JPH0771637B2 - 竪軸精米装置 - Google Patents

竪軸精米装置

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JPH0771637B2
JPH0771637B2 JP61154530A JP15453086A JPH0771637B2 JP H0771637 B2 JPH0771637 B2 JP H0771637B2 JP 61154530 A JP61154530 A JP 61154530A JP 15453086 A JP15453086 A JP 15453086A JP H0771637 B2 JPH0771637 B2 JP H0771637B2
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利彦 佐竹
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、竪軸精米装置に関する。
(従来技術) 精米機には、精米時の米粒の流れから大別して横軸精米
機と竪軸精米機とがあり、現在横軸精米機の方が普及率
が高い。横軸精米機を複数台連座して使用する場合、連
設した各精米機の供給口と排出口とを連絡するための連
絡手段として揚穀機を設ける必要があり、装置全体の設
備費・構成費を増大させていた。揚穀機を不要とする意
図で同一機内で重設して直接供給口と排出口とを連絡す
る構造も試みられているが、操作性の面からも、重設で
きるのは2台分が限度で、大幅な構成費の低減には結び
つかなかった。また、精米時の米粒の流れが重力を利用
した上方から下方への流れである竪軸精米機を複数台連
座して使用する場合には、前記同様に各精米機を連絡す
る揚穀機を必要としていた。
これらに対し、精米時の米粒の流れを下方から上方への
流れとする竪軸精米機においては、精米工程とともに揚
穀することにより、供給口を低く、かつ排出口を高くす
ることができ、この精米機を複数台連座して使用する場
合、これらを直接相互に連絡し、揚穀機等の連絡手段が
不要となる(例えば、特公昭54−3098号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記特公昭54−3098号公報で知られるものは、玄米の精
米機への供給を流下式のホッパーを介して行うもので、
複数台連座して使用する場合、各排出口,供給口間の米
粒の流れを確保するために、各精米機を相当間隔置きに
連設する必要があり、配設距離に制約を受けることにな
る。
また、米粒の供給が、重力による流下式であるため、抵
抗板等による精白度調節に伴って米粒の機外への排出が
抑制されると螺旋転子の揚米作用が減退して給穀流量が
減少し、円滑な精米作業が続行できなかった。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、精米時
の米粒の流れが下方から上方への流れとした竪軸精米機
を複数台連座して使用する場合、従来(例えば特公昭54
−3098号公報で知られるような)のものに比べ供給ホッ
パーをさらに低くするとともに、配設距離・配設位置の
設計上の自由度を高めることができ、安定的な精米作業
の可能な精米装置を開発して提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 縦方向に立設した竪軸の上部側に精白転子を、下部側に
螺旋転子をそれぞれ接続して設け、精白転子の周囲には
精白室となす空間を介してこれを囲う多孔壁除糠筒を設
けると共に、螺旋転子の周囲には米粒供給室となす空間
部を介してこれを囲う筒体部を設け、該米粒供給室に米
粒供給装置を連結してなる竪軸精米装置において、米粒
供給装置は、横方向に延設した供給筒体の一端に給米口
を、他端に米粒排出部をそれぞれ備え、内部に螺旋体を
回転自在に設けて構成し、該螺旋体の米粒搬送方向が前
記螺旋転子に対しその回転方向と一致して接するよう
に、前記米粒供給室に横方向から連結する、という技術
的手段を講じたものである。
(作用) 給米口から投入される米粒は、螺旋体によって供給筒体
内を移送され、米粒排出部から筒体部内の米粒供給室に
搬送されるのであるが、螺旋体による米粒の移送方向と
螺旋転子の回転方向とが一致するよう、米粒供給装置の
米粒排出部を筒体部に接線方向に連結してあるので、米
粒は米粒供給装置から米粒供給室へ円滑に供給され、螺
旋転子により精白室内へ揚送されて精白転子による撹拌
作用を受け精白された後、機外へ排出される。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1図にお
いて、符号1は竪軸精米装置の全体を示し、立設した多
孔壁除糠筒2と精白転子5との間の空間を精白室6に形
成するとともに、精白転子5の下方に軸着した螺旋転子
4と多孔壁除糠筒2下部の筒体部7との間の空間を米粒
供給室8とする。そして、供給ホッパー9を上載した給
米口10を有する供給筒体11を横設し、該供給筒体11内部
に螺旋体12を回転自在に軸架した米粒供給装置13の米粒
排出部14を前記玄米供給室8に連通させて前記筒体部7
に連結している。また、螺旋体12の米粒搬送方向と螺旋
転子4の回転方向とが一致するよう、米粒排出部14を米
粒供給室8の中心部からずらして筒体部7に連結される
(第2図参照)。
竪軸3は中空状に形成し、中空軸孔15の下端は、螺旋転
子4部で封止するとともに、上端は上方の軸受16部の軸
端部の吸風軸穴17から機外へ開放し、更に、竪軸3の精
白転子5部には複数個の噴風孔18を開設し、精白転子5
の噴風溝19に連通している。符号20は多孔壁除糠筒2を
包囲する筒状枠体であり、多孔壁除糠筒2の上端部に精
白米の排出口21を設け、抵抗蓋22を有する精白度調節装
置22Aを配した排出樋23により、排出口21と機外とが連
通される。符号24は、連結管25を介して排風機(図示し
ない)に連結する連結部である。符号26は竪軸3を回転
駆動する主電動機であり、該主電動機26のプーリー28と
竪軸3の軸端に軸着したプーリー27とにベルト29を掛け
渡してある。また、符号30は米粒供給装置13を駆動する
電動機で、螺旋体12に軸着したプーリー31と電動機30に
軸着したプーリー32とにベルト33を掛け渡している。符
号34は前記プーリーやベルトを収容する基台で、その一
側に残留米排出樋37を設け、該残留米排出樋37は、米粒
供給室8の下部に設けたシャッター35付きの残留米排出
口36に連絡してある。
第3図に示すものは、本竪軸精米装置1を複数台(3
台)連座して一連の精米行程を構成したものであるが、
1段目の精米装置1aの排出口と2段目の精米装置1bの供
給口とを連絡管38で連絡するとともに、2段目及び3段
目の精米装置1b,1cを同様に連絡管39で連絡している。
この構成では各精米装置の配設距離をそれぞれ狭めて等
間隔としているのに対し、第4図に示すものは、1段目
の精米装置1aと2段目の精米装置1bとの配設距離を広く
とり配設距離を変化して構成した場合を示している。
第5図に示すものは、米粒供給装置13の給米口10と米粒
排出部14との間の米粒搬送行程路40に水分添加装置41を
設けた場合を示している。すなわち、正逆回転電動機42
の回転で出入り可能にした螺軸43によって、供給ホッパ
ー9の下部に設けた流量調節弁44の開閉度を調節するよ
う構成し、また、水槽45に貯留した水の流量を調節する
とともに、ノズル46を供給筒体11内の米粒搬送行程路40
内の上端部に臨ませている。
上記実施例における作用を以下に説明する。竪軸3を駆
動する主電動機26と米粒供給装置13を駆動する電動機30
とを起動するとともに、供給ホッパー9に供給した米粒
(玄米)を、米粒供給装置13の給米口10から供給筒体11
内を米粒排出部14に向けて送給する。そして、米粒排出
部14から米粒供給室8に供給して、更に、米粒を螺旋転
子4によって精白室6内に充満しつつ精白室6上方に向
けて揚送する。精白室6内から精白米の排出口21に到達
した米粒は、精白度調節装置22Aの抵抗蓋22によって排
出樋23への流出を抑制され、螺旋転子4の揚送作用と抵
抗蓋22の抑制調節により精白室6内の米粒密度を増加
し、精白転子5の撹拌作用により米粒相互を粒々摩擦し
て米粒表皮を剥離し、所定の精白度に精白して排出樋23
から流出することになる。
米粒供給装置13の米粒排出部14から米粒供給室8へ供給
される米粒が、米粒供給室8の中心部よりもずらした側
面部に流入し、より円滑な玄米の精白室6への送給が可
能となる。そして、電動機30の回転数を抑制することに
よって、米粒の送給量の調節も可能である。
また、多孔壁除糠筒2のほぼ中間部よりも上方において
(本実施例では上端部)、特に、精白した米粒表面から
剥離した糠粉(米粒表面への付着糠を含む)を排風機の
吸風作用により除去する。すなわち、吸風軸穴17から流
入し、竪軸3の中空軸孔15、噴風孔18及び噴風溝19への
流通する風によって、精白室6内から多孔壁除糠筒2を
抜けて、更に、多孔壁除糠筒2を包囲する筒状枠体20の
連結部24より連結管25を経て排風機へ流入し、サイクロ
ン等の集糠装置で集糠する。このように、精白行程の終
端側で、通風除糠するので、精白作用により発生した糠
を効果的に除去することができ、加えて、噴風溝19から
上方に向けて通風するから精白室6内の米粒の揚送作用
を促進することができる。
本精米装置1は、米粒供給装置13を備えることにより給
米口10が従来より低位置となり、複数台連座して該精米
装置1を配設するとき、各精米機を連絡する揚穀機を要
せず、第3図のように近接して配設することも、前後の
米粒加工行程や作業場の条件により第4図のように任意
に離して配設することも容易にできる。
また、米粒供給装置13の給米口10と米粒排出部14との間
の米粒搬送行程40に水分添加装置41を設けた場合、正逆
回転電動機42の回転によって流量調節弁44の開閉度を調
節して米粒流量を調節し、その米粒流量に応じて所定量
の水をノズル46から霧状に米粒に噴出し、螺軸43の送給
作用で撹拌して米粒表面を湿潤し、精白室6へ送給して
精米を行うので、精米作用を容易にするとともに、米粒
表面の付着糠等を一掃して米粒表面を滑面化し、いわゆ
る超光沢米を容易に加工できるものである。
第6図及び第7図は、精米装置から流出する白米の白度
を監視し、製品に求められる白度となるように、抵抗蓋
等の白度調節機構により調節する場合を示すものであ
る。
白度調節機構47は排出口21に関連して装着してある。排
出口21の上壁面に外方に突出した支点杆48を固設し、中
間部を支点杆48に軸支したレバー49の下端部に抵抗蓋50
を設け、その上端部に、回動自在にネジ溝を設けた回動
駒51を軸支し、筒状枠体20の上壁面に装着した正逆回転
電動機52の回転軸に調整ネジ軸53を軸着し、前記回転軸
にピン54を嵌着して調整ネジ軸53の長溝孔55に係合する
とともに、回転軸の基部と調整ネジ軸53の端部との間に
圧縮バネ56を挿設してあり、更に、調整ネジ軸53の一側
部を回動駒51に螺合させ、正逆回転電動機52の正・逆回
転により抵抗蓋50が排出口21に対して遠近移動するよう
に形成してある。
次に、米粒白度測定装置の米粒白度検出部を米粒の流動
行程路に装設した場合を第7図に基づき説明する。
玄米流樋57及び排出側の多孔壁除糠筒2のそれぞれに設
けた開口部58,59に透明ガラス板60,61を各々装着し、玄
米流樋57の内部に緩傾斜状に曲折した米粒密度増加用仕
切壁62を設け、透明ガラス板60とこの米粒の流出部側の
断面積を縮小した米粒密度増加用仕切壁62との間を、米
粒密度を増加する米粒流路63に形成し、透明ガラス板6
0,61を中心として玄米流樋57,多孔壁除糠筒2のそれぞ
れに装設する米粒白度検出部64,65は、光学器箱66,67に
仕切壁68,69を設けて一方を光源部70,71にその他方を受
光部72,73に各々形成し、光源部70,71にランプ76,77
を、受光部72,73に受光素子74,75を各々装設し、ランプ
76,77と受光素子74,75とは透明ガラス板60,61を介して
交点となるように配設してある。
米粒白度測定装置78は、測定器箱79の外側部にパイロッ
トランプ80、電源スイッチ81、白米白度設定器82、玄米
白度表示器83,白米白度表示器84及び白米白度設定値表
示器85のそれぞれを配設し、測定器箱79内部に、入出力
制御装置86、中央情報処理装置(CPU)87、記憶装置88
及び比較装置89等により形成する制御装置90と基準色設
定部91とを配設してある。基準色設定部91は、密閉状器
箱92の側壁に任意の白米白度と同白度に塗布した基準色
板93を装着し、基準色板93を交点とする位置にランプ94
と受光素子95とを対設してある。
制御装置90の入力側に受光素子74,75,95、電源スイッチ
81及び白米白度設定器82を連結し、制御装置90の出力側
をランプ76,77,94、玄米白度表示器83、白米白度表示器
84、白米白度設定値表示器85及び白度調節機構47の正逆
回転電動機52のそれぞれに連結してある。
次に、米粒白度測定装置による米粒白度の測定と、精米
装置によって玄米を精白する際の白米白度を自動制御す
る作用とを第7図に基づき説明する。
米粒白度測定装置78の電源スイッチ81をONして制御装置
90に通電すると、制御装置90からの出力信号によって点
灯したランプ76,77,94から透明ガラス板60,61,基準色板
93のそれぞれに照射する。白米白度設定器82から所望の
白米白度、例えば白度40゜を制御装置90の記憶装置88に
設定すると、その設定値は白米白度設定値表示器85に表
示される。基準色設定部91のランプ94から基準色板93に
照射して得られる反射光量を受光素子95によって検出
し、受光素子95の検出値は入出力制御装置86を介してCP
U87に連絡され、CPU87において光量検出値を白度に演算
し、例えば白度演算値が白度40゜として記憶装置88に入
力される。記憶装置88には基準色板93の光量値を基準と
して上下に相違する光量に対し、それぞれの白度に判定
する補正値を記憶させてある。
玄米流樋57に流下する玄米の任意量は米粒流路63に流入
し、米粒流路63の流出部に向け米粒密度を増加して流動
中の玄米に光源部70のランプ76から透明ガラス板60を介
して照射し、玄米から得られる反射光量を受光部72の受
光素子75によって検出し、その検出値は制御装置90のCP
U87、記憶装置88及び比較装置89のそれぞれに連絡され
て基準色板93の反射光量値と比較・演算され、玄米白度
は玄米白度表示器83に表示される。また、排出側の多孔
壁除糠筒2を流動中の白米に光源部71のランプ77から透
明ガラス板61を介して照射し、白米から得られる反射光
量を受光部73の受光素子75によって検出し、その検出値
は制御装置90のCPU87、記憶装置88及び比較装置89のそ
れぞれに連絡されて基準色板93の反射光量値と比較・演
算され、白米白度は白米白度表示器84に表示される。
米粒白度検出部65の多孔壁除糠筒2に流動中の白米白度
を検出して白米白度表示器84に表示される白米白度が、
白米白度設定値表示器85に表示される白度値と異なると
きには、制御装置90から白度調節機構47の正逆回転電動
機52に信号を出力し、白度調節機構47を作用して米粒白
度検出部65の白度検出値が白度設定値と同一となるよう
に自動制御する。
ところで、平均的な白米白度は40゜程度であり、この場
合の平均的白米歩留は90%となる相関関係があるので、
白米歩留を主体とした運転管理を行う目的であるなら、
制御装置90に白米白度制定値を40゜に設定すればよいこ
とになる。しかしながら、玄米白度によって白米白度も
必然的に決定されるという現象がある。すなわち、玄米
白度が20゜であるなら白米白度40゜において白米歩留が
90%程度となり、玄米白度18゜であるなら白米白度38゜
で白米歩留90%程度となるような関係であるので、玄米
白度18゜の玄米において、白米白度設定値を40゜とする
と、白米歩留は89%前後となり、玄米白度が22゜である
なら白米の管理白度値を40゜と設定すると、白米歩留は
91%程度となる。したがって、玄米白度値の高いものを
選定して精米を行えば、同一白米白度に管理するものに
おいては高い白米歩留を得ることになる。
しかしながら、玄米白度値の高いものばかりを入手する
ことは困難であり、製品の品位とそれぞれの生産目標に
よって白米白度の管理は種々変更される。そこで、精米
装置の白米白度管理は二様に別れることになる。まず、
玄米白度には無関係で、同一白度の白米を必要とすると
きには、玄米白度を検出する米粒白度検出部64を作動さ
せる必要はなく、制御装置90に白米白度設定値を設定し
ておけば、精米装置2の排出口21から流出する白米白度
を米粒白度検出部65で検出した白米白度に基づき、制御
装置90の出力信号により白度調節機構47の正逆回転電動
機52が適宜制御され、同一白度値において精米が継続さ
れる。
これに対し、歩留主体で精米装置の運転管理を行う場合
には、玄米白度値に対して+20、あるいは+18、+21と
いうように制御装置76に白米白度設定値を設定する。す
なわち白米白度設定値を+20にすると、玄米白度が20゜
であるなら白米白度は40゜となり、玄米白度が18゜であ
るなら白米白度は38゜となるように、玄米白度を検出す
る米粒白度検出部64の検出信号と、米粒白度検出部65で
検出する白米白度を制御装置90に連絡した信号とによ
り、白度調節機構47が自動制御される。
なお、第3図及び第4図のように精米装置を複数台によ
って構成する場合には、それぞれの精米装置ごとに水分
添加率、あるいは精白率を設定し、良好な精米を実施す
るように制御するものである。
(発明の効果) 上記に説明したように本発明は、「米粒供給装置は、横
方向に延設した供給筒体の一端に給米口を、他端に米粒
排出部をそれぞれ備え、内部に螺旋体を回転自在に設け
て構成し、該螺旋体の米粒搬送方向が前記螺旋転子に対
しその回転方向と一致して接するように、前記米粒供給
室に横方向から連結した」ので、原料米粒の供給を円滑
に行うことができ、流量変化のない、安定した強制供給
が可能となって精米作用が安定して効率的な精米が行え
る。そして、従来、他の米粒加工機械と連絡したり、複
数台連座して精米装置を配設する場合必要であった揚穀
機を不要とする。また、揚穀機を不要とする目的で開発
された、下方から上方への流れを持つ竪軸精米機に比べ
てもより低位部からの米粒の供給が可能となり、前行程
との連結を便益とし、多少長い距離でも米粒供給装置で
米粒の供給ができるため、更に精米装置等の配設の自由
度を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は竪軸精米装置の一部を切開した側面図、第2図
はその平面図、第3図は竪軸精米装置を複数台連座して
構成した側面図、第4図はその配設距離を変化させた側
面図、第5図は竪軸精米装置の玄米供給装置に水分添加
装置を装設した拡大部分断面図、第6図は白米排出口に
米粒白度測定装置の検出部を装設した竪軸精米装置の拡
大部分断面図、第7図はその米粒白度測定装置の制御装
置のブロック図である。 1……竪軸精米装置、2……多孔壁除糠筒、3……竪
軸、4……螺旋転子、5……精白転子、6……精白室、
7……筒体部、8……玄米供給室、9……供給ホッパ
ー、10……給米口、11……供給筒体、12……螺旋体、13
……米粒供給装置、14……米粒排出部、15……中空軸
孔、16……軸受、17……吸風軸穴、18……噴風穴、19…
…噴風溝、20……筒状枠体、21……排出口、22……抵抗
蓋、22A……精白度調節装置、23……排出樋、24……連
結部、25……連結管、26……主電動機、27……プーリ
ー、28……プーリー、29……ベルト、30……電動機、31
……プーリー、32……プーリー、33……ベルト、34……
基台、35……シャッター、36……残留米排出口、37……
残留米排出樋、38……連絡管、39……連絡管、40……米
粒搬送行程路、41……水分添加装置、42……正逆回転電
動機、43……螺軸、44……流量調節弁、45……水槽、46
……ノズル、47……白度調節機構、48……支点杆、49…
…レバー、50……抵抗蓋、51……回動駒、52……正逆回
転電動機、53……調整ネジ軸、54……ピン、55……長溝
孔、56……圧縮バネ、57……玄米流樋、58……開口部、
59……開口部、60……透明ガラス、61……透明ガラス、
62……米粒密度増加用仕切壁、63……米粒流路、64……
米粒白度検出部、65……米粒白度検出部、66……光学器
箱、67……光学器箱、68……仕切壁、69……仕切壁、70
……光学部、71……光学部、72……受光部、73……受光
部、74……受光素子、75……受光素子、76……ランプ、
77……ランプ、78……米粒白度測定装置、79……測定器
箱、80……パイロットランプ、81……電源スイッチ、82
……白米白度設定器、83……玄米白度表示器、84……白
米白度表示器、85……白米白度設定値表示器、86……入
出力制御装置、87……中央情報処理装置、88……記憶装
置、89……比較装置、90……制御装置、91……基準色設
定部、92……密閉状器箱、93……基準色板、94……ラン
プ、95……受光素子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向に立設した竪軸の上部側に精白転子
    を、下部側に螺旋転子をそれぞれ接続して設け、精白転
    子の周囲には精白室となす空間を介してこれを囲う多孔
    壁除糠筒を設けると共に、螺旋転子の周囲には米粒供給
    室となす空間部を介してこれを囲う筒体部を設け、該米
    粒供給室に米粒供給装置を連結してなる竪軸精米装置に
    おいて、前記米粒供給装置は、横方向に延設した供給筒
    体の一端に給米口を、他端に米粒排出部をそれぞれ備
    え、内部に螺旋体を回転自在に設けて構成し、該螺旋体
    の米粒搬送方向が前記螺旋転子に対しその回転方向と一
    致して接するように、前記米粒供給室に横方向から連結
    したことを特徴とする竪軸精米装置。
  2. 【請求項2】前記玄米供給装置の給米口と米粒排出部と
    の間の米粒搬送行程路に水分添加装置を設けてなる特許
    請求の範囲第(1)項の竪軸精米装置。
JP61154530A 1986-06-30 1986-06-30 竪軸精米装置 Expired - Fee Related JPH0771637B2 (ja)

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