JPH0773119A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH0773119A
JPH0773119A JP5218273A JP21827393A JPH0773119A JP H0773119 A JPH0773119 A JP H0773119A JP 5218273 A JP5218273 A JP 5218273A JP 21827393 A JP21827393 A JP 21827393A JP H0773119 A JPH0773119 A JP H0773119A
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JP
Japan
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unit
main body
signal
detection signal
communication
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JP5218273A
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English (en)
Inventor
Minoru Iwamoto
穣 岩本
Juichi Ogawara
寿一 大河原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多重通信又はシリアル通信を行う本体とユニ
ットの着脱状態及び通信異常の有無を確実に認識できる
ようにする。 【構成】 メイン制御部を備えた本体とその本体に着脱
可能なユニットからなる電子装置において、本体側検知
手段がユニットの着脱を検知すると装着信号1がON又
はOFFになり、その信号をメイン制御部へ送信する。
ユニット側検知手段が自己のユニットの本体への着脱を
検知すると装着信号2がON又はOFになり、その信号
をメイン制御部へ送信する。メイン制御部は、装着信号
1のONを受信した後所定時間以内に装着信号2のON
を受信しない場合は通信異常と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファクシミ
リ、パーソナルコンピュータ等の着脱可能なユニットを
もつ電子装置に関し、特に本体とユニットとの接続状態
及び通信状態を認識する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の電子装置において、本体内の
メイン制御部と各ユニット又は周辺装置の制御部との間
を多重通信もしくはシリアル通信線で結び、機内のハー
ネスを削減する方法が提案されている。
【0003】ところで複写機においては、ユーザによる
紙詰まりの除去、あるいはサービスマンによる各ユニッ
トの動作点検等のため、各種のユニットが着脱できるよ
うになっており、またパーソナルコンピュータにおいて
は各種拡張ボードや周辺機器を本体に対して着脱できる
ようになっており、それぞれのユニットはコネクタを介
して本体と接続されている。
【0004】その場合、多重通信(もしくはシリアル通
信)のための通信制御部を各ユニット内に設けることに
より、ユニットと外部ハーネス間の接続箇所が少なくな
り、接触信頼性の点及び接続部の小型化や低コスト化等
の点において有利になるが、本体内のメイン制御部は、
各ユニットが装着されているか否かを認識する必要があ
る。
【0005】多重通信を行わない電子装置では、ユニッ
トの着脱検知のために専用の信号線を備えており、メイ
ン制御部はこの信号線の状態によってユニットの着脱を
認識できるが、多重通信を行う電子装置においては専用
の信号線を設けることはしないため、ユニットの着脱検
知は本体側からユニット側に装着確認の信号を送信し、
その応答を受信することによって行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の検
知方法では、ユニットからの応答がない場合、それがユ
ニットが装着されていないためなのか、あるいはコネク
ターの接触不良等を含む通信異常なのかを判別できな
い。ユニットの装着不良であればユーザー自身による対
応が可能であるが、通信異常の場合にはサービスマンあ
るいはメーカによる修理が必要となり、その対処方法が
異なるから両者の判別は必須の事項である。
【0007】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、多重通信又はシリアル通信を行う本体とユニッ
トの着脱状態及び通信異常の有無を確実に認識できるよ
うにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、メイン制御部を備えた本体と該本体に着
脱可能なユニットからなる電子装置を、次のように構成
したものである。上記本体に、上記ユニットの着脱を検
知して第1の検知信号を発生する本体側検知手段と、そ
の第1の検知信号を上記メイン制御部へ送信する本体側
通信制御手段とを設ける。上記ユニットに、該ユニット
の上記本体への着脱を検知して第2の検知信号を発生す
るユニット側検知手段と、その第2の検知信号を上記メ
イン制御部へ送信するユニット側通信制御手段とを設け
る。上記メイン制御部に、上記第1の検知信号を受信し
た後所定時間以内に上記第2の検知信号を受信しない場
合は通信異常と判定する判定手段を設ける。
【0009】あるいは次のように構成してもよい。上記
本体に、上記ユニットの着脱を検知して検知信号を発生
する検知手段と、その検知信号を上記メイン制御部へ送
信する本体側通信制御手段とを設ける。上記ユニット側
に、上記メイン制御部から装着確認信号を受信すると該
メイン制御部へ返答信号を送信するユニット側通信制御
手段を設ける。前記メイン制御部に、上記本体側送信手
段から検知信号を受信したとき上記ユニットへ装着確認
信号を送信する手段と、該手段によって装着確認信号を
送信した後所定時間以内に上記ユニットから返答信号を
受信しない場合は通信異常と判定する判定手段とを設け
る。
【0010】さらにまた、次のように構成してもよい。
上記本体に、上記ユニットの着脱を検知して第1の検知
信号を発生する本体側検知手段と、その第1の検知信号
を前記メイン制御部へ送信する本体側通信制御手段とを
設ける。上記ユニットに、該ユニットが上記本体に装着
されて電源及び通信線が接続されると第2の検知信号を
上記メイン制御部へ送信するするユニット側通信制御手
段を設ける。上記メイン制御部に、上記第2の検知信号
を受信した後所定時間以内に上記第1の検知信号を受信
しない場合は通信異常と判定する判定手段を設ける。
【0011】
【作用】上記第1の発明によれば、本体のメイン制御部
は、第1の検知信号の受信によってユニットの装着を認
識でき、その後所定時間以内にユニット側からの第2の
検知信号を受信しない場合は通信異常と判定するので、
ユニットの着脱状態及び通信異常の有無を確実に認識で
きる。
【0012】また、上記第2の発明によれば、本体のメ
イン制御部は、本体側送信手段からの検知信号の受信に
よってユニットの装着を認識でき、それによってユニッ
トへ装着確認信号を送信した後所定時間以内に上記ユニ
ットから返答信号を受信しない場合は通信異常と判定す
るので、ユニットの着脱状態及び通信異常を確実に検知
できる。しかも、装着検知手段は本体側にのみ設ければ
よいので、装置の簡素化を図ることができる。
【0013】さらに、上記第3の発明によれば、本体の
上記メイン制御部は、上記ユニットから第2の検知信号
を受信した後所定時間以内に上記本体側通信制御手段か
ら第1の検知信号を受信しない場合は通信異常と判定
し、第1の検知信号の有無のみによってユニットの着脱
状態を認識することができる。したがって、ユニットの
着脱状態及び通信異常を確実に検知できる。しかも、装
着検知手段は本体側にのみ設ければよいので、装置の簡
素化を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、この発明を複写機に適用した場合の実
施例を添付図面に基づいて具体的に説明する。図2は複
写機の構成概略図で、本体1の前ドア2を開けると、中
央部に感光体ユニット11が配設され、その右側に現像
ユニット12、下方に3段の給紙ユニット13、左方に
定着ユニット14がそれぞれ配設されている。
【0015】これらの各ユニットは、ユーザによる紙詰
まりの除去あるいはサービスマンによるユニットの動作
点検等のために、本体1に対して容易に着脱できる構造
になっており、各ユニットと外部ハーネスとはドロワー
コネクターを介して接続されている。
【0016】本体1の後部には、図示しないが高圧制御
ユニット,光学制御ユニット等の通常着脱できない制御
ユニット類が配設されており、本体1の前部には操作パ
ネルを含む固定の操作部ユニット5が、さらに上部には
自動原稿給送装置(ADF)6、左側にはソータ7等の
周辺機器が装着されている。上記各ユニット及び周辺装
置には、そのユニットの機能を果たすためのアクチュエ
ータ及びセンサ等の部品類とその制御回路及び通信制御
回路等が設けられている。また、本体1内にはこの複写
機の各部を統括制御するメイン制御部を備えている。
【0017】図3はそのメイン制御部と各ユニットの制
御部及び周辺装置の制御部間を共通通信ラインで結んだ
多重通信回路の一例を示す概略図である。この例では、
本体内のメイン制御部21及び操作部ユニット制御部2
2と、着脱可能なユニット及び周辺装置の制御部である
感光体ユニット制御部23,現像ユニット制御部24,
定着ユニット制御部25,給紙ユニット制御部26,及
びADF制御部27を、共通通信ライン20で結んでい
る。
【0018】図4はメイン制御部21のブロック図で、
コピー制御プログラムを実行するためのCPU41と、
バス46を介してCPU41に接続されているROM4
2,RAM43,多重通信制御回路44,入出力ポート
45より構成されている。多重通信制御回路44はCP
U41と前述した複数の各ユニットの制御部との間で、
CPU41で実行した制御プログラムの出力及び各ユニ
ットからのセンサ入力や装着検知信号等の信号の授受を
実行する。
【0019】図5は本体に着脱可能なユニット及び固設
されたユニットにそれぞれ設けられる制御部であるユニ
ット制御部に共通する構成を示すブロック図である。こ
のユニット制御部50は、各ユニットのセンサ出力をメ
イン制御部21に送信し、またメイン制御部21からの
制御信号を受信して個別信号に変換する多重通信制御回
路51と、出力バッファ回路52a及び入力バッファ回
路52bと、出力バッファ回路52aからの出力により
動作されるアクチュエータ類53、入力バッファ回路5
2bに検知信号を入力するセンサ類54等によって構成
されている。
【0020】そして、このユニット制御部50は、ユニ
ット側コネクタ66及び本体側コネクタ67を介して本
体側の外部信号線57及び電源母線58に接続される。
なお、本体に固設されたユニットの場合は、このコネク
ター66,67を省略して外部信号線57及び電源母線
58とユニット制御部50と直接配線によって接続する
ようにしてもよい。
【0021】本体に着脱可能なユニットのユニット制御
部50においては、その中のセンサ類54には、そのユ
ニットが本体に装着あるいは離脱された時に検知信号を
発生するユニット側検知手段としてのユニット装着検知
スイッチ541が設けられている。それは、本体への着
脱によって作動するマイクロスイッチや光電スイッチで
もよいが、この実施例では図6に示す後述するユニット
側の着脱検知用コネクタ64内の接点とする。
【0022】また、本体に固設されたユニツトのいずれ
か(例えば操作部ユニット22)のユニット制御部50
におけるセンサ類54には、着脱可能ないずれかのユニ
ットが本体に装着された時に、図6に示すユニット側の
着脱検知用コネクタ64と嵌合する本体側の着脱検知用
コネクタ65内の接点(あるいはそのユニットの本体1
への着脱によって作動するマイクロスイッチや光電スイ
ッチでもよい)が含まれる。
【0023】図6の(A)は、本体に着脱可能なユニッ
トの本体への装着部の構造の一例を、(B)はそのユニ
ット側と本体側のコネクタの嵌合途中の状態をそれぞれ
示す図である。ユニット60(図2に示した感光体ユニ
ット11,現像ユニット12,定着ユニット14等の本
体1に対して着脱可能なユニットを総称する)は、本体
1の固定フレーム62に形成されているスライドレール
63に案内されて移動するようになっている。
【0024】このユニット60の前端面には、ユニット
側の電源・通信用コネクタと、着脱検知用のコネクタ6
4(ユニット側検知手段)が固設されており、これらに
対向して本体1の固定フレーム62に図6の(B)に示
すように設けたブラケット61に、一対のガイドロッド
68,68とスプリング69,69を介して本体側の電
源・通信用コネクタ67が取り付けられると共に、着脱
検知用のコネクタ65(本体側検知手段)が固設されて
いる。この実施例ではユニット側のコネクタ66,64
がオスコネクタ、本体側のコネクタ67,65がメスコ
ネクタである。
【0025】このユニツト60を本体1に差し込んでい
くと、まずユニット側の電源・通信用コネクタ66と本
体側の電源・通信用コネクタ67とが嵌合し、ユニット
制御用の電源線及び通信線が本体側と接続される。さら
ににユニット60を押し込むと、コネクタ67がスプリ
ング69を圧縮しながら後退し、ユニット側の着脱検知
用コネクタ64と本体側の着脱検知用コネクタ65とが
嵌合する。
【0026】それによって、ユニット側の着脱検知用コ
ネクタ64より出ている所定の2ピンが本体側の着脱検
知用コネクタ65内の短絡片によって短絡され、第2の
検知信号(後述するユニット側装着信号2)が発生し、
その信号が当該ユニット内の図5に示したユニット制御
部50の入力バッファ52bを介して多重通信回路51
(ユニット側通信制御回路)に入力される。その多重通
信回路51は、その第2の検知信号をコネクタ66,6
7及び外部信号線57を介して、本体1内の図4に示し
たメイン制御部21へ送信する。
【0027】一方、本体側の着脱検知用コネクタ65内
の所定の2個の接点もユニット側の着脱検知用コネクタ
64から出ている短絡ピンによって短絡され、第1の検
知信号(後述する本体側装着信号1)が発生し、その信
号が本体に固設されたユニット(例えば操作部ユニット
5)内の図5に示したユニット制御部50の入力バッフ
ァ52bを介して多重通信回路51(本体側通信制御回
路)に入力される。その多重通信回路51も、その第1
の検知信号をコネクタ66,67及び外部信号線57を
介してメイン制御部21へ送信する。
【0028】図1の(A)は本体側通信制御回路による
装着検知フロー、(B)はユニット側通信制御回路によ
る装着検知フロー、図7はメイン制御部21による着脱
検知メインフローである。以下、この発明の第1実施例
によるユニット離脱時と装着時の動作を図1および図7
に基づいて説明する。
【0029】[ユニット離脱時の動作]本体1に装着さ
れているユニット60を引き出すと、まず図6に示した
装着検知用のコネクタ64と65の嵌合が外れ、本体側
装着信号1及びユニット側装着信号2がON状態からO
FF状態に変化する(図1(A)のステップS1,(B)の
S10)。この時点では、まだ電源・通信用コネクタ6
6と67は接続されているから、本体側通信制御回路は
装着OFF信号1をメイン制御部21へ送信し(ステッ
プS2,S4)、ユニット側通信制御回路は装着OFF
信号2をメイン制御部へ送信する(ステップS11,S
13)。
【0030】ユニット60をさらにに引き出すと、電源
・通信用コネクタ66と67の嵌合が外れ、信号線及び
電源線が本体側と切り離され、本体1とユニット60間
の通信は不可能になるが、装着OFF信号が送信された
後であるため、メイン制御部21はユニット60が離脱
したことを認識できる。メイン制御部21は、本体側通
信制御回路からの装着OFF信号1又はユニット側通信
制御回路からの装着OFF信号2を受けて、図7に示す
ようにタイマをスタートする(ステップS21)。
【0031】以下、タイマが所定時間経過するまでの状
況により、次の認識を行う。 1)タイマがタイムアップする前に装着OFF信号1及
び2を共に受信すれば、ユニット装着フラグをOFFし
てユニット1が離脱したことを認知し、タイマをリセッ
トする(ステップS31,S32,S35,S40又は
S31,S36,S37,S35,S40)。
【0032】2)タイマがタイムアップするまで装着O
FF信号1を受信しない場合、ユニット通信異常を表示
したうえでユニット装着フラグをOFFする(ステップ
S31,S36,S37,S38,S39,S35)。
【0033】3)タイマがタイムアップするまで装着O
FF信号2を受信しない場合、本体側検知不良を表示し
たうえでユニット装着フラグをOFFする(ステップS
31,S32,S33,S34,S35)。
【0034】[ユニット装着時の動作]ユニットを装着
する場合は、離脱時と逆の動作となる。まず初めに、図
6に示した電源・通信用コネクタ66と67が接続さ
れ、ユニット60の制御回路が活性化する。
【0035】その後、ユニット60が本体1に完全に装
着されると装着検知用コネクタ64と65が接続され、
本体側通信制御回路は装着ON信号1をメイン制御部2
1へ送信し(図1(A)のステップS1〜S3)、ユニ
ット側の通信制御回路は装着ON信号2をメイン制御部
21へ送信する(図1(B)のステップS10〜S1
2)。メイン制御部21は、本体側通信制御回路からの
装着ON信号1又はユニット側通信制御回路からの装着
ON信号2を受けて、図7に示すようにタイマをスター
トする(ステップS21)。
【0036】以下、タイマが所定時間経過するまでの状
況により、次の認識を行う。 1)タイマがタイムアップする前に装着ON信号1及び
2を共に受信すれば、ユニット装着フラグをONにして
ユニットが装着されたことを認知し、タイマをリセット
する(ステップS22,S23,S26,S40又はS
22,S27,S28,S26,S40)。
【0037】2)タイマがタイムアップするまで装着O
N信号1を受信しない場合、ユニット通信異常を表示し
たうえで、ユニット装着フラグをONにしてユニットが
装着されたことを認知し、タイマをリセットするする
(ステップS22,S27,S28,S29,S30,
S26,S40)。
【0038】3)タイマがタイムアップするまで装着O
N信号2を受信しない場合、本体側検知不良を表示した
うえで、ユニット装着フラグをONにしてユニットが装
着されたことを認知し、タイマをリセットするする(ス
テップS22,S23,S24,S25,S26,S4
0)。
【0039】このように、本体側とユニット側の双方に
装着検知手段を設けることにより、メイン制御部21は
ユニットの着脱状態を常に認識できるから、ユニットが
完全に装着されていない場合(ユニット装着フラグがO
FF)にはユーザに装着を促すことができ、また検知部
の不良や通信異常が発生した場合には、サービスマンコ
ール等の対処を求めるメッセージを出力できるようにな
る。
【0040】次に、この発明の第2実施例について説明
する。上述した第1実施例では本体側とユニット側の双
方に装着検知手段を設けたが、第2実施例では本体側の
みに装着検知手段を設ける。図8は、本体側のみに着脱
検知手段を設けた場合のメイン制御部21による着脱検
知メインフローである。なお、本体側通信制御回路の着
脱検知フローは図1の(A)に示したフロー図と同じで
ある。
【0041】[ユニット離脱時の動作]本体41に装着
されているユニット60を引き出し、図6に示した装着
検知用コネクタ64と65の嵌合が外れると、装着信号
1がONからOFF状態に変化する(図1(A)のステ
ップS1)。この時点ではまだ電源・通信用コネクタ6
6と67は接続されているから、本体側通信制御回路は
装着OFF信号1をメイン制御部へ送信する(ステップ
S2,S4)。
【0042】ユニット60をさらに引き出すと、電源・
通信用コネクタ66と67の嵌合が外れ、信号線及び電
源線が本体側から切り離され、本体1とユニット60間
の通信は不可能になるが、装着OFF信号が送信された
後であるため、メイン制御部21はユニットが離脱した
ことを認識できる(図8のステップS50,S51)。
【0043】[ユニット装着時の動作]ユニット60を
本体1に装着する場合は、まず初めに電源・通信用コネ
クタ66と67が接続され、ユニット制御回路が活性化
する。その後ユニット60が本体1に完全に装着される
と、装着検知用コネクタ64と65が接続し、本体側通
信制御回路は装着ON信号1をメイン制御部21へ送信
する(図1(A)のステップS2,S3)。
【0044】メイン制御部21は図8に示すように、本
体側通信制御回路からの装着ON信号1を受けてユニッ
トへ装着確認信号を送信し、タイマをスタートする(ス
テップS52〜S54)。
【0045】その後、タイムアップまでにユニットから
の応答信号を受信すれば、ユニット装着フラグをONし
てユニットが装着されたことを認知し(ステップS5
5,S56)、応答がなければユニットの通信異常を表
示してから、ユニット装着フラグをONしてユニットが
装着されたことを認知する(ステップS55,S57,
S58,S56)。そして、タイマをリセットして(ス
テップS59)このルーチンを抜ける。
【0046】この第2実施例では、ユニット自体には装
着検知手段を持たないため、機構を簡素化できる利点が
ある。しかし、本体側の装着検知手段が故障してしまっ
たような場合には、装着ON信号1(又は装着OFF信
号1)をメイン制御部21へ送信できないから、メイン
制御部21ではユニットの着脱認識及びユニットの通信
異常を認知できないことになるという不具合が有る。
【0047】次に、この発明の第3実施例について説明
する。この実施例も第2実施例と同様に本体側のみに着
脱検知手段を設ける。図9は、その第3実施例の場合の
メイン制御部21による着脱検知メインフローである。
なお、本体側通信制御回路の着脱検知フローは図1の
(A)に示したフロー図と同じである。
【0048】[ユニット離脱時の動作]本体1に装着さ
れているユニット60を引き出し、図6に示した装着検
知用のコネクタ64と65の嵌合が外れると、装着信号
1がONからOFF状態に変化する(図1(A)のステ
ップS1)。この時点では、まだ電源・通信用コネクタ
66と67は接続されているから、本体側の通信制御回
路は装着OFF信号1をメイン制御部21へ送信する
(ステップS2,S4)。
【0049】ユニット60をさらに引き出すと、電源・
通信用コネクタ66と67の嵌合が外れ、信号線及び電
源線が本体側から切り離され、本体1とユニット60間
の通信は不可能になるが、装着OFF信号が送信された
後であるため、メイン制御部21はユニットが離脱した
ことを認識できる(図9のステップS70,S71)。
【0050】[ユニット装着時の動作]ユニットを装着
する場合は、まず初めに、図6に示した電源・通信用コ
ネクタ66と67が接続され、ユニットの制御回路が活
性化する。ユニット側通信制御回路は活性化と同時に装
着ON信号2をメイン制御部21へ送信する。その後、
ユニット60が本体1に完全に装着されると装着検知用
コネクタ64と65が接続し、本体側通信制御回路は装
着ON信号1をメイン制御部へ送信する(図1(A)の
ステップS2,S3)。
【0051】メイン制御部21は図9に示すように、ユ
ニット側通信制御回路からの装着ON信号2を受けてタ
イマをスタートさせる(ステップS72,S75)。そ
の後、タイムアップまでに本体側通信制御部から装着O
N信号1を受信すれば、ユニット装着フラグをONして
ユニットが装着されたことを認知し、タイマをリセット
する(ステップS76,S79,S80)。
【0052】タイムアップまでに装着ON信号1を受信
しなかった場合は、本体側検知不良を表示した後、ユニ
ット装着フラグをONしてユニットが装着されたことを
認知し、タイマをリセットする(ステップS76,S7
7,S78,S79,S80)。またユニットから装着
ON信号2を受信していないのに本体側検知部からの装
着ON信号1を受信した場合には、ユニットの通信異常
を表示する(ステップS72,S73,S74)。
【0053】この第3実施例では、ユニット自体に装着
検知手段を持たないため機構が簡素化できる利点が有る
と共に、本体側の装着検知手段に故障が発生してもユニ
ットの着脱検知が可能であり、信頼性の向上が図れる。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、本体側及びユニット側に装着検知手段を設けるこ
とにより、ユニット着脱状態と通信異常とを確実に判別
でき、電子装置の信頼性の向上が図れる。また、本体側
のみに装着検知手段を設けた場合でも、ユニット着脱状
態と通信異常とを判別でき、且つそのための装置の簡素
化を図ることが可能である。その場合に、本体側の装着
検知手段に故障が発生しても、上記判別を可能にするこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の図2〜図6に示した実施例における
本体側通信制御回路およびユニット側通信制御回路によ
る着脱検知動作を示すフロー図である。
【図2】この発明を適用する複写機の一例を示す前ドア
を開いた状態の斜視図である。
【図3】図2に示した複写機における多重通信網の概略
構成図である。
【図4】図3のメイン制御部21の構成を示すブロック
図である。
【図5】図3の各ユニット制御部の共通する構成を示す
ブロック図である。
【図6】ユニットと本体の接続部の一例を示す図であ
る。
【図7】この発明の第1実施例によるメイン制御部の着
脱検知動作のフロー図である。
【図8】この発明の第2実施例によるメイン制御部の着
脱検知動作のフロー図である。
【図9】この発明の第3実施例によるメイン制御部の着
脱検知動作のフロー図である。
【符号の説明】
1:本体 2:前ドア 5:操作部ユニット 6:自動原稿給送装置(ADF) 7:ソータ 11:感光体ユニット 12:現像ユニット 13:給紙ユニット 14:定着ユニット 20:共通通信ライン 21:メイン制御部 22〜26:各ユニット制御部 27:ADF制御部 50:ユニット制御部 51:多重通信制御回路 60:ユニット 64:ユニット側着脱検知用コネクタ 65:本体側着脱検知用コネクタ 66:ユニット側電源・通信用コネクタ 67:本体側電源・通信用コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン制御部を備えた本体と該本体に着
    脱可能なユニットからなる電子装置において、 前記本体に、前記ユニットの着脱を検知して第1の検知
    信号を発生する本体側検知手段と、その第1の検知信号
    を前記メイン制御部へ送信する本体側通信制御手段とを
    設け、 前記ユニットに、該ユニットの前記本体への着脱を検知
    して第2の検知信号を発生するユニット側検知手段と、
    その第2の検知信号を前記メイン制御部へ送信するユニ
    ット側通信制御手段とを設け、 前記メイン制御部に、前記第1の検知信号を受信した後
    所定時間以内に前記第2の検知信号を受信しない場合は
    通信異常と判定する判定手段を設けたことを特徴とする
    電子装置。
  2. 【請求項2】 メイン制御部を備えた本体と該本体に着
    脱可能なユニットとからなる電子装置において、 前記本体に、前記ユニットの着脱を検知して検知信号を
    発生する検知手段と、その検知信号を前記メイン制御部
    へ送信する本体側通信制御手段とを設け、 前記ユニット側に、前記メイン制御部から装着確認信号
    を受信すると該メイン制御部へ返答信号を送信するユニ
    ット側通信制御手段を設け、 前記メイン制御部に、前記本体側送信手段から検知信号
    を受信したとき前記ユニットへ前記装着確認信号を送信
    する手段と、該手段によって前記装着確認信号を送信し
    た後所定時間以内に前記ユニットから返答信号を受信し
    ない場合は通信異常と判定する判定手段とを設けたこと
    を特徴とする電子装置。
  3. 【請求項3】 メイン制御部を備えた本体と該本体に着
    脱可能なユニットとからなる電子装置において、 前記本体に、前記ユニットの着脱を検知して第1の検知
    信号を発生する本体側検知手段と、その第1の検知信号
    を前記メイン制御部へ送信する本体側通信制御手段とを
    設け、 前記ユニットに、該ユニットが前記本体に装着されて電
    源及び通信線が接続されると第2の検知信号を前記メイ
    ン制御部へ送信するするユニット側通信制御手段を設
    け、 前記メイン制御部に、前記第2の検知信号を受信した後
    所定時間以内に前記第1の検知信号を受信しない場合は
    通信異常と判定する判定手段を設けたことを特徴とする
    電子装置。
JP5218273A 1993-09-02 1993-09-02 電子装置 Pending JPH0773119A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004325915A (ja) * 2003-04-25 2004-11-18 Ricoh Co Ltd 消耗品、消耗品の管理システム、消耗品の管理方法、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2007233306A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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