JPH0768188B2 - ポリオキシアルキレンアミン及びその製造法 - Google Patents
ポリオキシアルキレンアミン及びその製造法Info
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- JPH0768188B2 JPH0768188B2 JP63079797A JP7979788A JPH0768188B2 JP H0768188 B2 JPH0768188 B2 JP H0768188B2 JP 63079797 A JP63079797 A JP 63079797A JP 7979788 A JP7979788 A JP 7979788A JP H0768188 B2 JPH0768188 B2 JP H0768188B2
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- dimethylbutylidene
- cmhg
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- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規なポリオキシアルキレンアミン及びその製
造法に関するものである。更に詳しくは該ポリオキシア
ルキレンアミンは新規なエポキシ樹脂硬化剤、ウレタン
樹脂架橋剤、ポリアミド樹脂改質剤等として使用され
る。
造法に関するものである。更に詳しくは該ポリオキシア
ルキレンアミンは新規なエポキシ樹脂硬化剤、ウレタン
樹脂架橋剤、ポリアミド樹脂改質剤等として使用され
る。
[従来の技術] 従来、一般式が(I)のようなポリオキシアルキレンア
ミンやその製造法の例は文献や特許に見られない。
ミンやその製造法の例は文献や特許に見られない。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは新規なポリオキシアルキレンアミン及びそ
の製造法を鋭意検討した結果、本発明に到達した。
の製造法を鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち、本発明は一般式(I) (式中 R=H,CH3又はC2H5;mは2以上の整数;n,n′は
2又は3)で示されるポリオキシアルキレンアミンおよ
び;一般式(II) (式中 R′,R″=H,C1〜C6のアルキル基又はシクロ
環;R=H,CH3又はC2H5;mは2以上の整数;n,n′は2又は
3)で示されるポリオキシアルキレンケチミンを加水分
解して製造することを特徴とする一般式(I)で示され
るポリオキシアルキレンアミンの製造法である。
2又は3)で示されるポリオキシアルキレンアミンおよ
び;一般式(II) (式中 R′,R″=H,C1〜C6のアルキル基又はシクロ
環;R=H,CH3又はC2H5;mは2以上の整数;n,n′は2又は
3)で示されるポリオキシアルキレンケチミンを加水分
解して製造することを特徴とする一般式(I)で示され
るポリオキシアルキレンアミンの製造法である。
一般式(I)においてmは好ましくは2〜15である。
一般式(II)で示される化合物の具体例として表1の様
な基を有する化合物があげられる。
な基を有する化合物があげられる。
本発明において使用される一般式(II)で示される化合
物としては構造式 NH2CH2CH2NHCH2CH2NH2,NH2CH2CH2CH
2NHCH2CH2NH2,NH2CH2CH2CH2NHCH2CH2CH2NH2などで示さ
れるアミンと構造式 CH3CO−C3H7,CH3CO−C4H9,CH3CO
−C5H11,CH3CO−C6H13,C2H5CO−C3H7,C2H5CO−C4H9,C2H
5CO−C5H11,C2H5CO−C6H13,C3H7CO−C3H7,C3H7CO−C
4H9,C3H7CO−C5H11,C3H7CO−C6H13,C4H9CO−C4H9,C4H9C
O−C5H11,C4H9CO−C6H13,C5H11CO−C5H11,C5H11CO−C6H
13,C6H13CO−C6H13,C4H9CHO,C8H17CHOなどで示されるケ
トン又はアルデヒド化合物から誘導されるケチミンのエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド等の付加物又はそれらの組合せの付加物であ
る。特に1,2−エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブ
チリデン)−N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデ
ン)アミノ]エチルのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド付加物が好ましい。アルキレンオキサイドの
付加モル数は2モル以上何モルであってもよいが、好ま
しくは2〜15モルである。
物としては構造式 NH2CH2CH2NHCH2CH2NH2,NH2CH2CH2CH
2NHCH2CH2NH2,NH2CH2CH2CH2NHCH2CH2CH2NH2などで示さ
れるアミンと構造式 CH3CO−C3H7,CH3CO−C4H9,CH3CO
−C5H11,CH3CO−C6H13,C2H5CO−C3H7,C2H5CO−C4H9,C2H
5CO−C5H11,C2H5CO−C6H13,C3H7CO−C3H7,C3H7CO−C
4H9,C3H7CO−C5H11,C3H7CO−C6H13,C4H9CO−C4H9,C4H9C
O−C5H11,C4H9CO−C6H13,C5H11CO−C5H11,C5H11CO−C6H
13,C6H13CO−C6H13,C4H9CHO,C8H17CHOなどで示されるケ
トン又はアルデヒド化合物から誘導されるケチミンのエ
チレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオ
キサイド等の付加物又はそれらの組合せの付加物であ
る。特に1,2−エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブ
チリデン)−N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデ
ン)アミノ]エチルのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド付加物が好ましい。アルキレンオキサイドの
付加モル数は2モル以上何モルであってもよいが、好ま
しくは2〜15モルである。
本発明の一般式(I)で示されるポリオキシアルキレン
アミンは、一般式(II)で示されるポリオキシアルキレ
ンケチミンに水を加えて加熱、撹拌しながら加水分解し
生成するケトンと過剰の水を除去しながら製造すること
ができる。
アミンは、一般式(II)で示されるポリオキシアルキレ
ンケチミンに水を加えて加熱、撹拌しながら加水分解し
生成するケトンと過剰の水を除去しながら製造すること
ができる。
本発明におけるポリオキシアルキレンケチミンの加水分
解温度は通常50〜150℃である。好ましくは70〜120℃で
ある。加水分解に使用する水の量はポリオキシアルキレ
ンケチミンに対して通常2〜100等量である。
解温度は通常50〜150℃である。好ましくは70〜120℃で
ある。加水分解に使用する水の量はポリオキシアルキレ
ンケチミンに対して通常2〜100等量である。
ポリオキシアルキレンアミンは赤外線吸収(IR)スペク
トル、及び該磁気共鳴(NMR)スペクトルでその構造を
確認することができる。
トル、及び該磁気共鳴(NMR)スペクトルでその構造を
確認することができる。
該ポリオキシアルキレンアミンは新規なエポキシ樹脂硬
化剤、ウレタン樹脂架橋剤、ポリアミド樹脂改質剤等と
して使用される。
化剤、ウレタン樹脂架橋剤、ポリアミド樹脂改質剤等と
して使用される。
[実施例] 以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。以下において、部およ
び%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
これに限定されるものではない。以下において、部およ
び%はそれぞれ重量部および重量%を示す。
実施例1 撹拌機、温度計、圧力計、耐圧滴下ロート、真空ポンプ
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−Iタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ト
リエチレンジアミン1.5gを加え撹拌を開始し窒素封入し
た後100℃に昇温した。圧力−76cmHg〜6Kg/cm2で176gの
エチレンオキサイドを逐次滴下した。エチレンオキサイ
ドの滴下を終了するまでに6hrs.を要し、圧力が時間と
共に減少しなくなるまでに2hrs.を要した。同温度で−7
6cmHgの減圧下で1hr.トッビングを行った。308gの1,2−
エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−
N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エ
チルのエチレンオキサイド8モル(平均値)付加物が得
られた。その後80℃に冷却し、水126gを加え窒素封入し
た後100℃に昇温し1hr.撹拌し加水分解した。その後生
成したメチルブチルケトンと水を同温度で2hrs.,0〜−7
6cmHg減圧下でトッピングした。その後60℃に冷却し取
り出した。224gの1,2−エタンジアミン−N−ジヒドロ
−N′−(2−ジヒドロアミノエチル)のエチレンオキ
サイド8モル(平均値)付加物が得られた。これを以下
に示すNMRスペクトル及びIRスペクトルの解析により下
記の化学式で示されるポリオキシエチレンアミンである
ことを確認した。
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−Iタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ト
リエチレンジアミン1.5gを加え撹拌を開始し窒素封入し
た後100℃に昇温した。圧力−76cmHg〜6Kg/cm2で176gの
エチレンオキサイドを逐次滴下した。エチレンオキサイ
ドの滴下を終了するまでに6hrs.を要し、圧力が時間と
共に減少しなくなるまでに2hrs.を要した。同温度で−7
6cmHgの減圧下で1hr.トッビングを行った。308gの1,2−
エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−
N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エ
チルのエチレンオキサイド8モル(平均値)付加物が得
られた。その後80℃に冷却し、水126gを加え窒素封入し
た後100℃に昇温し1hr.撹拌し加水分解した。その後生
成したメチルブチルケトンと水を同温度で2hrs.,0〜−7
6cmHg減圧下でトッピングした。その後60℃に冷却し取
り出した。224gの1,2−エタンジアミン−N−ジヒドロ
−N′−(2−ジヒドロアミノエチル)のエチレンオキ
サイド8モル(平均値)付加物が得られた。これを以下
に示すNMRスペクトル及びIRスペクトルの解析により下
記の化学式で示されるポリオキシエチレンアミンである
ことを確認した。
NMRスペクトル(CDCl3、δ、内部標準;TMS) 2.5〜2.8(10H,m) 3.45〜3.70(4H,m)−O−CH 2−CH 2−O− IRスペクトル(cm-1);1040〜1200,1560〜1640 実施例2 撹拌機、温度計、圧力計、耐圧滴下ロート、真空ポンプ
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ナ
トリウムメチラート(28%メタノール溶液)4.5gを加え
撹拌を開始し窒素封入した後100℃に昇温した。−76cmH
g減圧下で0.5hr.脱メタノールを行った。その後圧力−7
6cmHg〜6Kg/cm2で176gのエチレンオキサイドを逐次滴下
した。エチレンオキサイドの滴下を終了するまでに3hr
s.を要し、圧力が時間と共に減少しなくなるまでに1hr
s.を要した。同温度で−76cmHgの減圧下で1hr.トッビン
グを行った。308gの1,2−エタンジアミン−N−(1,3−
ジメチルブチリデン)−N′−[2−(1,3−ジメチル
ブチリデン)アミノ]エチルのエチレンオキサイド5モ
ル(平均値)付加物が得られた。その後80℃に冷却し、
水99gを加え窒素封入した後100℃に昇温し1hr.撹拌し加
水分解した。その後生成したメチルブチルケトンと水を
同温度で2hrs.,0〜−76cmHg減圧下でトッピングした。
その後60℃に冷却し取り出した。159gの1,2−エタンジ
アミン−N−ジヒドロ−N′−(2−ジヒドロアミノエ
チル)のエチレンオキサイド5モル(平均値)付加物が
得られた。
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ナ
トリウムメチラート(28%メタノール溶液)4.5gを加え
撹拌を開始し窒素封入した後100℃に昇温した。−76cmH
g減圧下で0.5hr.脱メタノールを行った。その後圧力−7
6cmHg〜6Kg/cm2で176gのエチレンオキサイドを逐次滴下
した。エチレンオキサイドの滴下を終了するまでに3hr
s.を要し、圧力が時間と共に減少しなくなるまでに1hr
s.を要した。同温度で−76cmHgの減圧下で1hr.トッビン
グを行った。308gの1,2−エタンジアミン−N−(1,3−
ジメチルブチリデン)−N′−[2−(1,3−ジメチル
ブチリデン)アミノ]エチルのエチレンオキサイド5モ
ル(平均値)付加物が得られた。その後80℃に冷却し、
水99gを加え窒素封入した後100℃に昇温し1hr.撹拌し加
水分解した。その後生成したメチルブチルケトンと水を
同温度で2hrs.,0〜−76cmHg減圧下でトッピングした。
その後60℃に冷却し取り出した。159gの1,2−エタンジ
アミン−N−ジヒドロ−N′−(2−ジヒドロアミノエ
チル)のエチレンオキサイド5モル(平均値)付加物が
得られた。
これを以下に示すNMRスペクトル及びIRスペクトルの解
析により下記の化学式で示されるポリオキシエチレンア
ミンであることを確認した。
析により下記の化学式で示されるポリオキシエチレンア
ミンであることを確認した。
NMRスペクトル(CDCl3、δ、内部標準;TMS) 2.5〜2.8(10H,m) 3.45〜3.70(4H,m)−O−CH 2−CH 2−O− IRスペクトル(cm-1);1040〜1200,1560〜1640 実施例3 撹拌機、温度計、圧力計、耐圧滴下ロート、真空ポンプ
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ナ
トリウムメチラート(28%メタノール溶液)4.5gを加え
撹拌を開始し窒素封入した後100℃に昇温した。−76cmH
g減圧下で0.5hr.脱メタノールを行った。その後圧力−7
6cmHg〜6Kg/cm2で145gのプロピレンオキサイドを逐次滴
下した。プロピレンオキサイドの滴下を終了するまでに
4hrs.を要し、圧力が時間と共に減少しなくなるまでに
1.5hrs.を要した。同温度で−76cmHgの減圧下で1hr.ト
ッビングを行った。275gの1,2−エタンジアミン−N−
(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−(1,3−ジ
メチルブチリデン)アミノ]エチルのプロピレンオキサ
イド5モル(平均値)付加物が得られた。その後80℃に
冷却し、水113gを加え窒素封入した後100℃に昇温し1h
r.撹拌し加水分解した。その後生成したメチルブチルケ
トンと水を同温度で2hrs.,0〜−76cmHg減圧下でトッピ
ングした。その後60℃に冷却し取り出した。195gの1,2
−エタンジアミン−N−ジヒドロ−N′−(2−ジヒド
ロアミノエチル)のプロピレンオキサイド5モル(平均
値)付加物が得られた。
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、ナ
トリウムメチラート(28%メタノール溶液)4.5gを加え
撹拌を開始し窒素封入した後100℃に昇温した。−76cmH
g減圧下で0.5hr.脱メタノールを行った。その後圧力−7
6cmHg〜6Kg/cm2で145gのプロピレンオキサイドを逐次滴
下した。プロピレンオキサイドの滴下を終了するまでに
4hrs.を要し、圧力が時間と共に減少しなくなるまでに
1.5hrs.を要した。同温度で−76cmHgの減圧下で1hr.ト
ッビングを行った。275gの1,2−エタンジアミン−N−
(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−(1,3−ジ
メチルブチリデン)アミノ]エチルのプロピレンオキサ
イド5モル(平均値)付加物が得られた。その後80℃に
冷却し、水113gを加え窒素封入した後100℃に昇温し1h
r.撹拌し加水分解した。その後生成したメチルブチルケ
トンと水を同温度で2hrs.,0〜−76cmHg減圧下でトッピ
ングした。その後60℃に冷却し取り出した。195gの1,2
−エタンジアミン−N−ジヒドロ−N′−(2−ジヒド
ロアミノエチル)のプロピレンオキサイド5モル(平均
値)付加物が得られた。
これを以下に示すNMRスペクトル及びIRスペクトルの解
析により下記の化学式で示されるポリオキシプロピレン
アミンであることを確認した。
析により下記の化学式で示されるポリオキシプロピレン
アミンであることを確認した。
NMRスペクトル(CDCl3、δ、内部標準;TMS) 1.1(3H,t)−O−C−C(CH 3)−O 2.5〜2.8(10H,m) 3.2〜3.65(3H,d)−O−CH 2−CH−O− IRスペクトル(cm-1);1040〜1200,1560〜1640 実施例4 撹拌機、温度計、圧力計、耐圧滴下ロート、真空ポンプ
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、水
酸化ナトリウム(粉末)1.5gを加え撹拌を開始し窒素封
入した後100℃に昇温した。−76cmHg減圧下で0.5hr.脱
水を行った。その後圧力−76cmHg〜6Kg/cm2で258gのプ
ロピレンオキサイドを逐次滴下した。プロピレンオキサ
イドの滴下を終了するまでに6hrs.を要し、圧力が時間
と共に減少しなくなるまでに2hrs.を要した。同温度で
−76cmHgの減圧下で1hr.トッビングを行った。385gの1,
2−エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブチリデン)
−N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]
エチルのプロピレンオキサイド9モル(平均値)付加物
が得られた。その後80℃に冷却し、水158gを加え窒素封
入した後100℃に昇温し1hr.撹拌し加水分解した。その
後生成したメチルブチルケトンと水を同温度で2hrs.,0
〜−76cmHg減圧下でトッピングした。その後60℃に冷却
し取り出した。307gの1,2−エタンジアミン−N−ジヒ
ドロ−N′−(2−ジヒドロアミノエチル)のプロピレ
ンオキサイド9モル(平均値)付加物が得られた。
の付いた1L オートクレーブ中に1,2−エタンジアミン
−N−(1,3−ジメチルブチリデン)−N′−[2−
(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]エチル134g、水
酸化ナトリウム(粉末)1.5gを加え撹拌を開始し窒素封
入した後100℃に昇温した。−76cmHg減圧下で0.5hr.脱
水を行った。その後圧力−76cmHg〜6Kg/cm2で258gのプ
ロピレンオキサイドを逐次滴下した。プロピレンオキサ
イドの滴下を終了するまでに6hrs.を要し、圧力が時間
と共に減少しなくなるまでに2hrs.を要した。同温度で
−76cmHgの減圧下で1hr.トッビングを行った。385gの1,
2−エタンジアミン−N−(1,3−ジメチルブチリデン)
−N′−[2−(1,3−ジメチルブチリデン)アミノ]
エチルのプロピレンオキサイド9モル(平均値)付加物
が得られた。その後80℃に冷却し、水158gを加え窒素封
入した後100℃に昇温し1hr.撹拌し加水分解した。その
後生成したメチルブチルケトンと水を同温度で2hrs.,0
〜−76cmHg減圧下でトッピングした。その後60℃に冷却
し取り出した。307gの1,2−エタンジアミン−N−ジヒ
ドロ−N′−(2−ジヒドロアミノエチル)のプロピレ
ンオキサイド9モル(平均値)付加物が得られた。
これを以下に示すNMRスペクトル及びIRスペクトルの解
析により下記の化学式で示されるポリオキシプロピレン
アミンであることを確認した。
析により下記の化学式で示されるポリオキシプロピレン
アミンであることを確認した。
NMRスペクトル(CDCl3、δ、内部標準;TMS) 1.1(3H,t)−O−C−C(CH 3)−O 2.5〜2.8(10H,m) 3.2〜3.65(3H,d)−O−CH 2−CH−O− IRスペクトル(cm-1);1040〜1200,1560〜1640 [発明の効果] 本発明のポリオキシアルキレンアミンは新規な化合物で
あってエポキシ樹脂硬化剤、ウレタン樹脂架橋剤等とし
て使用した場合樹脂に可とう性を与え,ポリアミド樹脂
の改質剤等として使用した場合樹脂に親水性、帯電防止
性を与える等の効果を有する。
あってエポキシ樹脂硬化剤、ウレタン樹脂架橋剤等とし
て使用した場合樹脂に可とう性を与え,ポリアミド樹脂
の改質剤等として使用した場合樹脂に親水性、帯電防止
性を与える等の効果を有する。
Claims (2)
- 【請求項1】一般式(I) (式中 R=H,CH3又はC2H5;mは2以上の整数;n,n′は
2又は3)で示されるポリオキシアルキレンアミン。 - 【請求項2】一般式(II) (式中 R′,R″=H,C1〜C6のアルキル基又はシクロ
環;R=H,CH3又はC2H5;mは2以上の整数;n,n′は2又は
3)で示されるポリオキシアルキレンケチミンを加水分
解して製造することを特徴とする、請求項1記載の化合
物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079797A JPH0768188B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ポリオキシアルキレンアミン及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63079797A JPH0768188B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ポリオキシアルキレンアミン及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01249748A JPH01249748A (ja) | 1989-10-05 |
JPH0768188B2 true JPH0768188B2 (ja) | 1995-07-26 |
Family
ID=13700207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63079797A Expired - Fee Related JPH0768188B2 (ja) | 1988-03-30 | 1988-03-30 | ポリオキシアルキレンアミン及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0768188B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP4650132B2 (ja) * | 2005-07-11 | 2011-03-16 | 横浜ゴム株式会社 | 二液常温硬化型ウレタン組成物 |
JP2008013725A (ja) * | 2006-07-10 | 2008-01-24 | Sanyo Chem Ind Ltd | 顔料分散剤および印刷インキ組成物 |
CN112566954B (zh) * | 2018-08-22 | 2022-09-09 | 三洋化成工业株式会社 | 多元醇组合物和聚氨酯泡沫 |
JP7231274B1 (ja) * | 2021-11-30 | 2023-03-01 | サンノプコ株式会社 | カルボン酸アミド |
-
1988
- 1988-03-30 JP JP63079797A patent/JPH0768188B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01249748A (ja) | 1989-10-05 |
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