JP2985207B2 - イメージスキャナ - Google Patents
イメージスキャナInfo
- Publication number
- JP2985207B2 JP2985207B2 JP2033666A JP3366690A JP2985207B2 JP 2985207 B2 JP2985207 B2 JP 2985207B2 JP 2033666 A JP2033666 A JP 2033666A JP 3366690 A JP3366690 A JP 3366690A JP 2985207 B2 JP2985207 B2 JP 2985207B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- document
- scan
- area
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、新聞や雑誌の記事等の原稿上にセツトす
ることにより原稿の一部を印刷することが可能なイメー
ジスキヤナに係り、特に、スキヤン幅以上の原稿でも簡
単かつ正確にスキヤニングできるようにして、操作性の
向上と利用範囲の拡大とを実現したイメージスキヤナに
関する。
ることにより原稿の一部を印刷することが可能なイメー
ジスキヤナに係り、特に、スキヤン幅以上の原稿でも簡
単かつ正確にスキヤニングできるようにして、操作性の
向上と利用範囲の拡大とを実現したイメージスキヤナに
関する。
従来の技術 近年、持ち運びが可能で、かつ比較的低価格のイメー
ジスキヤナ、いわゆるハンデイスキヤナが注目されてい
る。
ジスキヤナ、いわゆるハンデイスキヤナが注目されてい
る。
このハンデイスキヤナは、ワードプロセツサ等の電子
フアイリングシステムに接続されて使用する機種と、単
独で使用する機種とがある。
フアイリングシステムに接続されて使用する機種と、単
独で使用する機種とがある。
ところで、画像入力装置としてのイメージスキヤナ
は、従来から、各種の電子フアイリングシステムで使用
されている。
は、従来から、各種の電子フアイリングシステムで使用
されている。
通常、電子フアイリングシステムの場合、入力された
イメージデータを光デイスク等の保存する必要があるの
で、イメージスキヤナも大型であり、A4サイズやB3サイ
ズの原稿についての読取り操作も、1回だけで実行する
ことができる。
イメージデータを光デイスク等の保存する必要があるの
で、イメージスキヤナも大型であり、A4サイズやB3サイ
ズの原稿についての読取り操作も、1回だけで実行する
ことができる。
しかし、いわゆるハンデイスキヤナは、このような電
子フアイリングシステムのイメージスキヤナと異なり、
小型であることや、価格等による制約を受けるので、ス
キヤン幅も、一般に10〜20cmのように、小さくなつてい
る。
子フアイリングシステムのイメージスキヤナと異なり、
小型であることや、価格等による制約を受けるので、ス
キヤン幅も、一般に10〜20cmのように、小さくなつてい
る。
そのため、印刷したい新聞や雑誌の記事等の原稿が、
スキヤン幅を越えてしまう、というケースがしばしば発
生する。
スキヤン幅を越えてしまう、というケースがしばしば発
生する。
従来のハンデイスキヤナでは、スキヤン幅を越える原
稿を印刷したいときには、その原稿を複数の区画に分け
てスキヤンし、アウトプツトして得られる印刷されたイ
メージデータを、適当に切貼りする方法が用いられてい
る。
稿を印刷したいときには、その原稿を複数の区画に分け
てスキヤンし、アウトプツトして得られる印刷されたイ
メージデータを、適当に切貼りする方法が用いられてい
る。
ところが、この切貼り方法による作業では、正確さ、
すなわち原稿の再現性を厳しく追究すると、多大な労力
と時間とを必要とする。
すなわち原稿の再現性を厳しく追究すると、多大な労力
と時間とを必要とする。
しかも、従来のハンデイスキヤナの場合、1回で読取
り可能なイメージデータは、その都度、別個のデータと
して処理されるので、複数回の走査によつて読取つたイ
メージデータを、イメージデータのままの状態で合成す
ることができず、必ずプリントアウトした後に、切貼り
するより他に方法がなかつた(ホスト上で、読込んだイ
メージデータを合成することが不可能なため)。
り可能なイメージデータは、その都度、別個のデータと
して処理されるので、複数回の走査によつて読取つたイ
メージデータを、イメージデータのままの状態で合成す
ることができず、必ずプリントアウトした後に、切貼り
するより他に方法がなかつた(ホスト上で、読込んだイ
メージデータを合成することが不可能なため)。
このように、従来のハンデイスキヤナは、いわゆる編
集機能を備えていないため、実際上しばしば必要となる
スキヤン幅を越える原稿については、簡単に印刷等を行
うことができず、操作性が低い、という不都合があつ
た。
集機能を備えていないため、実際上しばしば必要となる
スキヤン幅を越える原稿については、簡単に印刷等を行
うことができず、操作性が低い、という不都合があつ
た。
発明が解決しようとする課題 この発明では、従来のハンデイスキヤナにおいて生じ
る不都合、すなわち、取込まれたイメージデータを合成
する編集機能を備えていないため、スキヤン幅を越える
原稿については、必要な原稿のエリアを印刷した後に切
貼りしなければならず、手間と時間とがかかる上に、そ
の再現性にも多くの制約がある、という不都合を解決
し、簡単な構成によつて、取込まれたイメージデータを
合成できるように構成することにより、スキヤン幅を越
える原稿が読取れるようにして、操作性の高いイメージ
スキヤナを提供することを目的とする。
る不都合、すなわち、取込まれたイメージデータを合成
する編集機能を備えていないため、スキヤン幅を越える
原稿については、必要な原稿のエリアを印刷した後に切
貼りしなければならず、手間と時間とがかかる上に、そ
の再現性にも多くの制約がある、という不都合を解決
し、簡単な構成によつて、取込まれたイメージデータを
合成できるように構成することにより、スキヤン幅を越
える原稿が読取れるようにして、操作性の高いイメージ
スキヤナを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明では、 ラインセンサを一定の方向へ走査することによつてイ
メージデータを順次取込む機能を有するイメージスキヤ
ナにおいて、 前記ラインセンサの走査部の一部または全部に液晶表
示する機能を有する液晶表示部と、 スキヤン合成モードと単独スキヤンモードのいずれか
一つのモードを設定するモード設定手段と、 次にスキヤンする方向を指示する合成方向指示手段
と、 該合成方向指示手段によつて指示された方向に応じ
て、取込まれたイメージデータの回転処理を行う回転処
理手段と、 取込まれたイメージデータを合成するイメージデータ
合成手段とを備え、 スキヤン合成モード設定時に、スキヤニングした原稿
のイメージデータの一部を前記表示部に表示させ、表示
された内容と原稿上のイメージとが一致するように順次
スキヤナ本体部を移動させながらスキヤニングして、原
稿のイメージデータを取込み、最終的に取込まれた各部
のイメージデータを合成するように構成している。
メージデータを順次取込む機能を有するイメージスキヤ
ナにおいて、 前記ラインセンサの走査部の一部または全部に液晶表
示する機能を有する液晶表示部と、 スキヤン合成モードと単独スキヤンモードのいずれか
一つのモードを設定するモード設定手段と、 次にスキヤンする方向を指示する合成方向指示手段
と、 該合成方向指示手段によつて指示された方向に応じ
て、取込まれたイメージデータの回転処理を行う回転処
理手段と、 取込まれたイメージデータを合成するイメージデータ
合成手段とを備え、 スキヤン合成モード設定時に、スキヤニングした原稿
のイメージデータの一部を前記表示部に表示させ、表示
された内容と原稿上のイメージとが一致するように順次
スキヤナ本体部を移動させながらスキヤニングして、原
稿のイメージデータを取込み、最終的に取込まれた各部
のイメージデータを合成するように構成している。
実 施 例 次に、この発明のイメージスキヤナについて、図面を
参照しながら、その実施例を詳細に説明する。
参照しながら、その実施例を詳細に説明する。
第2図は、この発明のイメージスキヤナの全体構造の
一実施例を示す外観図である。図面において、10はイメ
ージスキヤナの本体部、11は原稿読取り部、12は透明上
板、13は操作部で、13a〜13dは合成方向指示キー、13e
〜13gはスイツチ群、14は透明下板、15は液晶表示部、1
6は印刷部、17は記憶媒体を示す。
一実施例を示す外観図である。図面において、10はイメ
ージスキヤナの本体部、11は原稿読取り部、12は透明上
板、13は操作部で、13a〜13dは合成方向指示キー、13e
〜13gはスイツチ群、14は透明下板、15は液晶表示部、1
6は印刷部、17は記憶媒体を示す。
この第2図に示すイメージスキヤナは、液晶表示部15
を備えている点と、操作部13上に、スキヤン合成モード
で使用する合成方向指示キー13a〜13dが設けられている
点で、従来のイメージスキヤナと異なつている。
を備えている点と、操作部13上に、スキヤン合成モード
で使用する合成方向指示キー13a〜13dが設けられている
点で、従来のイメージスキヤナと異なつている。
また、スキヤン合成モードと単独スキヤンモードの2
つのモードを選択することができる。なお、モードの選
択には、操作部13に設けられたスイツチ群13e〜13gの中
の一つが、予め割当てられる。
つのモードを選択することができる。なお、モードの選
択には、操作部13に設けられたスイツチ群13e〜13gの中
の一つが、予め割当てられる。
まず、従来と共通する部分から説明する。
このイメージスキヤナの本体部10は、読取り時に、こ
の第2図の状態で原稿上にセツトされる。ここで、本体
部10の上側とは、液晶表示部15が設けられている方向、
下側とは操作部13のある方向を意味する。
の第2図の状態で原稿上にセツトされる。ここで、本体
部10の上側とは、液晶表示部15が設けられている方向、
下側とは操作部13のある方向を意味する。
本体部10を原稿上にセツトすると、原稿読取り部11に
よつてスキヤニングされる原稿の範囲は、ガラス等で構
成される透明上板12と透明下板14を介して、上方から見
ることができる。
よつてスキヤニングされる原稿の範囲は、ガラス等で構
成される透明上板12と透明下板14を介して、上方から見
ることができる。
操作部13には、合成方向指示キー13a〜13dの他に、ス
イツチ群13e〜13gが設けられており、これらのスイツチ
群13e〜13gの各スイツチは、モード設定用や電源投入用
等に使用される。
イツチ群13e〜13gが設けられており、これらのスイツチ
群13e〜13gの各スイツチは、モード設定用や電源投入用
等に使用される。
印刷部16は、スキヤニングされた原稿をプリントする
プリンタである。
プリンタである。
また、記憶媒体17は、イメージデータの保存のために
使用されるフロツピー・デイスク等の外部記憶装置であ
る。
使用されるフロツピー・デイスク等の外部記憶装置であ
る。
新たに付加された液晶表示部15は、この実施例では透
明下板14(本体部10の下面)の上方位置に設けられてい
るが、透明下板14の全面に設けることも可能である。こ
の液晶表示部15と、合成方向指示キー13a〜13dとが重要
な機能を有しているが、その詳細については後で説明す
る。
明下板14(本体部10の下面)の上方位置に設けられてい
るが、透明下板14の全面に設けることも可能である。こ
の液晶表示部15と、合成方向指示キー13a〜13dとが重要
な機能を有しているが、その詳細については後で説明す
る。
この第2図に示したイメージスキヤナは、従来のイメ
ージスキヤナと同様に、スキヤニングによつて得られた
イメージデータを、直ちに印刷部16へ出力することも、
また、記憶媒体17へ出力することもできる。
ージスキヤナと同様に、スキヤニングによつて得られた
イメージデータを、直ちに印刷部16へ出力することも、
また、記憶媒体17へ出力することもできる。
すなわち、1回だけのスキヤニングで原稿の読取りが
可能な場合には、単独スキヤンモードが設定されるが、
このモードによる処理は、従来と同様である。
可能な場合には、単独スキヤンモードが設定されるが、
このモードによる処理は、従来と同様である。
これに対して、1回のスキヤニングでカバーできない
ような大きな原稿を読込む場合には、スキヤン合成モー
ドを設定するが、このモードの設定を可能にした点が、
この発明のイメージスキヤナの特徴といえる。
ような大きな原稿を読込む場合には、スキヤン合成モー
ドを設定するが、このモードの設定を可能にした点が、
この発明のイメージスキヤナの特徴といえる。
第1図は、第2図に示したこの発明のイメージスキヤ
ナについて、その内部の要部構成の一実施例を示す機能
ブロツク図である。図面における符号は第2図と同様で
あり、また、21はCPU、22はROM、23はCGROM、24はSRA
M、25はDRAM、26は書込み読出し装置、27はそのI/O(入
出力制御)装置、28はプリンタドライバ、29はそのI/O
装置、30はDMAC、31はGDC、32はキー操作部、33はそのI
/O装置、34はバツフア、35はそのI/O装置、36は液晶表
示部15のXドライバ、37はYドライバ、38はI/O装置を
示す。
ナについて、その内部の要部構成の一実施例を示す機能
ブロツク図である。図面における符号は第2図と同様で
あり、また、21はCPU、22はROM、23はCGROM、24はSRA
M、25はDRAM、26は書込み読出し装置、27はそのI/O(入
出力制御)装置、28はプリンタドライバ、29はそのI/O
装置、30はDMAC、31はGDC、32はキー操作部、33はそのI
/O装置、34はバツフア、35はそのI/O装置、36は液晶表
示部15のXドライバ、37はYドライバ、38はI/O装置を
示す。
この第1図に示したこの発明のイメージスキヤナの各
部の機能は、概略次のとおりである。
部の機能は、概略次のとおりである。
CPU21は、この第1図のイメージスキヤナのシステム
全体の制御を司る機能を有する中央処理装置である。
全体の制御を司る機能を有する中央処理装置である。
ROM22は、システムを制御するプログラム等が記憶さ
れた固定記憶メモリ(ROM)である。
れた固定記憶メモリ(ROM)である。
CGROM23は、文字フオントを内蔵する固定記憶メモリ
であり、液晶表示部15の画面上に文字を表示して操作モ
ードや操作手順等を指示する際に、該当する文字パター
ンを出力する。
であり、液晶表示部15の画面上に文字を表示して操作モ
ードや操作手順等を指示する際に、該当する文字パター
ンを出力する。
SRAM24は、プログラム制御用フラグや記憶用のメモリ
として使用され、また、各種モード設定のデフオルト値
等を記憶するために使用されるメモリである。なお、こ
のSRAM24にはバツクアツプ用電源が接続されており、電
源がオフになつてもその情報が保持される。
として使用され、また、各種モード設定のデフオルト値
等を記憶するために使用されるメモリである。なお、こ
のSRAM24にはバツクアツプ用電源が接続されており、電
源がオフになつてもその情報が保持される。
DRAM25は、スキヤニングによつて得られるイメージデ
ータを一時的に保持したり、ワークエリアとしても使用
されて、原稿イメージの編集時に、イメージの回転,リ
ンク,縮小・拡大変換等のために使用されるメモリであ
る。また、編集時に記憶容量が不足したときには、外部
記憶装置である記憶媒体17への一時書込み,読出しを行
い、最終的には読取り原稿イメージとしては、記憶媒体
17へセーブする。
ータを一時的に保持したり、ワークエリアとしても使用
されて、原稿イメージの編集時に、イメージの回転,リ
ンク,縮小・拡大変換等のために使用されるメモリであ
る。また、編集時に記憶容量が不足したときには、外部
記憶装置である記憶媒体17への一時書込み,読出しを行
い、最終的には読取り原稿イメージとしては、記憶媒体
17へセーブする。
記憶媒体17は、書込み読出し装置26によつて駆動され
るフロツピー・デイスク(デイスケツト)で、I/O装置2
7を介してシステムに接続されている。
るフロツピー・デイスク(デイスケツト)で、I/O装置2
7を介してシステムに接続されている。
印刷部16は、イメージデータを印刷するプリンタで、
プリンタドライバ28とI/O装置29とを介してシステムに
接続されている。
プリンタドライバ28とI/O装置29とを介してシステムに
接続されている。
DMAC30は、ダイレクト・メモリ・アクセス処理をコン
トロールする制御部であり、原稿読取り部11から得られ
たイメージデータを、直接(CPU21を介さずに)、DRAM2
5や記憶媒体17、あるいは印刷部16へ出力する機能を有
している。そのため、CPU21を使用してアクセスを行う
システムに比較して、イメージデータの転送速度が向上
される。
トロールする制御部であり、原稿読取り部11から得られ
たイメージデータを、直接(CPU21を介さずに)、DRAM2
5や記憶媒体17、あるいは印刷部16へ出力する機能を有
している。そのため、CPU21を使用してアクセスを行う
システムに比較して、イメージデータの転送速度が向上
される。
GDC31は、グラフイツク表示コントローラで、原稿読
取り部11から得られたイメージデータを処理すると共
に、スキヤン合成モード時に必要となる液晶表示部15へ
のイメージ処理とイメージデータの回転,縮小・拡大処
理等、イメージデータに関する処理を行う機能を有して
いる。
取り部11から得られたイメージデータを処理すると共
に、スキヤン合成モード時に必要となる液晶表示部15へ
のイメージ処理とイメージデータの回転,縮小・拡大処
理等、イメージデータに関する処理を行う機能を有して
いる。
キー操作部32は、第2図に示した合成方向指示キー13
a〜13dや、スイツチ群13e〜13g等からなる各種のキーや
スイツチを有し、I/O装置33を介してシステムに接続さ
れている。
a〜13dや、スイツチ群13e〜13g等からなる各種のキーや
スイツチを有し、I/O装置33を介してシステムに接続さ
れている。
原稿読取り部11は、CCDアレイからなる原稿読取りラ
インセンサであり、この原稿読取り部11が一定方向に走
査されることによつて、順次、イメージデータがライン
毎に得られる。
インセンサであり、この原稿読取り部11が一定方向に走
査されることによつて、順次、イメージデータがライン
毎に得られる。
バツフア34は、原稿読取り部11によつて読込まれたイ
メージデータを一時記憶するバツフアメモリである。
メージデータを一時記憶するバツフアメモリである。
液晶表示部15は、LCDからなる表示手段で、Xドライ
バ36とYドライバ37とによつてマトリツクス駆動され
る。
バ36とYドライバ37とによつてマトリツクス駆動され
る。
以上が、第1図に示したイメージスキヤナの各ブロツ
クの機能である。
クの機能である。
次に、第1図と第2図に示したこの発明のイメージス
キヤナについて、その読取り時の操作を説明する。
キヤナについて、その読取り時の操作を説明する。
すでに述べたように、1回のスキヤニングでカバーで
きないような大きな原稿の場合には、スキヤン合成モー
ドを設定する。
きないような大きな原稿の場合には、スキヤン合成モー
ドを設定する。
この発明のイメージスキヤナでは、本体部10の下面の
上方位置に液晶表示部15が設けられており、この液晶表
示部15は、通常、オフ状態では透明となり、第2図のよ
うな状態で原稿上にセツトした場合、液晶表示部15の下
方に位置する原稿内容が可視状態になる。
上方位置に液晶表示部15が設けられており、この液晶表
示部15は、通常、オフ状態では透明となり、第2図のよ
うな状態で原稿上にセツトした場合、液晶表示部15の下
方に位置する原稿内容が可視状態になる。
また、スキヤン合成モードで使用するときは、スキヤ
ンされた原稿の一部が、この液晶表示部15の領域に表示
される。
ンされた原稿の一部が、この液晶表示部15の領域に表示
される。
すなわち、黒ドツトに相当する部分がオン状態とな
り、光を透過(または反射)させなくなるので、その黒
ドツトの表示だけが黒くなる。
り、光を透過(または反射)させなくなるので、その黒
ドツトの表示だけが黒くなる。
したがつて、原稿の位置合せを容易に行うことができ
る。
る。
次に、この発明のイメージスキヤナによる読取り時の
操作の手順について、具体例を挙げて説明する。
操作の手順について、具体例を挙げて説明する。
第3図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤ
ン合成モード時の読取り操作を説明する図で、原稿の分
割の一例と、分割された各エリアについての読取り順序
とイメージスキヤナのセツト方向との対応関係を示す図
である。図面における符号は第2図と同様であり、ま
た、1〜4は分割された原稿の各エリア、5は原稿を示
す。
ン合成モード時の読取り操作を説明する図で、原稿の分
割の一例と、分割された各エリアについての読取り順序
とイメージスキヤナのセツト方向との対応関係を示す図
である。図面における符号は第2図と同様であり、ま
た、1〜4は分割された原稿の各エリア、5は原稿を示
す。
この第3図に示すように、読取り対象とされる原稿5
が、スキヤン幅を越えており、例えば4回のスキヤニン
グによつて全原稿の読取りが可能である場合、この発明
のイメージスキヤナでは、スキヤン合成モードを設定す
る。
が、スキヤン幅を越えており、例えば4回のスキヤニン
グによつて全原稿の読取りが可能である場合、この発明
のイメージスキヤナでは、スキヤン合成モードを設定す
る。
このスキヤン合成モードでは、原稿の各エリアをスキ
ヤンする前に、操作部13に設けられている合成方向指示
キー13a〜13dの内の一つのキーを選択して、次にスキヤ
ンするエリアの方向を指示する。
ヤンする前に、操作部13に設けられている合成方向指示
キー13a〜13dの内の一つのキーを選択して、次にスキヤ
ンするエリアの方向を指示する。
この実施例では、合成方向指示キーで指示する方向
は、本体部10をセツトした状態で、次にスキヤンする原
稿エリアの方向を意味している。
は、本体部10をセツトした状態で、次にスキヤンする原
稿エリアの方向を意味している。
そして、合成方向指示キーが「上」のときは、イメー
ジデータを180゜回転して表示し、「下」のときは、イ
メージデータの下方の一部をそのまま表示する。
ジデータを180゜回転して表示し、「下」のときは、イ
メージデータの下方の一部をそのまま表示する。
また、合成方向指示キーが「左」のときは、イメージ
データの左側の一部を90゜反時計方向へ回転して表示
し、「右」のときは、イメージデータの右側の一部を90
゜時計方向へ回転して表示する。
データの左側の一部を90゜反時計方向へ回転して表示
し、「右」のときは、イメージデータの右側の一部を90
゜時計方向へ回転して表示する。
このような合成方向指示キー13a〜13dは、例えばキー
13aが「上」、キー13bが「右」、キー13cが「下」、キ
ー13dが「左」、のように予め割当てられている。
13aが「上」、キー13bが「右」、キー13cが「下」、キ
ー13dが「左」、のように予め割当てられている。
なお、スキヤニングの順番は、連続するような順序で
あればいずれの順序でもよいが、以下の実施例では、第
3図に示すように、エリア「1」→「2」→「3」→
「4」の順序とする。
あればいずれの順序でもよいが、以下の実施例では、第
3図に示すように、エリア「1」→「2」→「3」→
「4」の順序とする。
このエリア「1」をスキヤニングする際には、スキヤ
ナの本体部10を第3図のようにセツトし、また、次にス
キヤンするエリア「2」の方向を、合成方向指示キー13
a〜13dによつて選択しておく。この第3図の場合には、
エリア「2」はエリア「1」の下方向であるから、下方
向を指示する合成方向指示キー13cを選択しておく。
ナの本体部10を第3図のようにセツトし、また、次にス
キヤンするエリア「2」の方向を、合成方向指示キー13
a〜13dによつて選択しておく。この第3図の場合には、
エリア「2」はエリア「1」の下方向であるから、下方
向を指示する合成方向指示キー13cを選択しておく。
スキヤニングを開始すると、原稿読取り部11、すなわ
ち、CCDラインセンサが一定方向に走査されて、原稿5
上のエリア「1」のイメージデータ(画像情報)が順次
取込まれる。
ち、CCDラインセンサが一定方向に走査されて、原稿5
上のエリア「1」のイメージデータ(画像情報)が順次
取込まれる。
このイメージデータを、一旦、イメージスキヤナ内部
のワークエリア(前出の第1図のDRAM25あるいはバツフ
ア34)に記憶させておく。
のワークエリア(前出の第1図のDRAM25あるいはバツフ
ア34)に記憶させておく。
次に、エリア「2」のスキヤニングを行うが、先のエ
リア「1」のスキヤニングを開始する前に、合成方向指
示キー13cが指示されていたので、エリア「1」の最下
部の原稿のイメージデータが、イメージスキヤナの本体
部10の下面上方に位置する液晶表示部15に表示される。
リア「1」のスキヤニングを開始する前に、合成方向指
示キー13cが指示されていたので、エリア「1」の最下
部の原稿のイメージデータが、イメージスキヤナの本体
部10の下面上方に位置する液晶表示部15に表示される。
そこで、第3図のように、液晶表示部15に表示された
イメージデータと原稿上のイメージとが一致するよう
に、スキヤナの本体部10をセツトする。
イメージデータと原稿上のイメージとが一致するよう
に、スキヤナの本体部10をセツトする。
また、次にスキヤンするエリア「3」の方向を、合成
方向指示キー13a〜13dによつて指示する。この場合に
は、エリア「3」の方向は右側であるから、右方向を指
示する合成方向指示キー13bを選択しておく。
方向指示キー13a〜13dによつて指示する。この場合に
は、エリア「3」の方向は右側であるから、右方向を指
示する合成方向指示キー13bを選択しておく。
その後に、エリア「2」のスキヤニングを行う。
このエリア「2」のイメージデータが、イメージスキ
ヤナ内部のワークエリアに記憶されると、液晶表示部15
には、エリア「2」の右側(右端)のイメージデータが
表示される。
ヤナ内部のワークエリアに記憶されると、液晶表示部15
には、エリア「2」の右側(右端)のイメージデータが
表示される。
この発明のイメージスキヤナでは、この右方向を指示
した場合には、エリア「2」のイメージデータの右側の
一部が90゜時計方向へ回転された状態で表示される。
した場合には、エリア「2」のイメージデータの右側の
一部が90゜時計方向へ回転された状態で表示される。
次に、エリア「3」のスキヤニングを行うが、この状
態では、第3図に示すように、液晶表示部15に表示され
た右側の一部のイメージデータと原稿上のイメージとが
一致するように、スキヤナの本体部10をセツトする。
態では、第3図に示すように、液晶表示部15に表示され
た右側の一部のイメージデータと原稿上のイメージとが
一致するように、スキヤナの本体部10をセツトする。
同様に、次にスキヤンするエリア「4」の方向を、合
成方向指示キー13a〜13dによつて指示する。この実施例
の場合には、次にスキヤンするエリア「4」は、本体部
10の右方向であるから、合成方向指示キー13bによつて
方向を選択する。
成方向指示キー13a〜13dによつて指示する。この実施例
の場合には、次にスキヤンするエリア「4」は、本体部
10の右方向であるから、合成方向指示キー13bによつて
方向を選択する。
その後に、エリア「3」のスキヤニングを行うと、エ
リア「3」のイメージデータが、イメージスキヤナ内部
のワークエリアに記憶され、また、液晶表示部15には、
エリア「3」の上側のイメージデータが表示される。
リア「3」のイメージデータが、イメージスキヤナ内部
のワークエリアに記憶され、また、液晶表示部15には、
エリア「3」の上側のイメージデータが表示される。
この次の指示方向を「右」に選択したときは、イメー
ジデータの一部が時計方向に90゜回転されて液晶表示部
15に表示される。
ジデータの一部が時計方向に90゜回転されて液晶表示部
15に表示される。
そこで、第3図のように、液晶表示部15に表示された
イメージデータの下側の一部と原稿上のイメージとが一
致するように、スキヤナの本体部10をセツトする。
イメージデータの下側の一部と原稿上のイメージとが一
致するように、スキヤナの本体部10をセツトする。
以上の4回のスキヤンによつて、4分割された原稿5
の各エリア「1」〜「4」のイメージデータがイメージ
スキヤナに取込まれる。
の各エリア「1」〜「4」のイメージデータがイメージ
スキヤナに取込まれる。
取込まれたイメージデータは、スキヤンの開始前に指
示された方向の情報によつて回転処理されて、分割前の
原稿5のイメージと同じに配置関係になるように、内部
でリンクされる。
示された方向の情報によつて回転処理されて、分割前の
原稿5のイメージと同じに配置関係になるように、内部
でリンクされる。
また、最終的なイメージデータは、必要に応じて、フ
アイルとしてセーブしたり、縮小処理してプリントアウ
トすることも可能である。
アイルとしてセーブしたり、縮小処理してプリントアウ
トすることも可能である。
次に、この発明のイメージスキヤナによるスキヤン合
成モード時の読取り操作について、具体例を説明する。
成モード時の読取り操作について、具体例を説明する。
第4図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤ
ン合成モード時における読取り操作について、その具体
例を示す図である。図面における符号は、第2図および
第3図と同様である。
ン合成モード時における読取り操作について、その具体
例を示す図である。図面における符号は、第2図および
第3図と同様である。
この第4図の読取りの順序は、先の第3図と同様であ
る。
る。
次の第5図は、第4図に示した原稿から読取られたイ
メージデータの表示状態の一例を示す図で、(1)は原
稿のエリア「2」を読込む直前の状態、(2)はエリア
「3」を読込む直前の状態、(3)はエリア「4」を読
込む直前の状態を示す。図面における符号は、第2図と
同様である。
メージデータの表示状態の一例を示す図で、(1)は原
稿のエリア「2」を読込む直前の状態、(2)はエリア
「3」を読込む直前の状態、(3)はエリア「4」を読
込む直前の状態を示す。図面における符号は、第2図と
同様である。
原稿のエリア「2」を読込む直前の状態では、液晶表
示部15には、この第5図(1)に示すように、エリア
「1」のイメージデータの下方の一部がそのままの状態
で(回転処理されることなく)表示される。
示部15には、この第5図(1)に示すように、エリア
「1」のイメージデータの下方の一部がそのままの状態
で(回転処理されることなく)表示される。
また、原稿のエリア「3」を読込む直前の状態では、
液晶表示部15には、この第5図(2)に示すように、エ
リア「2」のイメージデータの右方の一部が、90゜時計
方向へ回転されて表示される。
液晶表示部15には、この第5図(2)に示すように、エ
リア「2」のイメージデータの右方の一部が、90゜時計
方向へ回転されて表示される。
同様に、原稿のエリア「4」を読込む直前の状態で
は、液晶表示部15には、この第5図(3)に示すよう
に、エリア「3」のイメージデータの右方の一部が、90
゜時計方向へ回転されて表示される。
は、液晶表示部15には、この第5図(3)に示すよう
に、エリア「3」のイメージデータの右方の一部が、90
゜時計方向へ回転されて表示される。
第4図と第5図を参照すれば、まず、第4図で、原稿
のエリア「1」のスキヤンに際して、次のエリア「2」
の方向を「下」に指示してエリア「1」をスキヤンす
る。
のエリア「1」のスキヤンに際して、次のエリア「2」
の方向を「下」に指示してエリア「1」をスキヤンす
る。
この場合には、イメージスキヤナの本体部10は、第3
図で説明したように、操作部13が下方となるようにセツ
トする。
図で説明したように、操作部13が下方となるようにセツ
トする。
エリア「1」のスキヤンが終了すると、液晶表示部15
には、第5図の(1)に示すように、原稿5のエリア
「1」の下方の一部が表示される。
には、第5図の(1)に示すように、原稿5のエリア
「1」の下方の一部が表示される。
この液晶表示部15のイメージデータを原稿5上のイメ
ージと一致させて、次のエリア「3」の方向を「右」に
指示してエリア「2」をスキヤンする。
ージと一致させて、次のエリア「3」の方向を「右」に
指示してエリア「2」をスキヤンする。
エリア「2」のスキヤンが終了すると、液晶表示部15
には、第5図の(2)に示すように、原稿5のエリア
「2」の右方の一部が表示される。
には、第5図の(2)に示すように、原稿5のエリア
「2」の右方の一部が表示される。
この液晶表示部15のイメージデータを原稿5上のイメ
ージと一致させて、次のエリア「4」の方向を「右」に
指示してエリア「3」をスキヤンする。
ージと一致させて、次のエリア「4」の方向を「右」に
指示してエリア「3」をスキヤンする。
エリア「3」のスキヤンが終了すると、液晶表示部15
には、第5図の(3)に示すように、原稿5のエリア
「3」の上方の一部が表示される。
には、第5図の(3)に示すように、原稿5のエリア
「3」の上方の一部が表示される。
この液晶表示部15のイメージデータを原稿5上のイメ
ージと一致させて、最後のエリア「4」をスキヤンす
る。
ージと一致させて、最後のエリア「4」をスキヤンす
る。
以上のように、この発明のイメージスキヤナでは、本
体部10の一部に液晶表示部15が付加されており、次にス
キヤンするエリアの方向を予め指示することによつて、
これからスキヤンを行うイメージデータの指示された方
向の一部が、この液晶表示部15に表示される。
体部10の一部に液晶表示部15が付加されており、次にス
キヤンするエリアの方向を予め指示することによつて、
これからスキヤンを行うイメージデータの指示された方
向の一部が、この液晶表示部15に表示される。
すなわち、取込まれたイメージデータが、イメージス
キヤナの内部において、必要に応じて回転処理されてDR
AM25等のメモリに記憶されると共に、次のスキヤンに必
要なイメージデータの一部が、液晶表示部15の画面上に
表示される。
キヤナの内部において、必要に応じて回転処理されてDR
AM25等のメモリに記憶されると共に、次のスキヤンに必
要なイメージデータの一部が、液晶表示部15の画面上に
表示される。
次に、フローチヤートを参照して、スキヤン合成モー
ドにおけるこの発明のイメージスキヤナの原稿読取り動
作を説明する。
ドにおけるこの発明のイメージスキヤナの原稿読取り動
作を説明する。
第6図は、この発明のイメージスキヤナについて、ス
キヤン合成モード時における原稿読取りの主要な処理の
流れを示すフローチヤートである。図面において、#1
〜#16はステツプを示す。
キヤン合成モード時における原稿読取りの主要な処理の
流れを示すフローチヤートである。図面において、#1
〜#16はステツプを示す。
まず、ステツプ#1で、設定されたモードについて判
断する。
断する。
このステツプ#1のモードの判断で、スキヤン合成モ
ードであれば、ステツプ#2へ進み、また、単独スキヤ
ンモードであれば、ステツプ#13へ進む。
ードであれば、ステツプ#2へ進み、また、単独スキヤ
ンモードであれば、ステツプ#13へ進む。
そして、スキヤン合成モードのときは、ステツプ#2
で、次にスキヤニングする方向を指示する。例えば、先
の第3図や第4図の実施例では、下方のキー13cが選択
される。
で、次にスキヤニングする方向を指示する。例えば、先
の第3図や第4図の実施例では、下方のキー13cが選択
される。
ステツプ#3で、スキヤニングを行う。
次のステツプ#4で、設定された出力モードについて
判断する。
判断する。
このステツプ#4の出力モードの判断で、印刷であれ
ば、ステツプ#5へ進み、イメージデータを印刷部16へ
出力して印刷する。
ば、ステツプ#5へ進み、イメージデータを印刷部16へ
出力して印刷する。
もし、フアイルであれば、ステツプ#6へ進み、イメ
ージデータを記憶媒体17へ書込むか、あるいはDRAM25の
ワークエリアにセーブする。
ージデータを記憶媒体17へ書込むか、あるいはDRAM25の
ワークエリアにセーブする。
次のステツプ#7で、先のステツプ#2で指示された
スキヤニング方向に応じて、液晶表示部15に、現在スキ
ヤニングしたイメージデータの一部を表示する。
スキヤニング方向に応じて、液晶表示部15に、現在スキ
ヤニングしたイメージデータの一部を表示する。
この表示においては、合成方向指示キーで指示する方
向が「上」のときは、イメージデータを180゜回転して
表示し、「下」のときは、イメージデータの下方の一部
をそのまま表示する。
向が「上」のときは、イメージデータを180゜回転して
表示し、「下」のときは、イメージデータの下方の一部
をそのまま表示する。
また、合成方向指示キーで指示する方向が「左」のと
きは、イメージデータの左側の一部を90゜反時計方向へ
回転して表示し、「右」のときは、イメージデータの右
側の一部を90゜時計方向へ回転して表示する。
きは、イメージデータの左側の一部を90゜反時計方向へ
回転して表示し、「右」のときは、イメージデータの右
側の一部を90゜時計方向へ回転して表示する。
ステツプ#8で、全てのエリアのスキヤニングが終了
したか否か判断し、まだ終了していないときは、再びス
テツプ#2へ戻り、同様の操作を繰返えす。
したか否か判断し、まだ終了していないときは、再びス
テツプ#2へ戻り、同様の操作を繰返えす。
ステツプ#8で、全てのエリアのスキヤニングが終了
したことを判断すると、次のステツプ#9へ進み、イメ
ージデータを合成する。
したことを判断すると、次のステツプ#9へ進み、イメ
ージデータを合成する。
次のステツプ#10で、合成されたイメージデータの出
力モードについて判断する。
力モードについて判断する。
このステツプ#10の出力モードの判断で、印刷であれ
ば、ステツプ#11へ進み、イメージデータを印刷部16へ
出力して印刷する。
ば、ステツプ#11へ進み、イメージデータを印刷部16へ
出力して印刷する。
もし、フアイルであれば、ステツプ#12へ進み、イメ
ージデータを記憶媒体17へ書込んで、このフローを終了
する。
ージデータを記憶媒体17へ書込んで、このフローを終了
する。
以上の第6図のステツプ#2〜#12の処理によつて、
スキヤン合成モードの操作が終了する。
スキヤン合成モードの操作が終了する。
これに対して、先のステツプ#1のモードの判断で、
単独スキヤンモードであれば、ステツプ#13へ進む。こ
の単独スキヤンモードの操作は、従来のイメージスキヤ
ナと同様である。
単独スキヤンモードであれば、ステツプ#13へ進む。こ
の単独スキヤンモードの操作は、従来のイメージスキヤ
ナと同様である。
ステツプ#13で、スキヤニングを行う。
次のステツプ#14で、設定された出力モードについて
判断する。
判断する。
このステツプ#14の出力モードの判断で、フアイルで
あれば、ステツプ#15へ進み、イメージデータを記憶媒
体17へ書込む。
あれば、ステツプ#15へ進み、イメージデータを記憶媒
体17へ書込む。
もし、印刷であれば、ステツプ#16へ進み、イメージ
データを印刷部16へ出力して印刷する。
データを印刷部16へ出力して印刷する。
以上のステツプ#13〜#16の処理によつて、単独スキ
ヤンモードの操作が終了する。
ヤンモードの操作が終了する。
なお、以上の実施例では、イメージスキヤナを単独に
使用する場合で、かつ、スキヤン合成モードによる操作
と画像処理とを中心に説明した。
使用する場合で、かつ、スキヤン合成モードによる操作
と画像処理とを中心に説明した。
しかし、すでに触れたように、単独スキヤンモードに
よる操作も可能であり、また、ワードプロセツサ等の他
のシステムへ接続して使用することもできる。
よる操作も可能であり、また、ワードプロセツサ等の他
のシステムへ接続して使用することもできる。
そして、スキヤン合成モードの場合には、イメージデ
ータの合成処理に必要な情報が、スキヤンする方向を指
示する方向指示手段として付加された合成方向指示キー
13a〜13dによつて発生されるので、他のシステムへ転送
する場合でも、簡単かつ正確に合成することができる。
ータの合成処理に必要な情報が、スキヤンする方向を指
示する方向指示手段として付加された合成方向指示キー
13a〜13dによつて発生されるので、他のシステムへ転送
する場合でも、簡単かつ正確に合成することができる。
また、以上の実施例では、合成方向指示キーで指示す
る次にスキヤンする原稿エリアの方向が、本体部10のセ
ツト方向と一致する場合を説明した。
る次にスキヤンする原稿エリアの方向が、本体部10のセ
ツト方向と一致する場合を説明した。
例えば、先の第3図から第5図の説明では、エリア
「3」のスキヤンに先立つ方向の指示、すなわち、次に
スキヤンするエリア「4」の方向について、本体部10の
右方向であるから、右を指示する場合について説明し
た。
「3」のスキヤンに先立つ方向の指示、すなわち、次に
スキヤンするエリア「4」の方向について、本体部10の
右方向であるから、右を指示する場合について説明し
た。
しかし、エリア「4」の方向は、原稿5のエリア
「3」を基準にすれば、「上側である」ともいえるの
で、右の代りに、上側を指示してもよい。
「3」を基準にすれば、「上側である」ともいえるの
で、右の代りに、上側を指示してもよい。
このように、次のスキヤンする原稿エリアの方向は、
本体部10のセツト方向とは無関係に、次にスキヤンする
原稿エリアの方向を基準にすることも可能である。この
原稿上におけるエリアの方向を基準にする場合には、そ
の回転処理の方向も、それに合せて設定しておくことは
いうまでもない。
本体部10のセツト方向とは無関係に、次にスキヤンする
原稿エリアの方向を基準にすることも可能である。この
原稿上におけるエリアの方向を基準にする場合には、そ
の回転処理の方向も、それに合せて設定しておくことは
いうまでもない。
発明の効果 この発明のイメージスキヤナによれば、従来のスキヤ
ナでは合成のための操作が極めて困難であつたスキヤン
幅よりも広い原稿に対しても、方向を適宜指示しながら
順次スキヤニングを繰返えすことによつて、合成された
イメージデータを簡単かつ正確に得ることが可能にな
る。
ナでは合成のための操作が極めて困難であつたスキヤン
幅よりも広い原稿に対しても、方向を適宜指示しながら
順次スキヤニングを繰返えすことによつて、合成された
イメージデータを簡単かつ正確に得ることが可能にな
る。
特に、フロツピー・デイスク(デイスケツト)等の外
部記憶装置に保存することなく、即時にプリントアウト
するときでも、スキヤンした原稿エリアが明確であるか
ら、取こぼしやダブリ等が生じる余地もなくなり、原稿
の再現性が高められて、操作性が著しく向上される。
部記憶装置に保存することなく、即時にプリントアウト
するときでも、スキヤンした原稿エリアが明確であるか
ら、取こぼしやダブリ等が生じる余地もなくなり、原稿
の再現性が高められて、操作性が著しく向上される。
同時に、切貼り処理も不要となるので、時間の節減も
可能になる。
可能になる。
しかも、そのために必要なハード構成も、極めて簡単
であるから、コスト面でも有利である。等の多くの優れ
た効果が奏せられる。
であるから、コスト面でも有利である。等の多くの優れ
た効果が奏せられる。
第1図は、第2図に示したこの発明のイメージスキヤナ
について、その内部の要部構成の一実施例を示す機能ブ
ロツク図、 第2図は、この発明のイメージスキヤナの全体構造の一
実施例を示す外観図、 第3図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤン
合成モード時の読取り操作を説明する図、 第4図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤン
合成モード時における読取り操作について、その具体例
を示す図、 第5図は、第4図に示した原稿から読取られたイメージ
データの表示状態の一例を示す図、 第6図は、この発明のイメージスキヤナについて、原稿
読取り時における主要な処理の流れを示すフローチヤー
ト。 図面において、10はイメージスキヤナの本体部、11は原
稿読取り部、12は透明上板、13は操作部で、13a〜13dは
合成方向指示キー、13e〜13gはスイツチ群、14は透明下
板、15は液晶表示部、16は印刷部、17は記憶媒体。
について、その内部の要部構成の一実施例を示す機能ブ
ロツク図、 第2図は、この発明のイメージスキヤナの全体構造の一
実施例を示す外観図、 第3図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤン
合成モード時の読取り操作を説明する図、 第4図は、この発明のイメージスキヤナによるスキヤン
合成モード時における読取り操作について、その具体例
を示す図、 第5図は、第4図に示した原稿から読取られたイメージ
データの表示状態の一例を示す図、 第6図は、この発明のイメージスキヤナについて、原稿
読取り時における主要な処理の流れを示すフローチヤー
ト。 図面において、10はイメージスキヤナの本体部、11は原
稿読取り部、12は透明上板、13は操作部で、13a〜13dは
合成方向指示キー、13e〜13gはスイツチ群、14は透明下
板、15は液晶表示部、16は印刷部、17は記憶媒体。
Claims (1)
- 【請求項1】ラインセンサを一定の方向へ走査すること
によつてイメージデータを順次取込む機能を有するイメ
ージスキヤナにおいて、 前記ラインセンサの走査部の一部または全部に液晶表示
する機能を有する液晶表示部と、 スキヤン合成モードと単独スキヤンモードのいずれか一
つのモードを設定するモード設定手段と、 次にスキヤンする方向を指示する合成方向指示手段と、 該合成方向指示手段によつて指示された方向に応じて、
取込まれたイメージデータの回転処理を行う回転処理手
段と、 取込まれたイメージデータを合成するイメージデータ合
成手段とを備え、 スキヤン合成モード設定時に、スキヤニングした原稿の
イメージデータの一部を前記表示部に表示させ、表示さ
れた内容と原稿上のイメージとが一致するように順次ス
キヤナ本体部を移動させながらスキヤニングして、原稿
のイメージデータを取込み、最終的に取込まれた各部の
イメージデータを合成することを特徴とするイメージス
キヤナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033666A JP2985207B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | イメージスキャナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2033666A JP2985207B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | イメージスキャナ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03238966A JPH03238966A (ja) | 1991-10-24 |
JP2985207B2 true JP2985207B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=12392783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2033666A Expired - Fee Related JP2985207B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | イメージスキャナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2985207B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2033666A patent/JP2985207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03238966A (ja) | 1991-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5119081A (en) | Control apparatus of image filing system | |
US20020149594A1 (en) | Video graphic interface device and method for portrait and landscape image display modes | |
US4885699A (en) | Data processing apparatus for editing, filing, and printing image data by means of visual observation of the data on a display screen | |
JP2985207B2 (ja) | イメージスキャナ | |
JP2839920B2 (ja) | イメージデータ入力装置 | |
JP2589810Y2 (ja) | 画像データ記憶装置 | |
JP4149351B2 (ja) | 画像プリントシステム | |
JPH1055431A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2721154B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH04205346A (ja) | プリンタ装置 | |
JPH0146906B2 (ja) | ||
JPH07115493B2 (ja) | 縦横変換印刷方法 | |
JP2940140B2 (ja) | 文書データ処理装置 | |
JPS63250687A (ja) | 文書デ−タ編集装置 | |
JP2974638B2 (ja) | 文書処理装置及び方法 | |
JP2764789B2 (ja) | 頁印刷装置 | |
JP3166217B2 (ja) | 電子処理装置 | |
JPH0668228A (ja) | 手書き入出力装置 | |
JPH0764993A (ja) | 文書編集処理装置 | |
JPH0243074A (ja) | ページプリンタ | |
JPS61281286A (ja) | 情報処理装置 | |
JPH07200858A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2000207541A (ja) | 画像回転装置及び方法 | |
EP0519853A2 (en) | Hardware-assisted mapping for APA displays | |
JPS62246092A (ja) | 全角カ−ソル表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |