JPS63218258A

JPS63218258A - 竪軸型精穀機

Info

Publication number: JPS63218258A
Application number: JP5261387A
Authority: JP
Inventors: 佐竹　利彦
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1987-03-06
Filing date: 1987-03-06
Publication date: 1988-09-12
Also published as: JPH0423580B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、下部から穀粒を供給して精穀し上部から排出
する竪軸型精穀機の穀粒供給装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の竪軸型精穀機を第３図により説明する。

符号３４は摩擦式竪軸型精穀機であり、立設した多孔壁
除糠精白筒３５内に回転自在に設けた竪軸３６の底部に
螺旋転子３７を、上部に摩擦式精穀転子３８をそれぞれ
軸挿する。穀粒は給穀１３９を経て穀粒供給部４０から
螺旋転子３７へ供給され、螺旋転子３７により穀粒は精
穀室４１へ揚送される。精穀室４１において摩擦式精穀
転子３８の回転によって生じる搗精作用を受けて搗精さ
れ、搗精された穀粒は排出口４２から排出樋４３を経て
機外へ排出される。

しかし、上記のような従来の竪軸型精穀機においては、
穀粒の供給は自然流下式であるためブリッジ現象等によ
り一時的に供給が停止したり、供給量が不規則となる場
合がある。そのため精穀室への穀粒の供給が不規則とな
りムラ搗きとなったり、また、必要量の穀粒を連続的に
供給できないために大能力の装置を提供できないなどの
問題点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は上記のような問題点を解消し、穀粒を常に強
制的に供給して、穀粒供給不規則によって生じるムラ搗
きを防止すると共に大能力化することができる竪軸型精
穀機の穀粒供給装置を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するために、この発明は次のような構成
とする。

立設した多孔壁除糖精白筒内に回転自在に設けた竪軸に
螺旋転子と精穀転子とを軸挿し、多孔壁除糠精白筒と精
穀転子とを主要部とする精穀室の下部を穀粒供給部に、
上部を穀粒排出部にそれぞれ連絡して竪軸型精穀機を形
成する。

そして、穀粒を強制供給する搬送機を穀粒供給部に臨ま
せて竪軸型精穀機の穀粒供給装置を形成する。

（作　用）搬送機により、穀粒は強制的に穀粒供給部から螺旋転子
に供給され、螺旋転子により揚送されて多孔壁除糠精白
筒と精穀転子とを主要部とする精穀室において搗精され
る。搗精された穀粒は、穀粒排出部より排出されて次行
程へ送られる。

〔実施例〕

この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第１
図は研削式竪軸型績ＩＩの一部破断側面図であり、第２
図は穀粒供給装置の拡大図である。符号１は研削式竪軸
型精穀機であり、立設した多孔壁除糠精白筒２内に回転
自在に設けた竪軸３の底部に螺旋転子４を、上部に研削
精穀転子５をそれぞれ軸挿する。また研削精穀転子５は
横断面が同心状で、表面に研削用切刃を略全周に設けで
ある。多孔壁除糠精白筒２と螺旋転子４及び研削精穀転
子５とを主要部とする精穀室６の下部を穀粒供給部７に
、上部を穀粒排出部８にそれぞれ連絡する。基台９内に
主電動機１０を設け、主電動機軸１１に取付けた駆動プ
ーリー１２と、竪軸３に取付けた受動プーリー１３とを
ベルト１４により連結する。電動機載台１５に載置した
電動１１６の駆動プーリー１７と、穀粒供給装置１８の
スクリューコンベア３３の軸１９に取付けた受動プーリ
ー３０とをベルト２１により連結する。また軸１９には
螺旋体２２を捲回し、穀粒供給装置１８は穀粒供給部７
に連絡している。穀粒排出部８に搗精度調整装置２３の
抵抗蓋２４を設け、穀粒排出部８は排出１２５を介して
スクリーコンベア２６に連絡し、供給１２７は穀粒供給
装置１８に連絡している。スクレープコンベア２６には
、スクレーバー２８を取付けたコンベヤーチェーン２９
を捲回している。符号３０は集糠室であり、集糠室３０
は排風機３１を介して排糠管３２に連絡している。

次に上記構成における作用を説明する。穀粒は供給樋２
７を介して研削式竪軸型精穀機１の穀粒供給装置１８へ
送られる。竪軸３を駆動する主電動機１０と穀粒供給装
置１８を駆動する電動機１６を起動させると、穀粒はス
クリューコンベア３３の螺旋体２２により強制的に穀粒
供給部７から螺旋転子４へ供給される。螺旋転子４によ
り穀粒は精穀室６へ揚送され、精穀室６において研削精
穀転子５の回転によって生じる搗精作用を受は搗精され
、搗精された穀粒は穀粒排出部８に到達する。搗精度調
節装置２３の抵抗蓋２４により排出１２５への流出を抑
制され、抵抗蓋２４の抑制を変更することにより搗精度
を調節することができる。そして穀粒は排出樋２５から
スクレープコンベア２６を経て次行程へ送られる。精穀
室６における搗精作用により発生した糠等の塵埃は、多
孔壁除糠精白筒２の通孔から排出されて集糠室３０へ送
られ、排風機３１で吸引・圧送され、排糠管３２を介し
てサイクロン（図示せず）等の集糠装置へ送られる。

なお、本実施例では研削式竪軸型精穀機に穀粒供給装置
を用いているが、摩擦式竪軸型精穀機に用いてもよい。

〔発明の効果〕本発明における竪軸型精穀機の穀粒供給装置によれば、
軸に螺旋体を捲回したスクリューコンベアにより強制的
に穀粒を供給する構成としたため、自然流下式穀粒供給
装置におけるブリッジ現象等による一時的な供給停止や
不規則な供給が発生せず、精白室への供給不足によるム
ラ搗きを完全に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実した研削式竪軸型精穀機の一部破断
側面図であり、第２図は穀粒供給装置の拡大図である。第３図は従来例を示した側断面図である。１・・・研削式竪軸型精穀機、２・・・多孔壁除糠精白
筒、３・・・竪軸、４・・・螺旋転子、５・・・研削精
穀転子、６・・・精穀室、７・・・穀粒供給部、８・・
・穀粒排出部、９・・・基台、１０・・・主電動機、１
１・・・主電動機軸、１２・・・駆動プーリー、１３・
・・受動プーリー、１４・・・ベルト、１５・・・電動
機載台、１６・・・電動機、１７・・・駆動プーリー、
１８・・・穀粒供給装置、１９・・・軸、２０・・・受
動プーリー、２１・・・ベルト、２２・・・螺旋体、２
３・・・搗精度調節装置、２４・・・抵抗蓋、２５・・
・排出樋、２６・・・スクレープコンベア、２７・・・
供給樋、２８・・・スクレーバー、２９・・・コンベヤ
ーチェーン、４０・・・集糠室、３１・・・排風機、３
２・・・排糠管、３３・・・スクリューコンベア、３４
・・・摩擦式竪軸型精穀機、３５・・・多孔壁除糠精白
筒、３６・・・竪軸、３７・・・螺旋転子、３８・・・
摩擦式精穀転子、３９・・・給穀樋、３０・・・穀粒供
給部、４１・・・精穀室、４２・・・排出口、４３・・
・排出樋。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、立設した多孔壁除糠精白筒内に回転自在に設け
た竪軸に螺旋転子と精穀転子とを軸挿し、多孔壁除糠精
白筒と精穀転子とを主要部とする精穀室の下部を穀粒供
給部に、上部を穀粒排出部にそれぞれ連絡した竪軸型精
穀機において、穀粒を強制供給する搬送機を前記穀粒供
給部に臨ませることを特徴とする竪軸型精穀機の穀粒供
給装置。
（２）、前記搬送機がスクリューコンベヤであり、その
回転数を増減して給穀量を調節することを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項記載の竪軸型精穀機の穀粒供給
装置。