JP2009050100A - ワイヤハーネスプロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線配索作業時のプロテクタ本体と蓋体による電線の挟み込みを防止すると共に、プロテクタ内での電線分岐部の近傍へのテープ巻きを廃止して、易解体性を高めること。
【解決手段】上面が開口した断面U字状の周壁2Aによって電線配索路5を形成したプロテクタ本体2と、プロテクタ本体に被せることでプロテクタ本体の上面開口を塞ぐ蓋体3とを有する。プロテクタの側部に、Uターン状に枝線Wbを配索する分岐電線引出部10が設けられており、その断面U字状の周壁10Aが、幹線Waの電線配索路を形成する周壁2Aに斜めに接続され、その鋭角側の接続部12の内側の、主となる電線配索路5を形成する周壁2Aの側壁部内面に、電線配索路5に配索される電線を電線配索路5の幅方向反対側に押し出して遠ざける押し出し片20が配設されている。押し出し片の先端には、円筒状または円柱状の分岐電線案内部25が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤハーネスを保護するためのプロテクタに関するものである。
ワイヤハーネスプロテクタは、一般的に、上面が開口した断面U字状の周壁によって電線配索路を形成したプロテクタ本体と、このプロテクタ本体に被せることでプロテクタ本体の上面開口を塞ぐ蓋体と、から構成されている。
この種のプロテクタの中に、急な曲がり部を有する経路で電線配索路を形成したものがある。例えば、ワイヤハーネスの幹線(主電線束)から枝線(分岐電線束)を分岐させる場合、分岐部分では急な曲がりで枝線を分岐電線引出部に配索する必要がある(特許文献1または特許文献2参照)。
特開2002−10440号公報 特開平9−11820号公報
ところが、電線束を急な曲率で曲げた場合、特に低い位置にある分岐電線引出部に電線を配索するような場合、電線が最短ルートを通ろうとして、電線配索路の側壁部に乗り上げてしまい、蓋体を閉じる際に、乗り上げた電線を蓋体とプロテクタ本体で挟み込んでしまうおそれがある。また、そのような電線の乗り上げを避けるために、電線の分岐部の近傍を粘着テープを用いたテープ巻きで結束して、電線のばらけを防止する対策を採ることがあるが、そうした場合は、余計な作業が増える上に、ワイヤハーネス解体時に余計な解体手間が増えるという問題もあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電線配索作業時のプロテクタ本体と蓋体による電線の挟み込みを防止すると共に、プロテクタ内での電線分岐部の近傍へのテープ巻きを廃止して、易解体性を高めることのできるワイヤハーネスプロテクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスプロテクタは、下記(1)〜(8)を特徴としている。
(1) 上面が開口した断面U字状の周壁によって電線配索路を形成したプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体に被せることでプロテクタ本体の上面開口を塞ぐ蓋体と、を有するワイヤハーネスプロテクタであって、
前記プロテクタ本体の周壁の側壁部内面の所定箇所に、前記電線配索路に配索される電線を該電線配索路の幅方向反対側に押し出して遠ざける押し出し片が突設されていること。
(2) 上記(1)の構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記電線配索路の急な曲がり部の内側に前記押し出し片が配設されていること。
(3) 上記(2)の構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記急な曲がり部が、前記電線配索路のうち主となる電線配索路から分岐電線引出部内の電線配索路へかけての部分であること。
(4) 上記(3)の構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記分岐電線引出部の周壁が、前記主となる電線配索路を形成する周壁の低い位置に接続されていること。
(5) 上記(4)の構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記押し出し片が、前記分岐電線引出部の周壁より高い位置に設けられていること。
(6) 上記(3)〜(5)のいずれかの構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記分岐電線引出部の周壁が、前記主となる電線配索路を形成する周壁に斜めに接続されており、その鋭角側の接続部の内側の、前記主となる電線配索路を形成する周壁の側壁部内面に前記押し出し片が配設され、その押し出し片の先端に分岐電線案内部が設けられ、その分岐電線案内部が、前記分岐電線引出部の幅方向中央に近い位置まで延ばされていること。
(7) 上記(1)〜(6)のいずれかの構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記押し出し片が、前記プロテクタ本体の周壁の側壁部内面から突出した後に電線配索方向の上流側から下流側にかけてL字状に湾曲した羽根状のバネ片として形成されていること。
(8) 上記(7)の構成のワイヤハーネスプロテクタにおいて、
前記押し出し片の先端に、分岐電線を誘導する分岐電線案内部が設けられ、その分岐電線案内部が円筒状または円柱状に形成されていること。
上記(1)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、押し出し片の作用により電線を電線配索路を構成する周壁の側壁部から遠ざけることができるので、電線配索作業時の電線の側壁部への乗り上げを回避することができ、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。従って、電線をテープ巻きして、敢えてばらけないようにする必要がなく、テープ巻きの手間が減らせると共に、テープの省略によって省資源化が図れる。また、テープ巻きしないことにより、ワイヤハーネスの解体も容易にできるようになり、易解体性の向上も図れる。
上記(2)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、電線を急に曲げて配索する箇所では、曲がり部の内側で電線が最短ルートをとろうとして、側壁部に乗り上げるおそれが大きいが、押し出し片の作用により、電線の側壁部への乗り上げを回避することができるので、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。
上記(3)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、電線束の幹線から枝線を分岐する箇所では、分岐のための屈曲部の内側で電線が最短ルートをとろうとして、側壁部に乗り上げるおそれが大きいが、押し出し片の作用により、電線の側壁部への乗り上げを回避することができるので、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。
上記(4)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、分岐した枝線を幹線よりも低い位置で配索するような場合、分岐箇所で電線の側壁部への乗り上げがより発生しやすくなるが、押し出し片の作用によりそれを回避することができるので、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。
上記(5)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、押し出し片が分岐電線引出部の周壁より高い位置に設けられているので、より確実に電線の乗り上げ防止を図ることができる。
上記(6)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、分岐した枝線をUターン気味に屈曲させるような場合、その曲がり箇所の内側で電線の乗り上げが発生しやすくなるが、押し出し片の作用によりそれを回避することができるので、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。
上記(7)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、押し出し片を羽根状のバネ片として形成したので、弾力的に電線を側壁部から遠ざけることができる。また、押し出し片のバネ性により、電線を急に曲げる場合でも滑らかに電線を誘導することができる。
上記(8)の構成のワイヤハーネスプロテクタによれば、押し出し片の先端に円筒状または円柱状の分岐電線案内部を設けたので、電線との接触面積を大きくとることができると共に、外周の曲面で電線を案内することができ、それにより、電線への圧力を減らして電線へのダメージを軽減することができる。
本発明によれば、電線配索作業時のプロテクタ本体と蓋体による電線の挟み込みを防止することができると共に、プロテクタ内での電線分岐部の近傍へのテープ巻きを廃止することができて、易解体性を高めることができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1(a)および(b)は実施形態のプロテクタの構成を示し、図1(a)は蓋体を開いた状態を示す平面図、そして図1(b)は図1(a)のIb矢視部の拡大斜視図である。
このワイヤハーネスプロテクタ1は、上面が開口した断面U字状の周壁によって電線配索路を形成したプロテクタ本体2と、プロテクタ本体2の上に被せることでプロテクタ本体2の上面開口を塞ぐ蓋体3とからなる。プロテクタ本体2と蓋体3はヒンジ4で連結されることで一体の樹脂成形部品として構成されており、ヒンジ4を屈曲させて蓋体3を回動させることにより、プロテクタ本体2と蓋体3を閉じた状態でロックできるようになっている。そして、両者をロックするために、プロテクタ本体2と蓋体3のヒンジ4から遠い箇所にロック手段6、7、8、9が設けられている。
このワイヤハーネスプロテクタ1には、ヒンジ4と反対側の側部に複数の分岐電線引出部10が設けられており、プロテクタ本体2側には、分岐電線引出部10の主要部(下側部分)を構成する深目の断面U字状の周壁10Aが設けられ、蓋体3側には、分岐電線引出部10の残りの部分(上側部分)を構成する浅目の断面U字状の周壁10Bが設けられている。
プロテクタ本体2側の分岐電線引出部10の周壁10Aは、ワイヤハーネスWの幹線Waを収容する主たる電線配索路5を構成する周壁2Aの側壁部に接続されている。この場合、分岐電線引出部10の周壁10Aは、主となる電線配索路5を形成する周壁2Aの低い位置に斜め(配索経路として見た場合にUターン状)に接続されている。同様に、蓋体3側も、分岐電線引出部10の周壁10Bは、ワイヤハーネスWの幹線Waを収容する主たる電線配索路5を構成する周壁3Aの側壁部に接続されている。分岐電線引出部10には、主たる電線導出部5に連通する電線配索路が確保されている。尚、プロテクタ本体2と蓋体3は、ロックした際に、プロテクタ本体2の周壁2A、10Aの上端に蓋体3の周壁3A、10Bの下端が突き合わさった状態となる。
また、プロテクタ本体2の周壁2Aの側壁部内面の所定箇所には、主たる電線配索路5に配索されるワイヤハーネス(電線)Wを、電線配索路5の幅方向反対側に押し出して遠ざける押し出し片20が突設されている。この押し出し片20は、主となる電線配索路5から分岐電線引出部10内の電線配索路へかけての部分、具体的には、分岐電線引出部10の周壁10Aの鋭角側の接続部12の内側の、主となる電線配索路5を形成する周壁2Aの側壁部内面に配設されている。
この押し出し片20は、プロテクタ本体2の周壁2Aの側壁部内面から突出した後に電線配索方向の上流側から下流側にかけてL字状に湾曲した羽根状のバネ片として形成されている。即ち、プロテクタ本体2の周壁2Aの側壁部内面に押し出し片20の基端部21が連結され、L字状の屈曲部22を経て先端側23を、分岐電線引出部10の幅方向中央に近い位置まで延ばしている。先端部は分岐電線案内部25となっており、分岐電線を誘導できるよう円筒状または円柱状に形成されている。また、この押し出し片20は、分岐電線引出部10の周壁10Aの側壁部上端よりも高い位置に設けられている。
次に作用を説明する。このワイヤハーネスプロテクタ1を使用する場合は、まず、プロテクタ本体2の主たる電線配索路5に、ワイヤハーネスWの幹線Waを収容し、幹線Waから分岐する枝線Wbを、各分岐電線引出部10内の電線配索路に誘導して引き出す。
その際、Uターン状に分岐する箇所の曲がりの内側に押し出し片20を設けているので、矢印Aで示す部分のように、押し出し片20の作用により電線(幹線Waや枝線Wb)を、電線配索路5を構成する周壁2Aの側壁部から遠ざけることができる。そのため、電線配索作業時の電線(幹線Waや枝線Wb)の側壁部への乗り上げを回避することができ、蓋体3を閉じた際の電線(幹線Waや枝線Wb)の挟み込みを防ぐことができる。
図2(a)および(b)は本発明の実施形態の優位性を説明するための参考例を示す図である。尚、図2(a)は図1(a)と対応し、そして図2(b)は図1(b)と対応している。
この参考例として示すプロテクタ100は、プロテクタ本体2と蓋体3とからなり、前述の押し出し片20(図1(a)および(b)参照)が無いだけで、あとの構成は前述のものと同様である。従って、同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
押し出し片20が無い参考例の場合、ワイヤハーネスWの幹線Waから枝線WbをUターン気味に屈曲させながら分岐する箇所では、矢印Cで示す箇所のように、分岐のための屈曲部の内側で電線が最短ルートをとろうとして、プロテクタ本体2の周壁2A、10Aの側壁部に乗り上げるおそれが大きい。このように乗り上げた場合、蓋体3を閉じた際に蓋体3とプロテクタ本体2の間に電線を挟み込んでしまう可能性がある。
それに対し、本発明の実施形態のように押し出し片20を設けることにより、押し出し片20の作用によって電線(幹線Waや枝線Wb)を、電線配索路5を構成する周壁2Aの側壁部から遠ざけることができる。そのため、電線の側壁部への乗り上げを回避することができ、蓋体3を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができるようになる。特に、分岐した枝線Wbを幹線Waよりも低い位置で配索するような場合には、分岐箇所で電線の側壁部への乗り上げがより発生しやすくなるが、押し出し片20の作用によりそれを回避することができるので、電線の挟み込みを防ぐことができ、作業性の向上が図れる。
この場合、図1(b)に示すように、押し出し片20が分岐電線引出部10の周壁10Aより高い位置に設けられているので、より確実に電線の乗り上げ防止を図ることができる。また、押し出し片20を羽根状のバネ片として形成しているので、弾力的に電線を側壁部から遠ざけることができる。また、押し出し片20のバネ性により、電線を急に曲げる場合でも滑らかに電線を誘導することができる。
また、押し出し片の先端に円筒状または円柱状の分岐電線案内部25を設けているので、電線との接触面積を大きくとることができると共に、外周の曲面で電線を案内することができ、それにより、電線への圧力を減らして電線へのダメージを軽減することができる。
また、図2(a)および(b)に示すように、電線の乗り上げを防止するために分岐部の手前に、粘着テープTを用いて、テープ巻きを施すことがあるが、本発明では、押し出し片20によって電線の乗り上げが防止できるので、敢えてテープ巻きする必要がなくなり、テープ巻きの手間が減らせると共に、粘着テープの省略によって省資源化が図れる。また、テープ巻きしないことにより、ワイヤハーネスの解体も容易にできるようになり、易解体性の向上も図れる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、Uターン状の分岐電線引出部10がある場合に、その曲がり部の内側に押し出し片を設けていたが、分岐部以外の単純な急な曲がり部の内側に押し出し片を設けてもよい。そうした場合、電線を急に曲げて配索する際に、曲がり部の内側で電線が最短ルートをとろうとして、側壁部に乗り上げる問題を解決することができ、蓋体を閉じた際の電線の挟み込みを有効に防ぐことができる。
また、上記実施形態では、押し出し片が、プロテクタ本体の周壁の側壁部内面と、該側壁部に連設された底壁部の内面とに一体形成されたバネ片であったが、プロテクタ本体の周壁の側壁部内面のみに片持ち状に一体形成されたバネ片であってもよい。押し出し片がプロテクタ本体の周壁の側壁部内面のみに片持ち状に一体形成された構成の場合、押し出し片の可撓性がより高いため、電線に対するクッション性が高められ、よって電線へのダメージをより軽減できる。
本発明の実施形態のプロテクタの構成を示し、(a)は蓋体を開いた状態を示す平面図、そして(b)は(a)のIb矢視部の拡大斜視図である。 本発明の実施形態の優位性を説明するための参考例のプロテクタを示す図であり、(a)は蓋体を開いた状態を示す平面図、そして(b)は(a)のIIb矢視部の拡大斜視図である。
符号の説明
1:ワイヤハーネスプロテクタ
2:プロテクタ本体
2A:周壁
3:蓋体
5:主たる電線配索路
10:分岐電線引出部
10A:周壁
20:押し出し片
25:分岐電線案内部
W:ワイヤハーネス
Wa:幹線
Wb:枝線

Claims (8)

  1. 上面が開口した断面U字状の周壁によって電線配索路を形成したプロテクタ本体と、前記プロテクタ本体に被せることでプロテクタ本体の上面開口を塞ぐ蓋体と、を有するワイヤハーネスプロテクタであって、
    前記プロテクタ本体の周壁の側壁部内面の所定箇所に、前記電線配索路に配索される電線を該電線配索路の幅方向反対側に押し出して遠ざける押し出し片が突設されていることを特徴とするワイヤハーネスプロテクタ。
  2. 前記電線配索路の急な曲がり部の内側に前記押し出し片が配設されていることを特徴とする請求項1に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  3. 前記急な曲がり部が、前記電線配索路のうち主となる電線配索路から分岐電線引出部内の電線配索路へかけての部分であることを特徴とする請求項2に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  4. 前記分岐電線引出部の周壁が、前記主となる電線配索路を形成する周壁の低い位置に接続されていることを特徴とする請求項3に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  5. 前記押し出し片が、前記分岐電線引出部の周壁より高い位置に設けられていることを特徴とする請求項4に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  6. 前記分岐電線引出部の周壁が、前記主となる電線配索路を形成する周壁に斜めに接続されており、その鋭角側の接続部の内側の、前記主となる電線配索路を形成する周壁の側壁部内面に前記押し出し片が配設され、その押し出し片の先端に分岐電線案内部が設けられ、その分岐電線案内部が、前記分岐電線引出部の幅方向中央に近い位置まで延ばされていることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか一項に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  7. 前記押し出し片が、前記プロテクタ本体の周壁の側壁部内面から突出した後に電線配索方向の上流側から下流側にかけてL字状に湾曲した羽根状のバネ片として形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
  8. 前記押し出し片の先端に、分岐電線を誘導する分岐電線案内部が設けられ、その分岐電線案内部が円筒状または円柱状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載したワイヤハーネスプロテクタ。
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