JPH0764993A - 文書編集処理装置 - Google Patents

文書編集処理装置

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JPH0764993A
JPH0764993A JP5207730A JP20773093A JPH0764993A JP H0764993 A JPH0764993 A JP H0764993A JP 5207730 A JP5207730 A JP 5207730A JP 20773093 A JP20773093 A JP 20773093A JP H0764993 A JPH0764993 A JP H0764993A
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JP5207730A
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Kiyoshi Tsunoda
清 角田
Masaru Kobayashi
勝 小林
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書に罫線・枠情報などのデータ入力を行う
ことなく、該文書内の所望領域の文書のみを対象にして
編集できる文書編集処理装置を提供する。 【構成】 通常の文書編集処理中に矩形プログラムが起
動されて(S1)、文書表示領域内の文書中の2点(2
文字位置)が指定されると(S2)、この2点を対角位
置とする矩形領域と該領域外の複数の矩形領域のそれぞ
れの大きさと位置が算出され(S3)、その後編集キー
が押下されると(S4)、その時カーソルが位置する矩
形領域が特定されて該特定領域内の部分文書を対象にし
て編集を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は日本語ワードプロセッ
サなどの文書編集処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書編集処理装置の1つである日
本語ワードプロセッサなどにおいて、文書編集中に表示
画面上に表示された文書のうち所望部分の文書を矩形領
域で指定して編集するには、一般にブロック編集または
パーソナルDTP(デスクトップパブリッシングの略)
のいずれかが用いられる。図11は、従来のブロック編
集機能を用いて矩形領域の文書を編集処理するためのフ
ローチャートであり、図12は、従来のパーソナルDP
Tを用いて矩形領域の文書を編集処理するためのフロー
チャートである。
【0003】ブロック編集は、文書編集中に入力された
罫線を区切り(ブロック)とし、罫線で囲まれた矩形部
分で文書編集を行なう機能である。現在編集中の文書に
対し、ブロック編集を用いて指定領域内の部分編集を行
なう場合、図11のように処理が進行する。まず罫線が
入力され、ブロック編集機能が起動されてブロック編集
モードに移行する。その後、罫線で囲まれた指定領域内
で部分編集(文字入力)などを行なう。この指定領域内
で所望の編集が終了するとブロック編集機能は終了され
て、ユーザにより不要な罫線が消去される。
【0004】また、現在編集中の文書に対し、ブロック
編集を用いて指定領域外での部分編集を行なう場合も図
11と同様にして、罫線を入力し一旦ブロック編集モー
ドを起動させた後、罫線で区別された矩形領域外で文字
入力/編集を行い、その後ブロック編集機能を終了さ
せ、不要な罫線を消去するよう処理していた。
【0005】パーソナルDTPは、文字入力前に枠区切
れを入れ、この区切られた枠内に文字を入力したり、予
め作成された文書を流し込むような文書編集機能を指
す。現在編集中の文書に対し、パーソナルDTP機能を
用いて指定領域内の部分編集を行なう場合、図12のよ
うに処理が進行する。まず、編集中の文書が一時保存さ
れ、その後パーソナルDTP機能が起動されてユーザに
より枠区切りなどが設定される。その後、編集中に予め
一時保存された文書を設定された枠区切り中に流し込
み、枠で囲まれた領域での部分編集が行なわれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したブロック編集
機能またはパーソナルDTP機能のいずれの場合でも、
指定領域内での編集が前提となり、予めユーザは所望の
矩形部分を指定しなければならないので、文書編集途中
で矩形領域での文書編集を必要とする場合には、ブロッ
ク編集では罫線、パーソナルDTPでは枠区切りなどの
特定のデータを入れ、編集後にはこれら罫線などの不要
なデータを消去する必要があった。
【0007】また、パーソナルDTP機能による文書の
場合、出来上がり文書は文書データの他に枠区切り情報
をも持つことになるので、通常の文書と文書形態が異な
ってしまい、編集後は通常の文書データではなくなるの
で文書の取扱いが複雑化してしまうという欠点があっ
た。
【0008】さらに、上述したブロック編集機能または
パーソナルDTP機能は、ユーザによる区切りの設定が
必要など操作が複雑で初心者には使い勝手に劣るという
問題があった。
【0009】それゆえにこの発明の目的は、文書データ
に罫線・枠情報などのデータ入力を行うことなく、文書
データ内の所望部分のデータのみを対象にして編集でき
る文書編集処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る文書編集
処理装置は、表示領域を有し文書データをこの表示領域
に表示する手段と、表示された文書データに基づいてこ
の表示領域における位置を指定する手段と、指定された
位置に基づいてこの表示領域を複数の部分領域に分割す
る手段と、分割されたこれら複数の部分領域のうち所望
される部分領域を特定する手段と、文書データのうちこ
の特定された部分領域内に表示されている部分文書デー
タを編集する手段とを備えて構成される。
【0011】さらに、この文書編集処理装置は、前述の
編集手段による部分文書データの編集結果に基づいて元
の文書データを編集する手段をさらに備えて構成されて
もよい。また、上述の位置指定手段は表示領域内の2点
の位置を指定する手段をさらに備えて構成されてもよ
い。
【0012】
【作用】この発明に係る文書編集処理装置は上述のよう
に構成されるので、ユーザは表示領域内に表示されてい
る文書データに基づいて該領域における位置を指定すれ
ば、応じて分割手段によりこの表示領域が複数の部分領
域に分割され、特定手段によりユーザが所望する部分領
域が特定され、そしてユーザは特定された所望部分領域
内に表示されている部分文書データを対象にして文書デ
ータを編集することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。
【0014】図1は、この発明の一実施例による矩形領
域内の文書を編集するための矩形プログラムによるフロ
ーチャートである。図2〜図6のそれぞれは、この発明
の一実施例による矩形領域の指定の第1〜第5の方法の
それぞれを示す図である。図7は、この発明の一実施例
による矩形領域として指定可能な領域と不可能な領域と
を説明する図である。
【0015】図8は、この発明の一実施例による文書編
集処理装置のブロック構成図である。図8の装置は、該
装置自体を集中的に制御および管理するためのCPU
(中央処理装置の略)1、各種プログラムおよび辞書デ
ータなどを格納するためのROM(リードオンリメモリ
の略)2、プログラム処理のための作業領域および文書
編集のためのテキスト領域を含むRAM(ランダムアク
セスメモリの略)3、外部操作されてデータを入力する
ためのKEYボード4、データを外部表示するためのL
CD(液晶ディスプレイの略)7、LCD7を制御する
ためのLCD制御部5およびVRAM(ビデオRAMの
略)6を含む。また該装置は、外部に独自に設けられ
て、該装置にデータ入力するためのタブレット9、タブ
レット9に関連してPEN10を接続したPEN制御部
8、文書データなどを外部に記憶するための媒体である
FD(フレキシブルディスクの略)13をアクセスする
ためのFDD(FDドライバの略)12およびFDD制
御部11、データを印字出力するためのPRT(プリン
タの略)15、PRT制御部14ならびに印字用紙のオ
ートカッタ/フィーダ機能を有するPRTオプション1
6を含む。さらに該装置は、光、赤外線などにより外部
のKEYボードあるいはOCR(光学式文字読取装置の
略)18とデータのやりとりをするためのコードレス制
御部17、ICカード19、文書中の文字のフォントを
制御するためのフォント制御部20およびフォントRO
M21、外部の公衆電話回線23と該装置とを通信接続
するための通信制御部22および該装置に電力供給する
ための電源部24を含む。
【0016】図8のRAM3の内部構成が図9に示され
る。RAM3は文書処理中に指定された矩形領域の大き
さ/位置に関する情報と編集すべき対象となる文書デー
タなどを格納するための領域である。この内部構成の詳
細については後述する。
【0017】図10(a)〜(d)は、この発明の一実
施例による文書編集処理装置の外観図であり、図10
(a)には該装置の前面外観が示され、図10(b)に
は該装置の背面外観が示される。図10(a)を参照し
て該装置は制御部5およびLCD7に関連した表示画面
100、表示濃度調節つまみ111および明るさ調節つ
まみ112、KEYボード(KEYボード4)100、
PEN10および制御部8に関連した専用ペン101、
ペン収納部102およびペン取出しつまみ103、PR
T15に関連した紙送りノブ104、FD13を着脱す
るためのデッキ105、テンキー収納部106、ICカ
ード19に関連したカードスロット107、OCR接続
端子108および該装置を携帯可能にするためのとって
109を含む。前述の専用ペン101は収納部102に
着脱自在であり、その様子が図10(c)に示される。
また、テンキー収納部106に収納されるコードレステ
ンキーの外観は図10(d)に示される。コードレステ
ンキーは図示されるように電池が収納される電池ケース
121、コードレス制御部17と通信するための発信部
122を含む。
【0018】図10(b)を参照し該装置は、電子手帳
を接続するための端子113、PRT15の印刷濃度調
節つまみ114、入力のための機器を接続する端子11
5、PRTオプション16に関連したシートフィーダ接
続端子116、オプション用スロット117、電源部2
4に関連した電源スイッチ118、電源コード接続端子
119および電池ケース120を含む。
【0019】次に、本実施例による矩形領域指定方法の
第1〜第5の例について説明する。図2を参照して、図
示の文書中の文字データのうち、指定領域先頭C1とし
ての“2”および指定領域末尾C2としての“か”とに
よる対角位置を有した矩形領域が指定されて指定領域A
と設定される第1の例の場合は、領域A内を除く領域は
図示されるように領域Aに隣接する矩形領域として分割
され、それぞれ指定外領域B1〜B4に設定される。
【0020】図3を参照して図示の文書中の文字データ
のうち、指定領域先頭C1としての“B”および指定領
域末尾C2としての“か”とによる対角位置を有した矩
形領域が指定されて指定領域Aと設定される第2の例の
場合は、領域A内を除く領域は図示されるように領域A
に隣接する矩形領域として分割されてそれぞれ指定外領
域B2〜B4に設定される。この例の場合図2の指定外
領域B1が設定されないことに注意する。
【0021】図4を参照して、図示の文書中の文字デー
タのうち、指定領域先頭C1としての“1”および指定
領域末尾C2としての“か”とによる対角位置を有した
矩形領域が指定されて指定領域Aと設定される第3の例
の場合は、図示されるように指定外領域B1、B3およ
びB4が設定される。この例では図2の指定外領域B2
が設定されないことに注意する。
【0022】図5を参照して、図示の文書中の文字デー
タのうち、指定領域先頭C1としての“2”および指定
領域末尾C2としての“こ”とによる対角位置を有した
矩形領域が指定されて指定領域Aと設定される第4の例
の場合は、図示されるように指定外領域B1、B2およ
びB4が設定される。この例の場合、図2の指定外領域
B3が設定されないことに注意する。
【0023】図6を参照して、図示の文書中の文字デー
タのうち、指定領域先頭C1としての“2”および指定
領域末尾C2としての“カ”とによる対角位置を有した
領域が指定されて指定領域Aと設定される第5の例の場
合は、指定外領域B1、B2およびB3が設定される。
この例の場合、図2に示される指定外領域B4が設定さ
れないことに注意する。
【0024】上述して設定される各矩形領域では、それ
ぞれ異なる表示形態(背景の画面の色を変更するなど)
で区別できるように表示されてもよい。
【0025】また、この実施例では文書中の文字データ
の位置を図2に示されるように縦(行)方向と横(半
角)方向との組合せで指定し、文字の横幅の大きさを全
角または全角の半分の大きさである半角と呼び、図示さ
れる文書中の各文字は全角を有するものとする。
【0026】次に、図2を参照しながら図9のRAM3
の構成について説明する。RAM3には、図2の指定領
域Aの大きさと位置に関するデータを格納するための領
域A用ワークエリアEA、指定外領域B1の大きさと位
置に関するデータを格納するための領域B1用ワークエ
リアEB1、同様にして指定外領域Bに関して領域B2
用ワークエリアEB2、指定外領域B3に関して領域B
3用ワークエリアEB3、指定外領域B4に関して領域
B4用ワークエリアEB4が含まれる。これら各ワーク
エリアには、対応の領域の大きさを特定するための縦方
向および横方向サイズデータが格納されるとともに、該
領域の位置を特定するための開始位置データが格納され
る。縦方向サイズデータは行単位で示され横方向サイズ
データは半角の単位で示され、開始位置データは対応の
領域の右上端の文字の位置を縦方向と横方向(行と半
角)との組合せで示されたものである。RAM3には、
さらに、編集用ポインタ80を格納するためのポインタ
用ワークエリアPW、指定領域先頭位置データおよび末
尾位置データ81および82を格納するための領域指定
位置用ワークエリアDW、編集対象となる矩形領域内の
文書データを編集用作業データ83として格納するため
の矩形領域編集用作業領域EWおよび編集中の文書全体
のデータであるテキスト用データ84を格納するための
テキスト領域TXWが含まれる。
【0027】編集用ポインタ80は、行単位と半角単位
とで表示画面100上に表示されるカーソル位置情報な
どを記憶する。先頭位置および末尾位置データ81およ
び82は、図2の領域Aの指定領域先頭C1の位置と指
定領域末尾C2の位置とを行単位と半角単位との組合せ
で示したものである。編集用作業データ83は、編集対
象となった矩形領域内の文字列データを行単位での区切
りを考慮せずに格納したものである。矩形領域内の文書
データ編集後、編集用作業データ83は、テキスト領域
TXWに転送されることによりテキスト用データ84に
矩形領域内の編集結果が反映されることになる。この
時、テキスト用データ84に正確にデータが反映される
ように編集用作業データ83は行単位に編成されながら
順次テキスト領域TXWに転送される。
【0028】なお、図7に示されるように矩形領域にお
いて各行の1行文字数が異なる場合、指定領域の対象と
ならない文字が生じる。つまり、該矩形領域において、
1行文字数が最小である行の最端文字の半角位置よりも
大きい半角位置にある文字は指定領域外の文字となる。
【0029】次に、図1のフローチャートに従って、所
望の矩形領域を指定した後、該領域内で文書を編集する
処理について説明する。なお、図8のKEYボード4に
は図示されないが予め、文書編集中に矩形処理モードに
切り換えるための矩形キー、LCD7上に表示されるカ
ーソルを移動させるためのカーソル移動キー、領域を指
定するための領域指定キー、処理を終了させるための終
了キー、文書を編集するための編集キー、編集機能を解
除するための解除キー、直前に行なった矩形領域内の編
集内容をテキストに反映させるための実行キーおよび文
字コードを入力するための文字キーが含まれるものと想
定する。
【0030】まず、ユーザは図8の装置を用いてテキス
ト用データ84の文書編集中に矩形領域内の部分文書を
対象にして編集をするためにKEYボード4の矩形キー
を押下すると、応じてCPU1により該装置は矩形処理
モードに切り換えられて、ROM2に予めストアされた
矩形プログラムが呼び出されて実行される(図1のS
1)。
【0031】次にユーザは、画面100に表示された文
字列データからなる文書を見ながら、KEYボード4の
カーソル移動キーを操作して、所望の矩形編集領域の先
頭(該領域の左上端)に画面100上のカーソルを移動
させる。これに応じて、編集用ポインタ80には図2の
縦方向3行目横方向3半角目の位置情報が設定されると
する。カーソル移動後、ユーザはKEYボード4の領域
指定キーを押下するので、矩形編集領域の先頭位置が指
定される。これに応じて、編集用ポインタ80に格納さ
れていた位置情報が領域指定位置用ワークエリアDWの
指定領域先頭位置データ(縦,横)81に転送される。
領域指定キー押下後、ユーザにより前述と同様にして矩
形領域の末尾(該領域の右下端)が指定されるので、こ
れに応じてワークエリアDWの指定領域末尾位置データ
(縦,横)82に図2の縦方向8行目横方向11半角目
のデータが格納される。以上により、図2の指定領域A
の指定領域先頭C1および規定領域末尾C2に関する位
置データがワークエリアDWに格納されて指定される
(図1のS2)。
【0032】次に、CPU1は図2の各矩形領域の大き
さと位置に関する情報(矩形領域縦方向行数、矩形領域
横方向半角数、矩形領域開始文字の行位置および半角位
置)を後述する〜のように算出し、RAM3のワー
クエリアEA〜EB4のそれぞれに設定する(図1のS
3)。
【0033】指定領域A 領域指定位置用ワークエリアDWの指定領域末尾位置デ
ータ(縦,横)82の横方向位置データに1足したもの
から指定領域先頭位置データ(縦,横)81の横方向位
置データを引いて矩形領域横方向半角数を算出し、算出
値を領域A用ワークエリアEAに横方向サイズデータ3
2としてセットする。また、ワークエリアDWの末尾位
置データ82の縦方向位置データに1足したものから先
頭位置データ81の縦方向位置データを引いて矩形領域
縦方向行数を算出し、算出値をワークエリアEAに縦方
向サイズデータ31としてセットする。さらに、指定領
域先頭位置データ81をワークエリアEAに開始位置デ
ータ(縦,横)33としてセットする。
【0034】指定外領域B1 領域指定位置用ワークエリアDWの先頭位置データ81
の縦方向位置データから位置(編集する頁の先頭の行位
置データ)を引いて矩形領域縦方向行数を算出し、算出
値を領域B1用ワークエリアEB1に縦方向サイズデー
タ41としてセットする。また、該領域B1の各行の中
で1行半角数が最小である行の半角数をワークエリアE
B1に横方向サイズデータ42としてセットする。さら
に編集する頁の先頭行の行位置データ(=1)と該行頭
の半角位置データ(=1)とをワークエリアEB1に開
始位置データ(縦,横)43としてセットする。
【0035】指定外領域B2 前述ので算出しセットされた縦方向サイズデータ31
を領域B2用ワークエリアEB2に縦方向サイズデータ
51としてセットする。また先頭位置データ81の横方
向位置データから1(行頭の半角位置)を引いて矩形領
域横方向半角数を算出し、算出値をワークエリアEB2
に横方向サイズデータ52としてセットする。さらに先
頭位置データ81の縦方向位置データと1(行頭の半角
位置)とをワークエリアEB2に開始位置データ(縦,
横)53としてセットする。
【0036】指定外領域B3 該領域B3の各行の中で1行半角数が最小である行の半
角数に1足したものから、末尾位置データ82の横方向
位置データを引いて矩形領域横方向半角数を算出し、算
出値を領域B3用ワークエリアEB3に横方向サイズデ
ータ62としてセットする。また、前述ので算出しセ
ットされた縦方向サイズデータ31をワークエリアEB
3に縦方向サイズデータ61としてセットする。さら
に、末尾位置データ82の半角位置(横方向)データに
1足したものと先頭位置データ81の行位置(縦方向)
データとをワークエリアEB3に開始位置データ(縦,
横)63としてセットする。
【0037】指定外領域B4 編集する頁の行数に1足したものから末尾位置データ8
2の縦方向位置データ(行数)を引いて矩形領域縦方向
行数を算出し、算出値を領域B4用ワークエリアEB4
に縦方向サイズデータ71としてセットする。また、該
領域B4の各行の中で1行半角数が最小である行の半角
数をワークエリアEB4に横方向サイズデータ72とし
てセットする。さらに、末尾位置データ82の縦方向位
置データに1足したものと1(行頭の半角位置)とをワ
ークエリアEB4に開始位置データ(縦,横)73とし
てセットする。
【0038】次に、CPU1はユーザからのキー入力待
ち状態となって、ユーザによりKEYボード4の終了キ
ーまたはカーソル移動キーまたは編集キーのいずれかが
押下されるのを検出する状態となる(図1のS4)。終
了キーが押下されると、応じて該矩形プログラムの実行
が終了し、処理は該プログラム実行前のメインプログラ
ム実行による編集処理に戻る。また、カーソル移動キー
が押下されると、キー押下に応じてカーソルを移動させ
移動後は、再度、キー入力待ち状態となる(S4→S5
→S4→)。また、編集キーが押下されると、応じて該
装置は領域編集モードに切り換えられて、矩形領域内の
文書編集を開始するために次の処理に移行する。
【0039】まず、現在のカーソル位置が示す領域に該
当するテキスト領域TXWのデータ84(文字列デー
タ)中の部分データが矩形領域編集用作業領域EWに編
集用作業データ83として転送される(図1のS6)。
このデータ転送はつぎのようにして行なわれる。まず、
該矩形領域の開始位置データに対応の文字から該領域の
横方向サイズデータ(半角数)に相当の文字列をテキス
ト領域TXWから作業領域EWに転送し、その後、次の
行に対して開始位置データの半角位置と同じ位置から該
領域の横方向サイズデータ(半角数)に相当の文字列を
テキスト領域TXWから作業領域EWの直前に転送され
た文字列データの続きとなるように転送する。このよう
に、1行単位での文字列データ転送処理を該領域の縦方
向サイズデータ(行数)分だけ繰返し行なう。
【0040】次に、テキスト領域TXWから作業領域E
Wへ転送された矩形領域内の文字列データについての編
集処理が行なわれる(図1のS7)。詳細には、ユーザ
はカーソルを編集しようとする文字列の先頭に移動させ
て、文字キーを操作し作業領域EWの文字データの修正
を行なう。この時、表示画面100では直接にテキスト
領域TXW中の文字列が修正されているかのようにデー
タ表示される。所望の修正が終了すると、ユーザは実行
キーまたは終了キーまたは解除キーのいずれかを押下し
て矩形領域編集処理を終了させようとするので、CPU
1はこのキー押下検出状態となる(図1のS8)。
【0041】解除キーが押下されると、応じてRAM3
内の各矩形領域に関する情報のクリア処理が行なわれる
(図1のS9)。詳細には、RAM3の作業領域EW、
各矩形領域のワークエリアEA〜EB4および領域指定
位置用ワークエリアDWに格納されるデータがクリアさ
れ、その後、再度、キー入力待ち状態(S4)となる。
つまり、解除キーが押下された場合は、前述した矩形領
域内での文字列データの編集結果はテキスト領域TXW
のテキスト用データ84には反映されずに矩形領域編集
処理が終了する。
【0042】実行キーまたは終了キーのいずれかが押下
されると、応じてS7で修正された文字列データが作業
領域EWからテキスト領域TXWの対応のデータへ上書
きされるようにして転送される(図1のS10)。詳細
には、作業領域EW中の矩形領域内の文字列データがテ
キスト領域TXWの対応の矩形領域の文字列データに上
書きされるように、領域EW中の文字列データが1行単
位ずつ順次領域TXWに転送される。この転送処理は、
該矩形領域の行数分だけの回数繰返し実行される。これ
により、前述した矩形領域内での文字列データの編集結
果はテキスト領域TXWのテキスト用データ84に反映
される。その後、RAM3内の矩形領域編集用作業領域
EW、各矩形領域のワークエリアEA〜EB4および領
域指定位置用ワークエリアDWに格納されたデータがク
リアされる(図1のS11)。
【0043】その後、前述のS8で実行キーが押下され
た場合は再度キー入力待ち状態(S4)となるが、終了
キーが押下された場合は該矩形プログラムの実行が終了
し、処理は該プログラム実行前のメインプログラムによ
る編集処理に戻る。
【0044】上述したように、文書を表示しながらの文
書編集処理中に、表示領域の所望部分領域を指定し該領
域に該当の部分文書の編集を行なう場合、現在編集中の
文書に従来のように領域指定のための罫線・枠情報など
部分編集に必要なデータの入力、部分編集後のこれら不
要なデータの消去など余計なユーザ作業が省略されるの
で、部分編集処理を容易かつ手軽に行なうことができ
る。また、本実施例の矩形領域内の部分編集処理では、
従来のパーソナルDTP機能による文書のように文書形
態が変わる(文書データの他に枠情報などを新たに持つ
必要がある)ことがなく該編集処理終了後も該文書の形
態は編集前と同じ形態を維持することができる。また、
文書が表示された領域の2点位置指定によって自動的に
編集対象の部分文書を指定できるので、初心者でも容易
に領域指定による文書の部分編集をすることが可能とな
る。
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ユーザ
は表示領域内に表示されている文書データに基づいて該
領域における位置を指定して分割手段にこの表示領域を
複数の部分領域に分割させ、さらに特定手段にユーザが
所望する部分領域を特定させることにより、特定された
所望部分領域内に表示されている部分文書データを対象
にして文書データを編集することが可能となる。したが
って、文書データの部分編集を行なう場合、文書データ
に罫線・枠情報など従来部分編集に必要とされていたデ
ータの入力および部分編集後のこれら入力データの消去
などを行なう必要がなく、上述の部分編集が初心者でも
容易に可能となる。
【0046】また、上述の部分編集後、文書データは従
来のように罫線・枠情報などの個別データを含んだ編集
前とは異なるデータ形態となることはなく、部分編集前
後の文書データの形態は変わらないので、文書データの
取扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による矩形領域内の文書を
編集するための矩形プログラムによるフローチャートで
ある。
【図2】この発明の一実施例による矩形領域の指定の第
1方法を示す図である。
【図3】この発明の一実施例による矩形領域の指定の第
2方法を示す図である。
【図4】この発明の一実施例による矩形領域の指定の第
3方法を示す図である。
【図5】この発明の一実施例による矩形領域の指定の第
4方法を示す図である。
【図6】この発明の一実施例による矩形領域の指定の第
5方法を示す図である。
【図7】この発明の一実施例による矩形領域として指定
可能な領域と不可能な領域とを説明する図である。
【図8】この発明の一実施例による文書編集処理装置の
ブロック構成図である。
【図9】図8のRAMの内部構成を示す図である。
【図10】(a)〜(d)は、この発明の一実施例によ
る文書編集処理装置の外観図である。
【図11】従来のブロック編集機能を用いて矩形領域の
文書を編集するためのフローチャートである。
【図12】従来のパーソナルDTP機能を用いて矩形領
域の文書を編集処理するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 KEYボード 7 LCD 81 指定領域先頭位置データ(縦,横) 82 指定領域末尾位置データ(縦,横) 83 編集用作業データ 84 テキスト用データ A 指定領域 B1、B2、B3およびB4 指定外領域 C1 指定領域先頭 C2 指定領域末尾 EA 領域A用ワークエリア EB1〜EB4 領域B1〜B4用ワークエリア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示領域を有し、文書データを前記表示
    領域に表示する手段と、 前記表示された文書データに基づいて前記表示領域にお
    ける位置を指定する手段と、 前記指定された位置に基づいて前記表示領域を複数の部
    分領域に分割する手段と、 前記複数の部分領域のうち所望される部分領域を特定す
    る手段と、 前記文書データのうち前記特定された部分領域内に表示
    されている部分文書データを編集する手段とを備えた、
    文書編集処理装置。
  2. 【請求項2】 前記編集手段による前記部分文書データ
    の編集結果に基づいて前記文書データを編集する手段を
    さらに備えた、請求項1に記載の文書編集処理装置。
  3. 【請求項3】 前記位置指定手段は前記表示領域内の2
    点の位置を指定する手段を含む、請求項1または2に記
    載の文書編集処理装置。
JP5207730A 1993-08-23 1993-08-23 文書編集処理装置 Withdrawn JPH0764993A (ja)

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