JP2001259446A - 研削・摩擦型精米機 - Google Patents

研削・摩擦型精米機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研削精米、摩擦精米を連続して行って精白
し、糠を分離して白米を排出口から排出する精米工程を
一工程で行うワンパス型精米機の改良。 【解決手段】 .精白部5に、投入口4側から順に研
削用スクリュー8、研削ロール9、摩擦用スクリュー1
0、摩擦ロール11を1本の回転軸6上に連設し、該回
転軸6を1台のモータ22により回転駆動し、研削ロー
ル9の外周面に、工業用ダイヤモンド28のような超硬
質砥粒を多数固設した。.研削用スクリュー8の送穀
能力が摩擦用スクリュー10の送穀能力より低くなるよ
うに設定した。.研削用スクリュー8の外周とその外
筒5aの内周面との間隙7を、摩擦用スクリュー10の
外周とその外筒5aの内周面との間隙7aより広くし
た。.研削ロール9の外周形状を螺旋状9aに形成し
て搬送能力を持たせ、該螺旋9aの外周面に超硬質砥粒
28を固設した。.研削ロール29の外周部に、回転
軸6と平行な凸条突起29aを形成し、該凸条突起29
aを形成した研削ロール29の外周面に多数の超硬質砥
粒28を固設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投入口から供給さ
れた玄米を精白部において研削精米、摩擦精米を連続し
て行って精白し、糠を分離して白米を排出口から排出す
る精米工程を一工程で行うワンパス型の精米機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の精米機は、研削型と摩擦型があ
り、目的に合わせてそれらを組み合わせて使用してい
る。炊飯して主食として食べる精米(白米)を高品質に
仕上げるには、玄米をまず研削型精米機に通して表面を
削り、次に摩擦型精米機で白米に仕上げる方法が一般的
に採られている。これら研削型精米機及び摩擦型精米機
は別々に作られており、それぞれ別々のモータにより駆
動されている。従って、2台の精米機が必要であり、た
とえ2台の精米機を1つの筐体に組み込んだとしても、
駆動するモータは2台必要であり、部品点数が多くなり
価格が高いものとなっている。また、研削型精米機の研
削ロールは金剛砂を使用しているため製造上の制約が多
く、精密な加工ができず、形も限定されていた。
【0003】一方、同軸上に研削,摩擦の2つのロール
を設けた提案(例えば特公平5−43420号公報、特
開平11−267529号公報など)されているが、2
つのロールに掛ける圧力の配分が難しく、実用化されて
いない。また、精白部の出口に設けられている加圧板に
よって過大な圧力が加えられた場合、研削ロール部を通
過する穀粒にも過大な圧力が掛かり、この部分で固まっ
て詰まってしまう現象が発生している。さらに、投入口
からの穀粒の供給量が多すぎた場合にも研削ロール部を
通過する穀粒に過大な圧力が掛かり、同様な問題が発生
している。
【0004】また、特開平9−173876号公報に、
軸状に形成された精穀ロール10に、周面に沿った螺旋
突条10aを形成すると共に、この精穀ロール10の周
面の全体に、金属メッキ層を用いた電着によって、ダイ
ヤモンド、サファイア、ジルコニア系セラミックス等の
超硬砥粒aを固着する。そして、上記精穀ロール10を
精穀筒25の内部で回転駆動し、螺旋突条10aにより
穀粒を軸方向に搬送すると共に、搬送される穀粒の表面
を砥粒aにより研削するようにした精穀機が提案されて
いる。この精穀機においては、精穀ロール10が発熱す
るので、冷却手段としての給水装置31を設けるなど構
造が複雑で大形となり、部品点数が多くなって価格が高
いものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に
かんがみなされたもので、投入口から供給された玄米を
精白部において精白し、糠を分離して白米を排出口から
排出する精米工程を一工程で行うワンパス型の精米機で
あって、研削と摩擦の両精米機能を1本の軸上に構成
し、この軸を1台のモータにより回転駆動するようにし
て構造を簡単にし、部品点数を少なくすることで価格の
低廉化を図りながらも品質の高い精米作業を実施できる
ようにし、上記各問題点を解決するようにした研削・摩
擦型精米機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、以下の構成を特徴としている。 A.投入口から供給された玄米を精白部において精白
し、糠を分離して白米を排出口から排出する精米工程を
一工程で行うワンパス型の精米機において、前記精白部
には、投入口側から順に研削用スクリュー、研削ロー
ル、摩擦用スクリュー、摩擦ロールを1本の回転軸上に
連設し、該回転軸を1台のモータにより回転駆動すると
共に、前記研削ロールの外周面に、工業用ダイヤモンド
のような超硬質砥粒を多数固設した。 B.前記研削用スクリューの送穀能力が摩擦用スクリュ
ーの送穀能力より低くなるように設定した。 C.前記研削用スクリューの外周とその外筒の内周面と
の間隙を、摩擦用スクリューの外周とその外筒の内周面
との間隙より広くした。 D.前記研削ロールの外周形状を螺旋状に形成して搬送
能力を持たせ、該螺旋の外周面に多数の工業用ダイヤモ
ンドのような超硬質砥粒を固設した。 E.前記研削ロールの外周部に、回転軸と平行な凸条突
起を形成し、該凸条突起を形成した研削ロールの外周面
に多数の工業用ダイヤモンドのような超硬質砥粒を固設
した。
【0007】
【作用】本願発明は上記A.〜E.の構成により、次の
ような作用をする。 .研削用スクリュー、研削ロール、摩擦用スクリュ
ー、摩擦ロールを連設した回転軸を1台のモータにより
回転駆動させ、投入口から供給された玄米を研削用スク
リューにより研削ロールに送り、玄米の表面部分を研削
する。次いで玄米は摩擦用スクリューにより摩擦ロール
に送られ、外側の搗精網との間を移動しながら摩擦作用
で糠が除去され、白米となって排出口から排出される。 .研削用スクリューの送穀能力が摩擦用スクリューの
送穀能力より低いことで、研削ロール部分を通過する穀
粒は送穀能力の高い摩擦用スクリューで摩擦ロール側に
送られるため、研削ロール部の穀粒に掛かる圧力が小さ
くなる。 .研削用スクリューの外周と外筒内周面との間隙が、
摩擦用スクリューの外周と外筒内周面との間隙より広い
ことから、摩擦用スクリューの送穀量以上の穀粒が供給
されて研削ロール部の穀粒に掛かる圧力が高くなると、
研削用スクリューで送られた穀粒は外筒内周面に沿って
戻るため、研削ロール部分を通過する穀粒に掛かる圧力
が低く押さえられる。 .研削ロール部を通過する穀粒は周面に形成された螺
旋条により出口側に向かって粗密な状態で送られなが
ら、表面を軽く研削される。また、粗密な穀類移送状態
が作られることから、研削ロール部を通過するのに必要
な穀粒に掛かる抵抗は減少しスムーズに摩擦用スクリュ
ー位置に送られる。さらに、投入口に過大な量の穀粒が
供給された場合でも研削ロール部を通過する抵抗が少な
いため、スムーズに移動して穀粒が固まって詰まるよう
なことがない。 .研削ロール部を通過する穀粒は、研削ロール部の回
転によって凸条突起により集められ、凸条突起を乗り越
えながら出口側に向かって粗密な状態で送られ、表面を
軽く研削される。また、粗密な穀類移送状態が作られる
ことから、研削ロール部を通過するのに必要な穀粒に掛
かる抵抗は減少しスムーズに摩擦用スクリュー位置に送
られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して具体的に説明する。図1は本発明による研
削・摩型精米機1の側断面図、図2は研削ロールの半断
面図、図3は研削ロールの部分断面図、図4は研削ロー
ルの他の実施例の斜視図である。
【0009】図1において、本発明による研削・摩擦型
精米機1は、ケーシング2内においてホッパー3から玄
米投入口4を介して供給された玄米を、精白部5におい
て精白し、糠を搗精網12、吸引ダクト25、糠排出フ
ァン26により分離して白米を排出筒16から排出する
精米工程を一工程で行うワンパス型の精米機である。
【0010】精白部5には、縦方向に長く設けられた精
白部外筒5aの上部に駆動回転軸6を縦方向に軸支し、
この駆動回転軸6の軸支位置下方の同軸上に、投入口4
側から順にそれぞれ精白用隙間7をあけて、研削用スク
リュー8、研削ロール9、摩擦用スクリュー10、摩擦
ロール11を連設している。ここで、スクリューのピッ
チ、凸条の深さ、外径の大きさを変えるなどして研削用
スクリュー8の送穀能力が摩擦用スクリュー10の送穀
能力より低くなるように設定されている。精白用隙間7
の摩擦用スクリュー10と対応する中間部分から下方部
分は絞り部7aが形成されている。従って、研削用スク
リュー8の外周とその外筒5aの内周面との間隙は、摩
擦用スクリュー10の外周とその外筒5aの内周面との
間隙より広くなっている。そして、回転回転軸6を後述
するように1台のモータ22により一方向に回転駆動す
るようにしている。
【0011】摩擦ロール11の外周には搗精網12が設
けられ、、摩擦ロール11と搗精網12との間に摩擦搗
精室13を形成している。摩擦ロール11の下方は精米
出口14となっており、この精米出口14の外側に加圧
板15が上下調節可能に設けられている。この加圧板1
5を含む精米出口14の外周部には、白米排出筒16の
基部が取付けられている。前記ホッパー3の下部には通
路を開閉するスライド式のシャッタ17が設けられ、そ
の下方に流量制御弁19を開閉調節する流量調整ノブ1
8が設けられている。前記加圧板15は鍵型をしたリン
クアーム20の上端部に取付けられており、このリンク
アーム20は加圧板調整ノブ21により上下(精米出口
14の圧力)調節が行われる。
【0012】前記精白部5の仕切り板に取付けられたモ
ータ支持板23には、複数のモータ取付けボルト23a
を介してモータ22が移動調節可能に支持されている。
このモータ22の出力軸22aと前記駆動回転軸6の上
端部との間にベルト伝動系24が設けられ、モータ22
から駆動回転軸6に回転動力が伝達される。前記搗精網
12の外側には糠吸引ダクト25の基端部が取付けら
れ、その先端側は糠排出ファン26に接続されている。
【0013】前記研削ロール9は、図2及び図3に示す
ように、その外周面に螺旋9aを形成して搬送能力を持
たせており、この螺旋9aの外周面に、多数の工業用ダ
イヤモンド(チップ)28のような超硬質砥粒を、金属
を機械加工した表面に金属メッキ層27を施して固設し
ている。
【0014】また、前記研削ロール9に代えて、図4に
示すような他の研削ロール29にしてもよいものであ
る。この研削ロール29は、その外周部に、駆動回転軸
6と平行な凸条突起29a,29aを直径対向位置に形
成し、該凸条突起29aを形成した研削ロール29の外
周面に多数の工業用ダイヤモンド(チップ)28のよう
な超硬質砥粒を、研削ロール9と同様の手段で固設して
いる。
【0015】このような構成の研削・摩擦型精米機1に
おいては、モータ22を駆動するとベルト伝動系24を
介して駆動回転軸6が一方向に回転し、精白部5の研削
用スクリュー8、研削ロール9、摩擦用スクリュー1
0、摩擦ロール11は同一回転数で同一方向に回転す
る。そして、ホッパー3−投入口4から供給された玄米
を研削用スクリュー8により研削ロール9に送り、玄米
の表面部分を研削する。次いで玄米は摩擦用スクリュー
10により摩擦ロール11に送られ、外側の搗精網12
との間の摩擦搗精室13を移動しながら摩擦作用で糠が
除去され、白米となって精米出口14から排出される。
摩擦搗精室13で発生した糠は、搗精網12のスリット
を通って外側に出、糠吸引ダクト25から糠排出ファン
26により吸引されて機外に排出される。
【0016】研削用スクリュー8の送穀能力が摩擦用ス
クリュー10の送穀能力より低いので、研削ロール9部
分を通過する穀粒は送穀能力の高い摩擦用スクリュー1
0で摩擦ロール11側に送られるため、研削ロール9部
の穀粒に掛かる圧力を小さくすることができる。また、
研削用スクリュー8の外周と外筒5aの内周面との間隙
7が、摩擦用スクリュー10の外周と外筒5aの内周面
との間隙7aより広いことから、摩擦用スクリュー10
の送穀量以上の穀粒が供給されて研削ロール9部の穀粒
に掛かる圧力が高くなると、研削用スクリュー8で送ら
れた穀粒は外筒5a内周面に沿って戻るため、研削ロー
ル9部分を通過する穀粒に掛かる圧力を低く押さえるこ
とができる。
【0017】研削ロール9部を通過する穀粒は周面に形
成された螺旋9a条により出口側に向かって粗密な状態
で送られながら、表面が軽く研削される。また、粗密な
穀類移送状態が作られることから、研削ロール9部を通
過するのに必要な穀粒に掛かる抵抗は減少し、スムーズ
に摩擦用スクリュー10位置に送られる。さらに、投入
口4に過大な量の穀粒が供給された場合でも、研削ロー
ル9部を通過する抵抗が少ないため、スムーズに移動し
て穀粒が固まって精白用隙間7内に詰まるようなことが
ない。
【0018】研削ロール29部を通過する穀粒は、研削
ロール29部の回転によって凸条突起29aにより集め
られ、凸条突起29aを乗り越えながら出口側に向かっ
て粗密な状態で送られ、表面が軽く研削される。また、
粗密な穀類移送状態が作られることから、研削ロール2
9部を通過するのに必要な穀粒に掛かる抵抗は減少し、
スムーズに摩擦用スクリュー10位置に送ることができ
る。従って、穀粒が固まって精白用隙間7内に詰まるこ
とがない。
【0019】なお、上記実施例の研削・摩擦型精米機1
は、ケーシング2内において精白部5の駆動回転軸6、
研削用スクリュー8、研削ロール9、摩擦用スクリュー
10、摩擦ロール11等を縦(上下)方向に順に配設し
ているが、これを横(左右)方向に順に配設するか、あ
るいは研削用スクリュー8、研削ロール9、摩擦用スク
リュー10、摩擦ロール11の上下の順序を逆にして配
設し、穀粒を下から供給して上から排出するようにして
も、同様に実施できるものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の研削・摩型
精米機は、請求項1〜5の構成により次の効果を奏す
る。
【0021】精白部に研削用スクリュー、研削ロール、
摩擦用スクリュー、摩擦ロールを順に1本の回転軸上に
連設し、該回転軸を1台のモータにより回転駆動するの
で、モータ1個で研削、摩擦の両機能を持った精米機が
構成でき、安価に生産することができる。そして、小型
化が可能となり、設置面積を小さくすることができる。
また、研削ロールの外周面に、工業用ダイヤモンドのよ
うな超硬質砥粒を多数固設しているので、精密な加工が
可能となり所望の研削ロールを製作することができる。
【0022】研削用スクリューの送穀能力が摩擦用スク
リューの送穀能力より低いことで、研削ロールを通過す
る穀粒は送穀能力の高い摩擦用スクリューで摩擦ロール
側に送られるため、研削ロールに過大な圧力が掛からな
い。このため、研削性能が安定し、モータに不要な負荷
が掛からない。また、穀粒が固まって通路に詰まってし
まう現象を防止することができる。
【0023】研削用スクリューの外周とその外筒の内周
面との間隙を、摩擦用スクリューの外周とその外筒の内
周面との間隙より広くしたので、摩擦用スクリューで送
穀する量以上の穀粒は研削用スクリューから送られない
で戻ってしまうことから、研削ロールには過大な圧力が
掛からない。このため、穀粒が固まって通路に詰まって
しまう現象を防止することができる。
【0024】研削ロールの外周形状を螺旋状に形成して
搬送能力を持たせ、該螺旋の外周面に多数の工業用ダイ
ヤモンドのような超硬質砥粒を固設したので、穀粒は表
面が軽く研削され、粗密な状態で研削ロール部を通過す
るためスムーズに摩擦用スクリュー側に送られ、穀粒に
過大な圧力が掛からず、安定した研削が可能になると共
に、穀物の投入量が多くなった場合にも、穀粒が固まっ
て詰まってしまう現象を軽減することができる。
【0025】研削ロールの外周部に、回転軸と平行な凸
条突起を形成し、この凸条突起を形成した研削ロールの
外周面に多数の超硬質砥粒を固設したので、研削ロール
を通過する穀粒は、凸条突起を乗り越す前と後で粗密の
状態で送られるためスムーズに摩擦用スクリュー側に送
られ、穀粒に過大な圧力が掛からず、安定した研削が可
能になると共に、穀物の投入量が多くなった場合にも、
穀粒が固まって詰まってしまう現象を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による研削・摩型精米機の側断面図であ
る。
【図2】同研削ロールの半断面図である。
【図3】同研削ロールの部分断面図である。
【図4】同研削ロールの他の実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 研削・摩擦型精米機 2 ケーシング 3 ホッパー 4 玄米投入口 5 精白部 5a 精白部外筒 6 駆動回転軸 7 精白用隙間 7a 絞り部 8 研削用スクリュー 9 研削ロール 9a 螺旋 10 摩擦用スクリュー 11 摩擦ロール 12 搗精網 13 摩擦搗精室 14 精米出口 15 加圧板 16 白米排出筒 17 スライド式シャッタ 18 流量調整ノブ 19 流量制御弁 20 リンクアーム 21 加圧板調整ノブ 22 モータ 22a 出力軸 23 モータ支持板 23a モータ取付けボルト 24 ベルト伝動系 25 糠吸引ダクト 26 糠排出ファン 27 金属メッキ層 28 工業用ダイヤモンド(チップ) 29 他の研削ロール 29a 凸条突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から供給された玄米を精白部にお
    いて精白し、糠を分離して白米を排出口から排出する精
    米工程を一工程で行うワンパス型の精米機において、 前記精白部には、投入口側から順に研削用スクリュー、
    研削ロール、摩擦用スクリュー、摩擦ロールを1本の回
    転軸上に連設し、該回転軸を1台のモータにより回転駆
    動すると共に、前記研削ロールの外周面に、工業用ダイ
    ヤモンドのような超硬質砥粒を多数固設したことを特徴
    とする研削・摩擦型擦精米機。
  2. 【請求項2】 前記研削用スクリューの送穀能力が摩擦
    用スクリューの送穀能力より低くなるように設定したこ
    とを特徴とする請求項1記載の研削・摩擦型精米機。
  3. 【請求項3】 前記研削用スクリューの外周とその外筒
    の内周面との間隙を、摩擦用スクリューの外周とその外
    筒の内周面との間隙より広くしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の研削・摩擦型精精米機。
  4. 【請求項4】 前記研削ロールの外周形状を螺旋状に形
    成して搬送能力を持たせ、該螺旋の外周面に多数の工業
    用ダイヤモンドのような超硬質砥粒を固設したことを特
    徴とする請求項1記載の研削・摩擦型精米機。
  5. 【請求項5】 前記研削ロールの外周部に、回転軸と平
    行な凸条突起を形成し、該凸条突起を形成した研削ロー
    ルの外周面に多数の工業用ダイヤモンドのような超硬質
    砥粒を固設したことを特徴とする請求項1記載の研削・
    摩擦型精米機。
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