JP2516386B2 - 一回通し竪軸型精米機 - Google Patents

一回通し竪軸型精米機

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、精白室の下部から玄米を供給して精白し、
上部から精白米を排出する、いわゆる一回通し竪軸型精
米機に関する。
〔従来の技術〕
従来の竪軸型精米機を第4図により説明する。
符号44は竪軸型精米機であり、立設した多孔壁除糠精
白筒45内に回転自在に設けた主軸46に螺旋転子47と精白
転子48とを軸装し、精白室49の下部を玄米供給部50に、
上部を精品排出部51にそれぞれ連絡する。符号52は、精
品排出部51を圧迫する抵抗板であり、符号53は、抵抗板
52を弾圧するスプリング54の弾圧力調節板であり、ま
た、精品排出部51は排出樋55を介して排出口56に連絡し
ている。
玄米供給部50に供給された玄米は螺旋転子47により精
白室49へ供給され、精白室49において上送されながら搗
(とう)精される。搗精された白米は、抵抗板52に抗し
ながら精品排出部51から排出され、排出樋55を流下して
排出口56から機外へ排出される。
しかし、上記のような従来の竪軸型精米機において
は、精白された白米は、精品排出部51から自然落下式に
排出樋55を流下して排出口56から排出する構成のため、
排出口56を低位置に設ける必要がある。そのため、排出
口56の下部に設ける白米用取出用容器が小型化し、容器
の取替作業が頻繁となって煩わしく、また、白米の排出
量を常時監視しなければならないという問題点があっ
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明は上記のような問題点を解消し、白米の排出
口を高位置に設けて、張込んだ玄米全量を収容できる大
型の白米取出用容器を配置することができる竪軸型精米
機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため本発明は、箱型機枠底部の駆
動手段に連動・連結した竪軸に、螺(ら)旋転子と該螺
旋転子の上方に位置する精白転子とを軸着するととも
に、該精白転子を囲繞(にょう)して多孔壁除糠(こ
う)精白筒を設け、該多孔壁除糠精白筒と前記精白転子
との間を主要部となす精白室の下部を玄米供給部に、同
上部を白米排出部にそれぞれ連絡してなる一回通し竪軸
型精米機において、前記精白転子の上部に白米排出用の
スクリューコンベアを同心状に連結し、該スクリューコ
ンベアの螺旋体の下方で、かつ、前記精白転子の上方位
置に精白度調節装置を設け、更に、前記駆動手段の上方
を前記玄米供給部に連絡してなる玄米タンクとなし、該
玄米タンクの一側に前記スクリューコンベアを立設する
とともに、該スクリューコンベア上部には前記箱形機枠
外に臨ませた排出樋を設ける、という技術的手段を講じ
た。
〔作 用〕
竪軸型精米機の玄米供給部より螺旋転子に供給された
玄米は、螺旋転子により揚送されて多孔壁除糠精白筒と
精白転子とを主要部とする精白室において搗精される。
搗精された白米は、精白度調節装置により流出が抑制さ
れながら白米排出部から排出され、更に、スクリューコ
ンベアにより高位置に上送され、排出樋を経て機外へ排
出される。
〔実施例〕
この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第
1図は本発明を実施した一回通し竪軸型精米機の縦断面
図、第2図は精白度調節装置を示した拡大図である。
符号1は竪軸型精米機であり、立設した多孔壁除糠精
白筒2内に回転自在に設けた中空状の竪軸3の上端部に
螺旋転子4を、その上方に接続して、撹拌突起5を設け
た摩擦精白転子6を、それぞれ軸装する。そして、多孔
壁除糠精白筒2と摩擦精白転子6とを主要部となす精白
室7を形成し、該精白室7の下部を玄米供給口8に、上
部を白米排出口9にそれぞれ連絡する。
符号10は玄米用タンクであり、その下部の底板11は供
給樋12を介して供給口8に連絡する。モーター載台13に
載置したモーター14のプーリー15と、竪軸3のプーリー
16とをVベルト17に連結する。竪軸3のプーリー18と送
風機19のプーリー(図示せず)とをVベルト20により連
結し、送風機19の糠排出口21は排糠管22を介してサイク
ロン23に連絡している。符号24は吸気口、符号25は噴風
口であり、除糠室26は除糠ダクト(図示せず)を介して
送風機19に連絡している。
符号27は白米の上部搬送装置であり、螺旋体28を捲回
したスクリューコンベア軸29の下端を摩擦精白転子6の
上端に嵌(かん)合して結合ピン30により連結し(第2
図参照)、コンベア軸29の上端を軸受31に嵌合する。符
号32は精白度調節装置であり、白米排出口9に設けた抵
抗板33に調節杆(かん)34を連結する。調節杆34がバネ
35により引張られているため、抵抗板33は常に下方に向
けて付勢されている。符号36は抵抗板33の付勢力を調節
する分銅である。
スクリューコンベア軸29の上端部に掻(かき)出し羽
根37を設け、上部搬送装置27の精品排出口38に排出樋39
を連絡する。また、精品排出口38の下方位置に玄米用タ
ンク10に向く還元口40を設け、還元口40に返還弁41を回
動自在に設ける。
次に、上記構成における作用を説明する。モーター14
を駆動させると、玄米用タンク10内の玄米は、底板11を
流下して供給樋12から供給口8を経て螺旋転子4へ送ら
れるとともに、螺旋転子4により精白室7へ揚送され、
摩擦精白転子6の回転によって生じる精白作用を受けて
精白される。そして、送風機19により吸気口29から吸引
されて、噴風口25から噴出する除糠風により除糠作用が
行われる。精白室7における精白作用により発生した糠
(ぬか)等の塵埃(じんあい)は、多孔壁除糠精白筒2
の通孔から除糠室26へ排出され、除糠ダクト(図示せ
ず)から送風機19、糠排出口21及び排糠管22を経てサイ
クロン23へ送られて集糠される。
精白された白米は白米排出口9に到達し、抵抗板33に
より流出が抑制されながら抵抗板33に抗して流出する。
そして、白米はスクリューコンベア軸29の螺旋体28によ
り上部搬送装置27内を上送され、掻出し羽根37により排
出が促進されて、精品排出口38を経て排出樋39から機外
へ排出される。
なお、精白開始直後は不完全精白米が排出樋39より排
出されるので、還元口40に設けた返還弁41を回動させて
米粒用タンク10に返還し、不完全精白米を再精白させ
る。そして、一定時間経過後に返還弁41を反転させる
と、適正な精白度となった白米は、排出樋39から機外へ
排出される。
また、精白度の調節作用は精白度調節装置32により行
う。つまり、調節杆34に嵌合した分銅36を左又は右に摺
(しゅう)動させると抵抗板33が上下に移動して、白米
の流出の抑制度が変更されて精白度が調節される。
なお、精白作業が進行して玄米の量が減少すると、精
白不足が生じて不完全精白米が機外へ排出されることに
なる。そこで、底板11に設けたセンサー42が玄米の減少
を検知し、センサー42からの信号により正逆転モーター
(図示せず)が作動して返還弁41が回動する。すると、
未精白米は還元口40から玄米用タンク10に返還されて再
精白される。そして、適正な精白度になるまで循環され
た米粒は、タイマー等により正逆転モーターを作動して
返還弁41を反転させた後、排出樋39から機外へ排出され
る。
第3図は本発明の他の実施例であり、精品排出口38の
上方位置に還元口40を設け、また、符号43は排出樋39に
設けた精品排出口38を開閉する排出弁である。
精白開始時または終了時においては、排出弁43を回動
して精品排出口38を閉口させる。すると、未精白米は還
元口40から米粒用タンク0へ還元されて再精白され、再
精白された白米は排出弁42を反転させることにより、精
品排出口38が開口され、排出樋39から機外へ排出され
る。
〔発明の効果〕
本発明における一回通し竪軸型精米機によれば、以下
の効果を奏する。すなわち、精白転子上部にスクリュー
コンベア軸を同心状に連結し、スクリューコンベア軸の
螺旋体の下方位置で精白転子の上方位置に精白度調節装
置を設けた構成としたため、精米機の白米排出口を高位
置に配設でき、大型の白米取出用容器(袋)を使用でき
るとともに、排出口に設けた簡単な構造の精白度調節装
置により精白度を容易かつ自由に変えることができる。
加えて、玄米タンクの一側にスクリューコンベアを立設
するとともに、該スクリューコンベア上部には箱形機枠
外に臨ませた排出樋を設けたので、スクリューコンベア
の支持が容易であり、また、機枠外へ白米を排出する排
出樋が短くてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した竪軸型精米機の縦断面図、第
2図は精白度調節装置を示した一部拡大断面図、第3図
は他の実施例を示した断面図、第4図は従来例を示した
縦断面図である。 1……竪軸型精米機、2……多孔壁除糠精白筒、3……
竪軸、4……螺旋転子、5……撹拌突起、6……摩擦精
白転子、7……精白度、8……玄米供給口、9……白米
排出口、10……玄米用タンク、11……底板、12……供給
樋、13……モーター載台、14……モーター、15……プー
リー、16……プーリー、17……Vベルト、18……プーリ
ー、19……送風機、20……Vベルト、21……糠排出口、
22……排糠管、23……サイクロン、24……吸気口、25…
…噴風口、26……除糠室、27……上部搬送装置、28……
螺旋体、29……スクリューコンベア軸、30……結合ピ
ン、31……軸受、32……精白度調節装置、33……抵抗
板、34……調節杆、35……バネ、36……分銅、37……掻
出し羽根、38……精品排出口、39……排出樋、40……還
元口、41……返還弁、42……センサー、43……排出弁、
44……竪軸型精米機、45……多孔壁除糠精白筒、46……
主軸、47……螺旋転子、48……精白転子、49……精白
室、50……玄米供給部、51……精品排出部、52……抵抗
板、53……弾圧力調節板、54……スプリング、55……排
出樋、56……排出口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱形機枠底部の駆動手段に連動・連結した
    竪軸に、螺旋転子と該螺旋転子の上方に位置する精白転
    子とを軸着するとともに、該精白転子を囲繞して多孔壁
    序糠精白筒を設け、該多孔壁除糠精白筒と前記精白転子
    との間を主要部となす精白室の下部を玄米供給部に、同
    上部を白米排出部にそれぞれ連結してなる一回通し竪軸
    型精米機において、前記精白転子の上部に白米排出用の
    スクリューコンベアを同心状に連結し、該スクリューコ
    ンベアの螺旋体の下方で、かつ、前記精白転子の上方位
    置に精白度調節装置を設け、更に、前記駆動手段の上方
    を前記玄米供給部に連絡してなる玄米タンクとなし、該
    玄米タンクの一側に前記スクリューコンベアを立設する
    とともに、該スクリューコンベア上部には前記箱形機枠
    外に臨ませた排出樋を設けたことを特徴とする一回通し
    竪軸型精米機。
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