JP2756278B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2756278B2
JP2756278B2 JP63266716A JP26671688A JP2756278B2 JP 2756278 B2 JP2756278 B2 JP 2756278B2 JP 63266716 A JP63266716 A JP 63266716A JP 26671688 A JP26671688 A JP 26671688A JP 2756278 B2 JP2756278 B2 JP 2756278B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、デジタル的にカラー画像を読み込み、読み
取られた画像に基きカラー画像を出力することによりカ
ラー複写画像を得る如くの画像処理装置にかかり、特
に、異なる領域ごとに異なる画像処理を行う、画像処理
装置に関するものである。
[従来の技術] 近年原稿をデジタル的に色分解して読み取り、読み取
られたデジタル画像信号に、所望の処理を加え、得られ
たデジタルカラー画像信号に基きカラー記録を行うデジ
タルカラー複写機が普及してきた。この種の装置は、第
17図に示されるごとく、カラーCCDセンサ201からの色信
号をA/Dコンバータ202でデジタル化し、更に、色マスキ
ング回路203、下色除去回路204、階調補正回路205等の
処理を行い原稿に忠実な色彩や鮮鋭度をプリンタ206で
再現する工夫がなされている。更に、最近カラー画像の
切抜や移動、合成等の簡易画像編集機能の搭載されたデ
ジタルカラー複写装置も製品化されている。
また、これらカラー画像複写装置の中には上述したカ
ラー画像編集機能と合せ、原稿上の指定領域ごとに、そ
れぞれ違った画像処理または編集を行なうことができる
高機能なカラー画像複写装置も提案されている。これら
カラー画像複写装置はデジタイザなどの入力手段を持
ち、例えば第18図の様に原稿上に上記入力手段により複
数の領域を設定したとすると、A領域は濃度を濃く、B
領域はネガ・ポジ反転画像、C領域はエツジ強調した画
像などの様に、異なる領域ごとにそれぞれ違った画像処
理を可能としている。
上記装置の構成として例えば、第19図(1)に示すご
とく領域を設定した場合、A−Bの区間を走査すると同
時に図のタイミングチヤートの様な信号で他の領域と区
別される。これらの領域信号は第19図(2)の如く夫々
別の画像処理ブロツク401〜403に入力され、領域ごとに
それぞれ違った画像処理を実現している。
[発明が解決しようとしている問題点] 前記構成において例えば、領域信号2本で領域ごとに
2種の画像処理が可能であるが、さらに多数の設定をし
たい場合は、多数の処理ブロツク、多数の領域信号線が
必要となり規模も大きなものとなっていた。また、例え
ば第20図に示す様に複数領域設定し、領域ごとに濃度を
別々に設定したい場合その濃度設定パラメータは、領域
ごとに区別できないので多数の領域を設定できても、領
域ごとにそれぞれ違った画像処理を行なうという点で
は、不完全なものとなっていた。
本願発明は係る課題を鑑みてなされたもので、特定さ
れた複数の領域に対して各々の処理条件で処理を施す画
像処理装置を、小さな規模で実現することを目的とす
る。また、特に重複して領域特定された場合に、異なる
互いに混合不可能な処理条件が混合してしまう事態を防
止することを目的とする。また、領域特定の際の負担軽
減を図ることを目的とする。
[問題を解決するための手段] 本願発明における画像処理装置は、原画像を入力する
入力手段と、前記入力手段により入力される前記原画像
上の複数の領域を特定する特定手段と、特定された前記
領域の各々に対して領域識別符号を付与する付与手段
と、特定された前記領域の各々に応じた処理条件を、該
領域に付与された領域識別符号に対応づけて記憶する記
憶手段と、原画像上のいま処理が施されるべき注目画素
が含まれる領域に対応する領域識別符号に基づいて、前
記注目画素が含まれる領域に応じた処理条件を前記記憶
手段から読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段か
ら読み出された処理条件に基づいて、前記注目画素に処
理を施す処理手段を有し、前記注目画素が、前記特性手
段により特定された複数の領域に含まれ、該複数の領域
に対して複数の異なる領域識別符号が付与されている場
合、該複数の領域識別符号のうちいずれか一つに対応す
る処理条件に基づいて前記注目画素に処理を施すことを
特徴とする。
[実施例] 第1図に本発明におけるデジタルカラー複写機概略構
成の一例を示す。
101は密着型カラーラインセンサであり、117はその一
部を拡大したものである。このセンサ101はCCDの様な光
電変換素子に図に示す様に3色の色分解フイルタRGBを
つけたもので、RGB1組を1画素としている。画像を読み
込む際は、例えば矢印方向が主走査とするならば図示は
しないが、これに垂直方向にモーターなどの周知の方法
でセンサー又は画像を動かす(以下スキヤンと称す)こ
とにより、カラー画像全面を読み込むことができる。こ
の時基本発振器113の出力を用いて112に示すシステムタ
イミング発生器112によりセンサー101からプリンター10
7までの動作が制御されている。114,115はシステムタイ
ミング発生器112により出力される信号で、HSYNC115は
読み取るラインの先頭を示す水平同期信号であり、一
方、VCLK114はRGBを1組とする1画素の画像信号を送る
ための同期信号である。いずれもセンサードライバー11
8、エリアコード発生器111およびプリンター107に入力
されている。
センサ101より出力された画像信号はA/D変換回路102
に入力されRGB信号はそれぞれデジタルのRGB信号に変換
される。
A/Dコンバータ102より出力されたRGBデジタル信号は
濃度変換下色除去回路103にて処理を受ける。CCD読み取
り時のデータは輝度信号のRGBのままで、ここではRGBの
波長を独立に吸収するC(シアン)、M(マゼンタ)、
Y(イエロー)の補色濃度信号に変換する処理が行われ
る。また、下色除去回路103においてグレー成分を取り
除くべく処理が行われる。これはC.M.Yのみの印刷では
黒色部分の低濃度化という問題が起きてしまうことはよ
く知られている。そこでグレー成分を取り除きその成分
をBK信号としてYMCBK4色で印刷することにより上記問題
に対処している。
一方、さらにRGBデジタル信号は輝度変換及び濃度変
換回路119に入力されカラー信号より白黒の濃淡画像信
号120を得ている。この出力は画像処理編集回路105に入
力され処理を受ける。またビツトマツプメモリ121にも
2値信号として入力できる様になっている。
濃度変換,下色除去回路103の処理を受けた信号は色
マスキング回路104に入力される。ここではプリンター
に用いる色材の分光反射特性に合せて色補正が行われ
る。またパラレルに入力された色分解画像データはここ
で面順次の画像データに変換される。これは本実施例で
はプリンター107によりフルカラーで印刷する場合数種
の基本的な色材を重ねることによりフルカラーのプリン
ト出力を可能としており、前述した様に色材をC(シア
ン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、BK(ブラツ
ク)の4種を用いている。
また、本実施例では画像格納メモリを持たない構成を
とっており、面順次の出力を得るために4回スキヤンを
行っている。色マスキング回路104から出力された信号1
23は、画像処理編集回路105に入力される。これは後述
するがエリアコード発生器111より得られるコード番号
(以下エリアコードと称す)によりプログラマブルに画
処理編集を可能とするものである。画像処理周回路105
を出た信号は、階調補正回路106に入力され適正な階調
補正を行った後プリンター107へ出力され印刷される。1
08はデジタイザ、109は操作部で、各種画処理編集の設
定を行うものである。またそれぞれCPU110と接続されデ
ジタイザ108、操作部109により入力されたデータはCPU1
10を通してCPUバス116により、コマンドとして各処理回
路に設定される。124,125はCPUが各種処理を行うための
プログラムROM及びワークRAMである。
次に、前述したエリアコードについて説明を行う。エ
リアコードとは例えば第2図の様に原稿320上にデイタ
イザ108などを用いて領域321を指定したときそれぞれの
領域に番号すなわちエリアコードをつけ、それぞれの領
域を区別する手段である。本実施例では原稿の全面領域
はエリアコード“0"とし、第2図では点a,bを対角線と
する矩形エリアを例えばエリアコード“1"、点c,dを対
角線とする矩形エリアをエリアコード“2"と設定したも
のである。ここで例えば図に示されるA−B区間を走査
している時は走査と同時に下図に示されるタイミングで
エリアコードを発生させている。C−D、E−F区間も
同様である。この様に原稿の走査と同時にエリアコード
を発生させ、そのエリアコードにより領域を区別しリア
ルタイムに領域ごとに異なる画像処理編集を実現してい
る。
上記設定は、前述した様にデジタイザ108及び操作部1
09より行っている。以下に設定手段の一例を説明する。
例えば第3図の様に原稿305をデジタイザ108にセツトす
る。デジタイザ108はCPU110と通信ケーブル301で接続さ
れておりデジタイザで指定された座標がCPU110に送られ
る様になっている。例えば第3図に示す様に点aを指定
し、次に点bを指定すると、それぞれの座標が読み込ま
れ2点a,bを対角線とする領域302が設定される。次に操
作部109により例えばテンキー303を用いてその領域に対
するエリアコードが与えられ領域の設定は終了する。次
に設定したエリアに対する画像編集処理を操作部編集用
設定キー304などを用いて設定を行なう。設定にはパラ
メータの設定など各種操作が必要であるが発明の主旨で
はないので説明は省略する。上述した操作を繰り返すこ
とにより、編集を行なっている。設定可能な領域の数
は、エリアコードのビツト数により決まり例えばnビッ
トとするならば、2n領域の設定を可能としている。
第4図に上述した領域指定時におけるCPUプログラム
のフローチヤート概略を示す。S1において、デジタイザ
108より座標を2点読み込む。S2において、CPUワークメ
モリ125に座標を一時格納する。S3において、エリアコ
ードを設定し、S4において、上記ワークメモリに上記座
標とともに一時格納する。S5において、上記設定領域に
ついての処理を入力し、S6において、上記エリアコード
および座標とともに上記ワークメモリに一時格納する。
ここで1つの領域に対しての設定は終了し、S7におい
て、さらに次の領域の指定があるか確認し、ある場合は
上記フローチヤートを繰り返す。設定が終了した場合S8
に進みエリアコードの大小により入力データを整理しS9
において各処理部に各種パラメータを設定し終了する。
第5図に第1図111に示すエリアコード発生回路内部
概略構成図の一例を示す。これは前述したエリアドを原
稿の走査と同時にリアルタイムに発生させる回路で、前
記手段により得られた領域の座標及びエリアコードを設
定することにより、プログラマブルにエリアコードを発
生させる様になっている。以下に詳細を説明する。
RAM501,502は7bit1ワード構成でそれぞれ主走査1ラ
イン分のメモリである。このRAMはCPUアドレスバス50
3、データバス504によりCPUと接続している。505はアド
レスカウンターでVCLK114をカウントすることにより、R
AMのアドレスを発生させている。またカウンタ505はHSY
NC115によりリセツトされ新しいラインを走査する際RAM
データをスタートから読み出す様にしている。506は割
り込み発生器でCPUデータバス504及びチツプセレクト50
7によってCPUからあらかじめプログラムされた数だけカ
ウントしたとき、CPUに割込を発生させ、また、J−K
フリツプフロツプ508のトグル動作によりアドレスカウ
ンター505により読み出されるRAMも切り換えている。50
9,510,511はセレクターで前記フリツプフロツプ508の出
力によりRAMを選択している。
第6図はRAM501,502のデータ構造を示す説明図であ
る。図の様にMSB1bitと下位6bitに分け、MSBは変化点を
表わし下位6bitは変化するエリアコードが格納してあ
る。RAMのアドレスは主走査方向であるY座標と対応し
ている。第6図は例えば第7図に示す原稿701上の指定
領域702(エリアコード“20")のA−B間を走査すると
きのRAMデータを表わしている。このとき原稿全面領域
は、エリアコード“0"としている。上記設定のRAMを第
5図アドレスカウンター505から発生されるアドレスよ
りシーケンシヤルにRAMを読み出しエリアコードを発生
させている。例えば第7図A−B間を走査する場合、走
査開始直後にRAM出力としてMSB“1"下位6bitは“0"(エ
リアコード“0")が読み出され、第5図に示す様に、MS
B513をラツチ信号とするラツチ512により下位6bitがラ
ツチされエリアコード“0"が出力される。またa(O,
P)点に達した時にもRAMの出力としてMSB“1"、下位6bi
tは“20"が読み出され、上記同様ラツチされエリアコー
ド“20"が出力される。さらにアドレスが進み次のMSBが
“1"となるまでエリアコード“20"が出力される。すな
わちアドレスrが読み出され、前述した様にデータが新
たにラツチされるまでエリアコード“20"が出力され
る。
さらに走査が進み、Y方向主走査が終了した時点でX
方向に1つ進みHSYNCが割り込み発生器506によりカウン
トされる。この時前述した様にアドレスカウンター505
はリセツトされ読み出されるアドレスも再び0からスタ
ートされる。また、領域が矩形であるため第7図B点を
含む区間C−Dの走査が終了するまで同じデータすなわ
ち同じRAMを読み出せばよくあらかじめ割り込み発生器5
06に、X方向HSYNCのカウント数、この例では(q−
o)をセツトしておけば区間C−Dの走査が終了した時
点で割り込みが発生し、同時に、第5図J−Kフリツプ
フロツプ23のトグル動作により読み出されるRAMが切り
換わり、あらかじめプログラムされた次の領域情報が出
力される。また、割り込みの発生によりCPUは前述した
手段により得られている領域の座標及びエリアコードか
ら、割り込み発生器506、また休止中のRAMに再び新しく
プログラムする。上述した構成でRAMを順次切り換え休
止中のRAMをCPUによりプログラムすることにより少ない
メモリ容量で原稿の全画面についてエリアコード120を
発生できる。
前述した様に第1図に示すエリアコード発生回路111
より出力されたエリアコード122は示す画処理編集ブロ
ツク105に画像信号とともに入力され、そのエリアコー
ドをもとに領域ごとの編集処理を行なっている。第8図
に画処理編集回路の内部概略構成の一例を示す。
エリアコードは本実施例では6bitありMSB8051bitはデ
コーダー802及びセレクター803に入力され、他の信号は
RAM800,801にパラレルに入力される。
RAM800,801は、CPUバス116によりCPUと接続されプロ
グラマブルな構成になっている。第9図にRAM800,801の
データ構造を示す。901はRAMの構成概略図でアドレス入
力としてエリアコード4bit及びカラーセレクト信号80
4、2bit、合計6bitが入力される。この時カラーセレク
ト信号をLSBから2bitとすることで面順次で送られてく
る画像信号が4色のうちどの信号なのを選択しそれによ
って、エリアコードかつ色ごとにアクセスするアドレス
を変えている。902にデータ構造詳細図を示す。図の様
にMSBから3bitに機能コードを持ち、このコードをデコ
ードすることにより、そのコードに従って、それぞれ違
った画像処理を行なっている。尚、本実施例では3bitで
それぞれエリアコードまたは色ごとに8種類の画像編集
を可能としている。下位8bitは機能コードに従った画像
処理編集時の各種パラメータを格納している。
エリアコード及びカラーセレクト信号より選択された
データはMSBから3bitすなわち機能コードは第8図803に
示すセレクター803に入力され、エリアコードMSBの805
によってRAMのバンク切換を行なっている。一方下位8bi
tのデータもデコーダー802からのセレクト信号S1により
セレクター806に選択され出力される。
上記選択された機能コードはデコーダー802に入力さ
れ文字信号807、また、エリアコードMSBbit805を合わせ
て、それぞれ編集処理を行なうための制御信号808を作
り出している。各制御信号はセレクターの選択信号とし
て用い信号の流を変えることにより編集を行なってい
る。本実施例では、前記制御信号より次に説明する8つ
の編集機能を実現している。
領域内スルー 指定領域内では画像信号に対して何も処理を行なわず
出力する機能である。入力された画像信号は809に示す
ネガポジ反転回路(後述する)を通りS2によってセレク
ター810から選択出力され乗算器811に入力される。一方
RAMデータはS1によってセレクター806からいずれかが選
択され、さらにS3,S4によって決定されるセレクター812
を通り、乗算器811によって前記画像信号と演算され
る。乗算出力はセレクター813を通り出力される。この
時乗算器811に入力されるRAMデータから画像の濃度が決
定され、また面順次で送られてくる各色ごとに異なる計
数を設定すれば領域ごとに独立に濃度、カラーバランス
が可変可能である。
領域内マスキング 指定領域内全面にわたって、他の任意な色で均一にぬ
りつぶされた画像を出力する機能である。例えばこの機
能を設定してある領域を走査中では、S2により画像信号
に変わってRAMのデータが選択され乗算器811に入力され
る。一方係数は制御信号S3,S4よりレジスタ814を選択
し、図示はしていないがCPUとバスにて接続されており
あらかじめCPUより適当な係数例えば“1"を格納してお
く。乗算器811を出た出力はセレクター813を通り出力さ
れる。
領域内文字挿入(1) 例えば、第10図に示す様に画像の指定領域1001の中に
1002に示す様な文字を挿入するモードである。例えばあ
らかじめ1003に示す様にビツトマツプメモリなどに文字
データを格納しておく。指定領域の走査と同時に図に示
す様なタイミングで文字の2値データが読み出され文字
信号807とする。この信号を第8図807に示す文字信号に
入力し、セレクター810をスイツチする。すなわち文字
信号807がHighの時にはセレクター810はRAMのデータを
選択し、Lowの時には画像信号を選択することにより挿
入を行なっている。また上記文字信号とともにS3,S4も
変化し乗算器817の係数は文字信号807がHighの時はレジ
スタ815を選択している。これも前述したのと同様に、C
PUバスと接続しておりあらかじめ適当な係数を設定して
おく。乗算器811を出た信号はセレクター814を通り出力
される。
領域内文字挿入(2) 第11図に示す様に指定領域内を、ある指定色でマスキ
ングし、また、その同じ領域について前記した様に別の
指定色で文字を挿入する機能である。指定領域内を走査
中は、前述した様にセレクター810はRAMのデータを選択
している。この時前述した様に第10図に示すビツトマツ
プメモリより得られる文字信号よりセレクター806をス
イツチする。すなわち文字でない場合はRAM800のデータ
を出力し、文字である時はRAM801を選択することにより
実施している。また前記同様に文字信号とともに係数に
ついてもレジスター814,815を選択出力している。乗算
器811の出力はセレクター813を通り出力される。
領域内ネガ・ポジ反転 領域内の画像のみネガ・ポジ反転して出力する機能で
あり制御信号S0によってネガ・ポジ反転回路809をスイ
ツチすることにより行なっている。809を出た出力は前
記スルー機能と同じ設定で出力される。
領域内ネガ・ポジ反転文字挿入 前述した領域内文字挿入機能(1)と前述した領域内
ネガ・ポジ反転を組み合したもので領域内ネガポジ反転
の画像に文字を挿入する機能である。文字挿入手段は前
記手段と同じなので説明は省略する。
領域内フリーカラーモード フリーカラーモーは領域内を任意のモノカラーでコピ
ーする機能である。例えば、この機能を設定してある領
域を走査中はセレクター810の出力はRAMデータであり、
乗算器811に入力される。一方係数は、レジスター816を
選択し、前記同様にCPUとバスで接続されており、あら
かじめ適当な係数を設定しておく。セレクター813は、
セレクター818の出力を選択しており画像信号としては
前述した輝度信号より得られる白黒画像信号が乗算器81
7で乗算器811の出力と演算され出力される。この時乗算
器817の出力とRAMのデータがコンパレータ819により比
較され乗算器817の出力が大きい場合、コンパレータ819
から制御信号によってセレクター818はRAMデータをセレ
クトし、RAMに設定してあるデータ以上に大きくならな
い様にクランプされている。
以上の構成で白黒画像信号に面順次で送られてくる色
ごとにある一定の比率を持つ係数を乗じ、また、同時に
その出力を色ごとに一定の比率を持った濃度データでク
ランプすることにより、どの濃度域でも常に一定の色分
解比率を持った画像が出力できる。
領域内フリーカラー文字挿入 前記領域内文字挿入(1)と前記領域内フリーカラー
とを組み合わせたもので領域内フリーカラー画像に文字
を挿入する機能である文字挿入手段は前記手段と同じな
ので説明は省略する。
以上説明した様に第1図に示す画像処理編集回路105
では領域ごとに異なる画像処理編集を可能にしている。
[実施例2] 実施例1では、指定領域が矩形の場合の説明を行なっ
たが非矩形領域でも本発明は有効である。以下に詳細を
説明する。
第12図の様に、例えば、ビツトマツプメモリに原稿の
指定領域に対応する領域を指定したとする。これはデジ
タイザ及びCPUを通して設定される。また原稿スキヤン
と同時に図の様なタイミングで区間信号1205が得られる
ものとする。
前記区間信号1205を用い非矩形のエリアコードを発生
させる。第13図は第1図に示す画処理編集回路105を非
矩形領域にも対応させた説明図である。1300はレジスタ
で図示していないが、CPUバスと接続している。このレ
ジスタにあらかじめ非矩形領域に対応したエリアコード
を設定しておく。
1301はコンパレータ矩形エリアコード120と前記レジ
スタ1300に設定した非矩形領域に対するエリアコードの
大小を比較するコンパレータである。
これは、例えば、第12図1204に示す様に領域が重なっ
た場合優先順位をエリアコードの大小により決定するた
めの回路で本実施例では、例えば大きい方を優先として
いる。もちろん矩形領域どうしが重なった場合も実施例
1で述べた様にエリアコード発生はプログラマブルであ
るのでCPUからのプログラムによって優先順位が設定可
能であることは容易に類推できる。
1302は前記した非矩形区間信号とコンパレータ1301の
出力から実際に優先順位を決定する回路で、すなわちレ
ジスタ1300に設定されたエリアコードが入力される矩形
エリアコード120より大きくかつ前記非矩形区間信号120
5が入力された場合、セレクター1303はレジスタ1300に
格納非矩形のエリアコードを出力する様になっている。
1303を出力したエリアコードはRAM800,801にアドレスと
して入力されその後の説明は実施例1と同様であり説明
は省略する。
[実施例3] 第1の実施例では機能コードは第1図に示す画像処理
編集回路105内に示されるRAM800,801に設定される。
以下に述べる実施例3ではエリアコードに機能コード
を付加しても同じ機能が実現できる手段である。
第14図は第1図11に示すエリアコード発生回路の本実
施例におけるRAM501,502のデータ構造を示す説明図であ
る。本実施例はエリアコード及び前記エリアコードに対
応した機能コードを同時に発生させるもので、発生手段
は実施例1と同様であり詳細は省略する。例えば、第14
図は第15図に示す領域1500(エリアコード“20")上の
区間A−Bを走査する場合を示したものである。RAMの
データはMSB1bit、エリアコード、機能コードと3つに
分け実施例1と同様MSBは変化点を表わしている。上記
設定のRAMを第5図アドレスカウンター505から発生され
るアドレスよりシーケンシヤルに順次読み出しエリアコ
ード及び機能コードを発生させる手段は実施例1と同様
である。また上記RAMへのプグラム手順も実施例1で述
べたのと同様である。
第16図は本実施例における画像処理編集回路の概略構
成の一部である。
入力されたエリアコードはMSB1bitがデコーダー1602
に他はRAM1600及び1601に入力される。RAM1600,1601は
エリアコードに対応して入力される機能コードについ
て、パラメータが設定されておりエリアコードに応じて
出力される。一方機能コードはデコーダー1602に入力さ
れ文字信号807、エリアコードのMSBbitからそれぞれ制
御信号S0〜S5を出力している。以下の動作は実施例1と
同様であるので説明は省略する。
以上説明した様に、機能コードもエリアコードと同様
な手段で発生させても実施例1と同じ機能が実現でき
る。
[発明の効果] 本願発明によれば、複数の領域に対し各々の処理条件
で処理を施すにあたり、各領域に応じた処理条件を該領
域に対応する領域識別符号に対応づけて記憶し、いま処
理が施されるべき注目画素が含まれる領域に対応する領
域識別符号に基づいて、処理条件を読み出す構成とした
ので、処理条件を記憶する記憶手段の容量を小さくする
ことができる。さらに、重複して複数の領域に含まれる
画素に対しては、何れか一つの処理条件で処理を施す構
成としたので、重複して領域特定された画素において異
なる互いに混合不可能な複数の処理条件が混合してしま
う事態を防止できるとともに、領域特定の際に領域が重
複するように特定することが許されることで領域特定の
際の負担軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明全体概略構成図、 第2図はエリアコード発生の説明図、 第3図はエリアコード設定の説明図、 第4図はエリアコード設定のフローチヤート図、 第5図はエリアコード発生回路の概略構成図 第6図はエリアコード設定メモリの説明図、 第7図はエリアコード発生手段の説明図、 第8図は画像処理編集回路の概略構成図、 第9図は画像処理編集設定メモリの説明図、 第10図は文字挿入機能の説明図、 第11図は文字挿入機能の説明図、 第12図は非矩形領域設定の説明図、 第13図は非矩形領域エリアコード発生の説明図、 第14図は実施例3エリアコード、機能コード設定メモリ
の説明図、 第15図はエリアコード、機能コード設定の説明図、 第16図は画像処理編集回路の概略構成図、 第17図,第18図,第19図及び第20図は従来例の説明図で
あり、 101……カラーCCDセンサ 102……A/Dコンバータ 103……濃度変換下色除去回路 104……色マスキング回路 105……画処理編集回路 106……階調補正回路 107……プリンター 108……デジタイザー 109……操作部 110……CPU 111……エリアコード発生回路 112……システムタイミング発生回路 113……基本発振器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原画像を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力される前記原画像上の複数の領
    域を特定する特定手段と、 特定された前記領域の各々に対して領域識別符号を付与
    する付与手段と、 特定された前記領域の各々に応じた処理条件を、該領域
    に付与された領域識別符号に対応づけて記憶する記憶手
    段と、 原画像上のいま処理が施されるべき注目画素が含まれる
    領域に対応する領域識別符号に基づいて、前記注目画素
    が含まれる領域に応じた処理条件を前記記憶手段から読
    み出す読み出し手段と、 前記読み出し手段から読み出された処理条件に基づい
    て、前記注目画素に処理を施す処理手段を有し、 前記注目画素が、前記特定手段により特定された複数の
    領域に含まれ、該複数の領域に対して複数の異なる領域
    識別符号が付与されている場合、該複数の領域識別符号
    のうちいずれか一つに対応する処理条件に基づいて前記
    注目画素に処理を施すことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記特定手段は、前記原稿画像上の非矩形
    領域を特定することができることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記注目画素が、前記特定手段により特定
    された複数の領域に含まれ、該複数の領域に対して複数
    の異なる領域識別符号が付与されている場合、該複数の
    領域識別符号のうちいずれか一つに対応する処理条件
    を、前記複数の領域識別符号に基づいて選択する選択手
    段を有し、 該選択手段により選択された処理条件に基づいて前記注
    目画素に処理を施すことを特徴とする請求項1記載の画
    像処理装置。
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