JP3022508U - パイプハンガーの中間支持金具 - Google Patents
パイプハンガーの中間支持金具Info
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- JP3022508U JP3022508U JP1995009545U JP954595U JP3022508U JP 3022508 U JP3022508 U JP 3022508U JP 1995009545 U JP1995009545 U JP 1995009545U JP 954595 U JP954595 U JP 954595U JP 3022508 U JP3022508 U JP 3022508U
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- bolt
- space
- fitting
- fitting groove
- wedge
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間に雄ねじを有していない吊りボルトの中
間にパイプハンガーを増設する際に使用するのに適した
中間支持金具を提供する。 【解決手段】 一方端部は、吊りボルト2の嵌入溝11
aaを上下方向に有し、この嵌入溝11aaにその側面
から楔形キー11bを挿入可能な空間11abを形成
し、また、他方端部はダクターチャンネル3の支持部1
1acを形成した支持金具本体11aと、吊りボルト2
が嵌入溝11aaに嵌入状態の時、空間11abに挿入
され、嵌入溝11aaの底部とで吊りボルト2を挟持す
る楔形キー11bと、空間11abに挿入され、その締
めつけによって楔形キー11bを空間に押し込み、吊り
ボルト2を強固に挟持するボルト11c及びセレイトナ
ット11dと、支持部11acとでダクターチャンネル
3を挟持し、ボルト11fの締め込みによってダクター
チャンネル3を保持する受けナット11gを備える。
間にパイプハンガーを増設する際に使用するのに適した
中間支持金具を提供する。 【解決手段】 一方端部は、吊りボルト2の嵌入溝11
aaを上下方向に有し、この嵌入溝11aaにその側面
から楔形キー11bを挿入可能な空間11abを形成
し、また、他方端部はダクターチャンネル3の支持部1
1acを形成した支持金具本体11aと、吊りボルト2
が嵌入溝11aaに嵌入状態の時、空間11abに挿入
され、嵌入溝11aaの底部とで吊りボルト2を挟持す
る楔形キー11bと、空間11abに挿入され、その締
めつけによって楔形キー11bを空間に押し込み、吊り
ボルト2を強固に挟持するボルト11c及びセレイトナ
ット11dと、支持部11acとでダクターチャンネル
3を挟持し、ボルト11fの締め込みによってダクター
チャンネル3を保持する受けナット11gを備える。
Description
【0001】
本考案は、既設の吊りボルト、特に中間に雄ねじを形成していない吊りボルト の中間にパイプハンガーを増設する際に使用するのに適した中間支持金具に関す るものである。
【0002】
この種の中間支持金具として、従来は、軸方向全域に雄ねじを設けた全ねじタ イプの吊りボルト用のものが多かった。この全ねじタイプの吊りボルト用のもの は、中間支持金具の両側からナットで位置決めしつつ固定する構造である。
【0003】 ところで、最近では、吊りボルトは、前記した全ねじタイプのものだけではな く、両端部のみに雄ねじを設けた両端ねじタイプのものも使用されるようになっ てきた。この両端ねじタイプの吊りボルトの中間に、中間支持金具を取り付けよ うとした場合には、前記した構成の中間支持金具は使用できず、例えば図3に示 すようなものが使用されている。
【0004】 この中間支持金具1は、吊りボルト2を、支持金具本体1aと挟持金具1bと で挟み込み、吊りボルト2を挟む2本のボルト1cを締めつけることで、吊りボ ルト2の中間所定位置に位置決め固定するものである。なお、図3中の1dは前 記支持金具本体1aと受け金具1eとでダクターチャンネル3を保持すべく締め つけるボルトである。
【0005】
しかしながら、図3に示す構造の中間支持金具1では、吊りボルト2に対する 位置決め固定を、ボルト1cの締めつけ力だけに頼っているので、強固な固定が 行えず、大荷重に耐えることができないという問題があった。また、その位置決 め固定も、2本のボルト1cの締めつけを必要とするので、時間がかかり、かつ 、容易に位置決めが行えなかった。
【0006】 本考案は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであり、両端ねじタイ プの吊りボルトの中間に、強固にかつ容易に位置決めできる中間支持金具を提供 することを目的としている。
【0007】
上記した目的を達成するために、本考案のパイプハンガーの中間支持金具は、 吊りボルトの中間に位置決め固定され、その固定位置にパイプハンガーを取り付 ける中間支持金具であって、一方端部は、吊りボルトの嵌入溝を上下方向に有す ると共に、この嵌入溝にその側面から楔形キーを挿入可能な空間を形成し、また 、他方端部にはダクターチャンネルの支持部を形成した支持金具本体と、吊りボ ルトが前記嵌入溝に嵌入した状態の時、前記空間に挿入され、嵌入溝の底部とで 吊りボルトを挟持する楔形キーと、同じく前記空間に挿入され、その締めつけに よって前記楔形キーを空間に押し込み、吊りボルトを強固に螺締めするボルト及 びこのボルトに螺合するナットと、前記支持部とでダクターチャンネルを挟持し 、ボルトの締め込みによってダクターチャンネルを保持する受けナットを備えて いるのである。
【0008】
本考案のパイプハンガーの中間支持金具は、支持金具本体と楔形キー、及び2 本のボルトと、これらそれぞれのボルトに螺合するナット,受けナットとで構成 されている。
【0009】 そして、この内の支持金具本体は、その一方端部には、吊りボルトの嵌入溝を 上下方向に有すると共に、この嵌入溝にその側面から楔形キーを挿入可能な空間 を形成し、また、他方端部にはダクターチャンネルの支持部を形成している。な お、ダクターチャンネルの支持部は、ダクターチャンネルの支持方向によって、 若干その形状が異なる。
【0010】 また、楔形キーは、吊りボルトが支持金具本体の前記嵌入溝に嵌入した状態の 時、前記空間に挿入され、嵌入溝の底部とで吊りボルトを挟持するためのもので ある。 また、一方のボルトとナットは、前記楔形キーと同様に前記空間に挿入され、 その締めつけによって楔形キーを空間に押し込み、吊りボルトを強固に挟持する ためのものである。
【0011】 また、他方のボルトと受けナットは、支持金具本体の前記支持部とでダクター チャンネルを挟持し、ボルトの締め込みによってダクターチャンネルを保持する ためのものである。 なお、ナット及び受けナットには、緩み止めを防止するための適宜の手段を講 じておくことはいうまでもない。
【0012】
以下、本考案のパイプハンガーの中間支持金具を図1及び図2に示す実施例に 基づいて説明する。 図1は本考案に係るパイプハンガーの中間支持金具の第1実施例を示す分解斜 視図、図2は同じく第2実施例を示す分解斜視図である。
【0013】 図1及び図2において、11は吊りボルト2の中間に位置決め固定され、その 固定位置にパイプハンガーを取り付ける本考案の中間支持金具であって、以下に 説明するような構成である。
【0014】 すなわち、中間支持金具11を構成する主要構成部品である支持金具本体11 aは、その一方端部には、吊りボルト2を嵌入するための、例えば平面視U字状 の嵌入溝11aaを上下方向に貫通形成すると共に、この嵌入溝11aaにその 側面から後述する楔形キー11bを挿入可能な、例えば側面視U字状の空間11 abを形成しており、また、他方端部には、ダクターチャンネル3の支持部11 acを形成している。
【0015】 そして、このうちの支持部11acは、ダクターチャンネル3の支持方向によ り、例えば図1に示すものでは、正面視コ字状に、また、図2に示すものでは、 側面視コ字状に形成されている。なお、本実施例は支持金具本体11aの他方端 部に、これら支持部11acを取り付けたものを示している。
【0016】 11bは、吊りボルト2が前記嵌入溝11aaに嵌入した状態の時、前記空間 11abに挿入され、嵌入溝11aaの底部とで吊りボルト2を挟持する楔形キ ーであり、例えば空間11abのU字状内壁面に沿って移動自在なように、同様 に側面視U字状に折り曲げ形成され、平面視が楔形になっている。
【0017】 11cは、前記空間11ab内に挿入された楔形キー11bの、側面視U字状 の空間11baに挿入されるボルトであり、このボルト11cに螺合する、例え ば緩み止め用セレイトナット11dを締めつけることにより、前記楔形キー11 bを空間11abに押し込み、吊りボルト2を強固に挟持する。なお、11eは ワッシャである。
【0018】 11fは支持金具本体11aの他方端部に穿設された開孔11adに貫通され るボルトであり、このボルト11fに螺合し、ダクターチャンネル3内に配置さ れる受けナット11gと、前記支持部11acとでダクターチャンネル3を挟持 し、ボルト11fの締め込みによってダクターチャンネル3を保持する。
【0019】 本考案に係るパイプハンガーの中間支持金具11は上記したような構成であり 、図1に示す中間支持金具11〔支持金具本体11a:厚さ2.3mmの熱延鋼 板製,楔形キー11b:ステンレス鋼製,ボルト11c:M8×60mm,ボル ト11f:W3/8×25mm,受けナット11g:W3/8PSナット〕を使 用し、W1/2の両端ねじタイプの吊りボルトのねじを設けていない中間部分( φ11mmの丸棒部分)に取り付け〔ボルト11cの締めつけトルク180〜2 00kg-cm 、ボルト11fの締めつけトルク150〜180kg-cm 〕、ダクター チャンネル3の中間にバランス良く荷重をかけたところ、載荷荷重が265kg の場合でも異常なかった。
【0020】
以上説明したように、本考案のパイプハンガーの中間支持金具では、吊りボル トの挟持力(ボルトの締めつけ力)を楔形キーによって増大させているので、ね じ部以外の丸棒部分でも強固に取り付けることができる。また、一本のボルトで 取り付けることができるので、位置決めが容易に行える。
【図1】本考案に係るパイプハンガーの中間支持金具の
第1実施例を示す分解斜視図である。
第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】本考案に係るパイプハンガーの中間支持金具の
第2実施例を示す分解斜視図である。
第2実施例を示す分解斜視図である。
【図3】(a)は従来のパイプハンガーの1例を示す分
解斜視図、(b)は使用状態を示す参考図である。
解斜視図、(b)は使用状態を示す参考図である。
2 吊りボルト 3 ダクターチャンネル 11 中間支持金具 11a 支持金具本体 11aa 嵌入溝 11ab 空間 11ac 支持部 11b 楔形キー 11c ボルト 11d セレイトナット 11f ボルト 11g 受けナット
Claims (1)
- 【請求項1】 吊りボルトの中間に位置決め固定され、
その固定位置にパイプハンガーを取り付ける中間支持金
具であって、一方端部は、吊りボルトの嵌入溝を上下方
向に有すると共に、この嵌入溝にその側面から楔形キー
を挿入可能な空間を形成し、また、他方端部にはダクタ
ーチャンネルの支持部を形成した支持金具本体と、吊り
ボルトが前記嵌入溝に嵌入した状態の時、前記空間に挿
入され、嵌入溝の底部とで吊りボルトを挟持する楔形キ
ーと、同じく前記空間に挿入され、その締めつけによっ
て前記楔形キーを空間に押し込み、吊りボルトを強固に
螺締めするボルト及びこのボルトに螺合するナットと、
前記支持部とでダクターチャンネルを挟持し、ボルトの
締め込みによってダクターチャンネルを保持する受けナ
ットを備えたことを特徴とするパイプハンガーの中間支
持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009545U JP3022508U (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | パイプハンガーの中間支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995009545U JP3022508U (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | パイプハンガーの中間支持金具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3022508U true JP3022508U (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=43157812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995009545U Expired - Lifetime JP3022508U (ja) | 1995-09-08 | 1995-09-08 | パイプハンガーの中間支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3022508U (ja) |
-
1995
- 1995-09-08 JP JP1995009545U patent/JP3022508U/ja not_active Expired - Lifetime
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