JPH0769082A - 排気管支持ブラケット - Google Patents
排気管支持ブラケットInfo
- Publication number
- JPH0769082A JPH0769082A JP22132893A JP22132893A JPH0769082A JP H0769082 A JPH0769082 A JP H0769082A JP 22132893 A JP22132893 A JP 22132893A JP 22132893 A JP22132893 A JP 22132893A JP H0769082 A JPH0769082 A JP H0769082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support bracket
- oil pan
- exhaust pipe
- flexible tube
- engine block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレキシブルチューブの位置が安定し、その
信頼性を確保すると共にオイルパンの剛性が上昇し、そ
のオイルパンの放射音が低減する排気管支持ブラケット
を提供する。 【構成】 L字状の支持ブラケット10の垂直部10a
にはエンジンブロック1とオイルパン4とを固定し、そ
の支持ブラケット10の水平部10bにはフレキシブル
チューブ5aの連結点Aを固定し、エンジンブロック
1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5aの連結点
Aの3点を連結する。
信頼性を確保すると共にオイルパンの剛性が上昇し、そ
のオイルパンの放射音が低減する排気管支持ブラケット
を提供する。 【構成】 L字状の支持ブラケット10の垂直部10a
にはエンジンブロック1とオイルパン4とを固定し、そ
の支持ブラケット10の水平部10bにはフレキシブル
チューブ5aの連結点Aを固定し、エンジンブロック
1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5aの連結点
Aの3点を連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は排気管支持ブラケット特
にエンジンオイルパン下又は前方に触媒を搭載した前輪
駆動ガソリンエンジン車における排気管支持ブラケット
の構造に関する。
にエンジンオイルパン下又は前方に触媒を搭載した前輪
駆動ガソリンエンジン車における排気管支持ブラケット
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の前輪駆動車では図5,6示のよう
に前のエンジンルーム内に固定されたエンジンブロック
1の前上部には下方に彎曲する排気管2が固定され、そ
の排気管2の下端にはマニホルド触媒を内蔵したマニホ
ルド3を連結し、このマニホルド3の下端はオイルパン
4の側部において後方に延びるフロントチューブ5及び
フレキシブルチューブ5aを介して自動車の後端で開口
する排気導管6に連通している。なお図中7はエンジン
のクランクシャフトに連結したドライブシャフト、8は
トランスミッションである(この種の従来技術として
は、例えば実開平2−12020号に示すようなものが
ある)。
に前のエンジンルーム内に固定されたエンジンブロック
1の前上部には下方に彎曲する排気管2が固定され、そ
の排気管2の下端にはマニホルド触媒を内蔵したマニホ
ルド3を連結し、このマニホルド3の下端はオイルパン
4の側部において後方に延びるフロントチューブ5及び
フレキシブルチューブ5aを介して自動車の後端で開口
する排気導管6に連通している。なお図中7はエンジン
のクランクシャフトに連結したドライブシャフト、8は
トランスミッションである(この種の従来技術として
は、例えば実開平2−12020号に示すようなものが
ある)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記排気管2の
支持は、排気管自身の剛性で行っているので、フロント
チューブ5とフレキシブルチューブ5aとの連結点Aの
位置が不安定となり易く、その信頼性が低下した。一
方、排気温上昇によるマニホルド触媒劣化対策として、
上記排気管2の寸法Hを延長してオイルパン前及び下に
触媒を搭載することが要望されているが、その場合エン
ジン揺動時の上記連結点A部の振れが大きくなり、その
信頼性が更に確保できなくなる。又その時、走行時にオ
イルパン部の触媒を通過した熱風が矢印Bで示すように
ダッシュボード前に巻き込み、ステアリングラック15
等のダッシュボード周辺の部品の熱信頼性が確保できな
くなる。本発明はかかる欠点を除去するものでエンジン
ブロック1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5a
の連結点Aの3点を連結する事を特徴とする排気管の支
持ブラケットを提供するものである。
支持は、排気管自身の剛性で行っているので、フロント
チューブ5とフレキシブルチューブ5aとの連結点Aの
位置が不安定となり易く、その信頼性が低下した。一
方、排気温上昇によるマニホルド触媒劣化対策として、
上記排気管2の寸法Hを延長してオイルパン前及び下に
触媒を搭載することが要望されているが、その場合エン
ジン揺動時の上記連結点A部の振れが大きくなり、その
信頼性が更に確保できなくなる。又その時、走行時にオ
イルパン部の触媒を通過した熱風が矢印Bで示すように
ダッシュボード前に巻き込み、ステアリングラック15
等のダッシュボード周辺の部品の熱信頼性が確保できな
くなる。本発明はかかる欠点を除去するものでエンジン
ブロック1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5a
の連結点Aの3点を連結する事を特徴とする排気管の支
持ブラケットを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の排気管支持ブラ
ケットにおいて、そのL字状の支持ブラケットの垂直部
にはエンジンブロックとオイルパンとを固定し、その支
持ブラケットの水平部にはフレキシブルチューブの連結
点を固定し、エンジンブロック,オイルパン,フレキシ
ブルチューブの連結点の3点を連結することを特徴とす
る。
ケットにおいて、そのL字状の支持ブラケットの垂直部
にはエンジンブロックとオイルパンとを固定し、その支
持ブラケットの水平部にはフレキシブルチューブの連結
点を固定し、エンジンブロック,オイルパン,フレキシ
ブルチューブの連結点の3点を連結することを特徴とす
る。
【0005】
【作 用】フレキシブルチューブの位置が安定し、その
信頼性を確保すると共にオイルパンの剛性が上昇し、そ
のオイルパンの放射音が低減する。
信頼性を確保すると共にオイルパンの剛性が上昇し、そ
のオイルパンの放射音が低減する。
【0006】
【実施例】以下図1〜4につき本発明の一実施例を従来
と同じ部分は同じ符号を用いて説明する。図4示のよう
に支持ブラケット10は、L字形状で垂直部10aと水
平部10bとよりなり、水平部10bはオイルパン4の
後部からドライブシャフト7の下方まで延長する。この
支持ブラケット10の両側にはその補強用の折曲縁10
c,10cがある。その垂直部10aの中央には透孔1
0dを有し、その透孔10dの上方両側にはエンジンブ
ロック1への取着用透孔11,11を有し、またその下
方両側にはオイルパン4への取着用透孔12,12を有
する。水平部10bの下面には上記フロントチューブ5
後端のフレキシブルチューブ5aの連結点A固定用のリ
ング13を締結具14により固定する。
と同じ部分は同じ符号を用いて説明する。図4示のよう
に支持ブラケット10は、L字形状で垂直部10aと水
平部10bとよりなり、水平部10bはオイルパン4の
後部からドライブシャフト7の下方まで延長する。この
支持ブラケット10の両側にはその補強用の折曲縁10
c,10cがある。その垂直部10aの中央には透孔1
0dを有し、その透孔10dの上方両側にはエンジンブ
ロック1への取着用透孔11,11を有し、またその下
方両側にはオイルパン4への取着用透孔12,12を有
する。水平部10bの下面には上記フロントチューブ5
後端のフレキシブルチューブ5aの連結点A固定用のリ
ング13を締結具14により固定する。
【0007】本発明はかかる構成よりなるものであるか
ら、支持ブラケット10の垂直部10aは取着用透孔1
1,11と12,12とによりエンジンブロック1とオ
イルパン4に固定し、その水平部10bの締結具14に
はリング13を介してフロントチューブ5の連結点Aを
取着ける。したがって支持ブラケット10はエンジンブ
ロック1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5aの
連結点Aの3点を連結する。これによりフレキシブルチ
ューブ5aの連結点Aの位置が安定し、その信頼性を確
保できる。またその連結点Aはエンジンブロック1より
支持ブラケット10を介して強固に支持されるので触媒
をフロントチューブ5内に内蔵させて、触媒をオイルパ
ン4の周辺に搭載させることができる。一方、支持ブラ
ケット10の垂直部10aはエンジンブロック1とオイ
ルパン4を結合するので、オイルパン4の取付剛性が向
上し、オイルパン4からの放射音が低減でき、騒音対策
上有利となる。また支持ブラケット10の水平部はオイ
ルパン車両後部からドライブシャフト7の下方まで延長
しているので、矢印B1で示すオイルパン部の触媒を通
過した熱風をダッシュボード前に巻き込む事なくフレキ
シブルチューブ5aに沿って後方のフロアトンネル部へ
送り込めるので、その整流効果により、矢印Cで示す走
行時エンジンルーム上部からダッシュボード下方への風
流れがスムーズになり、走行後のダッシュボード前の雰
囲気温を低下できる。従って、ダッシュボード周辺部品
熱信頼性を確保できる。なおこの延長した水平部10b
はエンジンオイル用のオイルフィルタ9の下部に位置す
るため、オイルフィルタ9の交換時にオイルがフロント
チューブ5へたれるのを防ぎ、白煙が発生するのを防止
できる。
ら、支持ブラケット10の垂直部10aは取着用透孔1
1,11と12,12とによりエンジンブロック1とオ
イルパン4に固定し、その水平部10bの締結具14に
はリング13を介してフロントチューブ5の連結点Aを
取着ける。したがって支持ブラケット10はエンジンブ
ロック1,オイルパン4,フレキシブルチューブ5aの
連結点Aの3点を連結する。これによりフレキシブルチ
ューブ5aの連結点Aの位置が安定し、その信頼性を確
保できる。またその連結点Aはエンジンブロック1より
支持ブラケット10を介して強固に支持されるので触媒
をフロントチューブ5内に内蔵させて、触媒をオイルパ
ン4の周辺に搭載させることができる。一方、支持ブラ
ケット10の垂直部10aはエンジンブロック1とオイ
ルパン4を結合するので、オイルパン4の取付剛性が向
上し、オイルパン4からの放射音が低減でき、騒音対策
上有利となる。また支持ブラケット10の水平部はオイ
ルパン車両後部からドライブシャフト7の下方まで延長
しているので、矢印B1で示すオイルパン部の触媒を通
過した熱風をダッシュボード前に巻き込む事なくフレキ
シブルチューブ5aに沿って後方のフロアトンネル部へ
送り込めるので、その整流効果により、矢印Cで示す走
行時エンジンルーム上部からダッシュボード下方への風
流れがスムーズになり、走行後のダッシュボード前の雰
囲気温を低下できる。従って、ダッシュボード周辺部品
熱信頼性を確保できる。なおこの延長した水平部10b
はエンジンオイル用のオイルフィルタ9の下部に位置す
るため、オイルフィルタ9の交換時にオイルがフロント
チューブ5へたれるのを防ぎ、白煙が発生するのを防止
できる。
【0008】
【発明の効果】以上のように本発明によれば支持ブラケ
ットはエンジンブロック,オイルパン,フレキシブルチ
ューブの連結点の3点を連結するのでフレキシブルチュ
ーブの位置が安定し、その信頼性を確保すると共にオイ
ルパンの剛性が上昇し、そのオイルパンの放射音が低減
するものである。また上記支持ブラケットの水平部はオ
イルパンの後部からドライブシャフトの下方まで延長し
ているのでオイルパン下のマニホルド触媒(熱源)の熱
流が走行時エンジンルーム内特にダッシュボード下部の
水抜きホース周辺に入らずフレキシブルチューブに沿っ
て後方に流れるので、ダッシュボード周辺部品の熱害を
防ぐことができるものである。
ットはエンジンブロック,オイルパン,フレキシブルチ
ューブの連結点の3点を連結するのでフレキシブルチュ
ーブの位置が安定し、その信頼性を確保すると共にオイ
ルパンの剛性が上昇し、そのオイルパンの放射音が低減
するものである。また上記支持ブラケットの水平部はオ
イルパンの後部からドライブシャフトの下方まで延長し
ているのでオイルパン下のマニホルド触媒(熱源)の熱
流が走行時エンジンルーム内特にダッシュボード下部の
水抜きホース周辺に入らずフレキシブルチューブに沿っ
て後方に流れるので、ダッシュボード周辺部品の熱害を
防ぐことができるものである。
【図1】本発明の一実施例の要部の側面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】その支持ブラケットの斜視図である。
【図5】従来の装置の側面図である。
【図6】その平面図である。
1 エンジンブロック 4 オイルパン 5a フレキシブルチューブ 7 ドライブシャフト 10 支持ブラケット 10b 水平部 A 連結点
Claims (2)
- 【請求項1】 L字状の支持ブラケットの垂直部にはエ
ンジンブロックとオイルパンとを固定し、その支持ブラ
ケットの水平部にはフレキシブルチューブの連結点を固
定し、エンジンブロック,オイルパン,フレキシブルチ
ューブの連結点の3点を連結することを特徴とする排気
管支持ブラケット。 - 【請求項2】 上記支持ブラケットの水平部はオイルパ
ンの後部からドライブシャフトの下方まで延長してなる
請求項1記載の排気管支持ブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22132893A JPH0769082A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 排気管支持ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22132893A JPH0769082A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 排気管支持ブラケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0769082A true JPH0769082A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16765089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22132893A Pending JPH0769082A (ja) | 1993-09-06 | 1993-09-06 | 排気管支持ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0769082A (ja) |
-
1993
- 1993-09-06 JP JP22132893A patent/JPH0769082A/ja active Pending
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