JPH0773879B2 - 二軸延伸多層フィルムの製造方法 - Google Patents

二軸延伸多層フィルムの製造方法

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JPH0773879B2
JPH0773879B2 JP3586190A JP3586190A JPH0773879B2 JP H0773879 B2 JPH0773879 B2 JP H0773879B2 JP 3586190 A JP3586190 A JP 3586190A JP 3586190 A JP3586190 A JP 3586190A JP H0773879 B2 JPH0773879 B2 JP H0773879B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、二軸延伸多層フィルムの製造方法に関し、食
品包装分野、工業材料分野等において利用することがで
きる。
[背景技術] チューブラー法により同時二軸延伸されて製造されたナ
イロンフィルムは、強度、透明性等の機械的及び光学的
特性が良好であるという優れた特徴を有している。
このようなナイロンフィルムの水分に対するバリヤー性
を向上させた基材として、ナイロン6層/ポリ塩化ビニ
リデン(PVDC)層を有する多層フィルムが従来一般的に
使用されてきた。しかし、この多層フィルムを焼却する
とポリ塩化ビニリデンに由来する有害な塩素ガスが発生
し、これが延いては酸性雨をもたらして環境破壊につな
がるという問題点があった。
そこで、このような環境問題を引き起こさず、かつ酸素
バリヤー性にも優れた基材としてポリ塩化ビニリデンを
含まない種々のナイロン系の多層フィルムが提案されて
いる。例えば、ナイロン層、接着剤樹脂層及びポリオレ
フィン層を有する多層フィルムは、バリヤー性と共に熱
収縮性にも優れているため、精肉包装用フィルム等とし
ての需要が期待されており、従来、二軸延伸されたこの
種のナイロン系多層フィルムの安定な製造方法が要望さ
れていた。
[発明が解決しようとする課題] 従来のチューブラー法による二軸延伸ナイロンフィルム
の製造方法によれば、得られたフィルムは、一般に厚さ
精度が低いため、巻き姿が悪化したり、印刷、ラミネー
ト、製袋等の二次加工時における不良が発生したりし
て、その包装用、工業用フィルムとしての使用が制限さ
れていた。これは、延伸用原反フィルムの作製時に、厚
さ精度を押出ダイで調整しても±2〜6%程度の厚さむ
らが発生することに加えて、従来のチューブラー法によ
れば、延伸時にその厚さむらが更に2倍以上に悪化する
ことによるからである。また、従来法によれば、延伸変
形時のバブルが安定しないため、バブルが横揺れを起こ
したり、時には破袋する虞れもあった。
従来、ポリアミド樹脂フィルムの二軸延伸時の成形安定
性を得るため、延伸倍率を規定する方法(特公昭49−47
269号公報)、延伸温度を規定する方法(特公昭53−159
14号公報)等も提案されているが、いずれの製造方法に
よっても、良好なフィルムが得られる製造条件を必ずし
も的確に規定することができなかった。
本発明は、ナイロン系の二軸延伸多層フィルムについ
て、二軸延伸時の成形安定性を向上させることができる
と共に、得られるフィルムの厚さ精度を良好にすること
ができる製造方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明者は、チューブラー法により二軸延伸された各種
のナイロン系多層フィルムの製造方法において、延伸に
関与する各種のパラメータを実験により確認した結果、
フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力σMD及びフィ
ルムの幅方向(TD)の最大延伸応力σTDに着目し、これ
らのσMDとσTDに基づき製造条件を設定することによ
り、良好な結果が得られることを見出した。
但し、前記σMDとσTDは、それぞれ下式で表される。
σMD=(F×BMD)/A F=T/r ここで、Fは延伸力(kg)、BMDはMD方向の延伸倍率、
Aは原反フィルムの断面積(cm2)、Tはニップロール
の回転トルク(kg・cm)、rはニップロールの半径(c
m)である。
σTD=(ΔP×R)/t ここで、ΔPはバブル内圧力(kg/cm2)、Rはバブル半
径(cm)、tはフィルムの厚さ(cm)である。
以下、前記ナイロン系多層フィルムの構成及び各多層フ
ィルムについてのσMDとσTDの条件を示す。
I.ナイロン6層、接着剤樹脂層、ポリオレフィン層を有
する二軸延伸多層フィルム。
この多層フィルムの具体的な構成としては、例えば
(i)ナイロン6層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン
層が、この順に積層形成されたもの(ii)ポリオレフィ
ン層、接着剤樹脂層、ナイロン6層、接着剤樹脂層及び
ポリオレフィン層が、この順に積層形成されたもの、等
がある。
この多層フィルムを二軸延伸する際、σMDとσTDは、そ
れぞれ次のように条件設定する。
400kg/cm2≦σTD≦700kg/cm2 400kg/cm2≦σMD≦700kg/cm2 なお、σTDとσMDは、いずれも好ましくは上限を650kg/
cm2とし、下限を450kg/cm2とする。
本発明において、σTDとσMDが、前記条件の上限を越え
る場合には、延伸途上のバブルが頻繁に破裂するため、
連続生産ができなくなる。また、σTDとσMDが、前記条
件の下限より下の場合には、延伸途上のバブルが不安定
になるため、フィルムの厚さ精度が悪くなる。
前記ポリオレフィン層を形成する具体的なポリオレフィ
ンとしては、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレ
ン(PP)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、ア
イオノマー樹脂(IR)、エチレン−アクリル酸共重合体
(EAA)、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EE
A)、ポリブテン(PB)、エチレン−メタクリル酸共重
合体(EMAA)等を使用する。好ましくは、ヒートシール
適性の点から、PEの中でもL−LDPE(直鎖状低密度ポリ
エチレン)、IR、EVA、EAAを使用するのがよい。
接着剤樹脂層を形成する樹脂としては、任意に選ぶこと
ができるが、例えば変性ポリオレフィン系樹脂、EVAの
酢酸含量の多いもの等を挙げることができる。これらの
中では、低臭性の点から、変性ポリオレフィン系樹脂の
使用が好ましい。
II.ナイロン6層、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん
化物(EVOH)層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層を
有する多層フィルム。
この多層フィルムの具体的構成としては、例えば(i)
ナイロン6層、EVOH層、接着剤樹脂層及び及びポリオレ
フィン層が、この順に積層形成されたもの、(ii)ナイ
ロン6層、EVOH層、ナイロン6層、接着剤樹脂層及びポ
リオレフィン層が、この順に積層形成されたもの、(ii
i)EVOH層、ナイロン6層、接着剤樹脂層及びポリオレ
フィン層が、この順に積層形成されたもの、(iv)ポリ
オレフィン層、接着剤樹脂層、ナイロン6層、EVOH層、
接着剤樹脂層及びポリオレフィン層が、この順に積層形
成されたもの、(v)ポリオレフィン層、接着剤樹脂
層、ナイロン6層、EVOH層、ナイロン6層、接着剤樹脂
層及びポリオレフィン層が、この順に積層形成されたも
の、等がある。
この多層フィルムを二軸延伸する際、σMDとσTDは、そ
れぞれ次のように条件設定する。
450kg/cm2≦σTD≦850kg/cm2 450kg/cm2≦σMD≦850kg/cm2 なお、σTDとσMDは、いずれも好ましくは上限を750kg/
cm2とし、下限を550kg/cm2とする。
III.ナイロン6−66層及びEVOH層を有する多層フィル
ム。
この多層フィルムの具体的構成としては、例えば(i)
ナイロン6−66層及びEVOH層が、積層形成されたもの、
(ii)ナイロン6−66層、EVOH層及びナイロン6−66層
が、この順に積層形成されたもの、(iii)EVOH層、ナ
イロン6−66層及びEVOH層が、この順に積層形成された
もの、等がある。
この多層フィルムを二軸延伸する際、σMDとσTDは、そ
れぞれ次のように条件設定する。
500kg/cm2≦σTD≦1150kg/cm2 500kg/cm2≦σMD≦1150kg/cm2 なお、σTDとσMDは、いずれも好ましくは上限を1000kg
/cm2とし、下限を600kg/cm2とする。
IV.ナイロン6−66層、EVOH層、接着剤樹脂層及びポリ
オレフィン層を有する多層フィルム。
この多層フィルムの具体的構成としては、例えば(i)
ナイロン6−66層、EVOH層、接着剤樹脂層及びポリオレ
フィン層が、この順に積層形成されたもの、(ii)ナイ
ロン6−66層、EVOH層、ナイロン6−66層、接着剤樹脂
層及びポリオレフィン層が、この順に積層形成されたも
の、(iii)EVOH層、ナイロン6−66層、接着剤樹脂層
及びポリオレフィン層が、この順に積層形成されたも
の、(iv)ポリオレフィン層、接着剤樹脂層、ナイロン
6−66層、EVOH層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層
が、この順に積層形成されたもの、(v)ポリオレフィ
ン層、接着剤樹脂層、ナイロン6−66層、EVOH層、ナイ
ロン6−66層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層が、
この順に積層形成されたもの、等がある。
この多層フィルムを二軸延伸する際、σMDとσTDは、そ
れぞれ次のように条件設定する。
350kg/cm2≦σTD≦750kg/cm2 350kg/cm2≦σMD≦750kg/cm2 なお、σTDとσMDは、いずれも好ましくは上限を650kg/
cm2とし、下限を450kg/cm2とする。
V.ナイロン6−66層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン
層を有する多層フィルム。
この多層フィルムの具体的構成としては、例えば(i)
ナイロン6−66層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層
が、この順に積層形成されたもの、(ii)ポリオレフィ
ン層、接着剤樹脂層、ナイロン6−66層、接着剤樹脂層
及びポリオレフィン層が、この順に積層形成されたも
の、等がある。
この多層フィルムを二軸延伸する際、σMDとσTDは、そ
れぞれ次のように条件設定する。
300kg/cm2≦σTD≦600kg/cm2 300kg/cm2≦σMD≦600kg/cm2 なお、σTDとσMDは、いずれも好ましくは上限を550kg/
cm2とし、下限を350kg/cm2とする。
[実施例] 実施例1〜18及び比較例1〜7において、二軸延伸多層
フィルムが、ナイロン6層、接着剤樹脂層及びポリオレ
フィン層を有する場合の製造方法について説明する。
実施例1 押出機より、ナイロン6層(厚さ90μm)/接着剤樹脂
層(厚さ30μm)/L−LDPE層(厚さ30μm)の3層構造
を有する多層原反フィルムを共押出し成形した後、この
多層原反フィルムを水温15℃の水冷リングで冷却して厚
さ150μmのチューブ状原反フィルムを作製した。この
多層原反フィルムで、ナイロン6は、UBEナイロン1024F
D1〔商品名、宇部興産(株)製、η(相対粘度)3.
7〕、接着剤樹脂は、UBE Bond F1100〔商品名、宇部
興産(株)、変性ポリエチレン系樹脂〕、L−LDPEは、
モアテック 0238CL〔商品名、出光石油化学(株)製、
MI(メルトインデックス)2.0、d(密度)0.925〕をそ
れぞれ使用した。
次に、第1図に示すように、この原反フィルム1を一対
のニップロール2間に送通した後、中に気体を圧入しな
がら350℃のヒータ3で加熱すると共に、延伸開始点に
エアーリング4より風量15m3/分のエアー5を吹き付け
てバブル6に膨張させ、下流側の一対のニップロール7
で引き取ることにより、同時二軸延伸を行って二軸延伸
多層フィルム8を得た。この延伸倍率は、フィルムの移
動方向(MD)に3.0倍及びフィルムの幅方向(TD)に3.2
倍であった。
この同時二軸延伸の際、バブル6内の圧力、バブル6の
半径、ニップロール2,7の回転数、駆動モータの負荷、
回転トルク等を特定の値に設定して、得られるフィルム
の移動方向(MD)の最大延伸応力σMD及びフィルム幅方
向(TD)の最大延伸応力σTDを調整した。
本実施例においては、フィルムのMD方向の最大延伸応力
σMDは560kg/cm2、またフィルムのTD方向の最大延伸応
力σTDは550kg/cm2であった。なお、これらのσMDとσ
TDは、下式より算出したものである。
σMD=(F×BMD)/A F=T/r ここで、Fは延伸力で76.5kg、BMDはMD方向の延伸倍率
で3.0、Aは原反フィルムの断面積で0.41cm2、Tは回転
トルクで383kg・cm、rはニップロールの半径で5cmであ
る。この延伸力Fは、ニップロールの駆動に要するモー
タの負荷を読み取り、これから回転トルクTを算出して
求めた値である。
σTD=(ΔP×R)/t ここで、ΔPはバブル内圧力で596×10-4kg/cm2、Rは
バブル半径で14.4cm、tはフィルムの厚さで15.6×10-4
cmである。このバブル内圧力ΔPは、デジタルマノメー
タを使用して測定した値である。また、フィルムの厚さ
tは、原反フィルムの厚さ/(MD延伸倍率×TD延伸倍
率)より算出した値である。
σMD及びσTDをこのように条件設定した本実施例に係る
二軸延伸多層フィルムの製造において、24時間の連続製
造を行ったところ、延伸変形時のバブル6は横揺れなど
がなく、成形安定性が非常に良好であった。また、得ら
れた多層フィルム8は、厚さのばらつきが±4.5%と厚
さ精度が良好であった。
実施例2〜18 上記実施例1と同様にして、実施例2〜18に係る二軸延
伸多層フイルム8の製造を行った。但し、多層フイルム
8の層の構成、各層の厚さの比、MD延伸倍率とTD延伸倍
率、エアーリング4の風量、ヒータ3の温度、冷却水の
温度については、下記の表−1に示すように条件をそれ
ぞれ異ならせた。なお、表中の層の構成で、Ny6はナイ
ロン6層、ADは接着剤樹脂層、PEは直鎖状低密度ポリエ
チレン(L−LDPE)層、EVAはエチレン−酢酸ビニル共
重合体層、IRはアイオノマー樹脂層、EAAはエチレン−
アクリル酸共重合体層、EEAはエチレン−エチルアクリ
レート共重合体層、PB−1はポリブテン−1層、PPはポ
リプロピレン層、LDPEは低密度ポリエチレン層の略であ
る。
また、同時二軸延伸の際、各実施例毎に、フィルムのMD
方向の最大延伸応力σMDとフィルムのTD方向の最大延伸
応力σTDとが略等しい適当な値となるように、バブル6
内の圧力、バブル6の半径、ニップロール2,7の回転
数、駆動モータの負荷、回転トルク等を特定の値に設定
した。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各実施
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行った。この延伸変形時のバブル6の成
形安定性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フ
ィルム8の厚さのばらつき、即ち厚さ精度の測定と評価
及び総合評価を行った結果を下記の表−1に示す。
なお、本発明の実施例及び比較例で使用した各層の具体
的な樹脂は、下記の通りである。
EVA…ウルトラセン UE540F〔商品名、東ソー(株)
製、MI3.0、d0.927、Tm(融点)96℃〕 IR…ハイミラン1650〔商品名、三井・デュポンポリケミ
カル(株)製、Zn系、MI5.0〕 EAA…プリマコール1410〔商品名、ダウケミカル日本
(株)製〕 EEA…エバレックス−EEA A701〔商品名、三井・デュポ
ンポリケミカル(株)製、MI5.0〕 PB−1…ポリブチレン0200〔商品名、シェル(株)製、
MI2.0〕 PP…出光ポリプロ F740−N〔出光石油化学(株)、MI
7.0、d0.9〕 LDPE…UBEポリエチレンF222(商品名、宇部興産(株)
製、MI2.0、d0.922〕 表−1及び以下の表で、成形安定性の欄の◎はバブルの
折径変動が±1%で、バブルの破袋、不安定現象(上下
動、横揺れ等)が発生しない、○はバブルの折径変動が
±3%で、バブルの破袋、不安定現象が発生しない、×
はバブルの破袋又は不安定現象が生じるため、連続成形
が困難、をそれぞれ示す。また、厚さ精度の欄の○、△
及び×は、それぞれ偏肉が±6%以下、±7〜10%及び
±11%以上を示す。総合評価の欄の◎は工業生産に最
適、○は工業生産に適、×は工業生産不可能をそれぞれ
示す。
比較例1〜7 上記実施例と同様にして、比較例1〜7に係る二軸延伸
多層フィルムの製造を行った。但し、多層フイルム8の
層の構成、各層の厚さの比、MD延伸倍率とTD延伸倍率、
エアーリング4の風量、ヒータ3の温度、冷却水の温度
については、下記の表−2に示すように条件をそれぞれ
異ならせた。
また、同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、各比較
例毎に、σMDとσTDとが略等しい適当な値となるよう
に、バブル6内の圧力、バブル6の半径等を特定の値に
設定した。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各比較
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行った。この延伸変形時のバブルの成形
安定性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フィ
ルムの厚さ精度の測定と評価及び総合評価を行った結果
を下記の表−2に示す。
表−1より、実施例1〜18によれば、チューブラー法に
より二軸延伸された、ナイロン6層、接着剤樹脂層及び
ポリオレフィン層を有する多層フィルム8の製造方法に
おいて、フィルムのMD方向の最大延伸応力σMD及びフィ
ルムのTD方向の最大延伸応力σTDが、いずれも400〜700
kg/cm2の範囲内にあるため、延伸変形時のバブル6の良
好な成形安定性と共に、二軸延伸多層フィルム8の良好
な厚さ精度が得られることがわかる。また、σMDとσTD
をそれぞれ450〜650kg/cm2の範囲内に設定した実施例1,
2,5,6,9,10,12〜15,18によれば、成形安定性と厚さ精度
がより良好になる。
これに対して、表−2より、比較例2,3,6,7によれば、
σMDとσTDが700kg/cm2を越え、また比較例1,4,5によれ
ば、σMDとσTDが400kg/cm2未満であるため、成形安定
性と厚さ精度の少なくとも一つが不良であることがわか
る。
次に、実施例19〜38及び比較例8〜15において、二軸延
伸多層フィルムが、ナイロン6層、EVOH層、接着剤樹脂
層及びポリオレフィン層を有する場合の製造方法を説明
する。
実施例19〜38 上記実施例と同様にして、実施例19〜38に係る二軸延伸
多層フィルム8の製造を行った。但し、多層フイルム8
の層の構成、各層の厚さの比等については、下記の表−
3に示すように条件をそれぞれ異ならせた。なお、表中
の層の構成で、EVOHは、エチレン−酢酸ビニル共重合体
けん化物層の略であり、次の括弧はEVOHのエチレン含有
率(モル%)を示す。
なお、これらの実施例及び比較例で使用したEVOHは、下
記の通りである。
EVOH(27モル%)…エバール EP−L(クラレ(株)
製、以下同様) EVOH(32モル%)…エバール EP−F EVOH(38モル%)…エバール EP−H EVOH(44モル%)…エバール EP−E EVOH(48モル%)…エバール EP−G 同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、各比較例毎
に、σMDとσTDとが略等しい適当な値となるように、バ
ブル6内の圧力、バブル6の半径等を特定の値に設定し
た。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各比較
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行い、延伸変形時のバブル6の成形安定
性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フィルム
8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価を行った結果を
下記の表−3に併せて示す。
比較例8〜15 上記実施例19〜38と同様にして、比較例8〜15に係る二
軸延伸多層フイルム8の製造を行った。但し、多層フイ
ルム8の層の構成、各層の厚さの比等については、下記
の表−4に示すように条件をそれぞれ異ならせた。
また、同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、σMD
びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定して二軸延伸多層
フィルム8の連続製造を行った。この延伸変形時のバブ
ル6の成形安定性を観察、評価し、また得られた二軸延
伸多層フィルム8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価
を行った結果を下記の表−4に併せて示す。
表−3より、実施例19〜38によれば、チューブラー法に
より二軸延伸された、ナイロン6層、EVOH層、接着剤樹
脂層及びポリオレフィン層を有する多層フィルム8の製
造方法において、フィルムのMD方向の最大延伸応力σMD
及びフィルムのTD方向の最大延伸応力σTDが、いずれも
450〜850kg/cm2の範囲内にあるため、延伸変形時のバブ
ル6の良好な成形安定性と共に、二軸延伸多層フィルム
8の良好な厚さ精度が得られることがわかる。また、σ
MDとσTDをそれぞれ550〜750kg/cm2の範囲内に設定した
実施例19,21,23,24,27,28,30〜35,38によれば、成形安
定性と厚さ精度がより良好になる。
これに対して、比較例9,11,12,14によれば、σMDとσTD
が850kg/cm2を越え、また比較例10,13,15によれば、σ
MDとσTDが450kg/cm2未満であるため、成形安定性と厚
さ精度の少なくとも一つが不良であることがわかる。
次に、実施例39〜50及び比較例16〜23において、二軸延
伸多層フィルムが、ナイロン6−66層及びEVOH層を有す
る場合の製造方法を説明する。
実施例39〜50 上記実施例と同様にして、実施例39〜50に係る二軸延伸
多層フィルム8の製造を行った。これらの多層フィルム
8は、ナイロン6−66層、EVOH層及びナイロン6−66層
の3層構造を有する。但し、各層の厚さの比等について
は、下記の表−5に示すように条件をそれぞれ異ならせ
た。但し、実験例50だけは、ナイロン6−66層/EVOH層
の2層構造を有する二軸延伸多層フィルム8であり、各
層の厚さの比は、2:1である。
なお、これらの実施例及び比較例で使用したナイロン6
−66は、UBEナイロン5023FD(商品名、宇部興産(株)
製、ηr3.6)である。
同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、各比較例毎
に、σMDとσTDとが略等しい適当な値となるように、バ
ブル6内の圧力、バブル6の半径等を特定の値に設定し
た。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各比較
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行い、延伸変形時のバブル6の成形安定
性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フィルム
8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価を行った結果を
下記の表−5に併せて示す。
比較例16〜23 上記実施例39〜50と同様にして、比較例16〜23に係る二
軸延伸多層フィルム8の製造を行った。多層フイルム8
の層の構成は、上記実施例39〜50と同様である。但し、
各層の厚さの比等については、下記の表−5に示すよう
に条件をそれぞれ異ならせた。
また、同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、σMD
びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定して二軸延伸多層
フィルム8の連続製造を行った。この延伸変形時のバブ
ル6の成形安定性を観察、評価し、また得られた二軸延
伸多層フィルム8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価
を行った結果を下記の表−5に併せて示す。
表−5より、実施例39〜50によれば、チューブラー法に
より二軸延伸された、ナイロン6−66層及びEVOH層を有
する多層フィルム8の製造方法において、フィルムのMD
方向の最大延伸応力σMD及びフィルムのTD方向の最大延
伸応力σTDが、いずれも500〜1150kg/cm2の範囲内にあ
るため、延伸変形時のバブル6の良好な成形安定性と共
に、二軸延伸多層フィルム8の良好な厚さ精度が得られ
ることがわかる。また、σMDとσTDをそれぞれ600〜100
0kg/cm2の範囲内に設定した実施例39,41,42,44〜47,50
によれば、成形安定性と厚さ精度がより良好になる。
これに対して、比較例16,17,19,21〜23によれば、σMD
とσTDが1150kg/cm2を越え、また比較例18,20によれ
ば、σMDとσTDが500kg/cm2未満であるため、成形安定
性と厚さ精度の少なくとも一つが不良であることがわか
る。
次に、実施例51〜70及び比較例24〜31において、二軸延
伸多層フィルムが、ナイロン6−66層、EVOH層、接着剤
樹脂層及びポリオレフィン層を有する場合の製造方法を
説明する。
実施例51〜70 上記実施例と同様にして、実施例51〜70に係る二軸延伸
多層フィルム8の製造を行った。但し、多層フイルム8
の層の構成、各層の厚さの比等については、下記の表−
6に示すように条件をそれぞれ異ならせた。
同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、各比較例毎
に、σMDとσTDとが略等しい適当な値となるように、バ
ブル6内の圧力、バブル6の半径等を特定の値に設定し
た。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各比較
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行い、延伸変形時のバブル6の成形安定
性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フィルム
8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価を行った結果を
下記の表−6に併せて示す。
比較例24〜31 上記実施例51〜70と同様にして、比較例24〜31に係る二
軸延伸多層フィルム8の製造を行った。但し、多層フイ
ルム8の層の構成、各層の厚さの比等については、下記
の表−7に示すように条件をそれぞれ異ならせた。
また、同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、σMD
びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定して二軸延伸多層
フィルム8の連続製造を行った。この延伸変形時のバブ
ル6の成形安定性を観察、評価し、また得られた二軸延
伸多層フィルム8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価
を行った結果を下記の表−7に併せて示す。
表−6より、実施例51〜70によれば、チューブラー法に
より二軸延伸された、ナイロン6−66層、EVOH層、接着
剤樹脂層及びポリオレフィン層を有する多層フィルム8
の製造方法において、フィルムのMD方向の最大延伸応力
σMD及びフィルムのTD方向の最大延伸応力σTDが、いず
れも350〜750kg/cm2の範囲内にあるため、延伸変形時の
バブル6の良好な成形安定性と共に、二軸延伸多層フィ
ルム8の良好な厚さ精度が得られることがわかる。ま
た、σMDとσTDをそれぞれ450〜650kg/cm2の範囲内に設
定した実施例51,53,55,59,60,62〜67,70によれば、成形
安定性と厚さ精度がより良好になる。
これに対して、表−7より、比較例24,27,28,30によれ
ば、σMDとσTDが750kg/cm2を越え、また比較例26,27,2
9,31によれば、σMDとσTDが350kg/cm2未満であるた
め、成形安定性と厚さ精度の少なくとも一つが不良であ
ることがわかる。
次に、実施例71〜89及び比較例32〜38において、二軸延
伸多層フィルムが、ナイロン6−66層、接着剤樹脂層及
びポリオレフィン層を有する場合の製造方法を説明す
る。
実施例71〜89 上記実施例と同様にして、実施例71〜89に係る二軸延伸
多層フィルム8の製造を行った。但し、多層フイルム8
の層の構成、各層の厚さの比等については、下記の表−
8に示すように条件をそれぞれ異ならせた。
同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、各比較例毎
に、σMDとσTDとが略等しい適当な値となるように、バ
ブル6内の圧力、バブル6の半径等を特定の値に設定し
た。
σMD及びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定した各比較
例に係る二軸延伸多層フィルム8の製造において、24時
間の連続製造を行い、延伸変形時のバブル6の成形安定
性を観察、評価し、また得られた二軸延伸多層フィルム
8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価を行った結果を
下記の表−8に併せて示す。
比較例32〜38 上記実施例71〜89と同様にして、比較例32〜38に係る二
軸延伸多層フィルム8の製造を行った。但し、多層フイ
ルム8の層の構成、各層の厚さの比等については、下記
の表−9に示すように条件をそれぞれ異ならせた。
また、同時二軸延伸の際、上記実施例と同様に、σMD
びσTDをそれぞれ適当な値に条件設定して二軸延伸多層
フィルム8の連続製造を行った。この延伸変形時のバブ
ル6の成形安定性を観察、評価し、また得られた二軸延
伸多層フィルム8の厚さ精度の測定と評価及び総合評価
を行った結果を下記の表−9に併せて示す。
表−8より、実施例72〜89によれば、チューブラー法に
より二軸延伸された、ナイロン6−66層、接着剤樹脂層
及びポリオレフィン層を有する多層フィルム8の製造方
法において、フィルムのMD方向の最大延伸応力σMD及び
フィルムのTD方向の最大延伸応力σTDが、いずれも300
〜600kg/cm2の範囲内にあるため、延伸変形時のバブル
6の良好な成形安定性と共に、二軸延伸多層フィルム8
の良好な厚さ精度が得られることがわかる。また、σMD
とσTDをそれぞれ350〜550kg/cm2の範囲内に設定した実
施例71,72,74〜77,81〜86,89によれば、成形安定性と厚
さ精度がより良好になる。
これに対して、表−9より、比較例33,34,37,38によれ
ば、σMDとσTDが600kg/cm2を越え、また比較例32,35,3
6によれば、σMDとσTDが300kg/cm2未満であるため、成
形安定性と厚さ精度の少なくとも一つが不良であること
がわかる。
[発明の効果] 本発明によれば、ナイロン系多層フィルムの二軸延伸時
における良好な成形安定性が得られるため、連続生産を
支障なく行うことが可能になる。また、得られる二軸延
伸多層フィルムの厚さ精度が向上するため、品質の良好
な製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る製造方法で使用する装置
の概略図である。 1……原反フィルム、3……ヒータ、4……エアーリン
グ、6……バブル、8……二軸延伸多層フィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 9:00 (56)参考文献 特開 平3−158226(JP,A) 特開 平3−222719(JP,A) 特開 昭58−67450(JP,A) 特開 平1−196338(JP,A)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューブラー法により二軸延伸された、ナ
    イロン6層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層を有す
    る多層フィルムの製造方法において、 前記多層フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力をσ
    MD、フィルムの幅方向(TD)の最大延伸応力をσTDとし
    たとき、σMD及びσTDをそれぞれ 400kg/cm2≦σTD≦700kg/cm2 400kg/cm2≦σMD≦700kg/cm2 に設定したことを特徴とする二軸延伸多層フィルムの製
    造方法。 但し、前記σMDとσTDは、それぞれ下式で表される。 σMD=(F×BMD)/A F=T/r ここで、Fは延伸力(kg)、BMDはMD方向の延伸倍率、
    Aは原反フィルムの断面積(cm2)、Tはニップロール
    の回転トルク(kg・cm)、rはニップロールの半径(c
    m)である。 σTD=(ΔP×R)/t ここで、ΔPはバブル内圧力(kg/cm2)、Rはバブル半
    径(cm)、tはフィルムの厚さ(cm)である。
  2. 【請求項2】チューブラー法により二軸延伸された、ナ
    イロン6層、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物
    (EVOH)層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層を有す
    る多層フィルムの製造方法において、 前記多層フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力をσ
    MD、フィルムの幅方向(TD)の最大延伸応力をσTDとし
    たとき、σMD及びσTDをそれぞれ 450kg/cm2≦σTD≦850kg/cm2 450kg/cm2≦σMD≦850kg/cm2 に設定したことを特徴とする二軸延伸多層フィルムの製
    造方法。
  3. 【請求項3】チューブラー法により二軸延伸された、ナ
    イロン6−66層及びEVOH層を有する多層フィルムの製造
    方法において、 前記多層フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力をσ
    MD、フィルムの幅方向(TD)の最大延伸応力をσTDとし
    たとき、σMD及びσTDをそれぞれ 500kg/cm2≦σTD≦1150kg/cm2 500kg/cm2≦σMD≦1150kg/cm2 に設定したことを特徴とする二軸延伸多層フィルムの製
    造方法。
  4. 【請求項4】チューブラー法により二軸延伸された、ナ
    イロン6−66層、EVOH層、接着剤樹脂層及びポリオレフ
    ィン層を有する多層フィルムの製造方法において、 前記多層フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力をσ
    MD、フィルムの幅方向(TD)の最大延伸応力をσTDとし
    たとき、σMD及びσTDをそれぞれ 350kg/cm2≦σTD≦750kg/cm2 350kg/cm2≦σMD≦750kg/cm2 に設定したことを特徴とする二軸延伸多層フィルムの製
    造方法。
  5. 【請求項5】チューブラー法により二軸延伸された、ナ
    イロン6−66層、接着剤樹脂層及びポリオレフィン層を
    有する多層フィルムの製造方法において、 前記多層フィルムの移動方向(MD)の最大延伸応力をσ
    MD、フィルムの幅方向(TD)の最大延伸応力をσTDとし
    たとき、σMD及びσTDをそれぞれ 300kg/cm2≦σTD≦600kg/cm2 300kg/cm2≦σMD≦600kg/cm2 に設定したことを特徴とする二軸延伸多層フィルムの製
    造方法。
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