JPH0770268B2 - クリック板又は可動接片の取り付け方法 - Google Patents
クリック板又は可動接片の取り付け方法Info
- Publication number
- JPH0770268B2 JPH0770268B2 JP2200104A JP20010490A JPH0770268B2 JP H0770268 B2 JPH0770268 B2 JP H0770268B2 JP 2200104 A JP2200104 A JP 2200104A JP 20010490 A JP20010490 A JP 20010490A JP H0770268 B2 JPH0770268 B2 JP H0770268B2
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- Japan
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- movable contact
- plate
- contact piece
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クリック板や可動接片をメンブレンスイッチ
等のスイッチ接点部上に固定するクリック板又は可動接
片の取り付け方法に関するものである。
等のスイッチ接点部上に固定するクリック板又は可動接
片の取り付け方法に関するものである。
従来、メンブレンスイッチ等の上面にはクリック板が取
り付けられる。
り付けられる。
このクリック板は、薄板状の金属板を一方の面側に湾曲
させた構造を有し、メンブレンスイッチ等を押圧したと
きにクリック感覚を生じさせるためのものである。
させた構造を有し、メンブレンスイッチ等を押圧したと
きにクリック感覚を生じさせるためのものである。
第10図はこの種の従来のクリック板のメンブレンスイッ
チへの取り付け方法を示す図である。
チへの取り付け方法を示す図である。
同図に示すようにメンブレンスイッチ80上にクリック板
81を取り付けるには、メンブレンスイッチ80の各スイッ
チ接点部83上にクリック板81を載置し、その上にその下
面に粘着層を設けた粘着シート85を貼り付けることによ
って行なっていた。
81を取り付けるには、メンブレンスイッチ80の各スイッ
チ接点部83上にクリック板81を載置し、その上にその下
面に粘着層を設けた粘着シート85を貼り付けることによ
って行なっていた。
なおメンブレンスイッチ80上にクリック板81を載置する
には、通常組立て用ロボットのアームの先端に取り付け
た吸着手段にクリック板81を1つずつ吸着し、これをメ
ンブレンスイッチ80上の所定のスイッチ接点部83上に移
送することによって行なっていた。
には、通常組立て用ロボットのアームの先端に取り付け
た吸着手段にクリック板81を1つずつ吸着し、これをメ
ンブレンスイッチ80上の所定のスイッチ接点部83上に移
送することによって行なっていた。
しかしながら上記従来のメンブレンスイッチへのクリッ
ク板の取り付け方法によっては、以下のような欠点があ
った。
ク板の取り付け方法によっては、以下のような欠点があ
った。
粘着シート85は、メンブレンスイッチ80の形状に合わ
せた形状とする必要があるため、メンブレンスイッチ80
の形状が異なる機種毎にそれぞれに合わせた形状の異な
る粘着シート85を用意しておく必要があり、また形状の
異なる粘着シート85毎に金型を用意しておく必要があ
り、その製造コストが高くなる。
せた形状とする必要があるため、メンブレンスイッチ80
の形状が異なる機種毎にそれぞれに合わせた形状の異な
る粘着シート85を用意しておく必要があり、また形状の
異なる粘着シート85毎に金型を用意しておく必要があ
り、その製造コストが高くなる。
また粘着シート85はメンブレンスイッチ80の上面の略
全面を覆うように貼り付けられるため、該粘着シート85
の面積が広く、その材料費が高くなる。
全面を覆うように貼り付けられるため、該粘着シート85
の面積が広く、その材料費が高くなる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、メンブ
レンスイッチ80の形状が異なっても1種類の部品でクリ
ック板をメンブレンスイッチ80上に固定することがで
き、製造が容易でコストダウンを図れるクリック板の取
り付け方法又は可動接片の取り付け方法を提供すること
にある。
レンスイッチ80の形状が異なっても1種類の部品でクリ
ック板をメンブレンスイッチ80上に固定することがで
き、製造が容易でコストダウンを図れるクリック板の取
り付け方法又は可動接片の取り付け方法を提供すること
にある。
上記問題点を解決するため本発明は、薄板状の弾性金属
板であってその面がいずれか一方の面側に湾曲するクリ
ック板2又は可動接片を、所望のスイッチ接点部10上に
取り付けるクリック板2又は可動接片の取り付け方法に
おいて、帯状の金属板1の長手方向に向かって前記クリ
ック板2又は可動接片を細板状の連結部材3を残した状
態で連続的に打ち抜き加工する工程と、該連続的に打ち
抜き加工されたクリック板2又は可動接片の湾曲面が突
出する面側に前記金属板1の長手方向に向かう帯状の粘
着テープ4を貼り付ける工程と、前記連結部材3を切断
する工程と、前記粘着テープ4を切断する工程と、該粘
着テープ4を貼り付けた1枚ずつのクリック板2又は可
動接片を部品取上手段(吸着ヘッド7)によって取り上
げて前記スイッチ接点部10上に移送する工程と、前記粘
着テープ4の前記クリック板2又は可動接片からはみ出
した両端を接着して該クリック板2又は可動接片を前記
スイッチ接点部10上に固定する工程とによって構成し
た。
板であってその面がいずれか一方の面側に湾曲するクリ
ック板2又は可動接片を、所望のスイッチ接点部10上に
取り付けるクリック板2又は可動接片の取り付け方法に
おいて、帯状の金属板1の長手方向に向かって前記クリ
ック板2又は可動接片を細板状の連結部材3を残した状
態で連続的に打ち抜き加工する工程と、該連続的に打ち
抜き加工されたクリック板2又は可動接片の湾曲面が突
出する面側に前記金属板1の長手方向に向かう帯状の粘
着テープ4を貼り付ける工程と、前記連結部材3を切断
する工程と、前記粘着テープ4を切断する工程と、該粘
着テープ4を貼り付けた1枚ずつのクリック板2又は可
動接片を部品取上手段(吸着ヘッド7)によって取り上
げて前記スイッチ接点部10上に移送する工程と、前記粘
着テープ4の前記クリック板2又は可動接片からはみ出
した両端を接着して該クリック板2又は可動接片を前記
スイッチ接点部10上に固定する工程とによって構成し
た。
上記の如く本発明は、帯状の粘着テープを連続的にクリ
ック板又は可動接片上に取り付けてこれをカットしたも
のを所望のスイッチ接点部上に取り付けるように構成し
たので、その大量生産が容易でコストダウンも図れる。
ック板又は可動接片上に取り付けてこれをカットしたも
のを所望のスイッチ接点部上に取り付けるように構成し
たので、その大量生産が容易でコストダウンも図れる。
粘着テープの種類は1種類でよく、また帯状なので該粘
着テープの面積は必要最低限とできる。
着テープの面積は必要最低限とできる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図乃至第7図は本実施例にかかるクリック板の取り
付け方法の各工程を説明するための図である。以下各工
程について説明する。
付け方法の各工程を説明するための図である。以下各工
程について説明する。
まず帯状の金属板1の長手方向に向かってクリック板2
を連続的に打ち抜く。
を連続的に打ち抜く。
ここで第1図(a)は連続的に打ち抜かれたクリック板
2の一部を示す平面図、同図(b)は帯状の金属板1の
全体概略側面図、同図(c)は同図(a)のA−A線上
断側面図である。
2の一部を示す平面図、同図(b)は帯状の金属板1の
全体概略側面図、同図(c)は同図(a)のA−A線上
断側面図である。
同図に示すように金属板1は長尺で薄板帯状に形成され
ており、同図(b)に示すようにドラムDに巻き回され
ている。そしてこの金属板1をドラムDから直線状に引
き出し、該引き出した部分をプレス加工することによっ
て同図(a)に示すようなクリック板2を連続的に打ち
抜くのである。
ており、同図(b)に示すようにドラムDに巻き回され
ている。そしてこの金属板1をドラムDから直線状に引
き出し、該引き出した部分をプレス加工することによっ
て同図(a)に示すようなクリック板2を連続的に打ち
抜くのである。
ここでクリック板2は、同図(a),(c)に示すよう
に、円板状であってその面が一方の面側に盛り上がるよ
うに湾曲されている。またこのクリック板2はその外周
の2箇所に残された細板状の連結部材3によって金属板
1に取り付けられた状態で打ち抜かれている。
に、円板状であってその面が一方の面側に盛り上がるよ
うに湾曲されている。またこのクリック板2はその外周
の2箇所に残された細板状の連結部材3によって金属板
1に取り付けられた状態で打ち抜かれている。
なお同図(a)に示す1aは金属板1の上下辺を連結する
連結部であり、1bは空隙部である。
連結部であり、1bは空隙部である。
次に該連続的に打ち抜き加工されたクリック板2の湾曲
面が突出する面側に前記金属板1の長手方向に向かう帯
状の粘着テープ4を貼り付ける。
面が突出する面側に前記金属板1の長手方向に向かう帯
状の粘着テープ4を貼り付ける。
ここで、第2図(a)はクリック板2の上に粘着テープ
4を貼り付けた状態の一部を示す平面図、同図(b)は
クリック板2上に粘着テープ4を貼り付ける方法を示す
概略側面図である。
4を貼り付けた状態の一部を示す平面図、同図(b)は
クリック板2上に粘着テープ4を貼り付ける方法を示す
概略側面図である。
同図(b)に示すようにドラムMに巻き回された粘着テ
ープ4は、ローラRを介して金属板1のクリック板2上
に取り付けられる。
ープ4は、ローラRを介して金属板1のクリック板2上
に取り付けられる。
次に前記連結部材3を切断する。
ここで第3図は連結部材3を切断した状態の一部を示す
平面図である。
平面図である。
〔工程d〕 次に前記粘着テープ4を切断する。
ここで第4図(a)は粘着テープ4を切断したときの状
態の一部を示す平面図、同図(b)は粘着テープ4を切
断する方法を示す概略側面図である。
態の一部を示す平面図、同図(b)は粘着テープ4を切
断する方法を示す概略側面図である。
同図に示すように、金属板1の上下辺を連結する連結部
1aの上に位置する粘着テープ4をカッター5によって連
続的にカットしていく(カット部4a)。なおこのとき、
連結部1a自体はカットしない。即ち、粘着テープ4のみ
をカットするいわゆるハーフカットが行なわれる。
1aの上に位置する粘着テープ4をカッター5によって連
続的にカットしていく(カット部4a)。なおこのとき、
連結部1a自体はカットしない。即ち、粘着テープ4のみ
をカットするいわゆるハーフカットが行なわれる。
次に該粘着テープ4を貼り付けた1枚ずつのクリック板
2を部品取上手段6によって取り上げる。
2を部品取上手段6によって取り上げる。
ここで第5図はクリック板2を取り上げた後の金属板1
の状態を示す平面図である。また第6図(a),
(b),(c)は吸着ヘッド7とパッド8によってクリ
ック板2を取り上げる方法を示す側断面拡大図である。
の状態を示す平面図である。また第6図(a),
(b),(c)は吸着ヘッド7とパッド8によってクリ
ック板2を取り上げる方法を示す側断面拡大図である。
金属板1上のクリック板2を取り上げるには、第6図
(a)に示すように、まず該クリック板2を上側からの
吸着ヘッド7と下側からのパッド8によって挾み込む。
(a)に示すように、まず該クリック板2を上側からの
吸着ヘッド7と下側からのパッド8によって挾み込む。
このとき吸着ヘッド7に設けた穴7aからは空気が吸い出
されており、これによってクリック板2は該吸着ヘッド
7に吸い付けられている。
されており、これによってクリック板2は該吸着ヘッド
7に吸い付けられている。
次に同図(b)に示すように吸着ヘッド7とパッド8と
を上方向に同時に押し上げ、これによってクリック板2
と粘着テープ4を金属板1から引き離す。
を上方向に同時に押し上げ、これによってクリック板2
と粘着テープ4を金属板1から引き離す。
そして同図(c)に示すようにパッド8を引き下げれ
ば、クリック板2と粘着テープ4のカットされた両端は
吸着ヘッド7に吸着された状態となる。
ば、クリック板2と粘着テープ4のカットされた両端は
吸着ヘッド7に吸着された状態となる。
なおこの吸着ヘッド7はロボットのアームの先端に設け
られている。
られている。
そしてこの吸着ヘッド7を所定のメンブレンスイッチ上
の所定の場所に移動した後、前記粘着テープ4の前記ク
リック板2からはみ出した両端をメンブレンスイッチ上
に圧着することによって該クリック板2をメンブレンス
イッチ上に固定するのである。
の所定の場所に移動した後、前記粘着テープ4の前記ク
リック板2からはみ出した両端をメンブレンスイッチ上
に圧着することによって該クリック板2をメンブレンス
イッチ上に固定するのである。
第7図はメンブレンスイッチ9上に粘着テープ4の付い
たクリック板2を取り付ける状態を示す斜視図である。
なお同図において吸着ヘッド7は省略してある。
たクリック板2を取り付ける状態を示す斜視図である。
なお同図において吸着ヘッド7は省略してある。
同図に示すようにクリック板2はメンブレンスイッチ9
上の各スイッチ接点部10上に貼り付けられる。
上の各スイッチ接点部10上に貼り付けられる。
ここで第6図(c)に示すように、粘着テープ4のクリ
ック板2からはみ出した部分は突起部7b上に位置してい
るので、この吸着ヘッド7をこの状態のままメンブレン
スイッチ9上に押圧し、その吸着を停止するだけで容易
にクリック板2をメンブレンスイッチ9上に取り付ける
ことができる。
ック板2からはみ出した部分は突起部7b上に位置してい
るので、この吸着ヘッド7をこの状態のままメンブレン
スイッチ9上に押圧し、その吸着を停止するだけで容易
にクリック板2をメンブレンスイッチ9上に取り付ける
ことができる。
なおメンブレンスイッチ9上に取り付ける粘着テープ4
の方向は吸着ヘッド7を回転することによって容易に変
更できる。
の方向は吸着ヘッド7を回転することによって容易に変
更できる。
ここで第8図は上記メンブレンスイッチ9の分解斜視図
である。
である。
同図に示すようにこのメンブレンスイッチ9は、上面に
接点パターン11を有する回路パターンを設けたフイルム
状の第1のフレキシブル基板13と、該接点パターン11に
対向する位置に円形穴16を設けたフイルム状のスペーサ
15と、該接点パターン11に対向する位置に接点パターン
17がくるようにその下面に回路パターンを設けたフイル
ム状の第2のフレキシブル基板18によって構成されてお
り、これらをこの順番で重ね合わせることによってメン
ブレンスイッチ9が組立てられている。
接点パターン11を有する回路パターンを設けたフイルム
状の第1のフレキシブル基板13と、該接点パターン11に
対向する位置に円形穴16を設けたフイルム状のスペーサ
15と、該接点パターン11に対向する位置に接点パターン
17がくるようにその下面に回路パターンを設けたフイル
ム状の第2のフレキシブル基板18によって構成されてお
り、これらをこの順番で重ね合わせることによってメン
ブレンスイッチ9が組立てられている。
そして第2のフレキシブル基板18の接点パターン17の上
を押圧すれば、スペーサ15の円形穴16を介して該接点パ
ターン17が接点パターン11に接触し、スイッチがオンと
なるのである。
を押圧すれば、スペーサ15の円形穴16を介して該接点パ
ターン17が接点パターン11に接触し、スイッチがオンと
なるのである。
第9図は本発明を形状の異なるクリック板22に適用した
場合の実施例を示す平面図である。
場合の実施例を示す平面図である。
まず同図(a)に示すように帯状の金属板21に連続的に
クリック板22を打ち抜く。このとき該クリック板22は3
箇所の連結部材23によって金属板21に接続されている。
クリック板22を打ち抜く。このとき該クリック板22は3
箇所の連結部材23によって金属板21に接続されている。
なおクリック板22は、略6角形状の平板の中央部を湾曲
面25とした形状に構成されている。
面25とした形状に構成されている。
次に同図(b)に示すように3つの連結部材23の内、上
側の2つの連結部材23をカットする。
側の2つの連結部材23をカットする。
次に同図(c)に示すようにこのクリック板22の上に帯
状の粘着テープ24を貼り付ける。
状の粘着テープ24を貼り付ける。
次に同図(d)に示すようにつなげられている最後の連
結部材23をカットする。
結部材23をカットする。
以下粘着テープ24をハーフカットする工程以下は上記実
施例の場合と同様なので、その説明は省略する。
施例の場合と同様なので、その説明は省略する。
以上本発明の実施例を詳細に説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、以下のような種々の変形が
可能である。
に限定されるものではなく、以下のような種々の変形が
可能である。
上記実施例では部品取上手段として吸着ヘッド7を用
いたが本発明はこれに限られず、要はクリック板2を取
り上げることができる構造のものであればどのような構
造の部品取上手段であってもよい。
いたが本発明はこれに限られず、要はクリック板2を取
り上げることができる構造のものであればどのような構
造の部品取上手段であってもよい。
上記実施例においてはクリック板2をメンブレンスイ
ッチ9上に貼り付ける場合の方法を説明したが、本発明
の方法はこれに限られず、他の構造のスイッチ接点部上
に取り付ける際に用いても良いことは言うまでもない。
ッチ9上に貼り付ける場合の方法を説明したが、本発明
の方法はこれに限られず、他の構造のスイッチ接点部上
に取り付ける際に用いても良いことは言うまでもない。
上記実施例においては、クリック板の取り付け方法に
ついて説明したが、本発明はこれに限られず、可動接片
の取り付け方法に用いてもよい。ここで可動接片30は、
第11図に示すように、クリック板と同様に薄板状の弾性
金属板を一方の面側に湾曲させた構造を有している。そ
してこの可動接片30はその一端部31が回路パターン32の
接点パターン32aに接続され、その中央部33が他の回路
パターン34の接点パターン34aに対向するように配置さ
れる。そしてこの可動接片30の中央部33を押圧すれば、
この可動接片30と接点パターン34aが接触し、両回路パ
ターン32,34間がオンするものである。即ちこの可動接
片30はその中央部33と接点パターン34aによってスイッ
チ接点部35を構成しており、本発明がこのような可動接
片にも適用できることは言うまでもない。なお同図にお
いては説明の都合上、可動接片30上に貼り付けられる粘
着テープは省略されている。
ついて説明したが、本発明はこれに限られず、可動接片
の取り付け方法に用いてもよい。ここで可動接片30は、
第11図に示すように、クリック板と同様に薄板状の弾性
金属板を一方の面側に湾曲させた構造を有している。そ
してこの可動接片30はその一端部31が回路パターン32の
接点パターン32aに接続され、その中央部33が他の回路
パターン34の接点パターン34aに対向するように配置さ
れる。そしてこの可動接片30の中央部33を押圧すれば、
この可動接片30と接点パターン34aが接触し、両回路パ
ターン32,34間がオンするものである。即ちこの可動接
片30はその中央部33と接点パターン34aによってスイッ
チ接点部35を構成しており、本発明がこのような可動接
片にも適用できることは言うまでもない。なお同図にお
いては説明の都合上、可動接片30上に貼り付けられる粘
着テープは省略されている。
以上詳細に説明したように、本発明に係るクリック板又
は可動接片の取り付け方法によれば、帯状の金属板に連
続的に打ち抜かれたクリック板又は可動接片上に帯状の
粘着テープを貼り付けてこれをカットし、部品取上手段
によって取り上げてスイッチ接点部上に移送し、このク
リック板又は可動接片を粘着テープでスイッチ接点部上
に貼り付けることとしたので、以下のような優れた効果
を有する。
は可動接片の取り付け方法によれば、帯状の金属板に連
続的に打ち抜かれたクリック板又は可動接片上に帯状の
粘着テープを貼り付けてこれをカットし、部品取上手段
によって取り上げてスイッチ接点部上に移送し、このク
リック板又は可動接片を粘着テープでスイッチ接点部上
に貼り付けることとしたので、以下のような優れた効果
を有する。
従来のメンブレンスイッチ等の形状に合わせた多種類
の粘着シートは不要となり、1種類の貼着テープでクリ
ック板又は可動接片を貼り付けることができ、しかも大
量生産が容易でコストダウンも図れる。
の粘着シートは不要となり、1種類の貼着テープでクリ
ック板又は可動接片を貼り付けることができ、しかも大
量生産が容易でコストダウンも図れる。
また従来の粘着シートのようにその面積を大きくとる
ことはなく、その材料費が安くなる。
ことはなく、その材料費が安くなる。
第1図乃至第7図は本発明にかかるクリック板の取り付
け方法の各工程を説明するための図、第8図はメンブレ
ンスイッチ9の分解斜視図、第9図は本発明を形状の異
なるクリック板22に適用した場合の実施例を示す平面
図、第10図は従来のクリック板のメンブレンスイッチへ
の取り付け方法を示す図、第11図は本発明が適用できる
可動接片30を示す斜視図である。 図中、1……金属板、2……クリック板、3……連結部
材、4……粘着テープ、7……吸着ヘッド(部品取上手
段)、8……パッド、9……メンブレンスイッチ、10…
…スイッチ接点部、21……金属板、22……クリック板、
23……連結部材、24……粘着テープ24、30……可動接
片、である。
け方法の各工程を説明するための図、第8図はメンブレ
ンスイッチ9の分解斜視図、第9図は本発明を形状の異
なるクリック板22に適用した場合の実施例を示す平面
図、第10図は従来のクリック板のメンブレンスイッチへ
の取り付け方法を示す図、第11図は本発明が適用できる
可動接片30を示す斜視図である。 図中、1……金属板、2……クリック板、3……連結部
材、4……粘着テープ、7……吸着ヘッド(部品取上手
段)、8……パッド、9……メンブレンスイッチ、10…
…スイッチ接点部、21……金属板、22……クリック板、
23……連結部材、24……粘着テープ24、30……可動接
片、である。
Claims (1)
- 【請求項1】薄板状の弾性金属板であってその面がいず
れか一方の面側に湾曲するクリック板又は可動接片を、
所望のスイッチ接点部上に取り付けるクリック板又は可
動接片の取り付け方法において、 帯状の金属板の長手方向に向かって前記クリック板又は
可動接片を細板状の連結部材を残した状態で連続的に打
ち抜き加工する工程と、 該連続的に打ち抜き加工されたクリック板又は可動接片
の湾曲面が突出する面側に前記金属板の長手方向に向か
う帯状の粘着テープを貼り付ける工程と、 前記連結部材を切断する工程と、 前記粘着テープを切断する工程と、 該粘着テープを貼り付けた1枚ずつのクリック板又は可
動接片を部品取上手段によって取り上げて前記スイッチ
接点部上に移送する工程と、 前記粘着テープの前記クリック板又は可動接片からはみ
出した両端を接着して該クリック板又は可動接片を前記
スイッチ接点部上に固定する工程とを具備することを特
徴とするクリック板又は可動接片の取り付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200104A JPH0770268B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | クリック板又は可動接片の取り付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2200104A JPH0770268B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | クリック板又は可動接片の取り付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0487225A JPH0487225A (ja) | 1992-03-19 |
JPH0770268B2 true JPH0770268B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=16418904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2200104A Expired - Lifetime JPH0770268B2 (ja) | 1990-07-27 | 1990-07-27 | クリック板又は可動接片の取り付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0770268B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2734197B1 (fr) * | 1995-05-18 | 1997-09-26 | Nicomatic | Procede et appareil de fabrication d'articles contenant des pieces plates, et clavier forme par leur mise en oeuvre |
ES2379426B1 (es) * | 2010-09-30 | 2013-03-01 | Miguel CARPIO MARTÍNEZ | Dispositivo de accionamiento para mandos a distancia. |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01221818A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プッシュスイッチの製造方法 |
JP2931846B2 (ja) * | 1988-11-07 | 1999-08-09 | 松下電器産業株式会社 | パネルスイッチおよびその製造法 |
-
1990
- 1990-07-27 JP JP2200104A patent/JPH0770268B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0487225A (ja) | 1992-03-19 |
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