JPH0767586B2 - ブランクの供給装置 - Google Patents

ブランクの供給装置

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JPH0767586B2
JPH0767586B2 JP63168320A JP16832088A JPH0767586B2 JP H0767586 B2 JPH0767586 B2 JP H0767586B2 JP 63168320 A JP63168320 A JP 63168320A JP 16832088 A JP16832088 A JP 16832088A JP H0767586 B2 JPH0767586 B2 JP H0767586B2
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文明 梅澤
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブランク供給装置に関する。特に積重ねられ
た複数ブランク(山積ブランク)を移送でき、かつ、そ
れら山積ブランクの複数組をストックできるように形成
したものである。
[従来の技術] 自動化、プレス加工の高速化等のために、ブランク供給
装置がプレス機械に前置されている。
かかるブランク供給装置は、移送手段とディスタックフ
ィード手段と中間搬送手段とから構成されているのが一
般的である。
移送手段は、補給位置からディスタック位置へ山積ブラ
ンクを横移送するものであり、ディスタックフィード手
段はディスタック位置において山積ブランクの中から最
上位の1枚ブランクをバキュームカップ等による吸着手
段で分離し、中間搬送手段へ受渡すものである。また、
中間搬送手段は、受取った1枚ブランクをプレス機械に
搬送するもので、一般的にはピッチ送りするように形成
されている。
ここに、移送手段は、山積ブランクを収納ケース(パレ
ット)に格納し、その収納ケースを所定位置からディス
タック位置へ移送するように構成されていた。すなわ
ち、複数の収納ケースのそれぞれに山積ブランクを整列
格納した後に、その収納ケースをレール上を走行させあ
るいはコンベア等で移送するものとされていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のブランク供給装置には次のよ
うな問題点を有していた。
収納ケースを用いるので、設備が大型となり設置ス
ペースおよび経済的負担が大きい。
さらに、山積ブランクを収納ケースに格納する作業が煩
雑で多くの手間を必要とするばかりか、空になった収納
ケースの搬送にも大型設備と労力を必要とした。
収納ケース自体は、山積ブランクの嵩高よりも相当
大きなものとなる。この点からも、設置スペースを広く
必要とするので、多数の収納ケースを準備しておくこと
が難しい。
したがって、収納ケースに山積ブランクを格納する
ために作業員を専従させなければならず、また、格納作
業に熟練を要した。このために、ブランク供給装置の全
自動化を阻害する要因となるばかりか、プレス加工の生
産性を低下させていた。
また、大型の収納ケースをディスタック位置に高精
度で位置付け制御することは相当困難であり、さらに収
納ケースの妥当性ある位置付けを達成できたとしても、
格納された山積ブランクが収納ケース内で位置づれし易
い。その結果、分離装置等への受渡し位置精度が悪く、
分離装置等とブランクとの衝突による機器損傷を招来す
るという問題もあった。
ここに、本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、山積ブランクを1組として移送
できかつ3組以上のブランクを移送手段上にストックす
ることができるブランク供給装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、上記従来問題点が移送手段の機能・構造に起
因しているところ大と分析し、山積ブランクを荷崩れな
く移送でき、かつそれらの3組以上を移送手段上にスト
ックできるよう形成したものである。
すなわち、山積ブランクを補給位置からディスタック位
置へ移送できるとともに、補給位置とディスタック位置
との間に山積ブランクをストック可能に形成された移送
手段と、 補給位置において移送手段に載置された山積ブランクを
移送手段から浮上させることができるように形成された
リフタと、 ディスタック位置において移送手段に載置された山積ブ
ランクを移送手段から浮上させることができるように形
成されたテーブルリフタと、 山積ブランクを補給位置からストック位置へ移送する場
合にはディスタック位置にある山積ブランクを浮上させ
るようにテーブルリフタを作動させ、かつストック位置
からディスタック位置へ移送する場合には補給位置にあ
る山積ブランクを浮上させるようにリフタを動作させる
制御手段とを備えた構成とし、前記目的を達成するもの
である。
[作用] 上記構成による本発明によれば、1組目の山積ブランク
を補給位置において移送手段上に載置し、移送手段を駆
動してストック位置に移送する。次に、補給位置におい
て移送手段上に載置された2組目の山積ブランクをスト
ック位置に移送する。この場合、1組目の山積ブランク
は、制御手段によってリフトテーブルが浮上しているの
で、位置づれを生じない。また、2組目の移送は、任意
の速度で移送できる。ここで、3組目の山積ブランクを
補給位置に供給すれば3組の山積ブランクを移送手段上
に載置してストックできる。
続いて、1組目の山積ブランクが中間搬送手段(プレス
機械)側に供給された後に、ストック位置にある2組目
のブランクをディスタック位置に移送する。この場合に
は、リフタが作動され補給位置にある3組目のブランク
が移送手段から浮上されているので、2組目のブランク
をディスタック位置に高速移送しつつ正確停止できる、
とともに3組目のブランクは荷崩れしない。その後に4
組目の山積ブランクを補給位置に追加する。
以上の手順を繰返すことにより、移送手段上に3組以上
の山積ブランクをストックでき、かつ円滑なブランク供
給を達成することができる。
[実施例] 以下、本発明に係るブランクの供給装置の好適な一実施
例を図面を参照にして詳細に説明する。
まず、本装置の利用面と本来的機能面とを把握するため
に、本実施例におけるブランク供給装置の概略を述べ
る。
第3図において、ブランク供給装置は、大別してディス
タックフィード手段5と中間搬送手段70とからなり、ト
ランスファプレス1にブランクWを1枚ずつ所定タイミ
ングごとに供給するものである。
ディスタックフィード手段5は、山積ブランクWを補給
位置CからディスタックセンタP1に横移送する移送手段
10、補給位置CにおいてブランクWを浮上できるリフタ
20、ディスタック位置P1においてブランクWを浮上でき
るリフトテーブル30、フロントストッパ調整装置40、こ
のフロントストッパ調製装置40とディスタックセンタP1
を挟み対向配設されたセンタリング装置60、これら装置
40,60の上方側に配設されたブランクの定量ホールド装
置80、分離装置81、分離装置81で磁力分離された最上位
の1枚ブランクWをディスタックセンタP1に沿って昇降
し搬送ラインLに保持させることができる吸着装置82、
2枚検出装置83およびこの2枚検出装置83で吸着装置82
に保持されているブランクWの枚数が2枚以上と検出さ
れたときに、そのブランクWをバケット85に排出する2
枚排出機構84とから構成されている。
また、中間搬送手段70は、一定ストロークで往復移動す
る移動体72とバキュームカップ74を搬送ラインLと保持
部材71との間を昇降させる昇降体73と吸着装置82に吸着
されていたブランクWを挟持するグリップジョー75等か
ら構成され、ディスタックセンタP1から最終アイドルス
テージセンタP5間の各アイドルステージセンタP2,P3,P4
ごとに所定ピッチでブランクWを搬送できるように形成
されている。
したがって、補給位置Cから移送手段10を用いて供給さ
れたブランクWは、リフトテーブル30で図で上方に押上
げられ、フロントストッパ調整装置40とセンタリング装
置60との協働によって位置合せされる。その後に、定量
ホールド装置80にホールドされかつ分離装置81によって
1枚ずつ隔離分離される。この実施例の分離装置81は、
マグネットによる磁力分離方式である。
磁力分離された最上位のブランクWは、下降してきた吸
着装置82のバキュームカップにより吸着され、搬送ライ
ンLに引上げられる。ここで、2枚検出装置83が作動し
て吸着されているブランクWの枚数をチェックする。1
枚である場合には、中間搬送手段70によって、トランス
ファプレス1(1aはトランスファフィード手段,1bは金
型,1cはボルスタである。)にピッチ搬送される。
以上の説明から明らかの通り、本供給装置において、全
体的能率向上、設置スペースの挟小化、設備経済の軽
減、省力化等を図るには、移送手段10が山積ブランクを
積重ねたままで荷崩れなく移送できかつそれら山積ブラ
ンクの複数組をストックできるように形成することが極
めて有効と理解される。
ここに、本発明に係る特徴的技術事項として、前記リフ
タ20とリフトテーブル30とを移送手段10と一定の関係を
もって配設し、かつこれらリフタ20、リフトテーブル30
を有効作動するための制御手段100が設けられている。
これらは要旨を簡便に現わした第1図,第2図に示され
る。
第1図,側面図たる第3図および平面図たる第4図にお
いて、移送手段10は、両側に配設された駆動プーリ12、
従動プーリ15間に無端状に巻回・渡設されたキャタピラ
(登録商標)方式のチェーンコンベア11から形成され、
各プーリ12,15は、軸受台13,16を介して機体に支持され
ている。これらチェーンコンベア11は、第4図に示され
た如く、幅方向に一定の隙間をもって離隔配設された3
組からなる。さらに、両側にはチェーンコンベア11と並
行に伸るローラ群17が配設されている。ここにチェーン
コンベア11は、第2図に示すモータ14(第3図では図示
省略)で駆動される。
また、移送手段10の補給位置Cにはチェーンコンベア11
と直交する方向にレール18が配設されている。このレー
ル18は、山積ブランクWを移送手段10上へ載置・追加す
るためのものである。
なお、ハンドル19はレール18間の間隔を調整した後にロ
ックするためのものである。
また、移送手段10たるチェーンコンベア11とローラ群17
とは、補給位置Cで追加された山積ブランクWをディス
タック位置P1まで横移送できるとともに両位置C,P1間に
複数組(この実施例では1組)以上のブランクWをスト
ックできるような強度と十分な長さをもっている。
また、リフタ20は、補給位置Cにおいて移送手段10上の
山積ブランクを適宜に移送手段10上から浮上させるもの
で押上テーブル31とシリンダ装置23(シリンダ24、ロッ
ド25等)から形成されている。押上テーブル21は2分割
され、分割された各押上テーブル12は第4図に示す如
く、チェーンコンベア11,11間の隙間を通し第3図で上
方に出没可能である。ハンドル22は、各押上テーブル12
の幅を調整可能としかつ調整後のロックに用いられる。
一方、リフトテーブル30は、第3図および拡大した第5
図(但し、第3図と一部が形態を異なる変形例を示す)
に示す如く、テーブル31と押上棒32とシリンダ装置33と
から形成されている。押上棒32は、バッシュ34に摺動案
内されている。ここに、リフトテーブル30は、ディスタ
ック位置P1において移送手段10上に載置されている山積
ブランクWを移送手段10上から浮上させるためのもので
ある。但し、上方の定量ホールド装置80へブランクWを
押上る役目も併せ持つ。もっとも浮上用と別個に設けて
もよい。
このテーブル31も2分割型とされ、チェーンコンベア11
間の隙間を出没可能である。
これら移送手段10、リフタ20、リフトテーブル30等は、
次の制御手段100によって適時かつ適宜に駆動制御され
る。
制御手段100は、制御回路101、切替器102、コントロー
ラ103、ドライバ104および第3図に示すスイッチボック
ス105を含み形成されている。
制御回路101は、CPU,ROM等々を含み形成され、CPUは指
令、演算等処理をする。ROMにはシーケンスプログラム
が格納されている。また、切替器102は、モータ14を停
止させる信号を当接検出器108と停止位置検出器107との
いずれの信号とするかの選択切替用であって、選択は制
御回路101の指令に基づく。また、コントローラ103は、
減速位置検出器106の信号が入力された以降は高速から
低速(段階的低速あるいは零に向う連続的抵抗)に切替
えてドライバ104に駆動信号を入力するものである。
各検出器は、次のように配設されている。
すなわち、減速位置検出器106は、横移送された山積ブ
ランクが補給位置Cとディスタック位置P1との間に選定
された位置に配設される。停止位置検出器107は、この
減速位置検出器106の後方側(移送方向下流側)に接近
配設されている。また、当接検出器108は、前記フロン
トストッパ調整装置40の押圧部材42の基準面(フロント
ストッパ)41に横移送されたブランクWが、当接した瞬
間以後に作動可能な位置に設けられている。具体的に
は、第5図に示す如く、押圧部材42に支軸43で回転自在
に装着された作動バー45が、ブランクWの衝突力により
回動傾斜したときに、作動する位置として当該押圧部材
42に取付けられている。作動バー45は、図示しないスプ
リングで下端側が移送手段10方向に突出するように付勢
されている。その突出量は、リミットピン44で規則され
ている。
なお、基準面(フロントストッパ)41は、モータ14を駆
動することにより、ギヤ機構47、雄ネジ回転体48、スク
リュー51等を介し、第5図で左右方向の位置を、定量的
精度よく位置調整される。横移送された山積ブランクW
の衝突力は、シリンダ装置52で受けるように形成されて
いる。
ここに、制御手段100の機能としては、 山積ブランクWを補給位置Cからストック位置(第
1図参照)へ移送する場合には、ディスタック位置P1に
ある山積ブランクWを移送手段10から浮上させるように
リフトテーブル30を作動させ、かつストック位置からデ
ィスタック位置P1へ移送する場合には補給位置Cにある
山積ブランクWを移送手段10から浮上させるようにリフ
トテーブルを作動させるシーケンス機能を有する。この
機能は、移送すべき1組の山積ブランクWを除く他組の
山積ブランクWに荷崩れを生じさせないためのものであ
る。
当接検出器108の信号に基づいて、移送手段10を停
止させる機能。
この機能は、第2図に示す当接検出器108、切替器102、
コントローラ103、ドライバ104等により発揮される。
ここに、かかる機器および制御回路101を総称して第1
制御手段と定義する。
減速位置検出器106の信号に基づいて移送手段10の
移送速度を減速し、かつ停止位置検出器107の信号に基
づいて移送手段10を停止させる機能。
この機能は、第2図に示す減速位置検出器106、停止位
置検出器107、切替器102、コントローラ103、ドライバ1
04等により発揮される。ここに、かかる機器および制御
回路101を総称して第2制御手段と定義する。
補給位置Cからストック位置へ山積ブランクWを横
移送する場合には、前記第2制御手段を作動させる機
能。
この機能は、移送手段10を高速からいきなり停止すると
山積ブランクWが荷崩れを生じるので、これを防止する
ために第2制御手段を選択する機能である。
これに対して、ストック位置からディスタック位置
P1へ横移送する場合には、前記第1制御手段を作動させ
る機能。
この機能は、横移送された山積ブランクWをディスタッ
ク位置P1に高精度で位置付けさせるためのものである。
すなわち、積重ねられた例えば200枚数tonのブランク
(山積ブランク)を、移送手段10の速度−位置制御をす
ることにより達成することは、技術的、経済的、レイア
ウト的に至難であるから、予め基準面(フロントストッ
パ)41を正確に位置決めしておき、これに積移送された
ブランクWを衝突させて機械的、強制的に位置決めしよ
うとする主旨である。
その他、センタリング装置60、フラントストッパ調
整装置40等々他の装置をシーケンシャルに制御する機
能。
等を備えている。
次に、本実施例の作用を説明する。
(1組目をディスタック位置にセット) 山積ブランクWを最初に供給する場合である。
まず、レール18上から1組目を移送手段10の補給位置C
に追加する。但し、第1図に示す如く、クレーン等によ
り上方から移送手段10上へ載置してもよい。
ここで、スイッチボックス105のスイッチ操作をする
と、制御手段100を形成する制御回路101が作動し、第1
制御手段を選択する。
具体的には、第6図において、初期の場合にはブロック
200でNO、ブロック201でYES判断される。
また、ブロック211,212もNO判断であるからモータ14が
第1制御手段により高速駆動される。コントローラ103
はスローアップするように形成されている。
したがって、1組目は、移送手段10によってフロントス
トッパー調整装置40の基準面(フロントストッパ)41に
衝突するまで送られる(ブロック214)。ここに、基準
面41は、定量ホールド装置80、分離装置81等との関係に
おいて予め位置決調整されている。
その後に、1組目が基準面41に当接すると当接検出器10
8が作動し、第1制御手段はモータ14を停止させる(ブ
ロック215,216)。1組目の山積ブランクWは、基準面4
1に位置規制され正確な位置に静止する。すなわち、デ
ィスタック位置P1に対して所定の位置付が行なわれる。
(2組目をストック位置にストックする場合) 上記1組目の場合には、移送手段10は、第1図の“補
給”と“供給”工程を一緒に行ったが、本工程では、
“補給”のみを行なう。この場合、制御手段100は、1
組目との関係でリフトテーブル30を作動させる、ととも
に第2制御手段を選択する。
第6図においてブロック200でYES判断される。続いて、
ブロック201でNO判断であれば作業者に2組目を追加す
べき指令する(ブロック202)、一方、YES判断されると
ブロック203でディスタック位置P1に山積ブランクWが
有るか否かを判断する。この場合には、1組目のブラン
クWが存在する。したがって、YES判断に基づき、リフ
トテーブル30を作動(ブロック204)させ、1組目を移
送手段10上から少々浮上させる。引続き、第1制御手段
により移送手段10を高速駆動する(ブロック205)。
2組目が高速移送されスローダウン位置に達すると、減
速位置検出器106が作動し、その信号に基づいてコント
ローラ103は、モータ14を減速する(ブロック206,20
7)。そして、2組目がストック位置に到達するころに
停止位置検出器107が作動し、第1制御手段は移送手段1
0(モータ14)を停止する(ブロック209)。同時に、リ
フトテーブル30は下降される。したがって、2組目の山
積ブランクWは、荷崩れなくストック位置にストックさ
れ、ディスタック位置P1にも1組目が載置されている。
かくして、その後に、補給位置Cに新たな3組目のブラ
ンクWを追加させれば、結果として、移送手段10上には
3組の山積ブランクWが間隔をおいてストックされたこ
とになる。
なお、ストック位置におけるブランクWの停止位置精度
はラフでもよい。ディスタックフィード手段5では、デ
ィスタック位置P1における位置決め精度が達成されてい
ればそれ以前の位置は問題とならないからである。
(1組目をディスタックする場合) ディスタック位置P1にある1組目を上方の定量ホールド
装置80に供給するためには、ブロック220のYES判断によ
り、リフトテーブル30を作動させて行なう(ブロック21
1)。
具体的には、一気にテーブル31を押上げて定量ホールド
装置80にブランクWを供給することなく、一旦、調整位
置検出器109が作動したところで停止される。
調整位置において、センタリング装置60とフロントスト
ッパ調整装置40との協働により、複数ブランクWに横方
向の押圧力を加えて、山積ブランクWの最終位置調整を
行なう(ブロック223)。
この後に、テーブル31を押上げて、山積ブランクW(1
組目)を定量ホールド装置80に持上げる(ブロック22
4)。引続き、ブロック225で分離装置81の形成する複数
マグネットをセットする。
この後は、分離装置81で分離された最上位の1枚ブラン
クWを吸着装置82で吸着し、中間搬送手段70へ引渡し、
プレス機械へ供給される。
ここに、移送手段10の補給位置Cには3組目のブランク
Wが、ストック位置には2組目のブランクWが存在す
る。ディスタック位置P1にはブランクWは存在しない。
(2組目をディスタック位置に供給する場合) ストック位置にある2組目のブランクWをディスタック
位置P1に供給する場合には、ブロック210でYES判断さ
れ、ブロック212で補給位置Cに3組目のブランクWが
有ることを確認する。
この供給工程は、ストック位置にあるブランクWを第1
制御手段で高速移送し、基準面(フロントストッパ)41
に衝突させて、ブランクWを位置付けしようとするもの
であるから、補給位置Cにある3組目のブランクWの移
送手段101上に載置したまま実行すると、移送手段10を
急停止したときに、3組目のブランクWは基準面41等の
支えがないので荷崩れを生じる。
この荷崩れ防止のために、ブロック213でリフタ20を作
動させ、3組目のブランクWを移送手段10から浮上さ
せ、しかる後に移送手段10を駆動する(ブロック21
4)。その後は、ブロック215〜218で1組目を供給した
と同様手順で、2組目をディスタック位置P1に供給す
る。
しかして、この実施例によれば、移送手段10が山積ブラ
ンクWの3組をストック可能に形成され、補給位置Cに
はリフタ20、ディスタック位置P1にはリフトテーブル30
を設け、かつリフタ20とリフトテーブル30とを補給工
程、供給工程に応じて作動させる制御手段100を設けた
構成であるから、山積ブランクWを機械的衝突方式によ
りディスタック位置P1へ正確に位置決めできる、ととも
に山積ブランクWを荷崩れなくストックできる。したが
って、ディスタック位置P1に新たな山積ブランクを追加
するための追加作業を大幅に削減し、専従者をおかずし
て中間搬送手段70、プレス機械1へ円滑供給できる。ま
た、ディスタック位置P1における山積ブランクWの位置
が正確ゆえに定量ホールド装置80等にブランク衝突によ
る破損等を生じさせない。
また、機械的衝突方式を採用できることは、ディスタッ
ク位置P1におけるブランクWの停止位置を正確にできる
とともにフィードバックコントロール方式等に比べてそ
の制御手段等を大幅に簡単化できコストも低い。
さらに、従来の収納ケースを排除して、山積ブランクW
をそのまま移送する構成であるから、設備簡単で小型化
でき経済的であるとともにブランク供給装置全体の全自
動化を図ることが可能となる。
さらに、各検出器106,107,108を含む第1制御手段と第
2制御手段とを備え、荷崩れなく高速移動できる構成で
あるから、リフタ20,リフトテーブル30,制御手段100と
相俟って一段と迅速かつ正確に山積ブランクWをストッ
クしつつ供給することができる。
なお、以上の実施例では、移送手段10を3組の山積ブラ
ンクWをストックできるように形成したが、3組以上で
あればそのストック組数を任意に選定することができ
る。
また、制御手段100の一部に第1制御手段と第2制御手
段とを設け、補給工程と供給工程とを自動運転するよう
に形成したが、これら第1および第2制御手段を省略し
て、手動遠隔操作等により移送手段10を適宜な速度パタ
ーンで駆動するように構成しても本発明は成立する。
[発明の効果] 以上の説明から明らかの通り、本発明は3組以上の山積
ブランクを載置可能な移送手段と補給位置に配設された
リフタとディスタック位置に配設されたリフトテーブル
とを含み構成されているので、従来パレットを一掃しつ
つ山積ブランクWを荷崩れなく移送しかつ3組以上のブ
ランクをストックさせることができ、プレス機械にブラ
ンクを安定かつ円滑に供給できる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す概略図、第2図
は同じく制御手段を示すブロック図、第3図は同じく全
体の側面図、第4図は同じく分離装置側から見た平面
図、第5図は同じくディスタックセンタを中心とした拡
大側面図および第6図は同じく動作説明をするためのフ
ローチャートである。 5……ディスタックフィード手段、10……移送手段、14
……モータ、20……リフタ、30……リフトテーブル、31
……テーブル、40……フロントストッパ調整装置、41…
…フロントストッパ(基準面)、60……センタリング装
置、80……定量ホールド装置、81……分離装置、70……
中間搬送手段、100……制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】山積ブランクを補給位置からディスタック
    位置へ移送できるとともに、補給位置とディスタック位
    置との間に山積ブランクをストック可能に形成された移
    送手段と、 補給位置において移送手段に載置された山積ブランクを
    移送手段から浮上させることができるように形成された
    リフタと、 ディスタック位置において移送手段に載置された山積ブ
    ランクを移送手段から浮上させることができるように形
    成されたリフトテーブルと、 山積ブランクを補給位置からストック位置へ移送する場
    合にはディスタック位置にある山積ブランクを浮上させ
    るようにリフトテーブルを作動させ、かつストック位置
    からディスタック位置へ移送する場合には補給位置にあ
    る山積ブランクを浮上させるようにリフトテーブルを作
    動させる制御手段とを備えてなるブランクの供給装置。
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