JPH0372960A - 籾摺機の籾摺ロール - Google Patents

籾摺機の籾摺ロール

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JPH0372960A
JPH0372960A JP20889089A JP20889089A JPH0372960A JP H0372960 A JPH0372960 A JP H0372960A JP 20889089 A JP20889089 A JP 20889089A JP 20889089 A JP20889089 A JP 20889089A JP H0372960 A JPH0372960 A JP H0372960A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
hulling
rubber
rolls
rice
Prior art date
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Pending
Application number
JP20889089A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Satake
佐竹 利彦
Satoru Satake
佐竹 覚
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
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Publication of JPH0372960A publication Critical patent/JPH0372960A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、供給された籾を脱秤する籾摺機の脱稈ロール
に関する。
〔従来の技術〕
籾摺作用は、周速度の異なる一対の籾摺ロール間に籾を
流下し、籾を一対の籾摺ロールの接触摩擦力によって脱
稈して玄米に加工処理するものである。そして通常、一
対の籾摺ロールの内1個は原動機から伝動され直接回転
する主ロールで、他の1個は主ロール側から伝動されて
回転する副ロールであり、副ロールはロール間隙調節装
置によって多少その軸の位置を移動調節できる。両ロー
ルが同径であるものを同径ロールといい、同径ロールで
は主副ロールの回転数を変えて周速度差を生じさせ、そ
れぞれ高速ロール、低速ロールとし、その回転速度はそ
れぞれ1.000〜1.200t、 L m、 、 T
OO〜9GOr、 p、 m、  ぐらいである。
両ロール間の周速度差率は次式で表す。
N D:高速ロール直径 d:低速ロール直径 N:高速−ル回転数 n:低速ロール回転数 一般の籾摺機における周速度差率は20〜25%である
。また、籾摺ロールは、籾摺用回転子の周面に合成ゴム
を捲回して一体的に籾摺ゴムロール層を形成しており、
ゴム硬度は一般に80〜85°である。
以上のように従来の籾摺機の籾摺ロールにおいては、周
速度差率を20〜25%、ゴム硬度80〜85°として
いるために、ゴムの摩耗が著しく(特に主ロール)その
ままでは脱稈率が低下するので、主ロールと副ロールと
を頻繁に交換する必要があり、大変煩わしくまたロール
の新品との取換えも早くコスト高になるという問題点か
った。また周速度差率が高いために、脱f1率を上げる
ためロール間隙を狭(しすぎると、肌ずれ等の損傷が発
生して玄米が早期に腐食して保存性が著しく低下すると
いう問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この発明は上記のような問題点を解消して、適正なゴム
硬度と周速度差率により、ゴムの摩耗が少なくロールの
交換及び取換え頻度を低下できると共に、脱稈率を上げ
るためにロール間隙を狭くしても肌ずれ等の損傷の発生
を防止できる籾摺機の籾摺ロールを提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、この発明は次のような構成
とする。
籾摺用回転子の周面に合成ゴムを捲回して一体的に籾摺
ゴムロール層を形成した籾摺ロールを、固定回転主軸と
移動回転副軸にそれぞれ対向して回転するように平行軸
架した籾摺機において、前記ゴムロールのゴム硬度を8
5°以上とすると共に前記2個の籾摺ロールの周速度差
率を15%以下に形成する。
〔作 用〕
互いに反対方向にかつ異なる周速度によって回転する一
対の籾摺ロールの間隙に供給された籾は、接触面に発生
する接触圧力と両ロールの周速度差による剪断力によっ
て籾殻が破壊されて脱稈される。そして、ゴム硬度を8
5°以上に、2個の籾摺ロールの周速度差率を15%以
下に形成したことにより、ゴムの摩耗が少なく脱稈率を
上げても肌ずれ等の損傷の発生が少ない。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第1図
は籾摺部の側面図、第2図は籾摺ロールの正断面図、第
3図は本発明を実施した籾摺選別機の一部破断側面図、
第4図はその一部破断側面図である。
籾摺ロール1は、合成ゴムからなる籾摺用ゴムロール2
と、金属材等からなる籾摺用回転子3とからなり(第1
図、第2図参照)、また籾摺用回転子3は環筒4と取付
用フランジ5とからなる環筒部6と、一対の固定回転主
軸7、移動回転副軸8に装着した各ボス部9によって構
成されている。固定回転主軸7に軸装した籾摺ロールl
を主ロール10とし、移動回転副軸8に軸装した籾摺ロ
ール1を副ロール11とする。
主ロール10は電動機から直接伝動され、副ロール11
は主ロール10から伝動され、副ロール11はロール間
隙調節装置(図示せず)によって多少その軸の位置を移
動調節できる。主ロール10と副ロール11とは同径ロ
ールであり、主ロール10の回転数はI、 QOQr、
 p、 m、 、副ロール11の回転数は900+、 
p、 m、で、その周速度差率は10%であり、籾摺用
ゴムロール22のゴム硬度は90°である。
次に上記構成における作用を説明する。供給ホッパー1
2に供給された籾は、供給量調節板13により供給量が
規制されると共に繰込みロール14により供給が促進さ
れ、主ロール(0と副ロール11との間隙に落下される
。籾は周速度差率10%で反対方向に回転している主ロ
ール10と副ロール11との間隙を通過する間に、その
接触面に発生する接触圧力と両ロールの周速度差による
剪断力によって籾殻が破壊されて脱稈される。本実施例
においてはコム硬度が90°と非常に高いため、脱稈作
用は接触圧力の影響が非常に大きく、周速度差の影響は
比較的小さい。ゴム硬度が非常に高いため、ゴムの摩耗
が著しく低減されて主ロール10と副ロール11との交
換が少なくすむと共に、摩耗によるロール間隙の拡大速
度が小さくなりロール間隙の調節回数が減少し、また耐
用時間が増大して新品ロールとの取換えも少なくなりコ
ストを大幅に引下げることができる。さらに、周速度差
率が低いために、脱桴率を上げるためロール間隙を極度
に狭くしても肌ずれ等の損傷を防止することができる。
また、高い脱桴率を得ることができるため、次工程での
籾玄米選別作業が容易となり選別精度は大幅に向上する
なお、本実施例においては周速度差率を10%としたが
、周速度差率を0%としてもゴム硬度を高くすれば脱桴
することができる。
次に上記籾摺ロールを実施した籾摺選別機の作用を説明
する(第3図、第4図参照)。
籾摺選別機15のホッパー12に供給された籾は、籾摺
部16に装架した脱桴ロール1,1により脱桴される。
脱桴ロール1,1により脱桴された脱桴物は籾摺部16
から風選部17に流下し、風選部17において比重の小
さい籾殻は排風機18に吸引されて排風筒19より機外
へ排出される。そして、籾殻よりもやや重い未熟粒は未
熟粒排出口20より排出され、風選された籾・玄米混合
粒は受樋21に落下する。受樋21に装架したスクリュ
ーコンベア22により、籾・玄米混合粒は混合粒用揚穀
機23に送られ、混合粒揚穀機23により揚穀されて均
分器24に供給される。均分器24により籾・玄米混合
粒は各選別盤25に均分供給され、選別盤25の揺動選
別作用により籾、籾玄米混合粒、玄米にそれぞれ分離選
別される。そして、籾は籾排出口26から流下して籾返
還用揚穀機27によって供給ホッパー12に返還され、
籾摺ロール1. 1により再脱稈される。籾・玄米混合
粒は、混合粒排出口28から受樋21に流下してスクリ
ューコンベア22により混合粒用揚穀機23に送られ、
混合粒用揚穀機23から均分器24に返還される。玄米
は玄米排出口29から玄米排出樋30に流下し、玄米排
出樋30から玄米用揚穀機31により揚穀されて排出口
32から機外へ排出される。
〔発明の効果〕
本発明にかける籾摺機の籾摺ロールによれば、ゴムロー
ルのゴム硬度を85°以上とすると共に2個の籾摺ロー
ルの周速度差率を15%以下に形成する構成としたこと
により、ゴム硬度が非常に高いため、ゴム摩耗が著しく
低減されて主ロールと副ロールとの交換が少なくすむと
共に、摩耗によるロール間隙の拡大速度が小さくなりロ
ール間隙の調節回数が減少し、また耐用時間が増大して
新品ロールとの取換えも少なくなりコストを大幅に引下
げることができる。さらに、周速度差率が低いために、
脱桴率を上げるためロール間隙を極度に狭くしても肌ず
れ等の損傷を防止することができる。また、高い脱桴率
を得ることができるため、次工程での籾玄米選別作業が
容易となり選別精度は大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は籾摺部の側面図、第2図は籾摺ロールの正断面
図、第3図は本発明を実施した籾摺選別機の一部破断側
面図、第4図はその一部破断側面図である。 1・・・籾摺ロール、2・・・籾摺用ゴムロール、3・
・・籾摺用回転子、4・・・環筒、5・・・取付用フラ
ンジ、6・・・環筒部、7・・・固定回転主軸、8・・
・移動回転副軸、9・・・ボス部、10・・・主ロール
、11・・・副ロール、12・・・供給ホッパー、13
・・・供給量調節板、14・・・繰込みロール、15・
・・籾摺選別機、16・・・籾摺部、17・・・風選部
、18・・・排風機、19・・・排風筒、20・・・未
熟粒排出口、21・・・受樋、22・・・スクリューコ
ンベア、23・・・混合粒用揚穀機、24・・・均分器
、15・・・選別盤、26・・・籾排出口、27・・・
籾返還用揚穀機、28・・・混合粒排出口、29・・・
玄米排出口、3o・・・玄米排出樋、31・・・玄米用
揚穀機、32・・・排出口。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)籾摺用回転子の周面に合成ゴムを捲回して一体的
    に籾摺ゴムロール層を形成した籾摺ロールを、固定回転
    主軸と移動回転副軸にそれぞれ対向して回転するように
    平行軸架した籾摺機において、前記ゴムロールのゴム硬
    度を85°以上とすると共に前記2個の籾摺ロールの周
    速度差率を15%以下に形成したことを特徴とする籾摺
    機の籾摺ロール。
  2. (2)周速度差率を0%に形成した請求項(1)に記載
    の籾摺機の籾摺ロール。
JP20889089A 1989-08-11 1989-08-11 籾摺機の籾摺ロール Pending JPH0372960A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20889089A JPH0372960A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 籾摺機の籾摺ロール

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20889089A JPH0372960A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 籾摺機の籾摺ロール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0372960A true JPH0372960A (ja) 1991-03-28

Family

ID=16563821

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20889089A Pending JPH0372960A (ja) 1989-08-11 1989-08-11 籾摺機の籾摺ロール

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JP (1) JPH0372960A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028686A1 (en) * 1999-10-15 2001-04-26 Cy Ross Process and apparatus for de-hulling and splitting lentils
JP2023112878A (ja) * 2022-02-02 2023-08-15 株式会社サタケ 籾摺機および籾摺方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001028686A1 (en) * 1999-10-15 2001-04-26 Cy Ross Process and apparatus for de-hulling and splitting lentils
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