JPH0768639B2 - 電着塗装方法 - Google Patents
電着塗装方法Info
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- JPH0768639B2 JPH0768639B2 JP61292502A JP29250286A JPH0768639B2 JP H0768639 B2 JPH0768639 B2 JP H0768639B2 JP 61292502 A JP61292502 A JP 61292502A JP 29250286 A JP29250286 A JP 29250286A JP H0768639 B2 JPH0768639 B2 JP H0768639B2
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- JP
- Japan
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- coated
- bus bar
- electrodeposition coating
- electrodeposition
- rectifier
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D13/00—Electrophoretic coating characterised by the process
- C25D13/22—Servicing or operating apparatus or multistep processes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電着塗装方法に関し、とくに要求塗装膜厚が
異なる被塗装物が混在して連続的に搬送されてくる場合
に、被塗装物の種類に応じて要求塗装膜厚が得られるよ
うにした電着塗装方法に関する。
異なる被塗装物が混在して連続的に搬送されてくる場合
に、被塗装物の種類に応じて要求塗装膜厚が得られるよ
うにした電着塗装方法に関する。
要求塗装膜厚が異なる被塗装部品が電着槽に搬送されて
くる場合、被塗装部品の種類ごとに塗装膜厚を変えて電
着塗装を実行することが望まれる。
くる場合、被塗装部品の種類ごとに塗装膜厚を変えて電
着塗装を実行することが望まれる。
この要求を満足するために、従来、特開昭60−96795号
公報は常時通電していて、電極との距離、或いは枚数に
より、電流量で塗装膜厚の制御を行う方法を開示してい
る。また、特公昭49−2968号公報は、バスバーを複数に
分けて、各バスバーで常時通電しながら電圧を変化する
ことで、被塗装物の膜厚を制御する方法を開示してい
る。
公報は常時通電していて、電極との距離、或いは枚数に
より、電流量で塗装膜厚の制御を行う方法を開示してい
る。また、特公昭49−2968号公報は、バスバーを複数に
分けて、各バスバーで常時通電しながら電圧を変化する
ことで、被塗装物の膜厚を制御する方法を開示してい
る。
しかし、特開昭60−96795号公報に開示の方法では、被
塗装物は完全通電遮断されていないので、他の通電して
いる電極との間で通電状態となり、電流制御が困難で期
待した程の膜厚差異が得られず、要求膜厚を得にくい。
塗装物は完全通電遮断されていないので、他の通電して
いる電極との間で通電状態となり、電流制御が困難で期
待した程の膜厚差異が得られず、要求膜厚を得にくい。
また、特公昭49−2968号公報に開示した方法では、各バ
スバーごとに高価な電源(整流器)が必要になり、電源
の数が多くなって高価となる。
スバーごとに高価な電源(整流器)が必要になり、電源
の数が多くなって高価となる。
本発明の目的は、膜厚差異が大きくても要求塗装膜厚を
得ることができ、しかも単一の電源を用いた安価な装置
で膜厚制御を実行できる電着塗装方法を提供することに
ある。
得ることができ、しかも単一の電源を用いた安価な装置
で膜厚制御を実行できる電着塗装方法を提供することに
ある。
上記目的を達成するための本発明の電着塗装方法は、次
の通りである。
の通りである。
電着槽の上方に配されたバスバーが被塗装物搬送方向に
複数段に分割されており少なくとも2段目以後の各バス
バーが電圧一定の単一の電源に遮断可能に接続されてい
る装置を用いて実行される電着塗装方法であって、連続
的に搬送される各被塗装物の種類を検出し、該検出され
た各被塗装物の種類に応じて該被塗装物に対して通電す
るバスバーの段数を変えそれによって該被塗装物への通
電時間を変えて塗装膜厚を制御することを特徴とする電
着塗装方法。
複数段に分割されており少なくとも2段目以後の各バス
バーが電圧一定の単一の電源に遮断可能に接続されてい
る装置を用いて実行される電着塗装方法であって、連続
的に搬送される各被塗装物の種類を検出し、該検出され
た各被塗装物の種類に応じて該被塗装物に対して通電す
るバスバーの段数を変えそれによって該被塗装物への通
電時間を変えて塗装膜厚を制御することを特徴とする電
着塗装方法。
上記通電すべきバスバーの段数の制御は、たとえば、最
初の段のバスバーは常に通電するようにし、被塗装物の
種類に応じて、通電する最終段のバスバーの位置(最終
段のバスバーまでの段数)を変えることにより行なわ
れ、それによって通電時間が制御されるようにしてもよ
い。
初の段のバスバーは常に通電するようにし、被塗装物の
種類に応じて、通電する最終段のバスバーの位置(最終
段のバスバーまでの段数)を変えることにより行なわ
れ、それによって通電時間が制御されるようにしてもよ
い。
上記本発明の電着塗装方法においては、連続的に搬送さ
れてくる被塗装物の種類が検知され、その種類に応じて
通電するバスバーの段数を変えることにより電着槽内で
の通電時間が被塗装物ごとに制御される。したがって、
通電遮断されたバスバーの位置にきた被塗装物への通電
は完全遮断され、膜厚制御が高精度に行われる。また、
バスバーと電源とを接続、遮断して制御するので、少な
くとも2段目以後の(第2実施例では全段の)バスバー
に対して設けられる電源(整流器)は1つであり、装置
のコストは安価である。
れてくる被塗装物の種類が検知され、その種類に応じて
通電するバスバーの段数を変えることにより電着槽内で
の通電時間が被塗装物ごとに制御される。したがって、
通電遮断されたバスバーの位置にきた被塗装物への通電
は完全遮断され、膜厚制御が高精度に行われる。また、
バスバーと電源とを接続、遮断して制御するので、少な
くとも2段目以後の(第2実施例では全段の)バスバー
に対して設けられる電源(整流器)は1つであり、装置
のコストは安価である。
以下に、本発明の望ましい実施例を、図面を参照して説
明する。
明する。
第1実施例 第1図は、本発明の第1実施例に係る電着塗装方法を実
施するための装置、第2図は、その装置における電圧印
加パターンを示している。本実施例は、ハンガーに吊下
されて搬送されてくる被塗装物が塗液中に全没した後電
圧を印加し、次に塗装中から出る前に電圧印加を止める
際、被塗装物の種類に応じて各ハンガーごとに必要塗装
膜厚が得られる最適な通電時間を確保できる様、被塗装
物の種類による各ハンガーの違いを判別し、被塗装物の
種類に応じて各ハンガーごとに電圧印加を止めるタイミ
ングを変える方法より成る。
施するための装置、第2図は、その装置における電圧印
加パターンを示している。本実施例は、ハンガーに吊下
されて搬送されてくる被塗装物が塗液中に全没した後電
圧を印加し、次に塗装中から出る前に電圧印加を止める
際、被塗装物の種類に応じて各ハンガーごとに必要塗装
膜厚が得られる最適な通電時間を確保できる様、被塗装
物の種類による各ハンガーの違いを判別し、被塗装物の
種類に応じて各ハンガーごとに電圧印加を止めるタイミ
ングを変える方法より成る。
また、本実施例はカチオン型電着塗装の例であるが、本
発明は、アニオン型電着塗装にも適用できる。
発明は、アニオン型電着塗装にも適用できる。
第1図において、1は電着塗装用の塗料1aを収容した電
着槽を示している。被塗装物4a、4bは上下方向に配列さ
れた状態にてハンガー3に吊り下げられる。ハンガー3
は、電気絶縁部5を介して搬送コンベア2に連結され、
搬送コンベア2はガイドレール2aに沿って走行される。
ハンガー3により吊下された被塗装物4a、4bは、搬送方
向に複数配列されて搬送される。ハンガー3の上端部に
は給電端子(集電子ともいう)6が設けられており、給
電端子6は後述の各バスバーと接触するようになってい
る。
着槽を示している。被塗装物4a、4bは上下方向に配列さ
れた状態にてハンガー3に吊り下げられる。ハンガー3
は、電気絶縁部5を介して搬送コンベア2に連結され、
搬送コンベア2はガイドレール2aに沿って走行される。
ハンガー3により吊下された被塗装物4a、4bは、搬送方
向に複数配列されて搬送される。ハンガー3の上端部に
は給電端子(集電子ともいう)6が設けられており、給
電端子6は後述の各バスバーと接触するようになってい
る。
被塗装物4a、4bは、電着槽1の入口側から電着槽1内に
搬送され、電着槽1における全没区間Bの範囲内にて電
着塗装を行い、電着槽1より引き上げられて次工程に搬
送される。本実施例では、電着槽1の入口側に被塗装物
4a、4bが全没する位置まで搬送されてきたことを検知
し、電圧を印加し、次いで搬送されてくる被塗装物4a、
4bが全没した後に2段目の電圧印加ゾーンに乗り移れる
ようにして、電圧印加を継続し、電着塗装が行われ、次
に電圧印加を遮断する位置を、被塗装物の種類によって
ハンガー3ごとに検知することにより、B3、B4、B5ゾー
ンの内のいずれかのゾーンを選び出し、ハンガー3ごと
に通電時間を最適値に設定できる様にしたものである。
搬送され、電着槽1における全没区間Bの範囲内にて電
着塗装を行い、電着槽1より引き上げられて次工程に搬
送される。本実施例では、電着槽1の入口側に被塗装物
4a、4bが全没する位置まで搬送されてきたことを検知
し、電圧を印加し、次いで搬送されてくる被塗装物4a、
4bが全没した後に2段目の電圧印加ゾーンに乗り移れる
ようにして、電圧印加を継続し、電着塗装が行われ、次
に電圧印加を遮断する位置を、被塗装物の種類によって
ハンガー3ごとに検知することにより、B3、B4、B5ゾー
ンの内のいずれかのゾーンを選び出し、ハンガー3ごと
に通電時間を最適値に設定できる様にしたものである。
搬送コンベア2により、ガイドレール1に沿って電着槽
1に被塗装物4b、4bが搬送され、入槽を開始する。被塗
装物4a、4bが全没する位置をリミットスイッチLS1で検
知し、ハンガー3とハンガー3の距離(ハンガーピッ
チ)以内の搬送区間B1においては、被塗装物4a、4bは第
1バスバー(給電板)7より給電端子6を介して第1整
流器8(直流電圧発生器、電源ともいう)の陰極側から
給電を受ける。第1整流器8の陽極側はケーブルを介し
て槽左右に配置された陽極板9と底面に配置された陽極
板10(陽極板の他に棒の場合もある)に接続されてい
る。このB1区間においては、電圧の昇圧が開始され、被
塗装物4a、4bと陽極板との間に直流電流が印加され電着
塗装される。
1に被塗装物4b、4bが搬送され、入槽を開始する。被塗
装物4a、4bが全没する位置をリミットスイッチLS1で検
知し、ハンガー3とハンガー3の距離(ハンガーピッ
チ)以内の搬送区間B1においては、被塗装物4a、4bは第
1バスバー(給電板)7より給電端子6を介して第1整
流器8(直流電圧発生器、電源ともいう)の陰極側から
給電を受ける。第1整流器8の陽極側はケーブルを介し
て槽左右に配置された陽極板9と底面に配置された陽極
板10(陽極板の他に棒の場合もある)に接続されてい
る。このB1区間においては、電圧の昇圧が開始され、被
塗装物4a、4bと陽極板との間に直流電流が印加され電着
塗装される。
次いで、全没開始後1ハンガーピッチ近く搬送が進む
と、リミットスイッチLS2によりその位置が検知され、
第2バスバー11へ給電端子6が移動しようとする。この
時、電圧一定の第2整流器(電源ともいう)12の陰極側
に接続された第2バスバー11と第1バスバー7とは、同
電位にしておかないと移動時にスパークが発生するの
で、接続器15によりリミットスイッチLS2の検知信号を
得てバスバー7とバスバー11が接続され、同電位にされ
る。したがって、乗り移り時にもスパークは発生しな
い。給電端子6がバスバー11に乗り移ると、その位置が
リミットスイッチLS3により検出され、該検出信号に基
づいて接続器15による接続が遮断され、バスバー11は第
2整流器12より給電される。この乗り移りの際には、給
電端子6のバスバー7とバスバー11とにわたって同時に
電気的接続可能に構成されているので、電着塗装のため
電圧印加は途切れない。また、第1整流器8からの給電
区間B1は、ハンガー3のピッチ(つまり給電端子6のピ
ッチ)よりも小に設定されているので、必ず、先行する
被塗装物4a、4bが第2整流器12からの給電区間B2に入っ
た後に、後続の被塗装物4a、4bが給電区間B1に入り、そ
こで上述と同様の電圧の昇圧が繰り返される。したがっ
て、給電区間B2にある被塗装物4a、4bへの電圧印加は給
電区間B1における昇圧制御の影響は全く受けない。その
結果、先行する被塗装物4a、4bと後続の被塗装物4a、4b
とは区間B1、B2において、全く同じ電圧印加経歴を有す
ることができる。
と、リミットスイッチLS2によりその位置が検知され、
第2バスバー11へ給電端子6が移動しようとする。この
時、電圧一定の第2整流器(電源ともいう)12の陰極側
に接続された第2バスバー11と第1バスバー7とは、同
電位にしておかないと移動時にスパークが発生するの
で、接続器15によりリミットスイッチLS2の検知信号を
得てバスバー7とバスバー11が接続され、同電位にされ
る。したがって、乗り移り時にもスパークは発生しな
い。給電端子6がバスバー11に乗り移ると、その位置が
リミットスイッチLS3により検出され、該検出信号に基
づいて接続器15による接続が遮断され、バスバー11は第
2整流器12より給電される。この乗り移りの際には、給
電端子6のバスバー7とバスバー11とにわたって同時に
電気的接続可能に構成されているので、電着塗装のため
電圧印加は途切れない。また、第1整流器8からの給電
区間B1は、ハンガー3のピッチ(つまり給電端子6のピ
ッチ)よりも小に設定されているので、必ず、先行する
被塗装物4a、4bが第2整流器12からの給電区間B2に入っ
た後に、後続の被塗装物4a、4bが給電区間B1に入り、そ
こで上述と同様の電圧の昇圧が繰り返される。したがっ
て、給電区間B2にある被塗装物4a、4bへの電圧印加は給
電区間B1における昇圧制御の影響は全く受けない。その
結果、先行する被塗装物4a、4bと後続の被塗装物4a、4b
とは区間B1、B2において、全く同じ電圧印加経歴を有す
ることができる。
区間B2中には、陽極板13、14が配置され、第2整流器12
による一定の電圧印加により継続的に被塗装物4a、4bが
電着塗装される。
による一定の電圧印加により継続的に被塗装物4a、4bが
電着塗装される。
さらに被塗装物4a、4bが搬送され、所定の長さの搬送が
進むと、リミットスイッチLS4により第3バスバー16へ
の乗り移り間近な位置が検出され、給電端子6が第3バ
スバー16に乗り移ろうとする。この時リミットスイッチ
LS4の検知信号により、第3バスバー16と第2整流器12
の陰極側ケーブル、即ち第2バスバー11とが、接続器17
により接続され同電位にされる。これにより被塗装物4
a、4bは、スパークすることなく搬送され、第3バスバ
ー16に乗り移ることができる。次いで、リミットスイッ
チLS5により位置検知される。本実施例では、この乗り
移り時に、被塗装物4a、4bの種類、すなわち必要通電時
間設定のハンガーによる違いを、適当な手段で検知確認
する。必要通電時間がB2ゾーンまでの場合には、接続器
17はその接続を遮断し、被塗装物4a、4bは第2整流器12
からの給電が停止される。逆にB3ゾーンも通電が必要な
場合には、接続器17は接続を継続し、被塗装物4a、4bは
第3バスバー16中を搬送されている間も第2整流器12か
らの給電を受け電着塗装を継続することになる。
進むと、リミットスイッチLS4により第3バスバー16へ
の乗り移り間近な位置が検出され、給電端子6が第3バ
スバー16に乗り移ろうとする。この時リミットスイッチ
LS4の検知信号により、第3バスバー16と第2整流器12
の陰極側ケーブル、即ち第2バスバー11とが、接続器17
により接続され同電位にされる。これにより被塗装物4
a、4bは、スパークすることなく搬送され、第3バスバ
ー16に乗り移ることができる。次いで、リミットスイッ
チLS5により位置検知される。本実施例では、この乗り
移り時に、被塗装物4a、4bの種類、すなわち必要通電時
間設定のハンガーによる違いを、適当な手段で検知確認
する。必要通電時間がB2ゾーンまでの場合には、接続器
17はその接続を遮断し、被塗装物4a、4bは第2整流器12
からの給電が停止される。逆にB3ゾーンも通電が必要な
場合には、接続器17は接続を継続し、被塗装物4a、4bは
第3バスバー16中を搬送されている間も第2整流器12か
らの給電を受け電着塗装を継続することになる。
次に、さらに搬送が進むと、リミットスイッチLS6によ
り第4バスバー18への乗り移り間近な位置を検出し、第
4バスバー18に乗り移ろうとする。この時リミットスイ
ッチLS6の検知信号により、第3バスバー16と第4バス
バー18とを同電位にする為、即ち前記の条件(リミット
スイッチLS5時点の条件)により、接続器17が接続を遮
断している場合には接続器19の接続を遮断し、逆に接続
器17が接続され第3バスバー16に給電されている場合に
は接続器19は第2整流器12の陰極側に接続され、第4バ
スバー18に給電されて第3バスバー16と第4バスバー18
は同電位にて給電される。これにより、被塗装物4a、4b
はスパークすることなく搬送され、第4バスバー18に乗
り移ることができる。次いで、リミットスイッチLS7に
より乗り移り位置が検知され、この時前記の条件(リミ
ットスイッチLS5時点の条件)により接続器19の接続が
遮断された状態の場合には、ひき続き接続は遮断されて
搬送されるが、逆に接続器19が接続された状態の場合に
は、被塗装物4a、4bの種類、即ち必要通電時間の設定に
よるハンガーの違いを適当な手段で検知し、必要通電時
間がB3ゾーンまでの場合には接続器19は接続を遮断し、
被塗装物4a、4bは第2整流器12からの給電が停止される
ことになる。逆にB4ゾーンも通電が必要な場合には、接
続器19は接続を継続し、被塗装物4a、4bは第4バスバー
18を搬送されている間も第2整流器12からの給電を受
け、電着塗装を継続することになる。ただし上記におい
て、被塗装物4a、4bの種類を検知する手段については、
B2ゾーンまでにのみ設け、B3ゾーン以降の通電継続、遮
断の制御を、全て該検知手段からの信号に基づいて行う
ようにしてもよい。
り第4バスバー18への乗り移り間近な位置を検出し、第
4バスバー18に乗り移ろうとする。この時リミットスイ
ッチLS6の検知信号により、第3バスバー16と第4バス
バー18とを同電位にする為、即ち前記の条件(リミット
スイッチLS5時点の条件)により、接続器17が接続を遮
断している場合には接続器19の接続を遮断し、逆に接続
器17が接続され第3バスバー16に給電されている場合に
は接続器19は第2整流器12の陰極側に接続され、第4バ
スバー18に給電されて第3バスバー16と第4バスバー18
は同電位にて給電される。これにより、被塗装物4a、4b
はスパークすることなく搬送され、第4バスバー18に乗
り移ることができる。次いで、リミットスイッチLS7に
より乗り移り位置が検知され、この時前記の条件(リミ
ットスイッチLS5時点の条件)により接続器19の接続が
遮断された状態の場合には、ひき続き接続は遮断されて
搬送されるが、逆に接続器19が接続された状態の場合に
は、被塗装物4a、4bの種類、即ち必要通電時間の設定に
よるハンガーの違いを適当な手段で検知し、必要通電時
間がB3ゾーンまでの場合には接続器19は接続を遮断し、
被塗装物4a、4bは第2整流器12からの給電が停止される
ことになる。逆にB4ゾーンも通電が必要な場合には、接
続器19は接続を継続し、被塗装物4a、4bは第4バスバー
18を搬送されている間も第2整流器12からの給電を受
け、電着塗装を継続することになる。ただし上記におい
て、被塗装物4a、4bの種類を検知する手段については、
B2ゾーンまでにのみ設け、B3ゾーン以降の通電継続、遮
断の制御を、全て該検知手段からの信号に基づいて行う
ようにしてもよい。
次に、さらに搬送が進むと、リミットスイッチLS8によ
り第5バスバー20への乗り移り間近な位置を検出し、給
電端子6が第5バスバー20に乗り移ろうとする。この時
リミットスイッチLS8の検知信号により第4バスバー18
と第5バスバー20とを同電位にする為、即ち前記の条件
(リミットスイッチLS7時点の条件)により接続器19が
接続を遮断している場合には接続器21の接続を遮断し、
逆に接続器19が接続され第4バスバー18に給電されてい
る場合には、接続器21は第2整流器12の陰極側に接続さ
れ、第5バスバー20に給電されて第4バスバー18と第5
バスバー20とは同電位にて給電される。これにより被塗
装物4a、4bはスピークすることなく搬送され、第5バス
バー20に乗り移ることができる。次いでリミットスイッ
チLS9により乗り移り位置が検知され、この時前記の条
件(リミットスイッチLS7時点の条件)により接続器21
の接続が遮断された状態の場合には、引き続き接続は遮
断されて搬送されるが、逆に接続器21が接続された状態
の場合には接続器21は接続を遮断し、被塗装物4a、4bは
第2整流器12からの給電が停止することになり、その後
被塗装物4a、4bは出槽を開始する。
り第5バスバー20への乗り移り間近な位置を検出し、給
電端子6が第5バスバー20に乗り移ろうとする。この時
リミットスイッチLS8の検知信号により第4バスバー18
と第5バスバー20とを同電位にする為、即ち前記の条件
(リミットスイッチLS7時点の条件)により接続器19が
接続を遮断している場合には接続器21の接続を遮断し、
逆に接続器19が接続され第4バスバー18に給電されてい
る場合には、接続器21は第2整流器12の陰極側に接続さ
れ、第5バスバー20に給電されて第4バスバー18と第5
バスバー20とは同電位にて給電される。これにより被塗
装物4a、4bはスピークすることなく搬送され、第5バス
バー20に乗り移ることができる。次いでリミットスイッ
チLS9により乗り移り位置が検知され、この時前記の条
件(リミットスイッチLS7時点の条件)により接続器21
の接続が遮断された状態の場合には、引き続き接続は遮
断されて搬送されるが、逆に接続器21が接続された状態
の場合には接続器21は接続を遮断し、被塗装物4a、4bは
第2整流器12からの給電が停止することになり、その後
被塗装物4a、4bは出槽を開始する。
このように、B1は第1整流器8からの給電ゾーン、B2は
第2整流器12からの給電ゾーン、B3、B4、B5は、第2整
流器12からの給電を被塗装物4a、4bの種類をハンガー3
ごとに検知確認し、それに応じて通電を実施、停止する
ことにより通電時間を制御する給電制御ゾーンとなる。
第2整流器12からの給電ゾーン、B3、B4、B5は、第2整
流器12からの給電を被塗装物4a、4bの種類をハンガー3
ごとに検知確認し、それに応じて通電を実施、停止する
ことにより通電時間を制御する給電制御ゾーンとなる。
なお、第3バスバー16と第4バスバー18の区間、即ちリ
ミットスイッチLS4からLS6の区間及びLS6からLS8の区間
は1ハンガーごとに通電時間を制御する為に、ハンガー
ピッチ(ハンガーとハンガーとの区間長さ)より小さく
する必要がある。
ミットスイッチLS4からLS6の区間及びLS6からLS8の区間
は1ハンガーごとに通電時間を制御する為に、ハンガー
ピッチ(ハンガーとハンガーとの区間長さ)より小さく
する必要がある。
つぎに第1図の装置における被塗装物4a、4bへの直流印
加電圧のかかり方を、第2図により具体的に説明する。
加電圧のかかり方を、第2図により具体的に説明する。
区間B1においては、リミットスイッチLS1により第1バ
スバー7を介して被塗装物4a、4bに給電できることを検
知すると、ポイント・イで第1整流器8の昇圧を開始す
る。昇圧パターンは第2図の様な直線以外のカーブでも
装置機能上はさしつかえない。1ハンガーピッチ内の長
さl1において、リミットスイッチLS2により位置検知
後、接続器15により接続されて、ポイント・ロで示す様
に第2整流器12の印加電圧を被塗装物4a、4bが受ける。
次いで、第2整流器12からの被塗装物への給電が停止さ
れるポイントは、被塗装物の種類により第2図で示され
るポイント・ハ、ニ、ホのいずれかに選択される。区間
B2を含めた区間B2以降の被塗装物への通電時間即ち給電
区間としては、ポイント・ハを選択した場合には、ポイ
ント・ニを選択した場合にはl2+l3、ポイント・ホの場
合にはl2+l3+l4と被塗装物の種類に応じて任意に設定
することができる。なお、ポイント・ハ、ニ、ホの選択
については、本実施例では、リミットスイッチLS5、LS7
により位置検知後、被塗装物の種類によるハンガーの違
いを検知確認し、接続器17、19の接続を継続するか遮断
するかの選択により決定される。最後のポイント・ホの
位置は、リミットスイッチLS9により位置検知され、接
続器21の接続が遮断したポイントを示す。
スバー7を介して被塗装物4a、4bに給電できることを検
知すると、ポイント・イで第1整流器8の昇圧を開始す
る。昇圧パターンは第2図の様な直線以外のカーブでも
装置機能上はさしつかえない。1ハンガーピッチ内の長
さl1において、リミットスイッチLS2により位置検知
後、接続器15により接続されて、ポイント・ロで示す様
に第2整流器12の印加電圧を被塗装物4a、4bが受ける。
次いで、第2整流器12からの被塗装物への給電が停止さ
れるポイントは、被塗装物の種類により第2図で示され
るポイント・ハ、ニ、ホのいずれかに選択される。区間
B2を含めた区間B2以降の被塗装物への通電時間即ち給電
区間としては、ポイント・ハを選択した場合には、ポイ
ント・ニを選択した場合にはl2+l3、ポイント・ホの場
合にはl2+l3+l4と被塗装物の種類に応じて任意に設定
することができる。なお、ポイント・ハ、ニ、ホの選択
については、本実施例では、リミットスイッチLS5、LS7
により位置検知後、被塗装物の種類によるハンガーの違
いを検知確認し、接続器17、19の接続を継続するか遮断
するかの選択により決定される。最後のポイント・ホの
位置は、リミットスイッチLS9により位置検知され、接
続器21の接続が遮断したポイントを示す。
ここで、被塗装物の種類を検知確認する方法としては、
前述の如く、被塗装物を吊下するハンガーの違いを、各
リミットスイッチによる位置検知ごとにその都度、検知
する方法の他に、電着槽1へ入槽する前に、被塗装物の
種類あるいはハンガーの違いを検知記憶して、各リミッ
トスイッチによる位置検知ごとに記憶した内容を確認す
る方法でも良い。
前述の如く、被塗装物を吊下するハンガーの違いを、各
リミットスイッチによる位置検知ごとにその都度、検知
する方法の他に、電着槽1へ入槽する前に、被塗装物の
種類あるいはハンガーの違いを検知記憶して、各リミッ
トスイッチによる位置検知ごとに記憶した内容を確認す
る方法でも良い。
また、上記実施例においては、第1、第2整流器を設
け、被塗装物が入槽し全没した後に昇圧するようにした
ので、被塗装物入槽時の電流集中が防止され、ブツ、通
電ムラ等の不具合の発生が防止される。
け、被塗装物が入槽し全没した後に昇圧するようにした
ので、被塗装物入槽時の電流集中が防止され、ブツ、通
電ムラ等の不具合の発生が防止される。
以下に、上記装置を用いた本発明方法を実施したより具
体的な結果を示す。
体的な結果を示す。
電着槽1として、左右壁間の長さ2500mm、進行方向の長
さ28000mmのものを用いて、ハンガーピッチ3000mm、被
塗装物として自動車部品を長さ2000mm、巾1200mm、高さ
1400mmの範囲に吊り下げ、入出槽の搬送コンベアレール
角度を20度として、各バスバーの長さを、第1バスバ
ー:2500mm、第2バスバー:5000mm、第3バスバー:2500m
m、第4バスバー:2500mm、第5バスバー:500mmとした。
電極は、側面側については隔膜電極、底面側については
裸電極を用いた。電着槽においては下記の塗装条件で塗
装を行った。
さ28000mmのものを用いて、ハンガーピッチ3000mm、被
塗装物として自動車部品を長さ2000mm、巾1200mm、高さ
1400mmの範囲に吊り下げ、入出槽の搬送コンベアレール
角度を20度として、各バスバーの長さを、第1バスバ
ー:2500mm、第2バスバー:5000mm、第3バスバー:2500m
m、第4バスバー:2500mm、第5バスバー:500mmとした。
電極は、側面側については隔膜電極、底面側については
裸電極を用いた。電着槽においては下記の塗装条件で塗
装を行った。
塗 料:カチオン 塗料濃度:19〜21% 塗料温度:26〜28゜ 塗装電圧:第1整流器:30秒にて0Vから300Vに昇圧 第2整流器:300V一定 コンベアスピード:2.5m/min 結果得られた全没通電時間と外板電着塗装膜厚との関係
は、3分通電の時で30〜32μm、4分通電の時で34〜36
μm、5分通電の時で37〜39μmとなり、1ハンガーご
とに通電時間を選択することにより、膜厚の制御が可能
であり、かつ塗面も平滑で好ましいものであり、スパー
ク等の発生もなかった。
は、3分通電の時で30〜32μm、4分通電の時で34〜36
μm、5分通電の時で37〜39μmとなり、1ハンガーご
とに通電時間を選択することにより、膜厚の制御が可能
であり、かつ塗面も平滑で好ましいものであり、スパー
ク等の発生もなかった。
第2実施例 つぎに、本発明方法の第2実施例を第3図により説明す
る。
る。
第1図で、入槽全没通電を実施する為に第1整流器と第
1整流器による2段通電による実施例を示したが、第3
図に示される様な場合、即ち整流器21が1個の場合にも
本発明の実施は可能である。この場合の動作は、第1図
における第2バスバー以降の動作と実質的に同じであ
る。つまり、電着槽22における被塗装物の全没区間C
が、多段バスバー23、24、25、26に対応して、区間C1、
C2、C3、C4に分割される。各区間C1、C2、C3、C4には陽
極板27、28、29、30が配置され、各区間乗り移りはリミ
ットスイッチLS11、LS12、LS13、LS14、LS15、LS16によ
りそれぞれ検知制御され、乗り移り時の給電および給電
をどの区間まで継続するかは、接続器31、32、33により
制御される。なお、第3図の装置においては、電圧印加
は、被塗装物入槽時から既に行われ、出槽時にも継続可
能となっている。
1整流器による2段通電による実施例を示したが、第3
図に示される様な場合、即ち整流器21が1個の場合にも
本発明の実施は可能である。この場合の動作は、第1図
における第2バスバー以降の動作と実質的に同じであ
る。つまり、電着槽22における被塗装物の全没区間C
が、多段バスバー23、24、25、26に対応して、区間C1、
C2、C3、C4に分割される。各区間C1、C2、C3、C4には陽
極板27、28、29、30が配置され、各区間乗り移りはリミ
ットスイッチLS11、LS12、LS13、LS14、LS15、LS16によ
りそれぞれ検知制御され、乗り移り時の給電および給電
をどの区間まで継続するかは、接続器31、32、33により
制御される。なお、第3図の装置においては、電圧印加
は、被塗装物入槽時から既に行われ、出槽時にも継続可
能となっている。
その他の構成、作用は第1実施例に準じる。
なお、上記実施例に対し、バスバーの段数をさらに増減
することが可能であることは言うまでもない。
することが可能であることは言うまでもない。
また、被塗装物については、自動車用部品に限らず、自
動車ボデーにも適用可能であり、さらに他の部品につい
ても適用可能である。
動車ボデーにも適用可能であり、さらに他の部品につい
ても適用可能である。
本発明の電着塗装方法によれば、つぎの効果が得られ
る。
る。
被塗装物の種類に応じて通電バスバーの段数を変え電着
塗装のための通電時間を制御するので、必要電着塗装膜
厚が異なる被塗装物が混在している電着塗装ラインにお
いても、各被塗装物の種類ごとに要求電着塗装膜厚を得
ることができる。この場合、非通電バスバー位置にある
被塗装物への通電は完全遮断され、通電中の電極板との
通電も遮断されるため、膜厚を要求膜厚に高精度に制御
できる。また、少なくとも2段目以後のバスバーに対し
て設けられる電源は1つで済み、全段に対して電源を設
けなければならない装置に比べて安価である。
塗装のための通電時間を制御するので、必要電着塗装膜
厚が異なる被塗装物が混在している電着塗装ラインにお
いても、各被塗装物の種類ごとに要求電着塗装膜厚を得
ることができる。この場合、非通電バスバー位置にある
被塗装物への通電は完全遮断され、通電中の電極板との
通電も遮断されるため、膜厚を要求膜厚に高精度に制御
できる。また、少なくとも2段目以後のバスバーに対し
て設けられる電源は1つで済み、全段に対して電源を設
けなければならない装置に比べて安価である。
第1図は本発明の第1実施例に係る電着塗装方法に用い
る電着塗装装置の概略側面図、 第2図は第1図の装置における搬送位置と直流印加電圧
との関係図、 第3図は本発明の第2実施例に係る電着塗装方法に用い
る電着塗装装置の概略側面図、 である。 1、22……電着槽 1a……塗料 2……搬送コンベア 2a……ガイドレール 3……ハンガー 4a、4b……被塗装物 5……電気絶縁部 6……給電端子 7、11、16、18、20、23、24、25、26……バスバー 8、12、21……整流器 9、10、13、14、27、28、29、30……電極板 15、17、19、21、31、32、33……接続器 B、C……全没区間 LS1、LS2、LS3、LS4、LS5、LS6、LS7、LS8、LS9、LS1
1、LS12、LS13、LS14、LS15、LS16……リミットスイッ
チ
る電着塗装装置の概略側面図、 第2図は第1図の装置における搬送位置と直流印加電圧
との関係図、 第3図は本発明の第2実施例に係る電着塗装方法に用い
る電着塗装装置の概略側面図、 である。 1、22……電着槽 1a……塗料 2……搬送コンベア 2a……ガイドレール 3……ハンガー 4a、4b……被塗装物 5……電気絶縁部 6……給電端子 7、11、16、18、20、23、24、25、26……バスバー 8、12、21……整流器 9、10、13、14、27、28、29、30……電極板 15、17、19、21、31、32、33……接続器 B、C……全没区間 LS1、LS2、LS3、LS4、LS5、LS6、LS7、LS8、LS9、LS1
1、LS12、LS13、LS14、LS15、LS16……リミットスイッ
チ
Claims (5)
- 【請求項1】電着槽の上方に配されたバスバーが被塗装
物搬送方向に複数段に分割されており少なくとも2段目
以後の各バスバーが電圧一定の単一の電源に遮断可能に
接続されている装置を用いて実行される電着塗装方法で
あって、連続的に搬送される各被塗装物の種類を検出
し、該検出された各被塗装物の種類に応じて該被塗装物
に対して通電するバスバーの段数を変えそれによって該
被塗装物への通電時間を変えて塗装膜厚を制御すること
を特徴とする電着塗装方法。 - 【請求項2】前記複数段のバスバーが、被塗装物が前記
電着槽の塗料中に全没する全没区間に対応させて設けら
れている特許請求の範囲第1項記載の電着塗装方法。 - 【請求項3】前記通電すべきバスバーの段数の制御が、
被塗装物の種類に応じて、通電する最終段のバスバーの
位置を変えることにより行なわれる特許請求の範囲第1
項記載の電着塗装方法。 - 【請求項4】前記被塗装物が搬送通過中のバスバーから
次のバスバーに乗り移る際、両バスバーを導通する特許
請求の範囲第1項記載の電着塗装方法。 - 【請求項5】前記電着塗装がカチオン電着塗装である特
許請求の範囲第1項記載の電着塗装方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61292502A JPH0768639B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 電着塗装方法 |
US07/130,278 US4824538A (en) | 1986-12-10 | 1987-12-08 | Method for electrodeposition coating |
EP87118268A EP0271089B1 (en) | 1986-12-10 | 1987-12-09 | Method for electrodeposition coating |
CA000553923A CA1322346C (en) | 1986-12-10 | 1987-12-09 | Method for electrodeposition coating |
DE8787118268T DE3762243D1 (de) | 1986-12-10 | 1987-12-09 | Verfahren zur elektroabscheidungsbeschichtung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61292502A JPH0768639B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 電着塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63145798A JPS63145798A (ja) | 1988-06-17 |
JPH0768639B2 true JPH0768639B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=17782648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61292502A Expired - Lifetime JPH0768639B2 (ja) | 1986-12-10 | 1986-12-10 | 電着塗装方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4824538A (ja) |
EP (1) | EP0271089B1 (ja) |
JP (1) | JPH0768639B2 (ja) |
CA (1) | CA1322346C (ja) |
DE (1) | DE3762243D1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US4940526A (en) * | 1989-11-13 | 1990-07-10 | General Motors Corporation | Electrophoretic painting apparatus |
US5914022A (en) * | 1996-01-05 | 1999-06-22 | Lowry; Patrick Ross | Method and apparatus for monitoring and controlling electrodeposition of paint |
JP3219371B2 (ja) * | 1996-03-21 | 2001-10-15 | 日本ペイント株式会社 | 金属成型物の塗装方法 |
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DE19846613C2 (de) * | 1998-10-09 | 2001-05-17 | Elektro Kohle Koeln Gmbh & Co | Elektrophorese-Beschichtungsbad mit Bodenanoden |
US7189318B2 (en) * | 1999-04-13 | 2007-03-13 | Semitool, Inc. | Tuning electrodes used in a reactor for electrochemically processing a microelectronic workpiece |
JP4288010B2 (ja) * | 1999-04-13 | 2009-07-01 | セミトゥール・インコーポレイテッド | 処理流体の流れ具合を向上させる処理チャンバを備えた加工物処理装置 |
AU2001259504A1 (en) * | 2000-05-24 | 2001-12-03 | Semitool, Inc. | Tuning electrodes used in a reactor for electrochemically processing a microelectronic workpiece |
US6676820B2 (en) * | 2001-03-02 | 2004-01-13 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Process for electrocoating metal blanks and coiled metal substrates |
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DE10326605A1 (de) * | 2003-06-13 | 2005-01-05 | Daimlerchrysler Ag | Verfahren, Computerprogramm und Steuervorrichtung zum Betreiben einer KTL-Anlage |
DE102005037174B3 (de) * | 2005-08-06 | 2006-06-14 | Eisenmann Maschinenbau Gmbh & Co. Kg | Elektro-Tauchlackiervorrichtung |
US20070215473A1 (en) * | 2006-03-17 | 2007-09-20 | Teco Electric & Machinery Co., Ltd. | Method for sequentially electrophoresis depositing carbon nanotube of field emission display |
JP7096039B2 (ja) * | 2018-03-29 | 2022-07-05 | アイシン辰栄株式会社 | 電着塗装装置 |
KR20220068391A (ko) * | 2020-11-19 | 2022-05-26 | 현대자동차주식회사 | 전착 도장 제어 시스템 및 그 방법 |
DE102021111415A1 (de) | 2021-05-03 | 2022-11-03 | Dürr Systems Ag | Verfahren zum betreiben einer behandlungsanlage sowie behandlungsanlage und computer programm produkt |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1577934C3 (de) * | 1966-03-17 | 1973-11-08 | Siemens Ag, 1000 Berlin U. 8000 Muenchen | Einrichtung zur Stromversorgung von Werkstucken beim Durchlaufen von elektrophoretischen Lackierbadern |
US3728242A (en) * | 1971-04-28 | 1973-04-17 | Ppg Industries Inc | Continuous electrodeposition process |
JPS5647680B2 (ja) * | 1972-07-31 | 1981-11-11 | ||
JPS54112949A (en) * | 1978-02-22 | 1979-09-04 | Kansai Paint Co Ltd | Method of electrocoating |
JPS56156798A (en) * | 1980-05-01 | 1981-12-03 | Fuji Heavy Ind Ltd | Electrodeposition coating method |
JPS58701A (ja) * | 1981-06-26 | 1983-01-05 | Yamaha Motor Co Ltd | 船内外機の跳上がり角度感知装置 |
JPS584928A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-12 | Fujitsu Ltd | 薄膜パタ−ン形成方法 |
JPS5810476A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-21 | 日東精工株式会社 | 産業用ロボット |
JPS5893894A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-03 | Toyota Motor Corp | 電着塗装方法及びその装置 |
JPS59177398A (ja) * | 1983-03-29 | 1984-10-08 | Kanto Jidosha Kogyo Kk | 車体の電着塗装方法 |
JPS6096795A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-30 | Mazda Motor Corp | 混合生産における電着塗装法 |
-
1986
- 1986-12-10 JP JP61292502A patent/JPH0768639B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-12-08 US US07/130,278 patent/US4824538A/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-12-09 CA CA000553923A patent/CA1322346C/en not_active Expired - Fee Related
- 1987-12-09 DE DE8787118268T patent/DE3762243D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-09 EP EP87118268A patent/EP0271089B1/en not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0271089B1 (en) | 1990-04-11 |
JPS63145798A (ja) | 1988-06-17 |
CA1322346C (en) | 1993-09-21 |
US4824538A (en) | 1989-04-25 |
DE3762243D1 (de) | 1990-05-17 |
EP0271089A1 (en) | 1988-06-15 |
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