JPH07106921A - 高速走査無線受信機 - Google Patents

高速走査無線受信機

Info

Publication number
JPH07106921A
JPH07106921A JP5252744A JP25274493A JPH07106921A JP H07106921 A JPH07106921 A JP H07106921A JP 5252744 A JP5252744 A JP 5252744A JP 25274493 A JP25274493 A JP 25274493A JP H07106921 A JPH07106921 A JP H07106921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
noise
detected
detection
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5252744A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Masaki
健生 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uniden Corp
Original Assignee
Uniden Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uniden Corp filed Critical Uniden Corp
Priority to JP5252744A priority Critical patent/JPH07106921A/ja
Priority to US08/218,942 priority patent/US5428826A/en
Publication of JPH07106921A publication Critical patent/JPH07106921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
    • H03J1/00Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general
    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0041Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor for frequency synthesis with counters or frequency dividers
    • H03J1/005Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor for frequency synthesis with counters or frequency dividers in a loop

Abstract

(57)【要約】 【目的】 SC信号が発生したならば、確実にサーチを
停止する高速走査無線受信機を提供する。 【構成】 ノイズスケルチ回路16は、SP信号および
SC信号を発生し、CPU26に入力する。CPU26
は、あるチャンネルにおいてSP信号が検出されない場
合でも、前のチャンネルの走査でSP信号が検出されて
いるときには、SC信号検出の待ち時間を延長する。こ
れにより延長された待ち時間内に発生したSC信号を検
出し、確実にサーチを停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速走査無線受信機、
特に高速走査無線受信機のターボスキャン方式の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】周波数シンセサイザ方式の電子選局を用
い、チャンネルを走査(スキャン/サーチ)するタイプ
のFM高速走査無線受信機では、音声信号の有無を検出
するために、ノイズスケルチ回路が用いられている。
【0003】図1は、FM無線受信機の基本構成を示す
図であり、10はアンテナ、12は無線受信部、14は
周波数弁別器、16はノイズスケルチ回路、18は低周
波増幅器、20はスピーカ、22はウインド・ディテク
タ、24は周波数シンセサイザ、26はCPU、28は
キーボードである。
【0004】従来の高速走査無線受信機では、ノイズス
ケルチ回路16は、ノイズ検波電圧を、スケルチコント
ロールによって設定した電圧と比較し、図2に示すよう
に、ノイズ検波電圧が設定電圧VTHより低くなる場合
に、スケルチ信号(以下、SC信号と略記する)を発生
し、CPU26に送る。
【0005】CPU26では、SC信号が入力される
と、そのチャンネルにおいて音声信号を受信していると
してスキャンを停止させる。
【0006】このようなノイズスケルチ回路では、SC
信号は応答があまり速くないのでサーチに時間がかかる
という問題があった。
【0007】このような問題を解決する方法として、S
C信号の他に、図3に示すように、ノイズ検波電圧の変
化が減少傾向にある時点(図中、点線で囲った部分A)
を検出して信号(以下、SP信号と略記する)を発生
し、このSP信号とSC信号とを併用して、受信信号の
有無を検出し、スキャンを行っている。すなわち、SP
信号の検出されたチャンネルでは、一定期間SC信号の
検出を行い、SP信号の検出されないチャンネルでは、
SC信号の発生の有無を確認した後、次のチャンネルへ
移る。したがって、全体としてスキャンを高速にでき
る。
【0008】以下、このような方式を、ターボスキャン
方式と言うものとする。ターボスキャン方式の基本的な
考え方は、米国特許第5,199,109号明細書「M
ULTI CHANNEL SCANNING REC
EIVER WITH IMPROVED SIGNA
L STRENGTH DETECTION CIRC
UITRY」に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のターボスキャン
方式では、ノイズスケルチ回路においてノイズ検波電圧
の変化を検出しているので、電圧変化が小さい場合に
は、SP信号が発生されないことがある。図4は、この
事情を説明するための図であり、図4(a)は、選局し
ようとする信号Bの中心周波数と、順次スキャンされる
チャンネルの受信帯域,,との関係を示す図であ
り、図4(b)は受信帯域が,,と変化した場合
のノイズスケルチ回路において検出されるノイズ検波電
圧の変化と、ノイズスケルチ回路により発生されるSP
信号とを示す図である。
【0010】受信帯域で、ノイズ検波電圧は、無信号
時の電圧からVA だけ変化し、パルスであるSP信号を
発生する。また、受信帯域では、ノイズ検波電圧はV
B だけ変化し、SP信号を発生している。受信帯域で
は、選局すべき信号Bを中心に含んでおり、ノイズ検波
電圧の変化VC は、VA およびVB と比べてかなり小さ
く、SP信号が発生されない。SP信号が発生されない
と、次のチャンネルのサーチに移ってしまい、選局に失
敗することがある。
【0011】これを従来のターボスキャン方式の高速走
査無線受信機についてさらに詳しく説明する。図5に、
CPU26の処理フローチャートを示す。
【0012】ターボスキャン動作では、CPU26は、
PLLロック検出タイマをスタートさせ(ステップS
1)、周波数シンセサイザ24のPLL回路がロックさ
れたか否かを判断する(ステップS2)。
【0013】PLLロックが検出されず、PLLロック
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
3)、再びステップS2に戻る。
【0014】ステップS2でPLLロックを検出する
と、SP信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
4)、検出待ち時間10msでSP信号の検出を判断す
る(ステップS5)。SP信号を検出せず、SP検出タ
イマがタイムアウトしていなければ(ステップS6)、
再びステップS5に戻る。
【0015】ステップS5において、SP信号を検出す
ると、SC信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
7)、検出待ち時間100msでSC信号の検出を判断
する(ステップS8)。SC信号を検出せず、SC信号
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
9)、再びステップS8に戻る。
【0016】ステップS8で、SC信号を検出すると、
ウインド・ディテクタ22からのウインド信号(以下W
D信号と略記する)の検出を判断する(ステップS1
0)。WD信号を検出すれば、ステップS8に戻り、W
D信号を検出しなければ、次のチャンネルのPLLデー
タを周波数シンセサイザへ送る(ステップS11)。
【0017】また、ステップS3,S6でタイムアウト
したならば、念のためSC信号が発生しているか否かを
確認する(ステップS12)。SC信号が発生していれ
ば、ステップS7へ進み、発生していなければ、ステッ
プS11へ進む。
【0018】以上は、フローチャートを一般的に説明し
たが、図4に示したようにノイズ検波電圧が変化してい
る場合のCPUの動作を具体的に説明する。図6は、P
LLデータ送出タイミング、SP信号、SC信号のタイ
ミングチャートである。図6をも参照しながら説明す
る。
【0019】CPU26により周波数シンセサイザに対
し、受信帯域に対応するチャンネルのPLLデータが
送られると(ステップS11)、PLLロック検出タイ
マがスタートし(ステップS1)、PLLロックが検出
されると(ステップS2)、SP信号検出タイマをスタ
ートし(ステップS4)、10msの間、SP信号の検
出を行う(ステップS5)。受信帯域では、SP信号
が発生しているので、SP信号を検出すると、SC信号
検出タイマをスタートし(ステップS7)、100ms
の間、SC信号の検出を行う(ステップS8)。この場
合SC信号は発生していないので、SC検出タイマはタ
イムアウトし(ステップS9)、次の受信帯域に対応
するチャンネルのPLLデータを周波数シンセサイザ2
4へ与え(ステップS11)、10msの間、SP信号
の検出を行う(ステップS1,S2,S3,S4,S
5)。受信帯域では、SP信号が発生しているので、
SP信号を検出すると、SC信号検出タイマをスタート
し(ステップS7)、100msの間、SC信号の検出
を行う。この場合SC信号は発生していないので、SC
検出タイマはタイムアウトし(ステップS9)、次の受
信帯域に対応するチャンネルのPLLデータを周波数
シンセサイザ24へ与え(ステップS11)、PLLロ
ック検出後、10msの間、SP信号の検出を行う(ス
テップS1,S2,S3,S4,S5)。この場合、S
P信号は発生していないので、SP信号は検出されず
(ステップS5)、SP検出タイマがタイムアウトする
(ステップS6)。ステップS12で、念のためSC信
号が発生していないか否かを確認する。この場合、SC
信号は発生していないので、次のチャンネルのPLLデ
ータを送出し(ステップS11)、次のチャンネルに移
る。
【0020】このように従来のターボスキャン方式で
は、SP信号またはSC信号を検出したチャンネルのみ
SC信号検出待ち時間を100msに延長し、SP信号
またはSC信号を検出しなければ、SP信号検出待ち時
間10ms経過した時点で、次のチャンネルへ移ってい
る。したがって、このSP信号検出待ち時間経過後に、
SC信号が発生した場合には、サーチを停止することが
できず選局に失敗することになる。
【0021】本発明の目的は、このような問題を解決
し、SC信号が発生したならば、確実にサーチを停止す
る高速走査無線受信機を提供することにある。
【0022】
【発明の概要】本発明は、チャンネルを走査して自動選
局を行う高速走査無線受信機において、ノイズ検波電圧
の減少傾向を示す第1の信号と、ノイズ検波電圧が設定
電圧以下となったことを示す第2の信号とを発生するノ
イズスケルチ回路と、第1の所定期間T1 の待ち時間で
前記第1の信号を検出する第1の検出手段と、前記第2
の信号を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手
段が、前記第1の信号を検出すると、前記第2の検出手
段に、第2の所定期間T2 (T2 >T1 )の待ち時間で
前記第2の信号を検出させる第1の制御手段と、前記第
1の検出手段が、前記第1の信号を検出すると、フラグ
をセットするフラグ設定手段と、前記第1の検出手段
が、前記第1の信号を検出しない場合に、前の走査にお
いて前記フラグがセットされているならば、前記第2の
検出手段に、第3の所定期間T3 (T3 >T1 )の待ち
時間で前記第2の信号を検出させる第2の制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0023】前記ノイズスケルチ回路は、受信信号のノ
イズを検波してノイズ検波電圧を出力するノイズ検波器
と、前記ノイズ検波電圧を積分し、遅延させて出力する
積分器と、前記ノイズ検波電圧と、前記積分器の出力と
を比較し、前記ノイズ検波電圧が前記積分器の出力より
も小さいと、前記第1の信号を出力する第1のコンパレ
ータと、前記ノイズ検波電圧と所定の設定電圧とを比較
し、前記ノイズ検波電圧が前記設定電圧よりも小さいと
前記第2の信号を出力する第2のコンパレータとで構成
することができる。
【0024】前記第1の制御手段および前記第2の制御
手段は、マイクロコンピュータで構成される。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、高速走
査無線受信機の基本的構成は、図1に示した構成と同じ
である。
【0026】図7は、本発明の高速走査無線受信機に用
いるノイズスケルチ回路の構成を示す。このノイズスケ
ルチ回路は、周波数弁別器14からの信号からノイズを
取り出すバンドパスフィルタ30と、このバンドパスフ
ィルタ30の出力からノイズ電圧を検出するノイズ検波
器40と、積分器50と、SP信号発生用のコンパレー
タ60と、SC信号発生用のコンパレータ70と、スケ
ルチコントロール80とから構成される。
【0027】バンドパスフィルタ30の入力端子32
は、周波数弁別器14に接続され、演算増幅器34の出
力からノイズが出力される。このノイズは、ノイズ検波
器40に供給され、接続点42からノイズ検波電圧が取
り出され、このノイズ検波電圧は、コンパレータ60の
+入力端子、積分器50、コンパレータ70の−入力端
子に入力される。
【0028】積分器50では、ノイズ検波電圧を積分
し、遅延させて出力する。積分器50の出力は、コンパ
レータ60の−入力端子に供給される。
【0029】コンパレータ60では、ノイズ検波電圧
と、積分器50からの遅延された積分値とを比較し、ノ
イズ検波電圧が積分値より小さくなると、論理“L”の
パルスであるSP信号を発生する。
【0030】SC信号発生用のコンパレータ70の−入
力端子には、前述したようにノイズ検波器40からノイ
ズ検波電圧が入力されている。コンパレータ70の+入
力端子には、可変抵抗器82よりなるスケルチコントロ
ール80により設定された電圧が供給される。コンパレ
ータ70は、この設定電圧とノイズ検波電圧とを比較
し、ノイズ検波電圧が設定電圧より小さくなれば、論理
“H”のSC信号を発生する。
【0031】以上のように、ノイズスケルチ回路16か
ら発生されたSP信号およびSC信号は、CPU26に
送られる。
【0032】次に、CPU26の動作を、図8のフロー
チャートを参照しながら説明する。
【0033】まず、このフローチャートの概略を説明し
ておく。
【0034】CPU26は、PLLロック検出タイマを
スタートさせ(ステップS1)、周波数シンセサイザ2
4のPLL回路がロックされたか否かを判断する(ステ
ップS2)。
【0035】PLLロックが検出されず、PLLロック
検出タイマがタイムアウトしていなければ(ステップS
3)、再びステップS2に戻る。
【0036】ステップS2でPLLロックを検出する
と、SP信号検出タイマをスタートさせ(ステップS
4)、検出待ち時間10msでSP信号の検出を判断す
る(ステップS5)。SP信号を検出せず、SP検出タ
イマがタイムアウトしていなければ(ステップS6)、
再びステップS5に戻る。
【0037】ステップS5において、SP信号を検出す
ると、SP信号を検出したとして、フラグ(SP−FL
AG)をセットする(ステップS7)。次に、SC信号
検出タイマをスタートさせ(ステップS8)、検出待ち
時間10msでSC信号の検出を判断する(ステップS
9)。SC信号を検出せず、SC信号検出タイマがタイ
ムアウトしていなければ(ステップS10)、再びステ
ップS9に戻る。
【0038】ステップS9で、SC信号を検出すると、
ウインド・ディテクタ22からのWD信号の検出を判断
する(ステップS11)。WD信号を検出すれば、ステ
ップS9に戻り、WD信号を検出しなければ、次のチャ
ンネルのPLLデータを周波数シンセサイザへ送る(ス
テップS12)。
【0039】また、ステップS3,S6でタイムアウト
したならば、SP−FLAGがセットされているか否か
を判断する(ステップS13)。
【0040】SP−FLAGがセットされていたなら
ば、それをクリアし(ステップS14)、ステップS8
へ進む。
【0041】ステップS13において、SP−FLAG
がセットされていなければ、念のためSC信号が発生し
ているか否かを確認する(ステップS15)。SC信号
が発生していればステップS8へ進み、SC信号が発生
していなければ、次のチャンネルのPLLデータを送出
する。
【0042】以上は、CPUによる処理を一般的に説明
したが、図4に示すようにノイズ検波電圧が変化する場
合のCPUの動作を具体的に説明する。図9は、SP信
号検出タイマのスタート、SP信号、SC信号のタイミ
ングチャートである。図9をも参照しながら説明する。
【0043】CPU26により周波数シンセサイザに対
し、受信帯域に対応するチャンネルのPLLデータが
送られると(ステップS11)、PLLロック検出タイ
マがスタートし(ステップS1)、PLLロックが検出
されると(ステップS2)、SP信号検出タイマをスタ
ートし(ステップS4)、10msの間、SP信号の検
出を行う(ステップS5)。受信帯域では、SP信号
が発生しているので、SP信号を検出すると、SP−F
LAGをセットした後(ステップS7)、SC信号検出
タイマをスタートし(ステップS8)、100msの
間、SC信号の検出を行う(ステップS9)。この場合
SC信号は発生していないので、SC検出タイマはタイ
ムアウトし(ステップS10)、次の受信帯域に対応
するチャンネルのPLLデータを周波数シンセサイザ2
4へ与え(ステップ12)、PLLロック検出後10m
sの間、SP信号の検出を行う(ステップS1,S2,
S3,S4,S5)。受信帯域では、SP信号が発生
しているので、SP信号を検出すると、SP−FLAG
を再度セットし(ステップS7)、SC信号検出タイマ
をスタートし(ステップS8)、100msの間、SC
信号の検出を行う。この場合SC信号は発生していない
ので、SC検出タイマはタイムアウトし(ステップS1
0)、次の受信帯域に対応するチャンネルのPLLデ
ータを周波数シンセサイザ24へ与え(ステップS1
2)、PLLロック検出後10msの間、SP信号の検
出を行う(ステップS1,S2,S3,S4,S5)。
この場合、SP信号は発生していないので、SP信号は
検出されず(ステップS5)、SP検出タイマがタイム
アウトする(ステップS6)。SP−FLAGがセット
されているか否かを判断する(ステップS13)。この
場合、SP−FLAGはセットされているので、これを
クリアした後(ステップS14)、SC信号検出タイマ
をスタートし(ステップS8)、100msの間、SC
信号の検出を行う(ステップS9)。すなわち、SP信
号が発生していなくても、SP−FLAGがセットされ
ていれば(前のチャンネルでSP信号が検出されたこと
を示している)、SC信号検出待ち時間を100ms延
長して、SC信号を検出する。
【0044】今、図9に示すように、この100msの
延長期間内に、SC信号が発生したとすると、ウインド
・ディテクタ22がWD信号が発生しているか否かを判
断し(ステップS11)、WD信号が発生していれば、
選局を終了する。すなわち、サーチが停止される。
【0045】延長した100msの期間内にSC信号が
発生しなければ、SC検出タイマはタイムアウトし(ス
テップS10)、次のチャンネルのPLLデータを周波
数シンセサイザ24へ送り、次のチャンネルのサーチへ
移る。
【0046】以上のように、本実施例によれば、SP信
号が検出されなくても、SC信号検出時間を100ms
延長するので、この間にSC信号が発生したならば、確
実にサーチを停止することができる。
【0047】以上の実施例では、SP−FLAGを利用
することによりSP信号を検出した場合は次の走査のみ
SC信号検出待ち時間を延長したが、これに限るもので
はなく、SP信号検出後数回の走査にわたって延長して
もよい。これはカウンタを設けることにより容易に実現
することができる。
【0048】また以上の実施例では、SP信号未検出時
のSP−FLAGによるSC信号検出待ち時間と、通常
のSP検出時のSC信号待ち時間とはタイマを共用した
ため等しいが、タイマを別に設けることにより、待ち時
間をそれぞれ別々に設定することも容易である。
【0049】また以上の実施例では、SP信号検出待ち
時間を10ms、SC信号検出待ち時間を100msと
したが、これら時間は任意に設定できることは言うまで
もない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のターボス
キャン方式による高速走査無線受信機によれば、ノイズ
スケルチ回路におけるノイズ検波電圧の変動が小さくS
P信号が発生されないような場合であっても、SC信号
検出待ち時間を延長することによって、延長期間内に発
生したSC信号を検出できるので、確実にサーチを停止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FM無線受信機の基本構成を示す図である。
【図2】スケルチ信号の発生を説明するための波形図で
ある。
【図3】ターボスキャン方式を説明するための図であ
る。
【図4】ノイズスケルチ回路において、SP信号が発生
されない状況を説明するための図である。
【図5】従来のターボスキャン方式の高速走査無線受信
機におけるCPUの処理フローチャートを示す図であ
る。
【図6】波形のタイムチャートを示す図である。
【図7】本発明の高速走査無線受信機に用いるノイズス
ケルチ回路の構成を示す図である。
【図8】CPUの処理フローチャートを示す図である。
【図9】波形のタイムチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 アンテナ 12 無線受信部 14 周波数弁別器 16 ノイズスケルチ回路 18 低周波増幅器 20 スピーカ 22 ウインド・ディテクタ 24 周波数シンセサイザ 26 CPU 28 キーボード 30 バンドパスフィルタ 40 ノイズ検波器 50 積分器 60 SP信号発生用のコンパレータ 70 SC信号発生用のコンパレータ 80 スケルチコントロール
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】図7は、本発明の高速走査無線受信機に用
いるノイズスケルチ回路の構成を示す。このノイズスケ
ルチ回路は、周波数弁別器14からの信号からノイズを
取り出すハイパスフィルタ30と、このハイパスフィル
30の出力からノイズ電圧を検出するノイズ検波器4
0と、積分器50と、SP信号発生用のコンパレータ6
0と、SC信号発生用のコンパレータ70と、スケルチ
コントロール80とから構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】ハイパスフィルタ30の入力端子32は、
周波数弁別器14に接続され、演算増幅器34の出力か
らノイズが出力される。このノイズは、ノイズ検波器4
0に供給され、接続点42からノイズ検波電圧が取り出
され、このノイズ検波電圧は、コンパレータ60の+入
力端子、積分器50、コンパレータ70の−入力端子に
入力される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 10 アンテナ 12 無線受信部 14 周波数弁別器 16 ノイズスケルチ回路 18 低周波増幅器 20 スピーカ 22 ウインド・ディテクタ 24 周波数シンセサイザ 26 CPU 28 キーボード 30 ハイパスフィルタ 40 ノイズ検波器 50 積分器 60 SP信号発生用のコンパレータ 70 SC信号発生用のコンパレータ 80 スケルチコントロール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チャンネルを走査して自動選局を行う高速
    走査無線受信機において、 ノイズ検波電圧の減少傾向を示す第1の信号と、ノイズ
    検波電圧が設定電圧以下となったことを示す第2の信号
    とを発生するノイズスケルチ回路と、 第1の所定期間T1 の待ち時間で前記第1の信号を検出
    する第1の検出手段と、 前記第2の信号を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段が、前記第1の信号を検出すると、
    前記第2の検出手段に、第2の所定期間T2 (T2 >T
    1 )の待ち時間で前記第2の信号を検出させる第1の制
    御手段と、 前記第1の検出手段が、前記第1の信号を検出しない場
    合に、前の走査で前記第1の信号が検出されていれば、
    前記第2の検出手段に、第3の所定期間T3 (T3 >T
    1 )の待ち時間で前記第2の信号を検出させる第2の制
    御手段と、 を備えることを特徴とする高速走査無線受信機。
  2. 【請求項2】チャンネルを走査して自動選局を行う高速
    走査無線受信機において、 ノイズ検波電圧の減少傾向を示す第1の信号と、ノイズ
    検波電圧が設定電圧以下となったことを示す第2の信号
    とを発生するノイズスケルチ回路と、 第1の所定期間T1 の待ち時間で前記第1の信号を検出
    する第1の検出手段と、 前記第2の信号を検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段が、前記第1の信号を検出すると、
    前記第2の検出手段に、第2の所定期間T2 (T2 >T
    1 )の待ち時間で前記第2の信号を検出させる第1の制
    御手段と、 前記第1の検出手段が、前記第1の信号を検出すると、
    フラグをセットするフラグ設定手段と、 前記第1の検出手段が、前記第1の信号を検出しない場
    合に、前の走査において前記フラグがセットされている
    ならば、前記第2の検出手段に、第3の所定期間T
    3 (T3 >T1 )の待ち時間で前記第2の信号を検出さ
    せる第2の制御手段と、 を備えることを特徴とする高速走査無線受信機。
  3. 【請求項3】前記ノイズスケルチ回路は、 受信信号のノイズを検波してノイズ検波電圧を出力する
    ノイズ検波器と、 前記ノイズ検波電圧を積分し、遅延させて出力する積分
    器と、 前記ノイズ検波電圧と、前記積分器の出力とを比較し、
    前記ノイズ検波電圧が前記積分器の出力よりも小さい
    と、前記第1の信号を出力する第1のコンパレータと、 前記ノイズ検波電圧と所定の設定電圧とを比較し、前記
    ノイズ検波電圧が前記設定電圧よりも小さいと前記第2
    の信号を出力する第2のコンパレータと、 を有することを特徴とする請求項1または2記載の高速
    走査無線受信機。
  4. 【請求項4】前記第1の制御手段および前記第2の制御
    手段は、マイクロコンピュータで構成されることを特徴
    とする請求項1,2または3記載の高速走査無線受信
    機。
JP5252744A 1993-10-08 1993-10-08 高速走査無線受信機 Pending JPH07106921A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5252744A JPH07106921A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 高速走査無線受信機
US08/218,942 US5428826A (en) 1993-10-08 1994-03-29 High-speed scanning radio receiver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5252744A JPH07106921A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 高速走査無線受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07106921A true JPH07106921A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17241677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5252744A Pending JPH07106921A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 高速走査無線受信機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5428826A (ja)
JP (1) JPH07106921A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577076A (en) * 1993-07-27 1996-11-19 Uniden Corporation Scanning receiver for receiving a signal by scanning frequency of received signal
US6493544B1 (en) 1996-05-15 2002-12-10 Daimlerchrysler Corporation FM signal quality detector during seek
US5800433A (en) * 1996-05-31 1998-09-01 Acromed Corporation Spinal column retaining apparatus
US6259904B1 (en) 1997-10-06 2001-07-10 Motorola, Inc. Fast squelch circuit and method
US6006112A (en) * 1997-11-26 1999-12-21 Lucent Technologies, Inc. Transceiver with RF loopback and downlink frequency scanning
JP3492206B2 (ja) * 1998-06-24 2004-02-03 松下電器産業株式会社 電界検出方法
US6473605B1 (en) * 1999-11-16 2002-10-29 Motorola, Inc. Noise reduction and range control radio system
US6553215B1 (en) * 2000-07-27 2003-04-22 Kim-Por Chung Weather radio control
US6961551B2 (en) 2002-02-01 2005-11-01 M/A-Com Private Radio Systems, Inc. Dual speed squelch circuit and method

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4580285A (en) * 1983-09-07 1986-04-01 Sprague Electric Company Scanning AM radio with discriminator-driven-scan-stop-circuit
US5199109A (en) * 1989-10-26 1993-03-30 Uniden Multi channel scanning receiver with improved signal strength detecting circuitry
US5125105A (en) * 1989-11-30 1992-06-23 Ford Motor Company High-quality reception indicating circuit for fm receivers
JP3034908B2 (ja) * 1990-05-18 2000-04-17 パイオニア株式会社 ラジオ受信機のプリセット・スキャン方式
US5212817A (en) * 1990-09-14 1993-05-18 Atkinson Noel D Ultra high speed scan system
JPH0567984A (ja) * 1991-09-06 1993-03-19 Fujitsu Ten Ltd 受信機用ノイズスケルチ回路

Also Published As

Publication number Publication date
US5428826A (en) 1995-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5438688A (en) Channel selecting method and highspeed scanning radio receiver which concurrently scans multiple channels
JPH07106921A (ja) 高速走査無線受信機
EP0377965B1 (en) Combined deemphasis circuit and noise blanker
US4625331A (en) Automatic frequency control system or an SSB receiver
JPH077390A (ja) 高速走査無線受信機およびサーチ/スキャン誤停止防止方法
US6754289B2 (en) Synthesizer receiver
US6181923B1 (en) Automatic frequency control circuit and method of automatic frequency control
JPH06326621A (ja) ワイヤレスマイクの選局方法
JPS6166433A (ja) クロツク同期回路
JP3795578B2 (ja) 受信機
US4995098A (en) Adaptive scanning method
JP3148589B2 (ja) トーンスケルチ回路
JPH10303771A (ja) 受信機
JP3218803B2 (ja) コードレス電話機
KR960013786B1 (ko) 라디오 채널 자동 탐색 장치 및 방법
JP2760207B2 (ja) 無線選択呼び出し信号受信機
JP3059995U (ja) チューナ装置
JP3042649B2 (ja) オンスクリーン表示回路
JP2984850B2 (ja) 受信機
JPH0448020Y2 (ja)
JPH07212192A (ja) ラジオ受信機
JP2885735B2 (ja) Afc回路
JP3223576B2 (ja) データ受信装置
JPH0637827A (ja) Fm受信装置の同期確定方式
JPH026691Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011204