JPH077390A - 高速走査無線受信機およびサーチ/スキャン誤停止防止方法 - Google Patents

高速走査無線受信機およびサーチ/スキャン誤停止防止方法

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JPH077390A
JPH077390A JP5147503A JP14750393A JPH077390A JP H077390 A JPH077390 A JP H077390A JP 5147503 A JP5147503 A JP 5147503A JP 14750393 A JP14750393 A JP 14750393A JP H077390 A JPH077390 A JP H077390A
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signal
search
scan
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clock
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JP5147503A
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Inventor
Tatsuo Masaki
健生 正木
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Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0091Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with means for scanning over a band of frequencies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B15/00Suppression or limitation of noise or interference
    • H04B15/02Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus
    • H04B15/04Reducing interference from electric apparatus by means located at or near the interfering apparatus the interference being caused by substantially sinusoidal oscillations, e.g. in a receiver or in a tape-recorder
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2215/00Reducing interference at the transmission system level
    • H04B2215/064Reduction of clock or synthesizer reference frequency harmonics

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速走査無線受信機において、高調波ノイズ
によるサーチ/スキャンの誤停止を防止する。 【構成】 高速クロック発振回路32および低速クロッ
ク発振回路34と、これら高速クロック発振回路および
低速クロック発振回路を切換えてCPU26へ接続する
クロック切換え回路36とを備え、通常はマイクロコン
ピュータのクロックを高速にしてサーチの動作を行い、
信号を検出するとマイクロコンピュータのクロックを低
速に切換えて、信号検出を再度行うことにより、高調波
によるサーチ/スキャンの誤停止を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速走査無線受信機、
特にCPUのクロック発振器や局部発振回路などの高調
波ノイズによるサーチ/スキャンの誤停止を防止した高
速走査無線受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】無線受信機の制御用にマイクロコンピュ
ータ(以下、CPUと記す)が用いられる場合には、選
局のためのサーチ/スキャンを高速に行うために高速の
クロックを発生するクロック発振回路が用いられる。こ
のような高速クロック発振回路からは、高調波のノイズ
が発生する。
【0003】また局部発振回路を内蔵する場合には、局
部発振回路から高調波のノイズが発生する。
【0004】これらノイズは、選局のためのサーチ/ス
キャンを誤停止させる原因になる。
【0005】図1は、周波数シンセサイザ方式の電子選
局を用いる高速走査FM無線受信機を示す。10はアン
テナ、12は無線受信部、14は周波数弁別器、16は
スケルチ回路、18は低周波増幅器、20はスピーカ、
22はウインド・ディテクタ、24は周波数シンセサイ
ザ、26はCPU、28はキーボード、30はクロック
発振回路である。
【0006】このようなFM無線受信機における通常の
スキャン方法を図2を参照して説明する。なお、図2
は、通常スキャンの動作を実行するCPU26の動作フ
ローである。通常スキャンの説明において、SC信号と
は、スケルチ回路16においてノイズ検波後の直流電圧
とユーザーがスケルチ・コントロールによって設定した
電圧とを比較し、ノイズ検波電圧が設定電圧より低い場
合に出力される信号である。
【0007】通常のスキャン動作では、CPU26はス
ケルチ回路16からのSC信号を検出するために、SC
信号検出タイマをスタートさせ(ステップS1)、SC
信号の検出を判断する(ステップS2)。SC信号を検
出せず、SC信号検出タイマがタイムアウトしていなけ
れば(ステップS3)、再びステップS2に戻る。
【0008】ステップS2でSC信号を検出すると、ウ
インド・ディテクタ22からのウインド信号(WD信
号)の検出を判断する(ステップS4)。ウインド信号
を検出すれば、ステップS2に戻り、ウインド信号を検
出しなければ、次のチャンネルのPLLデータを周波数
シンセサイザ24へ送る(ステップS5)。また、ステ
ップS3でタイムアウトしたならば、次のチャンネルの
PLLデータを周波数シンセサイザ24へ送る(ステッ
プS5)。
【0009】次に、FM無線受信機におけるターボスキ
ャン方法を図3を参照して説明する。なお、図3は、タ
ーボスキャンの動作を実行するCPU26の動作フロー
である。ターボスキャンの説明においてSP信号とは、
スケルチ回路16において、ノイズ検波後の直流電圧の
変化が減少傾向にある場合に、スケルチ・コントロール
の設定電圧とは無関係に出力される信号である。SC信
号は応答があまり早くないため、ターボスキャンでは応
答の早いSP信号を併用している。
【0010】ターボスキャン動作では、CPU26は、
PLLロック検出タイマをスタートさせ(ステップS
1)、周波数シンセサイザ24のPLL回路がロックさ
れたか否かを判断する(ステップS2)。
【0011】PLLロックが検出されず、PLLロック
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
3)、再びステップS2に戻る。
【0012】ステップS2でPLLロックを検出する
と、SP信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
4)、SP信号の検出を判断する(ステップS5)。S
P信号を検出せず、SP検出タイマがタイムアウトして
いなければ(ステップS6)、再びステップS5に戻
る。
【0013】ステップS5において、SP信号を検出す
ると、SC信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
7)、SC信号の検出を判断する(ステップS8)。S
C信号を検出せず、SC信号検出タイマがタイムアウト
していなければ(ステップS9)、再びステップS8に
戻る。
【0014】ステップS8で、SC信号を検出すると、
ウインド・ディテクタ22からのウインド信号(WD信
号)の検出を判断する(ステップS10)。ウインド信
号を検出すれば、ステップS8に戻り、ウインド信号を
検出しなければ、次のチャンネルのPLLデータを周波
数シンセサイザへ送る(ステップS11)。
【0015】また、ステップS3,S6,S9でタイム
アウトしたならば、次のチャンネルのPLLデータを周
波数シンセサイザ24へ送る(ステップS11)。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このようなサーチ/ス
キャンを高速で行うためには、CPU26は高速で動作
させる必要があり、このため高速クロックが要求され
る。
【0017】このような場合、クロック発振回路から高
調波ノイズが発生し、サーチ/スキャンの誤停止の原因
となる。また、局部発振回路を有する受信機にあって
は、局部発振回路が高調波ノイズの発生源となり、同様
にサーチ/スキャンの誤停止の原因となる。
【0018】そこで、本発明の目的は、高速クロック発
振回路や局部発振回路が高調波ノイズを発生したとして
もサーチ/スキャンの誤停止を防止する高速走査無線受
信機のサーチ/スキャンの誤停止防止方法を提供するこ
とにある。
【0019】本発明の他の目的は、サーチ/スキャンの
誤停止の防止を図った高速走査無線受信機を提供するこ
とにある。
【0020】
【発明の概要】本発明によれば、周波数シンセサイザ
と、この周波数シンセサイザを制御するマイクロコンピ
ュータとを有する無線受信機において、通常はマイクロ
コンピュータのクロックを高速にしてサーチの動作を行
い、信号を検出するとマイクロコンピュータのクロック
を低速に切換えて、信号検出を再度行うことにより、高
調波によるサーチ/スキャンの誤停止を防止することを
特徴とする。
【0021】本発明によれば、局部発振回路と、局部発
振回路を制御するマイクロコンピュータとを有する無線
受信機において、前記局部発振回路を2つ設け、通常は
一方の局部発振回路を用いてサーチの動作を行い、信号
を検出すると他方の局部発振回路に切換えて、信号検出
を再度行うことにより、高調波によるサーチ/スキャン
の誤停止を防止することを特徴とする。
【0022】本発明によれば、周波数シンセサイザと、
この周波数シンセサイザを制御するマイクロコンピュー
タとを有する無線受信機において、前記周波数シンセサ
イザは異なる2種の周波数を発生し、通常は一方の周波
数を用いてサーチの動作を行い、信号を検出すると他方
の周波数に切換えて、信号検出を再度行うことにより、
高調波によるサーチ/スキャンの誤停止を防止すること
を特徴とする。
【0023】
【実施例】以下、実施例を説明する。
【0024】図4は、本発明の一実施例である周波数シ
ンセサイザを用いた高速走査無線受信機の構成を示すブ
ロック図である。図1の要素と同一の要素には、同一の
参照番号を付して示してある。図1の構成と異なる点
は、高速クロックを発生する高速クロック発振回路32
と、低速クロックを発生する低速クロック発振回路34
と、これらをCPU26へ切換え接続するクロック切換
え回路36とを備えたことである。
【0025】次に、本実施例の動作を、通常スキャンを
行う場合について図5を参照して説明する。
【0026】まずクロック切換え回路36は、高速クロ
ック発振回路32に切換えており、CPU26は高速ク
ロックで動作している。CPU26はスケルチ回路16
からのSC信号を検出するために、SC信号検出タイマ
をスタートさせ(ステップS1)、SC信号の検出を判
断する(ステップS2)。SC信号を検出せず、SC信
号検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップ
S3)、再びステップS2に戻る。
【0027】ステップS2でSC信号を検出すると、ク
ロック切換え回路36に低速クロック発振回路34への
切換えを指示し、低速クロックに切換え(ステップS
4)、再びSC信号が検出されているか否かを判断する
(ステップS5)。SC信号が検出されなければ、ステ
ップS2でのSC信号の発生は高調波ノイズによる誤停
止であったと判断して、クロック切換え回路36に高速
クロック発振回路32への切換えを指示し、高速クロッ
クに切換え(ステップS6)、次のチャンネルのPLL
データを周波数シンセサイザ24へ送り(ステップS
7)、次のチャンネルをサーチする。また、ステップS
3でタイムアウトしたならば、次のチャンネルのPLL
データを周波数シンセサイザ24へ送る(ステップS
7)。
【0028】ステップS5において、SC信号を検出し
たならば、ウインド・ディテクタ22からのウインド信
号(WD信号)の検出を判断する(ステップS8)。ウ
インド信号を検出すれば、確かに受信しているとしてス
テップS5に戻り、ウインド信号を検出しなければ、ス
テップS5でのSC信号の発生は、高調波ノイズによる
誤停止によるものであったと判断して、ステップS6へ
進む。
【0029】以上のように本実施例によれば、CPU2
6は通常は高速クロックで動作し、これにより高速スキ
ャンを行う。SC信号を検出したならば、クロックを低
速に切換え、SC信号を検出し、かつ、ウインド信号を
検出したならば、確かに受信していると判断し、SC信
号を検出せず、あるいはSC信号を検出したとしても、
ウインド信号を検出しなければ、高調波ノイズによる誤
停止によるものであると判断できる。
【0030】したがって、妨害の原因となる高速クロッ
ク発振回路を用いていても、サーチ/スキャンにおける
高調波ノイズによる誤停止を確実に判断でき、誤停止な
らば、すぐに次のチャンネルのサーチに進むことができ
るので、高速クロックによるCPU動作による高速サー
チが可能となるのである。
【0031】次に、図4の高速走査無線受信機におい
て、ターボスキャン動作を行う場合の動作を図6を参照
して説明する。
【0032】まずクロック切換え回路36は、高速クロ
ック発振回路32に切換えており、CPU26は高速ク
ロックで動作している。CPU26は、PLLロック検
出タイマをスタートさせ(ステップS1)、周波数シン
セサイザ24のPLL回路がロックされたか否かを判断
する(ステップS2)。
【0033】PLLロックが検出されず、PLLロック
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
3)、再びステップS2に戻る。
【0034】ステップS2でPLLロックを検出する
と、SP信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
4)、SP信号の検出を判断する(ステップS5)。S
P信号を検出せず、SP検出タイマがタイムアウトして
いなければ(ステップS6)、再びステップS5に戻
る。
【0035】ステップS5において、SP信号を検出す
ると、クロック切換え回路36に低速クロック発振回路
34への切換えを指示し、低速クロックに切換え(ステ
ップS7)、SC信号検出タイマをスタートさせ(ステ
ップS8)、SC信号の検出を判断する(ステップS
9)。SC信号を検出せず、SC信号検出タイマがタイ
ムアウトしていなければ(ステップS10)、再びステ
ップS9に戻る。
【0036】SC信号検出タイマがタイムアウトすれば
(ステップS10)、ステップS5でのSP信号の発生
は高調波ノイズによる誤停止によるものであったと判断
して、クロック切換え回路36に高速クロック発振回路
32への切換えを指示し、高速クロックに切換え(ステ
ップS12)、次のチャンネルのPLLデータを周波数
シンセサイザ24へ送り(ステップS13)、次のチャ
ンネルのサーチへ進む。
【0037】ステップS9で、SC信号を検出すると、
ウインド・ディテクタ22からのウインド信号(WD信
号)の検出を判断する(ステップS11)。ウインド信
号を検出すれば、確かに受信しているとしてステップS
9に戻り、ウインド信号を検出しなければ、ステップS
9でのSC信号の発生は高調波ノイズによる誤停止によ
るものであったと判断して、クロック切換え回路36に
高速クロック発振回路32への切換えを指示し、高速ク
ロックに切換え(ステップS12)、次のチャンネルの
PLLデータを周波数シンセサイザ24へ送り(ステッ
プS13)、次のチャンネルのサーチへ進む。また、ス
テップS3,S6でタイムアウトしたならば、次のチャ
ンネルのPLLデータを周波数シンセサイザ24へ送る
(ステップS13)。
【0038】以上のようにターボスキャンでは、CPU
26は通常は高速クロックで動作し、これにより高速ス
キャンを行う。SP信号を検出したならば、クロックを
低速に切換え、SC信号を検出し、かつ、ウインド信号
を検出したならば、確かに受信していると判断し、SC
信号を検出したとしても、ウインド信号を検出しなけれ
ば、高調波ノイズによる誤停止によるものであると判断
できる。
【0039】したがって、妨害の原因となる高速クロッ
ク発振回路を用いていても、高調波ノイズによる誤停止
を確実に判断でき、誤停止ならばすぐに次のチャンネル
をサーチするので、高速クロックによるCPU動作によ
り高速サーチが可能となるのである。
【0040】図7は、局部発振回路を用いた高速走査無
線受信機の構成を示すブロック図である。図7におい
て、図1の要素と同一の要素には、同一の参照番号を付
して示してある。この高速走査無線受信機は、周波数シ
ンセサイザではなく局部発振回路を用いるものであり、
2つの局部発振回路40,42を備えている。これら2
つの局部発振回路の発振周波数には、異なった周波数を
用いる。2つの異なった周波数をfLO1 ,fLO2 とした
場合に、これら周波数は次の関係が成り立つように、選
ぶものとする。
【0041】 fR −fLO1 =fIFLO2 −fR =fIF 但し、fR は受信搬送波周波数、fIFは無線受信部12
の混合部により変換された中間周波数である。このよう
に同一の中間周波数(受信周波数)が得られる異なった
発振周波数fLO1 ,fLO2 を切換える、すなわち上側ヘ
テロダインと下側ヘテロダインとを切換えることができ
るようにする。
【0042】次に、本実施例の動作を、通常スキャンを
行う場合について図8を参照して説明する。
【0043】CPU26は局部発振回路40に対しPL
Lデータを送出しているものとする。このとき、CPU
26はスケルチ回路16からのSC信号を検出するため
に、SC信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
1)、SC信号の検出を判断する(ステップS2)。S
C信号を検出せず、SC信号検出タイマがタイムアウト
していなければ(ステップS3)、再びステップS2に
戻る。
【0044】ステップS2でSC信号を検出すると、局
部発振回路40を局部発振回路42に切換え(ステップ
S4)、SC信号検出タイマを再スタートさせ(ステッ
プS5)、SC信号の検出を判断する(ステップS
6)。SC信号を検出せず、SC信号検出タイマがタイ
ムアウトしていなければ(ステップS7)、再びステッ
プS6に戻る。タイムアウトすれば、ステップS2での
SC信号の検出は、高調波ノイズによる誤停止によるも
のであると判断して、次のチャンネルのPLLデータを
周波数シンセサイザ24へ送り(ステップS9)、次の
チャンネルのサーチへ進む。
【0045】ステップS6でSC信号を検出すると、ウ
インド・ディテクタ22からのウインド信号(WD信
号)の検出を判断する(ステップS8)。ウインド信号
を検出すれば、確かに受信しているとしてステップS6
に戻る。
【0046】ステップS6でウインド信号を検出しなけ
れば、ステップS6でのSC信号は高調波ノイズによる
誤停止によるものであったと判断して、次のチャンネル
のPLLデータを周波数シンセサイザ24へ送る(ステ
ップS9)。また、ステップS3でタイムアウトしたな
らば、次のチャンネルのPLLデータを周波数シンセサ
イザ24へ送る(ステップS9)。
【0047】以上のように2つの局部発振回路を利用し
た高速走査無線受信機における通常スキャンでは、一方
の局部発振回路を使用してサーチを行い、SC信号を検
出したならば他方の局部発振回路に切換えて、再びSC
信号が検出されるか否かを判断して、SC信号が検出さ
れ、かつ、ウインド信号を検出したならば、確かに受信
しているとして、スキャンを停止する。SC信号を検出
せず、あるいはSC信号を検出したとしてもウインド信
号を検出しなければ、高調波ノイズによる誤停止であっ
たとして、次のチャンネルのサーチに進む。
【0048】次に、図7の高速走査無線受信機におい
て、ターボスキャンを行う場合の動作を図9を参照して
説明する。
【0049】CPU26は局部発振回路40に対しPL
Lデータを送出しているものとする。このとき、CPU
26は、PLLロック検出タイマをスタートさせ(ステ
ップS1)、周波数シンセサイザ24のPLL回路がロ
ックされたか否かを判断する(ステップS2)。
【0050】PLLロックが検出されず、PLLロック
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
3)、再びステップS2に戻る。
【0051】ステップS2でPLLロックを検出する
と、SP信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
4)、SP信号の検出を判断する(ステップS5)。S
P信号を検出せず、SP検出タイマがタイムアウトして
いなければ(ステップS6)、再びステップS5に戻
る。
【0052】ステップS5において、SP信号を検出す
ると、局部発振回路40を局部発振回路42に切換え
(ステップS7)、SC信号検出タイマをスタートさせ
(ステップS8)、SC信号の検出を判断する(ステッ
プS9)。SC信号を検出せず、SC信号検出タイマが
タイムアウトしていなければ(ステップS10)、再び
ステップS9に戻る。
【0053】ステップS9でSC信号を検出すると、ウ
インド・ディテクタ22からのウインド信号(WD信
号)の検出を判断する(ステップS11)。ウインド信
号を検出すれば、確かに受信しているとしてステップS
9に戻り、ウインド信号を検出しなければ、ステップS
9でのSC信号は高調波ノイズによる誤停止によるもの
であったと判断して、次のチャンネルのPLLデータを
周波数シンセサイザ24へ送り(ステップS12)、次
のチャンネルのサーチへ進む。また、ステップS3,S
6,S10でタイムアウトしたならば、次のチャンネル
のPLLデータを周波数シンセサイザ24へ送る(ステ
ップS12)。
【0054】以上のように、2つの局部発振回路を用い
て切換えるようにした高速走査無線受信機におけるサー
ボスキャンによれば、一方の局部発振回路を使用してサ
ーチを行い、SP信号を検出したならば他方の局部発振
回路に切換えて、ウインド信号を検出しなければ、高調
波ノイズによる誤停止によるものであったとして次のチ
ャンネルのサーチに進み、ウインド信号を検出すると確
かに受信していると判断する。
【0055】したがって、局部発振回路からの高調波ノ
イズによる誤停止があったとしても、これを即座に判断
して、次のチャンネルのサーチに進むことができるの
で、高速サーチが可能となる。
【0056】以上の実施例では局部発振回路を2つ設け
て、発振周波数を切換えているが、周波数シンセサイザ
を用いて周波数を切換えるようにしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
速クロック発振器や局部発振回路のようなノイズ源から
発生される高調波ノイズが原因となってサーチ/スキャ
ンの誤停止があっても、これを判断して、すぐに次のチ
ャンネルのサーチに進むことができるので、従来のよう
なスキャンの誤停止を防止でき、高速のスキャンが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のFM無線受信機の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1における通常スキャンを示すフローチャー
トである。
【図3】図1におけるターボスキャンを示すフローチャ
ートである。
【図4】高速クロックおよび低速クロックの切換えを行
うようにしたFM無線受信機の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図4における通常スキャンを示すフローチャー
トである。
【図6】図4におけるターボスキャンを示すフローチャ
ートである。
【図7】2つの局部発振器の切換えを行うようにしたF
M無線受信機の構成を示すブロック図である。
【図8】図7における通常スキャンを示すフローチャー
トである。
【図9】図7におけるターボスキャンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
12 無線受信部 14 周波数弁別器 16 スケルチ回路 18 低周波増幅器 22 ウインド・ディテクタ 24 周波数シンセサイザ 26 CPU 28 キーボード 36 クロック切換え回路 32 高速クロック発振回路 34 低速クロック発振回路 40,42 局部発振回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数シンセサイザと、この周波数シンセ
    サイザを制御するマイクロコンピュータとを有する無線
    受信機において、 通常はマイクロコンピュータのクロックを高速にしてサ
    ーチの動作を行い、信号を検出するとマイクロコンピュ
    ータのクロックを低速に切換えて、信号検出を再度行う
    ことにより、高調波によるサーチ/スキャンの誤停止を
    防止することを特徴とする無線受信機のサーチ/スキャ
    ン誤停止防止方法。
  2. 【請求項2】局部発振回路と、局部発振回路を制御する
    マイクロコンピュータとを有する無線受信機において、 前記局部発振回路を2つ設け、これら局部発振回路の発
    振周波数を異ならせ、通常は一方の局部発振回路を用い
    てサーチの動作を行い、信号を検出すると他方の局部発
    振回路に切換えて、信号検出を再度行うことにより、高
    調波によるサーチ/スキャンの誤停止を防止することを
    特徴とする無線受信機のサーチ/スキャン誤停止防止方
    法。
  3. 【請求項3】周波数シンセサイザと、この周波数シンセ
    サイザを制御するマイクロコンピュータとを有する無線
    受信機において、 前記周波数シンセサイザは異なる2種の周波数を発生
    し、通常は一方の周波数を用いてサーチの動作を行い、
    信号を検出すると他方の周波数に切換えて、信号検出を
    再度行うことにより、高調波によるサーチ/スキャンの
    誤停止を防止することを特徴とする無線受信機のサーチ
    /スキャン誤停止防止方法。
  4. 【請求項4】周波数シンセサイザと、この周波数シンセ
    サイザを制御するマイクロコンピュータとを有する無線
    受信機において、 高速クロック発振回路および低速クロック発振回路と、 これら高速クロック発振回路および低速クロック発振回
    路を切換えて前記マイクロコンピュータへ接続するクロ
    ック切換え回路とを備え、 通常はマイクロコンピュータのクロックを高速にしてサ
    ーチの動作を行い、信号を検出するとマイクロコンピュ
    ータのクロックを低速に切換えて、信号検出を再度行う
    ことにより、高調波によるサーチ/スキャンの誤停止を
    防止することを特徴とする高速走査無線受信機。
  5. 【請求項5】2つの局部発振器と、 これら局部発振器をそれぞれ制御するマイクロコンピュ
    ータとを備え、 通常は一方の局部発振回路を用いてサーチの動作を行
    い、信号を検出すると他方の局部発振回路に切換えて、
    信号検出を再度行うことにより、高調波によるサーチ/
    スキャンの誤停止を防止することを特徴とする高速走査
    無線受信機。
  6. 【請求項6】異なる2種の周波数を発生する周波数シン
    セサイザと、 この周波数シンセサイザを制御するマイクロコンピュー
    タとを有する無線受信機において、 通常は一方の周波数を用いてサーチの動作を行い、信号
    を検出すると他方の周波数に切換えて、信号検出を再度
    行うことにより、高調波によるサーチ/スキャンの誤停
    止を防止することを特徴とする高速走査無線受信機。
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