JP2000265298A - 電着塗装装置とその通電方法 - Google Patents

電着塗装装置とその通電方法

Info

Publication number
JP2000265298A
JP2000265298A JP11072984A JP7298499A JP2000265298A JP 2000265298 A JP2000265298 A JP 2000265298A JP 11072984 A JP11072984 A JP 11072984A JP 7298499 A JP7298499 A JP 7298499A JP 2000265298 A JP2000265298 A JP 2000265298A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
electrodeposition
tank
coated
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11072984A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadamichi Hirono
野 忠 道 広
Kazuo Kuno
野 一 雄 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
Priority to JP11072984A priority Critical patent/JP2000265298A/ja
Publication of JP2000265298A publication Critical patent/JP2000265298A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電着槽内の先行被塗物に二段電圧が印加さ
れ、後続被塗物に一段電圧が印加されているときに、後
続被塗物と対向する先行被塗物の塗膜面に無数の細かい
ピンホールが生ずることを防止する。 【解決手段】 後続被塗物が電着槽1内の電着塗料液9
中に全没してから、第一の直流電源8をオンすると同時
に、その陰極側をアースする接地回路14のスイッチ1
5をオンして、当該直流電源8で一段電圧が印加される
後続被塗物を、陰極側をアースした第二の直流電源10
で二段電圧が印加される先行被塗物と同電位にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電着槽に入槽した
被塗物に印加する電圧を一段電圧から二段電圧へと切り
換える二段通電式の電着塗装装置とその通電方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車ボディや自動車用部品の下地塗装
に用いられるバッチ式あるいはスリッパーディップ式の
電着塗装装置は、防錆性等の塗膜性能に優れたカチオン
形電着塗料によるカチオン電着を行うものが主流となっ
ている。
【0003】図3は、その従来例としてスリッパーディ
ップ式のカチオン電着塗装装置を示し、当該装置は、各
被塗物W1 、W2 が夫々コンベアハンガ30に吊られて
入槽する電着槽31の上方に沿って、その入槽側から順
に低電圧給電バー32と高電圧給電バー33が架設され
ると共に、電着槽31内の左右側壁に沿って、隔膜電極
等の槽内電極34及び35が設置されている。
【0004】そして、コンベアハンガ30に設けた集電
子36を介して低電圧給電バー32と電気的に接続され
る被塗物W1 が陰極となり、その被塗物W1 に対向する
槽内電極34が陽極となるように通電する第一の直流電
源40と、高電圧給電バー33と接続される被塗物W2
が陰極となり、その被塗物W2 に対向する槽内電極35
が陽極となるように通電する第二の直流電源41とを備
え、各被塗物W1 、W2 が電着槽31内のカチオン形電
着塗料液中に全没した時に、まず、電着ムラが生じない
ように第一の直流電源40で比較的低電圧の一段電圧を
印加し、次に、塗料のつきまわり性(スローイングパワ
ー)を良くするように第二の直流電源41で一段電圧よ
り高電圧の二段電圧を印加する全没二段通電方式の電着
塗装装置となっている。
【0005】なお、直流電源40、41は、主電源の交
流を直流に変換する整流器が用いられ、その一方が万一
故障したときは、低電圧給電バー32と高電圧給電バー
33とをその間に介装された電磁開閉器もしくは電磁接
触器等のスイッチ42で接続して、他方の電源を共用で
きるようになっている。
【0006】ところで、全没二段通電方式は、各被塗物
1 、W2 が電着槽31に入槽中の間は無通電とし、そ
の被塗物W1 、W2 が電着槽31内の電着塗料液中に全
没した後に、第一の直流電源40をオンして一段電圧を
印加するソフトスタートを開始させるもので、被塗物の
入槽中にソフトスタートを開始させる通電入槽と比べれ
ば、塗膜の段付等を生ずるおそれがないという利点があ
る。
【0007】この全没二段通電方式を採用する電着塗装
装置は、図3のように、常時通電して二段電圧を印加す
る直流電源41の陰極側はアースされているが、電着槽
31に入槽中の被塗物W1 が全没するまで一段電圧を印
加しない直流電源40の陰極側はアースされていない。
【0008】これは、もし直流電源40の陰極側がアー
スされていると、その陰極側の低電圧給電バー32に接
続されて電着槽31に入槽中の被塗物W1 と、直流電源
41の陽極側に接続された槽内電極35との間に通電回
路が形成されるため、被塗物W1 を通電しながら電着槽
31に入槽させる通電入槽と同様の結果となって、その
被塗物W1 の塗膜に段付等を生ずるおそれがあるからで
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者の知見によれば、全没二段通電方式の電着塗装装置に
関しては、生産性の向上や電着槽の小型化を図るため
に、第二の直流電源41で二段電圧を印加する先行被塗
物W2 と、第一の直流電源40で一段電圧を印加する後
続被塗物W1 との間の間隔を一定以上狭めると、後続被
塗物W1 と対向する先行被塗物W2 の塗膜面に無数のピ
ンホールが生じて塗膜不良を引き起こすことがあった。
【0010】そして、その原因を究明したところ、後続
被塗物W1 が電着槽31内の電着塗料液中に全没してか
ら第一の直流電源40をオンすると、その直流電源40
の陰極側に接続された後続被塗物W1 の電位がアースよ
りマイナス側に振れるため、第二の直流電源41の陰極
側に接続された先行被塗物W2 はアースされていても相
対的にはプラス電位となり、その結果、後続被塗物W1
と対向する先行被塗物W2 の表面から塗膜が溶出して、
細かいピンホールが無数に生ずることが判明した。
【0011】そこで本発明は、二段電圧を印加する先行
被塗物W2 と一段電圧を印加する後続被塗物W1 との間
の間隔を狭くしても、先行被塗物W2 の表面から塗膜が
溶出しないようにすることを主たる技術的課題としてい
る。
【0012】また、電着槽31は、内面をポリ塩化ビニ
ル等の電気絶縁材でライニングした金属タンクで成り、
その金属タンクはアースに落とされているため、被塗物
の入槽側にライニングの破損箇所があると、第一の直流
電源40で被塗物に一段電圧を印加する際に、その破損
箇所から金属の溶出が起こって金属タンクに穴があき、
塗料の流出事故を生ずるおそれがあるが、本発明は、そ
のおそれを解消することも技術的課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、電着槽内に設置された槽内電極が陽極
となり、電着槽内の電着塗料液に浸漬される被塗物が陰
極となるように通電する第一の直流電源と第二の直流電
源を備え、電着槽に入槽した被塗物に対して、第一の直
流電源で比較的低電圧の一段電圧を印加した後、第二の
直流電源で一段電圧より高電圧の二段電圧を印加する二
段通電式の電着塗装装置において、前記第一の直流電源
の陰極側に、その陰極側をアースする接地回路が設けら
れ、当該接地回路にはその回路を開閉するスイッチが設
けられていることを特徴とする。
【0014】本発明による電着塗装装置は、電着槽に入
槽する被塗物が電着槽内の電着塗料液中に全没するま
で、その被塗物に一段電圧を印加する第一の直流電源を
オフ状態にすると共に、当該直流電源の陰極側に設けら
れた接地回路を開閉するスイッチをオフして当該接地回
路を遮断し、その直流電源の陰極側を非アース状態にし
ておく。
【0015】これにより、電着槽に入槽中の被塗物と、
第二の直流電源の陽極側に接続される槽内電極との間に
通電回路が形成されることはなく、被塗物は無通電の状
態で電着槽内の電着塗料液中に全没するので、塗膜の段
付等を生ずるおそれがない。
【0016】そして、被塗物が電着槽内の電着塗料液中
に全没すると、第一の直流電源をオンしてその被塗物に
一段電圧を印加すると同時に、当該直流電源の陰極側に
設けられた接地回路を開閉するスイッチをオンして当該
接地回路を導通させ、その直流電源の陰極側をアースす
る。
【0017】これにより、陰極側をアースした第一の直
流電源で一段電圧が印加される後続被塗物と、陰極側を
アースした第二の直流電源で二段電圧が印加されている
先行被塗物とが同電位になるので、後続被塗物と対向す
る先行被塗物の表面から塗膜が溶出してその表面に無数
のピンホールを生ずるおそれがない。
【0018】また、陰極側をアースした第一の直流電源
で一段電圧が印加される被塗物と、電着槽の本体を成す
金属タンクも同電位になるため、当該金属タンクの内面
に施したライニングに破損箇所があっても、その破損箇
所から金属の溶出が起こって金属タンクに穴があくおそ
れもない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
よって具体的に説明する。図1は本発明による電着塗装
装置の第一実施形態を示す図、図2は第二実施形態を示
す図である。
【0020】図1の電着塗装装置は、バッチ式のもの
で、電着槽1は、被塗物Wの搬入出方向に沿って入槽ゾ
ーンX、全没通電ゾーンY及び出槽ゾーンZに区分さ
れ、これら各ゾーンには、夫々電着槽1の上方に低電圧
給電バー2、高電圧給電バー3及び4が架設されると共
に、電着槽1内に槽内電極5、6及び7が設置されてい
る。
【0021】図中、8は、槽内電極5が陽極となり、電
着槽1内のカチオン形電着塗料液9に浸漬されて低電圧
給電バー2と電気的に接続される被塗物Wが陰極となる
ように通電する第一の直流電源であり、10は、槽内電
極6及び7が陽極となり、高電圧給電バー3及び4と電
気的に接続される被塗物Wが陰極となるように通電する
第二の直流電源である。
【0022】また、11は、直流電源8及び10の電圧
制御やオン・オフ制御、直流電源8及び10の陽極間と
陰極間を断続するスイッチ12及び13のオン・オフ制
御等を行う通電コントローラである。
【0023】そして、直流電源8の陰極側には、その陰
極側をアースする接地回路14が設けられ、当該接地回
路14にはその回路を開閉するスイッチ15が設けられ
ている。
【0024】スイッチ15は、通電コントローラ11か
ら出力される制御信号によって第一の直流電源8と同期
的にオン・オフされる電磁開閉器(MS)もしくは電磁
接触器(MC)が用いられている。
【0025】通電コントローラ11は、電着槽1に入槽
する被塗物Wがその入槽ゾーンXで電着槽1内の電着塗
料液9中に全没するまでの間は、当該被塗物Wに一段電
圧を印加する第一の直流電源8をオフ状態にすると共
に、当該直流電源8の陰極側に設けられた接地回路14
のスイッチ15をオフしてその陰極側を非アース状態に
する制御信号を出力する。
【0026】そして、被塗物Wが入槽ゾーンXで電着槽
1内の電着塗料液9中に全没すると、第一の直流電源8
をオンしてその被塗物Wに一段電圧を印加すると同時
に、接地回路14のスイッチ15をオンして直流電源8
の陰極側をアースする制御信号を出力する。
【0027】なお、高電圧給電バー3及び4を介して被
塗物Wに二段電圧を印加する第二の直流電源10は、従
来どおり、その陰極側がアースされている。また、接地
回路14には、スイッチ15をオンした際に第二の直流
電源10からの電流の流れ込みを抑制して、被塗物Wの
塗膜に肌あれが生ずることを防止する電流制限抵抗16
が設けられている。
【0028】以上のように、図1の電着塗装装置は、電
着槽1に入槽する被塗物Wがその入槽ゾーンXで電着槽
1内の電着塗料液9中に全没するまでの間は、第一の直
流電源8をオフ状態にすると共に、当該直流電源8の陰
極側を非アース状態にするので、その陰極側に接続した
低電圧給電バー2と電気的に接続されて電着槽1に入槽
中の被塗物Wと、第二の直流電源10の陽極側に接続し
た全没通電ゾーンYの槽内電極6との間に通電回路は形
成されない。したがって、被塗物Wは、無通電の状態で
電着槽1内の電着塗料液9中に全没するので、塗膜の段
付等を生ずるおそれがない。
【0029】そして、被塗物Wが電着塗料液9中に全没
してから、その被塗物Wに一段電圧を印加する第一の直
流電源8をオンすると同時に、当該直流電源8の陰極側
をアースするので、当該直流電源8で一段電圧が印加さ
れる入槽ゾーンXの被塗物Wと、陰極側をアースした第
二の直流電源10で二段電圧が印加されている全没通電
ゾーンYの被塗物Wとが同電位になる。したがって、全
没通電ゾーンYの被塗物Wは、入槽ゾーンXの被塗物W
と対向する面から塗膜が溶出してその表面に無数のピン
ホールを生ずるおそれがない。
【0030】また、陰極側をアースした第一の直流電源
8で一段電圧が印加される入槽ゾーンXの被塗物Wと、
電着槽1の本体を成す金属タンクも同電位になるため、
当該金属タンクの内面に施したライニングに破損箇所が
あっても、その破損箇所から金属の溶出が起こって金属
タンクに穴があくおそれはない。
【0031】次に、図2の電着塗装装置は、スリッパー
ディップ式のものであるが、図1のバッチ式電着塗装装
置と同様、電着槽1内に設置された槽内電極5及び6が
陽極となり、電着槽1内の電着塗料液9中に浸漬されて
低電圧給電バー2及び高電圧給電バー3と電気的に接続
される被塗物Wが陰極となるように通電する第一の直流
電源8と第二の直流電源10とを備え、第一の直流電源
8の陰極側に、その陰極側をアースする接地回路14が
設けられ、当該接地回路14にはその回路を開閉するス
イッチ15と電流制限抵抗16が設けられている。
【0032】また、スイッチ15は、通電コントローラ
11から出力される制御信号によって第一の直流電源8
と同期的にオン・オフされる電磁開閉器(MS)もしく
は電磁接触器(MC)が用いられている。なお、その他
の構成は、図3に示す従来のスリッパーディップ式電着
塗装装置と共通する。
【0033】しかして、図2の電着塗装装置も、電着槽
1に入槽する被塗物Wが電着槽1内の電着塗料液9中に
全没するまでの間は、当該被塗物Wに一段電圧を印加す
る第一の直流電源8をオフ状態にすると共に、当該直流
電源8の陰極側を非アース状態にして、被塗物Wの塗膜
に段付等が生ずることを防止し、次に、その被塗物Wが
全没してから、第一の直流電源8をオンすると同時に、
当該直流電源8の陰極側をアースして、その被塗物W
と、陰極側をアースした第二の直流電源10で二段電圧
が印加されている先行被塗物Wとを同電位にすることに
より、当該先行被塗物Wの表面に無数のピンホールが生
ずることを防止し、また、電着槽1の内面に施したライ
ニングの破損箇所からの金属の溶出も防止することがで
きる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、二段電圧が印加される
先行被塗物と一段電圧が印加される後続被塗物との間の
間隔を狭めて、全没二段通電を行う場合に、後続被塗物
と対向する先行被塗物の表面から塗膜が溶出して無数の
細かいピンホールを生ずるおそれがないという大変優れ
た効果がある。
【0035】また、金属タンクで成る電着槽の内面に施
されたライニングが破損しても、その破損箇所から金属
が溶出して電着槽に穴があくおそれがないという優れた
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電着塗装装置の一例を示す図。
【図2】本発明による電着塗装装置の他の例を示す図。
【図3】従来の電着塗装装置を示す図。
【符号の説明】
W・・・・・被塗物 15・・・・
・スイッチ 1・・・・・電着槽 16・・・・
・電流制限抵抗 2・・・・・低電圧給電バー 3・・・・・高電圧給電バー 5・・・・・槽内電極 6・・・・・槽内電極 8・・・・・第一の直流電源 9・・・・・電着塗料液 10・・・・・第二の直流電源 11・・・・・通電コントローラ 14・・・・・接地回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電着槽内に設置された槽内電極が陽極と
    なり、電着槽内の電着塗料液に浸漬される被塗物が陰極
    となるように通電する第一の直流電源と第二の直流電源
    を備え、電着槽に入槽した被塗物に対して、第一の直流
    電源で比較的低電圧の一段電圧を印加した後、第二の直
    流電源で一段電圧より高電圧の二段電圧を印加する二段
    通電式の電着塗装装置において、前記第一の直流電源
    (8)の陰極側に、その陰極側をアースする接地回路
    (14)が設けられ、当該接地回路(14)にはその回路を
    開閉するスイッチ(15)が設けられていることを特徴と
    する電着塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ(15)が、通電コントロー
    ラ(11)から出力される制御信号によって前記第一の直
    流電源(8)と同期的にオン・オフされる電磁開閉器も
    しくは電磁接触器である請求項1記載の電着塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記接地回路(14)に電流制限抵抗(1
    6)が設けられている請求項1又は2記載の電着塗装装
    置。
  4. 【請求項4】 電着槽内に設置された槽内電極が陽極と
    なり、電着槽内の電着塗料液に浸漬される被塗物が陰極
    となるように通電する第一の直流電源と第二の直流電源
    を備え、電着槽に入槽した被塗物に対して、第一の直流
    電源で比較的低電圧の一段電圧を印加した後、第二の直
    流電源で一段電圧より高電圧の二段電圧を印加する二段
    通電式電着塗装装置の通電方法において、電着槽(1)
    に入槽する被塗物(W)が電着槽(1)内の電着塗料液
    (9)中に全没するまでの間は、当該被塗物(W)に一
    段電圧を印加する第一の直流電源(8)をオフ状態にす
    ると共に、当該直流電源(8)の陰極側を非アース状態
    にしておき、その被塗物(W)が全没してから、前記第
    一の直流電源(8)をオンすると同時に、当該直流電源
    (8)の陰極側をアースして、その被塗物(W)と、陰
    極側をアースした第二の直流電源(10)で二段電圧が印
    加されている先行被塗物とを同電位にすることを特徴と
    する二段通電式電着塗装装置の通電方法。
JP11072984A 1999-03-18 1999-03-18 電着塗装装置とその通電方法 Pending JP2000265298A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072984A JP2000265298A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 電着塗装装置とその通電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11072984A JP2000265298A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 電着塗装装置とその通電方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000265298A true JP2000265298A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13505177

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11072984A Pending JP2000265298A (ja) 1999-03-18 1999-03-18 電着塗装装置とその通電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000265298A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196043A (ja) * 2007-02-16 2008-08-28 Kansai Paint Co Ltd 表面処理皮膜の形成方法
KR20190101921A (ko) * 2019-08-09 2019-09-02 주식회사 케이씨씨 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008196043A (ja) * 2007-02-16 2008-08-28 Kansai Paint Co Ltd 表面処理皮膜の形成方法
KR20190101921A (ko) * 2019-08-09 2019-09-02 주식회사 케이씨씨 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치
KR102215512B1 (ko) * 2019-08-09 2021-02-16 주식회사 케이씨씨 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4844783A (en) Method for electrodeposition coating
US4824538A (en) Method for electrodeposition coating
US8182667B2 (en) Method for the electrophoretic coating of workpieces and coating installation
EP0502537B1 (en) Apparatus for continuous electrolytic treatment of aluminum article
US20070166569A1 (en) Electrophoretic dip painting installation
JP2000265298A (ja) 電着塗装装置とその通電方法
US4959137A (en) Electrocoating system with multistage voltage application to prevent electrode coating
JPS6096795A (ja) 混合生産における電着塗装法
US5422455A (en) Electrical discharge machine with secondary electrode for corrosion prevention
JPS6357513B2 (ja)
JPS61157698A (ja) 電着塗装装置
US3728242A (en) Continuous electrodeposition process
JPS61183499A (ja) 電着塗装装置
JP2966253B2 (ja) 電着塗装装置
JP2003155598A (ja) 電着塗装設備及び通電方法
KR102215512B1 (ko) 전착 도장 방법 및 전착 도장 장치
JPS6261679B2 (ja)
JPH0222497A (ja) 多段式通電電着塗装装置
JPH0543104Y2 (ja)
CN219315120U (zh) 用于对金属工件进行电泳浸渍涂装的处理设备
JPS5822392A (ja) 電着塗装方法
JPH0336919B2 (ja)
JPS6096794A (ja) 電着塗装方法およびその装置
JPS6119797A (ja) 電着塗装方法およびその塗装装置
JPS629200B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050823