は同期信号によって
切り換わる。
スを記憶するためのフリップフロップによって構成され
ている。815はリピート領域信号デコーダであり、図示
せぬ領域信号発生手段により発生する信号をデコードす
る。
ジスタ811にデータを保持する。(2)次にリピートの選
択が終了したら、レジスタ812にデータを保持する。
(3)ライン同期信号が発生することにより、レジスタ81
1,812の内容をレジスタ813,814に保持する。(4)レジス
タ813はRSAD、レジスタ814はREADを出力する。RSADと同
時に、リピート選択フラグも保持する。
は入力原稿の説明図であると同時に、正常の画像処理結
果の出力例でもある。また図35ないし図49はその画
像処理結果の出力例を示す説明図である。
ライン同期信号にてクリア(0番地)して、順次データを
メモリ71,73または72,74に取り込むごとにカウ
ントアップを行う。ここで、0番地のデータに関して
は、常に0を書き込むこととする。また、メモリ71,
73および72,74は有効画像データの先端まで、全
てのデータを0にする。次に、有効画像データはそのま
ま出力して、それ以外の全てのデータを0にする。この
ことにより、有効画像以外は全て0になる。
同様の信号を出力し、その他の出力信号は全てLを出力
する。全面アドレス81はカウンタのロード値(例えば
0)となり、アッフ゜タ゛ウンカウンタ800のU/〈D〉は、H(アッフ゜カウント
モート゛)を設定する。図では全面アドレス81がアップタ
ウンタのロード値となり、アッフ゜タ゛ウンカウンタ800の出力は、
そのままリードアドレスとして出力される。
81の初期値(0)がアッフ゜タ゛ウンカウンタ800にロードされる。
よって、ライトアドレスはライトアト゛レスカウンタ61と同様に、
全面アドレス81が初期値(0)となり、順次データをメ
モリ71,73または72,74を読み出すごとカウント
アップを行う。つまり、画像データと領域信号を1ライ
ン遅らせた状態で出力する。また、図35のデータ変換
手段34とデータ選択手段35は、スルー(何もしない)
で画像データと領域信号を出力する。
することとなり、クリエイト部25では何も処理をしな
いこととなる。結果として、図40の入力に対して図4
0の出力を得る。
ころは、全面アドレス81の値のみである。
明する。全面アドレス81の初期値は原稿の終了アドレ
ス(例えばA4で16mm/画素ならば3360、A3で16mm/画
素ならば4752)を設定し、またアッフ゜タ゛ウンカウンタ800のU/
〈D〉はL(タ゛ウンカウントモート゛)を設定する。
および72,74は、データ書き込み時はアップカウン
タで、読み出し時はダウンカウンタとなる。つまり、ト
グルメモリ71,73および72,74で読み出す際は逆
読み出しとなり、ミラーが得られる。
る。全面アドレス81の初期値は移動量の値を設定し、
アッフ゜タ゛ウンカウンタ800のU/〈D〉は、H(アッフ゜カウントモート゛)を設定
する。このことにより、トグルメモリ71,73および
72,74は、読み出す際は初期値から読み出しを開始
するので、移動が可能となる。
かれているので0が出力されるが、移動量が大きくなる
とその分メモリを確保する必要が出てくる。
して、それより大きなアドレスが発生した際には図32
のバッフア69,70にて任意のアドレスに変更する。
により、メモリ以外のアドレスが発生した時でも、0デ
ータ(白)が出力される。つまり、メモリは最低原稿サイ
ズ分確保すればよく、アドレスのみを移動量に応じて確
保すればよい。
全面アドレス81の初期値は移動量(マイナス)の値を設定
し、アッフ゜タ゛ウンカウンタ800のU/〈D〉は、H(アッフ゜カウントモート゛)を
設定する。ここで、マイナスデータ(原稿より前の部分)
の際には、図32のバッフア69,70にて任意のアド
レスに変更する。
とにより、トグルメモリ71,73および72,74は、
読み出す際はマイナス部は全てアドレス0となり、0
(白テ゛ータ)となる。原稿部分は通常のアドレス値となり、
原稿データを出力することにより移動が可能となる。
は、前記図9に示す主走査モザイク手段501と同じで、
異なるところはMZSEL又は、MZMoutがONの時、主走査
モザイク処理を施し、OFFの時は、モザイク処理は行
なわない。402はメモリ制御部で、図3に示すメモリ制
御部402と同じであるがMZMoutがHの時モザイク処理を
行なう。これらの動作タイミンク゛チャートを図19及び図20,
図21に示してある。図21に示すタイミンク゛チャートは前記第
2の実施例のベースとなる技術と同様である。主走査の
領域処理を行なう時に、処理の切り替え(モサ゛イクと通常処
理)の切り換えが間に合わない時は、補間処理を行って
もよい。ここで入力領域判定信号は、毎ライン同じであ
る。レジスタ701〜704でモザイクを行なった例であり、
主走査のモザイク手段を、ラインメモリ書き込み前と、
読み出し後の2箇所に配置して主走査のモザイク処理を
2箇所で行なっている。
メモリの切り換え状態である。図19及び図20にて、
1系統メモリ71,73、2系統メモリ72,74、及び
セレクタ75,76(で示す)が通常処理で、入力領域
判定信号、1系統メモリ71,73、2系統メモリ72,
74、及びセレクタ75,76(で示す)が部分モザイ
ク処理である。ここで、入力領域判定信号は、メモリに
書き込む前で、セレクタ75,76の出力とメモリの切
り換えタイミングとの関係は、1ラインずれている。図
19及び図20にて、〇印では、主走査モザイク処理が
メモリの書込み時とメモリの読み出し時に行なってお
り、また△印では、主走査モザイク処理がメモリの書込
み時に行なっている。つまり、主走査に対してモザイク
されている画像が出てくる。このように構成された第2
の実施例にあっては、メモリの書き込み前とメモリの読
み出し後のモザイク処理施すことにより、指定領域と1
ラインずれる可能性はあるが、副走査方向の切り換えタ
イミングの自由度が広がるという効果がある。
行なう第3の実施例について図22を用いて説明する。
部分斜体モードは、2つの変形方式と2つの色モードを
有する。 (1)変形方式モード 例えば、図43のような原稿について斜体処理を行う
と、図44、図45の破線内の結果を得る。実線部分は
元の領域指定した位置である。 1)領域内斜体(図44、図45において) 実線の領域と破線の領域と重なり合った部分のみを斜体
処理した画像データを出力する。 2)拡張斜体(図44、図45において) 破線の部分の領域を斜体処理した画像データを出力す
る。
たとしても、実線領域の一部が出力される。この部分は
斜体処理にて斜体にしたので、この領域は不用であり、
背景(下地)であることが望ましい。この不用部分の色デ
ータの発生方法である。 1)一定色 斜体領域の周囲の任意の点を読み、その色データを発生
する。 2)平均 斜体領域の開始または終了(不用部分の開始前)ごとの数
画素を平均化して、その平均化したデータを不用部分に
発生する。つまり、ラインごとにデータは変化する。ま
た、不用部分の領域データはノーマル処理(領域信号0)
に任意に設定してやればよい。
と同様の信号を出力する。SHSELは、コンパレータ94
が一致して、コンパレータ95が一致するまでの間で、
かつSHMoutがHの時H、それ以外はLである。DLDはSHS
ELと同様で、タ゛ウンアッフ゜カウンタ801はHの時ロードが解除さ
れ、D/〈U〉に応じてカウントダウンまたはカウントア
ップする。SHMinはSHSELがH→Lに変化する時、Hを出
力する。それ以外はLである。SHMoutは図31の出力
で、部分斜体指定フラグである。Hで部分斜体である。
斜体選択信号はSHSELと同じ信号である。それ以外の信
号はすべてLである。また斜体選択信号がHになると、
図36、図37の回路が動作する。図36、図37を説
明すると、入力領域信号で斜体が選択されていなと、デ
ータ変換信号、平均化信号は共にLとなる。そしてそれ
ぞれ入力の領域信号、画像信号を遅延させてそのまま出
力する。入力領域信号で斜体が選択されていなくて、か
つデータ選択信号がLの時、平均化手段のデータは初期
化(0)する。入力領域信号で斜体が選択されて、かつデ
ータ選択信号がLの時、不用部分であるから遅延回路4
1,51と同じだけ遅延させて、データ変換信号はHを
出力する。出力領域信号は領域データ(予め設定した値)
となり、出力画像データはセレクタ55の出力となる。
平均化信号は、例えば8画素平均する場合は8画素分H
を出力する。この時、遅延回路41,51の遅延量は8
画素以上あればよい。平均化手段52は、上述した初期
化、平均化以外はデータを変化させず保持する。入力領
域信号で斜体が選択されて、かつデータ選択信号がHの
時、斜体処理部分であるから、遅延回路41,51と同
じだけ遅延させてLを出力する。出力領域信号は入力領
域信号、出力画像データは入力画像データとなる。
して図46の出力結果を得る場合について説明する。部
分加算アドレス82は部分斜体の全面アドレス81に対
して、増減量を入力する。全面アドレス81はノーマル
処理と同じである。副走査方向で破線までは領域指定し
ているところがないので、ノーマル処理と同様に処理さ
れる。入力原稿中の破線部は領域信号3(斜体)が発生し
ている。その他の領域信号は0(ノーマル処理)である。領域
信号0から3に変化した際に、エリア番号0のアドレス
で、メモリ802または803に斜体開始アドレスが記憶され
ると同時に、メモリ806または807に斜体処理であること
が記憶される。次に領域信号3から0に変化した際に、
エリア番号0のアドレスで、メモリ804または805に斜体
終了アドレスが記憶される。次にライン同期信号が発生
したら、メモリ802と803の読み書きを逆にする。メモリ
802が書き込みの時、メモリ803は読み出しとなり、一
方、ライン同期信号が発生するとメモリ802は読み出し
で、メモリ803が書き込みとなる。メモリ804と805、メ
モリ806と807も同様である。つまり、斜体開始アドレ
ス、斜体終了アドレス、斜体処理情報は、1ライン遅れ
て読み出し制御(図38)に用いるため、画像データと領
域信号とライン方向(副走査方向)に関してずれがなく一
致している。なお、部分加算アドレス82は、1ライン
または毎ラインごとにデータを書き換える。図30を用
いて説明すると、ライン同期信号が発生するとアッフ゜タ゛ウン
カウンタ800のU/〈D〉はHであるから、タ゛ウンアッフ゜カウンタ801は
カウントダウンモードで、交換部85の出力XはMSAD、
YはMEADとなる。また領域メモリ制御部808のエリア番
号は初期値0をセットする。アッフ゜タ゛ウンカウンタ800が順次カ
ウントアップしていき、コンパレータ94においてアッフ゜
タ゛ウンカウンタ800の値とMSAD(斜体開始アト゛レス)が一致した時(S
HMoutはH)、DLDはL→Hになり、一方、タ゛ウンアッフ゜カウンタ8
01はMEAD(斜体終了アト゛レス)をロードしている状態からカ
ウントダウン状態に変化すると同時にSHSELがHにな
る。また同時にデータ選択信号もHになる。タ゛ウンアッフ゜カウ
ンタ801は順次カウントダウンを行う。またこの時、アッフ゜タ
゛ウンカウンタ800は順次カウントアップを行つている。この時
のリードアドレスは、アップカウンタのアドレス値+部
分加算アドレス値となり、部分斜体領域のみ移動を可能
としている。また不用部分の検出は、読み出した領域信
号と部分斜体する前のアドレスにて得たデータ選択信号
にて実現している。
カウンタ801のカウント値とMSAD(斜体開始アト゛レス)が一致した
時(SHMoutはH)、DLDはH→Lに、一方、タ゛ウンアッフ゜カウンタ
は再びロード状態になると共に、SHSELがLになる。同
時にSHMinがL→H→Lと変化して、領域メモリ制御部8
08のエリア番号は0→1に変化する。このメモリ802〜8
07は、読み出しから書き込みに変化する際に初期化(全
て0)されるので、エリア番号1に対しては前ラインの
書き込み時に何も書かれておらず、SHMout,MRMoutはL
となり、ライン同期信号が発生するまではリードアドレ
スはアッフ゜タ゛ウンカウンタ800の出力を出力する。また、不用部
分は図37のデータ変換手段34の斜体色モードによ
り、上述した一定色データまたは平均化データのどちら
かを出力する。斜体色モードはコピー前に設定する。つ
まり、原稿上の斜体指定された領域のみ、読み出しアド
レスを加減算することにより実現する。また、領域制御
方式が同様なので、部分ミラーとの組み合わせも可能
で、かつ部分ミラーでの組み合わせも可能である。領域
指定は矩形のみならず、非矩形でも可能である。
同様の信号を出力する。SHSELは、コンパレータ96が
一致してコンパレータ97が一致するまでの間で、かつ
SHMoutがHの時H、それ以外はLを出力する。DLDはSHS
ELと同様で、タ゛ウンアッフ゜カウンタ801はHの時、ロードが解除
され、D/〈U〉に応じてカウントダウンまたはカウント
アップする。SHMinはSHSELがH→Lに変化する時、Hを
出力する。それ以外はLである。SHMoutは図31の出力
で、部分斜体指定フラグである。Hで部分斜体である。
それ以外の信号は全てLである。また、斜体選択信号が
Hになると図36、図37の回路が動作する。動作は領
域内斜体と同じである。また、斜体選択信号は領域内斜
体と同じである。
分斜体して、図41、図42の出力結果を得る場合につ
いて説明する。部分加算アドレス82は、部分斜体の全
面アドレス81に対して増減量を入力する。1ラインま
たは数ラインごとにデータを書き換える。全面アドレス
81はノーマル処理と同じである。拡張加算アドレス8
3は部分加算アドレス82と同じである。副走査方向で
破線までは領域指定しているところがないので、ノーマ
ル処理と同様に処理される。入力原稿中の破線部は、領
域信号3(斜体)が発生している。その他の領域信号は0
(ノーマル処理)である。領域信号0から3に変化した際、エ
リア番号0のアドレスでメモリ801または803に斜体開始
アドレスが記憶されると同時に、メモリ806または807に
斜体処理であることが記憶される。次に領域信号3から
0に変化した際に、エリア番号0のアドレスで、メモリ
804または805に斜体終了アドレスが記憶される。そして
エリア番号0の書き込みが終了する。次にライン同期信
号が発生したら、メモリ802と803の読み書きを逆にす
る。メモリ802が書き込みの時、メモリ803は読み出しと
なり、一方、ライン同期信号が発生するとメモリ802は
読み出しで、メモリ803が書き込みとなる。メモリ804と
805、メモリ806と807も同様である。つまり、斜体開始
アドレス、斜体終了アドレス、斜体処理情報は、1ライ
ン遅れて読み出し制御(図42)に用いるため、画像デー
タと領域信号はライン方向(副走査方向)に関してずれが
なく一致している。図10を用いて説明すると、ライン
同期信号が発生するとアッフ゜タ゛ウンカウンタ800のU/〈D〉はHで
あるから、タ゛ウンアッフ゜カウンタ801はカウントダウンモード
で、交換部85の出力XはMSAD、YはMEADとなる。また
領域メモリ制御部808のエリア番号は初期値0をセット
する。アッフ゜タ゛ウンカウンタ800が順次カウントアップしてい
き、コンパレータ96においてアッフ゜タ゛ウンカウンタ800の値とM
SAD+拡張加算アドレス83が一致した時(SHMoutは
H)、DLDはL→Hになり、一方、タ゛ウンアッフ゜カウンタ801はMEA
D(斜体終了アト゛レス)をロードしている状態からカウントダ
ウン状態に変化すると同時にSHSELがHになる。また同
時にデータ選択信号もHになる。タ゛ウンアッフ゜カウンタ801は順
次カウントダウンを行う。またこの時、アッフ゜タ゛ウンカウンタ80
0は順次カウントアップを行っている。この時のリード
アドレスは、アップカウンタのアドレス値+部分加算ア
ドレス値となり、原稿の部分斜体領域を斜体した領域の
み移動を可能としている。また不用部分の検出は、領域
内斜体と同じである。
カウンタ801のカウント値とMSAD+部分加算アドレス値が一
致した時(SHMoutはH)、DLDはH→Lになり、一方、タ゛ウ
ンアッフ゜カウンタ801は再びロード状態になると共に、SHSELが
Lになる。同時にSHMinがL→H→Lと変化して、領域
メモリ制御部808のエリア番号は0→1に変化する。エ
リア番号1は、前ラインの書き込み時に何も書かれてい
ないので、SHMout,MRMoutはLとなり、ライン同期信号
が発生するまではリードアドレスはアッフ゜タ゛ウンカウンタ800の
出力を出力する。また、不用部分は図37のデータ変換
手段34の斜体色モードにより、上述した一定色データ
または平均化データのどちらかを出力する。斜体色モー
ドはコピー前に設定する。つまり、原稿上の斜体指定領
域を斜体した領域のみ、読み出しアドレスを加減算する
ことにより実現する。領域指定は矩形のみならず、非矩
形でもよい。
を部分的に行なっているものである。斜体後モザイク処
理を行なうときは、前記第2の実施例を用いれば可能で
ある。また、斜体処理が1ライン早く終了する可能性が
あるので、図22のように基準位置を行なえばよい。ま
た、モザイク処理後斜体を行なうときは、前記図30な
いし図32に示す実施例にて行なうことにより可能であ
ることは、図2及び図3に示す構成の説明により明らか
である。なお、部分領域で斜体とモザイクとの処理を行
なうかの選択は、操作者の指示によってもよいし、部分
領域の外の領域の情報に基づいてもよい。例えば、図2
2で全面モザイクで部分領域が斜体モザイクの時の部分
領域は、斜体後モザイクを行ない、また、全面斜体で部
分領域が斜体モザイクの時の部分領域は、モザイク後斜
体を行なうと好ましい出力結果となる。言い換えれば、
部分領域で2つ以上の処理を行なって、処理順によっ
て、異なる結果になるときで、部分領域の周辺領域の処
理のうち少なくても1つ以上の処理が部分領域の処理と
一致している時は、その部分領域と、部分領域の周辺領
域の処理と一致している処理に関して、部分領域では、
後に処理(出力結果として)すればよい。
領域の内と外と異なる処理を行なう画像処理装置におい
て、領域内に複数の処理を行なう処理手段と、領域内と
外に共通した処理があるときには、領域内の複数の処理
の中で、上記共通した処理の処理を後に施した出力効果
を出力する出力手段とを備えたため、部分領域内に複数
の処理を行なう際に、処理順によって出力結果が異なる
組み合せを、部分領域外の周辺の処理により、出力結果
を選択し好ましい出力画像を得ることができる。
ザイク手段を斜体手段の前後に入れることにより、斜体
後、モザイク処理を実現する。請求項2記載の発明によ
れば、主走査モザイク手段を副走査モザイク手段の前後
に入れることにより、副走査の切り換えタイミングの制
限を解消する。請求項3記載の発明によれば、部分領域
内に複数の処理を行なう際に、処理順によって出力結果
が異なる組み合せを、部分領域外の周辺の処理により、
出力結果を選択し好ましい出力画像を得ることができ
る。
ートである。
ートである。
図である。
主走査モザイクを施した例を示す説明図である。
を斜体後モザイク処理した例を示す説明図である。
応じて、読出アドレス変換部502でのアドレス変換のタ
イミングを変化させた場合(図52)の詳細のタイミング
チャートである。
でのアドレス変換を同期信号(基準位置)に対して行なっ
た場合(図53)の詳細のタイミングチャートである。
て、出力レジスタ108(107)の取り込みタイミングを変化
させた場合(図52)の詳細のタイミングチャートであ
る。
取り込みタイミングを同期信号(基準位置)に対して行な
った場合(図53)の詳細のタイミングチャートである。
変換を同期信号(基準位置)に対して行なった場合(図1
2)の詳細タイミングチャートである。
イミングを同期信号(基準位置)に対して行なった場合
(図12)の詳細タイミングチャートである。
ングを示すタイミングチャートである。
る。
ル領域及びこれらの座標を示し説明図である。
除する装置の一例を示す説明図である。
る。
る。
ングチャートである。
ングチャートである。
ングチャートである。
細ブロック図である。
細ブロック図である。
ック図である。
するブロック図である。
である。
である。
細ブロック図である。
である。
説明図である。
ある。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 斜体後モザイク効果を得る画像処理装置
において、主走査モザイクを形成する主走査モザイク手
段と、少なくとも画像データを1ライン以上蓄えること
が可能な記憶手段と、この記憶手段の入力と出力に、前
記主走査モザイク手段を配置して、処理を行なう処理手
段と、前記記憶手段を制御することにより、副走査モザ
イクを形成する副走査モザイク手段と、前記記憶手段の
入力または出力タイミングを変えることにより、斜体化
する斜体化手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項2】 モザイク効果を得る画像処理装置におい
て、領域を指定する領域指定手段と、主走査モザイクを
形成する主走査モザイク手段と、少なくとも画像データ
を1ライン以上蓄えることが可能な記憶手段と、前記記
憶手段の入力と出力に、前記主走査モザイク手段を配置
して、処理を行なう処理手段と、前記記憶手段を制御す
ることにより、副走査モザイクを形成する副走査モザイ
ク手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 領域の内と外と異なる処理を行なう画像
処理装置において、領域内に複数の処理を行なう処理手
段と、領域内と外に共通した処理があるときには、領域
内の複数の処理の中で、上記共通した処理の処理を後に
施した出力効果を出力する出力手段とを備えたことを特
徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
JP15955993A JP3607308B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 画像処理装置 |
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ID=15696386
Family Applications (1)
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JP15955993A Expired - Fee Related JP3607308B2 (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 画像処理装置 |
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