JPH0765295B2 - 橋梁用移動式足場装置およびその組立方法 - Google Patents

橋梁用移動式足場装置およびその組立方法

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JPH0765295B2
JPH0765295B2 JP24855389A JP24855389A JPH0765295B2 JP H0765295 B2 JPH0765295 B2 JP H0765295B2 JP 24855389 A JP24855389 A JP 24855389A JP 24855389 A JP24855389 A JP 24855389A JP H0765295 B2 JPH0765295 B2 JP H0765295B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、橋梁用移動式足場装置およびその組立方法に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の橋梁用移動式足場装置としては、作業車
両の旋回台に高所作業用ブームを枢着し、このブームを
旋回および俯仰可能に連結して構成したもの(特開昭61
−7200号公報参照)、橋梁の上弦材を軌道とし、この軌
道上を転動あるいは脱輪可能な走行車輪を橋梁の側面及
び下面を検査する橋梁検査車の側面検査車に設けて上弦
材上に障害物があった場合には走行車輪を橋梁の側部外
方に格納し、しかるのち復帰できるように構成したもの
(特開昭57−205602号公報参照)、また、橋梁下面主桁
のフランジ部にクランプ装置を介して着脱自在に設けら
れた作業台に、各々ブームを水平回転および俯仰自在に
設け、各ブームを連結手段を介して鉛直面内で回動自在
に連結する構成としたもの(実公平−11785号公報参
照)が知られている。これらはいずれも橋梁上の路面を
基点として、先端に作業台を持つアームが自在に動く装
置、屈折可能なアームの両端に着脱自在な作業台を設け
て尺取虫式に移動可能とする装置、あるいは両路肩を基
点として橋梁の下側で連絡するフレームを利用する装置
である。
(発明が解決しようとする課題) しかるに上記いずれの装置においても、面積の限られた
昇降台あるいは作業台により限定された範囲に対しての
作業しかおこなうことができず、広い範囲に対して作業
をおこなうためには昇降台あるいは作業台を頻繁に移動
させなければならない。また、複数の昇降台あるいは作
業台を使用すれば、これら昇降台あるいは作業台の衝突
についての注意をはらう必要もあり、作業能率が悪く、
また吊下式のものは橋脚を回避して移動させることがで
きず、また、前記の作業車両を使用する場合には、橋梁
上の路面を占有するため、大巾な交通規制を必要とする
ので路面の使用が限定される等の問題点があった。
本発明はこれに鑑み、足場面積が大きく、頻繁に移動さ
せる必要のない、しかも、移動させる場合には橋脚等を
簡単に通り抜けて移動させることのできる橋梁用移動式
足場装置およびその組立方法を提供することを目的とし
てなされたものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記従来技術の課題を解決するため、本発明は、橋軸に
対し直交する方向に並設される一対の単位足場からな
り、これらの単位足場は、橋梁の左右両側部に固定自在
とされ昇降機構を有する一対の走行部と、これら走行部
に設けられた支持部と、これら支持部から下方へ垂設さ
れた足場吊下部と、これら足場吊下部に設けられた足場
支持フレームと、これら足場支持フレーム上で橋梁の巾
方向にスライド可能に設けられ橋梁の下方において対向
端部を連結可能とした左右の移動足場とを具備し、橋脚
に対する足場装置の移動は、移動方向下流側の移動足場
を連結した状態で上流側の移動足場を解放して上流側の
移動足場を通過させ、次いで、上流側の移動足場を連結
した状態で下流側の移動足場を解放とし下流側の移動足
場を通過させて足場装置を移動させるようにしたことを
特徴とする橋梁用移動式足場装置を第1番目の発明と
し、 前記移動足場に他側の単位足場方向に進退可能とした複
数の補助足場用アームを設けた請求項1記載の橋梁用移
動式足場装置を第2番目の発明、 前記支持部を片側並列2本の支持アームで構成し、これ
ら支持アームを足場吊下部を支点として旋回あるいは進
退可能とした請求項1または2記載の橋梁用移動式足場
装置を第3番目の発明、 前記移動足場をその長手方向に複数段に伸縮可能とした
請求項1,2または3記載の橋梁用移動式足場装置を第4
番目の発明とし、 請求項1乃至4に記載の橋梁用移動式足場装置の組立方
法において、橋梁の上面と側面にそれぞれ当接される脚
部と橋梁の巾方向の外方に向けて設けられた梁部とを有
する複数の組立用脚柱を、橋梁の左右両側部に前記走行
部の橋軸方向の長さに相当する間隔を設けて設置し、こ
れら組立用脚柱間に前記走行部を固定立設し、橋梁外で
組立てられた支持部、足場吊下部、足場支持フレームお
よび移動足場を有するユニットの上記支持部の横部材の
両端部へ保持部材をそれぞれ固着し、前記組立用脚柱の
梁部へこの保持部材を載置して前記支持部と前記走行部
とを装着したのち、橋軸に対して直交する方向に並設さ
れる移動足場の少なくとも一方を橋梁の巾方向にスライ
ドさせて移動足場の対向端部を連結し前記組立用脚柱と
前記保持部材とを前記走行部と前記支持部から取外して
足場装置とすることを特徴とする橋梁用移動式足場装置
の組立方法を第5番目の発明とするものである。
(作 用) 上記装置においては、走行部によって橋梁用移動式足場
装置を必要な場所へ移動させ、走行部に設けられている
昇降機構によって移動足場の橋梁に対する高さを調節す
る。橋梁用移動式足場装置の移動において、橋脚がある
場合には一方の単位足場は連結状態とし、他方の単位足
場の移動足場を橋脚が避けられる位置まで橋梁の巾方向
にスライドさせることによって橋脚が回避されるので橋
軸方向への移動は橋脚があっても簡単におこなうことが
できる。
(実施例) 以下、本発明を第1図乃至第15図に示す実施例を参照し
て説明する。
図において、橋梁用移動式足場装置1は、橋軸に対し直
交する方向に並設される一対の単位足場2,2からなり、
一つの単位足場2は、橋梁3の左右両側部に固定自在と
された走行部4,4と、これら走行部4,4から橋梁3の巾方
向外方に向けて設けられた支持部としての支持アーム5,
5…と、これら支持アーム5,5…の外側端部から下方へ垂
設された足場吊下部6,6と、これら足場吊下部6,6に設け
られた足場支持フレーム7,7とを有するとともに、これ
ら足場支持フレーム7,7には橋梁3の巾方向にスライド
可能な移動足場8,8が設けられている。走行部4は、第
4図に示すように橋軸方向に一定間隔を形成して設けら
れたゴム等よりなる車輪9,9を有する台車枠10と、この
台車枠10の端部に設けられた車輪9,9を駆動するための
駆動装置11とを有している。そして、台車枠10には支持
アーム5,5を昇降させるための昇降機構としての昇降軸1
2,12が車輪9,9の上方に設けられており、この昇降軸12,
12は油圧源(図示せず)によって昇降されるようになっ
ている。
支持アーム5は、走行部4の頂部から橋梁3の巾方向外
方に向けて一定の間隔をおいて片側の走行部4に対して
2本設けられている。
そして、この支持アーム5はそれぞれ第5図に示すよう
に足場吊下部6の上部を支点として、例えば、歯車(図
示せず)によって旋回可能にあるいは図示しないシリン
ダーによって進退可能に装着されている。
足場吊下部6は、第6図に示すように支持アーム5,5の
下部に橋軸に平行な横部材13を設け、この横部材13の中
央部から垂直下方へ柱部材14を設けて、この柱部材14に
対して橋軸に平行な主桁部材15を設けている。そして、
主桁部材15の両端部から下方へは脚部材16,16が設けら
れている。
足場支持フレーム7は、アングルまたはチャンネル等に
より形成された箱形の枠体18と、この枠体18の上部に設
けられたウインチ19とを有している。そして、この枠体
18の下部側面には枠体18を囲むようにして縞鋼板の敷設
された補助足場20が形成されている。足場支持フレーム
7は、足場吊下部6の主桁部材15の両端部から下方へ設
けられた脚部材16と足場支持フレーム7の傾斜調整用と
して設けられたターンバックル17あるいはシリンダー
(図示せず)によって取付けられている。
移動足場8は、アングルまたはチャンネル等により細長
い長方形形状に形成され、その上面には縞鋼板が敷設さ
れている。そして、枠体18の保持部21へその保持部21の
上面と下面に設けられたローラ22,22…を介して挿入さ
れており、枠体18上のウインチ19とワイヤー23により橋
梁3の巾方向にスライド可能に設けられている。また、
一対の移動足場8,8にはその対向端部の一方に凸部24、
他方に凹部25が形成されている。
さらに、移動足場8には、第2図および第15図に示すよ
うに4組の補助足場用アーム26が並設される他側の単位
足場2方向に進退可能に設けられており、この補助足場
用アーム26を開いてアルミ足場板26aを載置することに
より補助足場20aが形成される。
ここで、足場吊下部6を昇降させるには第7図および第
8図に示すような構造としてもよい。すなわち、支持ア
ーム5,5下部の横部材13にウインチ27とシーブ28,28とを
設け、柱部材14にもシーブ28,28を設けてこの柱部材14
を横部材13へ挿通し、昇降可能としたものである。した
がって、ウインチ27とシーブ28,28…との間にワイヤー
ロープ29を巻回し、ウインチ27を回動させることにより
ワイヤーロープ29によって足場吊下部6を昇降させるこ
とができる。
一方、移動足場8は、例えば橋梁3に沿ってその側方に
障害物があるような場合、第9図および第10図に示すよ
うにその長手方向に伸縮可能とさせる構造としてもよ
い。
すなわち、移動足場8は、主足場30と副足場31とを有
し、副足場31は主足場30の内面へ主足場30に設けられた
ガイドローラ32,32…によりスライド可能に設けられて
いる。一方、枠体18にもガイドローラ33,33が設けられ
ており、このガイドローラ33,33によって主足場30も枠
体18の内面をスライドさせることが出来る。そして、こ
れらの主足場30と副足場31とは、枠体18に設けられたウ
インチ19を駆動することにより主足場30と副足場31とに
設けられているロープシーブ34,34…に巻回されたワイ
ヤロープ35により長手方向に伸縮可能とすることができ
る。なお、本実施例では伸縮は2段の構造としたが3段
でもよく、これらに限定されるものではない。
次に、この橋梁用移動式足場装置1の組立方法について
説明する。
最初に、鋼材等よりなる4つの組立用脚柱36を橋梁3の
上へ載置する。組立用脚柱36は、橋梁3の上面に当接さ
れる上面脚部37と、側面に当接される側面脚部38と、橋
梁3の巾方向の外方に向けて設けられた梁部39とを有し
ており、梁部39の一側面には走行部4に当接する木材等
よりなる接触片40が設けられている。そして、1つの組
立用脚柱36の上面脚部37と側面脚部38とをそれぞれ橋梁
3の上面と側面へ当接したのち接触片40へ走行部4の一
端を当接し、走行部4を橋梁3へ固定する。ついで、上
記と同様にしてもう1つの組立用脚柱36を走行部4へ当
接し、走行部4を橋梁3へ固定する。したがって、これ
ら組立用脚柱36,36間に走行部4を固定立設させること
ができる。
次に、橋梁3外(例えば地上)において支持アーム5、
足場吊下部6、足場支持フレーム7および移動足場8を
組立ててユニットとし、このユニットの支持アーム5の
両端へ第13図に示すように鋼材等よりなる保持部材41,4
1を固着したのち、ユニットを例えばチェーンブロック
(図示せず)によって吊り上げて組立用脚柱36,36の梁
部39,39の上へ保持部材41,41を載置し、支持アーム5,5
と走行部4とを固着する。
ついで、橋軸に対して直交する方向に並設される移動足
場8,8…のうちの少なくとも一方の移動足場8,8の凸部24
と凹部25とを係止させたのち、組立用脚柱36,36…およ
び保持部材41,41…を取り外して橋梁用移動式足場装置
1の組立が完了する。
次に、橋梁用移動式足場装置1の動作について説明す
る。
最初に、走行部4の駆動装置11を駆動して橋梁用移動式
足場装置1を必要な場所へ移動させ、走行部4,4に設け
られている昇降軸12,12…を昇降させて橋梁3に対する
移動足場8,8…の高さを調整し固定する。
しかるのち、他の一対の対向する左右の移動足場8,8を
足場支持フレーム7,7に設けられているウインチ19,19を
駆動させて、ワイヤー23,23により枠体18,18の保持部2
1,21のローラ22,22…間をスライドさせて橋梁3の中央
へと移動させ、移動足場8,8に形成されている凸部24と
凹部25とを嵌合させたのち、例えば双方のフランジのボ
ルトを締めて連結する。そして、補助足場アーム26,26
…を開き、この上面へアルミ足場板26aを載置して補助
足場20aを形成する。なお、橋梁用移動式足場装置1を
橋梁3の橋脚42間を橋軸方向へ移動させる場合には左右
の移動足場8,8…を連結した状態で移動させることがで
きるが、移動方向に橋脚42がある場合には第15図に示す
ように移動方向(矢印で示す)上流側の一対の左右の移
動足場8,8の連結を解放したのち橋梁用移動式足場装置
1を移動して移動方向上流側の移動足場8,8と下流側の
連結されている移動足場8,8との間へ橋脚42を位置させ
たのち上流側の移動足場8,8を連結し、下流側の移動足
場8,8の連結を解放して移動させることにより橋梁用移
動式足場装置1は橋脚42に当ることなく移動させること
ができる。なお、少なくとも一対の移動足場8,8は常に
連結されていることが橋梁用移動式足場装置1を橋梁3
上に保持するうえで必要である。
次に、橋梁用移動式足場装置1が橋梁3の側部に設けら
れている照明灯43を避ける場合について説明する。
第5図の右側に示すように通常は走行部4と足場吊下部
6との間には2本の支持アーム5,5が設けられている。
照明灯43を避けるには第5図の左側に示すように移動方
向(矢印で示す)上流側の支持アーム5を足場吊下部6
側を支点として旋回開放して照明灯43を下流側の支持ア
ーム5の近傍へ来るように橋梁用移動式足場装置1を移
動させたのち上流側の支持アーム5を閉じ、下流側の支
持アーム5を足場吊下部6側を支点として旋回開放する
ことにより照明灯43に当ることなく橋梁用移動式足場装
置1を移動させることができる。また、支持アーム5は
進退式として照明灯43を避けることもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による橋梁用移動式足場装置
は、橋軸に対し直交する方向に並設される一対の単位足
場からなり、これらの単位足場は、橋梁の左右両側に固
定自在とされ昇降機構を有する一対の走行部と、これら
走行部に設けられた支持部と、これら支持部から下方へ
垂設された足場吊下部と、これら足場吊下部に設けられ
た足場支持フレームと、これら足場支持フレーム上で橋
梁の巾方向にスライド可能に設けられた橋梁の下方にお
いて対向端部を連結可能とした左右の移動足場とを具備
し、橋脚に対する足場装置の移動は、移動方向下流側の
移動足場を連結した状態で上流側の移動足場を解放して
上流側の移動足場を通過させ、次いで、上流側の移動足
場を連結した状態で下流側の移動足場を解放とし下流側
の移動足場を通過させて足場装置を移動させるようにし
たので、橋脚に対しては移動足場の上流側と下流側のそ
れぞれに対する連結、解放を繰返すことによりいわゆる
尺取虫式で避けて通過させることができる。そこで、足
場装置の橋軸方向への移動を自在とすることができ、ま
た、橋梁上の照明灯等に対しては支持部を旋回あるいは
進退させて避けることができるので、一つの足場によっ
て橋梁全体の保守点検あるいは補修工事等の作業をおこ
なうことができる。したがって、工費を大幅に低減させ
ることができるとともに安全に作業をおこなうことがで
きる。また、走行部は橋梁の左右両側部に設けられてい
るので橋梁上の交通を妨げないことはもちろん、下方の
車両や船舶の進行も妨げることがない。
さらに、本発明の組立方法によれば、簡単な脚柱によっ
て装置全体を橋梁へ組立てることができるので装置組立
ての費用も安くできるなどの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明による橋梁用移動式足場装置
の一実施例で、第1図は正面図、第2図は第1図のA-A
視平面図、第3図は第1図の側面図、第4図は走行部の
側面図、第5図は支持アームの平面図、第6図は足場吊
下部と足場支持フレームの正面図、第7図および第8図
は足場吊下部の昇降構造の他の実施例を示し、第7図は
平面図、第8図は側面図、第9図および第10図は移動足
場の伸縮構造を示し、第9図は縮めた場合の側面図、第
10図は伸した場合の側面図、第11図乃至第14図は橋梁用
移動式足場装置の組立方法を示す説明図で第11図は組立
用脚柱に走行部を取付けた場合の正面図、第12図は同平
面図、第13図は足場吊下部に保持部材を取付けた場合の
側面図、第14図は橋梁上に組立用脚柱を使用して組立て
た橋梁用移動式足場装置の正面図、第15図は一対の単位
足場の片方を開放とした場合の平面図である。 1……橋梁用移動式足場装置、3……橋梁、4……走行
部、5……支持アーム、6……足場吊下部、7……足場
支持フレーム、8……移動足場、18……枠体、20,20a…
…補助足場、26……補助足場用アーム、36……組立用脚
柱、41……保持部材。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】橋軸に対し直交する方向に並設される一対
    の単位足場からなり、これらの単位足場は、橋梁の左右
    両側部に固定自在とされ昇降機構を有する一対の走行部
    と、これら走行部に設けられた支持部と、これら支持部
    から下方へ垂設された足場吊下部と、これら足場吊下部
    に設けられた足場支持フレームと、これら足場支持フレ
    ーム上で橋梁の巾方向にスライド可能に設けられ橋梁の
    下方において対向端部を連結可能とした左右の移動足場
    とを具備し、橋脚に対する足場装置の移動は、移動方向
    下流側の移動足場を連結した状態で上流側の移動足場を
    解放して上流側の移動足場を通過させ、次いで、上流側
    の移動足場を連結した状態で下流側の移動足場を解放と
    し下流側の移動足場を通過させて足場装置を移動させる
    ようにしたことを特徴とする橋梁用移動式足場装置。
  2. 【請求項2】前記移動足場に他側の単位足場方向に進退
    可能とした複数の補助足場用アームを設けた請求項1記
    載の橋梁用移動式足場装置。
  3. 【請求項3】前記支持部を片側並列2本の支持アームで
    構成し、これら支持アームを足場吊下部を支点として旋
    回あるいは進退可能とした請求項1または2記載の橋梁
    用移動式足場装置。
  4. 【請求項4】前記移動足場をその長手方向に複数段に伸
    縮可能とした請求項1,2または3記載の橋梁用移動式足
    場装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4に記載の橋梁用移動式足場
    装置の組立方法において、橋梁の上面と側面にそれぞれ
    当接される脚部と橋梁の巾方向の外方に向けて設けられ
    た梁部とを有する複数の組立用脚柱を、橋梁の左右両側
    部に前記走行部の橋軸方向の長さに相当する間隔を設け
    て設置し、これら組立用脚柱間に前記走行部を固定立設
    し、橋梁外で組立てられた支持部、足場吊下部、足場支
    持フレームおよび移動足場を有するユニットの上記支持
    部の横部材の両端部へ保持部材をそれぞれ固着し、前記
    組立用脚柱の梁部上へこの保持部材を載置して前記支持
    部と前記走行部とを装着したのち、橋軸に対して直交す
    る方向に並設される移動足場の少なくとも一方を橋梁の
    巾方向にスライドさせて移動足場の対向端部を連結し前
    記組立用脚柱と前記保持部材とを前記走行部と前記支持
    部から取外して足場装置とすることを特徴とする橋梁用
    移動式足場装置の組立方法。
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