JPH0423580B2 - - Google Patents

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JPH0423580B2
JPH0423580B2 JP62052613A JP5261387A JPH0423580B2 JP H0423580 B2 JPH0423580 B2 JP H0423580B2 JP 62052613 A JP62052613 A JP 62052613A JP 5261387 A JP5261387 A JP 5261387A JP H0423580 B2 JPH0423580 B2 JP H0423580B2
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JP
Japan
Prior art keywords
grain
milling
trochanter
vertical shaft
grains
Prior art date
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Application number
JP62052613A
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English (en)
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JPS63218258A (ja
Inventor
Toshihiko Satake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
Priority to JP5261387A priority Critical patent/JPS63218258A/ja
Publication of JPS63218258A publication Critical patent/JPS63218258A/ja
Publication of JPH0423580B2 publication Critical patent/JPH0423580B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、下方から米麦等の穀粒を供給して精
穀し、上方から排出する竪軸型精穀機に関する。
【従来の技術】
この種の竪軸型精穀機について、特公昭54−
3098号公報を参照して説明する(第3図)。 符号34は竪軸型精穀機の全体であり、多孔壁
を有する立設した精白筒35内に回転自在に設け
た竪軸36の下部に螺(ら)旋転子37を、上部
に精穀転子38をそれぞれ軸着してある。穀粒は
供給樋39を経て精穀室41の下部に設けた穀粒
供給部40から螺旋転子37へ供給され、該螺旋
転子37により更に精穀室41上方へ揚送され
る。そして、穀粒は精穀室41において、主に精
穀転子38の回転によつて生じる精白作用を受け
て搗(とう)精され、搗精された穀粒は穀粒排出
部42から排出樋43を経て機外へ排出される。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の竪軸型精穀
機においては、穀粒の供給が自重による自然流下
式であるために、精白度(精米歩留り)を調節す
る目的で精穀室の圧力を変化させると供給量が増
減変化する。これに伴つて精穀室への穀粒の供給
量が増減変化するために斑(むら)搗(つ)きと
なつたり、目標の精白度の穀粒を得るための調整
ができないなどの問題点があつた。 この発明は上記のような問題点を解消し、穀粒
を常に定量供給することによつて、穀粒供給量変
動によつて生じる斑搗きを防止するとともに目標
の精白度を得るための調整を確実かつ容易に行う
ことができる竪軸型精穀機を提供することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の竪軸型精
穀機は、 イ 立設した精白筒内に回転自在に竪軸を設け
る。 ロ 該竪軸の上部に精穀転子を、該精穀転子の下
端に接続して螺旋転子を、各々軸着する。 ハ 前記精白筒と前記螺旋転子及び精穀転子との
空間を精穀室となす。 ニ 該精穀室の下部には穀粒供給部を、上部には
精白度調節装置を備えた穀粒排出部をそれぞれ
形成する。 ホ 前記穀粒供給部にスクリユーコンベアの搬送
終端部を連結する。 ヘ 該スクリユーコンベアは搬送始端側のみを回
転可能に支持する。 という技術的手段を講じた。
【作用】
動力によつて強制的に穀粒を移送するスクリユ
ーコンベアにより、一定流量の穀粒が搬送始端側
から搬送終端側に強制的に搬送され、軸受部のな
い搬送終端部から穀粒供給部によどみなく供給さ
れる。供給された穀粒は精穀室内の螺旋転子によ
り揚送され、精白筒と精穀転子との空間を主作用
部とする精穀室において搗精される。搗精の程
度、すなわち精白度は穀粒排出部に設けられた精
白度調整装置により穀粒の流出抵抗を調節して行
われる。そして、設定された流量で目標の精白度
に均一に搗精された穀粒は、穀粒排出部より排出
されて次行程へ送られる。
【実施例】
この発明の一実施例を図面を参照しながら説明
する。図1は研削式の竪軸型精穀機の一部破断側
面図であり、図2は穀粒供給装置の拡大図であ
る。符号1は研削式の竪軸型精穀機の全体を示
し、多孔壁を有する立設した精白筒2内に回転自
在に設けた竪軸3の上部に研削精穀転子4を、該
精穀転子4の下端に接続して螺旋転子5を一体に
軸着する。研削精穀転子5は横断面が同心状で、
研削用切刃をほぼ全周面に設けた砥(と)石から
なる。該研削精穀転子5と前記精白筒2との空間
を主作用部とする精穀室6の下部に穀粒供給部7
を、上部に穀粒排出部8をそれぞれ設ける。 基台9内に主電動機10を設け、主電動機軸1
1に取付けた駆動プーリー12と、前記竪軸3に
取付けた受動プーリー13とをベルト14により
連結する。また、穀粒の強制供給のために、電動
機載台15に載設した電動機16の駆動プーリー
17と、穀粒供給装置18を形成するスクリユー
コンベア33の軸19に取付けた受動プーリー2
0とをベルト21により連結する。前記スクリユ
ーコンベアは軸19と螺旋体22とからなり、そ
のは搬送終端部は穀粒供給部7に連結してあり、
搬送始端側のみを軸受44により回転可能に支持
する(いわゆる片持ち構造)とともに、搬送始端
側には供給樋27を接続する。 他方、穀粒排出部8には精白度調節装置23と
して、分銅によつて穀粒排出部8側へ付勢する抵
抗板24を設け、更に、穀粒排出部8は排出樋2
5を介してスクレープコンベア26に連絡する。
該スクレープコンベア26は、多数のスクレーパ
ー28を取付けたコンベアチエーン29をトラフ
26aに内装したものである。符号30は精白筒
2の周囲に設けた集糠(こう)室であり、該集糠
室30は排風機31を介して排糠室32に連絡し
ている。 次に、上記構成における作用を説明する。原料
穀粒(玄米)は、供給樋27から穀粒供給装置1
8へ送られる。竪軸3を駆動する主電動機10
と、穀粒供給装置18を駆動する電動機16とを
起動させると、スクリユーコンベア33の螺旋体
22の回転により、強制的に一定量の穀粒が供給
樋27から搬送終端部に移送され、軸受部のない
搬送終端部からよどみなく穀粒供給部7内に供給
され、穀粒供給部7から精穀室6内へ螺旋転子4
へ供給される。 なお、給穀量は穀粒供給装置18に設けた供給
量調節装置を操作することにより、スクリユーコ
ンベヤ33の回転速度を変化させて希望値に設定
される。 精穀室6内へ供給された穀粒は螺旋転子4によ
り揚送され、研削精穀転子5の回転によつて生じ
る搗精作用を受けて搗精される。搗精された穀粒
(精白米)は穀粒排出部8に到達し、抵抗板24
により排出樋25への流出を抑制されながら、そ
れに抗して排出樋25へ流出する。この抵抗板2
4の抑制力(分銅位置)を変更することにより精
白度を調節することができる。そして、穀粒は排
出樋25からスクレープコンベア26を経て次行
程へ送られる。 精穀室6における搗精作用により発生した糠
(ぬか)等の塵埃(じんあい)は、次行程で分離
してもよいが、本実施例においては、精白筒2を
多孔壁を有する除糠精白筒とし、その精白筒2の
通孔から排出して分離する構成とした。分離され
た糠は集糠室30へ送られ、排風機31で吸引・
圧送され、排糠管32を介してサイクロン(図示
せず)等の集糠装置へ送られる。 なお、本実施例では研削式の竪軸型精穀機に穀
粒供給装置を用いたもので説明したが、摩擦式の
竪軸型精穀機に用いてもよい。また、穀粒供給装
置はスクリユーコンベアに限定されることなく、
動力を用いて強制的に穀粒を供給できるものであ
れば本発明の構成とすることができ、例えば可撓
(とう)性のバネコンベア、スクレープコンベア、
ロータリーコンベア又は往復ピストン式でもよ
く、方向も単なる水平でなく竪又は傾斜する場合
もある。
【発明の効果】
本発明における竪軸型精穀機によれば、原料穀
粒をスクリユーコンベアにより強制的に供給する
構成としたため、自重による自然流下式の穀粒供
給のように供給量が増減変化することがなく、し
かも、スクリユーコンベアを搬送始端側のみの
「片持ち」としたため、搬送始端部に何ら障害物
がなく、よどみなく穀粒が搬送されて常に定量供
給が実現でき、精白度(搗精度)を調整する目的
で抵抗を変化させても供給量の変動がなく、精白
室への供給量の増減による斑搗きを完全に防止で
きるとともに、設定された流量(能力)で所望の
精白度に正確かつ容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した研削式の竪軸型精穀
機の一部破断側面図、第2図は第1図における穀
粒供給装置の部分拡大図、第3図は従来例を示し
た側断面図である。 1……竪軸型精穀機、2……精白筒、3……竪
軸、4……螺旋転子、5……研削精穀転子、6…
…精穀室、7……穀粒供給部、8……穀粒排出
部、9……基台、10……主電動機、11……主
電動機、12……駆動プーリー、13……受動プ
ーリー、14……ベルト、15……電動機載台、
16……電動機、17……駆動プーリー、18…
…穀粒供給装置、19……軸、20……受動プー
リー、21……ベルト、22……螺旋体、23…
…精白度調節装置、24……抵抗板、25……排
出樋、26……スクレープコンベア、27……供
給樋、28……スクレーパー、29……コンベア
チエーン、31……排風機、32……排糠管、3
3……スクリユーコンベア、34……竪軸型精穀
機、35……多孔壁除糠精白筒、36……竪軸、
37……螺旋転子、38……精穀転子、39……
供給樋、40……穀粒供給部、41……精穀室、
42……穀粒排出部、43……排出樋、44……
軸受。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 立設した精白筒内に回転自在に竪軸を設け、
    該竪軸の上部に精穀転子を、該精穀転子の下端に
    接続して螺旋転子を、各々軸着して前記精白筒と
    螺旋転子及び精穀転子との空間を精穀室となすと
    ともに該精穀室の下部には穀粒供給部を、上部に
    は精白度調節装置を備えた穀粒排出部をそれぞれ
    形成してなる竪軸型精穀機において、前記穀粒供
    給部にスクリユーコンベアの搬送終端部を連結
    し、該スクリユーコンベアは搬送始端側のみを回
    転可能に支持しことを特徴とする竪軸型精穀機。 2 前記スクリユーコンベアは、回転数を増減す
    ることにより給穀量を調節可能な供給量調節装置
    を備えてなる特許請求の範囲第1項記載の竪軸型
    精穀機。
JP5261387A 1987-03-06 1987-03-06 竪軸型精穀機 Granted JPS63218258A (ja)

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JP5261387A JPS63218258A (ja) 1987-03-06 1987-03-06 竪軸型精穀機

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JPS63218258A JPS63218258A (ja) 1988-09-12
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Citations (6)

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JPS63218258A (ja) 1988-09-12

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