JPH0770863A - 織機用の開口装置 - Google Patents

織機用の開口装置

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JPH0770863A
JPH0770863A JP6058790A JP5879094A JPH0770863A JP H0770863 A JPH0770863 A JP H0770863A JP 6058790 A JP6058790 A JP 6058790A JP 5879094 A JP5879094 A JP 5879094A JP H0770863 A JPH0770863 A JP H0770863A
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piezoelectric
transducer
lever
vertical
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JP6058790A
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Inventor
Wolfgang Seiler
ザイラー ヴォルフガング
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C3/00Jacquards
    • D03C3/20Electrically-operated jacquards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Working-Up Tar And Pitch (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧電式撓み変換器の制御機能を、該撓み変換
器の運動によって送出される機械的な出力には無関係に
する。 【構成】 圧電式撓み変換器23,24が、所属のロッ
クエレメント12,13の運動経路内に位置するロック
位置24′と、所属のロックエレメントの運動経路外に
位置するアンチロック位置との間を、前記所属のロック
エレメントの運動経路に対してそれぞれ直角な方向に運
動可能に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機用の開口装置であ
って、互いに逆向きに運動するリフトエレメントと、該
リフトエレメントに配設されておりかつループを形成す
る連結部材によって1対ずつ連結された竪針と、前記ル
ープ内で転動して織機の綜絖装置又はジャガード通糸装
置に作用するローラと、各竪針との係合位置と非係合位
置との間を運動可能なロックエレメントと、各ロックエ
レメントの位置に影響を及ぼす制御装置とを備え、該制
御装置が、それぞれ一端を定置に緊定された圧電式撓み
変換器を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】織機用の前記形式の開口装置は国際特許
出願公開第93/01337号明細書に基づいて公知で
ある。公知の開口装置では、ロックエレメントを調整移
動し例えばシフトエレメントを運動させるために圧電式
撓み変換器が採用されている。しかしながら圧電式撓み
変換器は本来、使用可能な大きさの機械的な出力を送出
するためには適していない。公知の開口装置において問
題が発生するのは特に、比較的長時間にわたって静止し
ていたロックエレメントを改めて運動させようとする場
合であり、かつ又、発生ダストによってロックエレメン
トの易動性が低下させられた場合である。それというの
は、前記のような場合には各圧電式撓み変換器は、より
多量の力を発生させねばならないが、このような力は到
底発生することができないからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
の欠点を排除して冒頭で述べた形式の開口装置を改良
し、圧電式撓み変換器の制御機能を、該撓み変換器の運
動によって送出される機械的な出力には無関係にするこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、圧電式撓み変換器が、所属のロ
ックエレメントの運動経路内に位置するロック位置と、
所属のロックエレメントの運動経路外に位置するアンチ
ロック位置との間を、前記所属のロックエレメントの運
動経路に対してそれぞれ直角な方向に運動可能に配置さ
れている点にある。
【0005】
【作用】従って織機用の本発明の開口装置における圧電
式撓み変換器は、振動自在に、つまり関係位置間を自在
に運動できるように配置されており、その場合負荷を同
時に運動させる必要がなくなる。制御作用は、自由に、
要するに負荷なしに可動の圧電式撓み変換器によって所
属のロックエレメントの運動経路をロックすることによ
って得られ、しかもロックエレメントの運動を圧電式撓
み変換器の作用によって行なわせるのではなくて、該撓
み変換器の作用には無関係に行なわせることによって得
られる。
【0006】
【実施態様とその作用】本発明の実施態様では、各竪針
には、所属のロックエレメントの運動方向に対して直角
な方向に運動可能な圧電式撓み変換器が配設されてい
る。この実施態様によって得られる利点は、多数の圧電
式撓み変換器を1つの電子的なプリント配線板上に並列
的に装着できることである。
【0007】本発明の有利な実施態様では、ロックエレ
メントが、一方の運動方向では圧縮ばねによるような予
荷重の作用を受けている旋回レバーとして構成されてお
り、該旋回レバーは、所属の竪針のフック領域内へ旋回
可能な突起と、所属の圧電式撓み変換器の運動経路の領
域内へ旋回可能な当接部とを夫々1つずつ有している。
このロックエレメントの運動は、一方の運動方向では竪
針による旋回によって、また他方の運動方向では前記予
荷重の作用によって行なわれ、前記竪針自体はリフトエ
レメントによって動かされる。その場合、圧電式撓み変
換器がロック位置へ動かされているか、それともアンチ
ロック位置へ動かされているかに応じて、旋回レバーと
して構成されたロックエレメントの運動は、可能運動経
路の全長にわたって行なわれるか、それとも、ロック位
置にある圧電式撓み変換器に単に当接するまで行なわれ
るにすぎない。
【0008】ロックエレメントを旋回レバーとして構成
する代りに、本発明の別の実施態様では、ロックエレメ
ントは、一方の運動方向では圧縮ばねによるような予荷
重の作用を受けているシフト片として構成されており、
該シフト片は、所属の竪針のフック領域内へシフト可能
な突起と、所属の圧電式撓み変換器の運動経路の領域内
へシフト可能な当接部とを夫々1つずつ有している。
【0009】この実施態様の場合も、ロックエレメント
の運動は一方の運動方向では、リフトエレメント運動を
介してそれ自体動かされる竪針の作用によって行なわ
れ、また他方の運動方向では、例えば圧縮ばねを介して
発生される予荷重の作用によって行なわれる。
【0010】所属のロックエレメントの運動経路に対し
て直角な方向での圧電式撓み変換器の運動は、前記ロッ
クエレメントが「自由」であり、要するに、ロックエレ
メントが所属の圧電式撓み変換器に接触しない位置にあ
る場合にその都度行なわれる。ロックエレメントの運動
が、圧電式撓み変換器の運動から派生するのではなく
て、竪針運動又は前記予荷重から派生するのであるか
ら、例えば比較的長時間休止したのちに「操業再開」の
ために発生させねばならない力(この力は通常発生させ
ねばならない力よりも大きい)或いは、ダストによって
ロックエレメントの易動性がやや低下している場合に発
生させねばならない比較的大きな力も何等問題なく竪針
運動を介して或いは予荷重を介して発生することがで
き、これによって圧電式撓み変換器の制御機能又は制御
効果に何等かのネガティブな影響を及ぼすことはない。
【0011】また本発明の別の実施態様では、各竪針対
には、所属のロックエレメントの運動方向に対して直角
な方向に運動可能なただ1つの共通な圧電式撓み変換器
が配設されている。この実施態様の場合には、先に述べ
た実施態様において必要とする圧電式撓み変換器数の半
分しか要しないという利点が得られる。それに伴って電
子回路経費も当然低廉になる。各竪針毎に1つの圧電式
撓み変換器を配設した実施態様に対比して、本実施態様
において要求される機械的な経費はやや高くはなるが、
この機械的な経費は、節減された電気的な経費よりも低
く経済的である。多数の圧電式撓み変換器をただ1つの
電子的なプリンと配線板に装着できるという利点は本実
施態様の場合にも提供される。
【0012】本発明の有利な実施態様では、ロックエレ
メントは、一方の運動方向では圧縮ばねによるような予
荷重の作用を受けている旋回レバーとして構成されてお
り、該旋回レバーは、所属の竪針のフック領域内へ旋回
可能な突起と、共通の圧電式撓み変換器の運動経路の領
域内へ旋回可能な当接部とを夫々1つずつ有し、各竪針
対に所属した旋回レバーには、両旋回レバー間に配置さ
れた共通の別のリフトエレメントが配設されており、該
共通のリフトエレメントは、互いに逆向きに運動するリ
フトエレメントの各運動時に、前記旋回レバーの旋回作
用領域内の位置と前記旋回レバーの旋回作用領域外の位
置との間でリフト運動を行なう。
【0013】本実施態様では一方の運動方向でのロック
エレメントの運動は、やはり予荷重の作用によって行な
われる。この予荷重の力は例えば圧縮ばねによって発生
される。しかも逆方向でのロックエレメントの運動は、
竪針の作用によってではなくて、別の共通のリフトエレ
メントの作用によって行なわれる。
【0014】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0015】但し実際の開口装置においては、図示のユ
ニットが順次相前後してかつ並列的に多数設けられてお
り、要するに例えば横列当り16ユニット、縦列当り8
4ユニットが配列されている。
【0016】定置機械部分1には、互いに逆向きに運動
するリフトエレメント2及び3が配設されており、該リ
フトエレメントは昇降ナイフとして構成されておりかつ
図示位置から矢印A及びBの方向に可動である。リフト
エレメント2は上死点位置で、またリフトエレメント3
は下死点位置で図示されている。リフトエレメント2及
び3には竪針4及び5が配設されており、両竪針は下端
部で、ループを形成するコード8の端部とそれぞれ結合
されており、前記ループ内でローラ9が転動する。該ロ
ーラ9の軸10には連結エレメント11が配置されてお
り、該連結エレメントは織機の綜絖装置又はジャガード
通糸装置(図示せず)に作用している。
【0017】竪針4,5はそれぞれガイド機構(図示せ
ず)によって案内されている。定置機械部分1には、旋
回レバー12及び13として構成されたロックエレメン
トが配置されている。旋回レバー12及び13は旋回支
点14及び15で旋回可能に支承されている。各旋回レ
バーの一方のレバーアームは突起16,17を有し、各
突起は、対応した竪針のフック領域18,19へ旋回可
能である。前記の各レバーアームは、略示した圧縮ばね
20によってかけられる予荷重の作用を受けている。ま
た各旋回レバー12,13は当接部21及び22を有
し、該当接部は図1の図示によれば図平面内で時計回り
方向又は逆時計回り方向に旋回可能である。各当接部2
1,22の外端部(図面では上端部)は圧電式撓み変換
器23,24の運動経路の領域内へ突出しており、該圧
電式撓み変換器は、図面で見て上端部では固定的に緊定
されており、また撓み変換器の各下端部は、図1の図示
によれば図平面外又は図平面内へ運動可能である。従っ
て圧電式撓み変換器23,24の自由端部の運動方向は
当接部21,22の運動方向に対して直角方向に規定さ
れている。
【0018】図2では、一方の圧電式撓み変換器、つま
り撓み変換器24の電気接続点25,26,27が付加
的に図示されている。図2においては圧電式撓み変換器
24の外向旋回位置が実線で示されており、この旋回位
置では圧電式撓み変換器は、所属のロックエレメントつ
まり旋回レバー13の運動経路外に位置している。これ
に対して、圧電式撓み変換器が所属のロックエレメント
つまり旋回レバー13の運動経路内に位置することにな
るロック位置24′が鎖線で図示されている。
【0019】両ロックエレメントつまり旋回レバー1
2,13の運動は一方の方向では圧縮ばね20の作用に
よって、また他方の方向では竪針4,5の作用によって
行なわれる。図1では昇降ナイフ2として構成されたリ
フトエレメントが上部反転位置にあり、竪針4を上方へ
連行した状態が図示されている。竪針4は、旋回レバー
12の突起16に接触することによって圧縮ばね20の
作用に抗して該旋回レバー12を時計回り方向で、図1
の図示位置へ旋回させており、これによって当接部21
は、圧電式撓み変換器23の運動経路外の位置へ達した
状態にある。圧電式撓み変換器23はこの位置では振動
自在であり、つまり図1の図示によれば図平面に対して
垂直方向で図平面の内外へ(図2によれば図平面内
で)、要するにロック位置とアンチロック位置との間を
自由に振動することができる。
【0020】圧電式撓み変換器23がアンチロック位置
を占めている場合に、昇降ナイフ2が矢印Aの方向で下
降運動すると、突起16は竪針4のフック領域18内へ
運動する。この場合、該竪針4のフック領域18は(図
1において竪針5に関して図示したように)旋回レバー
12の突起16に引っ掛けられることになる。
【0021】これに対して圧電式撓み変換器23がロッ
ク位置にある場合に、昇降ナイフ2が矢印Aの方向に下
降運動すると、旋回レバー12は逆時計回り方向にごく
僅かしか運動せず、しかも、ロック位置にある圧電式撓
み変換器23に当接部21を圧着するまで運動するにす
ぎない。その場合竪針4のフック領域18は突起16に
係合できず、竪針4は昇降ナイフ2と一緒に下方へ移動
する。
【0022】図1の左側でも前記と同等の運動経過が生
じる。従ってこの運動経過の説明はここでは割愛する。
【0023】図3に示したロックエレメントの実施態様
が、図1及び図2に示したロックエレメントと原理的に
異なっている点は、ロックエレメントが旋回レバーとし
てではなくて複数のシフト片28として構成されている
ことだけである。なお図3でシフト片28はただ1つだ
け図示されているにすぎない。各シフト片28は夫々1
つの突起29と当接部30とを有している。図1の実施
例に原理的に等しいその他の構成部分は同一の符号に
「a」を加えて示した。図3の装置の機能プロセスは、
図1及び図2の装置の機能プロセスに相応しているが、
ただ異なっている点は、シフト片28が一方の方向では
圧縮ばね20aによって、また他方の方向では竪針4a
の作用によって動かされ、該竪針が突起29との当接に
よって各シフト片28を圧縮ばね20aの作用に抗して
(図3によれば左手に向かって)動かすことである。各
圧電式撓み変換器23aはシフト片28の運動方向に対
して横方向に、要するに図平面に対して垂直な方向に運
動可能である。
【0024】図4及び図5に示した第2実施例が前記第
1実施例と原理的に異なっている点は、各竪針対にはた
だ1つの圧電式撓み変換器しか配設されていないことで
ある。図4及び図5において符号31及び32で示した
竪針対には、ただ1つの圧電式撓み変換器33が配設さ
れており、該撓み変換器の上端部は定置機械部分34に
装着されている。電気接続点は符号35,36,37
で、また昇降ナイフは符号38,39で示されている。
竪針31,32の各下端部は、ループを形成しているコ
ード40の端部と結合されており、前記ループ内でロー
ラ41が転動する。ローラ41の軸42には連結エレメ
ント43が配置されており、該連結エレメントは織機の
綜絖装置又はジャガード通糸装置(図示せず)に作用し
ている。
【0025】前記定置機械部分34と結合している別の
定置機械部分が符号34aで示されている。また各竪針
31及び32はフック領域44及び45を有している。
【0026】更にまた旋回レバー46及び47が設けら
れており、該旋回レバーは、図4から判るようにロック
エレメントとして構成されており、両旋回レバーは、図
4の図示によれば図平面内で旋回支点48及び49を中
心として旋回可能である。各旋回レバーは、所属の竪針
31,32のフック領域44,45内へ旋回可能な突起
50,51並びに、共通の圧電式撓み変換器33の運動
経路内へ旋回可能な当接部52,53を夫々1つずつ有
している。各旋回レバーとして46,47は別のレバー
アーム54,55を有し、該レバーアームは、図4の図
示位置では定置機械部分34aに支持されており、かつ
該レバーアームには圧縮ばね56によって予荷重がかけ
られている。従って該圧縮ばね56の作用によって、図
4の左手に示した旋回レバー47は時計回り方向に、ま
た図4の右手に示した旋回レバー46は逆時計回り方向
に運動することができる。両ロックエレメント、つまり
両旋回レバー46と47のそれぞれ異なった方向への運
動は、両旋回レバー間に配置されたもう1つの共通のリ
フトエレメント57の作用によって行なわれ、該リフト
エレメントは矢印Cで示した方向で、図4に示した上限
位置と、前記リフトエレメント57の両側面が所属の旋
回レバーにもはや当接しない下限位置との間を運動可能
である。この位置では、しかも圧電式撓み変換器33が
アンチロック位置58にある場合には、旋回レバーは圧
縮ばね56の作用によって旋回することができる。図5
では前記のアンチロック位置58が破線で示されてお
り、これに対してロック位置59は鎖線で図示されてい
る。
【0027】図4の図示では、昇降ナイフとして構成さ
れたリフトエレメント38は上向移動して竪針31を上
限位置へ移動させた状態にある。これと同時に別の共通
のリフトエレメント57は矢印Cとは逆方向に、図4に
示した上限位置へ上向移動されている。この位置では圧
電式撓み変換器33の運動経路は解放されており、つま
り当接部52及び53は圧電式撓み変換器33の下端域
に当接していない。今や圧電式撓み変換器33はロック
位置へかアンチロック位置へ運動自在であり、要するに
(図4の)図平面に対して垂直方向に運動することがで
きる。
【0028】次いで前記共通のリフトエレメント57は
リフトエレメント38とほぼ同時に矢印Cの方向で下向
運動する(リフトエレメント38は矢印Dの方向で下向
運動する)。これによって、共通のリフトエレメント5
7の両側面域をもはや旋回レバー46,47に当接させ
ない位置が得られる。その結果、当接部52は逆時計回
り方向に旋回することになる。圧電式撓み変換器33が
ロック位置にある場合には、当接部52は圧電式撓み変
換器33に当接し、従って逆時計回り方向運動をごく僅
かしか行なうことができない。この場合、リフトエレメ
ント38が矢印Dの方向に更に下向運動し、これに伴っ
て竪針31が下向運動すると、フック領域44が旋回レ
バー46の突起50に係合し、かつ、竪針31は上方位
置に留まることになる。この上方位置は図4では竪針3
2について図示されている。
【0029】これに対して前記の状況において圧電式撓
み変換器33がアンチロック位置へ旋回されている場合
には、当接部52、ひいては旋回レバー46全体は圧縮
ばね56の作用によって逆時計回り方向に旋回させられ
て、突起50は、竪針31のフック領域44の作用範囲
外に達することになる。この結果、昇降ナイフとして構
成されたリフトエレメント38の下向運動に伴って竪針
31も下向運動することになる。
【0030】別のリフトエレメントつまり共通のリフト
エレメント57の代りに、例えば偏心的に構成された回
転エレメントを設けることも可能である。
【0031】昇降ナイフとして構成されたリフトエレメ
ント39が矢印Eの方向で上向運動すると、該リフトエ
レメントは竪針32を図示位置から、図4の右側で竪針
31について図示した位置に達するまでリフトする。次
いで前記の稼働周期が反復される。
【図面の簡単な説明】
【図1】説明のために不可欠な重要な部分のみを図示し
た本発明の開口装置の第1実施例の概略断面図である。
【図2】図1に示した開口装置の概略側面図である。
【図3】図1に示した開口装置におけるロックエレメン
トをシフト片として構成した1実施態様の詳細図であ
る。
【図4】本発明の開口装置の第2実施例の概略断面図で
ある。
【図5】図4に示した開口装置の概略側面図である。
【符号の説明】
1;1a 定置機械部分、 2,3 昇降ナイフと
してのリフトエレメント、 4,5;4a 竪針、
8 コード、 9 ローラ、 10 軸、 11
連結エレメント、 12,13 ロックエレメン
トとしての旋回レバー、 14,15 旋回支点、
16,17 突起、 18,19;18a フック
領域、 20;20a 圧縮ばね、 21,22
当接部、23,24;23a 圧電式撓み変換器、
24′ ロック位置、 25,26,27 電気接
続点、 28 シフト片、 29 突起、 30当
接部、 31,32 竪針、 33 圧電式撓み変
換器、 34,34a 定置機械部分、 35,3
6,37 電気接続点、 38,39 昇降ナイ
フ、 40 コード、 41 ローラ、 42
軸、 43 連結エレメント、 44,45 フッ
ク領域、 46,47 ロックエレメントとしての旋
回レバー、 48,49 旋回支点、 50,51
突起、52,53 当接部、 54,55 レバ
ーアーム、 56 圧縮ばね、57 共通のリフト
エレメント、 58 アンチロック位置、 59ロッ
ク位置、 A,B,C,D,E 運動方向を示す矢印

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織機用の開口装置であって、互いに逆向
    きに運動するリフトエレメントと、該リフトエレメント
    に配設されておりかつループを形成する連結部材によっ
    て1対ずつ連結された竪針と、前記ループ内で転動して
    織機の綜絖装置又はジャガード通糸装置に作用するロー
    ラと、各竪針との係合位置と非係合位置との間を運動可
    能なロックエレメントと、各ロックエレメントの位置に
    影響を及ぼす制御装置とを備え、該制御装置が、それぞ
    れ一端を定置に緊定された圧電式撓み変換器を有してい
    る形式のものにおいて、圧電式撓み変換器(23,2
    4;23a;33)が、所属のロックエレメント(1
    2,13;28;46,47)の運動経路内に位置する
    ロック位置(24′;59)と、所属のロックエレメン
    トの運動経路外に位置するアンチロック位置との間を、
    前記所属のロックエレメントの運動経路に対してそれぞ
    れ直角な方向に運動可能に配置されていることを特徴と
    する、織機用の開口装置。
  2. 【請求項2】 各竪針(4,5;4a)には、所属のロ
    ックエレメント(12,13;28)の運動方向に対し
    て直角な方向に運動可能な圧電式撓み変換器(23,2
    4;23a)が配設されている、請求項1記載の開口装
    置。
  3. 【請求項3】 ロックエレメントが、一方の運動方向で
    は圧縮ばね(20)によるような予荷重の作用を受けて
    いる旋回レバー(12,13)として構成されており、
    該旋回レバーが、所属の竪針(4,5)のフック領域
    (18,19)内へ旋回可能な突起(16,17)と、
    所属の圧電式撓み変換器(23,24)の運動経路の領
    域内へ旋回可能な当接部(21,22)とを夫々1つず
    つ有している、請求項2記載の開口装置。
  4. 【請求項4】 ロックエレメントが、一方の運動方向で
    は圧縮ばね(20a)によるような予荷重の作用を受け
    ているシフト片(28)として構成されており、該シフ
    ト片が、所属の竪針(4a)のフック領域(18a)内
    へシフト可能な突起(29)と、所属の圧電式撓み変換
    器(23a)の運動経路の領域内へシフト可能な当接部
    (30)とを夫々1つずつ有している、請求項2記載の
    開口装置。
  5. 【請求項5】 各竪針対(31,32)には、所属のロ
    ックエレメント(46,47)の運動方向に対して直角
    な方向に運動可能なただ1つの共通な圧電式撓み変換器
    (33)が配設されている、請求項1記載の開口装置。
  6. 【請求項6】 ロックエレメントが、一方の運動方向で
    は圧縮ばね(56)によるような予荷重の作用を受けて
    いる旋回レバー(46,47)として構成されており、
    該旋回レバーが、所属の竪針(31,32)のフック領
    域(44,45)内へ旋回可能な突起(50,51)
    と、共通の圧電式撓み変換器(33)の運動経路の領域
    内へ旋回可能な当接部(52,53)とを夫々1つずつ
    有し、各竪針対に所属した旋回レバー(46,47)に
    は、両旋回レバー間に配置された共通の別のリフトエレ
    メント(57)が配設されており、該共通のリフトエレ
    メントが、互いに逆向きに運動するリフトエレメント
    (38,39)の各運動時に、前記旋回レバー(46,
    47)の旋回作用領域内の位置と前記旋回レバーの旋回
    作用領域外の位置との間でリフト運動を行なう、請求項
    5記載の開口装置。
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