JPH0769141A - ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置 - Google Patents

ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置

Info

Publication number
JPH0769141A
JPH0769141A JP5315423A JP31542393A JPH0769141A JP H0769141 A JPH0769141 A JP H0769141A JP 5315423 A JP5315423 A JP 5315423A JP 31542393 A JP31542393 A JP 31542393A JP H0769141 A JPH0769141 A JP H0769141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
protector
slack
shape
slack portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5315423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2986322B2 (ja
Inventor
Yuji Maeda
祐治 前田
Seiji Ito
聖司 伊藤
Tomoaki Chida
知明 地田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP5315423A priority Critical patent/JP2986322B2/ja
Priority to US08/266,556 priority patent/US5556059A/en
Publication of JPH0769141A publication Critical patent/JPH0769141A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2986322B2 publication Critical patent/JP2986322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 異音の発生を防止する。 【構成】 ステアリングコラムに配索されるワイヤーハ
ーネスWを案内する装置において、ワイヤーハーネスW
に弛み部Wpを設けると共に、この弛み部Wpの伸長時
に該弛み部Wpを元の弛み形状に付勢する付勢手段16
A、16Bを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にチルト機能、テレ
スコピック機能を有するステアリングコラムのワイヤー
ハーネス案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のステアリングコラムに配索され
るワイヤーハーネスは、ステアリングコラムのチルト機
構、テレスコピック機構に対応するため、各機構の作動
に伴うワイヤーハーネスの伸縮を吸収し得るようにする
必要がある。
【0003】従来、ワイヤーハーネスの伸縮を吸収する
機能を備えた装置として、実開昭63−32527号公
報に記載のものが知られている。
【0004】この装置は、図22に示すように、ステア
リングコラム1の下側にワイヤーハーネスWの中間部分
をループ状に収納するハーネスプール2を付設して、ル
ープをステアリングコラム1のテレスコピック作動に伴
って縮径、拡径できるようにしたものであり、ハーネス
プール2内には、ハーネスループに内接するボス部3が
設けられ、このボス部3との摺接部を基点として、ルー
プが縮径、拡径されるようになっている。
【0005】また、同様の機能を有した別の装置とし
て、特開平3−7639号公報に記載のものが知られて
いる。
【0006】この装置では、図23に示すように、ワイ
ヤーハーネスWを収容するプロテクタ5を2つの部材5
A、5Bで構成することにより伸縮自在に形成すると共
に、各部材5A、5Bに、ワイヤーハーネスWを幅方向
に2分するハーネスガイド6A、6Bを設け、これらガ
イド6A、6Bの中に2分したワイヤーハーネスをそれ
ぞれ収容して、各分岐したハーネスが幅方向に撓むこと
により、ハーネスの伸縮を吸収するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図22に示
す装置は、ボス部3との摺接部を基点としてハーネスル
ープが縮径、拡径されるようになっているため、特にル
ープの縮径時にボス部3との摺接部に応力が生じるとい
う問題がある。
【0008】また、図23に示す装置は、ワイヤーハー
ネスを迂回させるために、プロテクタ自体を2股形状に
構成しているので、装置全体が大型化するという問題が
あった。また、迂回させたワイヤーハーネスがプロテク
タ内で遊ぶ可能性があり、異音が発生するおそれが大き
かった。
【0009】本発明は、上記事情を考慮し、伸縮動作に
よるワイヤーハーネスの応力発生が小さくて済み、また
装置の小型化が図れ、しかも異音の発生を防止し得るス
テアリングコラムのワイヤーハーネスの案内装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ワイヤーハーネスに弛み部を設
けると共に、この弛み部の伸長時に該弛み部を元の弛み
形状に付勢する付勢手段を設けたことを特徴としてい
る。
【0011】請求項2の発明は、ワイヤーハーネスに弛
み部を設け、前記プロテクタに収容すると共に、このプ
ロテクタに前記弛み部の伸長時に該弛み部を元の弛み形
状に付勢する付勢手段を設けたことを特徴としている。
【0012】請求項3の発明は、ワイヤーハーネスに弛
み部を設け、前記プロテクタを外筒プロテクタと、この
外筒プロテクタ内に挿入自在な内筒プロテクタとで形成
し、該プロテクタ内に前記弛み部を収容し、一端が前記
外筒プロテクタに係止され他端が内筒プロテクタに係止
されて外筒プロテクタと内筒プロテクタとを連結すると
共に、前記弛み部の伸長時に該弛み部を元の弛み形状に
付勢する付勢手段を設けたことを特徴としている。
【0013】請求項4の発明は、ワイヤーハーネスに弛
み部を設け、前記プロテクタに収容すると共に、前記弛
み部の一側が固定された一端が前記プロテクタに係止さ
れ、前記弛み部の他側が固定された他端が前記プロテク
タにスライド自在に係止されて、前記弛み部の伸長時に
該弛み部を元の弛み形状に付勢する付勢手段を設けたこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明によれば、ワイヤーハーネ
スは予め弛み部を有しており、伸長した際には付勢手段
が元の弛んだ形状に戻そうとする。従って、伸長状態が
解消すれば自動的にワイヤーハーネスは元の弛み状態に
復帰する。この場合、積極的に付勢手段で元の弛み状態
に付勢しているので、ワイヤーハーネスに遊びがなくな
り異音の発生が防止される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスの弛み部を伸長させると、付勢手段は元の弛んだ
形状に戻そうとする。従って、伸長状態が解消すれば自
動的にワイヤーハーネスは元の弛み状態に復帰する。こ
の場合、積極的に付勢手段で元の弛み状態に付勢してい
るので、ワイヤーハーネスに遊びがなくなり異音の発生
が防止される。
【0016】請求項3記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスの弛み部を伸長させると、外筒プロテクタから内
筒プロテクタが引き出される。このとき、付勢手段は、
外筒プロテクタから内筒プロテクタが引き出されること
で撓んで伸長したワイヤーハーネスを元の弛んだ形状に
戻そうとする。そして、伸長状態が解除されるとワイヤ
ーハーネスは、元の弛み状態に復帰し、外筒プロテクタ
内に内筒プロテクタが挿入される。この場合、積極的に
付勢手段で元の弛み状態に付勢しているので、ワイヤー
ハーネスに遊びがなくなり異音の発生が防止される。
【0017】請求項4記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスハーネスの弛み部を伸長させると、ワイヤーハー
ネスの他側の移動に伴って付勢手段の他端がプロテクタ
に対してスライドする。この状態では、付勢手段はワイ
ヤーハーネスを元の弛み形状に付勢する。そして、ワイ
ヤーハーネスの伸長状態が解除されるとワイヤーハーネ
スは元の弛み状態に復帰する。この場合、積極的に付勢
手段で元の弛み状態に付勢しているので、ワイヤーハー
ネスに遊びがなくなり異音の発生が防止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図面に基づいて説
明する。
【0019】第1実施例 まず、図1及び図2を用いて第1実施例を説明する。
【0020】この実施例の案内装置は、四角い高さの低
い箱形のプロテクタ(ケース)11を有する。プロテク
タ11は、相互にロックされる箱形の本体12と平板状
の蓋体13とからなる。本体12の一方の側面及び他方
の側面にはワイヤーハーネスWの導出孔14、15がそ
れぞれ形成されている。
【0021】図2に示すように、本体12の中央部上面
(内面)には円筒状のリブ16が立設されている。リブ
16は一方側及び他方側に半割りされており、2つの半
円筒状のリブ16A、16Bに分割されている。各リブ
16A、16Bは、その周方向の中央部(この部分は前
記導出孔14、15に対面している)のみが連結部17
により本体12の上面に連結され、それ以外の部分はス
リット18により本体12の上面から切り離されてい
る。これにより、リブ16A、16Bは、図1(b)に
示すように楕円状に撓み自在な付勢手段として機能する
ようになっている。
【0022】そして、図1(a)に示すように、このよ
うに構成されたプロテクタ11の中に、ワイヤーハーネ
スWの2つに分岐された弛み部Wpが、リブ16A、1
6Bの外周に嵌められた状態で収容されており、ワイヤ
ーハーネスWの両端が導出孔14、15から外に延び出
し、一方側は自由とされ、他方側はプロテクタ11にテ
ープ19で固定されている。
【0023】この案内装置においては、図1(b)に示
すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印X方向に引
っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した時には、弛
み部Wpが幅方向に相互に接近し、それに応じてリブ1
6A、16Bが楕円形に撓んで、弛み部Wpを元の形状
に付勢して支える。また、伸長状態が解消されると、リ
ブ16A、16Bが外方に開き、図1(a)に示すよう
に弛み部Wpが元の形状に復帰する。
【0024】第2実施例 次に図3〜図5を用いて第2実施例を説明する。
【0025】この実施例の案内装置は、角筒状のプロテ
クタ(ケース)21を有する。プロテクタ21は、相互
にロックされるコ字状の本体22と平板状の蓋体23と
からなる。
【0026】図3及び図4に示すように、本体22の内
部には、迷路状の迂回路を構成する可撓リブ(付勢手
段)24がワイヤーハーネスWを通す方向に間隔を持っ
て複数枚(ここでは3枚)配置されている。可撓リブ2
4は、本体22の側壁間の幅よりも短いもので、基端部
のみが各側壁に交互に連結されており、先端側がワイヤ
ーハーネスWを通す方向に柔軟に撓み変形するように構
成されている。
【0027】そして、各可撓リブ24の先端と側壁との
間の通路により構成される迂回路内に、波形に湾曲させ
たワイヤーハーネスWの弛み部Wpが配索され、該ワイ
ヤーハーネスWの一端がプロテクタ21にテープ29で
固定されている。
【0028】この案内装置の作用を説明すると、図5に
示すようにワイヤーハーネスWの一端が矢印X方向に引
っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した時には、弛
み部Wpが直線状に延び、それに応じて可撓リブ24が
撓んで、弛み部Wpを元の形状に付勢して支える。ま
た、伸長状態が解消されると、可撓リブ24が矢印Sで
示すように元の位置に戻ろうとしてワイヤーハーネスW
を押し、図3に示すように弛み部Wpが元の波形の形状
に復帰する。
【0029】第3実施例 次に図6〜図8を用いて第3実施例を説明する。
【0030】この実施例の案内装置では、図6に示すよ
うに、ワイヤーハーネスWに螺旋状に癖が付けられた弛
み部Wpが形成されている。この弛み部Wpは、例えば
螺旋状のスプリングが組み込まれることにより、一定の
大きな螺旋径に復帰するよう付勢されている。即ち、こ
の場合の弛み部Wpは自身に付勢作用がある。
【0031】そして、この螺旋状の弛み部Wpを覆うよ
うにプロテクタ31が配設されている。このプロテクタ
31は、回り止め機構35により相互に回り止めされた
固定側プロテクタ(外筒)32と可動側プロテクタ(内
筒)33の二重構造とされている。固定側プロテクタ3
2はステアリングコラムに固定され、該固定側プロテク
タ32にはワイヤーハーネスWの一端がテープ34で固
定されている。また、可動側プロテクタ33にはワイヤ
ーハーネスWの他端がテープ34で固定されている。
【0032】なお、固定側プロテクタ32及び可動側プ
ロテクタ33は、ワイヤーハーネスWの配索し易さを考
慮して、例えば図7に示すように、ヒンジ36を介して
連結した本体37と蓋体38に分割してもよい。また、
断面形状も円筒に限らず、四角、楕円、三角等にしても
よい。
【0033】この案内装置では、図8(b)に示すよう
に、ワイヤーハーネスWの一端が引っ張られた場合に
は、螺旋状の弛み部Wpの径が小さくなってワイヤーハ
ーネスWが伸長し、それに伴って可動側プロテクタ33
がスライドし、螺旋状の弛み部Wpを常時保護する。ま
た、伸長状態が解消されると、図8(a)に示すように
弛み部Wpが自身の付勢作用により元の螺旋径に戻る。
それと同時に可動側プロテクタ33が固定側プロテクタ
32内に収容される。
【0034】第4実施例 次に図9〜図11を用いて第4実施例を説明する。
【0035】この実施例の案内装置は、図9に示すよう
に矩形筒状の内部をワイヤーハーネスWが挿通されるプ
ロテクタ(ケース)41を有する。プロテクタ41は、
外筒プロテクタ42と、この外筒プロテクタ42内に挿
入自在な内筒プロテクタ43とからなる。
【0036】また、プロテクタ41の内部には、一端が
外筒プロテクタ42に連結され、他端が内筒プロテクタ
43に連結された帯状の板部材44が配置されている。
この帯状の板部材44は、図10に示すように外筒プロ
テクタ42内に内筒プロテクタ43が挿入された収縮状
態では、略円弧状に屈曲して、プロテクタ41内に挿通
されたワイヤーハーネスWの弛み部Wpを付勢する付勢
手段として機能するようになっている。さらに、図11
に示すように外筒プロテクタ42内から内筒プロテクタ
43が引き出された伸長状態では、帯状の板部材44は
略平板状となる。
【0037】なお、外筒プロテクタ42の一方の開口縁
部からはワイヤーハーネス固定部46が突設され、内筒
プロテクタ43の一方の開口縁部からはワイヤーハーネ
ス固定部45が突設されている。これらの固定部45、
46には、プロテクタ41内を挿通したワイヤーハーネ
スWがテープ49により固定される。
【0038】この案内装置においては、図9及び図11
に示すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印X方向
へ引っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した時に
は、弛み部Wpが直線状に延び、それに応じて帯状の板
部材44が撓んで元の形状に付勢して支える。ワイヤー
ハーネスWの伸長状態が解除されると、帯状の板部材4
4が円弧状に撓んでワイヤーハーネスWを、図10に示
すように弛み部Wpが元の形状(円弧状)に復帰するよ
うに付勢する。
【0039】本実施例によれば、帯状の板部材44が多
少の塑性変形しても、テレスコピック作動時(伸長時)
に元の状態に強制的に戻ることが可能となる利点があ
る。
【0040】第5実施例 次に図12及び図13を用いて第5実施例を説明する。
【0041】この実施例の案内装置は、図12に示すよ
うに矩形筒状の内部をワイヤーハーネスWが挿通される
プロテクタ51を有する。プロテクタ51は、外筒プロ
テクタ53と、この外筒プロテクタ53内に挿入自在な
内筒プロテクタ55とからなる。
【0042】また、プロテクタ51の内部には、一端が
外筒プロテクタ53に係止され、他端が内筒プロテクタ
55に係止されて、外筒プロテクタ53と内筒プロテク
タ55とを連結する長尺状の連結部材57が配置されて
いる。この連結部材57は、中間部に屈曲部59が設け
られた板部61と、この板部61の両側にそれぞれ形成
された係止部63、65とで構成されている。
【0043】図13(a)に示すように、一側の係止部
63は筒状に形成され、筒部67の内壁から係止突起6
9が突設されている。筒部67内には、外筒プロテクタ
53の一方の開口縁部に設けられたワイヤーハーネス固
定部71が嵌合される。そして、ワイヤーハーネス固定
部71に突設された可撓性のロックアーム73と係止突
起69とが係合することで係止部63がワイヤーハーネ
ス固定部71に係止される。
【0044】同様に、他側の係止部65は、内筒プロテ
クタ55の一方の開口縁部に設けられたワイヤーハーネ
ス固定部75が嵌合され、ワイヤーハーネス固定部75
に突設された可撓性のロックアーム77と係止突起79
とが係合することで係止部65がワイヤーハーネス固定
部75に係止される。
【0045】この連結部材57は、図13(a)に示す
ように外筒プロテクタ53内から内筒プロテクタ55が
引き出された伸長状態では、板部61は略平板状とな
る。さらに、図13(b)に示すように外筒プロテクタ
53内に内筒プロテクタ55が挿入された収縮状態で
は、板部61は屈曲部59が屈曲して山形状となり、プ
ロテクタ51内に挿入されたワイヤーハーネスWの弛み
部Wpを付勢する付勢手段として機能するようになって
いる。
【0046】なお、連結部材57の係止部63、65及
びこれらの係止部63、65が係止されたワイヤーハー
ネス固定部71、75は、プロテクタ51内を挿通した
ワイヤーハーネスWがテープ81により固定される。
【0047】このような案内装置においては、図13
(a)に示すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印
X方向へ引っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した
時には、弛み部Wpが直線状に延び、それに応じて連結
部材57が撓んで、ワイヤーハーネスWを元の形状に付
勢して支える。ワイヤーハーネスWの伸長状態が解除さ
れると、図13(b)に示すように、連結部材57の板
部61が山形状に撓んでワイヤーハーネスWを、弛み部
Wpが元の形状(円弧状)に復帰するように付勢する。
【0048】本実施例によれば、ワイヤーハーネスを予
め付勢手段で積極的に付勢しているので、伸縮動作があ
った場合にも予想外の無理な応力が発生しなくなると共
に、ワイヤーハーネスの遊びがなくなり、異音の発生が
防止される。さらに、弛み部と付勢手段を有するだけで
あるから、装置の小型化が図れる。
【0049】また、本実施例においても、連結部材が多
少塑性変形してもテレスコピック作動時(伸長時)に元
の状態に強制的に戻ることが可能となる利点がある。
【0050】第6実施例 次に図14及び図15を用いて第6実施例を説明する。
なお、上述した第5実施例と同構成部分については、図
面に同符号を付して重複した説明を省略する。本実施例
のプロテクタ83も上記第5実施例と同様に、外筒プロ
テクタ53と内筒プロテクタ55とで構成され、これら
の外筒プロテクタ53と内筒プロテクタ55とは連結部
材85で連結されている。
【0051】本実施例の連結部材85は、屈曲部87が
薄肉に形成されており、この薄肉部分の両側には、突起
89、91が形成されている。
【0052】本実施例の案内装置においても、図15
(a)に示すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印
X方向へ引っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した
時には、弛み部Wpが直線状に延び、それに応じて連結
部材85が撓んで、ワイヤーハーネスWを元の形状に付
勢して支える。ワイヤーハーネスWの伸長状態が解除さ
れると、図15(b)に示すように、連結部材85が円
弧状に撓んでワイヤーハーネスWを、弛み部Wpが元の
形状(円弧状)に復帰するように付勢する。
【0053】このとき、上記第5実施例の屈曲部87
は、山形状に屈曲してワイヤーハーネスWを円弧状に復
帰させるとき、1か所の屈曲点(頂部)で付勢したが、
本実施例の連結部材85では、図15(b)に示すよう
に、突起89、91による2か所の屈曲点で付勢してい
る。これにより、ワイヤーハーネスWを急に曲げること
がなくなり、大きな半径で屈曲させることが出来る。従
って、ワイヤーハーネスWの弛み部Wpへのストレスが
低減される。
【0054】また、本実施例においても、連結部材が8
5が多少塑性変形してもテレスコピック作動時(伸長
時)に元の状態に強制的に戻ることが可能となる利点が
ある。
【0055】第7実施例 次に図16及び図17を用いて第7実施例を説明する。
なお、上述した第5、第6実施例と同構成部分について
は、図面に同符号を付して重複した説明を省略する。本
実施例のプロテクタ93も上記第5、第6実施例と同様
に、外筒プロテクタ53と内筒プロテクタ55とで構成
され、これらの外筒プロテクタ53と内筒プロテクタ5
5とは連結部材95で連結されている。
【0056】本実施例の連結部材95には、係止部6
3、65側から屈曲部59に向かって次第に幅広となる
側壁を有する断面コ字型の板部97が形成されている。
この板部97は、屈曲部59の両側に形成された角部9
9、101が最も高い部分となっている。
【0057】本実施例の案内装置においても、図17
(a)に示すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印
X方向へ引っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した
時には、弛み部Wpが直線状に延び、それに応じて連結
部材95が撓んで、ワイヤーハーネスWを元の形状に付
勢して支える。ワイヤーハーネスWの伸長状態が解除さ
れると、連結部材95が円弧状に撓んでワイヤーハーネ
スWを弛み部Wpがもとの形状(円弧状)に復帰するよ
うに付勢する。
【0058】このとき、連結部材95は、角部99、1
01による2か所の屈曲点で付勢しているので、ワイヤ
ーハーネスWを急に曲げることがなくなり、大きな半径
で屈曲させることが出来る。従って、ワイヤーハーネス
Wの弛み部Wpへのストレスを低減することが出来る。
【0059】また、本実施例では、屈曲部59の両側の
角部99、101が高く形成されて予め全体として低い
山形状に屈曲した形となっているので、弛み部Wpを元
の形状に復帰させる際に滑らかな動きとなる。
【0060】第8実施例 次に図18及び図21を用いて第8実施例を説明する。
【0061】この実施例の案内装置は、図18に示すよ
うに、矩形筒状の内部をワイヤーハーネスハーネスWが
挿通されるプロテクタ103を有する。このプロテクタ
103の内部には、側壁105、105の下部に、スラ
イド溝107、107がワイヤーハーネスWの挿通方向
に沿って形成されている。このスライド溝107、10
7の一側は、図19に示すように、ストッパ壁109、
109により閉鎖されている。また、スライド溝10
7、107間の底壁111には、スリット113、11
3が形成されており、これらのスリット113、113
間に係止突起115が形成されている。この係止突起1
15には、プロテクタ103内に配置される帯板117
の一端が係合する。
【0062】帯板117は、長尺状で、両端部にハーネ
ス固定部119、121が形成され、これらのハーネス
固定部119、121の間に折れ曲り部123が形成さ
れている。ハーネス固定部119には、一対の矩形状の
貫通孔125、125が形成されている。この貫通孔1
25、125内には、ワイヤーハーネスWを固定するた
めのバンドクリップ127が挿通されている。また、ハ
ーネス固定部119の両側部からは、ガイド129、1
29が幅方向に向けて突設されている。これらのガイド
129、129は、スライド溝107、107に嵌合し
ている。さらに、ハーネス固定部119の裏面側には、
図20に示すように、矩形状の凹所131が形成されて
いる。この凹所131には、上述した係止突起115が
係合している。これにより、帯板117の一側のハーネ
ス固定部119が、プロテクタ103に固定されてい
る。
【0063】一方、ハーネス固定部121は、ハーネス
固定部121より長く、バンドクリップ127の挿通用
の一対の矩形状の貫通孔135、135が形成されてい
る。これらの貫通孔135、135と折れ曲り部123
との間には、幅方向の両側部にガイド137、137が
形成されている。これらのガイド137、137は上述
したスライド溝107、107内にスライド自在に嵌合
されている。
【0064】折れ曲り部123は、一方の端部がハーネ
ス固定部119、121にそれぞれ屈曲自在に連結され
ると共に、他方の端部同士が屈曲部139を介して連結
された板部141、143とで形成されている。板部1
41、143の幅方向の両側には、屈曲部139に向か
って次第に幅広となる側板145、145が設けられ、
上面側には、幅広部147、147が形成されている。
この幅広部147、147の先端部は屈曲部139側に
向けて屈曲しており、角部149、149が対向して形
成されている。
【0065】この帯板117は、一側のハーネス固定部
119にワイヤーハーネスWの弛み部Wpの一端がバン
ドクリップ127により固定され、他側のハーネス固定
部121に弛み部Wpの他端がバンドクリップ127に
固定されると共に、一側のハーネス固定部119がプロ
テクタ103に係止され、他側のハーネス固定部121
がプロテクタにスライド自在に係止されている。また、
ハーネス固定部121がプロテクタ103から離れる方
向へスライドしたときには、図21(b)に示すよう
に、帯板117は平板状に変形する。この場合、折り曲
げ部123は略平板状になるが、板部141、143の
側板145、145が屈曲部139に向けて次第に幅広
となっているので、折り曲げ部123は、角部149を
頂点として低い山形状となる。このため、ワイヤーハー
ネスWの弛み部Wpが伸長しても、弛み部Wpが元の形
状になるようにワイヤーハーネスWは付勢される。
【0066】また、ハーネス固定部121がプロテクタ
側へスライドしたときには、屈曲部139が屈曲して板
部141、143が立ち上がり、折れ曲り部123が山
形状に屈曲する。このとき、屈曲部139、角部14
9、149が最も高い位置となって、ワイヤーハーネス
Wを付勢する。
【0067】このような案内装置においては、図21
(a)に示すように、ワイヤーハーネスWの一端が矢印
X方向へ引っ張られて、ワイヤーハーネスWが伸長した
時には、弛み部Wpが直線状に延び、それに応じて帯板
117が平板状に撓んで、ワイヤーハーネスWを元の形
状に付勢して支える。ワイヤーハーネスWの伸長状態が
解除されると、図21(b)に示すように、折れ曲り部
123が山形状に撓んでワイヤーハーネスWを弛み部W
pが元の形状(円弧状)に復帰するように付勢する。
【0068】本実施例によれば、ワイヤーハーネスを予
め付勢手段で積極的に付勢しているので、伸縮動作があ
った場合にも予想外の無理な応力が発生しなくなると共
に、ワイヤーハーネスの遊びがなくなり、異音の発生が
防止される。さらに、弛み部と付勢手段を有するだけで
あるから、装置の小型化が図れる。
【0069】また、本実施例においても、帯板117が
多少塑性変形しても、テレスコピック作動時(伸長時)
に元の状態に強制的に戻ることが可能となる利点があ
る。
【0070】また、本実施例は、一つのプロテクタ10
3と帯板117とで形成したので、前述した第4、5、
6、7実施例と比較して部品点数を少なく出来る。ま
た、前述の第4、5、6、7実施例では、外筒プロテク
タ及び内筒プロテクタからなるプロテクタと、板部材
や、連結部材とで構成しているので、各構成部品同士の
摩擦部が多く、抵抗が大きいが、本実施例では、構成部
品が少ないので、摩擦部分が少なく、抵抗が小さい。こ
れにより、ワイヤーハーネスWの伸縮動作においてスム
ーズな動きが得られる。また、本実施例では構成部品が
少ないので、より装置を小型化することが出来ると共
に、軽量化を図ることが出来、製造コストを低減するこ
とが出来る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、ワイヤーハーネスに弛み部を設け、この弛
み部の伸長時に弛み部を元の形状に復帰する付勢手段を
設けたので、伸縮動作によるワイヤーハーネスの応力発
生が小さくて済み遊びを少なくすることが出来て異音の
発生を防止することが出来る。また、弛み部と付勢手段
を設けただけなので、装置の小型化が図れる。
【0072】請求項2記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスに弛み部を設け、プロテクタに収容すると共に、
プロテクタに弛み部の伸長時に弛み部を元の形状に付勢
する付勢手段を設けたので、伸縮動作によるワイヤーハ
ーネスの応力発生が小さくて済み遊びを少なくすること
が出来て異音の発生を防止することが出来る。また、弛
み部と付勢手段を設けただけなので、装置の小型化が図
れる。
【0073】請求項3記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスに弛み部を設け、プロテクタを外筒プロテクタと
内筒プロテクタとで形成し、一端が外筒プロテクタに係
止され、他端が内筒プロテクタに係止されて外筒プロテ
クタと内筒プロテクタとを連結すると共に、弛み部の伸
長時に弛み部を元の弛み形状に付勢する付勢手段を設け
たことにより、伸縮動作によるワイヤーハーネスの応力
発生が小さくて済み遊びを少なくすることが出来て異音
の発生を防止することが出来る。また、弛み部と付勢手
段を設けただけなので、装置の小型化が図れる。
【0074】請求項4記載の発明によれば、ワイヤーハ
ーネスに弛み部を設け、プロテクタに収容すると共に、
弛み部の一側が固定された一端がプロテクタに係止さ
れ、弛み部の他側が固定された他端がプロテクタにスラ
イド自在に係止されて、弛み部の伸長時に該弛み部を元
の弛み形状に付勢する付勢手段を設けたことにより、伸
縮動作におけるワイヤーハーネスの遊びを少なくするこ
とが出来て異音の発生を防止出来る。また、構成部品が
少ないので、接触部が少ないため、摩擦による抵抗を軽
減することが出来、スムーズな動きを得ることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の内部構造を示す図であ
り、(a)は縮小時の斜視図、(b)は伸長時の斜視図
である。
【図2】本発明の第1実施例におけるプロテクタの斜視
図である。
【図3】本発明の第2実施例の縮小時の内部構造を示す
斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】本発明の第2実施例の伸長時の内部構造を示す
斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例の伸長時の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例のプロテクタの一例を示す
斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例の動作説明のための図であ
り、(a)は縮小時の側面図、(b)は伸長時の側面図
である。
【図9】本発明の第4実施例のプロテクタの一例を示す
斜視図である。
【図10】本発明の第4実施例の動作説明のための図で
あり、(a)は縮小時の平面図、(b)は縮小時の側面
図である。
【図11】本発明の第4実施例の動作説明のための図で
あり、(a)は伸長時の平面図、(b)は伸長時の側面
図である。
【図12】本発明の第5実施例のプロテクタの一例を示
す斜視図である。
【図13】本発明の第5実施例の動作説明のための図で
あり、(a)は伸長時の側面図、(b)は縮小時の側面
図である。
【図14】本発明の第6実施例のプロテクタの一例を示
す斜視図である。
【図15】本発明の第6実施例の動作説明のための図で
あり、(a)は伸長時の側面図、(b)は縮小時の側面
図である。
【図16】本発明の第7実施例のプロテクタの一例を示
す斜視図である。
【図17】本発明の第7実施例の動作説明のための図で
あり、(a)は伸長時の側面図、(b)は縮小時の側面
図である。
【図18】本発明の第8実施例のプロテクタの一例を示
す斜視図である。
【図19】本発明の第9実施例のプロテクタの一部を拡
大した斜視図である。
【図20】プロテクタと帯板との関係を示す断面図であ
る。
【図21】第8実施例の動作説明のための図であり、
(a)は伸長時の斜視図、(b)は縮小時の斜視図であ
る。
【図22】従来例の側面図である。
【図23】他の従来例の斜視図である。
【符号の説明】
W ワイヤーハーネス Wp 弛み部 11、21、31、41、51 プロテクタ(ケース) 83、93、103 プロテクタ(ケース) 16A、16B リブ(付勢手段) 24 可撓リブ(付勢手段) 44 帯状の板部材(付勢手段) 57、85、95 連結部材(付勢手段) 117 帯板(付勢手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングコラムに配索されるワイヤ
    ーハーネスをプロテクタ内に収容し案内する装置におい
    て、ワイヤーハーネスに弛み部を設けると共に、この弛
    み部の伸長時に該弛み部を元の弛み形状に付勢する付勢
    手段を設けたステアリングコラムのワイヤーハーネス案
    内装置。
  2. 【請求項2】 ステアリングコラムに配索されるワイヤ
    ーハーネスをプロテクタ内に収容し案内する装置におい
    て、ワイヤーハーネスに弛み部を設け、前記プロテクタ
    に収容すると共に、このプロテクタに前記弛み部の伸長
    時に該弛み部を元の弛み形状に付勢する付勢手段を設け
    たことを特徴とするステアリングコラムのワイヤーハー
    ネス案内装置。
  3. 【請求項3】 ステアリングコラムに配索されるワイヤ
    ーハーネスをプロテクタ内に収容し、案内するステアリ
    ングコラムのワイヤーハーネス配索装置において、ワイ
    ヤーハーネスに弛み部を設け、前記プロテクタを外筒プ
    ロテクタと、この外筒プロテクタ内に挿入自在な内筒プ
    ロテクタとで形成し、前記弛み部の一側を外筒プロテク
    タに固定し前記弛み部の他側を内筒プロテクタに固定し
    てプロテクタ内に前記弛み部を収容し、一端が前記外筒
    プロテクタに係止され他端が内筒プロテクタに係止され
    て外筒プロテクタと内筒プロテクタとを連結すると共
    に、前記弛み部の伸長時に該弛み部を元の弛み形状に付
    勢する付勢手段を設けたことを特徴とするステアリング
    コラムのワイヤーハーネス案内装置。
  4. 【請求項4】 ステアリングコラムに配索されるワイヤ
    ーハーネスをプロテクタ内に収容し、案内するステアリ
    ングコラムのワイヤーハーネス配索装置において、ワイ
    ヤーハーネスに弛み部を設け、前記プロテクタに収容す
    ると共に、前記弛み部の一側が固定された一端が前記プ
    ロテクタに係止され、前記弛み部の他側が固定された他
    端が前記プロテクタにスライド自在に係止されて、前記
    弛み部の伸長時に該弛み部を元の弛み形状に付勢する付
    勢手段を設けたことを特徴とするステアリングコラムの
    ワイヤーハーネス案内装置。
JP5315423A 1992-12-16 1993-12-15 ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置 Expired - Fee Related JP2986322B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5315423A JP2986322B2 (ja) 1992-12-16 1993-12-15 ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置
US08/266,556 US5556059A (en) 1993-06-28 1994-06-28 Device for guiding wire harness of steering column

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33596892 1992-12-16
JP15756993 1993-06-28
JP4-335968 1993-06-28
JP5-157569 1993-06-28
JP5315423A JP2986322B2 (ja) 1992-12-16 1993-12-15 ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0769141A true JPH0769141A (ja) 1995-03-14
JP2986322B2 JP2986322B2 (ja) 1999-12-06

Family

ID=27321188

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5315423A Expired - Fee Related JP2986322B2 (ja) 1992-12-16 1993-12-15 ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2986322B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5552888A (en) * 1994-12-02 1996-09-03 Nikon Precision, Inc. Apparatus for measuring position of an X-Y stage
EP1439095A1 (en) * 2003-01-20 2004-07-21 Calsonic Kansei Corporation Harness slack take-up structure for steering gear
JP2008143325A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドア用ワイヤハーネスの配索構造
JP2009050100A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Yazaki Corp ワイヤハーネスプロテクタ
JP2009280160A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Kanto Auto Works Ltd 電線余長吸収機構
JP2016007103A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 住友電装株式会社 コネクタカバーおよびワイヤハーネス
WO2017203990A1 (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 住友電装株式会社 プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
JP2019032023A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 古河電気工業株式会社 クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス
US10312642B2 (en) 2017-01-25 2019-06-04 Yazaki Corporation Protector and wire harness

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5552888A (en) * 1994-12-02 1996-09-03 Nikon Precision, Inc. Apparatus for measuring position of an X-Y stage
US5708505A (en) * 1994-12-02 1998-01-13 Nikon Corporation Laser interferometer having a sheath for the laser beam
EP1439095A1 (en) * 2003-01-20 2004-07-21 Calsonic Kansei Corporation Harness slack take-up structure for steering gear
US7344156B2 (en) 2003-01-20 2008-03-18 Calsonic Kansei Corporation Harness slack take-up structure for steering gear
JP2008143325A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドア用ワイヤハーネスの配索構造
JP2009050100A (ja) * 2007-08-21 2009-03-05 Yazaki Corp ワイヤハーネスプロテクタ
JP2009280160A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Kanto Auto Works Ltd 電線余長吸収機構
JP2016007103A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 住友電装株式会社 コネクタカバーおよびワイヤハーネス
WO2017203990A1 (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 住友電装株式会社 プロテクタ及びプロテクタ付ワイヤーハーネス
US10312642B2 (en) 2017-01-25 2019-06-04 Yazaki Corporation Protector and wire harness
JP2019032023A (ja) * 2017-08-08 2019-02-28 古河電気工業株式会社 クランプ及びクランプ付ワイヤーハーネス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2986322B2 (ja) 1999-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5556059A (en) Device for guiding wire harness of steering column
EP1241056B1 (en) Harness slack holding apparatus for sliding car doors
US9701262B2 (en) Harness bending regulation member and harness routing structure using the same
US8572805B2 (en) Grommet
JP4414875B2 (ja) 常時給電装置
EP2050623A2 (en) Feeding structure for sliding structural body
JPH0769141A (ja) ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置
JP6228804B2 (ja) ハーネス屈曲規制部材とそれを用いたハーネス配索構造
CN104471811A (zh) 臂式供电装置
JP3862150B2 (ja) ワイヤハーネス余長吸収装置
JPH0795714A (ja) プロテクタへのバンドクランプの係止構造
JP4423101B2 (ja) 線条体の固定板、ワイヤーハーネス保護用プロテクタ及び固定用クリップ
JP2008167558A (ja) 給電装置
US6508143B2 (en) Structure for mounting to steering wheel
JPH09134768A (ja) 相対回転部材間継電装置
JP3985641B2 (ja) ワイヤハーネス用スプールプロテクタ
JPH1080036A (ja) ワイヤハーネスの寸法交差吸収構造
JP2989530B2 (ja) クリップ
JPH08256423A (ja) ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置及びワイヤーハーネスの固定方法
JP3035378B2 (ja) 自動車用シートの固定装置
JP4177319B2 (ja) 固定具
JPH08256422A (ja) ステアリングコラムのワイヤーハーネス案内装置
JP4125166B2 (ja) フラットケーブル用クランプおよびフラットケーブルの支持方法
JP4726857B2 (ja) 機械式ブレーキ作動装置
JP4138674B2 (ja) ワイヤーハーネスの余長吸収構造、およびワイヤーハーネス

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081001

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091001

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101001

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111001

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121001

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees