JPH076355Y2 - コンクリート型枠締付金具 - Google Patents

コンクリート型枠締付金具

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JPH076355Y2
JPH076355Y2 JP11803990U JP11803990U JPH076355Y2 JP H076355 Y2 JPH076355 Y2 JP H076355Y2 JP 11803990 U JP11803990 U JP 11803990U JP 11803990 U JP11803990 U JP 11803990U JP H076355 Y2 JPH076355 Y2 JP H076355Y2
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忠義 菅原
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忠義 菅原
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、コンクリート型枠を組立てるとき、セパレ
ーターに連結し堰板とその外側のばたを一体に締付けて
型枠を構成するのに使用するコンクリート型枠締付金具
に係るものである。
(従来の技術) 従来のこの種のコンクリート型枠締付金具には、実公平
1−39318号公報に記載された考案がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来のコンクリート型枠締付金具においては、 (1)横ばた受け具の上下座片が同じであるから、締付
金具をセパレーターに連結したとき、多数の締付金具の
横ばた受け具はまちまちの方向に向く。従って、横ばた
を組合わせるとき、上記の多数の横ばた受け具を一つ一
つ上下方向に向けて横ばたを挿入しなければならないた
め、その手間が大変で作業性が悪い。
(2)押え座金は鉄板を圧成加工して開放部が内側へ向
かうU字形断面に形成したものであるから、堰板の外側
に横ばたのみを組合わせて型枠を組立てる場合に、ナッ
トを強く締付けたときその締付力により押え座金の内側
遊離端部間が開いて該押え座金内に横ばた受け具がめり
込み、型枠を確実に締付け固定することができない。
(3)横ばた受け具が長くてコストも高くなる。
等の点に問題がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記の問題点を解決するために、締付杆
(1)の内側端に鍔(2)を、外側部にねじ(3)をそ
れぞれ設け、上記締付杆(1)の内側部には、横筒体
(4)の上方に短座片(5)を、下方に長座片(6)を
それぞれ突設しその上下の座片(5)、(6)の内側面
に上下の横ばたとの接合面(7)、(8)をそれぞれ形
成して成る横ばた受け具()の横筒体(4)を遊嵌
し、該横ばた受け具()の外側においてねじ(3)に
ナット(10)を螺合し、締付杆(1)の外側部には、内
側上下に上下の横ばたとの接合面(11)、(12)を形成
した押え座金(13)の中心孔(14)を遊嵌し、該押え座
金(13)の外側においてねじ(3)にナット(15)を螺
合すると共に、上記横ばた受け具()の横筒体(4)
の内側端面を締付杆(1)の鍔(2)の外側面に当てた
とき、締付杆(1)の内側端面と横ばた受け具()の
上下座片(5)、(6)の外側面との間の長さ(l)が
縦ばたの外径とほぼ等しくなるようにしてコンクリート
型枠締付金具(a)を構成する。
(作用) 堰板(A)の外側に縦横のばた(B)、(C)、(C)
を組合わせて型枠を組立てる場合には、横ばた受け具
)を堰板(A)と横ばた(C)、(C)の間に介装
してナット(15)を締付ければ、押え座金(13)を介し
て堰板(A)と縦横のばた(B)、(C)、(C)が一
体に締付け固定され、型枠の締付部における堰板(A)
の外側への引出しを防止し、横ばた(C)、(C)を堰
板(A)に確実に締付け固定してコンクリート壁を正確
に形成し得る。
堰板(A)の外側に横ばた(C)、(C)のみを組合わ
せて型枠を組立てる場合には、横ばた受け具()の接
合面(7)、(8)を横ばた(C)、(C)に当ててナ
ット(10)を締付けると、横ばた受け具()を介し堰
板(A)と横ばた(C)、(C)が確実に一体に締付け
固定されてコンクリート壁を正確に形成できる。
(実施例) 第1図乃至第6図に示すこの考案の一実施例についてそ
の構造を説明すれば、(A)はコンクリート型枠を構成
する堰板、(B)は丸パイプの縦ばた、(C)、(C)
は上下一対の丸パイプの横ばた、(D)はコンクリート
壁を示す。
(a)はコンクリート型枠の締付金具を示し、(1)は
その締付杆で、基端に鍔(2)を形成して基端面中心に
ねじ孔(16)を装設し、先端部にはねじ(3)を設け
る。()は横ばた受け具で、外周が断面六角形の横筒
体(4)の外側部の上方に短座片(5)を、下方に長座
片(6)をそれぞれ突設しその上下の座片(5)、
(6)の内側面に横ばた(C)、(C)との弧状接合面
(7)、(8)をそれぞれ形成して成る。(10)はナッ
ト、(13)は押え座金で、開放部が内側へ向かうU字形
断面になし、内側上下に横ばた(C)、(C)との弧状
接合面(11)、(12)を形成して中央部に中心孔(14)
を設ける。(15)はナットである。そこで、第1図に示
すように、締付杆(1)に横ばた受け具()の横筒体
(4)を遊嵌してねじ(3)にナット(10)を螺合し、
押え座金(13)の中心孔(14)を遊嵌してねじ(3)に
ナット(15)を螺合し、外側端部につぶしによりストッ
パー(17)を設けて締付金具(a)を構成すると共に、
横ばた受け具()の横筒体(4)の内側端面を締付杆
(1)の鍔(2)の外側面に当てたとき、締付杆(1)
の内側端面と横ばた受け具()の座片(5)、(6)
の外側面との間の長さ(l)が縦ばた(B)の外径とほ
ぼ等しくなるようになす。
(18)はセパレーターで、その両端部のねじ(19)には
端子(20)をストッパー(21)まで螺合する。(22)は
堰板(A)の適当箇所に穿った通孔である。
次にその締付金具の使用法を説明する。両側堰板(A)
を立ててその通孔(22)に端子(20)付きセパレーター
(18)の両端ねじ(19)をそれぞれ挿通し、そのねじ
(19)の突出部に締付杆(1)のねじ孔(16)をねじ込
んで端子(20)と締付杆(1)の鍔(2)とにより堰板
(A)を挾持する。
而して、第5図に示すように堰板(A)の外側に縦横の
ばた(B)、(C)、(C)を組合わせて型枠を組立て
る場合には、堰板(A)の外面に縦ばた(B)を配置し
た後、上下より横ばた(C)、(C)を受け具()と
押え座金(13)の接合面(11)、(12)との間にそれぞ
れ挿入してナット(15)をねじ込めば、堰板(A)と横
ばた(C)、(C)の間に受け具()を挾持してその
受け具()が型枠の締付部における堰板(A)と横ば
た(C)、(C)の間隔保持作用をなし、端子(20)と
押え座金(13)とで堰板(A)と縦横のばた(B)、
(C)、(C)を挾持して堰板(A)を外側へ引出すこ
となく堅固に一体に締付け固定すると共に、両側堰板
(A)の間隔を所定に保持して型枠を構成する。
一方、第6図に示すように堰板(A)の外側に横ばた
(C)、(C)のみを組合わせて型枠を組立てる場合に
は、締付金具(a)を取付けた後、受け具()を外側
へ移動し上下より横ばた(C)、(C)を堰板(A)と
受け具()の接合面(7)、(8)との間にそれぞれ
挿入してナット(10)をねじ込むと、端子(20)と受け
具()とで堰板(A)と横ばた(C)、(C)を挾持
して堅固に一体に締付け固定すると共に、両側堰板
(A)の間隔を所定に保持して型枠を構成する。
第7図乃至第12図に示すこの考案の他の実施例は、縦横
のばたに角パイプを使用するもので、その構造を図面に
ついて説明すれば、(B1)は角パイプの縦ばた、(C1)、(C
1)は上下一対の角パイプの横ばたである。
(a1)はコンクリート型枠の締付金具を示し、(91 )は締付
金具(a1)の横ばた受け具で、外周が断面六角形の横筒体
(41)の外側部の上方に四角板の短座片(51)を、下方には
形の長座片(61)をそれぞれ突設しその上下の座片
(51)、(61)の内側面に横ばた(C1)、(C1)との直状接合面
(71)、(81)をそれぞれ形成して成る。(131)は押え座金
で、開放部が内側へ向かうU字形断面になし、内側上下
に横ばた(C1)、(C1)との直状接合面(111)、(121)を形成
して中央部に中心孔(141)を設ける。その他の符号は第
1図乃至第6図におけると同一部分を示す。
この構造のものにおいても、上記と同様に作用する。
(考案の効果) この考案のコンクリート型枠締付金具は、下記のような
顕著な効果を有する。
(1)堰板の外側に縦横のばたを組合わせて型枠を組立
てる場合は、横ばた受け具が型枠の締付杆で締付ける締
付部における堰板と横ばたの間隔保持作用をなし、ナッ
トを強くねじ込んでも上記締付部において締付杆によっ
て堰板が外側へ引出され膨出して変形するのを防止し、
常に堰板を平坦に保って型枠を堅固に締付けることがで
き、型枠を締付けるとき締付杆による締付け過ぎが防止
されて作業し易い上に、横ばたを堰板に確実に締付け固
定してコンクリート壁を正確に形成し得る。
更に、堰板の外側に横ばたのみを組合わせて型枠を組立
てる場合は、横ばた受け具によって型枠を堅固に組立て
ることができ、堰板の外側に縦横のばたを組合わせる場
合と、横ばたのみを組合わせる場合の両方に兼用し得て
作業上至便である。
(2)締付杆、横ばた受け具、ナット、押え座金、ナッ
トが一体状態であるから、取扱い上便利である上に、安
全上有益である。
(3)横ばた受け具は、その上方座片が短かくて下方座
片が長いから、常に上記上下の座片が上下方向に向いた
状態で静止する。従って、上下より横ばたを縦ばたと多
数の押え座金の接合面との間、または堰板と多数の横ば
た受け具の接合面との間にそれぞれ挿入するとき、その
横ばたの挿入操作を容易迅速になし得られ、手数を節減
して作業能率を向上する。
(4)横ばた受け具は、上方座片が短かくて材料を節減
できる。
(5)構造が簡単で容易安価に製作し得られ、作動は軽
快円滑である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るコンクリート型枠締
付金具の正断面図、第2図はその横ばた受け具の正面
図、第3図は側面図、第4図は斜面図、第5図は同上コ
ンクリート型枠締付金具を使用して堰板の外側に縦横の
ばたを組合わせる型枠を組立てた状態の正断面図、第6
図は同上コンクリート型枠締付金具を使用して堰板の外
側に横ばたのみを組合わせる型枠を組立てた状態の正断
面図、第7図はこの考案の他の実施例に係るコンクリー
ト型枠締付金具の正断面図、第8図はその横ばた受け具
の正面図、第9図は側面図、第10図は斜面図、第11図は
同上コンクリート型枠締付金具を使用して堰板の外側に
縦横のばたを組合わせる型枠を組立てた状態の正断面
図、第12図は同上コンクリート型枠締付金具を使用して
堰板の外側に横ばたのみを組合わせる型枠を組立てた状
態の正断面図である。 (B)…縦ばた、(C)…横ばた、(a)…コンクリー
ト型枠締付金具、(1)…締付杆、(2)…鍔、(3)
…ねじ、(4)…横筒体、(5)…短座片、(6)…長
座片、(7)、(8)…接合面()…横ばた受け具、
(10)…ナット、(11)、(12)…接合面、(13)…押
え座金、(14)…中心孔、(15)…ナット、(l)…長
さ、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】締付杆の内側端に鍔を、外側部にねじをそ
    れぞれ設け、上記締付杆の内側部には、横筒体の上方に
    短座片を、下方に長座片をそれぞれ突設しその上下の座
    片の内側面に上下の横ばたとの接合面をそれぞれ形成し
    て成る横ばた受け具の横筒体を遊嵌し、該横ばた受け具
    の外側において上記ねじにナットを螺合し、上記締付杆
    の外側部には、内側上下に上下の横ばたとの接合面を形
    成した押え座金の中心孔を遊嵌し、該押え座金の外側に
    おいて上記ねじにナットを螺合すると共に、上記横ばた
    受け具の横筒体の内側端面を上記締付杆の鍔の外側面に
    当てたとき、締付杆の内側端面と横ばた受け具の上下座
    片の外側面との間の長さが縦ばたの外径とほぼ等しくな
    るようにしてなるコンクリート型枠締付金具。
JP11803990U 1990-11-09 1990-11-09 コンクリート型枠締付金具 Expired - Lifetime JPH076355Y2 (ja)

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