JPH0473885B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0473885B2 JPH0473885B2 JP63171503A JP17150388A JPH0473885B2 JP H0473885 B2 JPH0473885 B2 JP H0473885B2 JP 63171503 A JP63171503 A JP 63171503A JP 17150388 A JP17150388 A JP 17150388A JP H0473885 B2 JPH0473885 B2 JP H0473885B2
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- JP
- Japan
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- time
- reception
- frequency
- station
- reception level
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Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は車載用受信機に関し、カーラジオな
どにおいて、或る放送局の電波を受信しながら他
の放送局の電波の受信状態を検知するような受信
機に関する。
どにおいて、或る放送局の電波を受信しながら他
の放送局の電波の受信状態を検知するような受信
機に関する。
カーラジオなどの車に搭載されている受信機に
おいて、たとえばFM放送を受信する場合、ある
放送局のサービスエリア内においては正常にその
放送電波を受信することができるが、そのサービ
スエリア外になると良好に放送電波を受信するこ
とができない。この場合、それまでに受信してい
た放送局にかえて受信状態の良好な他の放送局の
電波を選局する必要がある。したがつて、受信状
態が悪くなる度に選局のための操作をしなければ
ならない。
おいて、たとえばFM放送を受信する場合、ある
放送局のサービスエリア内においては正常にその
放送電波を受信することができるが、そのサービ
スエリア外になると良好に放送電波を受信するこ
とができない。この場合、それまでに受信してい
た放送局にかえて受信状態の良好な他の放送局の
電波を選局する必要がある。したがつて、受信状
態が悪くなる度に選局のための操作をしなければ
ならない。
ところで、ヨーロツパなどにおいては、異なる
周波数で同一のプログラムを放送する放送局が分
散されて配置されているところがある。このよう
な地域では、或る放送局の放送電波を受信しなが
ら、同一のプログラムを放送しかつ周波数の異な
る他の放送局の放送電波の受信状態を検知し、現
在受信している放送電波の受信状態が悪くなつた
とき、受信状態の良好な他の放送電波に切換える
ことが考えられる。
周波数で同一のプログラムを放送する放送局が分
散されて配置されているところがある。このよう
な地域では、或る放送局の放送電波を受信しなが
ら、同一のプログラムを放送しかつ周波数の異な
る他の放送局の放送電波の受信状態を検知し、現
在受信している放送電波の受信状態が悪くなつた
とき、受信状態の良好な他の放送電波に切換える
ことが考えられる。
そこで、カーラジオに2系統のチユーナを内蔵
し、一方のチユーナをある放送局の放送電波に同
調させ、他方のチユーナを他の放送局の放送電波
に同調させて受信状態を検知する方式が考えられ
ている。しかしながら、1台のカーラジオに2系
統のチユーナを内蔵させるとコスト的に高くなつ
てしまいかつ大形化する。また、1つのアンテナ
で2系統の電波を受信することになり、アンテナ
感度が劣化するという問題点があつた。
し、一方のチユーナをある放送局の放送電波に同
調させ、他方のチユーナを他の放送局の放送電波
に同調させて受信状態を検知する方式が考えられ
ている。しかしながら、1台のカーラジオに2系
統のチユーナを内蔵させるとコスト的に高くなつ
てしまいかつ大形化する。また、1つのアンテナ
で2系統の電波を受信することになり、アンテナ
感度が劣化するという問題点があつた。
この問題点を解決するために、1つのチユーナ
を含む受信機である放送局の放送電波を受信しな
がら、極めて短い時間だけその放送電波の受信を
中断して、その時間の間に他の放送局の放送電波
の受信状態を検知する方法が考えられ。この場合
の中断する時間は、極めて短かくしなければ、人
間の聴覚上不快感を与えてしまう。
を含む受信機である放送局の放送電波を受信しな
がら、極めて短い時間だけその放送電波の受信を
中断して、その時間の間に他の放送局の放送電波
の受信状態を検知する方法が考えられ。この場合
の中断する時間は、極めて短かくしなければ、人
間の聴覚上不快感を与えてしまう。
ところで、最近のカーラジオでは、その局部発
振回路に位相同期ループ(PLL)を有するデジ
タル周波数シンセイザを用いたものが多い。この
ようなPLLはロツクするまでの時間を短くする
と、ジツタが増加するという欠点を有するため、
極めて短い時間の間に現在受信している放送局の
放送電波の周波数から他の放送局の電波の周波数
にロツクすることができなかつた。
振回路に位相同期ループ(PLL)を有するデジ
タル周波数シンセイザを用いたものが多い。この
ようなPLLはロツクするまでの時間を短くする
と、ジツタが増加するという欠点を有するため、
極めて短い時間の間に現在受信している放送局の
放送電波の周波数から他の放送局の電波の周波数
にロツクすることができなかつた。
それゆえに、この発明の主たる目的は、位相同
期ループを有するデジタル周波数シンセサイザを
局部発振回路に含む受信機において、現在受信し
ている周波数の受信を極めて短時間で周期的に中
断させると共に、その中断中における周波数を切
換えるときのロツクする時間を極めて短かくする
とともに中断中の音声出力を減衰させる車載用受
信機を提供することである。
期ループを有するデジタル周波数シンセサイザを
局部発振回路に含む受信機において、現在受信し
ている周波数の受信を極めて短時間で周期的に中
断させると共に、その中断中における周波数を切
換えるときのロツクする時間を極めて短かくする
とともに中断中の音声出力を減衰させる車載用受
信機を提供することである。
この発明は、要約すれば、現在受信している周
波数の受信を極めて短時間で周期的に中断させる
と共に、その中断中における受信周波数を切換え
るとき、切換えられた受信周波数にロツクするま
での時間を短かくするとともに音声出力を減衰さ
せるようにしたものである。
波数の受信を極めて短時間で周期的に中断させる
と共に、その中断中における受信周波数を切換え
るとき、切換えられた受信周波数にロツクするま
での時間を短かくするとともに音声出力を減衰さ
せるようにしたものである。
この発明の上述の目的およびその他の目的と特
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
徴は以下に図面を参照して行なう詳細な説明から
一層明らかとなろう。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
り、第2図は第1図に含まれるループフイルタの
具体的な電気回路図である。
り、第2図は第1図に含まれるループフイルタの
具体的な電気回路図である。
構成において、受信手段はアンテナ1と高周波
増幅器2と周波数混合器3と中間周周波増幅器4
と検波器5とミユーテイング回路6と低周波増幅
器7とスピーカ8とから構成される。このような
受信手段はスーパヘテロダイン方式の受信機とし
て周知のものであるため、その具体的な説明は省
略する。周波数混合器3に関連して、電圧制御発
振器9と分周器10と位相検波器11と基準発振
器13とループフイルタ12とから構成される
PLLを含む周波数シンセサイザ回路が設けられ
る。受信状態信号検知器15は、同一プログラム
を放送している他の周波数の放送局の受信レベル
を検知するものである。
増幅器2と周波数混合器3と中間周周波増幅器4
と検波器5とミユーテイング回路6と低周波増幅
器7とスピーカ8とから構成される。このような
受信手段はスーパヘテロダイン方式の受信機とし
て周知のものであるため、その具体的な説明は省
略する。周波数混合器3に関連して、電圧制御発
振器9と分周器10と位相検波器11と基準発振
器13とループフイルタ12とから構成される
PLLを含む周波数シンセサイザ回路が設けられ
る。受信状態信号検知器15は、同一プログラム
を放送している他の周波数の放送局の受信レベル
を検知するものである。
制御装置14はたとえばマイクロコンピユータ
などによつて構成され、ミユーテイング回路6に
極めて短いパルス信号を与えるとともに、分周器
10に対して分周比のデータを与える。また、制
御装置14は極めて短い時間期間、PLLのロツ
クを速めるためにループフイルタ12に対してル
ープ帯域切換信号cを与える。
などによつて構成され、ミユーテイング回路6に
極めて短いパルス信号を与えるとともに、分周器
10に対して分周比のデータを与える。また、制
御装置14は極めて短い時間期間、PLLのロツ
クを速めるためにループフイルタ12に対してル
ープ帯域切換信号cを与える。
ループフイルタ12は第2図に示すように、抵
抗R1とR2と演算増幅器17との直列回路から
なり、演算増幅器17の入力端と出力端との間に
は抵抗R3とコンデンサCとの直列回路が接続さ
れる。また、前記制御装置14からループ帯域切
換信号が与えられたとき、その接点が閉じるアナ
ログスイツチ16が抵抗R1に対して並列接続さ
れる。そして、ループ帯域切換信号が与えられた
とき、アナログスイツチ16が閉じて抵抗R1を
短絡し、PLLのループ時定数を小さくする。
抗R1とR2と演算増幅器17との直列回路から
なり、演算増幅器17の入力端と出力端との間に
は抵抗R3とコンデンサCとの直列回路が接続さ
れる。また、前記制御装置14からループ帯域切
換信号が与えられたとき、その接点が閉じるアナ
ログスイツチ16が抵抗R1に対して並列接続さ
れる。そして、ループ帯域切換信号が与えられた
とき、アナログスイツチ16が閉じて抵抗R1を
短絡し、PLLのループ時定数を小さくする。
第3図ないし第6図は第1図および第2図の動
作を説明するための波形図である。
作を説明するための波形図である。
次に、第1図ないし第6図を参照してこの発明
の一実施例の具体的な動作について説明する。制
御装置14は、ある放送局(以下、現在局と称す
る)の放送電波を受信しているとき、第3図に示
すように一定の周期T2毎に極めて短いパルス幅
T1を有するパルス信号aをミユーテイング回路
6に与える。ミユーテイング回路6は、このパル
ス信号aが与えられたことに応じて、パルス期間
T1だけ第4図に示すようにその音声出力信号を
減衰させる。この音声を減衰させる時間T1は
種々の実験結果によると、5msec以下であり、そ
の周期T2は約0.5sec以上であれば、たとえ放送
電波を受信中であつても、人間の聴感に全く障害
を与えることがない。
の一実施例の具体的な動作について説明する。制
御装置14は、ある放送局(以下、現在局と称す
る)の放送電波を受信しているとき、第3図に示
すように一定の周期T2毎に極めて短いパルス幅
T1を有するパルス信号aをミユーテイング回路
6に与える。ミユーテイング回路6は、このパル
ス信号aが与えられたことに応じて、パルス期間
T1だけ第4図に示すようにその音声出力信号を
減衰させる。この音声を減衰させる時間T1は
種々の実験結果によると、5msec以下であり、そ
の周期T2は約0.5sec以上であれば、たとえ放送
電波を受信中であつても、人間の聴感に全く障害
を与えることがない。
同時に、制御装置14は他の放送電波を受信手
段に受信させるために、制御線bを介して他の放
送局の電波を受信するのに必要な分周比データを
分周器10に与える。また、ループフイルタ12
に対してループ帯域切換信号cを与える。この信
号cが与えられたことにより、第2図に示すアナ
ログスイツチ16がオンして抵抗R1の両端が短
短される。
段に受信させるために、制御線bを介して他の放
送局の電波を受信するのに必要な分周比データを
分周器10に与える。また、ループフイルタ12
に対してループ帯域切換信号cを与える。この信
号cが与えられたことにより、第2図に示すアナ
ログスイツチ16がオンして抵抗R1の両端が短
短される。
すなわち、ループフイルタの時定数が小さくさ
れる。それによつて、位相検波器11、ループフ
イルタ12、電圧制御発振器9および分周器10
によるPLLのロツクが速められ、電圧制御発振
器9は分周器10に設定された分周比に基づく局
部発振周波数を発生する。この局部発振周波数が
周波数混合器3に与えられる。それによつて、受
信手段が現在局にかえて他の周波数の放送局を受
信する。受信された電波の受信レベルは受信状態
信号検知器15によつて検知される。なお、それ
までに受信していた現在局の受信レベルは、たと
えばメモリ(図示せず)に記憶されていて、受信
状態信号検知器15が検知した受信レベルとメモ
リに記憶していた現在局の受信レベルとが比較回
路(図示せず)によつて比較される。そして、制
御装置14は現在局の受信レベルが他の放送局の
受信レベルよりも高ければ、再び分周器10に対
して現在局を受信するための分周比データを与え
る。応じて、PLLはその分周比に基づいてロツ
クし、電圧制御発振器9がその分周比に対応した
局部発振周波数を発生して周波数混合器3に与え
る。
れる。それによつて、位相検波器11、ループフ
イルタ12、電圧制御発振器9および分周器10
によるPLLのロツクが速められ、電圧制御発振
器9は分周器10に設定された分周比に基づく局
部発振周波数を発生する。この局部発振周波数が
周波数混合器3に与えられる。それによつて、受
信手段が現在局にかえて他の周波数の放送局を受
信する。受信された電波の受信レベルは受信状態
信号検知器15によつて検知される。なお、それ
までに受信していた現在局の受信レベルは、たと
えばメモリ(図示せず)に記憶されていて、受信
状態信号検知器15が検知した受信レベルとメモ
リに記憶していた現在局の受信レベルとが比較回
路(図示せず)によつて比較される。そして、制
御装置14は現在局の受信レベルが他の放送局の
受信レベルよりも高ければ、再び分周器10に対
して現在局を受信するための分周比データを与え
る。応じて、PLLはその分周比に基づいてロツ
クし、電圧制御発振器9がその分周比に対応した
局部発振周波数を発生して周波数混合器3に与え
る。
このように、ある放送局を受信しているとき
に、その受信を中断して他の放送局の電波を受信
し、再び現在局の受信に戻るまでの時間T3が時
間T1以下となるようにPLLを形成する必要が
ある。そのために、この実施例では、前期時間T
3の間はPLLの時定数を小さくしている。すな
わち、制御装置14から第6図に示すようにT4
のパルス幅を有するループ帯域切換信号cをアナ
ログスイツチ16に与えて、時間T4の間だけ抵
抗R1の両端を短絡している。
に、その受信を中断して他の放送局の電波を受信
し、再び現在局の受信に戻るまでの時間T3が時
間T1以下となるようにPLLを形成する必要が
ある。そのために、この実施例では、前期時間T
3の間はPLLの時定数を小さくしている。すな
わち、制御装置14から第6図に示すようにT4
のパルス幅を有するループ帯域切換信号cをアナ
ログスイツチ16に与えて、時間T4の間だけ抵
抗R1の両端を短絡している。
ここで、PLLを、数式を用いて解析すると、
一般にPLLは、 ωo:自然角周波数 ε:ダンピング定数 Ko:電圧制御発振器ゲイン Kd:位相検波器感度 γ1:R2Cまたは(R1+R2)C γ2:R3C 前述の第(1)式および第(2)式から明らかなよう
に、自然角周波数ωoが大きくなれば、PLLの引
込時間が速くなるが、電圧制御発振器9のジツタ
が大きくなる。逆に、ωoが小さくなれば引込時
間は遅くなるが、電圧制御発振器9のジツタは小
さくなる。電圧制御発振器9は周波数混合器3の
局部発振器として作用するため、電圧制御発振器
9のジツタが大きくなれば受信SN比が劣化する。
このために、この実施例では、ループ帯域切換信
号cのパルス幅T4の間だけωoを大きくして引
込時間を速くすることによりT3<T1を充分に
満足できるようにしている。そして、時間T4以
外ではωoを小さくして電圧制御発振器9のジツ
タを最小限に抑えている。時間T4の間は電圧制
御発振器9のジツタによつて受信手段のSN比が
悪くなるが、この期間中は制御装置14から、ミ
ユーテイング回路6にミユーテイング信号aが与
えられている。したがつて、時間T1の期間だけ
音声出力が減衰されるので、聴感上聞き苦しくな
ることはない。また、ミユーテイング信号aが与
えられていない間はループ帯域切換信号cも与え
られないので、アナログスイツチ16が開かれ、
抵抗R1が有効化される。したがつて、時間T1
の期間を除いてωoを小さくすることができるの
で、SN比の良好な状態で常に特定の放送局の放
送電波を受信することができる。
一般にPLLは、 ωo:自然角周波数 ε:ダンピング定数 Ko:電圧制御発振器ゲイン Kd:位相検波器感度 γ1:R2Cまたは(R1+R2)C γ2:R3C 前述の第(1)式および第(2)式から明らかなよう
に、自然角周波数ωoが大きくなれば、PLLの引
込時間が速くなるが、電圧制御発振器9のジツタ
が大きくなる。逆に、ωoが小さくなれば引込時
間は遅くなるが、電圧制御発振器9のジツタは小
さくなる。電圧制御発振器9は周波数混合器3の
局部発振器として作用するため、電圧制御発振器
9のジツタが大きくなれば受信SN比が劣化する。
このために、この実施例では、ループ帯域切換信
号cのパルス幅T4の間だけωoを大きくして引
込時間を速くすることによりT3<T1を充分に
満足できるようにしている。そして、時間T4以
外ではωoを小さくして電圧制御発振器9のジツ
タを最小限に抑えている。時間T4の間は電圧制
御発振器9のジツタによつて受信手段のSN比が
悪くなるが、この期間中は制御装置14から、ミ
ユーテイング回路6にミユーテイング信号aが与
えられている。したがつて、時間T1の期間だけ
音声出力が減衰されるので、聴感上聞き苦しくな
ることはない。また、ミユーテイング信号aが与
えられていない間はループ帯域切換信号cも与え
られないので、アナログスイツチ16が開かれ、
抵抗R1が有効化される。したがつて、時間T1
の期間を除いてωoを小さくすることができるの
で、SN比の良好な状態で常に特定の放送局の放
送電波を受信することができる。
以上のように、この発明によれば、現在受信し
ている周波数の受信を極めて短時間で周期的に中
断させると共に、その中断中における受信周波数
を切換えるときに、切換えるべき周波数にロツク
する時間を極めて短かくすることおよび音声出力
を減衰させることができ、聴覚上の不快感を生じ
ることなく、放送電波を受信中に他の局の放送電
波の受信状態を検知することが可能になる。
ている周波数の受信を極めて短時間で周期的に中
断させると共に、その中断中における受信周波数
を切換えるときに、切換えるべき周波数にロツク
する時間を極めて短かくすることおよび音声出力
を減衰させることができ、聴覚上の不快感を生じ
ることなく、放送電波を受信中に他の局の放送電
波の受信状態を検知することが可能になる。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
る。第2図は第1図に含まれるループフイルタの
具体的な回路図である。第3図、第4図、第5図
および第6図は第1図および第2図の動作を説明
するための波形図である。 図において1はアンテナ、2は高周波増幅器、
3は周波数混合器、4は中間周波増幅器、5は検
波器、6はミユーテイング回路、7は低周波増幅
器、8はスピーカ、9は電圧制御発振器、10は
分周器、11は位相検波器、12はループフイル
タ、16はアナログスイツチ、13は基準発振
器、14は制御装置、15は受信状態信号検知
器、R1,R2,R3は抵抗を示す。各図中の同
一符号は同一又は相当部分を示す。
る。第2図は第1図に含まれるループフイルタの
具体的な回路図である。第3図、第4図、第5図
および第6図は第1図および第2図の動作を説明
するための波形図である。 図において1はアンテナ、2は高周波増幅器、
3は周波数混合器、4は中間周波増幅器、5は検
波器、6はミユーテイング回路、7は低周波増幅
器、8はスピーカ、9は電圧制御発振器、10は
分周器、11は位相検波器、12はループフイル
タ、16はアナログスイツチ、13は基準発振
器、14は制御装置、15は受信状態信号検知
器、R1,R2,R3は抵抗を示す。各図中の同
一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 受信手段の周波数混合器に関連して設けられ
た位相同期ループを有する周波数シンセサイザ回
路と、同一プログラムを放送している他局の受信
レベルを検知する受信状態信号検出器と、現在局
の受信を極めて短い時間間隔で所定周期毎に中断
させ、この中断時に上記周波数シンセサイザ回路
が他局を受信し得るように制御すると共に、上記
中断時に受信した他局の受信レベルと現在局の受
信レベルとの比較結果にもとづいて受信レベルの
高い受信局を上記現在局として受信を継続するよ
うに上記周波数シンセサイザ回路を制御する制御
装置と、上記制御装置から上記受信中断時に上記
中断の時間間隔のパルス信号を受けて、上記中断
時の音声出力信号を減衰させる回路とを備えた車
載用受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17150388A JPS6427308A (en) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | On-vehicle receiver |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17150388A JPS6427308A (en) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | On-vehicle receiver |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6427308A JPS6427308A (en) | 1989-01-30 |
JPH0473885B2 true JPH0473885B2 (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=15924314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17150388A Granted JPS6427308A (en) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | On-vehicle receiver |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6427308A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2491990A2 (en) | 2011-02-25 | 2012-08-29 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing program, information processing method, and information processing system |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5220939A (en) * | 1991-05-21 | 1993-06-22 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Flow control apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732139A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | Receiver |
JPS625491A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | Hitachi Ltd | 移動体検出装置 |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP17150388A patent/JPS6427308A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5732139A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Mitsubishi Electric Corp | Receiver |
JPS625491A (ja) * | 1985-07-01 | 1987-01-12 | Hitachi Ltd | 移動体検出装置 |
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---|---|---|---|---|
EP2491990A2 (en) | 2011-02-25 | 2012-08-29 | Nintendo Co., Ltd. | Information processing apparatus, information processing program, information processing method, and information processing system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6427308A (en) | 1989-01-30 |
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