JP2000069271A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000069271A
JP2000069271A JP10233185A JP23318598A JP2000069271A JP 2000069271 A JP2000069271 A JP 2000069271A JP 10233185 A JP10233185 A JP 10233185A JP 23318598 A JP23318598 A JP 23318598A JP 2000069271 A JP2000069271 A JP 2000069271A
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image processing
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JP10233185A
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Inventor
Masashi Yoshida
政志 吉田
Tomoo Asami
智生 浅見
Takumi Nozawa
巧 野澤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データの複数の部分領域に画像処理を行
なう画像処理装置において、その変形後の複数の領域が
重なり合う場合でも、自然な変形結果が得られるように
する。 【解決手段】 画像処理手段2が、ユーザが画像処理領
域や画像変形情報を指定するための指定手段4と、入力
された画像データの指定された領域に変形処理を行なう
変形処理手段5と、変形の結果として重なり合う領域を
検出する検出手段6と、その検出手段によって検出され
た重なり合う領域の出力を選択する出力選択手段7とを
有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はデジタル複写機な
どの画像処理装置に関し、特に、入力された画像データ
のユーザによって指定された領域に対して、指定された
変倍や斜体化などの画像変形処理を行なって出力するこ
とができる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、従来の複写機とファクシミリ,イ
メージスキャナ,プリンタ等の機能を備えた複合機とし
て、デジタル複写機が広く使用されるようになってき
た。デジタル複写機は読み取り画像を画像データ信号と
して扱うため、さまざまな画像加工処理が容易である。
そこで、複写等を行なう際に画像を変倍や斜体化などの
画像変形処理を行なって出力することができるものも登
場している。
【0003】画像斜体化処理については、例えば、特開
昭63−67870号公報に見られるように、原稿上の
画像を読み取ってこれを画像信号に変換し、変換した画
像信号を一時バッファメモリに1ラインずつ書き込んで
格納し、そのバッファメモリに格納された画像信号を走
査方向に1ライン分ずつ順に読み出し、1ラインもしく
は数ラインの読み出し毎に、その読み出し開始位置を書
き込み開始位置に対して順次シフトする。それによっ
て、読み込んだ原稿の画像が上記シフト方向へ斜体化し
て出力(記録)される。
【0004】また、原稿の全体ではなく一部のみを斜体
化したい(部分斜体)という要求に応えるために、特開
平3−201670号公報や特開平5−316326号
公報などに示される画像処理装置では、原稿画像の一部
のみを斜体化する技術が開示されている。なお、原稿の
拡大処理は通常の複写装置でも可能であるが、部分領域
の拡大に関しては、特開昭63−215165号公報に
開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの画像
処理装置では変形領域が複数存在していた場合に、変形
領域が重なり合う部分を考慮に入れておらず、このよう
な重なり合いが生じた場合には、意図しない画像が出力
されたり、処理を中止してしまうなどの不具合があっ
た。
【0006】また、変形領域数が多ければ多いほど領域
が重なる可能性も増え、すべての領域に対して重なりを
監視しようとすると、回路構成が複雑化してしまうなど
の問題があった。
【0007】この発明は上記の問題に鑑み、複数の領域
変形により重なった領域についても、重なる複数の領域
の位置関係によって出力画像を決定し、ごく自然な出力
画像を得ることができる画像処理装置を提供することを
目的とする。さらに、画像処理装置内の検出手段を、複
雑な回路構成を必要とせず、簡単に重なり合う領域の判
定ができるようにすることも、目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明による画像処理
装置は、図1の機能ブロック図に示すように、画像デー
タ入力手段1と、それによって入力された画像データに
対して画像変形処理を行なう画像処理手段2と、それに
よって処理された画像データを出力する画像出力手段3
とを備えた画像処理装置であって、上記の目的を達成す
るため、画像処理手段2を、次のように構成したもので
ある。
【0009】すなわち、この画像処理手段2は、ユーザ
が画像処理領域および画像変形情報を指定するための指
定手段4と、画像データ入力手段1によって入力された
画像データに対して、指定手段4によって指定された画
像処理領域に、指定された画像変形情報に基づく画像変
形処理を行なう変形処理手段5と、その画像変形処理の
結果、画像領域が重なりあう領域を検出する検出手段6
と、この検出手段6によって検出された重なり合う領域
の出力画像を選択する出力選択手段7と有する。
【0010】上記出力選択手段7は、先に処理した領域
を優先して選択するようにするとよい。上記変形処理手
段5が、対象領域の拡大処理を行なう手段であるとき
は、上記画像変形情報は拡大倍率の情報である。
【0011】また、上記変形処理手段が、対象領域の斜
体処理を行なう手段であるときは、上記画像変形情報は
斜体角度と斜体向きの情報である。あるいは、上記変形
処理手段が、対象領域の斜体処理とミラー処理を行なう
手段である場合も、上記画像変形情報は斜体角度と斜体
向きの情報である。
【0012】さらに、上記検出手段は、画像変形処理を
行なうm個の領域のうち、常にmより小さいn個以下の
領域に着目して領域の重なりを検出するようにするとよ
い。上記検出手段は、変形領域と非変形領域との重なり
も検出するとよい。
【0013】上記手段により、画像変形領域の重なりを
検出し、重なりあった領域は複数の出力のうち先に処理
した領域を優先して選択することにより、自然な結果と
なる出力を選ぶことができる。また、検出手段が注目す
る領域を限定することにより、検出手段の回路構成を簡
略化することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を用いてこの具体的に説明する。この発明による画像処
理装置の基本的な構成は、図1に機能ブロック図で示し
たように、画像データ入力手段1と画像処理手段2と画
像出力手段3とからなる。
【0015】画像入力手段1は、原稿を走査しながらそ
の画像を読み取って2値化し、画像データとして入力す
るイメージスキャナ、あるいはフロッピディスクやハー
ドディスク,光ディスク,CD−ROM等の記録媒体に
記録された画像データ(デジタルデータ)を読み出して
入力するディスク読取装置等である。
【0016】画像処理手段2は、その入力した画像デー
タに対して、指定された任意の画像領域に、それぞれ指
定された変形処理(変倍,斜体化など)を行なう手段
で、マイクロコンピュータ等の機能によって実現され
る。画像出力手段3は、画像処理手段2によって変形
(加工)処理された画像データを用紙上にプリントする
プリンタ、フロッピディスクやハードディスク,光ディ
スク等の記録媒体に記憶させるデイスク書込装置、CR
TやLCDの画面に表示する表示装置、あるいは他の装
置へ送信する送信装置等である。
【0017】図2は画像処理手段2における変形処理手
段5の構成例を示すブロック図であり、カラーの画像デ
ータに画像変形処理を施すものである。RGBγ補正部
21は、入力されたカラー画像データに対して、R(レ
ッド),G(グリーン),B(ブルー)データのγ補正
を行なう。RGBフィルタ22はR,G,Bそれぞれ独
立にエッジ強調または平滑化を行なう。
【0018】色変換部23はマスキング方程式により、
R,G,BのデータをC(シアン),M(マゼンタ),
Y(イエロー),K(ブラック)に変換する。変倍部2
4は主走査の変倍を行なう。なお、副走査の変倍は図1
に示した画像データ入力手段1(例えば画像読取部)で
行なう。
【0019】クリエイト部25は、ミラー,斜体,影付
け,モザイクなどの加工処理を行なう。CMYKフィル
タ26はC,M,Y,Kの任意の1色に対してエッジ強
調または平滑化を行なう。CMYKγ補正部27は、画
像記録のγ特性に合ったγ補正を行なう。ディザ処理部
28は、中間調処理を行ないC,M,Y,KをC′,
M′,Y′,K′(但しビット数は、C>C′,M>
M′,Y>Y′,K>K′)に変換する。
【0020】ここで、R,G,Bデータを受け取り、色
変換部23にてY,M,C,Kの任意の1色を作り、画
像出力手段3へ出力する場合、つまり、Y,M,C,K
面順次出力の場合には、図1に示した画像データ入力手
段1から同じ画像データを4回入力する(例えば画像読
取部が同一原稿を4回スキャンする)必要がある。
【0021】また、領域信号は、図1に示した指定手段
によって発生され、各画像処理各ブロックに直列(カス
ケード)伝達される。つまり、各画像処理ブロックは、
画像データと領域信号がずれないように同期をとり、次
ブロックに渡す。領域信号は画像処理のモードを切り換
えるためのもので、例えば、0番は通常処理、1番はミ
ラー、2番は斜体などと、任意に定義することが可能で
ある。
【0022】次に、図面を用いてこの発明の第1の実施
形態の要部であるクリエイト部25について説明する。
図3はクリエイト部25の全体構成を示すブロック図、
図4はその制御手段303の構成を示すブロック図、図
5は出力データコントロール部304の構成を示すブロ
ック図、図6は図4におけるラインメモリ・リードアド
レス発生部402の構成を示すブロック図、図7は図6
における領域情報格納部702の構成を示すブロック
図、図8は図6における注目領域情報セレクタ703の
構成を示すブロック図である。
【0023】図3において、301,302はトグルメ
モリ、303は制御手段、304は出力データコントロ
ール部である。図4において、401はライトアドレス
発生手段であるインクリメントカウンタ、402はライ
ンメモリ・リードアドレス発生部、403はラインメモ
リ・アドレス選択部、404はラインメモリ制御信号生
成部、405はLSYNCカウンタである。
【0024】図5において、501はマスクデータ格納
部、502は平均化部、503はセレクタである。図6
において、700はフリップフロップ回路、701は領
域変化点検出部、702は領域情報格納部であり、70
2eはEVENライン用,702oはODDライン用、
703は注目領域情報セレクタ、704はリードアドレ
ス計算部である。
【0025】図7において、801〜805はフリップ
フロップで構成した記憶レジスタでシフトレジスタを構
成する。図8において、901はODD領域1セレク
タ、902はODD領域2セレクタ、903はEVEN
領域1セレクタ、904はEVEN領域2セレクタ、9
05は注目領域1セレクタ、906は注目領域2セレク
タである。
【0026】次に、これらの図3〜図6を参照して、図
2のクリエイト部25において行われるミラー処理及び
斜体処理の動作を説明する。クリエイト部25に入力さ
れる画像データと、これに同期して入力される領域信号
の主走査1行分を、一旦図3の制御手段303のインク
リメントカウンタ401(図4)より出力されるライン
メモライドアドレス(ライトアドレス)に従って、それ
ぞれトグルメモリ301,302に格納する。
【0027】インクリメントカウンタ401は、入力デ
ータをラインメモリに書き込むにあたり、主走査同期信
号(LSYNC)の立ち下がりまたは立ち上がりをトリ
ガーとしてインクリメントされる。ここで主走査同期信
号(LSYNC)とは行の開始を示す信号である。
【0028】図4のインクリメントカウンタ401の出
力が、ラインメモリのアドレスとしてラインメモリ・ア
ドレス選択部403でセレクトされ、またラインメモリ
制御信号生成部404でメモリ書き込み許可信号が出力
されて、入力データがラインメモリである図3のトグル
メモリ301,302に書き込まれる。
【0029】ラインメモリ・アドレス選択部403とラ
インメモリ制御信号生成部404は、LSYNCカウン
タ405によって生成されるODD/EVEN切換信号
によって制御される。LSYNCカウンタ405は、L
SYNCの1ビットカウンタである。
【0030】このトグルメモリ301及び302に格納
されたデータを、リードアドレス発生部402より出力
されるリードアドレスに従って読み出す。読み出された
データは出力データコントロール部にてマスク処理等が
行われ、クリエイト部25から出力される。
【0031】この図3に示すトグルメモリ301及び3
02は、それぞれ主走査2行分のラインメモリを持ち、
制御手段303により、一方がメモリ書き込み動作中は
他方のそれは読み出し動作を行ない、一方がメモリ読み
出し動作中は他方のそれは書き込み動作を行なうように
制御され、行の先頭を示すLSYNC信号をトリガーと
して読み出しと書き込みが切り替わる。この2行分のラ
インメモリをそれぞれODDとEVENとすると、OD
Dが書き込み中はEVENが読み出しモードとなり、逆
にODDが読み出し中はEVENが書き込みモードとな
る。
【0032】この2つのトグルメモリ301,302を
使用してミラー処理及び斜体処理を行なう。このトグル
メモリ301,302のリードアドレスをライトアドレ
スとは逆順で発生させれば出力結果は入力画像に対して
ミラー処理される。
【0033】また、このトグルメモリ301,302の
リードアドレスを、ライトアドレスとは1行もしくは数
行単位で前後にシフトさせることで、出力結果は入力画
像に対して斜体処理される。このように斜体処理は、入
力画像をいったんトグルメモリに格納して、これを読み
出す時には、その格納された画像の読み出し開始位置
が、書き込み開始位置に対して1行または数行の読み出
し毎に順次シフトするように制御することによって実現
する。
【0034】特に、指定領域部分についてのみを斜体化
するためには、このトグルメモリ301,302のライ
ンメモリに入力データを順次書き込んで、これを読み出
す際に斜体処理する部分については、その領域の先頭の
リードアドレスの読み出し開始位置を1行または数行の
読み出し毎に順次シフトすることにより、領域信号によ
って指定された領域のみの部分斜体を実現する。このと
き、読み出し開始位置が前にずれれば左下へと斜体され
ていき、後ろにずれれば右下へと斜体されていく。
【0035】指定領域の内部を斜体する部分斜体、指定
領域の内部をミラーする部分ミラーを行なうにあたって
は、画像データと同期して入力される領域信号に応じ
て、その領域の処理内容(斜体する・しない、ミラーす
る・しない、他)をレジスタ設定値より参照し、斜体処
理またはミラー処理を指定されている領域については上
記のごとくリードアドレスを変化させればよい。
【0036】このリードアドレスにてトグルメモリ30
1,302より読み出された読み出しデータは、出力デ
ータコントロール部304で更に必要に応じてマスク処
理等の画像処理をされて、最終的な出力データを得る。
出力データコントロール部304では、トグルメモリ3
01,302から読み出されたデータと、図5に示すマ
スクデータ格納部501からのマスクデータと、平均化
部502からの平均画像データとから、セレクタ503
によってどのデータを出力するかを選択する。
【0037】マスクデータ及び平均画像データは、部分
斜体を行なうと、斜体処理前に存在した領域が斜体処理
後データの空き領域として出力されてしまうため、この
部分に対して出力データをマスクするためのデータとし
て用意されている。マスクデータ格納部501はCPU
から設定されるレジスタである。また、平均化部502
は、連続した数画素の平均計算を行なって平均画像デー
タを出力するが、斜体処理後のデータの空き領域では平
均処理をしないような平均化信号で制御されている。
【0038】この発明はこの部分斜体のような領域変形
が複数存在する場合において、それらの領域が重なる時
にトグルメモリの最適なアドレッシングを行なって、領
域重なり時の画像出力を特徴づけるものである。
【0039】このアドレッシングを行なう図4のライン
メモリ・リードアドレス生成部402について、図6を
参照して詳細に説明する。まず、トグルメモリ301,
302の書き込み時に画像データと同期して入力される
領域信号の変化を、領域変化点検出部701によって検
出する。
【0040】領域変化点検出部701は、領域信号とト
グルメモリの書き込み時に入力される領域信号をフリッ
プフロップ700でラッチした出力と比較するコンパレ
ータである。すなわち、画素単位で隣りあう領域信号を
比較して、一致または不一致(領域が変化したことを示
す)の信号を出力するものである。
【0041】この信号が不一致の時、すなわち領域に変
化が発生した時には、領域情報格納部702に領域の切
り替わり時のアドレス及び切り替わった領域の領域情
報、すなわち、その領域が通常モード(全面)モード、
ミラー(部分)モード、斜体(部分)モード、ミラー
(部分)+斜体(部分)モードのいずれかであるかの情
報、及び斜体モード時の斜体向き、斜体シフト量などの
情報)を記憶する。領域情報格納部702に記憶される
これらの情報は、CPUより書き込まれるレジスタ設定
値であり、部分斜体および部分ミラーを行なうにあたり
必要なパラメータがすべて記憶されることになる。
【0042】上記情報はすべて注目領域情報セレクタへ
出力される。また、これらのメモリは2行分のトグルメ
モリに対応して、ODDライン用メモリ702oおよび
EVENライン用メモリ702eで構成される。領域情
報格納部702のEVENライン用メモリ702eは図
7で示される。ODDメモリ702oも、同様の構成で
ある。
【0043】領域情報格納メモリはそれぞれ複数領域の
情報を記憶できるように複数(n個)用意され(記憶レ
ジスタ801〜805)、シフトレジスタ構成になって
いる。行の終わりまでトグルメモリの書き込み処理が実
行される間に、領域信号の変化がm回検出されれば、こ
のシフトレジスタに順次領域情報がm個格納される。こ
の用意する記憶レジスタの数nが注目領域の数となる。
【0044】次に、LSYNCがきた時には先程書き込
んでいたトグルメモリ301,302の読み出しを行な
う。このとき注目領域切換信号により領域情報格納部7
02に格納されたm個の情報の内、領域の重なりを監視
すべく、領域情報を図6の注目領域情報セレクタ703
によって常にn個選択する。
【0045】この実施例では注目領域数を「2」として
いるので、注目領域情報セレクタ703によって選択さ
れる出力は、2領域分の注目領域開始・終了アドレス
(A1s,A1e,A2s,A2e)、斜体処理ON/
OFF(A1ON,A2ON)、斜体向き(A1di
r,A2dir)、斜体角度(A1sft,A2sf
t)、その他図示していないがミラー処理ON/OFF
などである。
【0046】これらの部分斜体アドレスおよび部分ミラ
ー計算を行なうにあたって、必要なパラメータが出力さ
れて、リードアドレス計算部704によってトグルメモ
リのリードアドレスを計算する。
【0047】ここで、注目領域情報セレクタ703を構
成する図8のODD領域1セレクタ901は、図6の領
域情報格納部702のODDライン用メモリ702oの
領域情報データを注目領域1とすべく選択し、ODD領
域2セレクタ902は、領域情報格納部702のODD
ライン用メモリ702oの領域情報データを注目領域2
とすべく選択する。
【0048】同様に、図8のEVEN領域1セレクタ9
03は、領域情報格納部702のEVENライン用メモ
リ702eの領域情報データを注目領域1とすべく選択
し、EVEN領域2セレクタ904は、領域情報格納部
702のEVENライン用メモリ702eの領域情報デ
ータを注目領域2とすべく選択する。
【0049】さらに、注目領域1セレクタ905は注目
領域1とする領域情報データを選択し、注目領域2セレ
クタ906は注目領域2とする領域情報データを選択す
る。この注目領域情報を基に、図6のリードアドレス計
算部704によって部分ミラー及び部分斜体処理したト
グルメモリのリードアドレスを発生する。このリードア
ドレスにて読み出された図3のトグルメモリ301,3
02からの読み出しデータは、出力データコントロール
部304で更に必要に応じてマスク処理等の画像処理が
なされて、最終的な出力データを得る。
【0050】ここで、この発明の特徴となるのは、図6
におけるリードアドレス計算部704である。領域の斜
体処理を行なうと領域が変形することによって、その変
形領域が他の領域と重なる可能性がある。リードアドレ
ス計算部704では、領域の重なり時にどちらの領域の
アドレスを選択するかについての領域重なり監視手段も
持ち合わせる。
【0051】この発明は、この領域の重なり時にどちら
の領域部分についてラインメモリを読み出して、データ
の出力を行なうかを特徴づけるものである。すなわち、
斜体領域が重なった時も、ラインメモリの読み出し時の
アドレッシングが適切に行なわれるようにすることであ
る。このリードアドレス計算部704におけるアドレッ
シング方法について以下詳細に示す。
【0052】入力画像データはラインメモリ上に記録さ
れており、以下、読み出すアドレスの順番を制御するこ
とによって、画像処理を行なっていく。以下の実施例で
は全領域数mを「3」、領域の重なりを監視すべき注目
領域数nを「2」として、重なり領域のアドレッシング
を行なう。この実施例では、各領域の指定は矩形である
ものとする。また簡略化のために、注目領域2は斜体処
理を行なっても、注目領域1の処理前の矩形領域の左端
を追い越した部分は出力しない仕様としている。
【0053】以下、図9に示すような領域を処理すると
きの、リードアドレス計算部のアドレッシング方法につ
いて説明する。入力領域のとを注目領域としたと
き、この二つの領域が重なる可能性があるのは、以下の
ような場合である。 (1)入力領域が変形なし、が左斜体、(図10に
示す処理結果) (2)入力領域が左斜体、が左斜体、(図11に示
す処理結果) (3)入力領域が右斜体、が左斜体、(図12に示
す処理結果) (4)入力領域が右斜体、が変形なし、(図13に
示す処理結果) (5)入力領域が右斜体、が右斜体 、(図14に
示す処理結果) なお、領域は常に左斜体とする。
【0054】変形なしの領域は、例えばミラー処理のよ
うな領域の大きさや形の変わらない画像処理を行なった
りする。ミラー処理とは左右方向を逆に印刷する処理
で、当該領域内のアドレッシングを逆方向に読み出すこ
とによって実現できる。つまり、ミラー処理を行なう領
域に入った後は、リードアドレスを注目行における処理
領域の先頭アドレスから最終アドレスに変更し、アドレ
ス移動操作もインクリメントからデクリメントに変更す
る。
【0055】そして、ミラー処理領域を読み込み終わっ
たら、リードアドレスを処理領域の次のアドレスにし、
アドレス移動操作をインクリメントに戻す。この結果、
読み出しデータの配列はラインメモリ格納時のそれと比
べて逆転し、鏡像画像を得られる。
【0056】以下、上述した(1)から(5)の各場合
のラインメモリリードアドレスの操作について説明す
る。いずれの場合でも、斜体計算後のラインメモリリー
ドアドレス readadrが入力領域になった後に、図6に
示した注目領域情報セレクタ703の情報はとにシ
フトする。そして注目領域1は領域になり、注目領域
2は領域になる。
【0057】さらに、入力領域の開始アドレスをa1
s、終了アドレスをa1e、注目行におけるシフト量を
a1sft、入力領域の開始アドレスをa2s、終了アド
レスをa2e、注目行におけるシフト量をa2sft、画像
処理前アドレスをincadr、画像処理計算後のラインメモ
リリードアドレスをreadadr とする。ここで、incadrは
先頭アドレスから単純にインクリメントしていくだけの
カウンタで実現できる。
【0058】なお、斜体処理を行なうと、データの移動
に伴って読むべきデータがなくなる領域ができる。この
領域にはマスクデータを格納したアドレスa1ers,a2e
rsを読み続ける。あるいは、後段の図3に示した出力デ
ータコントロール部304によってマスクすることもで
き、その際には特別な処理を行なう必要はなく、readad
r の内容はincadrのままでもよい。
【0059】前記(1)〜(5)の場合の処理結果をそ
れぞれ示す図10〜図14において、入力領域スター
トアドレスをa1s、エンドアドレスをa1e、注目ライン
におけるシフト量をa1sft、入力領域スタートアドレ
スをa2s、エンドアドレスをa2e、注目ラインにおける
シフト量をa2sft、斜体処理前アドレス(ここでは単に
インクリメントアドレスとしている)をincadr、斜体計
算後のラインメモリの読み出しアドレスをreadadr とし
て説明する。
【0060】なお、斜体で生じるデータの空き領域部分
についてはマスタデータを格納するアドレス、もしくは
後段の出力データコントロール部304でデータをマス
クする場合には、アドレスは特に意識する必要はない。
ここでは仮に、マスクデータを格納すると仮定したa1e
rs,a2ers番地をアドレスとしている。
【0061】前記(1)の場合の処理結果を示す図10
において、注目領域が領域と領域の場合に、領域
の斜体変形した結果を優先出力させるため、変形領域
の出力位置において、ラインメモリ上の領域のアドレ
ッシングを行なうことになる。なお、領域はミラー処
理を行なうものとする。これを詳細に場合分けしたライ
ンメモリのリードアドレス readadrの計算方法を以下に
示す。
【0062】(a)incadr<a1s の時 readadr=incadr (b)incadr=a1s の時 a1s<a2s−a2sft の領域であれば、 readadr=a1s(入力領域がミラー領域であれば、rea
dadr=a1e) a1s≧a2s−a2sft の領域であれば、注目領域1と注
目領域2が重なっているため注目領域2を優先する。re
adadr=a2ers または don't care(斜体処理で生じるデ
ータの空き領域部分)
【0063】(c)incadr>a1s の時 incadr<a2s−a2sft の領域であれば、 readadr=インクリメント(注目領域1がミラー領域で
あれば、readadr=デクリメント) incadr=a2s−a2sft となる領域であれば、注目領域
1と注目領域2が重なっているため注目領域2を優先す
る。 readadr=a2s−a2sft
【0064】前記(2)の場合の処理結果を示す図11
において、注目領域が領域と領域の場合に、領域
の斜体変形した結果を優先出力させるため、変形領域
の出力位置において、ラインメモリ上の領域のアドレ
ッシングを行なうことになる。なお、領域はミラー処
理を行なうものとする。これを詳細に場合分けしたライ
ンメモリのリードアドレス readadrの計算方法を以下に
示す。
【0065】(a)incadr<a1s の時 incadr<a1s−a2sft のときは、 readadr=incadr incadr=a1s−a1sft の時は、 readadr=a1s−a1sft incadr>a1s−a1sft のときは、 readadr=インクリメント
【0066】(b)incadr=a1s の時 incadr≧a2s−a2sft の領域であれば、注目領域1と
注目領域2が重なっているため注目領域2を優先する。 readadr=a1s+a2sft incadr<a2s−a2sft の領域であれば、incadr<a1s
−a1sft ならば、 readadr=インクリメント incadr≧a1e−a1sft ならば、readadr=a1ers また
は don't care(斜体処理で生じるデータの空き領域部
分)
【0067】(c)incadr>a1s の時 incadr=a2s−a2sft ならば、注目領域1と注目領域
2が重なっているため注目領域2を優先する。 readadr=a2s incadr<a2s−a2sft の領域であれば、 readadr=インクリメント incadr≧a1s−a1sft の領域であれば、readadr=a1e
rs または don't care(斜体処理で生じるデータの空き
領域部分)
【0068】前記(3)の場合の処理結果を示す図12
において、注目領域が領域と領域の場合に、領域
の斜体変形した結果を優先出力させるため、変形領域
の出力位置において、ラインメモリ上の領域のアドレ
ッシングを行なうことになる。なお、領域はミラー処
理を行なうものとする。これを詳細に場合分けしたライ
ンメモリのリードアドレス readadrの計算方法を以下に
示す。
【0069】(a)incadr<a1s の時 readadr=incadr
【0070】(b)incadr=a1s の時 incadr<a2s−a2sft の領域であれば、 readadr=a1ers または don't care(斜体処理で生じ
るデータの空き領域部分) a2s−a2sft<incadr<a2e−a2sft の領域であれ
ば、 readadr=a1s+a2sft a2s−a2sft≦incadr ならば、注目領域1と注目領域
2が重なっているため注目領域2を優先する。readadr
=a2ers または don't care(斜体処理で生じるデータ
の空き領域部分)
【0071】(c)incadr>a1s の時 incadr=a2s−a2sft ならば、注目領域1と注目領域
2が重なっているため注目領域2を優先する。 readadr=a2s incadr<a2s−a2sft の領域であれば、 readadr=インクリメント incadr≧a1s−a1sft の領域であれば、readadr=a1e
rs または don't care
【0072】前記(4)の場合の処理結果を示す図13
において、注目領域が領域と領域の場合に、変形領
域と領域が重なる場合には、領域の出力結果を優
先出力させるため、領域の出力位置において、ライン
メモリ上の領域のアドレッシングを行なうことにな
る。
【0073】また、前記(5)の場合の処理結果を示す
図14に置いて、注目領域が領域と領域の場合に、
領域の斜体変形した結果を優先出力させるため、変形
領域の出力位置において、ラインメモリ上の領域の
アドレッシングを行なうか、もしくは領域のイレース
エリアのアドレッシングを行なうことになる。これを詳
細に場合分けしたラインメモリのリードアドレス reada
drの計算方法を以下に示す。
【0074】(a)incadr<a1s の時 readadr=incadr (b)incadr=a1s の時 readadr=a1ers または don't care(斜体処理で生じ
るデータの空き領域部分)
【0075】(c)incadr>a1s の時 incadr=a2s ならば、注目領域1と注目領域2が重な
っているため注目領域2を優先する。readadr=a2ers
または don't care(斜体処理で生じるデータの空き領
域部分) incadr<a1s+a1sft ならば、readadr=a1ers また
は don't care(斜体処理で生じるデータの空き領域部
分) incadr=a1s+a1sft ならば、 readadr=a1s a1s+a1sft<incadr<a1e+a1sft であれば、 readadr=インクリメント incadr>a1e+a1sft ならば、 readadr=incadr
【0076】以上のような処理の組み合わせにより、あ
らゆる斜体処理、ミラー処理などの画像処理の際のリー
ドアドレスを決定する。実際には、ユーザがあまり極端
に複数の領域を重ねた出力結果を望むことは多くないと
考えられるので、このように注目領域を限定しても実用
上なんら問題のない出力結果を得ることができる。
【0077】次に、この発明の第2の実施形態について
説明する。この第2の実施形態も、ハード構成は前述の
第1の実施形態とほぼ同様である。相違点としては、図
2におけるクリエイト部25に、領域毎にそれぞれ主走
査変倍可能な手段を持っている点である。
【0078】これは、図4のラインメモリ・リードアド
レス発生部402における斜体時の領域情報が異なるだ
けである。すなわち、第1の実施形態における図6に示
したラインメモリ・リードアドレス発生部402に代え
て、この第2の実施形態では図15に示すラインメモリ
・リードアドレス発生部402’に置き換えている。
【0079】図15において、注目領域情報セレクタ7
03’は、2つの注目領域が変倍処理するか否かの情報
(A1ON,A2ON)、それぞれの開始アドレス(A1
s,A2s)、および注目領域1の変倍率を変倍アドレ
ス計算部705に入力する。変倍アドレス計算部705
は、以下に説明する方法でラインメモリリードアドレス
を出力する。なお、その他の構成の説明は第1の実施形
態と同様なので省略する。
【0080】このラインメモリ・リードアドレス発生部
402’は、複数の領域が変倍処理されたときに、領域
が重なる場合についても図3に示したトグルメモリ30
1,302の最適なアドレッシングを行なう。変倍の基
準となる位置は領域の左端部であるとすると、例えば図
17に示すように、「それぞれの領域で拡大を行なった
ときに左の領域は右の領域に飛び出ない」というルール
を持てば、本来領域が重なるべき領域についても常に右
側の領域が出力されるような回路構成を取ることができ
る。
【0081】ここで全領域数m=3、領域の重なりを監
視する注目領域数をn=2として、重なり領域について
のリードアドレス計算を説明する。ここでの変倍処理
は、単純間引き/拡大とする。図16は変倍前の入力基
準データ(画像データ)の領域構成を示す図である。
【0082】ここで、入力領域のスタートアドレスを
a1s、注目行における変倍率をa1x、入力領域のスタ
ートアドレスをa2s、注目行における変倍率をa2xと
し、第1の実施形態のときと同様な、画像処理前のアド
レスincadrと、画像処理計算後のラインメモリリードア
ドレスreadadr を定義する。図16に示す入力基準デー
タ(画像データ)および図17に示す変倍処理後の画像
データによって、注目領域1が領域であり、注目領域
2が領域である時の処理を説明する。
【0083】(a)incadr≦a1s のとき、まだ変倍処
理を行なう必要がないので、readadr=incadr とする。 (b)incadr>a1s のとき(incadr−a1s)×a1x+a1
s <a2s であるならば、まだ出力領域は領域に達し
ていないので、readadr=(incadr−a1s)/a1x+a1s
とする。すなわち、領域の変倍データのアドレッシン
グとなる。
【0084】(incadr−a1s)×a1x+a1s=a2s であ
るならば(入力領域に重なる時はを出力開始、 readadr=incadr として、このとき注目領域を次の領域へシフトして注目
領域1は入力領域へ、注目領域2は領域となる。そ
して、領域の出力領域に達するまで(a)(b)の処理
を繰り返す。
【0085】リードアドレス計算処理以外は、第1の実
施形態と同様の動作を行なうことにより、最適な部分変
倍処理を施した出力を得ることができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、複写機等の画像処理装置において、部分画像処理
を行なう際に、複数の変形領域が重なった領域について
も、重なる複数の領域の位置関係によって出力画像を決
定し、ごく自然な出力画像を得ることができる。さら
に、画像処理装置内の検出手段として複雑な回路構成を
必要とせず、簡単に重なり領域の判定ができ、十分良好
な出力結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による画像処理装置の基本構成を示す
機能ブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施形態の画像処理手段にお
ける変形処理手段の具体的な構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】図2におけるクリエイト部25の構成例を示す
ブロック図である。
【図4】図3における制御手段303の構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】図3における出力データコントロール部304
の構成例を示すブロック図である。
【図6】図4におけるラインメモリ・リードアドレス発
生部402の構成例を示すブロック図である。
【図7】図6における領域情報格納部702のEVEN
ライン用メモリ702eの構成例を示すブロック図であ
る。
【図8】図6における注目領域情報セレクタ703の構
成例を示すブロック図である。
【図9】この発明の第1の実施形態の作用を説明するた
めの入力画像データの領域構成例を示す図である。
【図10】図9の画像データの第1の変形処理結果を示
す図である。
【図11】同じく第2の変形処理結果を示す図である。
【図12】同じく第3の変形処理結果を示す図である。
【図13】同じく第4の変形処理結果を示す図である。
【図14】同じく第5の変形処理結果を示す図である。
【図15】この発明の第2の実施形態を示す図4におけ
るラインメモリ・リードアドレス発生部402に相当す
る部分のブロック図である。
【図16】この発明の第2の作用を説明するための入力
画像データの領域構成例を示す図である。
【図17】図16の画像データの変倍処理結果を示す図
である。
【符号の説明】
1:画像データ入力手段 2:画像処理手段 3:画像出力手段 4:指定手段 5:変形処理手段 6:検出手段 7:出力選択手段 25:クリエイト部 301,302:トグルメモリ 303:制御手段(マイクロコンピュータ) 304:出力データコントロール部 401:インクリメントカウンタ 402:ラインメモリ・リードアドレス発生部 403:ラインメモリ・アドレス選択部 404:ラインメモリ制御信号生成部 405:LSYNCカウンタ 501:マスタデータ格納部 502:平均化部 503:セレクタ 700:フリップフロップ 701:領域変化点検出部 702:領域情報格納部 703,703’:注目情報セレクタ 704:リードアドレス計算部 705:変倍アドレス計算部 801〜805:記憶レジスタ 901:ODD領域1セレクタ 902:ODD領域2セレクタ 903:EVEN領域1セレクタ 904:EVEN領域2セレクタ 905:注目領域1セレクタ 906:注目領域2セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野澤 巧 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B057 CB12 CC03 CD05 CF06 DA08 5C076 AA21 AA23 BA03 BA04 BA05 BA08 CA01 CA10 CB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データ入力手段と、該手段によって
    入力された画像データに対して画像変形処理を行なう画
    像処理手段と、該手段によって処理された画像データを
    出力する画像出力手段とを備えた画像処理装置であっ
    て、 前記画像処理手段が、 ユーザが画像処理領域および画像変形情報を指定するた
    めの指定手段と、 前記画像データ入力手段によって入力された画像データ
    に対して、前記指定手段によって指定された画像処理領
    域に、指定された画像変形情報に基づく画像変形処理を
    行なう変形処理手段と、 該手段による画像変形処理の結果、画像領域が重なり合
    う領域を検出する検出手段と、 該検出手段によって検出された重なり合う領域の出力画
    像を選択する出力選択手段とを有することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記出力選択手段は、先に処理した領域を優先して選択
    する手段であることを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記変形処理手段は対象領域の拡大処理を行なう手段で
    あり、前記画像変形情報が拡大倍率の情報であることを
    特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記変形処理手段は対象領域の斜体処理を行なう手段で
    あり、前記画像変形情報が斜体角度と斜体向きの情報で
    あることを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記変形処理手段は対象領域の斜体処理とミラー処理を
    行なう手段であり、前記画像変形情報が斜体角度と斜体
    向きの情報であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記検出手段は、画像変形処理を行なうm個の領域のう
    ち、常にn(n<m)個以下の領域に着目して領域の重
    なりを検出する手段であることを特徴とする画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1項に記載の画像処理装置におい
    て、 前記検出手段は、変形領域と非変形領域との重なりも検
    出する検出手段であることを特徴とする画像処理装置。
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