JPH02119948A

JPH02119948A - 研削式竪軸型精穀機

Info

Publication number: JPH02119948A
Application number: JP27251888A
Authority: JP
Inventors: Toshihiko Satake; 佐竹　利彦
Original assignee: Satake Engineering Co Ltd
Current assignee: Satake Engineering Co Ltd
Priority date: 1988-10-27
Filing date: 1988-10-27
Publication date: 1990-05-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、下部から穀粒を供給して精穀し上部から排出
する研削式竪軸型間ｒＱ機に関する。

〔従来の技術〕

従来の研削式竪軸型精穀機を第４図により説明する。符
号３７は研削式竪軸型精穀機であり、立設した多孔壁除
糠精白筒３８内に回転自在に設けた竪軸３９の底部に螺
旋転子４０を、」二部に研削式精穀転子４１をそれぞれ
軸挿する。穀粒は給穀樋４２を経て穀粒供給部４３から
螺旋転子４０へ供給され、螺旋転子４０により穀粒は精
穀室４４へ揚送される。精穀室４４において研削式精穀
転子４２の回転によって生じる搗精作用を受けて搗精さ
れ、搗精された穀粒は排出口４５から排出樋４６を経て
機外へ排出される。

しかし、上記のような従来の研削式竪軸型精穀機におい
ては、研削転子４１の揚穀能力が小さいために螺旋転子
４０のみの揚送力となり、穀粒の供給足を増大させても
揚送力に限度があり、そのため精穀室４４への供給品が
増えず搗精能力が上界しないうという問題点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は上記のような問題点を解消し、穀粒の供給品
を増大させても搗精能力が低下しない研削式竪軸型精１
１１１を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するために、この発明は次のような構成
とする。

第１の発明は、立設した円筒状の多孔壁除糠精白筒内に
回転自在に設けた竪軸に螺旋転子と研削精穀転子とを軸
装し、多孔壁除糠精白筒と研削精穀転子との間を主要部
とする精穀室の下部を穀粒供給部に、上部を穀粒排出部
にそれぞれ連絡して研削式竪軸型精穀機を形成する。そ
して、穀粒供給部から供給される穀粒に対し下方から上
方へ給風する給風装置を、研削転子の下方に設ける。

第２の発明は、給風装置の給風吊を調節可能とする。

〔作　用〕

第１の発明において、穀粒は穀粒供給部から螺旋転子に
供給され、螺旋転子と給風装置からの給風とにより揚送
されて多孔壁除糠精白筒と精穀転子とを主要部とする精
穀室において搗精される。搗精された穀粒は、穀粒排出
部より排出されて次行程へ送られる。

第２の発明において、供給された穀粒に対する供ｆｆ１
ｆｆｉを調節することかできる。

（実施例）この発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第１
図は研削式竪軸型精穀機の一部破断側面図であり、第２
図は穀粒供給装置の拡大図であり、第３図は給風ノズル
の配置を示した側断面図である。符号１は研削式竪軸型
精穀機であり、立設した円筒状の多孔壁除糠精白筒２内
に回転自在に設けた竪軸３の底部に螺旋転子４を、上部
に研削精穀転子５をそれぞれ軸挿する。

なお研削精穀転子５は第３図に示すように偏心状に形成
しており、表面に研削用切刃を略全周に設Ｃノである。

多孔壁除糠精白筒２と螺旋転子４及び研削精穀転子５と
を主要部とする精穀室６の下部を穀粒供給部７に、上部
を穀粒排出部８にそれぞれ連絡する。

螺旋転子４の下方に給風装置９の給風ノズル１０を第３
図のように配置し、また給風ノズル１０は給風管１１を
介してコンプレッサー〈図示せず）に連絡すると共に、
給風伊を調節する調節弁（図示せず）を給風管１１に設
（する。

基台１２内に主電動機１３を設け、主電動機軸１４に取
付けた駆動プーリー１５と、竪軸３に取付りた受動プー
リー１６とをベルト１７により連結する。電動機載台１
８に載置した電動機１９の駆動プーリー２０と、穀粒供
給装置２１のスクリューコンベア３６の軸２２に取付け
た受動プーリー２３とをベルト２４により連結する。ま
た軸２２には螺旋体２５を捲回し、穀粒供給部Ｍ２１は
穀粒供給部７に連′絡している。

穀粒排出部８に搗精度調整装置２６の抵抗Ｍ２７を設け
、穀粒排出部８は排出１１２８を介してスクレーパーヤ
へ７２９に連絡し、供給樋３０は穀粒供給装置２１に連
絡している。スクレープコンベア２９には、スクレーパ
ー３１を取付けたコンベヤーチェーン３２を捲回してい
る。

符＠３３は集糠室であり、集糠室３３は排風機３４を介
して排糠管３５に連絡している。

次に上記構成における作用を説明する。穀粒は供給樋３
０を介してω！削式竪軸型精ｆＱｔｉｉ１１の穀粒供給
装置２１へ送られる。竪軸３を駆動する主型ｆｌＪ機１
３と穀粒供給装置２１を駆動する電動機１９を起動させ
ると、穀粒はスクリューコンベア３６の螺旋体２５によ
り穀粒供給部７から螺旋転子４へ供給される。螺旋転子
４と給風管１１を経て給風ノズル１０から供給される送
風作用とにより穀粒は精穀室６へ揚送され、精穀室６に
おいて研削精穀転子５の回転によって生じる搗精作用を
受は搗精され、搗精された穀粒は穀粒排出部８に到達す
る。次に穀粒は搗精度調整装置２６の抵抗Ｍ２７により
排出樋２８への流出を抑制され、また抵抗器２７の抑制
を変更することにより搗精度を調節することができる。

そして穀粒は排出樋２８からスクレープコンベア２９を
経て次行程へ送られる。精穀室６における搗精作用によ
り発生した糠等の囚埃は、多孔壁除糠精白筒２の通孔か
ら排出されて集糠室３３へ送られ、排Ｊ！１機３４で吸
引・圧送され、排ａｉ管３５を介してサイクロン（図示
せず）等の集１ｊｉ装首へ送られる。

〔発明の効果〕

本発明における研削式竪軸型精穀機によれば、第１の発
明において、穀粒供給部から供給される穀粒に対し下方
から上方へ給圧する給風装置を研削転子の下方に設ける
構成としたため、穀粒の供給品を増大さゼて乙給風装首
からの送用作用により揚送力が増大しており、搗精能力
の低下を防止することができる。

第２の発明において、給圧装置の給風早が調節可能とな
るように構成したため、穀粒の種類や搗精条件に応じて
給Ｊ！ｌｆｆ１を調節することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を実した研削式竪軸型精穀機の一部破断
側面図であり、第２図は穀粒供給装置の拡大図、第３図
は給風ノズルの配置を示した側断面図、第４図は従来例
を示した側断面図である。１・・・研削式竪軸型精穀機、２・・・多孔壁除糠精白
筒、３・・・竪軸、４・・・螺旋転子、５・・・研削精
穀転子、６・・・精穀室、７・・・穀粒供給部、８・・
・穀粒排出部、９・・・給風装置、１０・・・給風ノズ
ル、１１・・・給Ｉ！Ｉ管、１２・・・基台、１３・・
・主電動機、１４・・・主電動機軸、１５・・・駆動プ
ーリー、１６・・・受動プーリー、１７・・・ベルト、
１８・・・電動機載台、１９・・・電動機、２０・・・
駆動プーリー、２１・・・穀粒供給装置、２２・・・軸
、２３・・・受動プーリ、２４・・・ベルト、２５・・
・螺旋体、２６・・・搗精度調節装置、２７・・・抵抗
蓋、２８・・・排出樋、２９・・・スクレープコンベア
、３０・・・供給樋、３１・・・スクレーパー、３２・
・・コンベヤーチェーン、３３・・・集糠室、３４・・
・排風機、３５・・・排糠管、３６・・・スクリューコ
ンベア、３７・・・研削式竪軸型精穀機、３８・・・多
孔壁除糠精白筒、３９・・・竪軸、４０・・・螺旋転子
、４１・・・研削式精穀転子、４２・・・給穀樋、４３
・・・穀粒供給部、４４・・・精穀室、４５・・・排出
口、４６・・・排出樋。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、立設した円筒状の多孔壁除糠精白筒内に回転自
在に設けた竪軸に螺旋転子と研削精穀転子とを軸装し、
多孔壁除糠精白筒と研削精穀転子との間を主要部とする
精穀室の下部を穀粒供給部に、上部を穀粒排出部にそれ
ぞれ連絡した研削式竪軸型精穀機において、穀粒供給部
から供給される穀粒に対し下方から上方へ給風する給風
装置を、研削転子の下方に設けたことを特徴とする研削
式竪軸型精穀機。
（２）、前記給風装置の給風量が調節可能である請求項
（１）に記載の研削式竪軸型精穀機。